JP2010225559A - トンネル照明器具、同器具に使用される反射板及びトンネル入口照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネ化の推進と視環境改善との双方を図ったトンネル照明器具を提供する。
【解決手段】トンネル入口照明装置1は、基本照明用のトンネル照明器具10a,10b・・・及び視認性改善用のトンネル照明器具20a,20bにより構成されている。特に、視認性改善用のトンネル照明器具20a,20bについては、トンネルT内の境界部等の区間に配置され、基本照明用のトンネル照明器具10a,10b・・・とは異なり、配光ピークが道路軸の前後方向に大きく延びている点、車道側ではなく歩道側に寄っている点で非常に特異なものとなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は主として自動車トンネルの入口部照明に使用されるトンネル照明器具、同器具に使用される反射板及びトンネル入口照明装置に関する。
トンネルの入口部照明は、昼間、運転者がトンネルに接近する際に生じる急激な輝度の変化と、進入直後から起きる眼の順応の遅れを緩和するための照明であり、基本照明と入口照明を加えたものである。基本照明については、運転者が前方の障害物を安全な距離から視認するために必要な明るさを確保するための照明である。入口照明については、運転者の眼の順応現象に対して所要の視認性を確保するための照明である(道路照明施設設置基準・同解説、平成19年10月発行、第62頁・第84頁、社団法人 日本道路協会発行) 。
従来のトンネル入口照明装置の従来例として特許文献1等がある。同装置に使用されるトンネル照明器具(高圧ナトリウムランプ・180W)の一例として図14に示す正弦等光度図を有するものがある。なお、同図に使用される水平角φ及び鉛直角θは図5に示すものと同様であり、図中に数字で示される光度の単位はcd/1000Lm である。
このようなトンネルの入口照明においては、安全性や走行快適性を確保するために良好な視認性が要求されている。特に、重大事故を発生する可能性が高い高速道路のトンネルでは高水準の視環境が要求されている。一方で、トンネル照明に要する電力消費量を削減し、省エネ化を図ることも要求されている。
特開平5−47204号公報
しかしながら、トンネルの入口照明における視認性の向上と電力消費量の削減とは相反する面があり、省エネ化の推進と視環境改善との双方を図ることは現実問題として困難である。
本発明は上記背景に鑑みて創作されたものであり、その目的とするところは、省エネ化の推進と視環境改善との双方を図ることが可能なトンネル照明器具、同器具に使用される反射板及びトンネル入口照明装置を提供することにある。
本発明に係るトンネル照明器具は、対称照明方式のトンネル照明器具であって、鉛直角40°〜70°及び歩道側の水平角95°〜115°の範囲内、鉛直角40°〜70°及び歩道側の水平角245°〜265°の範囲内で各ピーク光度を有する光束が配置された配光の形状を有している。
この発明によると、道路縦断方向に対して広がりの大きな配光を有することから、照明効率が向上し、これに伴って路面輝度が高くなり、この点で省エネ化を図ることが可能になる。また、先行車の背面へ効率的に光が照射されることから、先行車に対する視認性が向上する。
しかも道路縦断方向に延びた配光のピーク光度が歩道側に寄っていることから、基本照明用の照明器具と並べて配置するに当たり、本案照明器具を下に向ける必要がなくなる。よって、設置工事が容易となり、この点で低コスト化を図ることが可能となる。
上記トンネル照明器具の配光の形状については、鉛直角10°〜20°及び歩道側寄りの水平角150°〜180°の範囲内、鉛直角10°〜20°及び歩道側寄りの水平角180°〜210°の範囲内で他の各ピーク光度を有する光束が配置されたものが好ましい。
この下位概念の発明によると、器具正面方向に他の各ピーク光度を有した配光となっていることから、これに伴って照明効率が一層向上する。
上記トンネル照明器具の具体例として、円筒状のランプと、ランプの光を反射するカップ部を有した反射板とを備え、同ランプが傾斜を持たせて配置されたものを使用すると良い。
