JPH09258092A - カメラ - Google Patents
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- JPH09258092A JPH09258092A JP8091985A JP9198596A JPH09258092A JP H09258092 A JPH09258092 A JP H09258092A JP 8091985 A JP8091985 A JP 8091985A JP 9198596 A JP9198596 A JP 9198596A JP H09258092 A JPH09258092 A JP H09258092A
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
く、被写体位置の変化に起因する視度のずれを補正す
る。 【解決手段】 撮影レンズ系とファインダー系とを同時
に変倍させるために、撮影レンズ系を構成するレンズ群
のうち少なくとも1つのレンズ群とファインダー系を構
成するレンズ群のうち少なくとも1つのレンズ群とを同
時に移動させるための駆動手段を備えている。そして、
駆動手段は、被写体の位置情報に基づいて撮影レンズ系
の少なくとも1つのレンズ群とファインダー系の少なく
とも1つのレンズ群とを同時に移動させることによっ
て、被写体に対して撮影レンズ系とファインダー系とを
同時に合焦させる。
Description
撮影レンズ系の光軸と異なる光軸を有し且つ近距離合焦
が可能なファインダー系を備えたレンズシャッター式の
カメラに関するものである。
式のカメラでは、撮影レンズ系の光軸とファインダー系
の光軸とが間隔を隔てて配置されているのが一般的であ
る。また、レンズシャッター式のカメラでは、ズームレ
ンズを備えたカメラが一般的である。特に、近年、3倍
を超える変倍比を有する、いわゆる高変倍ズームレンズ
を備えたカメラが主流となり、より大きな変倍比のズー
ムレンズを備えたカメラが増えている。
られる撮影レンズ系は、35mmフィルムに対して約3
5mmから約100mmの焦点距離範囲を有する標準系
ズームレンズがほとんどである。そして、ズームレンズ
の変倍比が大きくなるにつれて、望遠端での焦点距離が
長焦点化している。また、レンズシャッター式のカメラ
では、撮影レンズ系の最短撮影距離が1m程度が主流で
ある。
られるファインダー系では、撮影レンズ系の変倍による
画角の変化に応じて、視野角を変化させている。したが
って、撮影レンズ系の変倍比が大きくなるにつれて、フ
ァインダー系の変倍比も大きくなっている。これらのズ
ームファインダー系は、実像式のファインダー系と虚像
式のファインダー系とに分類される。一般的に、実像式
のファインダー系の方が虚像式のファインダー系より
も、高変倍化と小型化との両立に適している。そこで、
高変倍ズームレンズを備えたカメラでは、実像式のズー
ムファインダー系が主流となっている。
レンズ系の焦点距離が可変であり、変倍に際して対物レ
ンズ系の可動レンズ群が光軸に沿って移動する。そし
て、被写体が例えば無限遠のような基準距離(以下、単
に「基準距離」という)にある特定の撮影状態において
のみ、対物レンズ系により形成される被写体像の位置が
視野枠位置と重なるように構成されている。なお、視野
角の最も広い広角端から最も狭い望遠端までの変倍範囲
のうち、広角端でのファインダー倍率が最も小さくな
る。ところで、ファインダー倍率が極端に小さいと、撮
影者が被写体を視認しにくい。このため、広角端におい
ても、撮影者が被写体を視認し易い程度のファインダー
倍率を確保している。
の変倍比が大きくなり、望遠端での焦点距離が長焦点化
するにしたがって、ファインダー系中の対物レンズ系の
望遠端における焦点距離が正に大きくなる。したがっ
て、被写体位置が変化すると、対物レンズ系により形成
される被写体像の位置が光軸に沿って大きく変動してし
まう。この被写体像の形成位置の変動は視度のずれを起
こし、撮影者が積極的に眼を調節しなければ被写体を鮮
明に観察することができなくなる。すなわち、従来技術
では、撮影者の眼の負担が大きく、眼の疲れる、見にく
いファインダー系となっていた。
最も物体側のレンズ群を光軸に沿って移動させてフォー
カシング(合焦)を行うことにより、被写体位置の変化
に伴う視度のずれを補正することのできるファインダー
系が開示されている。しかしながら、特開平7−552
7号公報に開示のファインダー系では、変倍のための駆
動機構とフォーカシングのための駆動機構とを別々に設
けなければならず、ファインダー系の構成の複雑化を招
