JPH0926314A - 回転機械と駆動機との芯出し装置 - Google Patents

回転機械と駆動機との芯出し装置

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JPH0926314A
JPH0926314A JP17733195A JP17733195A JPH0926314A JP H0926314 A JPH0926314 A JP H0926314A JP 17733195 A JP17733195 A JP 17733195A JP 17733195 A JP17733195 A JP 17733195A JP H0926314 A JPH0926314 A JP H0926314A
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plate
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博 和 ▲高▼山
Hirokazu Takayama
Tadashi Koide
出 忠 史 小
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間に非熟練者による芯出し作業を可能に
する。 【解決手段】 一方のフランジ面(1a)に目盛板
(3)を同芯に設けて目盛板(3)の中央部にビームス
プリッター(7)を設け、他方のフランジ面(2a)に
反射板(4)を設け、レーザ発光機(8)からのレーザ
光(L)による反射投影光(L1)の反射板(4)上の
投影スポット光(P2)の座標(X2、Y2)で軸芯の
同芯度のずれを計測できる。反射板(4)の反射光(L
2)による目盛板(3)上の反射スポット光(P1)の
座標(X1、Y1)の計測で、最大傾斜方向(α)を、
さらに、両フランジ面間距離の計測で、両面(1a、2
a)の傾き角(θ)を計算することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転機械と駆動機
との芯出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポンプ、送風機、コンプレッサなどの回
転機械は、その駆動機とスペーサ又はカップリングを介
して連結されている。そして、それぞれの軸芯を同一線
上におくことで、滑らかな動力の伝達を行っている。し
かし、回転機械と駆動機とは、別々の固体なので、組立
時に各々の軸芯を同一線上におく「芯出し作業」が必要
となる。
【0003】その芯出し作業は例えば図7に示すよう
に、一方のフランジ1の外周にダイヤルゲージ13のベ
ース15をセットし、アーム14の先端に設けたダイア
ルゲージ13により他方のフランジ2を回転してそのフ
ランジ2の振れを見て軸芯を計測し、また、フランジ
1、2間の間隔Dをノギス等の計測機を用いて計測し、
各々の軸線A1、A2の傾き計測している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、軸芯と軸
線の傾きとを計測するので、計測に時間がかかり、作業
者の熟練を必要としていた。また、重量の大きい回転機
械又は駆動機のフランジを回すのは大変であった。
【0005】更に、図8に示すスペーサ11を外した状
態では図7に示すような計測が可能であるが、図9に示
すような、中間カップリング12を外した状態で計測す
るには、フランジ1、2の間が間隔D1と大きくなる。
したがって、ダイヤルゲージ13のアーム14が長くな
り、計測精度が低下する問題がある。
【0006】本発明は、短時間に非熟練者による芯出し
作業を可能にする回転機械と駆動機との芯出し装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回転機
械及び駆動機の対向する両フランジ面のそれぞれの軸芯
上に取付けられた座標表示を有する目盛板および反射板
と、該目盛板と連続性のある目盛を表示したビームスプ
リッターを該目盛板上に設け、該ビームスプリッターに
レーザ光を照射するレーザ発光機とを備えている。
【0008】更に本発明によれば、回転機械及び駆動機
の対向する両フランジ面のそれぞれの軸芯上に取付けら
れた座標表示を有する第1の感光素子および第2の感光
素子と、第1の感光素子の中央部に設けられたビームス
プリッターと、そのビームスプリッターにレーザ光を照
射するレーザ発光機と、第2の感光素子上に設けたハー
フミラーと、前記第1および第2の感光素子にそれぞれ
接続された第1のX・Y表示器および第2のX・Y表示
器とを備えている。
【0009】上記のように構成された回転機械と駆動機
との芯出し装置においては、レーザ光を目盛板で反射し
て目盛板に進行させると、反射板の投影のスポット光の
座標が軸芯の同芯度のずれとなる。更に、そのスポット
光の反射光による目盛板の反射スポット光の座標が、目
盛板と反射板の傾きを表す。そこで、両方の機械を相対
的に動かし、スポット光をそれぞれ座標の原点に移動す
ることで、軸芯の同芯度及び軸線の傾きを調整する。
【0010】さらに目盛板を第1の感光素子、反射板を
第2の感光素子に代え、第2の感光素子上にハーフミラ
ーを置くことにより感光素子上のスポット光をデジタル
表示させ、同一の手法でより精度のよい調整を行うこと
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
例を説明する。
【0012】図1は本発明の第1実施例を示し、例えば
回転機械のフランジ1のフランジ面1aには、ディスク
状の目盛板3がフランジ面1aに密着するように、図示
しないマグネット又はボルトにより同芯に取付けられて
いる。この目盛板3には図2に示すように、X・Y座標
が設けられている。
【0013】他方、駆動機側のフランジ2のフランジ面
2aは、前記目盛板3と同様に図2に示すようにX・Y
