JPH08312169A - 集合住宅の複合化ユニット工法 - Google Patents

集合住宅の複合化ユニット工法

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JPH08312169A
JPH08312169A JP14404395A JP14404395A JPH08312169A JP H08312169 A JPH08312169 A JP H08312169A JP 14404395 A JP14404395 A JP 14404395A JP 14404395 A JP14404395 A JP 14404395A JP H08312169 A JPH08312169 A JP H08312169A
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JP
Japan
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unit
precast concrete
equipment
view
slab
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JP14404395A
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English (en)
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Shinko Nakano
進公 中野
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Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マンション等の集合住宅に応用され、工事の
簡略化,省力化,合理化,および工期の短縮が可能で、
住宅設備の組立て品質の確保も容易な工法を提供する。 【構成】 床スラブ1の下部となるハーフプレキャスト
コンクリート版1aを準備し、かつ各住宅設備を間仕切
状の外郭内に納めた単体ユニット5A〜5Fを準備す
る。前記住宅設備とは、キッチン設備,バス設備,クロ
ーゼット,押入れ,洗面化粧台,またはトイレ設備等で
ある。この単体ユニット5A〜5Fをハーフプレキャス
トコンクリート版1a上に1個または複数個設置して床
スラブ付き複合化ユニット100,100Aとする。単
体ユニット5A〜5Fは複数個を結合してハーフプレキ
ャストコンクリート版1a上に設置しても良い。この床
スラブ付き複合化ユニット100,100Aを建物躯体
へ運び込んで据え付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆるマンション
等の鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造
の集合住宅において、システムキッチン,バスユニッ
ト,トイレ等の住宅設備をユニット化して据え付ける集
合住宅の複合化ユニット工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション等のコンクリート系集
合住宅において、システムキッチン,トイレ,バスユニ
ット,洗面化粧台,クローゼット,押入れ等の住宅設備
は、各々の部品を現場で組み立てて建物に据え付けてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように単独部品を
現場組立するため、工事の遅延や各住宅設備の組立て品
質のバラツキが起きやすい。この発明の目的は、工事の
簡略化,省力化,合理化,および工期の短縮が可能で、
住宅設備の組立て品質を確保できる集合住宅の複合化ユ
ニット工法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の集合住宅の複
合化ユニット工法は、鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄
筋コンクリート造の集合住宅の構築方法であって、床ス
ラブの下部となるハーフプレキャストコンクリート版を
準備する過程と、キッチン設備,バス設備,クローゼッ
ト,押入れ,洗面化粧台,またはトイレ設備等の住宅設
備を間仕切り状の外殻内に納めた単体ユニットを準備す
る過程と、この単体ユニットを前記ハーフプレキャスト
コンクリート版上に1個または複数個設置して床スラブ
付き複合化ユニットとする過程と、この床スラブ付き複
合化ユニットを建物躯体へ運び込んで据え付ける過程と
を含む方法である。
【0005】この工法において、前記ハーフプレキャス
