JPH09261978A - 積層体素子および振動駆動装置 - Google Patents

積層体素子および振動駆動装置

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JPH09261978A
JPH09261978A JP6835496A JP6835496A JPH09261978A JP H09261978 A JPH09261978 A JP H09261978A JP 6835496 A JP6835496 A JP 6835496A JP 6835496 A JP6835496 A JP 6835496A JP H09261978 A JPH09261978 A JP H09261978A
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vibration
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laminated body
body element
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Yutaka Maruyama
裕 丸山
Nobuyuki Kojima
信行 小島
Takahiro Yamakawa
孝宏 山川
Toru Ezaki
徹 江崎
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Taiheiyo Cement Corp
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Canon Inc
Nihon Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層体素子における電極層の材料を改良した
振動エネルギーの損失を極力少なくする。 【解決手段】 電気機械エネルギー変換能を有する材料
の層と電極材料の層とを交互に複数重ねて積層し焼結さ
れた積層体素子において、前記電極材料は金属成分中に
銀を含有し、銀を50重量パーセント以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気的エネルギーを
機械的エネルギーに変換する電気機械変換素子および振
動駆動装置に関するものであり、とくに積層型の素子の
電極層に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電気機械変換能を有する圧
電セラミックス等の電気機械変換材料において、電極材
料と圧電セラミックスを交互に積層した積層体素子が提
案されている。
【0003】この積層体素子は、例えば同じ厚さの単一
の板状の圧電セラミックスと比較した場合、低い印加電
圧で大きな変形歪みや大きな発生力が得られるので、近
年、特に圧電アクチュエータや振動波モータ等の振動駆
動装置を構成する振動子の駆動部に利用されまた検討さ
れている。
【0004】この積層体素子の製造方法は主に以下の二
通りある。
【0005】第1の製造方法は、焼成した単板の圧電セ
ラミックスの両面に電極層を設け、これを複数枚重ね合
せ、例えば接着剤等で接合して作る方法である。
【0006】第2の製造方法は、焼成前の圧電セラミッ
クスの有機バインダーを含むシート状の成形体(グリー
ンシート)の層と、焼成前の電極ぺーストの層を各々重
ね合せ熱圧着して一体化した後に焼成して作る焼結一体
型の方法である。
【0007】最近注目されているのは第2の製造方法
で、圧電セラミックスの層をより薄くでき、また熱圧着
できるので接着剤の様な材料も用いることがないので、
小型でより高性能の積層体素子が可能となる。しかしな
がら、製造プロセスは技術的にも複雑になる。
【0008】積層体素子を図10および図11により説
明する。図10(a)は積層体素子の上面図、(b)は
横断面の一例であり、図11は図10の積層体素子11
の縦断面図で、積層圧電素子11を構成する複数の圧電
セラミックス1は板厚約100μmで、内径を有する円
板状に形成されている。
【0009】圧電セラミックス1にはその片面に略全面
に電極層2あるいは3、そして最上面に最上電極層7が
形成され、これらの電極層2,3,7は圧電セラミック
ス1の片面に、電極材料をペースト状にしスクリーン印
刷することで形成される。
【0010】また、積層の最下層に位置する圧電セラミ
ックスの電極層3と反対側の面には電極層8が形成され
ている。これらの各電極層の厚さは通常数μm程度以下
である。
【0011】焼成前の各圧電セラミックス1に電極層が
形成された後、所定の位置に合わせて複数枚の圧電セラ
ミックス1が積層、熱圧着され、一体焼結することで積
層体素子が作られる。
【0012】そして、この後に積層体素子の積層された
