JPH09265808A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH09265808A
JPH09265808A JP8077962A JP7796296A JPH09265808A JP H09265808 A JPH09265808 A JP H09265808A JP 8077962 A JP8077962 A JP 8077962A JP 7796296 A JP7796296 A JP 7796296A JP H09265808 A JPH09265808 A JP H09265808A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネルの中央部に取り付けた照明器具によ
り、車道のみならず両側の壁面を明るく照明する。 【解決手段】 低圧ナトリウムランプLを、トンネルの
長手方向に沿って配置する。低圧ナトリウムランプLを
覆う反射体21について、発光部18の長手方向に沿った側
部反射面24,24を鏡面とする一方、天部反射面23をつや
消しにする。照射開口22を覆う透光性カバー31につい
て、下方の正面透光部33および側方の側部透光部34,34
を透明にする一方、発光部18の長手方向の端部に位置す
る端部透光部35,35に拡散処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線状光源を備えた
照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、トンネルの天井の中央部
に取り付けられ、両側の車道および歩道を照明する照明
器具が知られている。そして、この照明器具は、線状に
発光するナトリウムランプをトンネルの長手方向に沿っ
て配置するとともに、反射体には、ナトリウムランプの
上面に対向する天部反射面と、ナトリウムランプの長手
方向に沿った側部に対向する側部反射面とが形成されて
いる。そこで、ナトリウムランプから照射された光線
は、各反射面で反射され、ナトリウムランプの長手方向
に沿った方向から見た鉛直配光の配光曲線(いわゆるB
−B配光)は、両側の斜め下方に向かってそれぞれピー
クを有するいわゆるツインバット配光となり、両側の車
道を有効に照明するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、側方の水平方向に近い部分の光度を高め
ることが困難で、車道の外側に位置するトンネルの壁面
あるいは歩道が暗くなりやすく、歩道を照明する別個の
照明器具が必要になるなどの問題を有している。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、側方の広い範囲の配光を大きくし、また、配光特
性を向上できる照明器具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、線状をなす光源と;この光源を内包する反射体と;
この反射体の照射開口側を覆い、正面透光部と、この正
面透光部から光源の長手方向に沿った側部に位置して反
射体側に立ち上げられた側部透光部と、正面透光部から
光源の端部に位置して反射体側に立ち上げられ、かつ、
側部透光部より拡散性の大きい端部透光部とを設けた透
光性カバーと;を具備したものである。
【0006】そして、この構成では、光源の長手方向に
沿った方向から見た鉛直方向の配光特性について、両側
にそれぞれピークを有し、かつ、水平方向に近い部分の
配光が容易に大きくなる配光が実現される。
【0007】請求項2記載の照明器具は、線状をなす光
源と;この光源を内包する反射体と;この反射体の照射
開口側を覆い、透明な正面透光部と、この正面透光部か
ら光源の長手方向に沿った側部に位置して反射体側に立
ち上げられた透明な側部透光部と、正面透光部から光源
の端部に位置して反射体側に立ち上げられた拡散透過性
を有する端部透光部とを設けた透光性カバーと;を具備
したものである。
【0008】そして、この構成では、光源の長手方向に
沿った方向から見た鉛直方向の配光特性について、両側
にそれぞれピークを有し、かつ、水平方向に近い部分の
配光が容易に大きくなる配光が実現される。
【0009】請求項3記載の照明器具は、線状をなす光
源と;この光源を内包し、照射開口と、この照射開口に
対向する天部反射面と、光源の長手方向に沿った側部に