いていた。
のであり、ファインダー系の構成の複雑化を招くことな
く、被写体位置の変化に起因する視度のずれを補正する
ことのできるファインダー系を備えたカメラを提供する
ことを目的とする。
に、本発明においては、撮影レンズ系と、該撮影レンズ
系の光軸とは異なる光軸を有するファインダー系とを備
えたカメラにおいて、前記撮影レンズ系と前記ファイン
ダー系とを同時に変倍させるために、前記撮影レンズ系
を構成するレンズ群のうち少なくとも1つのレンズ群と
前記ファインダー系を構成するレンズ群のうち少なくと
も1つのレンズ群とを同時に移動させるための駆動手段
を備え、前記駆動手段は、被写体の位置情報に基づいて
前記撮影レンズ系の少なくとも1つのレンズ群と前記フ
ァインダー系の少なくとも1つのレンズ群とを同時に移
動させることによって、前記被写体に対して前記撮影レ
ンズ系と前記ファインダー系とを同時に合焦させること
を特徴とするカメラを提供する。
手段による回転駆動量を前記撮影レンズ系の少なくとも
1つのレンズ群の光軸方向の移動量に変換するための第
1案内手段と、前記駆動手段による回転駆動量を前記フ
ァインダー系の少なくとも1つのレンズ群の光軸方向の
移動量に変換するための第2案内手段とを有する。
ズ系およびファインダー系の変倍動作について説明す
る。従来より、撮影レンズ系では、鏡筒内部に設けられ
たヘリコイドやカム等に沿ってモーター等の変倍駆動系
により変倍レンズ群を回転駆動する。こうして、変倍レ
ンズ群を光軸方向に移動させることによって、撮影レン
ズ系の焦点距離を変化させ、変倍動作を行っている。ま
た、一般的に、変倍駆動系とは別の合焦駆動系により所
定の合焦レンズ群を光軸方向に移動させることによっ
て、被写体位置に応じた合焦動作を行っている。
ンダーブロック内に設けられたカム等に沿ってモーター
等の変倍駆動系により変倍レンズ群を回転駆動する。こ
うして、変倍レンズ群を光軸に沿って移動させることに
よって、変倍動作を行っている。一般的に、撮影レンズ
系の変倍駆動系とファインダー系の変倍駆動系とを兼用
化することにより、軽量化や省電力化を図っている。
製造上の誤差を無視すれば、焦点距離が最も短い広角端
から焦点距離が最も長い望遠端まで変倍する際に、無限
遠の被写体に対する像位置は本来常に一定となる。一
方、基準距離にある被写体に対して、被写体像の位置が
変倍中常に一定ではないが所定のレンズ位置状態(所定
の焦点距離状態に対応する)においてのみ断続的に一定
となるような焦点距離可変のレンズ系は、ステップズー
ム系と呼ばれている。
カメラでは、撮影レンズ系をステップズーム系で構成
し、所定のレンズ位置状態以外のカム軌道を合焦用に用
いている。すなわち、フォーカスカムとズームカムとを
兼用し、所定のレンズ位置状態において変倍駆動系によ
り所定の合焦レンズ群を光軸方向に移動させて、被写体
に対する合焦動作を行っている。こうして、従来の撮影
レンズ系用の合焦駆動系を省略することにより、撮影レ
ンズ系のフォーカシング機構の簡略化を図っている。
倍駆動系により撮影レンズ系の変倍レンズ群とファイン
ダー系の変倍レンズ群とを駆動しているので、撮影レン
ズ系の近距離合焦時にファインダー系の変倍レンズ群も
駆動される。その結果、撮影レンズ系の合焦動作に伴っ
てファインダー系の変倍動作が引き起こされ、撮影レン
ズ系が変倍しないのにファインダー系の視野範囲が変化
してしまうという不都合があった。
をステップズーム系で構成するだけでなく、ファインダ
ー系もステップズーム系で構成している。また、基準距
離にある被写体に対して合焦した所定のレンズ位置状態
において、撮影レンズ系の画角とファインダー系の視野
角とをほぼ一致させている。さらに、基準距離にある被
写体に対して合焦した所定のレンズ位置状態において、
撮影レンズ系の合焦レンズ群に所定の駆動量を与えて合
焦動作を行うと、被写体に対して撮影レンズ系とファイ
ンダー系とが同時に合焦するように構成している。
フォーカシング時に、ファインダー系も同時に合焦させ
ることができる。したがって、ファインダー系の構成の
複雑化を招くことなく、被写体位置の変化に起因する視
度のずれを補正することができる。特に、撮影レンズ系
とファインダー系とを同一の駆動系により駆動すること
により、双方の系の変倍動作および合焦動作を同時に行
うので、カメラの簡易構成化に加えて省電力化も達成す
ることができる。
いて説明する。図1は、本発明の各実施例にかかるカメ
ラの構成を概略的に示す斜視図である。また、図2は、
各実施例にかかるカメラの基本動作に関する処理の流れ
