JP2003138630A - サニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造 - Google Patents
サニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造Info
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- JP2003138630A JP2003138630A JP2001333907A JP2001333907A JP2003138630A JP 2003138630 A JP2003138630 A JP 2003138630A JP 2001333907 A JP2001333907 A JP 2001333907A JP 2001333907 A JP2001333907 A JP 2001333907A JP 2003138630 A JP2003138630 A JP 2003138630A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本願発明は、建物の躯体工事の影響を受けずに
架台を取り付けて衛生設備機器の設置を行い、又、架台
を容易に鉛直に取り付けることによりサニタリーユニッ
トの施工精度高くし、サニタリーユニット自体の組立を
建物の躯体工事に先行して行うことを可能とし、壁仕上
げ材の施工作業と架台の取付作業とをほぼ同時に行うこ
とができ、施工工程の自由度を増大することを課題とす
るものである。 【解決手段】上記課題を解決するために、本願発明は、
壁掛型衛生設備機器を支持する架台を防水パン上に固定
し、該架台に壁掛型衛生設備機器を取り付けるサニタリ
ーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造。
架台を取り付けて衛生設備機器の設置を行い、又、架台
を容易に鉛直に取り付けることによりサニタリーユニッ
トの施工精度高くし、サニタリーユニット自体の組立を
建物の躯体工事に先行して行うことを可能とし、壁仕上
げ材の施工作業と架台の取付作業とをほぼ同時に行うこ
とができ、施工工程の自由度を増大することを課題とす
るものである。 【解決手段】上記課題を解決するために、本願発明は、
壁掛型衛生設備機器を支持する架台を防水パン上に固定
し、該架台に壁掛型衛生設備機器を取り付けるサニタリ
ーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、建物の壁面に支持固定
される、いわゆる壁掛型の衛生設備機器の取付構造に関
するもので、詳しくは、サニタリーユニットを構成する
防水パンに対する壁掛型衛生設備機器支持用架台の取付
けに関するものである。
される、いわゆる壁掛型の衛生設備機器の取付構造に関
するもので、詳しくは、サニタリーユニットを構成する
防水パンに対する壁掛型衛生設備機器支持用架台の取付
けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の壁掛型衛生設備機器に
は、大便器・ビデ・小便器・洗面台等があるが、これら
の支持用架台は、建物躯体に直接取り付けていた。例え
ば、図4に示す壁掛型衛生設備機器は、床スラブ110
にアンカーボルト113でスタンド114を固定し、こ
れにプレート、カウンター及びパネル等を取り付けた架
台101に直接固定されている(従来例1)。
は、大便器・ビデ・小便器・洗面台等があるが、これら
の支持用架台は、建物躯体に直接取り付けていた。例え
ば、図4に示す壁掛型衛生設備機器は、床スラブ110
にアンカーボルト113でスタンド114を固定し、こ
れにプレート、カウンター及びパネル等を取り付けた架
台101に直接固定されている(従来例1)。
【0003】また、図5に示す壁掛型衛生設備機器は、
建物躯体を構成する柱220と土台210に、箱形のフ
レーム及びパネルから成る架台201が固定され、その
架台201の前面側に壁掛型便器203が取り付けら
れ、壁掛型便器203の下側、すなわち架台201の前
面に防水パン202が位置している(従来例2)。
建物躯体を構成する柱220と土台210に、箱形のフ
レーム及びパネルから成る架台201が固定され、その
架台201の前面側に壁掛型便器203が取り付けら
れ、壁掛型便器203の下側、すなわち架台201の前
面に防水パン202が位置している(従来例2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来行われて
いた取り付けには、以下の問題点があった。従来例1に
示す衛生設備機器の取り付けは、床スラブ110に架台
101が固定されており、一般的に、床スラブ110の
表面は平滑ではなく、そのような床スラブ110上に架
台101を鉛直に設置するための施工手間が避けられな
かった。また、スタンド114固定後は、ユニットの据
付調整は全てスタンド114優先になり、ドア納まり等
に不具合が発生した。
いた取り付けには、以下の問題点があった。従来例1に
示す衛生設備機器の取り付けは、床スラブ110に架台
101が固定されており、一般的に、床スラブ110の
表面は平滑ではなく、そのような床スラブ110上に架
台101を鉛直に設置するための施工手間が避けられな
かった。また、スタンド114固定後は、ユニットの据