対向し、かつ、天部反射面より反射率の大きい側部反射
面とを設けた反射体と;を具備したものである。
【0010】そして、この構成では、光源の長手方向に
沿った方向から見た鉛直方向の配光特性について、両側
にそれぞれピークを有し、かつ、水平方向に近い部分の
配光が容易に大きくなる配光が実現される。
【0011】請求項4記載の照明器具は、線状をなす光
源と;この光源を内包し、照射開口と、この照射開口に
対向し拡散反射を行う天部反射面と、光源の長手方向に
沿った側部に対向し鏡面反射を行う側部反射面とを設け
た反射体と;を具備したものである。
【0012】そして、この構成では、光源の長手方向に
沿った方向から見た鉛直方向の配光特性について、両側
にそれぞれピークを有し、かつ、水平方向に近い部分の
配光が容易に大きくなる配光が実現される。
【0013】請求項5記載の照明器具は、線状をなす一
対の発光部を互いに略平行に配置した光源と;この光源
を内包し、照射開口と、この照射開口に対向する天部反
射面と、光源の長手方向に沿った側部に対向する側部反
射面とを設けた反射体と;各発光部を天部反射面に対し
て平行な状態から僅かに傾斜し、かつ、各発光部を互い
に天部反射面に対して垂直方向に配置した状態で支持す
る支持手段と;を具備したものである。
【0014】そして、この構成では、光源の長手方向に
沿った方向から見た鉛直方向の配光特性について、両側
のそれぞれのピークに輝度の小さい部分が生じることが
抑制され、配光の質が向上する。
【0015】請求項6記載の照明器具は、請求項5記載
の照明器具において、光源は、天部反射面に対して2度
以上3度以下の範囲で傾斜するものである。
【0016】そして、この構成では、両側のそれぞれの
ピークに輝度の小さい部分が生じることが効果的に抑制
され、配光の質が向上する。
【0017】請求項7記載の照明器具は、請求項1ない
し6いずれか一記載の照明器具において、トンネルの天
井の略中央部に、光源の長手方向をトンネルの長手方向
に沿わせた状態で取り付けられる灯体を具備したもので
ある。
【0018】そして、この構成では、トンネルの両側の
配光特性を向上し、中央に設けた照明器具により、壁面
などの照明が可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明器具の一実施
の形態を図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明の照明器具の一実施の形態
を示す一部を切り欠いた端面図であり、図2は、同上照
明器具の正面図すなわち底面図であり、図3は、同上照
明器具の側面図であり、図4は、同上照明器具の回路図
である。また、表1は、従来の照明器具の配光特性を示
す表であり、表2は、本実施の形態の照明器具の配光特
性の予測値を示す表であり、表3は、本実施の形態の照
明器具の配光特性の実測値を示す表である。さらに、図
5は、本実施の形態の照明器具の鉛直配光の配光曲線で
あり、図6は、従来の照明器具の鉛直配光の配光曲線で
ある。
【0021】そして、図1ないし図3において、1は照
明器具で、この照明器具1は、例えば、トンネル内の天
井面の中央部に沿って所定間隔で直付設置されている。
また、この照明器具1は、下面を開口した略箱状をなす
器具本体2と、この器具本体2の一端部に接続された収
納箱3とを備え、これら器具本体2と収納箱3とによ
り、防噴流形の防水性能を備えた灯体5が構成されてい
る。そして、この灯体5は、複数、例えば4個の取付脚
6により、トンネルの天井面に直付設置されている。
【0022】そして、器具本体2の他端部の内側には、
樹脂製のソケット板11を介して磁器性のランプソケット
12が取り付けられ、このランプソケット12に、光源とし
ての低圧ナトリウムランプLが装着されている。また、
この低圧ナトリウムランプLは、一端に口金15を有した
外管16を備え、この外管16の内側に、略U字状に屈曲し
た発光管17を収納し、この発光管17により、互いに平行
に配置された一対の細長形状の発光部18,18が構成され
ている。
【0023】また、器具本体2には、この低圧ナトリウ
ムランプLを内包するようにして、反射板である反射体
21が取り付けられている。そして、この反射体21は、下
側に照射開口22が設けられ、低圧ナトリウムランプLの
上側に対向する天部反射面23と、この天部反射面23の両
