JP2585497Y2 - 水回りユニットの取り付け構造 - Google Patents

水回りユニットの取り付け構造

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JP2585497Y2 JP1992082692U JP8269292U JP2585497Y2 JP 2585497 Y2 JP2585497 Y2 JP 2585497Y2 JP 1992082692 U JP1992082692 U JP 1992082692U JP 8269292 U JP8269292 U JP 8269292U JP 2585497 Y2 JP2585497 Y2 JP 2585497Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽、トイレ、シャワ
ーコーナー、洗面台等が連続して形成された水回り装置
を備えた水回りユニットが、居室に隣接して取り付けら
れた水回りユニットの取り付け構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の水回りユニットの取り付け
構造を示したものである。図例の如く、所定間隔で設け
られた2つ基礎10上にはこれらに跨がって水回りユニ
ット2の床パネル11が敷設されており、さらに各基礎
10上には水回りユニット2に隣接する居室3側の床パ
ネル21がそれぞれ敷設されている。この居室3側の床
パネル21と水回りユニット2側の床パネル11は略同
じ厚さでそれらの上面は面一になっており、各床パネル
11、21の上面にはその周縁に沿って壁パネル12、
22がそれぞれ設置されている。
【0003】また水回りユニット2側の床パネル11の
上面には、例えば壁パネル12と略平行に配設された桁
材13を介して、図6に示した如く浴槽31、トイレ3
2、シャワーコーナー33、洗面台34等が連続して形
成された水回り装置30が配置されている。なお、水回
り装置30の床は、防水パン35を含む床材によって構
成され、防水パン35の上面が水回り装置30の床面と
なっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した従来の水回りユニット2の取り付け構造では、水
回り装置30が、居室3側の床パネル21の上面と面一
である水回りユニット2側の床パネル11の上面に桁材
13を介して配置されている。従って、水回り装置30
の防水パン35の上面は、居室3の床面を構成する床パ
ネル21の上面の高さ位置(レベル)よりも桁材13の
高さhに防水パン35を含む床材の厚みを加えた分、高
いレベルに置かれた状態となっている。
【0005】そのため、水回り装置30から水跳ねした
ものが水回りユニット2の出入り口を介して居室3側に
まで及ぶことが多く、水処理的に好ましくないという問
題が生じている。また、水回りユニット2側の出入り口
が居室3側の床の上面よりも一段高くなっているので、
居室3側から水回り装置30内に跨いで入る格好とな
り、つまずき易く、しかも建物の意匠上の点からも良く
ないものとなっている。
【0006】本考案は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、水回り装置の防水パンのレベルを居室の床面のレ
ベルと略等しくした水回りユニットの取り付け構造を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、居室に隣接して取り付けられた水回りユニ
ットの取り付け構造であって、水回りユニット側の床に
設けられた開口の端面に対向状態で取り付けられた支持
材と、この支持材に所定間隔でかつ対向状態でそれぞれ
一対ずつ固定されたブラケットと、ブラケット間のそれ
ぞれに架設された梁と、梁上に配置された水回り装置と
を備え、ブラケットが、縦片とこの縦片の上端から略直
角に折曲した横片とから略逆L字状に形成されてその横
片が支持材の上端に係止された躯体側取り付け部と、躯
体側取り付け部の横片と反対側に、この横片よりも下げ
た状態でかつ縦片に略直交させた状態で形成されて梁が
取り付けられた梁側取り付け部とからなるもので、上記
梁の上端面が、躯体側取り付け部の横片よりも下位に配
置されて水回り装置の床面が居室の床面と略同じ高さ位
置に配置された構成となっている。