側面部に2つの側面電極9,10を例えば、銀ペースト
を焼付けることで形成する。また、不図示のリード線を
側面電極9,10に夫々接続し、外部との導通を行う。
【0013】さらに、電極層の端部と外部との絶縁のた
めに樹脂材料等による絶縁処理が行われ、積層体素子1
1が完成する。
【0014】ここで、電極層2は圧電セラミックス1の
片面の略全面を覆うように形成される。電極層2は圧電
セラミックス1の側面において側面電極9と導通がとら
れる。また、電極層2は側面電極10と絶縁されるよう
に側面電極10の周囲には形成されない。
【0015】最下層の圧電セラミックス1に形成される
電極膜8は側面電極9と導通し、側面電極10と絶縁が
とられるように電極膜2と同様の形状に形成されてい
る。
【0016】また、同様に電極膜3は側面電極10と導
通し、側面電極9と絶縁されるように側面電極9の周囲
を除いて圧電セラミックス1の略全面に形成される。最
上層の圧電セラミックス1に形成される電極層7も側面
電極10と導通し、側面電極9と絶縁されるように形成
されている。そして、一体焼結後に分極処理が行なわれ
る。
【0017】図11の矢印は積層体素子の分極状態を示
している。側面電極10に対して側面電極9を正電位と
することで図中の矢印のように分極処理が行われる。こ
のように分極が行われた積層体素子に対し、側面電極1
0に対して側面電極9が正となる電界を印加すると積層
圧電素子11は積層方向に伸びる変形を行い、逆の電界
を印加することで縮む変形を行う。電界として交流電界
を印加すると伸縮が繰り返されて振動が励起される。
【0018】図12は振動駆動装置の例として、積層体
素子11を用いたボルト締めランジュバン型の振動子の
縦断面図を示している。積層体素子11の両端面には銅
板等より形成された電極板13が配置され、これら積層
体素子11及び電極板13を両面より挟むように、金属
材料より形成された振動体15が配置されている。
【0019】一方の振動体15と電極板13間には樹脂
材料より形成された絶縁シート14が配置されている。
これら2つの振動体15と金属材料の締結ボルト12を
ねじ止めし、振動子20ができている。
【0020】振動子20は、その軸方向における伸縮モ
ードでの固有振動数あるいはその付近における共振周波
数に近い周波数の交流電界を2つの電極板13間に印加
することで共振状態に近い状態で駆動され、振動エネル
ギーを発生することができるようになっている。
【0021】ここで、焼結一体型の積層体素子の層間に
形成される電極層について説明をすると、電極層は積層
体素子の各層の圧電セラミックスのグリーンシート上
に、電極ペーストをスクリーン印刷法などで所定の形状
に形成し、グリーンシートと一体化され焼成することに
よりグリーンシートと同時に電極層も焼結し形成され
る。
【0022】電極ペーストは、電極材料となる金属粒
子、有機バインダ、溶剤、フィラーやガラス等の無機添
加物を混合して作られる。通常、圧電セラミックスは主
成分がジルコン酸チタン酸鉛であり、1000〜130
0℃の大気雰囲気でかつ鉛雰囲気内で焼成されるので、
電極材料は焼成温度になっても溶融や酸化を生じない非
常に限定された貴金属材料、例えば金、白金、パラジウ
ム、銀等が使用されている。しかしながら、材料コスト
を考慮すると、この中でもコストの安価な銀を主体とし
て使うのが一般的であった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】前述の積層体素子を実
際に各種振動応用装置に使用する場合、その使い方は大
きく分けて次の2通りある。
【0024】一つは、積層体素子に直流電圧を印加し、
その変位や発生した力を静的に利用する場合である。
【0025】もう一つは、交流電圧を印加しその積層体
素子を含む振動系を振動させ、振動の振幅が大きくなる
共振状態に近い状態を保ちながらその振動を利用する場
合である。
【0026】前者の例は比較的多く知られているが、後
者の例は最近でも数少ない。例えば後者の例が、上述の
積層体素子を組み込んだボルト締めランジュバン型の振
動子であり、また別の例として、近年開発された振動波
モータがある。
【0027】今回、本発明者等は、共振で使用できる積
層体素子を作り、振動波モータに積層体素子を用いて種
々の検討を行ったところ、振動波モータの振動部材を積
層体素子により振動させ、共振状態に近い状態で駆動さ
せたところ、従来のように安価な銀を多量に含む電極材
料を使った積層体素子では、振動時の振動エネルギーの
損失が大きくなり発熱が増し、その結果モータの性能、
特に効率が悪化することが知見された。
【0028】なお、共振状態で使用する積層体素子は通
常減衰の少ない材質の圧電セラミックス、いわゆる機械
的品質係数Q値の高い材料を使って作る必要があり、現