付調整は全てスタンド114優先になり、ドア納まり等
に不具合が発生した。
【0005】従来例2では、柱220と土台210に架
台201を固定しなければならず、また、架台201が
外壁面から突出しているため、架台回りの内外壁の施工
等にかなりの手間を要するものであった。
台201を固定しなければならず、また、架台201が
外壁面から突出しているため、架台回りの内外壁の施工
等にかなりの手間を要するものであった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
案出されたもので、建物の躯体工事の影響を受けずに架
台を取り付けて衛生設備機器の設置を行うことができ、
又、架台の取付けを容易に鉛直に取り付けることにより
サニタリーユニットの施工精度高くし、サニタリーユニ
ット自体の組立を建物の躯体工事に先行して行うことを
可能とし、壁仕上げ材の施工作業と架台の取付作業とを
ほぼ同時に行うことができ、施工工程の自由度を増大す
るものである。更には、サニタリーユニット内の空間を
広く形成できるという特徴を有するものである。
案出されたもので、建物の躯体工事の影響を受けずに架
台を取り付けて衛生設備機器の設置を行うことができ、
又、架台の取付けを容易に鉛直に取り付けることにより
サニタリーユニットの施工精度高くし、サニタリーユニ
ット自体の組立を建物の躯体工事に先行して行うことを
可能とし、壁仕上げ材の施工作業と架台の取付作業とを
ほぼ同時に行うことができ、施工工程の自由度を増大す
るものである。更には、サニタリーユニット内の空間を
広く形成できるという特徴を有するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、サニタリーユニットを構成する防水パン上に、壁掛
型衛生設備機器を取り付けるものである。
め、サニタリーユニットを構成する防水パン上に、壁掛
型衛生設備機器を取り付けるものである。
【0008】その具体的手段の1として、サニタリーユ
ニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造であっ
て、壁掛型衛生設備機器を支持する架台を防水パン上に
固定し、該架台に壁掛型衛生設備機器を取り付けて成る
サニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付
構造で、通常、防水パンの床躯体への設置に際しては、
その設置位置や水平度に充分な注意を払って施工される
ことから、設置精度の高い防水パンに架台を取り付ける
ことにより、架台を取り付ける際に、その取付精度を格
別意識しなくても、精度の高い取り付けが可能になっ
た。
ニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造であっ
て、壁掛型衛生設備機器を支持する架台を防水パン上に
固定し、該架台に壁掛型衛生設備機器を取り付けて成る
サニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付
構造で、通常、防水パンの床躯体への設置に際しては、
その設置位置や水平度に充分な注意を払って施工される
ことから、設置精度の高い防水パンに架台を取り付ける
ことにより、架台を取り付ける際に、その取付精度を格
別意識しなくても、精度の高い取り付けが可能になっ
た。
【0009】その具体的手段の2として、架台は、鋼製
材により枠形に組み立てた枠形フレームから成るサニタ
リーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造
で、架台は枠形フレームにより形成されているので、該
内部空間に給水管・排水管等のパイプを取り付ける配管
スペースとして有効に利用することができる。
材により枠形に組み立てた枠形フレームから成るサニタ
リーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造
で、架台は枠形フレームにより形成されているので、該
内部空間に給水管・排水管等のパイプを取り付ける配管
スペースとして有効に利用することができる。
【0010】その具体的手段の3として、架台は、防水
パンを支持する補強材に取り付けられて防水パンを貫通
するボルトおよびナットにより、防水パン上に固定され
て成るサニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器
の取付構造で、通常、防水パンはFRP等のプラスチッ
ク製品が使用されるが、補強材により防水パンの強度が
増すほか、補強材に架台を取り付けることにより、一層
その設置強度が向上される。
パンを支持する補強材に取り付けられて防水パンを貫通
するボルトおよびナットにより、防水パン上に固定され
て成るサニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器
の取付構造で、通常、防水パンはFRP等のプラスチッ
ク製品が使用されるが、補強材により防水パンの強度が
増すほか、補強材に架台を取り付けることにより、一層
その設置強度が向上される。
【0011】その具体的手段の4として、補強材には、
建物躯体の床スラブ上に設置される防水パンの高さ調整
を行う脚部が設けられて成るサニタリーユニットにおけ
る壁掛型衛生設備機器の取付構造で、補強材に、高さ調
整を行う脚部を設けたので、防水パンを建物躯体の床面
