JPH0773712A - トンネル用照明装置 - Google Patents

トンネル用照明装置

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Publication number
JPH0773712A
JPH0773712A JP23715793A JP23715793A JPH0773712A JP H0773712 A JPH0773712 A JP H0773712A JP 23715793 A JP23715793 A JP 23715793A JP 23715793 A JP23715793 A JP 23715793A JP H0773712 A JPH0773712 A JP H0773712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
tunnel
road
reflecting mirror
lighting device
Prior art date
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Pending
Application number
JP23715793A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoaki Tanuma
清昭 田沼
Masaki Horikoshi
真佐樹 堀越
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Publication date
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Publication of JPH0773712A publication Critical patent/JPH0773712A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】器具効率を上げることのでき、またトンネル内
の有効照射範囲を効果的に照明することができ、さらに
路面輝度の総合均斉度を上げることができるトンネル用
照明装置を提供することを目的とする。 【構造】光源を中心とする反射鏡3の横断面を道路側は
緩やかに構成し、歩道側の傾斜を大きく構成し、また道
路側の反射鏡の内部で光源の外側の斜め下方に位置して
縦方向に補助反射体9を配置し、さらに光源3の頂部反
射鏡を光源側に突出して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネル用照明装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトンネル用照明器具は、図7に示
すように、樋状に構成した反射鏡11の内部に、直管形
の光源12を配置して構成してある。また同反射鏡11
と、光源12を照明器具本体に収納し、例えば60度の
角度を有してトンネル内の壁面に固定して構成してあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した図7
に示す構造によると、図に示すように、光源から反射鏡
11の頂部方向に照射し、光源に戻る反射光が多く、器
具効率が60パーセント程度と低い欠点がある。
【0004】また図7に示す構造の反射鏡11を照明器
具本体に収納し、60度の角度を有してトンネル内の壁
面に固定した場合、反射光の一部がトンネル内の上方部
に反射し、トンネル内の有効照射に寄与しない欠点があ
る。
【0005】また上記した照明器具の内部に、例えば5
5ワットの低圧ナトリウムランプを収納してなる照明器
具を7メートルの間隔で設置すると、路面輝度は最大
8.05(cd/m2)で、最小5.62(cd/m2
で、平均輝度は7.26(cd/m2)となる。その結
果、路面の総合均斉度は0.77と低い欠点がある。
【0006】本発明は上記の点に鑑み発明したものであ
って、 器具効率を高めることができ、またトンネル内
の有効照射範囲を効果的に照明することができ、また路
面輝度の均斉度を上げることができるトンネル用照明装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次の構成とする。つまり、下面開口形の樋状
の反射鏡の内部に、直管形の光源を装着する。また光源
を中心とする反射鏡の横断面を、道路側の傾斜は緩やか
に構成し、歩道側の傾斜を大きく構成する。また道路側
の反射鏡の内部で光源の外側の斜め下方に位置して縦方
向に補助反射体を配置し、さらに光源の頂部の反射鏡を
光源側に突出して構成する。
【0008】
【作用】上記したトンネル用照明装置によると、光源を
中心とする反射鏡の横断面を、道路側の傾斜は緩やかに
構成し、歩道側の傾斜を大きく構成し、また道路側の反
射鏡の内部で光源の外側の斜め下方に位置して縦方向に
補助反射体を配置して構成してあるので、トンネルの天
井面に照射されていた反射光が下方に反射されるので、
歩道側の輝度が上がる特性がある。さらに光源の頂部の
反射鏡を光源側に突出して構成してあるので、器具効率
は向上し、トンネルの有効照射範囲を効果的に照明する
ことができる。またトンネル内の路面の均斉度は上昇す
る。
【0009】
【実施例】以下本発明を図1ないし図6について説明す
る。図1において、1は照明器具を設置するトンネルで
あって、高さは例えば7.3メートル、車道幅員7.0
メートル程度に構成してある。2はトンネルの内部で高
さ4.8メートル程度の壁面に7メートルの間隔で配置
してなる照明器具である。
【0010】図3において、3は照明器具本体4の内部
に配置してなる下面開口形の反射鏡、5は反射鏡3の内
部に装着してなる光源であって、図4に示すように、外
球6の内部に上下2段に発光管7,8を有して構成して
ある。また反射鏡3は光源を中心として、反射鏡の横断
面を、道路側の傾斜は緩やかに構成し、歩道側の傾斜を
大きく構成してある。 また同反射鏡3は光源の頂部の
反射鏡を光源側に突出して構成してある。
【0011】また道路側の反射鏡の内部で光源の外側の
斜め下方に位置し縦方向に補助反射体9を配置して構成
してある。
【0012】また上記した反射鏡は、図3に示すよう
に、反射鏡構成面を、歩道側A曲面と、B曲面で構成
し、歩道側をC曲面と、D曲面で構成し、また光源の頂
部付近を、光源側に突出するE曲面を下面を開放して連
接して構成する。またA曲面は図3に示すように、道路
側0度〜5度、歩道側0度〜5度の方向に反射するよう
に構成してあるので、図1に示す照明器具からトンネル
