JPH11134922A - 照明器具及び照明器具用の遮光ル−バ− - Google Patents

照明器具及び照明器具用の遮光ル−バ−

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JPH11134922A
JPH11134922A JP31466197A JP31466197A JPH11134922A JP H11134922 A JPH11134922 A JP H11134922A JP 31466197 A JP31466197 A JP 31466197A JP 31466197 A JP31466197 A JP 31466197A JP H11134922 A JPH11134922 A JP H11134922A
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JP
Japan
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louver
light
shielding
pieces
component
Prior art date
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Application number
JP31466197A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Nunokawa
重行 布川
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Publication of JPH11134922A publication Critical patent/JPH11134922A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】照明器具の下方の特定の狭い範囲のみを確実に
遮光できる照明器具及び遮光ルーバーを提供する。 【解決手段】照明器具の光源13の下方に、互いに間隔
を置いて配置される薄板状の複数のルーバー構成片14
からなり、各ルーバー構成片は、ルーバーを通過する光
源からの光がルーバーの下方の所望の遮光範囲内に照射
されないよう、それぞれ遮光範囲方向に傾斜し且つその
傾斜角及び(又は)隣のルーバー構成片との間隔が変え
られて配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明器具及び照明器
具用の遮光ルーバーに関する。
【従来の技術】
【0002】OA機器が設置されている部屋では、例え
ば図6及び図7のような照明器具1が天井等に埋め込ま
れて配置される。この照明器具1では、CRT画面への
光源の映り込みを防止するために、光源(ランプ)2が
収納された照明器具本体3の下方開口部に、ル−バ−支
持枠4に支持された遮光ルーバー5が装着されている。
この遮光ルーバー5により図8のように照明器具3の真
下に照射範囲が形成され、その外に遮光範囲Aが形成さ
れる。CRT等はこの遮光範囲Aに配置される。
【0003】遮光ルーバー5は、図6及び図7のように
格子状に配置された複数の薄い板状のルーバー構成片6
からなり、各ルーバー構成片6は垂直に且つ等間隔に配
置されている。従って遮光ルーバー5を通過する光の遮
光角αは図8のようにすべて同じになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の遮光ルーバーでは、照明器具1の真下乃至真下付近
などの下方に遮光範囲を形成することはできなかった。
即ち、例えば操作デスクの上方に照明器具があって、そ
の操作デスクに上向きに水平乃至やや斜めに設置された
CRT画面に照明器具の光が映り込まないように、ごく
限られた範囲で遮光することはできなかった。
【0005】また従来の遮光ルーバーでは、遮光範囲と
非遮光範囲との境界が明確でなく、従って、境界間際に
CRT等を設置することもできなかった。
【0006】本発明は、照明器具の下方の特定の狭い範
囲のみを確実に遮光できる照明器具及び遮光ルーバーを
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の照明器具用の遮
光ルーバーは、照明器具の光源の下方に、互いに間隔を
置いて配置された薄板状の複数のルーバー構成片からな
り、各ルーバー構成片は、ルーバーを通過する光源から
の光がルーバーの下方の所望の遮光範囲内に照射されな
いよう、それぞれ遮光範囲方向に傾斜し且つその傾斜角
及び(又は)隣のルーバー構成片との間隔が変えられて
配置されていることを特徴とする。
【0008】ルーバー構成片は遮光範囲方向に傾斜し、
横断面においてルーバー構成片と交差する方向(遮光範
囲方向)には光を通過させないが、ルーバー構成片と平
行な方向(非遮光範囲方向)には光を通過させる。
【0009】ルーバー構成片はその傾斜角と隣のルーバ
ー構成片との間隔とが変えられていても、遮光範囲方向
に傾斜し且つ傾斜角だけ又は隣のルーバー構成片との間
隔だけが変えられていてもよい。
【0010】遮光範囲即ち遮光される範囲は、帯状でも
長方形、正方形、台形、円形など自由である。各ルーバ