トコンクリート版上に単体ユニットを設置する過程で、
一部または全部の単体ユニットを複数個結合して複合ユ
ニットとした後、この複合ユニットを前記ハーフプレキ
ャストコンクリート版上に設置するようにしてもよい。
【0006】また、この複合化ユニット工法において、
前記単体ユニットを、キッチン設備ユニット、バスユニ
ット、クローゼットユニット、押入れユニット、洗面化
粧台ユニット、およびトイレユニットの中のいずれかと
してもよい。
【0007】前記複合化ユニット工法において、ハーフ
プレキャストコンクリート版上に設置する単体ユニット
の少なくとも1個を設備配管を有するものとし、床スラ
ブ付き複合化ユニットは、建物躯体への運び込み前に、
単体ユニットの設備配管と接続すべき床スラブ上の設備
配管を配管しておくようにしてもよい。
【0008】
【作用】この構成の集合住宅の複合化ユニット工法によ
ると、ハーフプレキャストコンクリート版上に単体ユニ
ットを設置した床スラブ付き複合化ユニットを準備し、
この床スラブ付き複合化ユニットを建物躯体に運び込ん
で据え付けるので、工場生産化率を高めることができ
て、工事の簡単化および工期の短縮が可能になり、単体
ユニットの組立て品質も確保できる。すなわち、住宅設
備を間仕切状の外郭内に納めて単体ユニットとすること
で、工場生産性を高められるうえ、これをさらに床スラ
ブのハーフプレキャストコンクリート版上に予め設置す
るので、一層の工事の合理化,省力化が図れる。
【0009】この工法において、単体ユニットを複数個
結合して複合ユニットとした後、この複合ユニットをハ
ーフプレキャストコンクリート版上に設置するようにし
た場合は、一枚のハーフプレキャストコンクリート版上
に複数の住宅設備を備えた床スラブ付き複合化ユニット
とできて、大規模なユニットとでき、一層の工事の合理
化が図れる。また、住宅設備は単体ユニットとして準備
したものを複数個結合して複合ユニットとするので、組
み合せの自由度が高く、間取りの種々の要望に対応し易
い。
【0010】この複合化ユニット工法において、前記単
体ユニットを、キッチン設備ユニット、バスユニット、
クローゼットユニット、押入れユニット、洗面化粧台ユ
ニット、およびトイレユニットの中のいずれかとした場
合には、一般に必要な住宅設備の単位毎に単体ユニット
とするため、住宅設備のユニット化による生産性の向上
を図りながら、間取りの自由度も大きく得られる。
【0011】前記複合化ユニット工法において、床スラ
ブ付き複合化ユニットを建物躯体への運び込むよりも前
に、単体ユニットの設備配管とこの配管に接続すべき床
スラブ上の設備配管を配管しておくようにした場合に
は、現場での配管工事が簡略化され、工場生産化率が一
層高められる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図31に基
づいて説明する。図1は、この複合化ユニット工法の全
体の工程説明図である。この複合化ユニット工法は、鉄
筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造の集合
住宅の構築方法であり、先ず工場において、床スラブ1
の下部となるハーフプレキャストコンクリート版1a
と、各種の住宅設備の単体ユニット5A〜5Fを準備す
る。前記ハーフプレキャストコンクリート版1a上に1
個または複数個の単体ユニット5A〜5Fを設置して複
合化ユニット100,100Aとする(図1(A))。
ハーフプレキャストコンクリート版1aは、図3のよう
に前記単体ユニット5A〜5Fの配置箇所に対応した大
きさのものを1枚または複数枚準備し、これを並設す
る。1個の住戸Sにつき、1枚または複数枚のハーフプ
レキャストコンクリート版1aを設けるが、この実施例
では3枚または4枚設け、一対の対面する戸境壁となる
耐力壁14,14間に各ハーフプレキャストコンクリー
ト版1aを掛け渡す構成としてある。
【0013】前記床スラブ1には、図4のように下部を
ハーフプレキャストコンクリート版1aとし、上部を現
場打ちコンクリート部1bとしたボイド工法スラブを用
いている。ボイド工法スラブは、配線,配管類の挿通さ
れる空間2Aを内部に設けた中空スラブであり、上下面
に小梁等の突出しない平坦面のスラブである。この例で
は空間2Aは箱形の断面としてあり、下向き溝形に屈曲
させた仕切りボード7をハーフプレキャストコンクリー
ト版1a上に設置して現場打ちコンクリート部1bを打
設することにより形成される。仕切りボード7にはスチ
レンボード等の樹脂ボード等が使用される。ハーフプレ
キャストコンクリート版1aは、下端筋となる縦横の鉄
筋6aと上方に突出する補助用の鉄筋6cとが打ち込ま
れると共に、現場打ちコンクリート部1b内に打ち込ま