を説明するためのブロック図である。さらに、図3は、
各実施例にかかるカメラの変倍動作および合焦動作にお
けるレンズ群の移動の様子を示す概念図である。
る。カメラ本体1には、光軸3を有する撮影レンズ系2
と、光軸3とは間隔を隔てた光軸103を有するファイ
ンダー系101とが設けられている。また、カメラ本体
1の前面(被写体側の面)には、被写体位置検出用の投
受光系11およびストロボ20が設けられている。さら
に、カメラ本体1の上面には、レリーズボタン10が設
けられている。
の基本動作に関する処理の流れを説明する。まず、ズー
ミングボタン14が押されると、メインCPU15から
モーターMに対してズーミング駆動量を指令するズーミ
ング命令が供給される。このズーミング命令にしたがっ
て、モーターMは、撮影レンズ系2およびファインダー
系102を駆動する。こうして、図3において矢印Aで
示すように、初期的に設定されていたレンズ位置状態2
01が別のレンズ位置状態301へ移行し、撮影レンズ
系2およびファインダー系102の変倍が行われる。
なると、メインCPU15から被写体位置検出用の投受
光系11に測距命令が供給される。この測距命令にした
がって、投受光系11は被写体の位置を検出し、測距結
果である被写体位置情報をフォーカス駆動量演算系12
に出力する。
系11からの被写体位置情報に基づいて、被写体への合
焦に必要なフォーカス駆動量をメインCPU15に伝達
する。メインCPU15は、フォーカス駆動量を指令す
るフォーカス命令をモーターMに供給する。このフォー
カス命令にしたがって、モーターMは、撮影レンズ系2
およびファインダー系102を駆動する。こうして、図
3において矢印Bで示すように、変倍動作によって設定
されていたレンズ位置状態301から所定の合焦レンズ
群の位置が変化し、撮影レンズ系2およびファインダー
系102の被写体に対する合焦が行われる。
ると、メインCPU15からシャッター13にシャッタ
ー開閉命令が供給される。このシャッター開閉命令にし
たがって、シャッター13が開口し、露出が行われる。
図4は、本発明の各実施例にかかるカメラの内部構成図
であって、撮影レンズ系の光軸3とファインダー系の光
軸103とを通過するように切った断面図である。ま
た、図5は、撮影レンズ系の光軸3に対して垂直な面に
沿った断面図である。
点距離レンズであり、物体側から順に、正屈折力の第1
レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、正屈
折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G
4と、負屈折力の第5レンズ群G5とから構成されてい
る。第1レンズ群G1〜第5レンズ群G5は、それぞれ
レンズ室L1〜L5に保持されている。レンズ室L2お
よびL4は、シャッターユニットSに固定されている。
レンズ室L3は、外周部に設けられたヘリコイドを介し
てレンズ室L2内に保持され、ズーミング(変倍)時に
は駆動レバーKの光軸3を中心とした回転によりシャッ
ターユニットSに対して光軸方向に駆動される。駆動レ
バーKは、シャッターユニットS内のステッピングモー
ター(不図示)に与えられる電気的信号に基づいて回転
駆動され、第3レンズ群G3を光軸3を中心として回転
させる。したがって、第3レンズ群G3は、ヘリコイド
の作用により、光軸3を中心として回転しながら光軸3
に沿って移動する。
固定され、第1レンズ鏡筒T1は第2レンズ鏡筒T2に
対してヘリコイドを介して取り付けられている。そし
て、図5に示すように、モーターMにより第2レンズ鏡
筒T2が回転駆動されると、第1レンズ鏡筒T1がひい
てはレンズ室L1および第1レンズ群G1が光軸3に沿
って移動する。
は、それぞれ外周部に設けられたフォロアーピン(不図
示)により第2レンズ鏡筒T2内部に保持されている。
そして、モーターMの回転により第2レンズ鏡筒T2が
回転駆動されると、シャッターユニットSおよびレンズ
室L5が第2レンズ鏡筒T2内に設けられたカムに沿っ
て光軸方向に案内される。すなわち、モーターMにより
第2レンズ鏡筒T2が回転駆動されると、第2レンズ群
G2と第4レンズ群G4とが一体的に光軸3に沿って移
動するとともに、第5レンズ群G5も光軸3に沿って移
動する。
101は、対物レンズ系104と、視野枠106と、接
眼レンズ系105とで構成されている。対物レンズ系1
04は、物体側から順に、レンズ群g1と、レンズ群g
2と、レンズ群g3と、コンデンサーレンズgcとから
構成されている。なお、対物レンズ系104を構成する