在、このような積層体素子は一般には市販されていない
のが現状である。
【0029】また、特に振動波モータに使用する積層体
素子においては、積層面に対して面外の曲げやねじりの
変形があり、その結果、電極層には剪断ひずみが生じる
ため、振動エネルギーの減衰がとくに著しくなる。
【0030】本出願に係る第1の発明の目的は、この振
動エネルギーの損失を極力少なくするために、積層体素
子における電極層の材料を改良した積層体素子を提供す
ることにある。
【0031】本出願に係る第2の発明の目的は、上記し
た第1の発明の目的を実現した積層体素子を用いた振動
波モータ等の振動駆動装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決すべく積層体素子を構成する各層の圧電セラミックス
の間に形成される電極層に用いる材料に特徴を与えたも
のである。
【0033】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第1の構成は、電気機械エネルギー変換能を有する材料
の層と電極材料の層とを交互に複数重ねて積層し焼結さ
れたた積層体素子において、前記電極材料は金属成分中
に銀を含有し、銀を50重量パーセント以下とすること
を特徴とする積層体素子にある。
【0034】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第2の構成は、上記した第1の構成において、前記電極
材料は、銀を含有し、銀以外にパラジウムを50重量パ
ーセント以上含むことを特徴とする積層体素子にある。
【0035】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第3の構成は、上記した第1、または第2の構成におい
て、積層体素子自体を含む振動系を略共振に近い状態で
励起するために用いられることを特徴とする積層体素子
にある。
【0036】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第4の構成は、上記した第1または第2の構成におい
て、電極材料の層が剪断変形を受けるような振動におい
て使用することを特徴とする積層体素子にある。
【0037】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
構成は、上記した第3の構成の積層体素子を駆動部とす
る振動子を含む振動駆動装置において、積層体素子に交
流電界を印加し、該振動子を略共振に近い状態の振動に
励起させることを特徴とする振動駆動装置にある。
【0038】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
第2の構成は、上記の第1の構成において、前記振動子
と、前記振動子に加圧接触する部材とが相対的に移動す
る振動波モータとして構成したことを特徴とする振動駆
動装置にある。
【0039】上記の構成によれば、積層体素子の特に共
振時における減衰、すなわち振動エネルギーの損失を減
らすことができ、これらの結果として積層体素子ならび
に積層体素子を含む振動系の熱の発生、エネルギー効率
の低下を防ぐことができる良好な積層体素子が得られ
る。
【0040】特に、層の面内に剪断ひずみを発生するよ
うな曲げ、ねじりなど変形を含む(ともなう)振動系に
おいて効果が著しい。
【0041】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は第1の実施形態の積層体素子
を示し、(a)は上面図、(b)は横断面図である。
【0042】本実施形態の積層体素子は、図10および
図11に示す従来の積層体素子と同様に内径部を有する
圧電セラミックス1を複数積層したもので、圧電セラミ
ックの片面側に設けられた電極層2’、7’の材料に特
徴があり、他の構成や製造方法は同じであるので電極層
2’、7’の材料についてのみ説明する。
【0043】(実施例1)まず、実際に評価は図2に示
すように、短冊形状のステンレス鋼SUS420J2か
らなり、長さL30mm、幅W7mm、厚さh2mmで
ある金属板45に長さ(L/2)15mm、幅W7m
m、厚さ0.6mmの積層体素子11’を接着剤により
固定した振動子20’を用いた。
【0044】積層体素子11’は、図4に示すように6
層の圧電セラミックス1’と、6層の電極層2Aとから
なる。図2の振動子20’を図3に鎖線で示すような板
厚方向の曲げ2次モードで駆動させた。
【0045】評価は振幅に対する機械的品質係数Qを測
定することで行った。具体的には積層体素子を曲げ2次
モードの周波数の交流電圧を印加し、励起させた後電圧
印加を止め、そのときの生ずる減衰振動、つまり積層体
素子を固定した金属板、すなわち振動子20’の減衰振
動の振幅の時間変化(減衰振動曲線になる)を測定し