この下位概念の発明によると、円筒状のランプにつき傾斜を持たせて配置していることから、道路縦断方向に延びた配光のピーク光度を容易に歩道側に持っていくことが可能となる。
上記トンネル照明器具のランプについては、セラミックメタルハライドランプを用いることが好ましい。
この下位概念の発明によると、ランプ自体が演色性に優れ、長寿命であるだけでなく光源効率が高いことから、同器具を用いてトンネルの入口部照明を行うに当たり、高圧ナトリウムランプを用いた従来方式の場合に比べて高効率となり、大きな省エネ効果を期待することが可能になる。
本発明の反射板は上記トンネル照明器具に使用されるもので、次のような構成となっている。即ち、反射板はカップ部を有している。カップ部は、正面視略楕円状をなしており、ランプの長軸と垂直な断面内において左右対称に湾曲した第1の凹面と、第1の凹面の底部位に連設された曲面状部材であり且つ第1の凹面に比べてランプ寄りの高さ位置に前記ランプの長軸に沿って配置された正面視略四角形状の第2の凹面とを有し、第1の凹面の内側縁と第2の凹面の外側縁との間の領域に断面略逆三角形状の窪みが連続して形成されている。また、第1の凹面のうちランプの長軸の対向した面に当該ランプを通してカップ部内に配置するためのランプ挿入口を形成してもかまわない。
この発明によると、反射板の形状が比較的単純であることから、反射板の作成が容易となる。
本発明のトンネル入口照明装置は、トンネル内に並べて配置される基本照明用のトンネル照明器具と、トンネル内の入口部に配置される上記したトンネル照明器具であって基本照明用のトンネル照明器具の間に一又は複数が並べて配置される視認性改善用のトンネル照明器具とを備えている。
この発明によると、トンネルの入口照明用の照明器具として上記したトンネル照明器具(視認性改善用のトンネル照明器具)が使用されていることから、平均照度換算係数を低減しつつ、路面の照明率を高めることが可能になり、省エネ化が図られる。また、視認性改善用のトンネル照明器具の配光特性上、上記したように先行車に対する視認性が向上する。
更に、基本照明用のトンネル照明器具と視認性改善用のトンネル照明器具とを並べてトンネルの側壁に設置した場合、これらの器具の取り付け角度を全て同一にすることが可能となる。即ち、取付金具を共通にすることができ、設置工事も容易となることから、この点で低コスト化を図ることも可能となる。
本発明の実施の形態に係るトンネル入口照明装置の模式的構成図 図1中A部分の模式的断面図 図2中B部分の模式的一部透視側面図 同装置により照明される入口部照明の各区間の輝度を示すグラフ 同装置に使用されるトンネル照明器具の水平角及び鉛直角を示す図 同トンネル照明器具の器具中心を含む道路軸と平行な断面の配光特性図 視認性改善用のトンネル照明器具の道路軸に沿った正弦等光度図 基本照明用のトンネル照明器具の道路軸に沿った正弦等光度図 同視認性改善用のトンネル照明器具の路面照度分布図 同基本照明用のトンネル照明器具の路面照度分布図 同視認性改善用のトンネル照明器具の正面図、一部透視下面図及び一部透視側面図 同視認性改善用のトンネル照明器具の反射板の正面図、同図中C−C線断面図及びD−D線断面図 同視認性改善用のトンネル照明器具の内部結線図 従来のトンネル入口照明装置に使用されるトンネル照明器具の道路軸に沿った正弦等光度図
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、特許請求の範囲に記載された発明の構成要素と実施例発明の構成要素との対応関係で不明なものについては後記する符号の説明の欄において併せて示すものとする。
ここに一例として掲げるトンネル入口照明装置は高速道路のトンネル照明設備に使用されるものである。同装置の構成は以下の通りである。
図1はトンネル入口照明装置1の構成図、図2は図1中A部分の模式的断面図、図3は図2中B部分の透視側面図を各々示している。図中10は基本照明用のトンネル照明器具(以後、これを単にトンネル照明器具10と称するものとする。)、20は視認性改善用のトンネル照明器具(以後、これを単にトンネル照明器具20と称するものとする。)である。