側から屈曲されて低圧ナトリウムランプLの長手方向に
沿った側部に対向する一対の側部反射面24,24とが一体
に形成されている。そして、天部反射面23は、断面弧状
をなす天部中央反射面23a と、この天部中央反射面23a
の両側に連続し、上側に向かって拡開状に傾斜した天部
側方反射面23b,23b とからなり、それぞれ拡散反射性
を有するつや消しに形成されている。これに対して、側
部反射面24,24は、それぞれ断面弧状をなし、電解研磨
により鏡面に形成されており、天部反射面23より側部反
射面24,24の反射率が大きく形成されている。
【0024】さらに、反射体21の天部中央反射面23a に
は、支持手段を構成するランプホルダ26が取り付けら
れ、低圧ナトリウムランプLの外管16の先端部近傍を支
持している。そして、この状態で、低圧ナトリウムラン
プLは、ほぼ天部中央反射面23a と平行な水平である
が、先端側が僅かに上側に向くように2度以上3度以下
の範囲で傾斜して支持されている。
【0025】また、器具本体2の下側には、照射開口22
を覆う透光性カバー31が備えられている。そして、この
透光性カバー31は、透明なアクリルにより一体的に形成
され、照射開口22の下側に対向する水平状の正面透光部
33と、この正面透光部33の両側部から上方に拡開状に傾
斜して立ち上げられた一対の側部透光部34,34と、正面
透光部33の両端部から上方に拡開状に傾斜して立ち上げ
られた一対の端部透光部35,35とを備え、ペン皿状に形
成されている。そして、正面透光部33および側部透光部
34,34は、素材の材質に従い透明であるが、端部透光部
35,35の内面あるいは外面には、拡散処理(つや消し)
が行われてフロスト状とされ、正面透光部33および側部
透光部34,34に対して、端部透光部35,35は拡散性が大
きくなっている。
【0026】さらに、この透光性カバー31には、平面矩
形枠状の前面枠37が取り付けらている。そして、この前
面枠37は、一側が複数のヒンジ38により器具本体2に回
動可能に軸支され、他側部が複数のラッチ39により器具
本体2に係脱可能になっている。そして、これらラッチ
39を係合することにより、透光性カバー31あるいは前面
枠37がシリコーンスポンジ製などのパッキン40を介して
器具本体2に押し付けられ、器具本体2の開口部2aを開
閉可能かつ液密に覆うようになっている。
【0027】また、器具本体2の内側には反射体21の上
側方に位置して、安定器42が取り付けられているととも
に、収納箱3内に位置して、点灯ユニット43と、バッテ
リー44とが収納されている。さらに、器具本体2には、
電源線を接続するコネクタ46が設けられている。また、
収納箱3には、バッテリー44の交換などに用いる蓋部47
が設けられており、ヒンジ48により軸支され、トランク
ラッチ49により閉じた状態に係合保持されている。
【0028】そして、図4に示すように、点灯ユニット
43に、ランプソケット12、安定器42、コネクタ46、バッ
テリー44などが接続され、回路が構成されている。な
お、51はヒューズで、このヒューズ51は、バッテリー44
に直列に接続されている。また、これらバッテリー44お
よびヒューズ51は、コネクタ52を介して点灯ユニット43
に接続されている。さらに、図2に示す53はバッテリー
44の充電モニタである。
【0029】そして、本実施の形態では、低圧ナトリウ
ムランプLがトンネルの長手方向に沿うようにして、灯
体5をトンネルの天井の中央部に取り付ける。この状態
で、低圧ナトリウムランプLを点灯すると、照射された
光線は、反射体21の側部反射面24,24により反射され、
透光性カバー31を介して、主として両側の斜め下方(図
1に示すX方向)に向かって照射される。この状態で、
低圧ナトリウムランプLの長手方向に沿った方向から見
た鉛直配光の配光曲線(いわゆるB−B配光)は、両側
の斜め下方に向かってそれぞれピークを有するいわゆる
ツインバット配光となり、両側の車道などが有効に照明
される。
【0030】さらに、本実施の形態によれば、反射体21
について、低圧ナトリウムランプLの長手方向に沿った
側部に対向する一対の側部反射面24,24を鏡面とする一
方、低圧ナトリウムランプLの上側に対向する天部反射
面23を拡散反射性を有するつや消しとしているととも
に、照射開口22を覆う透光性カバー31について、正面透
光部33および側部透光部34,34を透明とする一方、低圧
