JPS5835119Y2 - 身障者用トイレユニツト - Google Patents

身障者用トイレユニツト

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Publication number
JPS5835119Y2
JPS5835119Y2 JP1980139145U JP13914580U JPS5835119Y2 JP S5835119 Y2 JPS5835119 Y2 JP S5835119Y2 JP 1980139145 U JP1980139145 U JP 1980139145U JP 13914580 U JP13914580 U JP 13914580U JP S5835119 Y2 JPS5835119 Y2 JP S5835119Y2
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JP
Japan
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case
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attached
room
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Expired
Application number
JP1980139145U
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English (en)
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JPS5760600U (ja
Inventor
勇 石黒
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP1980139145U priority Critical patent/JPS5835119Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、身障者用トイレユニットに関する。
従来、この種の身障者用トイレユニットには実開昭54
−176295号公報(以下A号)と、特開昭54−1
21547号公報のものが存在する。
このA号は建築躯体表面に添接するケース体を平面長方
形状とし、このケース体表面に衛生器具、手摺杆等の必
要器具を取付けることにより形成している。
ところが、ケース体は長方形状である為、必要器具を取
付ける媒体としての機能は有するも、それ自体では必要
器具の重量に抗して自立することはできない。
それ故、必要器具である洗面器、大便器の重量ならびに
それ等を使用する身障者の体重はケース体を介してルー
ム壁面に集中することとなる為、特別な補強構造をもっ
てルーム内の壁面に取付固定しなければならず、ルーム
内の壁面が強度的に弱い木製等で成形されている場合据
付不可能である不具合を有するばかりでなく手摺杆基端
の取付部分が露出し、外観的美感を損なうばかりでなく
、商品価値の劣化を招く不具合を有する。
また、洗面器、手摺杆等の必要器具を、取付けた固定パ
ネルに対してその両側に移動パネルを折曲可能に連結し
た身障者用トイレユニツ)(B号)も存在するが、必要
器具を取付ける固定パネル内には必要配管の配管スペー
スがない為、建築躯体内にそれ等配管類を貫通状に取付
固定しなければならず、その穿孔作業も甚々面倒である
不具合を有し、手摺杆基端部が、パネル表面から露出す
る為商品価値の劣化を伴なう不具合がある。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目
的とする処は、ケース体自体を、必要器具を取付装備し
ても自立する平面り型状に形成することにより特別な補
強構造をもってルーム内の壁面に取付固定する必要がな
く、ルーム内の壁面が木製で成形されていても横倒不能
に取付装備でき、しかも内部に配管類を装備することに
より建築躯体に必要な配管専用の穿孔作業を皆無となし
、手摺杆の基端の露出を防止し且つ強固に固定支持でき
る身障者用トレイユニットを提供せんとするものである
その目的を達成する為の基本的な構成は、内部に配管類
を装備し前面に表面化粧パネルを配設した平面り形状の
ケース体を、底面を床面に載置すると共に背面をルーム
内の隅部を境にして隣接する両壁面に添接固着してなり
、上記片側の一方ケース体表面に他方ケース体側より大
便器、手摺杆、洗面器を順次配設すると共に他方ケース
体表面に握りバー、紙巻器、洗浄用操作部を配設し、上
記手摺杆をケース体内において表面化粧パネル内側と壁
面に添接して立設する前後一対の骨子となるチャンネル
に取付固定したものである。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
図中、1はケース体を示し、一方ケース1aと、他方ケ
ース1bとからなり、双方共に一体形成するか或いは双
方を枠組して全体としてL型に形成し、ルームA内の隅
部2Aを境にして隣接する壁面1Aに添接固着する。
一方ケース1aと、他方ケース1bは共に数種のアング
ル3,4等、表面化粧パネル6、天板パネル7、衛生器
具Bの取付板8等からなり、内部のスペースを確保する
大型なL型アングル3を対向状にしてまず平面り形状に
敷設し、そのアングル3の両起立片3aに添接状にして
骨子となる[型のチャンネル4を適宜間隔をおいて起設
固定し、上部に天板パネル7を載置状に固着する。
次いでその起設するチャンネル4を介して衛生器具Bの
取付板8、配管Cの支持板9を夫々固定する。
而る後支持板9に支持せしめて給、排水用の配管Cを横
引き状に固定し、前面に、便器取付孔、洗面器取付孔、
手摺杆2等の取付孔を開孔した表面化粧パネル6で被覆
し、その化粧パネル6のポルドロにボルトを挿通せしめ
て大便器1B後部を取付板8に支持固定し、更に、洗面
器2Bも同様に支持固定し、大便器1B及びその洗面器
2Bに配管Cを接続せしめる一方、手摺杆2の両端を取
付孔を挿通せしめてチャンネル4に固定した支持具5に
て強固に支持する、斯様な如く形成した一個のトイレユ
ニットを、ルームA内の隅部2Aを境にして隣接する壁
面1Aに沿って添接し、アンカーボルト等の止着具12
をもって壁面1Aに固定する。
従って、大便器1B、洗面器2B、手摺杆2或いは握り
バー10、洗浄用操作部11.紙巻器13等の必要器具
は全て床面りにて支持固定されず、また壁面1Aに対し
て直接支持固定されない為、身障者の体重がもろに大便