れる上端筋である鉄筋6bが配筋されたものとする。な
お、ボイド工法の床スラブ1は、図5の例のようにさや
管9で空間2Bを形成したものであっても良い。さや管
9はスチレン管等からなり、現場打ちコンクリート部1
b内に鉄筋6cを避けて複数本が平行に、かつ千鳥状に
並べて配置される。図1の前記単体ユニット5A〜5F
は、間仕切状の外殻内にキッチン設備,バス設備,クロ
ーゼット,押入れ,洗面化粧台,トイレ設備等の住宅設
備を各々を納めたキッチン設備ユニット5A,バス設備
ユニット5B,クローゼットユニット5C,押入れユニ
ット5D,洗面化粧台ユニット5E,トイレ設備ユニッ
ト5Fであり、これら単体ユニット5A〜5Fのいずれ
かを選択して前記ハーフプレキャストコンクリート版1
a上に設置する。
【0014】図8〜図12は前記単体ユニットの一例を
示す。このうち、図8〜図10は、対面型キッチン設備
ユニット5Aの正面図、水平断面図、縦断面図である。
この単体ユニット5Aは、前面および両側面を間仕切3
9aでコ字状に囲む外郭39を設け、この外郭39の下
半部に流し台37を、上部に吊り戸棚40とレンジフー
ド41を設けたものである。流し台37はシンク37a
を有し、ガスコンロ等の加熱調理器具38を設置する調
理台を兼ねる。外郭39の前面には対面型開口39aa
を形成してある。また、この単体ユニット5Aには、給
水および給湯用の各給水管42,排水管43,および図
示しないガス管,電線管が予め一体に配管および配線し
てある。
【0015】図11(A),(B)は、バス設備の単体
ユニット5Bの平面図および縦断面図である。この単体
ユニット5Bは、防水パン44,壁パネル45a,天井
パネル45b等からなる外殻45内に浴槽47を設けた
ものであり、図示しない給水管や排水管等の設備配管が
予め一体に配管してある。
【0016】図12(A),(B)は、洗面化粧台の単
体ユニット5Eの平面図および縦断面図である。この単
体ユニット5Eは、防水パン48,壁パネル49a,天
井パネル49b等からなる外殻49内に洗面化粧台51
や洗濯パン52を設けたものであり、図示しない給水
管,排水管等の設備配管のほか、電気配線が予め一体に
配管および配線してある。
【0017】図13は、前記バス設備ユニット5Bと洗
面化粧台ユニット5Eとを結合して複合ユニット90と
したものである。このように単体ユニット5A〜5Fの
一部または全部を複数個結合したものを前記ハーフプレ
キャストコンクリート版1a上に設置して複合化ユニッ
ト100Aとしてもよい(図1(B))。このように複
合ユニット90をハーフプレキャストコンクリート版1
a上に設置して複合化ユニット100Aとすることによ
り、現場への単体ユニットの搬入および設置の作業をよ
り簡略化できる。
【0018】図14(A),(B)は、前述した単体ユ
ニット5A〜5Fとは別の単体ユニットの一例を示す縦
断面図および設置状態の外観斜視図である。この単体ユ
ニットは出窓設備を備えた出窓ユニット5Gであって、
窓開口51aa付きの壁パネル51aと、カウンタ51
bと、内装壁パネル51cとで構成される外郭51内に
ビルトイン型の空調装置52を納めたものである。壁パ
ネル51aは、住戸Sの室内と共通廊下Rとを仕切る壁
であり、窓開口51aaにサッシを設けると共に、下部
はルーバ状としてある。この出窓ユニット5Gも、排管
99や電線が予め一体に配管および配線してある。
【0019】図15はさらに別の単体ユニットの例を示
す縦断面図である。この単体ユニットは床下収納設備ユ
ニット5Hであって、外殻体53と、この外殻体53内
に引出し可能に収容される引出し式箱体54とからな
り、洋室55に隣接して所定高さだけ高くして設けられ
る和室56の下部に設置し、洋室55側に向けて引出し
式箱54を引出し自在としたものである。洋室55の床
パネル57は床スラブ1上に床支持脚58を介して支持
し、和室56の下部まで延長する。床パネル57の上に
は下地材59を重ね、その上に前記床下収納設備の単体
ユニット5Hを設置する。和室56の床パネル60は別
の床支持脚61を介して床スラブ1上に支持し、その床
パネル60から単体ユニット5H上に跨がって畳62を
直置きする。単体ユニット5H上の洋室55寄り端部に
は敷居63を設置する。
【0020】工場で前記のように構成した複合化ユニッ
ト100,100A、および単体ユニット5A〜5Fの
設置されないハーフプレキャストコンクリート版1a
は、下階まで構築された柱12,大梁13,耐力壁14
等からなる建物躯体上にクレーン等で搬入して据え付け
る(図1(C))。このとき、図6のように該当住戸の
床高さまでコンクリート打ちした柱12の上端に、柱主