【0008】
【作用】本考案の水回りユニットの取り付け構造では、
ブラケットの梁側取り付け部に取り付けられた梁の上端
面が、ブラケットの躯体側取り付け部の横片より下位に
配置されて梁上の水回り装置の床面が居室の床面と略同
じ高さ位置に配置されているため、水回り装置の床面が
居室の床面よりも高い位置に置かれていた従来に比較し
て、水回り装置にて水跳ねしたものが水回りユニットの
出入り口を介して居室側に及ぶことが抑えられる。また
水回りユニット側の出入り口と居室の床面との段差も略
無くなるため、居室側から水回り装置内に入る際や水回
り装置内から居室に出る際のつまずきが防止されるとと
もに、意匠上の点も良好になる。
【0009】
【実施例】以下、本考案に係る水回りユニットの取り付
け構造の実施例を図面に基づいて説明する。なお、図に
おいて従来例と同じ構成部品には同じ番号を付して説明
を省略する。図1は本考案の水回りユニットの取り付け
構造の一実施例を示す概略断面図である。図例の如く実
施例の構造は、水回りユニット1がその出入り側を居室
3に隣接させた状態で取り付けられたものである。
【0010】このような水回りユニット1の取り付け構
造では、基礎10上の水回りユニット1に隣接する居室
3側の各床パネル21の端面に、水回りユニット1側の
壁パネル12の厚さに応じて床パネル21と略同じ高さ
の調整材40を配置することにより開口45が設けられ
ている。従ってこの場合、壁パネル12の面と、調整材
40の床パネル21と反対側の面、すなわち開口45の
端面45aとは略面一であり、また床パネル21の上面
と調整材40の上面とも略面一となっている。
【0011】この開口45の端面45aには、例えば調
整材40と略等しい長さの支持材41が対向状態で、か
つその上端を調整材40の上面と略面一にした状態で取
り付けられており、この対向する支持材41には例えば
図2に示したようなブラケット50が所定間隔で、かつ
対向状態でそれぞれ一対ずつ固定されている。
【0012】各ブラケット50は、躯体側取り付け部5
1と梁側取り付け部52とからなる。躯体側取り付け部
51は、縦片51bと縦片51の上端から略直角に折曲
した横片51aとから略逆L字状に形成されている。ま
た梁側取り付け部52は、躯体側取り付け部51の横片
51aと反対側に、横片51aよりも下げた状態で、か
つ縦片51bに略直交させた状態で形成されている。ま
た梁側取り付け部52には例えば2個のボルト穴53が
穿設されている。
【0013】そして各ブラケット50は、躯体側取り付
け部51の横片51aが支持材41の上端に係止された
状態で支持材41に取り付けられている。一方、梁側取
り付け部52には、梁43の端部が、この端部に予め穿
設されたボルト穴(図示略)と梁側取り付け部52のボ
ルト穴53とにボルト42を挿通させること等によって
取り付けられ、各ブラケット50間に梁43が架設され
た状態となっている。さらに梁43上には、図6に示し
た水回り装置30が桁材13を介して配置されている。
【0014】ここで、居室3側の床パネル21の上面の
レベルとブラケット50の横片51aとが略同レベルに
あるため、横片51aよりも下方に位置する梁側取り付
け部52に取り付けられた梁43の上端面は、居室3側
の床パネル21の上面より下位に配置されている。そし
て、このことによって、梁43上の水回り装置30の床
面である防水パン35の上面が、居室3の床パネル21
の上面と略同じ高さ位置(レベル)に配置されている。
【0015】すなわち、本実施例では、梁43は、その
上端面がブラケット50の横片51aより桁材13の高
さhおよび水回り装置30の防水パン35を含む床材の
厚み分下位に配置されるように梁側取り付け部52に取
り付けられている。結果として、梁43上の水回り装置
30の防水パン35の上面は、従来よりも桁材13の高
さhに水回り装置30における床材の厚みを加えた分下
がったレベルに置かれ、居室3の床パネル21の上面と
水回り装置30の防水パン35の上面とが略同レベルに
置かれた状態となっている。
【0016】このように本実施例の水回りユニット1の
取り付け構造においては、図5に示した従来の床パネル
11を外して開口45を設け、この開口45内に水回り
装置30を、防水パン35の上面が居室3側の床パネル
21の上面と略等しいレベルになるように下げて配置し
