JP2000133009A - 道路用照明器具 - Google Patents

道路用照明器具

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JP2000133009A
JP2000133009A JP31073698A JP31073698A JP2000133009A JP 2000133009 A JP2000133009 A JP 2000133009A JP 31073698 A JP31073698 A JP 31073698A JP 31073698 A JP31073698 A JP 31073698A JP 2000133009 A JP2000133009 A JP 2000133009A
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Japan
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road
luminaire
lighting
reflector
lighting device
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JP31073698A
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Hirobumi Inoue
博文 井上
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Iwasaki Denki KK
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Iwasaki Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】照明器具を取付ける支持腕を必要とせず、また
車道における景観を損なうことがなく、また路面の輝度
均斉度を向上することができ、さらに反射鏡を一体成形
することができる道路用照明器具を提供することを課題
とする。 【解決手段】照明灯柱13の頂部に、照明器具を直接支
持し、また照明器具の前端は歩道側に位置し、さらに反
射鏡20を内装してなる照明器具の照射光は、車道の走
行方向に照明器具を中心に左右対称に照射し、また反射
光の最大値は車道の走行方向の遠方にあるように構成し
てある。またA乃至Dの反射面を連接して反射鏡を構成
し、さらに光源12の上後方に位置し、照明器具の位置
する反対側の路肩付近を照射する反射面Aは、B乃至D
の反射面より拡散面に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路用照明器具の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば高速道路等に設置する道路
用照明器具は、図7に示すように、照明灯柱1に照明器
具の支持腕2を突出して固定し、さらに同支持腕2に照
明器具本体3を取付けて構成してある。また通常は照明
器具本体の内部に反射鏡を収納し、配光を制御してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した構造
の道路用照明器具によると、反射鏡の反射面の形状が複
雑となるため反射鏡の一体成形が困難となる欠点があ
る。また照明器具をできるかぎり道路の車道側に位置さ
せて効率的に路面を照射するために、照明器具を支持す
る支持腕が必要となり、さらに照明器具が車道に突出し
て位置するので、景観を損なう欠点がある。さらに照明
器具を車道に突出することなく、歩道側に位置して配置
すると、車道における輝度のバラツキが大きくなる欠点
がある。
【0004】本発明は支持腕を必要とせず、また車道に
おける景観を損なうことがなく、さらに路面の輝度均斉
度を向上することができ、さらに反射鏡を一体成形でき
る道路用照明器具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次の構成とする。つまり請求項1における発
明は、照明灯柱の頂部に、照明器具を直接支持し、また
照明器具の前端は歩道側に位置し、さらに反射鏡を内装
してなる照明器具の照射光は、車道の走行方向に照明器
具を中心に左右対称に照射し、また反射光の最大値は車
道の走行方向の遠方にあるように構成してある。また前
記反射体は、さらに前記反射体は、光源の上後方に位置
し、照明器具の位置する反対側の路肩付近を照射する反
射面Aと、光源の側面及び側面上方に位置し、道路の走
行方向の中間から隣り合う照明器具の被照射面におる中
間まで照射する反射面Bと、光源の上方向で光源の縦軸
先端方向に位置する反射面Cと、反射面Bと反射面Cに
囲まれ、道路の走行方向の中間を照射する反射面Dとを
左右対称に連接して一体的に構成してある。さらに反射
面Aは、反射面B、反射面C、反射面Dよりも拡散面に
構成してある。
【0006】請求項1に記載の発明によると、照明器具
の支持腕を必要とせず、また車道における景観を維持す
ることができ、また路面の輝度均斉度を向上することが
でき、さらに反射鏡を一体成形することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の道路用照明器具において、被照射面における最大反射
光は、各照明器具の照射範囲の遠方が最大となる構成し
てある。
【0008】請求項2に記載の発明によると、路面の輝
度均斉度を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図6につい
て説明する。図5及び図6において、11は照明器具本
体であって、略箱形に構成してある。12は照明器具本
体11の反射体の内部に位置して装着してなる光源であ
って、例えば180ワットの高圧ナトリウムランプを用
いて構成してある。13は照明灯柱であって、例えば道
路の側路である歩道側に配置して構成してある。また図
6に示すように、照明器具本体11は後方一部を照明灯
