JPH09262724A - 家屋設備ユニット体の製造方法 - Google Patents

家屋設備ユニット体の製造方法

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JPH09262724A
JPH09262724A JP7215496A JP7215496A JPH09262724A JP H09262724 A JPH09262724 A JP H09262724A JP 7215496 A JP7215496 A JP 7215496A JP 7215496 A JP7215496 A JP 7215496A JP H09262724 A JPH09262724 A JP H09262724A
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JP
Japan
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floor panel
state
floor
space
piping
Prior art date
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Pending
Application number
JP7215496A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunikazu Fujita
邦和 藤田
Yoshihiro Kishi
美宏 岸
Katsuji Sumita
勝司 住田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP7215496A priority Critical patent/JPH09262724A/ja
Publication of JPH09262724A publication Critical patent/JPH09262724A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配管作業を容易に行うことができ、作業性を向
上しうる。 【解決手段】枠材9…を接合した枠組2の上面に床下地
材3を添設することにより下面に空所4を有する床パネ
ル基体5を形成し、かつこの床パネル基体5を、空所4
を上にした状態で配管した後、前記床下地材3が上を向
く水平状態で壁形成用の壁パネル体7A、7B、7Cを
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床下の配管作業を
下向き又は横向きで行うことができ、作業性を向上しう
る家屋設備ユニット体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、施工現場での省力化を図るため、
浴室と洗面所、あるいはキッチンを予め工場においてい
わゆるバス・洗面ユニット、キッチンユニットとして一
体に製造し、現場に搬送する家屋設備ユニット体が普及
している。
【0003】このような家屋設備ユニット体は、従来、
床パネルの裏面(下面)を下にした水平状態で下から上
向きに配管を取付け、然る後、この床パネルに壁パネル
体、天井パネル体を順次固定することにより製造されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、床パネ
ルの下から上向きに配管を行う従来のものは、上向き作
業のため配管作業が容易でなく、作業性に劣りがちであ
る。
【0005】本発明は、枠組の上面に床下地材を添設す
ることにより下面に空所を有する床パネル基体の前記空
所を上にした状態、或いは垂直又は傾斜させた状態で配
管することを基本として、配管作業を上から下向きに、
或いは横方向から行うことができ、その作業を容易と
し、作業性を向上しうる家屋設備ユニット体の製造方法
の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、枠
材を接合した枠組の上面に床下地材を添設することによ
り下面に空所を有する床パネル基体を形成し、かつこの
床パネル基体を、空所を上にした状態で配管した後、前
記床下地材が上を向く水平状態で壁形成用の壁パネル体
を固定することを特徴とする家屋設備ユニット体の製造
方法である。
【0007】又第2の発明は、枠材を接合した枠組の上
面に床下地材を添設することにより下面に空所を有する
床パネル基体を形成し、かつこの床パネル基体を、空所
を垂直又は傾斜させた状態で配管した後、前記床下地材
が上を向く水平状態で壁形成用の壁パネル体を固定する
ことを特徴とする家屋設備ユニット体の製造方法であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図において本発明の家屋設備ユ
ニット体の製造方法は、枠組2の上面に床下地材3を添
設することにより下面に空所4を有する床パネル基体5
を形成し、かつこの床パネル基体5の前記空所4を上に
した状態(以下上向き状態Y1という)で該床パネル基
体5に床下の配管6を取付けた後、前記床下地材3が上
を向く水平状態Y2でこの床パネル基体5に壁形成用の
壁パネル体7A、7B、7Cを固定し、家屋設備ユニッ
ト体Kを製造する。
【0009】なお本形態では前記家屋設備ユニット体K
として、浴室Aと洗面所Bとが一体化されたいわゆるバ
ス・洗面ユニット体Uを採りあげて説明するが、この他
にもキッチンユニット体なども採用できる。
【0010】まず図1に示すように床パネル基体5を製
造する。この床パネル基体5は、例えば溝形鋼からなる
枠材9…をその溝部を向き合わせて矩形に接合した前記
枠組2の上面に、浴室Aの部位を残して洗面所Bの部位
に床下地材3を添設することにより、下面に枠材9の高
さに匹敵する空所4が形成されている。
【0011】なお前記枠組2の浴室Aの部位には、防水
パン15(図6に示す)支持用の支持フレーム16、1
6が取付けられる(以下図面ではこの支持フレーム1
6、16を省略する)とともに、前記床下地材3には、
点検口用の孔部17、洗面用給排水管用の孔19…など
が設けられ、かつ枠組2内部に発泡スチロール等の断熱
材(図示せず)が配設される。
【0012】次に図2に示すように前記床パネル基体5
を、前記空所4が上向きになるように反転させ、前記上
向き状態Y1で固定した後、給湯・給水管20A、排水
管20B、キッチンへの接続管20C等を含む配管6を
上から下向き作業で空所4内に取付ける。なおキッチン
への接続管20Cは、巻いた状態で固定される。