た。そしてその減衰振動曲線から、一定振幅の減衰比を
求めその減衰比より機械的品質係数Qを計算した。
【0046】なお、振幅の測定は金属板45にあらかじ
めセンサーとして単板の圧電セラミックス素子をはり付
け、センサー出力と実際の振幅とを調べ測定した。
【0047】通常、圧電素子の評価に使用するインピー
ダンスアナライザによる測定では、圧電素子の性能によ
り振幅が一定でないこと、インピーダンスアナライザで
は測定電圧の掃引時の条件の他、測定条件でアドミッタ
ンスが変化することなど測定上ばらつきが多くあり、こ
の点上述の評価方法は振幅とQ値の関係の精度は一段と
優れている。
【0048】また積層面の面外の曲げ振幅に対して、振
動エネルギーの損失は単純な積層面に対して垂直な振動
よりも大きくなる傾向があり、本評価方法の方が積層体
素子の損失を測るのに適している。
【0049】また、積層体素子11’の各電極層2Aは
図4に示すようにホール18,19の中に電極材料を埋
め込みスルーホールとすることで導通を図った積層構造
にしている。図示していないが最上層の電極膜2A−1
上のホール18と19に各々リード線がハンダ付により
結ながれ、適当な周波数の交流電圧が印加され励振す
る。
【0050】電極材料を変え、上述の測定方法にてQ値
を測定した。
【0051】実際に使用した電極材料は、材料:A
u、材料:Pt、材料:Pd、材料:Ag−P
t、材料:Ag−Pd(パラジウム)で、材料:A
g−Pt、材料:Ag−Pdの電気材料において、そ
の割合は重量比で、10:90(試料1),20:80
(試料2),40:60(試料3),50:50(試料
4),60:40(試料5),80:20(試料6)と
した。
【0052】ここで、材料:Au、材料:Pt、材
料:Pdは、略材料:Ag−Pd(20:80)並
びに比較のための単板の圧電セラミックスと同等のQ値
であり、比較的大きいQ値を示したが、Agが多く混合
したPt(材料)、Pd(材料)の電極層ではQ値
の低下がみられた。
【0053】図5に材料のAg−Pdの試料1〜試料
6の結果を示す。
【0054】結果は多少のばらつきを有しているものの
Ag−Ptと同様に、Agの多く混合した電極層(試料
5、試料6)ではQ値の低下が著しい。なお、Pd(パ
ラジウム)が100%の場合は積層体素子の割れが生じ
易く、Ptが100%では圧電セラミックスと電極層と
が良く接合せず、積層体のはく離が起り易いこともわか
った。
【0055】Au(金)は融点が比較的低いので、焼成
温度を1000℃近くにしたが、電極膜の部分的な溶融
が起り満足できる積層体素子は多くは得られなかったな
ど実用上の難点がある。
【0056】以上のことから、一般によく使用されてい
る銀が多量の50重量パーセント以上含まれているとQ
値の低下が起こり、積層体素子の性能が満足できないこ
とがわかった。多分銀が比較的軟かい金属であることが
原因と思われる。
【0057】またコストを考えると、Pt(白金)より
もPd(パラジウム)の方が望ましい。
【0058】電極層の厚さに関して本実施例では3〜5
μmとしたが、さらに厚くするとQ値の低下がみられ、
導通を満足できれば薄い方が望ましい。
【0059】また、Q値の増加のために、電極層の特性
を変える目的で、他の元素、無機物等を添加し実験を行
ったが、電極層に充分よく混ざらない、例えば焼成時に
圧電セラミックス側へ吸収されてしまうなど目立って大
きな効果は得られていない。なお、電極材料は市販のサ
ブμm〜2〜3μmの粉末を用いた。粉末の粒径や製法
の異なる粉末も検討したが大きな差はみられなかった。
【0060】なお、従来例でも記述したように、振動に
よる振動エネルギ−の減衰が大きい(機械的品質係数Q
m値が小さい)圧電セラミックスを使用して積層体素子
を作ると、電極材料の化学成分によらず、減衰による発
熱が起こり、積層体素子の機械的品質係数Qm値の低下
が起こる。本実施の形態および以降の実施の形態で用い
た圧電セラミックスそれ自身の機械的品質係数Qm値は
約1200であり、1400、2000程度の圧電セラ
ミックスの方が例えば図5の機械的品質係数Qm値は良
くなることがわかった(現在市販の材料では機械的品質
係数Qm値2000が略限界である)。
【0061】一方、機械的品質係数Qm値が1000以
下、数百、数十レベルになると、上述のとおり好ましく
なく、使用すべきではないと判断した。
【0062】(第2の実施形態)図6は本発明の第2の
実施形態を示す積層体素子11”を構成する圧電セラミ
ックスの平面図である。
【0063】本実施形態の積層体素子11”の構成は、
図6の(a),(b),(c)…の順に第1、第2、第
3層…となるように形成されている。
【0064】本実施形態の積層体素子は、2系統の電気
入力により駆動される。これらの電気入力を以下A相、