筋10を避けて支持されるように据え付ける。下階の柱
12,大梁13,耐力壁14等は、コンクリートが未打
設で、配筋や型枠の設置が完了した状態のものであって
も良い。図7のように、大梁13を挟んで室内部分Aか
ら屋外に突出する住戸SのバルコニーB側では、バルコ
ニー専用のハーフプレキャストコンクリート版11aを
使用し、その上面側を現場打ちコンクリート部11bと
してバルコニー床スラブ11とする。
【0021】図1には示さないが、建物躯体上への前記
複合化ユニット100,100Aの据え付けに前後し
て、図16に示す配管ユニット65を建物のパイプスペ
ース64(図2(B))内に設置する。この配管ユニッ
ト65は、前記パイプスペース64に配置する給水管6
8,ガス管69,排水管70等の立管や、各住戸に対応
する給湯器71,電力計72,ガスメータ73,水道メ
ータ74、およびこれらに付随する各種分配管,電気配
線などを、直方体状に枠組したフレーム67内に取付け
たものである。フレーム67は、前記パイプスペース6
4に上下方向に差し込み可能な大きさ形状としてある。
前記立配管およびフレーム67は建物の複数階にわたる
高さとしてもよい。図17は前記配管ユニット65の配
管系統を示す水平断面図、図18(A),(B)は図1
7におけるV−V矢視断面図およびVI−VI矢視断面図、
図19(A),(B)は図17におけるVII −VII 矢視
断面図およびVIII−VIII矢視断面図である。
【0022】図22に示すように、配管ユニット65の
各配管と単体ユニット5A〜15Fの間に接続する横引
き管等の各配管は、ハーフプレキャストコンクリート1
a上の単体ユニット5A〜5Fの設置箇所から外れた箇
所や、単体ユニット5A〜5Fを設置しないハーフプレ
キャストコンクリート版1a上に、予め所定の配管経路
に沿って配管,および接続してプレハブ配管101とす
る。図21は、配管例を示すアイソメトリック図であ
り、配管101a〜101mを、各ハーフプレキャスト
コンクリート版1aの範囲で予め接続してプレハブ配管
101とする。このプレハブ配管101は、ハーフプレ
キャストコンクリート1aを建物躯体に設置した後、図
22のように配管ユニット65の各配管と接続し、ある
いは隣合うハーフプレキャストコンクリート版1a上の
配管と接続する。なお、ハーフプレキャストコンクリー
ト版1aのプレハブ配管101は、図4のように仕切り
ボード7で覆う。また、図5の構成の床スラブ1とする
場合は、さや管9内にプレハブ配管101の構成部品で
ある各配管を挿通する。
【0023】図20(A)は前記単体ユニット5A〜5
Fと配管ユニット65との間の給水管の配管構成の一例
を示す断面図である。床スラブ1の下部となる各ハーフ
プレキャストコンクリート版1a上に図20(C)のよ
うに固定具75で取付けられたスチレン製さや管9は、
先ず分割配置される各ハーフプレキャストコンクリート
版1a間において図示しない接続部材により接続する。
次にこれらさや管9を配管ユニット65に設置されてい
る図20(B)に示す給水ヘッダー76に接続し、給水
口77,78側と給水ヘッダー76とをさや管9内の給
水管79(図20(D))とを図20(E),(F)の
ように接続して通管する。ガス管や排水管についてもほ
ぼ同様にして配管する。
【0024】前記した配管手順により、単体ユニット5
A〜5F設置部等と配管ユニット65との間の配管を行
った後、図1(C)に鎖線で示すようにハーフプレキャ
ストコンクリート版1a上に現場コンクリート打ちを行
い床スラブ1を形成する。
【0025】この床スラブ1のコンクリート打設時に、
下の階の柱12,大梁13および耐力壁14のコンクリ
ート打設を行っても良い。この実施例では、建物躯体の
戸境壁となる前記耐力壁14は、図23のように梁部分
14aと、上下の梁間部分14bとを同じ厚さとし、前
記梁部分14aに打ち込まれる鉄筋量を、前記梁間部分
14bの鉄筋量よりも単位容積当たりで多くして梁部分
14aの強度を確保している。梁部分14aと鉄筋91
としては、複数本の上端筋および下端筋とスターラップ
とが設けてある。梁端部分14bの鉄筋92にはトップ
筋とオムニア筋等が設けてある。この耐力壁14の前記
梁間部分14bは、片面をハーフプレキャストコンクリ
ート版14baとし、他の片面を現場打ちコンクリート
部14bbとしたものである。
【0026】前記と同様の工程により図1(D)のよう
にさらに上階の床スラブ1を設置した後、構築該当階の
住戸内に間仕切壁パネル4を取付ける(図1(E))。
なお、上階の床スラブ1内の空間を利用して構築該当階
の住戸の換気ダクトを配置してもよい。前記間仕切壁パ
ネル4は、上下寸法を上下の住戸間の高さ寸法に対応さ
せた定尺としたものを使用する。上下の住戸間の床スラ