に載置固定する際、高さの微調整を行いながら施工する
ことができる。
建物躯体の床スラブ上に設置される防水パンの高さ調整
を行う脚部が設けられて成るサニタリーユニットにおけ
る壁掛型衛生設備機器の取付構造で、補強材に、高さ調
整を行う脚部を設けたので、防水パンを建物躯体の床面
に載置固定する際、高さの微調整を行いながら施工する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の態様】以下、図面に示す実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
【0013】図1は、本発明の壁掛け式便器を設置した
サニタリーユニットをRC造建築物に適用したもので、
上部及び手前側を切除して描いた斜視図である。図2
は、本発明の壁掛け式便器を設置したサニタリーユニッ
トをRC造建築物に適用したもので、防水パン上に固定
された架台に取り付けた壁掛け式便器を示す断面図であ
る。図3は、本発明の壁掛け式便器を取り付ける架台
と、防水パンを分解した斜視図である。
サニタリーユニットをRC造建築物に適用したもので、
上部及び手前側を切除して描いた斜視図である。図2
は、本発明の壁掛け式便器を設置したサニタリーユニッ
トをRC造建築物に適用したもので、防水パン上に固定
された架台に取り付けた壁掛け式便器を示す断面図であ
る。図3は、本発明の壁掛け式便器を取り付ける架台
と、防水パンを分解した斜視図である。
【0014】床スラブ上に設置した防水パン2は、サニ
タリーユニットの床仕上げ面となる防水パン本体21
と、該防水パン本体21を補強する補強材22とから形
成されている。
タリーユニットの床仕上げ面となる防水パン本体21
と、該防水パン本体21を補強する補強材22とから形
成されている。
【0015】補強材22は、防水パン本体21下面に平
行に設けられた少なくとも一対の溝型鋼から成り、補強
材22の両端部近傍には、防水パン2を床スラブ上に水
平に設置するため、床スラブ上に載置するボルトとナッ
トから成る高さ調整自在な脚部23が取り付けられてい
る。
行に設けられた少なくとも一対の溝型鋼から成り、補強
材22の両端部近傍には、防水パン2を床スラブ上に水
平に設置するため、床スラブ上に載置するボルトとナッ
トから成る高さ調整自在な脚部23が取り付けられてい
る。
【0016】防水パン2を床スラブ上に設置する際に
は、ボルトに螺合したナットの位置を変えることによ
り、補強材22の高さを調整し、防水パン本体21の正
確なレベル出しが行われる。
は、ボルトに螺合したナットの位置を変えることによ
り、補強材22の高さを調整し、防水パン本体21の正
確なレベル出しが行われる。
【0017】また、防水パン本体21の周縁部には立上
り部24が形成され、その中間部に水平な段部25が設
けられており、該水平段部25上にサニタリーユニット
の内壁を構成する壁板4が載置固定される。壁板4は、
表面材41と補強取付枠42から構成されている。
り部24が形成され、その中間部に水平な段部25が設
けられており、該水平段部25上にサニタリーユニット
の内壁を構成する壁板4が載置固定される。壁板4は、
表面材41と補強取付枠42から構成されている。
【0018】このような防水パン2、壁板4、及び、天
井板や扉等(図示せず)で構成されるサニタリーユニッ
トに、壁掛型便器3を取り付ける架台1が、防水パン2
の一周縁部、すなわち壁板4の前面に設置される。
井板や扉等(図示せず)で構成されるサニタリーユニッ
トに、壁掛型便器3を取り付ける架台1が、防水パン2
の一周縁部、すなわち壁板4の前面に設置される。
【0019】壁掛型便器3を取り付ける架台1は、アン
グル材等の型鋼により立体枠状に形成されており、壁掛
型便器3に接続する給水管・排水管(図示せず)を、そ
の内部空間を利用して配管できる大きさに形成されてい
る。
グル材等の型鋼により立体枠状に形成されており、壁掛
型便器3に接続する給水管・排水管(図示せず)を、そ
の内部空間を利用して配管できる大きさに形成されてい
る。
【0020】壁掛型便器3を取り付ける架台1の底面ま
たは底面近傍にはボルト挿入孔11が設けられており、
このボルト挿入孔11に、防水パン2の表面から突出す
るようにして取り付けた取付ボルト5を挿入し、ナット
6を取付ボルト5に螺合して緊締することにより、架台
1が防水パン上に強固に取り付けられる。
たは底面近傍にはボルト挿入孔11が設けられており、
このボルト挿入孔11に、防水パン2の表面から突出す
るようにして取り付けた取付ボルト5を挿入し、ナット
6を取付ボルト5に螺合して緊締することにより、架台
1が防水パン上に強固に取り付けられる。
【0021】防水パン2は、補強材22に取り付けた脚
部23によって高さ調整が正確にレベル出しが行われて
いるため、防水パン2上に取り付けられる架台1も鉛直
に設置される。
部23によって高さ調整が正確にレベル出しが行われて
いるため、防水パン2上に取り付けられる架台1も鉛直
に設置される。
【0022】架台1の前面を構成する型材には予めボル
ト挿通孔12が穿設されており、該挿通孔12を利用し
て壁掛型便器3が取り付けられる。そして、枠形フレー
ムから成る架台1内に配管した給水管・排水管と壁掛型
便器3とを接続した後、架台1の前面に化粧板7を、
又、架台1の上面に天板8を適宜の手段で取り付ける。