なお、図1中Tは上下一車線で両側に監視員通路を有したトンネル(図2参照)、SはトンネルTの片側の坑口、Cは坑口S(入口)から進入した車両、図2及び図3中tはトンネルTの側壁を各々示している。
トンネルTの入口部照明は、図1に示すように坑口Sに近い位置の境界部αと、境界部αに続く移行部βと、移行部βに続く緩和部γの3つの区間によって構成される。
なお、図1中には坑口S(入口)から進入した車両Cがその交通方向(道路縦断方向又は道路軸と同一)の矢印を含めて図示されている。反対車線を走行する車両については図示省略されている。
本実施形態においては、トンネル照明器具10及びトンネル照明器具20によりトンネル入口照明装置1が構成されている。照明方式は対称照明式、器具配置は側壁配置形(図2及び図3参照)、器具配列は向い合わせ配列(図2参照)を各々採用している。
トンネル照明器具10については、トンネルT内の入口部照明等の区間において等間隔で設置されており、本実施形態ではランプとして蛍光灯ランプを使用している。図1に示す例では合計6台のみが示されており、これらを10a〜10jとして表している。
なお、トンネル照明器具10については、図1に示す入口部照明の区間だけでなく、図外の基本部照明の区間及び出口部照明の区間においても全く同様に設置されている。これは反対車線側に設けられたトンネル照明器具10’(図2及び図3参照)についても同様である。
トンネル照明器具20については、図1に示す入口部照明の区間のうち境界部αの区間に設置され、隣り合うトンネル照明器具10,10の間に各々配置されている。本実施形態ではランプとしてセラミックメタルハライドランプを使用している。その詳細な構成については後述する。
なお、トンネル照明器具10、トンネル照明器具20の側壁tに対する取付角度については同一にされている(図3参照)。
図4はトンネル入口照明装置1により照明される入口部照明の各区間の明るさを示している。同図のグラフの縦軸は路面の輝度(cd/m2 ) 、横軸はトンネルTの坑口Sからの距離(m)を各々表している。
即ち、境界部αの区間においては、トンネル照明器具10a〜10e及びトンネル照明器具20a〜20c・・から照射される光により路面の輝度Lm2が距離に関係なく一定にされる。移行部βの区間においては、トンネル照明器具10f,10j・・・から照射される光により路面の明るさが照度Lm2からLm1にかけて距離に応じて直線的に低下している。移行部γの区間においても同様であり輝度Lm1からLm0(基本照明)にかけて距離に応じて直線的に低下している。
トンネル照明器具10及びトンネル照明器具20については、図4に示すような輝度が得られるように光源の種類及び数が設定されている。
トンネル照明器具10及びトンネル照明器具20の配光特性を図面を参照して説明する。図5はトンネル照明器具10,20の水平角φ及び鉛直角θを示している。図6はトンネル照明器具10,20の器具中心を含む道路軸と平行な断面の配光特性図、図7はトンネル照明器具20の道路軸に沿った正弦等光度図、図8はトンネル照明器具10の道路軸に沿った正弦等光度図を各々示している。なお、図7及び図8中に数字で表した光度の単位はcd/1000Lmである。
即ち、トンネル照明器具20(セラミックメタルハライドランプ・190W))の配光特性については、図6及び図7に示すように器具正面側に延びており、道路軸の一方側に着目すると、鉛直角15°及び水平角170°の付近にピークP1を有している。図示されていないが、道路軸の他方側に着目すると、鉛直角15°及び水平角190°の付近にピークを有している。
また、図6及び図7に示すように道路軸の方向に大きく延びており、道路軸の一方側に着目すると、鉛直角60°及び水平角100°の付近、鉛直角45°及び水平角110°の各付近にピークP2、P3を有している。図示されていないが、道路軸の他方側に着目すると、鉛直角60°及び水平角160°の付近、鉛直角45°及び水平角250°の各付近にピークを有している。
トンネル照明器具10(蛍光灯ランプ・HF・32W×2)の配光特性については、図6及び図8に示すように器具正面側及び道路軸の方向に平均的に延びており、道路軸の一方側に着目すると、鉛直角55°及び水平角80°の付近にピークP4を有している。図示されていないが、道路軸の他方側に着目すると、鉛直角55°及び水平角280°の付近にピークを有している。
