JP2871045B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、上下2本にランプを配置する照明器具に関
する。
(従来の技術) 従来、例えば、天井埋込形の照明器具では、天井面に
施工される埋込口に埋め込まれる器具本体内に、下面に
照射開口を有する反射板を設けるとともに、この反射板
の内側にランプを配置している。
直管形のランプを2本用いる2灯式の照明器具の場
合、通常、照射開口に対して水平に2本のランプを配置
しているが、1灯式の照明器具に比べて、器具幅方向に
大形化するため、器具本体の価格および照射開口に配設
されるルーバやセードなどの価格が高くなっている。
また、例えば、特開平2−33803号公報に記載されて
いるように、照射開口に対して垂直な上下方向に2本の
ランプを配置する場合には、器具幅方向の大きさを1灯
式の照明器具と略同じにすることが可能となっている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上下に2本のランプを配置した照明器具で
は、照射開口を1灯式と略同じ幅にすることが可能とな
るが、反射板の奥側に位置する上側のランプの光が下側
のランプにけられて効率よく出射させることが困難とな
り、水平に2本のランプを配置した場合に比べて照明効
率が低下する問題がある。
照明効率を向上させるためには、照射開口を広げて上
側のランプの光が効率よく出射できるようにすることが
望ましいが、天井面に施工される埋込口の横幅は1灯式
の場合の190mmと2灯式の場合の300mmとに定形化されて
いることがあるため、結局は水平方向に2本のランプを
配設した場合と同じ照射開口幅および器具幅になってし
まう。
また、上下に2本のランプを配置する場合、例えば、
上下のランプ間の間隔を広く設定すると、上側のランプ
が反射板の奥側に配置されて照明効率が低下し、また、
逆に間隔を小さく設定すると、上側のランプの光が下側
のランプでけられやすくなるが、照明効率のよいランプ
間の距離については規定されていなかった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、上
下に2本のランプを配置する場合に、照射開口を例えば
1灯式と略同じ幅にしても、照明効率を向上できる照明
器具を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の照明器具は、上下に2本配置されるとともに
それら上下間の距離がランプ直径の1/5〜1/2の範囲とさ
れたランプと;下面に照射開口を有し、下側のランプの
光を鉛直角35〜55゜方向に反射する下側反射面、および
上側のランプの光を鉛直角20〜40゜方向に反射する上側
反射面を有する反射板と;を具備しているものである。
(作用) 本発明の照明器具では、反射板の下側反射面で下側の
ランプの光を鉛直角35〜55゜方向に反射させ、また、上
側反射面で上側のランプの光を鉛直角20〜40゜方向に反
射させることにより、各ランプの光を照射開口から効率
よく出射させる。
上下のランプ間の距離をランプ直径の1/5〜1/2の範囲
に設定することにより、その距離が1/2以上で上側のラ
ンプが反射板の奥側に配設されて照明効率が低下した
り、距離が1/5以下で上側のランプの光が下側のランプ
でけられて照明効率が低下するのを防止する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明
する。
第1図および第2図は天井埋込形の照明器具の断面図
を示し、1は器具本体で、下方に開口形成され、図示し
ない天井面に開口された埋込口内に埋設される。この器
具本体1の両端内壁中央付近には一対のランプソケット
2が上下に2組並設され、そのランプソケット2間に直
管形のランプ3が接続されている。
また、器具本体1内側の両側内壁間の数箇所には支持
板4が架設され、この支持板4の下面に上側のランプ3
の上方に対向して補助反射板5が取付けられている。
また、11は反射板で、ランプ3の両側に長手方向に沿
って設けられ、上端が前記補助反射板5に連続するとと
もに下端は器具本体1の横幅近くまで広く下方に向かっ
て拡開し、その下面に照射開口12を形成している。そし
て、この反射板11は、下側のランプ3の光を鉛直角35〜
55゜(第1図α゜)方向に反射する下側反射面13と、上
側のランプ3の光を鉛直角20〜40゜(第1図β゜)方向
に反射する上側反射面14との2段に形成されている。
また、反射板11の下部にはルーバ部15が一体的に設け
られている。このルーバ部15は、反射板11の長手方向に
沿って所定間隔ごとに略V字状の横ルーバ16が設けられ
ているとともに、反射板11の両端に端板17が設けられて
いる。
また、21は縁枠で、器具本体1の下端に沿って枠状に
形成され、器具本体1に対して着脱可能になっている。
この縁枠21の内縁部には反射板11の下端周縁部を支持す
る支持片22が設けられ、上面には反射板11の周囲を囲繞
する遮光板23が立設されている。