ナトリウムランプLの端部側に立ち上げた端部透光部3
5,35に拡散処理を施している。そこで、上記のいわゆ
るB−B配光の配光特性について、例えば、垂直方向か
ら光源を中心として70度以上90度の部分の光度を例
えば2倍以上に大きくし、水平方向に近い部分の配光が
大きくなる配光を容易に実現できる。従って、この照明
器具1では、車道のみならず、この車道の外側に位置す
る歩道やトンネルの壁面も照明することができる。そし
て、トンネルの壁面を明るくすることにより、壁面に取
り付ける照明器具などがなくとも、歩行者が歩きやすく
なるとともに、暗いイメージを軽減することができる、
全体に明るく感じさせることができる。
【0031】次に、鉛直方向のB−B配光の配光特性に
ついて、表1ないし表3により、従来の構成に比べた予
測データならびに実測データを示す。なお、表中の単位
は、cd /1000 lm である。また、θは垂直方向を0度と
して、この垂直方向からの光源を中心として垂直方向に
回転する角度である。さらに、ψは光源である低圧ナト
リウムランプLの長手方向に沿った一方向を0度とし
て、この光源の中心を中心として水平方向に回転する角
度である。そして、これらの表に示すように、特に、B
−B配光について、θが80度以上の範囲を明るくでき
ることが分かった。
【0032】
【表1】
【表2】
【表3】 また、低圧ナトリウムランプLは、2本の発光部18,18
を有しており、これら発光部18,18を反射体21に平行に
配置すると、バット配光の両側の50度から60度の範
囲に形成される光度のピークに、光度が部分的に低下す
るいわゆる光度の割れ(配光の割れ)が生じやすくなる
が本実施の形態では、低圧ナトリウムランプLは、発光
部18,18が上下に互いに平行に並び、かつ、ランプソケ
ット12およびランプホルダ26により、ほぼ天部中央反射
面23a と平行な水平に、かつ、先端側が僅かに上側に向
くように2度以上3度以下の範囲で傾斜して支持するた
め、そこで、バット配光の両側の50度から60度の範
囲に形成される光度のピークについて、光度の割れを抑
制し、照明の質を向上し、光度の向上を図ることができ
る。なお、低圧ナトリウムランプLなど線状の光源の傾
斜を大きくしすぎると、投影面積が小さくなり、効率が
低下する。
【0033】次に、鉛直方向のB−B配光の配光特性に
ついて、図5および図6により、従来の構成に比べたデ
ータを示す。なお、図中、線B−Bが、光源である低圧
ナトリウムランプLの長手方向に沿った方向から見た、
すなわち低圧ナトリウムランプLの長手方向と直交する
鉛直面で空間を切断した配光曲線であり、線A−Aは、
低圧ナトリウムランプLの長手方向と直交する方向から
見た配光曲線であり、さらに、線C−Cは低圧ナトリウ
ムランプLの長手方向から水平面上で45度回転した方
向から見た配光曲線である。そして、これらの図に示す
ように、B−B配光のピークにおいて、光度の割れを解
消できることが分かった。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、透光
性カバーの側部透光部より端部透光部の拡散性を大きく
したため、光源の長手方向に沿った方向から見た鉛直方
向の配光特性について、両側にそれぞれピークを有し、
かつ、水平方向に近い部分の配光が大きくなる配光を容
易に実現できる。
【0035】請求項2記載の照明器具によれば、透光性
カバーの正面透光部および側部透光部を透明にし、端部
透光部を拡散透過性としたため、光源の長手方向に沿っ
た方向から見た鉛直方向の配光特性について、両側にそ
れぞれピークを有し、かつ、水平方向に近い部分の配光
が大きくなる配光を容易に実現できる。
【0036】請求項3記載の照明器具によれば、反射体
の天部反射面より側部反射面の反射率を大きくしたた
め、光源の長手方向に沿った方向から見た鉛直方向の配
光特性について、両側にそれぞれピークを有し、かつ、
水平方向に近い部分の配光が大きくなる配光を容易に実
現できる。
【0037】請求項4記載の照明器具によれば、反射体
の天部反射面で拡散反射を行い側部反射面で鏡面反射を
行うことにより、光源の長手方向に沿った方向から見た
鉛直方向の配光特性について、両側にそれぞれピークを
有し、かつ、水平方向に近い部分の配光が大きくなる配
光を容易に実現できる。
【0038】請求項5記載の照明器具によれば、線状を