【0013】このように下向き作業で配管6を取付ける
ことが出来るため、この配管作業を容易とし、作業性を
向上しうる。
【0014】又床パネル基体2の短尺の枠材9、9に
は、前記上向き状態Y1で床パネル基体5から上に突出
する門型の治具21、21がボルト等を用いて着脱自在
に取付けられる。
【0015】然る後、前記治具21、21を適宜の反転
装置に固定して、図3に示すように前記床パネル基体5
を反転させ、前記床下地材3が上を向く前記水平状態Y
2でこの床パネル基体5を保持する。
【0016】又水平状態Y2で保持された床パネル基体
5の端縁には、外壁形成用の壁パネル体7A(図4に示
す)、および間仕切り壁形成用の一対の平行な壁パネル
体7B、7B(図5に示す)が取付金物22を用いて順
次固定される。
【0017】さらに図6に示すように、防水パン15、
浴槽23、洗面化粧台24等が夫々取付けられるととも
に、図7に示すように、前記壁パネル体7Aと平行に間
仕切り壁形成用の壁パネル体7Cが洗面所Bの出入口C
を残して固定される。
【0018】このように床パネル基体5の前記水平状態
Y2で、この床パネル基体5に前記壁パネル体7A、7
B、7B、7Cを固定した後、該壁パネル体7A、7
B、7B、7Cの上端には、図8に示すように、枠材2
6…を格子状に配設した枠組の下面に天井板27を添着
してなる天井パネル29が適宜の金物(図示せず)を用
いて固定される。
【0019】なお前記天井パネル29の天井板27に
は、洗面所B上方において配管接続作業用の孔部30が
設けられるとともに、天井板27上面に、電気系統を集
中して制御する配線ボックス31を配設している。
【0020】又図9に示すように、下地合板を含む浴室
Aの壁仕上げ材32、浴室出入口のサッシ33、洗面所
Bの床仕上げ材34、照明器具、鏡、換気扇、握りバー
等の内部部品が取付けられるとともに、壁パネル体7
A、7B、7Cの内部に予め収納しておいた配線を前記
配線ボックス31に結線し、かつ浴槽23、洗面化粧台
24等の配管を前記配管6に接続する。
【0021】このように本形態では、壁パネル体7A、
7B、7Cの内部に予め配線を収納し、かつこの配線の
壁パネル体7A、7B、7Cからの導出部分を配線ボッ
クス31に結線するため、壁パネル体7A、7B、7C
の立設の後にこの壁パネル体7A、7B、7Cの内部に
配線を通すものに比べて、配線作業を容易とし、しかも
配線不良の低減にも役立ちうる。
【0022】最後に、図10に示すように前記床パネル
基体5と天井パネル29とに、補強材も兼ねた搬送治具
36をボルト固定し、かかる状態で施工現場に搬送す
る。
【0023】なお図2に示す床パネル基体5の前記上向
き状態Y1に代えて、図11に示すように、床パネル基
体5の前記空所4を垂直にした垂直状態Y3でこの床パ
ネル基体5を固定し、横方向から配管6を取付けるよう
にすることも出来る。
【0024】又床パネル基体5の空所4をやや傾斜させ
た状態で該床パネル基体5を固定し、配管作業の効率向
上を図ることも出来る。
【0025】
【発明の効果】請求項1において本願の第1の発明は、
枠組の上面に床下地材を添設することにより下面に空所
を有する床パネル基体を形成し、かつこの床パネル基体
の前記空所を上にした状態で床下の配管を行うため、配
管作業が上からの下向き作業となり、該作業を容易と
し、作業性を向上しうる。
【0026】又請求項2において本願の第2の発明は、
前記床パネル基体の前記空所を垂直又は傾斜させた状態
で床下の配管をするため、配管作業を横方向から行うこ
とができ、配管作業性を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】床パネル基体の実施の形態の一例を示す斜視図
である。
【図2】床パネル基体の空所を上にした状態を示す斜視
図である。
【図3】床パネル基体の水平状態を示す斜視図である。
【図4】壁パネル体の取付状態を示す斜視図である。
【図5】壁パネル体の取付状態を示す斜視図である。
【図6】内部設備部材を示す斜視図である。
【図7】壁パネル体の取付状態を示す斜視図である。
【図8】天井パネルの取付状態を示す斜視図である。
【図9】家屋設備ユニット体を例示する斜視図である。
【図10】その搬送状態を示す斜視図である。
【図11】床パネル基体の空所を垂直にした状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
2 枠組 3 床下地材 4 空所 5 床パネル基体 6 配管 7A、7B、7C 壁パネル体 9 枠材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠材を接合した枠組の上面に床下地材を添
    設することにより下面に空所を有する床パネル基体を形
    成し、かつこの床パネル基体を、空所を上にした状態で
    配管した後、前記床下地材が上を向く水平状態で壁形成
    用の壁パネル体を固定することを特徴とする家屋設備ユ
    ニット体の製造方法。
  2. 【請求項2】枠材を接合した枠組の上面に床下地材を添
    設することにより下面に空所を有する床パネル基体を形
    成し、かつこの床パネル基体を、空所を垂直又は傾斜さ
    せた状態で配管した後、前記床下地材が上を向く水平状
    態で壁形成用の壁パネル体を固定することを特徴とする
    家屋設備ユニット体の製造方法。
JP7215496A 1996-03-27 1996-03-27 家屋設備ユニット体の製造方法 Pending JPH09262724A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056514A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Komatsu House Ltd 在宅介護ユニットおよび介護スペースの構築方法
JP2015187384A (ja) * 2015-06-22 2015-10-29 大和ハウス工業株式会社 住宅
JP2017020338A (ja) * 2016-09-27 2017-01-26 大和ハウス工業株式会社 集合住宅

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0348277U (ja) * 1989-09-14 1991-05-08

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991207