器1B、洗面器2B、手摺杆2にかかつても壁面1Aは
直接作用しないばかりかその力はL型の他方ケース1b
に分散される。
また、手摺杆2も、両端の支持にて十分に身障者の体重
を支えることができる支持構造を採用でき、在来の如く
脚部を床面まで延ばして支持固定する必要なく、脚部に
て車椅子の走行を邪魔することもない。
尚、ケース体1は、内部に配管Cのスペースを確保でき
、その上で、必要器具、大便器1B、洗面器2B等を支
持固定することができるものならばいかなる構造でも良
い。
また、手摺杆2は完全なU型に限定されず、車椅子の走
行に邪魔にならなければ、いびつなU字形、故意に局部
を変形せしめたU字形等任意の形状を採用するも勿論で
ある。
更にケース体1も図示する如く、大便器1B、洗面器2
B、手摺杆2等比較的重い器具類を支持固定した一方ケ
ース1a端面を、隣接せる壁面IA’に直接当接する如
くに固定し、その一方ケース1a前面側端に他方ケース
1bの端面を当接して壁面IA’に固定しても良く、斯
様な取付方法を採用すると一方ケース1aに主に加わる
身障者の重みと器具との重みを他方ケース1bにて受圧
することができ、一層強度は増大する。
その際においても全体をユニットとして工場にて一括に
形成しておき、現場にて枠組して形成するものではない
ことは言うまでもない。
本考案は、成上の如く衛生器具、手摺杆、その他の必要
器具を固定したケース体を平面り型状とし、そのケース
体底面を床面に載置すると共に背面をルーム内の隅部を
境にして隣接する両壁面に添接固着して形成したので必
要器具を取付固定してもケース体は横倒しない。
その理由は、L型の一方ケースにかかる器具の荷重は、
床面に載置する他方ケースにて、また他方ケースにかか
る器具の荷重は、床面に載置する一方ケースにて支持さ
れるからである。
故に、ルーム内の壁面に取付固定するに際しては身障者
の体重を考慮した強度をもってケース体を取付固定すれ
ば良く、従来品(実開昭54−176295号公報)の
如く必要器具の荷重、身障者の体重を考慮した特別な補
強構造をもって取付固定する必要はなく、ルーム内の壁
面への据付施工の簡略化を図り得ると共に、例えば強度
的に弱い木製等にてルーム内の壁面が成形されていても
横倒不能に確実に据付施工できる。
■ ケース体を平面り型状に形成したので、必要器具の
取付面積が2倍となる為、あらゆる器具類を一括して装
備できる。
■ 手摺杆を、ケース体内における表面化粧パネル内側
と、壁面に添接して立設する前後一対の骨子となるチャ
ンネルに取付固定しているので、手摺杆を2点支持にて
固定でき、基端部がケース体内に貫通位置する為見栄え
も良く、商品価値の低下を招かない。
■ 配管をケース体内に装備したので、建築躯体にその
配管用の穿孔作業を行なう必要もない。
依って所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案身障者用トイレユニットの斜視図、第2
図は同正面図で一部切欠す、第3図は同平面図で一部切
欠す。 尚図中 1A:壁面、1:ケース体、B:衛生器具、2
:手摺杆、A:ルーム、4:チャンネル、1aニ一方ケ
ース体、1b:他方ケース体、1B:大便器、2B:洗
面器、10:握りバー、13:紙巻器、11:洗浄用操
作部、6:表面化粧パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に配管類を装備し前面に表面化粧パネルを配設した
    平面り形状のケース体を、底面を床面に載置すると共に
    背面をルーム内の隅部を境にして隣接する両壁面に添接
    固着してなり、上記片側の一方ケース体表面に他側の他
    方ケース体側より大便器、手摺杆、洗面器を順次配設す
    ると共に他方ケース体表面に握りバー、紙巻器、洗浄用
    操作部を配設し、上記手摺杆を、ケース体内において表
    面化粧パネル内側と壁面に添接して立設する前後一対の
    骨子となるチャンネルに取付固定してなる身障者用トイ
    レユニット。
JP1980139145U 1980-09-30 1980-09-30 身障者用トイレユニツト Expired JPS5835119Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980139145U JPS5835119Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 身障者用トイレユニツト

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JP1980139145U JPS5835119Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 身障者用トイレユニツト

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Publication Number Publication Date
JPS5760600U JPS5760600U (ja) 1982-04-09
JPS5835119Y2 true JPS5835119Y2 (ja) 1983-08-06

Family

ID=29499129

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JP1980139145U Expired JPS5835119Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 身障者用トイレユニツト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606586A (ja) * 1983-06-22 1985-01-14 株式会社日立製作所 直交する2方向にトングを有するクレ−ンの吊具装置
JPS6111685U (ja) * 1984-06-26 1986-01-23 児玉コンクリ−ト工業株式会社 コンクリ−ト杭の型枠返転用吊具装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54176295U (ja) * 1978-06-02 1979-12-12

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JPS5760600U (ja) 1982-04-09

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