ブ1は、図2のように室内部分の上下面で梁部分の突出
のないボイド工法スラブであるため、前記のように定尺
とした間仕切壁パネル4を容易に設置できる。図24は
その間仕切壁パネル4で仕切った間仕切り空間の構成の
一例を示し、図25は間仕切壁パネル4の一例の構成を
示す。図25に示す間仕切壁パネル4は幅寸法を1モジ
ュール幅(例えば900 mm)とした基準パネルであり、
硬質塩化ビニル樹脂,アルミニウム,木材などからなる
矩形のパネルフレーム15の両面に石膏ボードなどから
なる面材16を貼付け、両面材16,16で挟まれる内
部に図25(D)のようなハニカムコアからなる心材1
7を充填して構成される。パネルフレーム15の上辺フ
レーム材15Aの上面側にはパネル幅方向に沿って係合
溝18aを有する溝形金具18を接合し、下辺フレーム
材15Bの下面には取付突条15bを、片方の縦辺フレ
ーム材15Cの外側面には嵌合突条15cを、もう片方
の縦辺フレーム材15Dの外側面には隣接する別の間仕
切壁パネル4の前記嵌合突条15cに嵌合する嵌合溝1
5dをそれぞれ形成する。
【0027】図24に示すA部のように間仕切壁パネル
4が隣合う部分では、互いのパネル4をそれらの縦フレ
ーム材15Cの嵌合突条15cと縦フレーム材15Dの
嵌合溝15dとの嵌合により接合させる。間仕切壁パネ
ル4の上辺は、図26のように間仕切り上辺固定具19
を介して上階床スラブ1の下面に固定する。すなわち、
間仕切り上辺固定具19は、縦片19aの下端に両側に
突出する係合片19bを、縦片19aの上端には両側へ
延びる天井取付片19cを、かつ天井取付片19cの下
方には縦片19aの両面に突出する挟持片19dをそれ
ぞれ有するものであり、天井取付片19cを天井面とな
る上階床スラブ1の下面にビス等で接合し、下向きの係
合片19bにパネル4の前記係合溝18aを嵌め込む。
間仕切り上辺固定具19の天井取付片19cと挟持片1
9dの間に断面L字状の配線スペースカバー20の上片
部20aを嵌め込み、間仕切り上辺固定具19を配線ス
ペースカバー20で隠す。間仕切壁パネル4の上辺、間
仕切り上辺固定具19および配線スペースカバー20で
囲まれる空間は配線スペースとして利用する。間仕切壁
パネル4の下辺は、下框21を介して床面となる床スラ
ブ1の上面に固定する。すなわち、上面に取付溝21a
を有する下框21を床スラブ1の上面に接着剤で接合
し、下框21の取付溝21aに間仕切壁パネル4の下端
の前記取付突条15bを係合させる。間仕切壁パネル4
の下端と下框21との接続部は必要に応じて幅木22で
隠す。
【0028】図24に示すB部、C部のドア開口枠23
は、図27(A)のように前記の間仕切り上辺固定具1
9を介して床スラブ1の下面に、或いは図27(B)の
ように間仕切壁パネル4に形成した開口4aに固定す
る。すなわち、図27(A)の構成では、間仕切壁パネ
ル4の床スラブ1下面への固定と同様に、ドア開口枠2
3の上面に係合溝24を設け、床スラブ1の下面に固定
した間仕切り上辺固定具19の係合片19bにドア開口
枠23の前記係合溝24を嵌め込む。間仕切り上辺固定
具19は配線スペースカバー20で隠す。
【0029】図28はスイッチ・コンセント取付用の間
仕切壁パネル4Aの一例を示す。構成および寸法は図2
5に示した基準パネル4とほぼ同じであるが、幅寸法は
スイッチやコンセントの取付けのみが可能な幅寸法まで
短くしてもよい。この間仕切壁パネル4Aの中間高さ部
にはスイッチ25を、下端近傍にはコンセント26を取
付ける。すなわち、取付側面材16に取付開口16aを
設け、その取付開口16aの内側に取付枠27を固定
し、スイッチ25やコンセント26の本体25a,26
aを前記取付枠27に取付け、取付開口16aの外側に
カバープレート25b,26bを接合する。両面材16
で挟まれる内部空間に設けられる心材17や上辺フレー
ム材15Aの一部は省略し、その空間を配線スペース2
8とする。
【0030】図29は間仕切壁パネルの他の例を示す。
各フレーム材15AA〜15DDは例えば硬質塩化ビニ
ール樹脂やアルミュウムニなどからなり、片面上部に配
線スペースとなる切欠溝15aa4 を有する断面概形L
字状である。上辺フレーム材15AAは拡幅下部15a
1 と、拡幅下部15aa1 の上端から突出する狭幅上
部15aa2 とからなる。その間仕切壁パネル4Bの上
端は、図29(A)のように間仕切り上辺固定具19A
を介して床スラブ1に固定する。すなわち、間仕切り上
辺固定具19Aの基部19aaを天井面となる上階床ス
ラブ1の下面にプラグアンカー等で接合し、その固定具
19Aの立下り片19bbにパネル4Bの前記上辺フレ
ーム材15AAの狭幅上部15aa2 をボードファスナ