このようにトンネル照明器具20の配光特性については、従来のものと大差がないトンネル照明器具10とは異なり、a)ピークP2及びP3等が道路軸の方向に大きく延びている点、b)ピークP1、P2及びP3等が車道側ではなく歩道側に寄っている点で非常に特異なものとなっている。
図9はトンネル照明器具20(ランプ光束:20900Lm 、高さ:4.9m)の1台を点灯させたときの路面照度分布図を示している。図10はトンネル照明器具10(ランプ光束:5000Lm、高さ:4.9m)の1台を点灯させたときの路面照度分布図を示している。なお、図9及び図10中に数字で表した照度の単位はLxである。
次に、図6及び図7に示すような配光特性が得られるトンネル照明器具20の一例を図11乃至図13を参照して説明する。
図11(a)はトンネル照明器具20の正面図、同図(b)は同器具20の一部透視下面図、同図(c)は同器具20の一部透視側面図を各々示している。図中21は灯体、22は照明カバー、23は反射板、24はセラミックメタルハライドランプ、25は安定器、26は端子台、27は取付脚、213は電源グランドである。これらの各部によりトンネル照明器具20が構成されている。
灯体21については、前面が開口したステンレス製の箱体である。灯体21の外側面には、取付脚27、27、ヒンジ211、211、ラッチ212、212及び電源グランド213が各々取り付けられている。灯体21の内面には、反射板23及びセラミックメタルハライドランプ24の他、安定器25及び端子台26が取り付けられている。
照明カバー22については、灯体21の開口を塞ぐための透明強化ガラスであり、ヒンジ211により灯体21に対して開閉自在になっている。ラッチ212により閉状態が維持されるようになっている。
反射板23については、図示の通りの形状に成型されたアルミニウム板であり、その表面にはセラミックメタルハライドランプ24から出力された光を効率良く反射させるために表面処理が施されている。
図12(a)は反射板23の正面図、同図(b)は(a)中のCーC断面図、同図(c)は(a)中のDーD断面図を各々示している。
即ち、反射板23については、セラミックメタルハライドランプ24の光を反射するカップ部231と、灯体21に取り付けるためにカップ部231の外縁部に形成されたフランジ部232から構成されている。
カップ部231は、正面視略楕円状をなしており、セラミックメタルハライドランプ24の長軸と垂直な断面内において左右対称に湾曲した外側凹面2311と、外側凹面2311の底部位に連設された曲面状部材であり且つ外側凹面2311に比べてランプ寄りの高さ位置にセラミックメタルハライドランプ24の長軸に沿って配置された正面視略四角形状の内側凹面2312とを有している。そして、外側凹面2311と内側凹面2312との間の領域には断面略逆三角形状の窪み2313が連続して形成されている。
カップ部231の外側凹面2311のうちセラミックメタルハライドランプ24の長軸の対向した面に当該ランプを通してカップ部231内に配置するためのランプ挿入口2314が形成されている。
セラミックメタルハライドランプ24については、図12に示すように反射板23のランプ挿入口2314に通した状態で灯体21内に固定されたランプである。セラミックメタルハライドランプ24は、灯体21の底面に対して平行ではなく、図1 1(c)に示すように、先端側が後端側に比べて高さ位置が異なるように傾斜(本実施形態においては約10°)を持たせて配置されている。
図13はトンネル照明器具20の内部結線図を示している。即ち、端子台26には商用交流電源が入力され、安定器25を介してセラミックメタルハライドランプ24に通電されるようになっている。
なお、トンネル照明器具10の構成については、従来の基本照明用のトンネル照明器具と同様であるので、その説明を省略することにする。また、トンネルTの反対車線側に設置されているトンネル入口照明装置についても上記したトンネル入口照明装置1と全く同一の構成である。