ー構成片はそれに応じて、平行にかつ一方向に傾斜して
配置されたり、横断面方向において、真ん中を境に山形
になるよう対称に傾斜して平行に配置される。さらに各
ルーバー構成片が格子状に配置されていても、同心円状
に配置されていてもよい。またル−バ−の中心部に水平
遮光板が配置されてもよい。
【0011】ルーバー構成片及び水平遮光板は、2次反
射光や3次反射光等を反射しないよう黒色など光を反射
しない色乃至光を反射しない素材からなっているのが好
ましい。
【0012】またルーバー構成片を支持する遮光ルーバ
ー支持体と、最外方のルーバー構成片との間に隙間があ
り、その隙間からも光が通過できるようにしてもよい。
【0013】一方、本発明の照明器具は、反射体内に配
置されたランプの下方にルーバーが配置され、ルーバー
は互いに間隔を置いて配置された光を反射しない色の薄
板状の複数のルーバー構成片からなり、各ルーバー構成
片は、ルーバーを通過する光源からの光がルーバーの下
方の所望の遮光範囲内に照射されないよう、それぞれ遮
光範囲方向に傾斜し且つその傾斜角及び(又は)隣のル
ーバー構成片との間隔が変えられて配置されていること
を特徴とする。
【0014】光源としては例えば直管形の蛍光ランプが
使用されるが、このような線状光源に限らず、白熱電球
のような点光源や、あるいは面光源であってもよい。ま
た蛍光ランプや白熱電球の個数に制限はない。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明による照明
器具及び遮光ル−バ−の一例を示す全体図及びその横断
面図で、照明器具10は、金属製の照明器具本体11と
遮光ル−バ−12とを具備する。照明器具本体11は下
面が開口した箱形で、天井に埋め込まれるタイプであ
る。照明器具本体11の内壁は例えば白色に塗装されて
反射面となされ、内部に2本の直管形の蛍光ランプ13
が配置されている。なお蛍光ランプの本数は2本に限定
されるものではない。
【0016】遮光ル−バ−12は、照明器具本体11の
長手方向中心線を境に互いに向かい合い山形になるよう
対称に傾斜して平行に配置された複数本のル−バ−構成
片14と、これに交差するように配置された複数本の横
方向のル−バ−構成片15とよりなる。真ん中の2本の
ル−バ−構成片14a、14bの上端は光が漏れる隙間
ができないように互いに接触している。なおル−バ−構
成片14及び横方向のル−バ−構成片15はここでは金
属製であるが、材質は金属製に限るものではない。
【0017】このような遮光ル−バ−12は、照明器具
本体11に着脱可能に取り付けられている遮光ルーバー
支持体16に支持されている。
【0018】各ル−バ−構成片14の傾斜角度θ1 〜θ
4 はそれぞれ異なり、また各ル−バ−構成片14の間隔
a〜cもそれぞれ変えられている。なお各ル−バ−構成
片14の傾斜角度及び間隔は、ここでは遮光ルーバー1
2の長手方向中心線を境に左右対称のル−バ−構成片1
4において同じになされている。
【0019】各ル−バ−構成片14の傾斜角度及び間隔
は、例えば図3のように遮光される範囲Bが決まると、
その範囲内に照明器具10からの光が届かないように傾
斜角度と間隔が決められる。なおここでは、ル−バ−構
成片14の傾斜角度と間隔の両方を変えたが、何れか一
方だけを変えてもよい。
【0020】遮光される範囲は範囲Bのように照明器具
10の真下に限らず、範囲Cのように真下からずれてい
てもよい。その場合、それに応じて各ル−バ−構成片1
4の傾斜角度と間隔が決められる。この場合ル−バ−構
成片14の傾斜角度と間隔は、遮光ル−バ−の中心線を
境に左右で異なることなる。
【0021】遮光ル−バ−12を構成するル−バ−構成
片14や横方向のル−バ−構成片15は、黒色など光を
反射しない色に塗装されている。これはそのような色や
性状の素材を選択することによっても達成できる。
【0022】このような遮光ル−バ−12によれば、光
源13からの直射光に限らず、照明器具本体11内の反
射面で反射した2次反射光や3次反射光も、遮光される
範囲Bに届かない。このように遮光ル−バ−12は、照
明器具本体11内全体を光源とみなして光を制御してい
る。
【0023】図2のル−バ−構成片14a、14bの代
わりに、図4のような水平遮光板17を使用してもよ
い。水平遮光板17は、ル−バ−構成片14a、14b
により構成される三角形の底辺の長さと同じ長さを有し
ているので、同じ効果が得られる。
【0024】また従来の遮光ル−バ−では図8のよう
に、真ん中に遮光範囲があってその外側に非遮光範囲が
形成され、その境界はル−バ−構成片6a(図9)によ
り規制される。従って図9のようにル−バ−構成片6a
より外側は、遮光ルーバー支持体4により覆われてい
る。
【0025】しかし本発明の遮光ル−バ−12では、従
来の遮光ル−バ−と異なり、真ん中に遮光範囲があって
その外側に非遮光範囲が形成され、外側の非遮光範囲で
は所望の照度が得られるように明るくする必要がある。
そこで、本発明の遮光ル−バ−12では、図5のように
遮光ル−バ−12を支持している遮光ルーバー支持体1
6が、遮光ル−バ−1の周端部を覆わないよう短くなさ