29等で止め付ける。上辺フレーム材15AAの拡幅下
部15aa1 には前記切欠溝15aa4 の前面側の開口
縁に沿う被係合片15aa3 を一体に形成し、断面L字
状の配線スペースカバー30の下端に一体に形成した弾
性係止片30aを前記被係合爪15aa3 に係合させる
ことにより、前記上辺フレーム材15AAの狭幅上部1
5aa2 と間仕切り上辺固定具19Aの結合部を配線ス
ペースカバー30で被覆し、その内部空間を配線スペー
スとして利用する。配線スペースカバー30から床スラ
ブ1の下面にわたる部分はさらに廻り縁20Aで被覆し
てもよい。前記間仕切壁パネル4Bの下辺は、図29
(A)のように下部ランナー部材21Aを介して床面と
なる床スラブ1の上面に固定する。すなわち、上面に断
面半円形の位置決め突条21aaを有する下部ランナー
部材21Aを床スラブ1の上面にプラグアンカー31等
で固定し、間仕切壁パネル4Bの下辺フレーム材15B
Bの下端に形成した断面半円形の嵌合溝15bbを前記
下部ランナー部材21Aの位置決め突条21aaに係合
させる。間仕切壁パネル4Bの下辺と下部ランナー部材
21Aとの接続部は必要に応じて幅木22Aで隠す。図
29(A)では床材3上に間仕切壁パネル4Bの下辺を
固定する場合を示したが、図29(B)のように床材3
を重ねる前の床スラブ1上に直接固定するようにしても
よい。
【0031】図24に示すA部のように間仕切壁パネル
が隣合う部分では、図30(A)のように互いにパネル
4Bをそれらの縦フレーム材15CC,15DDに形成
した断面半円形の嵌合溝15cc,15ddをこれら嵌
合溝15cc,15ddに噛み合う円管接合材32を介
して突き合わせることにより接合させる。円管接合材3
2は接着剤で各嵌合溝15cc,15ddに接着させ
る。
【0032】図24に示すD部のように間仕切壁パネル
がL字状に付き合わさる部分では、図30(B)のよう
に硬質塩化ビニール樹脂やアルミニュウムなどからなる
L字コーナー材33を介して両パネル4Bの突き合わせ
端部を連結する。すなわち、L字コーナー材33の一側
部に形成した断面半円形の嵌合溝33aと、片方の間仕
切壁パネル4Bの縦フレーム材15CC,15DDの嵌
合溝15cc,15ddとを、これら嵌合溝33a,1
5cc,15ddに噛み合う円管接合材32を介して、
パネル4B同士の接合の場合と同様に図30(B)のよ
うに突き合わせることにより、片方の間仕切壁パネル4
BをL字コーナー材33の一側部に連結する。L字コー
ナー材33の他側部と残る片方の間仕切壁パネル4B
も、同様にして連結する。L字コーナー材33の嵌合溝
33aにはその長手方向に沿って、これと一体に深溝部
33bを形成しており、両パネル4B間の直角精度にバ
ラツキがある場合でも、前記深溝部33bの弾性変形に
よって調整できる。前記L字コーナー材33を介して連
結される両パネル4Bの上辺の配線スペースカバー30
で覆われる配線スペースは、図30(C)のようにL字
コーナー材33の側部上端に形成した切欠部33cによ
りL字コーナー材33内の空間と連通させてある。これ
により、L字コーナー材33の内部空間を経て配線34
を、L字コーナー材33に連結される両パネル4B上辺
の配線スペースに配線することができる。
【0033】図24に示すE部やF部のように1枚の間
仕切壁パネルに対して別の間仕切壁パネルを直角に突き
合わせて配置する場合には、図31(A),(B)のよ
うに1枚のパネル4Bの面材16とこれに直角に接面す
る別のパネル4Bの側部とは特にビス等による結合を行
わないが、各パネル4Bの上下辺は図29に示す構造に
よって上下の床スラブ1に固定されているので、十分な
支持強度が確保される。このような配置で、間仕切壁パ
ネル4Bの撓みを抑制させたい場合には、図31(C)
のようにパネル4Bの縦フレーム材15CC,15DD
の嵌合溝15cc,15ddに噛み合う断面半円形の位
置決め突条35aを有する側部ライナー部材35を間仕
切壁パネル4Bの面材16にビス36等で止め付け、そ
の側部ライナー部材35の位置決め突条35aに別のパ
ネル4Bの縦フレーム材15CC,15DDの嵌合溝1
5cc,15ddを嵌合させる。
【0034】図32ないし図37は、この発明の他の実
施例を示す。この実施例の集合住宅の複合化ユニット工
法は、図32のように上下の住戸間の床スラブを逆梁工
法スラブ1Aとした集合住宅に適用したものである。前
記逆梁工法の床スラブ1Aは、図34(A),(B)お
よび図35(C),(D)のように下部をハーフプレキ
ャストコンクリート版1aとし、上部の平坦部1bおよ
び小梁1cを現場打ちコンクリートとしたものである。
前記ハーフプレキャストコンクリート版1aの上面には