なす一対の発光部を互いに略平行に配置した光源を、天
部反射面に対して平行な状態から僅かに傾斜し、かつ、
各発光部を互いに天部反射面に対して垂直方向に配置し
た状態で支持したため、光源の長手方向に沿った方向か
ら見た鉛直方向の配光特性について、両側のそれぞれの
ピークに輝度の小さい部分が生じることを抑制し、配光
の質を向上することができる。
【0039】請求項6記載の照明器具によれば、請求項
5記載の効果に加え、光源を、天部反射面に対して2度
以上3度以下の範囲で傾斜させることにより、両側のそ
れぞれのピークに輝度の小さい部分が生じることを効果
的に抑制し、配光の質を向上することができる。
【0040】請求項7記載の照明器具によれば、請求項
1ないし6いずれか一記載の効果に加え、トンネルの両
側の配光特性を向上し、中央に設けた照明器具により、
壁面などを効果的に照明することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施の形態を示す一部を
切り欠いた端面図である。
【図2】同上同上照明器具の正面図である。
【図3】同上照明器具の側面図である。
【図4】同上照明器具の回路図である。
【図5】本実施の形態の照明器具の鉛直配光の配光曲線
である。
【図6】従来の照明器具の鉛直配光の配光曲線である。
【符号の説明】
1 照明器具 5 灯体 18 発光部 21 反射体 22 照射開口 23 天部反射面 24 側部反射面 26 支持手段としてのランプホルダ 31 透光性カバー 33 正面透光部 34 側部透光部 35 端部透光部 L 光源としての低圧ナトリウムランプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状をなす光源と;この光源を内包する
    反射体と;この反射体の照射開口側を覆い、正面透光部
    と、この正面透光部から光源の長手方向に沿った側部に
    位置して反射体側に立ち上げられた側部透光部と、正面
    透光部から光源の端部に位置して反射体側に立ち上げら
    れ、かつ、側部透光部より拡散性の大きい端部透光部と
    を設けた透光性カバーと;を具備したことを特徴とする
    照明器具。
  2. 【請求項2】 線状をなす光源と;この光源を内包する
    反射体と;この反射体の照射開口側を覆い、透明な正面
    透光部と、この正面透光部から光源の長手方向に沿った
    側部に位置して反射体側に立ち上げられた透明な側部透
    光部と、正面透光部から光源の端部に位置して反射体側
    に立ち上げられた拡散透過性を有する端部透光部とを設
    けた透光性カバーと;を具備したことを特徴とする照明
    器具。
  3. 【請求項3】 線状をなす光源と;この光源を内包し、
    照射開口と、この照射開口に対向する天部反射面と、光
    源の長手方向に沿った側部に対向し、かつ、天部反射面
    より反射率の大きい側部反射面とを設けた反射体と;を
    具備したことを特徴とする照明器具。
  4. 【請求項4】 線状をなす光源と;この光源を内包し、
    照射開口と、この照射開口に対向し拡散反射を行う天部
    反射面と、光源の長手方向に沿った側部に対向し鏡面反
    射を行う側部反射面とを設けた反射体と;を具備したこ
    とを特徴とする照明器具。
  5. 【請求項5】 線状をなす一対の発光部を互いに略平行
    に配置した光源と;この光源を内包し、照射開口と、こ
    の照射開口に対向する天部反射面と、光源の長手方向に
    沿った側部に対向する側部反射面とを設けた反射体と;
    各発光部を天部反射面に対して平行な状態から僅かに傾
    斜し、かつ、各発光部を互いに天部反射面に対して垂直
    方向に配置した状態で支持する支持手段と;を具備した
    ことを特徴とする照明器具。
  6. 【請求項6】 光源は、天部反射面に対して2度以上3
    度以下の範囲で傾斜することを特徴とする請求項5記載
    の照明器具。
  7. 【請求項7】 トンネルの天井の略中央部に、光源の長
    手方向をトンネルの長手方向に沿わせた状態で取り付け
    られる灯体を具備したことを特徴とする請求項1ないし
    6いずれか一記載の照明器具。
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