なお、31はランプ点灯用の安定器である。
次に、本実施例の作用を説明する。
前記のように構成された照明器具は、照射開口12に対
して垂直な上下方向に2本のランプ3を配設することに
より、器具本体1の幅を1灯式の器具と同じにしてい
る。
そして、このように上下方向に2本のランプ3を配設
して照射開口12を1灯式と略同じ幅にすると、上側のラ
ンプ3の光を効率よく出射させることが困難となり、水
平方向に2本のランプ3を配設した場合に比べて照明効
率が非常に低下するが、本実施例では、反射板11の反射
面を上下の各ランプ3に対応させて2段に設けているた
め、照明効率の低下を少なくすることできる。すなわ
ち、下側のランプ3の光は、反射板11の下側反射面13で
鉛直角35〜55゜(第1図α゜)方向に効率よく反射させ
ることができ、また、上側のランプ3の光は、上側反射
面14で鉛直角20〜40゜(第1図β゜)方向に効率よく反
射させることができる。
したがって、照射開口12に対して垂直方向に一対のラ
ンプ3を配設しても照明効率の低下が少ないため、器具
本体1の幅を1灯式の器具と同じに小形化することが可
能となる。
また、上下の両ランプ3の点灯時の遮光角は反射板11
およびルーバ部15によって規制されているが、より厳し
い遮光角の要求があった場合には上側のランプ3のみの
点灯によって対応することができる。
次に、各ランプ3の点灯時の配光の関係について説明
する。
下側のランプ3のみを点灯したときには、第3図
(a)に示すように、下側反射面13で横方向に光を反射
することによってツインビームの配光S1が得られ、均斉
度のよい照明を行うことができ、また、上側のランプ3
のみを点灯したときには、第3図(b)に示すように、
上側反射面14で下方に光を反射することによって直下方
向に集中した配光S2が得られ、高効率化することがで
き、また、上下の両ランプ3を点灯したときには、第3
図(c)に示すように、配光S3が得られる。したがっ
て、配光の広がり具合の関係をS1>S3>S2に設定するこ
とにより、高効率で均斉度のよい照明を行うことができ
る。
次に、一対のランプ3の配設位置について説明する。
なお、反射板11の照射開口12は前記のように1灯式の
開口幅で、ランプ3のランプ直径は32.5mmである。
まず、下側のランプ3は、遮光角などによって反射板
11内での配設位置が定まる。
また、上側のランプ3は、配設位置の定まった下側の
ランプ3との間の距離Lを設定することになり、第5図
の特性図にランプ3間の距離Lと照明効率との関係から
わかるように、距離Lはランプ3の直径の1/5〜1/2の範
囲に設定するのが最も照明効率をよくすることができ
る。これは、第4図(c)に示すように、距離Lを1/2
以上に広くすると、上側のランプ3の反射光が下側のラ
ンプ3に入射するなどによって照明効率が低下し、ま
た、第4図(d)に示すように、距離Lを1/5以下に狭
くすると、上側のランプ3の直射光が下側のランプ3で
けられるのが大きくなって照明効率が低下し、かつ、下
側のランプ3の熱影響を上側のランプ3が受け、上側の
ランプ3の劣化が早くなる。それに対して、第4図
(a)(b)に示すように、距離Lを1/2以下で1/5以上
にすれば、上側のランプ3の反射光が下側のランプ3に
入射したり、上側のランプ3の直射光が下側のランプ3
でけられるのを少なくし、照明効率を向上させることが
できる。
(発明の効果) 本発明の照明器具によれば、上下に2本のランプを配
置する場合、反射板の反射面を上下2段にして、下側の
ランプの光を鉛直角35〜55゜方向に反射させるととも
に、上側のランプの光を鉛直角20〜40゜方向に反射させ
るようにそれぞれの反射角度を規定することにより、上
下の各ランプからの光を効率よく出射させることがで
き、さらに、上下のランプ間の距離をランプ直径の1/5
〜1/2の範囲に規定することにより、上側のランプの光
を効率よく出射させることができ、したがって、照射開
口を例えば1灯式と略同じ幅としても、照明効率を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の照明器具の一実施例を示
す断面図、第3図は配光特性を示す説明図、第4図は上
下のランプ間の間隔の設定を示す説明図、第5図はその
上下のランプ間の間隔に対する照明効率を示す特性図で
ある。 3……ランプ、11……反射板、12……照射開口、13……
下側反射面、14……上側反射面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に2本配置されるとともにそれら上下
    間の距離がランプ直径の1/5〜1/2の範囲とされたランプ
    と; 下面に照射開口を有し、下側のランプの光を鉛直角35〜
    55゜方向に反射する下側反射面、および上側のランプの
    光を鉛直角20〜40゜方向に反射する上側反射面を有する
    反射板と; を具備していることを特徴とする照明器具。
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