一部鉄筋6cを突出させておき、この状態で前記ハーフ
プレキャストコンクリート版1aを、予め建物躯体の柱
12,大梁13および耐力壁14を形成した現場に搬入
してから、ハーフプレキャストコンクリート版1aの上
面側に別の鉄筋6dおよび小梁主筋6e等を配筋し、コ
ンクリートを打設する。このようにして形成した小梁1
c間に空間2Cができるので、この空間2Cを配線,配
管用の空間として利用し、大梁13は床スラブ1Aの現
場コンクリート打ちと並行して形成する。
【0035】建物躯体の戸境壁となる耐力壁14は、図
36のように前記小梁1cと、上下の梁間部分14bと
を同じ厚さとし、前記小梁1cに打ち込まれる鉄筋量
を、前記梁間部分14bの鉄筋量よりも単位容積当たり
で多くして小梁1cの強度を確保している。また、この
耐力壁14の前記梁間部分14bは、片面をハーフプレ
キャストコンクリート版14baとし、他の片面を現場
打ちコンクリート部14bbとしたものである。
【0036】この実施例では、単体ユニット5A〜5F
と配管ユニット65との間の配管構成を図37のように
行う。この場合、床スラブ1Aの現場コンクリート打ち
に先立ち、小梁相当部分にさや管挿通用の埋込み管80
を設置しておく。プレハブ配管101をさや管9に挿入
しておいて、コンクリート打設後、小梁1cを貫通して
小梁1c間の空間2Cに配管する。配管ユニット65の
給水ヘッダー76や給水口77,78への接続は先の実
施例と同様である。
【0037】
【発明の効果】この発明の集合住宅の複合化ユニット工
法は、工事の簡略化,省力化,合理化,および工期の短
縮が可能で、住宅設備の組立て品質を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る集合住宅の複合化ユ
ニット工法を示す工程図である。
【図2】(A)は同工法で構築する集合住宅の立て断面
図、(B)は同平面図である。
【図3】同集合住宅の構築途中の状態を示す切欠斜視図
である。
【図4】同集合住宅における床スラブの一例を示す縦断
面図である。
【図5】同集合住宅における床スラブの他の例を示す縦
断面図である。
【図6】(A)は同集合住宅におけるハーフプレキャス
トコンクリート版の据え付け状態を示す要部平面図、
(B)は同縦断面図である。
【図7】(A)は同集合住宅における床スラブの一部を
示す平面図、(B)は同縦断面図である。
【図8】同集合住宅におけるキッチン設備ユニットの正
面図である。
【図9】図8におけるI−I矢視断面図である。
【図10】図8におけるII−II矢視断面図である。
【図11】(A)は同集合住宅におけるバス設備ユニッ
トの平面図、(B)は(A)におけるII−III 矢視断面
図である。
【図12】(A)は同集合住宅における洗面化粧台ユニ
ットの平面図、(B)は(A)におけるIV−IV矢視断面
図である。
【図13】バス設備ユニットおよび洗面化粧台ユニット
を結合した平面図である。
【図14】(A)は同集合住宅における出窓ユニットの
縦断面図、(B)は同斜視図である。
【図15】同集合住宅における収納ユニットの据付状態
を示す縦断面図である。
【図16】同集合住宅における配管ユニットの斜視図で
ある。
【図17】同配管ユニットの水平断面図である。
【図18】(A)は図17におけるV−V矢視断面図、
(B)は図17におけるVI−VI矢視断面図である。
【図19】(A)は図17におけるVI−VII 矢視断面
図、(B)は図17におけるVIII−VIII矢視断面図であ
る。
【図20】(A)は前記集合住宅における配管の一例を
示す縦断面図、(B)は同配管における給水ヘッダーの
斜視図、(C)は同配管におけるさや管の固定例を示す
斜視図、(D)は同配管におけるさや管の断面図、
(E)は(A)におけるE部の拡大図、(F)は(A)
におけるF部の拡大図、(G)は(A)におけるG部の
拡大図である。
【図21】同集合住宅におけるプレハブ配管のアイソメ
トリック図である。
【図22】同集合住宅の複合化ユニットの据付作業を示
す説明図である。
【図23】(A)は同集合住宅における耐力壁を示す縦
断面図、(B)は同水平断面図である。
【図24】同集合住宅における間仕切壁パネルの一配置
例を示す平面図である。
【図25】(A)は同住宅における間仕切壁パネルの正
面図、(B)は同縦断面図、(C)は同平面図、(D)
は同間仕切壁パネルの心材を示す平面図である。
【図26】同住宅における間仕切壁パネルの取付状態を
示す縦断面図である。
【図27】(A)は同住宅におけるドア開口枠の一取付
例を示す縦断面図、(B)は他の取付例を示す縦断面図
である。
【図28】(A)は同住宅におけるスイッチ・コンセン
ト取付用間仕切壁パネルの正面図、(B)は同縦断面