B相と称す。また、本実施形態の積層体素子は円周方向
に節、腹が交互に生じる面内曲げのモードで駆動され
る。
【0065】本実施形態の積層体素子は、図6の(a)
〜(f)に示す円環形状の6枚の圧電セラミックスを積
層したもので、これらは圧電セラミックスの片面側に電
極層および貫通電極(ホールに導電材を充填し導通を可
能とする電極)30が形成される。なお、電極膜未形成
部31を設け、貫通電極30との絶縁をとっている箇所
もある。
【0066】図6の(b),(d),(f)に示すよう
に、第2、第4、及び第6層の圧電セラミックス42,
43に4分の1波長の間隔で全周に電極膜を形成する。
これら電極膜はA相の正極32(33)A(+)と負極
32(33)A(−)、B相の正極32(33)B
(+)と負極32(33)B(−)とを一極おきに配置
することで、A相とB相とは全体的に4分の1波長の間
隔となる。
【0067】図6の(c),(e)に示す第3及び第5
層の圧電セラミックス46には、その上下に配置される
圧電セラミックス42のA相及びB相の各電極と位置的
に同位相で各相のグランドの用途を成すGND電極36
Aと36Bが交互に4分の1波長の間隔で形成されてい
る。
【0068】また、最上層の第1層の圧電セラミックス
44には、同心的に6周にわたり分極及び給電用の電極
層が形成され、内周側の2本の給電電極34AGと34
BGは、圧電セラミックスに板厚方向に形成された貫通
電極30により第3及び第5層の圧電セラミックス46
の電極膜と接続する。詳しくは給電電極34AGはA相
用のGND電極36Aと、給電電極34BGはB相用の
GND電極36Bと接続される。
【0069】また、給電電極34A(+),(−),3
4B(+),(−)は第2、第4及び第6層の圧電セラ
ミックス42,43の同相同極性の電極32(33)A
(+),(−),32(33)B(+),(−)と、同
様に貫通電極30により接続される。
【0070】図7は分極処理された積層体素子の分極状
態を示す展開図であり、矢印は分極方向である。
【0071】分極処理のためのコンタクトピンはすべて
最上層の圧電セラミックス44の電極に接触され、給電
電極34AG,34BGに対してA,B相の正の給電電
極34A(+),34B(+)に正の電圧、A,B相の
負の電極34A(−),34B(−)に負の電圧を印加
するようにしている。
【0072】ここで、各層の圧電セラミックスに形成さ
れた貫通電極30を介し、第3、第5層の圧電セラミッ
クス46の電極層36A,36Bは第1層の給電電極3
4AG,34BGと同電位となる。
【0073】また、同様にこれら第3、第5層の圧電セ
ラミックス46を挟むように配置される第2、第4及び
第6層の圧電セラミックス42の正電極32(33)
A,B(+)には最上層の圧電セラミックス44の給電
電極34A(+),B(+)と同電位の分極処理用の電
圧が、負の電極32(33)A,B(−)には最上層の
圧電セラミックス44の給電電極34A(−),B
(−)と同電位の分極処理用の電圧が印加される。
【0074】給電電極34AGに対して給電電極34A
(+)に正の電界を印加すると、電極層36Aと32
(33)A(+)に挟まれた圧電セラミックスの領域は
板厚方向に伸び、給電電極34AGに対して給電電極3
4A(−)に正の電界を印加すると、電極層36Aと3
2(33)A(−)に挟まれた厚電セラミックスの領域
は板厚方向に縮む。これら給電電極に交流電界を印加す
ると、伸縮が繰り返されて振動が励起される。これらは
A相として駆動される。同様にB相が構成される。
【0075】この積層体素子の給電電極に接続されるフ
レキシブルプリント基板50は、図8に示すように給電
パターン51A1が給電電極34AGに接続され、また
給電パターン51B1が給電電極34BGに接続され
る。これら両給電パターン51A1,51B1にはおの
おの端子部52A1,52B1を介して不図示の駆動回
路により以下のように駆動電圧が給電される。
【0076】すなわち、給電電極34A(+),(−)
に給電パターン51Aを介して導通する端子部52A
と、給電電極34B(+),(−)に給電パターン51
Bを介して導通する端子部52Bに給電される駆動電圧
電位の位相差は、+90degあるいは−90degで
あるが、端子部52Aと52A1、及び端子部52Bと
52B1間におのおの給電される駆動周波数電圧の位相
差は180degとなる。
【0077】このように給電を行うことで積層体素子に
は2つの位置及び位相の異なる振動が励起される。
【0078】(第3の実施形態)図9は第1、第2の実
施形態の積層体素子を用いた振動駆動装置の一つである
振動波モータの斜視図を示す。
【0079】振動体45は金属材料により円盤状に形成
され、一方の端面には振動子の変位拡大のためのくし歯