た構成としたので、水回り装置30の防水パン35の上
面が居室3の床パネル21の上面より高いレベルにあっ
た従来に比較して、水回り装置30から水跳ねしたもの
が居室3側にまで及ぶのを抑えることができ、水処理的
に好ましい状態にすることができる。
【0017】また、水回りユニット側の出入り口と居室
3側の床パネル21の上面との段差を略無くすことがで
きるので、居室3から水回り装置30内に入る際や、水
回り装置30から居室3に出る際のつまずきを防止で
き、建物の意匠上の点からも良いものとなる。
【0018】なお、本実施例では本発明におけるブラケ
ットとして図2に示した手違い金物からなるブラケット
50を用いた場合について述べたが、横片と縦片とから
略逆L字状をなす躯体側取り付け部と、躯体側取り付け
部の横片と反対側に、横片よりも下げた状態でかつ躯体
側取り付け部に略直交させた状態で形成された梁側取り
付け部とから構成されたものであれ良く、例えば図3に
示した側面視略Z形状の金物や、図4に示した梁受け金
物等、従来用いられている金物をブラケットとして用い
ることができる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案の水回りユニ
ットの取り付け構造によれば、ブラケットの梁側取り付
け部に取り付けられた梁の上端面が、ブラケットの躯体
側取り付け部の横片より下位に配置されて梁上の水回り
装置の床面が居室の床面と略同じ高さ位置に配置されて
いるため、この居室の床面よりも水回り装置の床面の高
さ位置が高かった従来に比較して、水回り装置にて水跳
ねしたものが水回りユニットの出入り口を介して居室側
に及ぶのを抑えることができ、水処理的に好ましくな
る。また、水回りユニット側の出入り口と居室の床面と
の段差を略無くすことができるため、居室側から水回り
装置内に入る際や水回り装置内から居室に出る際のつま
ずきを防止できるとともに、建物の意匠上の点に良好に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る水回りユニットの取り付け構造の
一実施例を示した概略断面図である。
【図2】ブラケットの一例を示した斜視図である。
【図3】ブラケットの他の例を示した側面図である。
【図4】ブラケットのさらに他の例を示した側面図であ
る。
【図5】従来の水回りユニットの取り付け構造を示した
概略断面図である。
【図6】水回り装置の一例を示した平面図である。
【符号の説明】
1 水回りユニット 3 居室 21 床パネル 30 水回り装置 35 防水パン 41 支持材 43 梁 45 開口 50 ブラケット 51 躯体側取り付け部 51a 横片 51b 縦片 52 梁側取り付け部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 居室に隣接して取り付けられた水回りユ
    ニットの取り付け構造であって、 水回りユニット側の床に設けられた開口の端面に対向状
    態で取り付けられた支持材と、 前記支持材に所定間隔でかつ対向状態でそれぞれ一対ず
    つ固定されたブラケットと、 前記ブラケット間のそれぞれに架設された梁と、 前記梁上に配置された水回り装置とを備え、 前記ブラケットが、縦片と該縦片の上端から略直角に折
    曲した横片とから略逆L字状に形成されてその横片が前
    記支持材の上端に係止された躯体側取り付け部と、 前記躯体側取り付け部の横片と反対側に、該横片よりも
    下げた状態でかつ前記縦片に略直交させた状態で形成さ
    れて梁が取り付けられた梁側取り付け部とからなるもの
    で、 前記梁の上端面が、前記躯体側取り付け部の横片よりも
    下位に配置されて前記水回り装置の床面が前記居室の床
    面と略同じ高さ位置に配置されてなることを特徴とする
    水回りユニットの取り付け構造。
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JPH0657972A (ja) * 1992-08-13 1994-03-01 Matsushita Electric Works Ltd ユニットルーム支持用の架台の取付け構造

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