内のクロスする斜め下方隅部方向を中心に照明すること
ができる。またB曲面は道路側0度〜15度、歩道側0
度〜5度の方向に反射するように構成してあるので、A
曲面に比較し、道路側で広い範囲を照明する。またC曲
面は道路側0度〜2.5度、歩道側0度〜40度の方向
に反射するように構成してあるので、トンネル内におけ
る照明器具の真下方向を除く路面を中心に照明すること
ができる。またD曲面は道路側2.5度〜25度の方向
に反射するように構成してあるので、トンネル内のクロ
スする側壁面方向を主に照明することができる。また補
助反射体は、道路側50度〜80度の方向に反射するよ
うに構成してあるので、照明器具の真下方向を主に照明
することができる。
【0013】上記した照明器具を図1に示すように、ト
ンネルの内壁に60度の角度で、7メートルの間隔に設
置し、照明器具の内部に、55ワットの低圧ナトリウム
ランプを収納すると、路面の最大輝度は最大8.28
(cd/m2)で、最小5.72(cd/m2)で、平均
輝度は6.75(cd/m2)となる。その結果、路面の
総合均斉度は0.85と上がる。また器具効率は72パ
ーセントとなり、従来の構造に比較し改善される。器具
効率が向上するのは、反射鏡の構成壁A、B、C、Dの
改善と、反射鏡の構成壁Eに照射される反射光が光源に
戻らず両側に振り分けられることによるものである。ま
た補助反射体により、従来トンネルの天井面に照射され
ていた反射光が下方に反射されるので、歩道側の輝度が
上がる特性がある。その結果、路面から1.2メートル
の高さの壁面輝度が上がり、運転者の見え方がよくなり
快適性が増大する。
【0014】次に他の実施例を図5および図6について
説明する。反射鏡の構成は図3に示すものと同一である
ので説明を省略する。図3に示す構造は、反射鏡の内部
に発光管が直管形の1本で構成されている例えば180
ワットの高圧ナトリウムランプを収納して構成してもよ
い。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記のように、 光源を中心と
する反射鏡の横断面を、道路側の傾斜は緩やかに構成
し、歩道側の傾斜を大きく構成し、道路側の反射鏡の内
部で光源の外側の斜め下方に位置して縦方向に補助反射
体を配置し、さらに光源の頂部の反射鏡を光源側に突出
して構成したので、上記したように、器具効率を高める
ことができ、また路面の均斉度を上げることができ、さ
らにトンネル内の有効照射範囲を効果的に照明すること
ができる特有な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトンネル用照明装置の側面図。
【図2】本発明のトンネル用照明装置における照明器具
の側面図。
【図3】本発明のトンネル用照明装置における照明器具
の反射鏡の側面図。
【図4】本発明のトンネル用照明装置における照明器具
の反射鏡の他の側面図。
【図5】本発明のトンネル用照明装置における照明器具
に他の光源を装着したときの側面図。
【図6】本発明のトンネル用照明装置における照明器具
に他の光源を装着したときの他の側面図。
【図7】従来のトンネル用照明装置の側面図。
【符号の説明】
1 トンネル 2 照明器具 3 反射鏡 5 光源 6 外球 7,8発光管 9 補助反射体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面開口形の樋状の反射鏡の内部に、直管
    形の光源を装着してなるトンネル用照明装置において、 光源を中心とする反射鏡の横断面を、道路側の傾斜は緩
    やかに構成し、歩道側の傾斜を大きく構成し、また道路
    側の反射鏡の内部で光源の外側の斜め下方に位置して縦
    方向に補助反射体を配置し、さらに光源の頂部の反射鏡
    を光源側に突出して構成したトンネル用照明装置。
JP23715793A 1993-08-31 1993-08-31 トンネル用照明装置 Pending JPH0773712A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23715793A JPH0773712A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 トンネル用照明装置

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JP23715793A JPH0773712A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 トンネル用照明装置

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JPH0773712A true JPH0773712A (ja) 1995-03-17

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ID=17011249

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23715793A Pending JPH0773712A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 トンネル用照明装置

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JP (1) JPH0773712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084604A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Matsushita Electric Works Ltd トンネル照明方法
JP2010225559A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Nippon Expressway Research Institute Co Ltd トンネル照明器具、同器具に使用される反射板及びトンネル入口照明装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084604A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Matsushita Electric Works Ltd トンネル照明方法
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