なお、壁板4の取り付けは、架台1の設置前であって
も、又、設置後であっても可能である。
ト挿通孔12が穿設されており、該挿通孔12を利用し
て壁掛型便器3が取り付けられる。そして、枠形フレー
ムから成る架台1内に配管した給水管・排水管と壁掛型
便器3とを接続した後、架台1の前面に化粧板7を、
又、架台1の上面に天板8を適宜の手段で取り付ける。
なお、壁板4の取り付けは、架台1の設置前であって
も、又、設置後であっても可能である。
【0023】架台1に内蔵された図示しない給水管・排
水管は、壁板4を貫通させてサニタリーユニット裏側に
導出させてもよく、防水パン2を貫通させてサニタリー
ユニットの防水パン2の下面に導出させてもよい。図3
において、破線9で示したエリアは、防水パン2の下面
に導出させる場合の貫通孔を設ける位置を示すものであ
る。
水管は、壁板4を貫通させてサニタリーユニット裏側に
導出させてもよく、防水パン2を貫通させてサニタリー
ユニットの防水パン2の下面に導出させてもよい。図3
において、破線9で示したエリアは、防水パン2の下面
に導出させる場合の貫通孔を設ける位置を示すものであ
る。
【0024】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。枠形フレームから成る架台を取り付けるボルト5
は、防水パン2に予め設けなくてもよい。防水パン2に
ボルト取付孔を穿設しておき、架台1のボルト挿入孔1
1と位置合せして施工現場においてボルトを架台1側か
ら挿入しナットで緊締してもよい。また、該ボルト取付
孔は施工現場において穿設してもよい。
したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。枠形フレームから成る架台を取り付けるボルト5
は、防水パン2に予め設けなくてもよい。防水パン2に
ボルト取付孔を穿設しておき、架台1のボルト挿入孔1
1と位置合せして施工現場においてボルトを架台1側か
ら挿入しナットで緊締してもよい。また、該ボルト取付
孔は施工現場において穿設してもよい。
【0025】サニタリーユニットが、ホテルやワンルー
ムマンションなどに使用される、浴槽や洗面台を有する
大型のものである場合には、防水パン本体21の周縁部
に形成する立上り部24は、浴槽縁部まで達するいわゆ
る腰壁状のものを採用するのが好適である。その際、枠
形フレームから成る架台1を、壁掛型便器と洗面台を取
り付ける一連のものとして形成することができる。
ムマンションなどに使用される、浴槽や洗面台を有する
大型のものである場合には、防水パン本体21の周縁部
に形成する立上り部24は、浴槽縁部まで達するいわゆ
る腰壁状のものを採用するのが好適である。その際、枠
形フレームから成る架台1を、壁掛型便器と洗面台を取
り付ける一連のものとして形成することができる。
【0026】補強材22は、実施例で示した溝型鋼の他
に、角形鋼管、I型鋼なども採用することができる。そ
して、サニタリーユニットの大きさや種類等に応じた所
要の強度を得るため3本以上設置してもよく、又、梯子
状や枠状に形成してもよい。
に、角形鋼管、I型鋼なども採用することができる。そ
して、サニタリーユニットの大きさや種類等に応じた所
要の強度を得るため3本以上設置してもよく、又、梯子
状や枠状に形成してもよい。
【0027】高齢化対策として、枠形フレームから成る
架台1に、固定式あるいは水平回動式の手摺りを設ける
のも好ましい。また、下部の支持フレームと該下部支持
フレームに対し昇降自在に外嵌された昇降フレーム等で
枠組構成される架台を採用すれば、壁掛型便器や手摺り
の高さを容易に調整することができる。
架台1に、固定式あるいは水平回動式の手摺りを設ける
のも好ましい。また、下部の支持フレームと該下部支持
フレームに対し昇降自在に外嵌された昇降フレーム等で
枠組構成される架台を採用すれば、壁掛型便器や手摺り
の高さを容易に調整することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、設置精度の高い防水パ
ンに架台を取り付けることにより、架台取付の際にその
取付精度を格別意識しなくとも、精度高く鉛直に取り付
けることが可能になった。
ンに架台を取り付けることにより、架台取付の際にその
取付精度を格別意識しなくとも、精度高く鉛直に取り付
けることが可能になった。
【0029】また、壁掛型衛生設備機器は、防水パンに
固定する架台に取り付けられるので、建物の躯体工事に
関係なく、サニタリーユニットに取り付けることが可能
になった。
固定する架台に取り付けられるので、建物の躯体工事に
関係なく、サニタリーユニットに取り付けることが可能
になった。
【0030】また、架台が防水パンの内側にあり、サニ
タリーユニットを形成する壁仕上げ材が防水パン周縁部
から立ち上がる、すなわち、架台がサニタリーユニット
内部に取り込まれることにより、サニタリーユニットと
建物躯体との間のデッドスペースを減少することができ
るので、サニタリーユニットの内部空間が広がり、更
に、架台の上部をカウンター等としても利用できる。
タリーユニットを形成する壁仕上げ材が防水パン周縁部
から立ち上がる、すなわち、架台がサニタリーユニット
内部に取り込まれることにより、サニタリーユニットと
建物躯体との間のデッドスペースを減少することができ
るので、サニタリーユニットの内部空間が広がり、更