上記のように構成されたトンネル入口照明装置1によって、平均路面照度換算係数が従来に比べて約12%低減するとともに路面の照明率を30%高めることが可能になった。加えて、初期設備費を4%、年間電力費を18%を削減することも確かめられている。しかも配光特性上、トンネル入口の視環境が効果的に改善されることも考えられる。
更に、トンネル照明器具10及びトンネル照明器具20のトンネルTの側壁tに対する取付角度が同一であり、運転者から見て、照明設備としての不揃いがなく整然としている。しかもトンネル照明器具10及びトンネル照明器具20の取付金具を共通して使用することができ、これに伴って設置工事が容易となる。
なお、本発明に係るトンネル照明器具は、鉛直角40°〜70°及び歩道側の水平角95°〜115°の範囲内、鉛直角40°〜70°及び歩道側の水平角245°〜265°の範囲内で各ピーク光度を有する光束が配置された配光の形状を有する限り、ランプの種類、数及び反射板の形状、材質等が上記実施形態に限定されず、同器具の配光特性をトンネルの視環境の水準等に応じて適宜選定すれば良い。
本発明に係るトンネル入口照明装置は、上記実施形態に限定されず、視認性改善用のトンネル照明器具をトンネル内の境界部以外の区間に設置したり、基本照明用のトンネル照明器具の間に複数台並べて設置する形態であってもかまわない。また、高速道路以外の一般道路のトンネル照明設備にも当然に適用可能であり、照明器具の種類、数、トンネルの側壁への取り付け高さ及び配列形式(千鳥配列、中央配列、片側配列等)についてもトンネルの視環境の水準等に応じて適宜設計変更すれば良い。
1 トンネル入口照明装置
10 基本照明用のトンネル照明器具
20 視認性改善用のトンネル照明器具
21 灯体
22 照明カバー
23 反射板
231 カップ部
2311 外側凹部(第1の凹部)
2312 内側凹部(第2の凹部)
2313 窪み
24 セラミックメタルハライドランプ(ランプ)
25 安定器
26 端子台

Claims (7)

  1. 対称照明方式のトンネル照明器具において、鉛直角40°〜70°及び歩道側の水平角95°〜115°の範囲内、鉛直角40°〜70°及び歩道側の水平角245°〜265°の範囲内で各ピーク光度を有する光束が配置された配光の形状を有したことを特徴とするトンネル照明器具。
  2. 請求項1記載のトンネル照明器具において、鉛直角10°〜20°及び歩道側寄りの水平角150°〜180°の範囲内、鉛直角10°〜20°及び歩道側寄りの水平角180°〜210°の範囲内で他の各ピーク光度を有する光束が配置された配光の形状を有したことをトンネル照明器具。
  3. 請求項2記載のトンネル照明器具において、円筒状のランプと、ランプの光を反射するカップ部を有した反射板とを備え、前記ランプが傾斜を持たせて配置されていることを特徴とするトンネル照明器具。
  4. 請求項1記載のトンネル照明器具において、前記ランプがセラミックメタルハライドランプであることを特徴とするトンネル照明器具。
  5. 請求項3のトンネル照明器具に使用される反射板において、前記カップ部は、正面視略楕円状をなしており、前記ランプの長軸と垂直な断面内において左右対称に湾曲した第1の凹面と、第1の凹面の底部位に連設された曲面状部材であり且つ第1の凹面に比べて前記ランプ寄りの高さ位置に前記ランプの長軸に沿って配置された正面視略四角形状の第2の凹面とを有し、第1の凹面の内側縁と第2の凹面の外側縁との間の領域に断面略逆三角形状の窪みが連続して形成されていることを特徴とする反射板。
  6. 請求項5記載の反射板において、前記カップ部の第1の凹面のうち前記ランプの長軸の対向した面に当該ランプを通して前記カップ部内に配置するためのランプ挿入口が形成されていることを特徴とする反射板。
  7. トンネル内に並べて配置される基本照明用のトンネル照明器具と、トンネル内の入口部に配置される請求項1乃至4のトンネル照明器具であって一又は複数台が前記基本照明用のトンネル照明器具の間に並べて配置される視認性改善用のトンネル照明器具とを備えたことを特徴とするトンネル照明装置。
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