柱13の頂部に直接支持し、照明器具が取付状態におい
て車道側に出ないように構成してある。但し、植樹が支
柱の近傍にある場合は、短い支持腕を用いて取付けても
よい。
【0010】図1乃至図4において、20は照明器具本
体11の内部に固定してなる反射体であって、下面を開
口し、光源の縦軸を中心に左右対象に構成してある。さ
らに照明器具の照射光は、車道の走行方向に照明器具を
中心に左右対称に照射し、また反射光の最大値は走行方
向の遠方にあるように構成してある。
【0011】また照明器具本体に内装してなる反射体
は、図1乃至図4に示すように、反射面A乃至反射面D
を一体的に連接して次のように構成してある。反射面A
は、光源の後方に位置し、照明器具の位置する反対側の
路肩付近を照射するように構成してある。つまり照明灯
柱13の前方で、照明灯柱13から離れた道路の略半分
から前方を中心に照射するように構成してある。反射面
Bは、光源の側面及び側面上方に位置し、道路の走行方
向の中間から隣り合う照明器具の被照射面における中間
まで照射するように構成してある。ここで中間とは、図
6に示す範囲をいう。反射面Cは、光源の上方向で光源
の縦軸先端方向に位置して構成し、照明灯柱13の前方
で、照明灯柱13側の道路の手前略半分を中心に照射す
るように構成してある。反射面Dは、反射面Bと反射面
Cに囲まれ、道路の走行方向の中間を照射し、左右対称
に連接して構成してある。また反射面Aは、反射面B、
反射面C、反射面Dよりも拡散面に構成してある。反射
面B、反射面C、反射面Dに対して、反射面Aの正反射
率は、例えば20%乃至30%低くなるように構成して
ある。またAからD面の大きさは、A面が20%、B面
が55%、C面が15%、D面が10%の割合で構成し
てある。
【0012】次に上記道路用照明器具の実施例について
説明する。 上記した反射体20の開口部の横幅30cm、縦幅3
5cm、最長部の高さ18cmとし、反射体20の内部
には180ワットの高圧ナトリウムランプを装着して構
成する。 また照明灯柱13の高さは10mとし、照明灯柱13
を35mの間隔で配置する。 同実施例によると、反射面Aで、照明器具の位置する
反対側の路肩付近を照射し、また拡散面に構成してある
ので、照明器具の位置する反対側の路肩付近を照射され
る光は散光し、照明器具近傍の輝度を調整することがで
きる。また反射面Bで、道路の走行方向の中間から遠方
を照射し、また反射面Cで、照明灯柱の手前付近を照射
し、反射面Dで道路の走行方向の中間を照射するので、
路面における全体的な輝度均斉度は向上する。本件の実
施例で、照明灯柱と隣り合う照明灯柱間に平均輝度は、
従来の照明器具に比較すると、約5%向上する。また各
反射面から路面の各部に光を照射しているため均斉度も
向上する。
【0013】
【発明の効果】上記した請求項1に記載の本発明による
と、照明器具を照明灯柱に直接支持するための支持腕が
不要となり、さらに照明器具は歩道側に位置して構成し
てあるので、車道における景観を維持することができ
る。また反射体は上述したように構成したので、路面の
輝度均斉度を向上し、さらに反射体は一体構成すること
ができる特別な効果がある。
【0014】請求項2に記載の発明によると、路面の輝
度均斉度を向上することができる特別な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る道路用照明器具における反射体の
正面図。
【図2】本発明に係る道路用照明器具における反射体の
側面図。
【図3】本発明に係る道路用照明器具における反射体の
平面図。
【図4】本発明に係る道路用照明器具の背面図。
【図5】本発明に係る道路用照明器具の側面図。
【図6】本発明の道路用照明器具の使用例を示す斜視
図。
【図7】従来の道路用照明器具の使用例を示す斜視図。
【符号の説明】
11 照明器具本体 12 光源 13 照明灯柱 20 反射鏡 A乃至D 反射面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明灯柱の頂部に、照明器具を直接支持
    し、また照明器具の前端は歩道側に位置し、さらに反射
    鏡を内装してなる照明器具の照射光は、車道の走行方向
    に照明器具を中心に左右対称に照射し、また反射光の最
    大値は車道の走行方向の遠方にあるように構成し、さら
    に前記反射体は、光源の上後方に位置し、照明器具の位
    置する反対側の路肩付近を照射する反射面Aと、光源の
    側面及び側面上方に位置し、道路の走行方向の中間から
    隣り合う照明器具の被照射面におる中間まで照射する反
    射面Bと、光源の上方向で光源の縦軸先端方向に位置
    し、照明灯柱の手前付近を照射する反射面Cと、反射面
    Bと反射面Cに囲まれ、道路の走行方向の中間を照射す
    る反射面Dとを左右対称に連接して一体的に構成し、ま
    た反射面Aは、反射面B、反射面C、反射面Dよりも拡
    散面に構成したことを特徴とする道路用照明器具。
  2. 【請求項2】被照射面における最大反射光は、各照明器
    具の照射範囲の遠方が最大となる構成したことを特徴と
    する請求項1記載の道路用照明器具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100980248B1 (ko) * 2008-07-01 2010-09-06 주식회사 태경컨설턴트 터널등용 반사판
JP2010272234A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
KR101106936B1 (ko) * 2009-10-20 2012-01-19 (주)수퍼플랫 가로등 설치용 조명 장치
CN107401705A (zh) * 2017-09-10 2017-11-28 唐山市城市市政园林绿化工程有限公司 具有景观照明和道路照明功能的灯具

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