部が設けられる。振動体45の他方の端面に積層体素子
11”が接着剤等により接合される。積層体素子11”
にはフレキシブルプリント基板49が接合し外部との電
気的な接続が行われ、振動子48が構成される。
【0080】移動体46は振動体45のくし歯部に、同
心的に加圧接触される。移動体46の振動体45への加
圧は、出力軸47に接合する不図示の加圧バネにより行
われる。
【0081】振動子48への電気入力により、振動子4
8には振動変形が生じ、くし歯部には移動体46を回転
させる力が生じる。移動体46の回転運動が出力軸47
に伝達され、出力軸47により回転力が出力される。
【0082】上述の積層体素子の電極層を銀対パラジウ
ムの割合が重量比で各々80:20と20:80を用い
て振動波モータの性能を調べたところ、モータとしての
出力(トルク×回転数)とモータへの入力の比であるモ
ータ効率は、本モータの定格条件トルク225gcm、
回転数800rpmで80:20の場合が25%、2
0:80の場合が45%と20ポイントの差が生じた。
この差はそのままモータの発熱量の差になって現われ、
80:20では振動子48の温度上昇が著しく約100
〜120℃になり、長時間稼動では接着剤により接合さ
れた積層体素子11’が振動体45からはく離すること
がしばしば起った。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動時のエネルギー損失の少ない、結果として出力の大
きく、熱の発生の少ない積層体素子を実現する。
【0084】また、本発明の積層圧電素子を用いること
で通常の積層圧電素子を用いるより出力の大きく、熱の
発生の少ない振動駆動装置を実現する。
【0085】特に曲げ、ねじりなどの変形をともなう振
動系には効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の積層体素子の電極層
を示し、(a)は上面図、(b)は横断面図。
【図2】第1の実施形態の積層体素子の評価用振動体の
概略図。
【図3】図2の側面図。
【図4】図2の積層体素子の分解斜視図。
【図5】実施例1の積層体素子の振幅とQ値の関係を示
す図。
【図6】第2の実施形態の積層体素子を示す図。
【図7】図6の側面図。
【図8】第2の実施形態で使用するフレキシブルプリン
ト基板。
【図9】第3の実施形態の振動波モータの斜視図。
【図10】従来例の積層体素子の電極層を示し、(a)
は上面図、(b)は横断面図。
【図11】図10の断面図。
【図12】従来例の積層体素子を有する振動子の断面
図。
【符号の説明】
1…圧電セラミックス 2,2’…電極層 11,11’,11”…積層体素子 20,20’,48…振動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 孝宏 東京都江東区清澄1−2−23 日本セメン ト株式会社内 (72)発明者 江崎 徹 東京都江東区清澄1−2−23 日本セメン ト株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機械エネルギー変換能を有する材料
    の層と電極材料の層とを交互に複数重ねて積層し焼結さ
    れたた積層体素子において、 前記電極材料は金属成分中に銀を含有し、銀を50重量
    パーセント以下とすることを特徴とする積層体素子。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電極材料は、銀
    を含有し、銀以外にパラジウムを50重量パーセント以
    上含むことを特徴とする積層体素子。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、積層体素子
    自体を含む振動系を略共振に近い状態で励起するために
    用いられることを特徴とする積層体素子。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、電極材料の
    層が剪断変形を受けるような振動において使用すること
    を特徴とする積層体素子。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の積層体素子を駆動部と
    する振動子を含む振動駆動装置において、積層体素子に
    交流電界を印加し、該振動子を略共振に近い状態の振動
    に励起させることを特徴とする振動駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記振動子と、前記
    振動子に加圧接触する部材とが相対的に移動する振動波
    モータとして構成したことを特徴とする振動駆動装置。
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