図、(C)は同水平断面図である。
【図29】(A)は同住宅における他の間仕切壁パネル
の取付状態を示す縦断面図、(B)は同パネルの他の下
端取付状態を示す縦断面図である。
【図30】(A)は図29の間仕切壁パネル同士の接合
部を示す水平断面図、(B)は同間仕切壁パネル同士の
L字状連結部を示す水平断面図、(C)は同連結部の上
端部分を示す斜視図である。
【図31】(A)は図29の間仕切壁パネルを十字状に
配置した部分の水平断面図、(B)は同パネルをT字状
に配置した部分の水平断面図、(C)は同部分の一接合
例を示す水平断面図である。
【図32】(A)はこの発明の他の実施例を適用した集
合住宅の縦断面図、(B)は同平面図である。
【図33】同住宅の構築途中の状態を示す斜視図であ
る。
【図34】(A)は同住宅における床スラブの一例を示
す縦断面図、(B)は同床スラブの他の例を示す縦断面
図である。
【図35】(A)は同住宅におけるハーフプレキャスト
コンクリート版の大梁隣接部を示す要部平面図、(B)
は同縦断面図、(C)は同ハーフプレキャストコンクリ
ート版の小梁相当部を示す要部平面図、(D)は同縦断
面図である。
【図36】同住宅における耐力壁を示す縦断面図であ
る。
【図37】(A)は同住宅における配管の一例を示す縦
断面図、(B)は同配管における小梁へのさや管の取付
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1A…床スラブ、1a…ハーフプレキャストコンク
リート版、5A〜5F…単体ユニット、42,43…設
備配管、90…複合ユニット、100,100A…複合
化ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コン
    クリート造の集合住宅の構築方法であって、床スラブの
    下部となるハーフプレキャストコンクリート版を準備す
    る過程と、キッチン設備,バス設備,クローゼット,押
    入れ,洗面化粧台,またはトイレ設備等の住宅設備を間
    仕切状の外殻内に納めた単体ユニットを準備する過程
    と、この単体ユニットを前記ハーフプレキャストコンク
    リート版上に1個または複数個設置して床スラブ付き複
    合化ユニットとする過程と、この床スラブ付き複合化ユ
    ニットを建物躯体へ運び込んで据え付ける過程とを含む
    集合住宅の複合化ユニット工法。
  2. 【請求項2】 前記ハーフプレキャストコンクリート版
    上に前記単体ユニットを設置する過程で、一部または全
    部の単体ユニットを複数個結合して複合ユニットとした
    後、この複合ユニットを前記ハーフプレキャストコンク
    リート版上に設置する請求項1記載の集合住宅の複合化
    ユニット工法。
  3. 【請求項3】 前記単体ユニットが、キッチン設備ユニ
    ット、バスユニット、クローゼットユニット、押入れユ
    ニット、洗面化粧台ユニット、およびトイレユニットの
    中のいずれかである請求項1または請求項2記載の集合
    住宅の複合化ユニット工法。
  4. 【請求項4】 前記ハーフプレキャストコンクリート版
    上に設置する前記単体ユニットの少なくとも1個が設備
    配管を有するものであり、前記床スラブ付き複合化ユニ
    ットは建物躯体への運び込みよりも前に、前記単体ユニ
    ットの設備配管と接続すべき床スラブ上の設備配管を配
    管しておく請求項1または請求項2または請求項3記載
    の集合住宅の複合化ユニット工法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001311318A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Sekisui Chem Co Ltd 建築物
JP2002129646A (ja) * 2000-10-19 2002-05-09 Fujisash Co 集合住宅における避難通路の増設装置
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JP2008208610A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Univ Waseda 集合住宅の間取り構造
JP2009256916A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Sumitomo Fudosan Kk 集中外部配管集合住宅
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