座標を有する反射板4が同じ態様で設けられている。
【0014】また、目盛板3の中央部には、目盛板3と
連続性のある目盛を表示したビームスプリッター7が設
けられ、フランジ面1aには、レーザ光Lを照射するレ
ーザ発光機8が設けられている。このレーザ光Lは、ビ
ームスプリッター7で反射投影され、その投影光L1は
目盛板3と同芯に投影されるようになっている。なお、
図中の符号9は電源及び発振機である。
【0015】次に、主として図3ないし図5を参照して
芯出し作業の態様を説明する。
【0016】レーザ発光機8からのレーザ光Lは、ビー
ムスプリッター7で反射し、軸線A1の同芯の投影光L
1となって進行し、図4に示すように、反射板4上に投
影スポット光P2を生じる。その座標X2、Y2は反射
板4により図2に示すように読み取ることができる。こ
の座標X2、Y2は、フランジ2の軸芯のずれを表して
いる。更に、投影スポット光P2は反射板4で反射し、
その反射光L2は、図5に示すように目盛板3に反射ス
ポット光P1を生じる。その反射スポット光P1を反射
板上で読み取り、その座標をX1、Y1とすると、フラ
ンジ面2aのフランジ面1aに対する傾き角θすなわち
フランジ1の軸線A1とフランジ2の軸線A2の傾き
は、目盛板3と反射板4との間隔をD2 とすると、 θ=arc tan{(X12 +Y12 1/2 /D2 } で表わされる。
【0017】そこで、回転機械と駆動機とを相対的に動
かし、投影スポット光P2及び反射スポット光P1を、
それぞれ座標軸X、Yの原点に移動する。すなわち、X
・Y表示器10の座標X2、Y2及びX1、Y1がそれ
ぞれゼロになるように、駆動機あるいは回転機械を移動
させることで、軸芯の同芯度及び軸線A1、A2の傾き
を調整する。
【0018】図6は本発明の別の実施例を示している。
この実施例は前記の実施例の反射板4および目盛板3に
代えてスポット光の座標を検出できる第1および第2の
感光素子3a、4aを用いて表示器10にX・Y座標を
表示するようにしたものである。したがって、図1に対
応する部品は同じ符号で示されている。図中符号6は第
2の感光素子4a上に設けたハーフミラーである。そし
て、第1及び第2の感光素子3a、4aは、それぞれア
ンプを備えたX・Y表示器10に接続されており、この
表示器10には、第1のX・Y表示器10aと第2のX
・Y表示10bとが設けられている。
【0019】この実施例ではハーフミラー6を通過した
軸線A1と同芯の投影光L1は図4に関して説明したも
のと同様に第2の感光素子4a上に投影スポット光P2
を生ずる。この投影スポット光の座標X2、Y2は第2
のX・Y表示器10bに表示され、この表示に基づいて
軸線A1とA2との芯ずれを調整する。そしてハーフミ
ラー6で反射された反射光L2は、図5に関して説明し
たように第1の感光素子3a上にスポット光P1を生じ
る。このスポット光P1の座標X1、Y1は第1のX・
Y表示器10aに表示され、フランジ1、2の傾きを調
整する。
【0020】以上のように本発明によれば、軸線A1、
A2の芯ずれおよび傾斜を適確に調整することができ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、従来のようにダイヤルゲージ及びノギスを
用いないで、短時間に非熟練者による芯出し作業を行う
ことができる。また、従来のように、中間カップリング
があってもアームの長いダイヤルゲージを用いる必要が
なく、したがって、感光素子を用いたものにおいては、
大巾に精度を向上して1ミクロンメートルの精度を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図。
【図2】目盛板を示す正面図。
【図3】計測の原理を説明する側面図。
【図4】投影スポット光を示す反射板または第2の感光
素子の正面図。
【図5】反射スポット光を示す目盛板または第1の感光
素子の正面図。
【図6】本発明の他の実施例を示す側面図。
【図7】従来の芯出し方法を説明する側面図。
【図8】両フランジのスペーサを介しての連結状態を示
す側面図。
【図9】両フランジの中間カップリングを介しての連結
状態を示す側面図。
【符号の説明】
L・・・レーザ光 L1・・・投影光 L2・・・反射光 P1・・・反射スポット光 P2・・・投影スポット光 θ・・・傾き角 1、2・・・フランジ 1a、2a・・・フランジ面 3・・・目盛板 3a・・・第1の感光素子 4・・・反射板 4a・・・第2の感光素子 6・・・ハーフミラー 7・・・ビームスプリッター 8・・・レーザ発光機 9・・・電源及び発振機 10・・・X・Y表示器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機械及び駆動機の対向する両フラン
    ジ面のそれぞれの軸芯上に取付けられた座標表示を有す
    る目盛板および反射板と、該目盛板と連続性のある目盛
    を表示したビームスプリッターを該目盛板上に設け、該
    ビームスプリッターにレーザ光を照射するレーザ発光機
    とを備えていることを特徴とする回転機械と駆動機との
    芯出し装置。
  2. 【請求項2】 回転機械及び駆動機の対向する両フラン
    ジ面のそれぞれの軸芯上に取付けられた座標表示を有す
    る第1の感光素子および第2の感光素子と、第1の感光
    素子の中央部に設けられたビームスプリッターと、その
    ビームスプリッターにレーザ光を照射するレーザ発光機
    と、第2の感光素子上に設けたハーフミラーと、前記第
    1および第2の感光素子にそれぞれ接続された第1のX
    ・Y表示器および第2のX・Y表示器とを備えているこ
    とを特徴とする回転機械と駆動機との芯出し装置。
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