れ、最外方のルーバー構成片14cと、遮光ルーバー支
持体16との間に隙間18があり、その隙間からも非遮
光範囲へ光が通過できるようになされている
【0026】
【発明の効果】本発明の照明器具及び遮光ルーバーで
は、操作デスクの上方に照明器具があって、その操作デ
スクに上向きに水平乃至やや斜めに設置されたCRT画
面に照明器具の光が映り込まないようにするなど、照明
器具の真下乃至真下付近などの下方に遮光範囲を形成す
ることができる。
【0027】また特定の範囲だけを遮光することがで
き、その境界も明確にできる。さらに遮光範囲の形状も
自由である。
【0028】また、最外方のルーバー構成片と、遮光ル
ーバー支持体との間に隙間を設け、その隙間からも光が
通過できるようにすることにより、遮光範囲と隣接する
非遮光範囲での照度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遮光ルーバーを有する照明器具の
一例を示す図。
【図2】図1の照明器具の横断面図。
【図3】本発明による遮光ルーバーを有する照明器具の
光の制御状態を説明する図。
【図4】別の遮光ルーバーを有する照明器具の横断面
図。
【図5】本発明による遮光ルーバーの端部付近を示す
図。
【図6】従来の遮光ルーバーを有する照明器具を示す
図。
【図7】図6の照明器具の横断面図。
【図8】従来の遮光ルーバーを有する照明器具の光の制
御状態を説明する図。
【図9】従来の遮光ルーバーの端部付近を示す図。
【符号の説明】
10 照明器具 11 照明器具本体 12 遮光ルーバー 13 蛍光ランプ(光源) 14 遮光ルーバー構成片 15 横方向の遮光ルーバー構成片 16 遮光ルーバー支持体 17 水平遮光板 18 隙間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明器具の光源の下方に、互いに間隔を置
    いて配置された薄板状の複数のルーバー構成片からな
    り、各ルーバー構成片は、ルーバーを通過する光源から
    の光がルーバーの下方の所望の遮光範囲内に照射されな
    いよう、それぞれ遮光範囲方向に傾斜し且つその傾斜角
    及び(又は)隣のルーバー構成片との間隔が変えられて
    配置されていることを特徴とする照明器具用の遮光ルー
    バー。
  2. 【請求項2】各ルーバー構成片が平行にかつ一方向に傾
    斜して配置されている請求項1に記載の照明器具用の遮
    光ルーバー。
  3. 【請求項3】各ルーバー構成片が、横断面方向におい
    て、真ん中を境に山形になるよう対称に傾斜して平行に
    配置されている請求項1に記載の照明器具用の遮光ルー
    バー。
  4. 【請求項4】ルーバー構成片が光を反射しない色又は素
    材からなっている請求項1〜3のいづれか一つに記載の
    遮光ルーバー。
  5. 【請求項5】ルーバー構成片が遮光ルーバー支持体に支
    持され、最外方のルーバー構成片と、遮光ルーバー支持
    体との間に隙間があり、その隙間からも光が通過できる
    ようになされている請求項1〜4のいづれか一つに記載
    の照明器具用の遮光ルーバー。
  6. 【請求項6】反射体内に配置されたランプの下方にルー
    バーが配置され、ルーバーは互いに間隔を置いて配置さ
    れた光を反射しない色の薄板状の複数のルーバー構成片
    からなり、各ルーバー構成片は、ルーバーを通過する光
    源からの光がルーバーの下方の所望の遮光範囲内に照射
    されないよう、それぞれ遮光範囲方向に傾斜し且つその
    傾斜角及び(又は)隣のルーバー構成片との間隔が変え
    られて配置されていることを特徴とする照明器具。
JP31466197A 1997-10-31 1997-10-31 照明器具及び照明器具用の遮光ル−バ− Pending JPH11134922A (ja)

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JP (1) JPH11134922A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100737665B1 (ko) 2004-08-31 2007-07-09 도시바 라이텍쿠 가부시키가이샤 조명기구
JP2009289738A (ja) * 2008-04-30 2009-12-10 Nissei Electric Co Ltd 照明装置
JP2012094401A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Sharp Corp 照明装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100737665B1 (ko) 2004-08-31 2007-07-09 도시바 라이텍쿠 가부시키가이샤 조명기구
JP2009289738A (ja) * 2008-04-30 2009-12-10 Nissei Electric Co Ltd 照明装置
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