に、架台の上部をカウンター等としても利用できる。
【0031】
【図1】本発明の外観を示す切欠斜視図
【図2】本発明の要部の縦断面図
【図3】本発明の要部の分解斜視図
【図4】従来例1の要部を示す縦断面図
【図5】従来例2の要部を示す縦断面図
1・・・・架台
11・・・ボルト挿通孔
12・・・ボルト挿通孔
2・・・・防水パン
21・・・防水パン本体
22・・・補強材
23・・・脚部
24・・・立上り部
25・・・段部
3・・・・壁掛型便器
4・・・・壁板
5・・・・ボルト
6・・・・ナット
7・・・・化粧板
8・・・・天板
9・・・・破線
101・・架台
103・・壁掛型便器
110・・床スラブ
113・・アンカーボルト
114・・スタンド
201・・架台
202・・防水パン
203・・壁掛型便器
210・・土台
220・・柱
Claims (4)
- 【請求項1】サニタリーユニットにおける壁掛型衛生設
備機器の取付構造であって、壁掛型衛生設備機器を支持
する架台を防水パン上に固定し、該架台に壁掛型衛生設
備機器を取り付けて成ることを特徴とする、サニタリー
ユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造。 - 【請求項2】架台は、鋼製材により枠形に組み立てられ
たフレームから成ることを特徴とする、請求項1記載の
サニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付
構造。 - 【請求項3】架台は、防水パンを支持する補強材に取り
付けられて防水パンを貫通するボルトおよびナットによ
り、防水パン上に固定されて成ることを特徴とする、請
求項1又は請求項2記載のサニタリーユニットにおける
壁掛型衛生設備機器の取付構造。 - 【請求項4】補強材には、建物躯体の床スラブ上に設置
される防水パンの高さ調整を行う脚部が設けられて成る
ことを特徴とする、請求項3記載のサニタリーユニット
における壁掛型衛生設備機器の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001333907A JP2003138630A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | サニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001333907A JP2003138630A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | サニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003138630A true JP2003138630A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19149114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001333907A Pending JP2003138630A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | サニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003138630A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008267128A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-11-06 | Toto Ltd | 壁掛け便器 |
CN104100107A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-15 | 江苏丰顺新材料科技有限公司 | 新型工业化组合式卫生间 |
WO2019093517A1 (ja) * | 2017-11-13 | 2019-05-16 | 株式会社Lixil | 衛生機器装置、ルームユニット、衛生機器装置の施工方法及びルームユニットの施工方法 |
KR20210022256A (ko) * | 2019-08-20 | 2021-03-03 | 디엘이앤씨 주식회사 | 모듈형 욕실 층상 배관 시스템 |
-
2001
- 2001-10-31 JP JP2001333907A patent/JP2003138630A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN104100107A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-15 | 江苏丰顺新材料科技有限公司 | 新型工业化组合式卫生间 |
CN104100107B (zh) * | 2014-06-27 | 2017-05-03 | 江苏丰顺新材料科技有限公司 | 工业化组合式卫生间 |
WO2019093517A1 (ja) * | 2017-11-13 | 2019-05-16 | 株式会社Lixil | 衛生機器装置、ルームユニット、衛生機器装置の施工方法及びルームユニットの施工方法 |
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