レンズ群g1乃至gcは、レンズ室内において、それぞ
れレンズホルダーh1乃至hcにより保持されている。
また、接眼レンズ系105は、プリズムPと、アイピー
スg4とから構成されている。
ーターMからの回転駆動力が遊星ギアYを介してズーミ
ングレバーRに伝達される。こうして、レンズ群g1〜
gcのうち変倍レンズ群は、各レンズホルダーの下部に
設けられたガイドピン(不図示)の作用により、ズーミ
ングレバーR上に設けられたカムに沿って光軸方向に駆
動される。こうして、ファインダー系101の対物レン
ズ系104の焦点距離が変化し、視野が変化する。
ンダー系とが同一の駆動系により駆動され、撮影レンズ
系の変倍レンズ群およびファインダー系の変倍レンズ群
がそれぞれ光軸に沿って移動するように構成されている
のが一般的である。したがって、本発明においても、撮
影レンズ系2の変倍レンズ群(第3レンズ群G3を除
く)とファインダー系101の変倍レンズ群とが同一の
駆動系すなわち同一のモーターMにより光軸方向に駆動
される。
レンズ系2においてモーターMにより駆動される変倍レ
ンズ群G1、G2、G4およびG5について、第2レン
ズ鏡筒T2の回転角θと各レンズ群の光軸方向の移動量
xとの関係を示す図である。なお、前述しように、第2
レンズ群G2と第4レンズ群G4とは一体的に移動する
ため、第2レンズ群G2についての回転角θと移動量x
との関係の図示を省略している。また、図7は、第1実
施例のファインダー系101においてモーターMにより
駆動される変倍レンズ群g1およびg2について、ズー
ミングレバーRの回転角θ' と各レンズ群の光軸方向の
移動量x' との関係を示す図である。図7に示すよう
に、レンズ群g3およびgcは、変倍に際して光軸方向
に固定である。
無限遠合焦状態として、広角端から望遠端までの焦点距
離範囲においてA〜Gの7つのレンズ位置状態だけが存
在する。このように、撮影レンズ系2はステップズーム
レンズであり、レンズ位置状態A(広角端)〜G(望遠
端)において各レンズ群同士の間隔が決定されている。
また、A’〜G’で示す範囲は、それぞれA〜Gのレン
ズ位置状態でフォーカシングを行う際の各レンズ群の移
動軌跡(カム軌道)を示している。さらに、A''〜G''
は、最短距離撮影状態(1m)での各レンズ群の位置を
示している。
離状態)において、被写体位置が無限遠から近距離(1
m)に変化すると、AからA''の状態に、BからB''の
状態に、CからC''の状態に、DからD''の状態に、E
からE''の状態に、FからF''の状態に、GからG''の
状態に各レンズ群が移動する。なお、図6では、説明を
簡単にするために、各レンズ群の移動軌跡を折れ線状に
表している。しかしながら、実際には、カム軌道は滑ら
かに連続的であり、移動量xを回転角θについて微分し
た値dx/dθもほぼ連続的に変化している。
101では、無限遠合焦状態として、広角端から望遠端
までの変倍範囲においてa〜gの7つのレンズ位置状態
だけが存在する。このように、ファインダー系101も
ステップズームレンズであり、各レンズ位置状態a(広
角端)〜g(望遠端)において各レンズ群同士の間隔が
決定されている。また、a’〜g’で示す範囲は、それ
ぞれa〜gのレンズ位置状態でフォーカシングを行う際
の各レンズ群の移動軌跡(カム軌道)を示している。さ
らに、a''〜g''は、最短距離撮影状態(1m)での各
レンズ群の位置を示している。
離状態)において、被写体位置が無限遠から近距離(1
m)に変化すると、aからa''の状態に、bからb''の
状態に、cからc''の状態に、dからd''の状態に、e
からe''の状態に、fからf''の状態に、gからg''の
状態に各レンズ群が移動する。なお、図7においても、
説明を簡単にするために、各レンズ群の移動軌跡を折れ
線状に表している。しかしながら、実際には、カム軌道
は滑らかに連続的であり、移動量x' を回転角θ' につ
いて微分した値dx' /dθ' もほぼ連続的に変化して
いる。
ファインダー系101とは1つのモーターMにより一体
的に駆動される。そして、撮影レンズ系2の各レンズ位
置状態A〜Gとファインダー系101の各レンズ位置状
態a〜gとがそれぞれ対応している。また、同一の被写
体に対して、撮影レンズ系2とファインダー系101と
が同時に合焦するように構成されている。
レンズ系2の諸元の値を示す。なお、表(1)におい
て、D1は第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との主
点間隔を、D2は第2レンズ群G2と第3レンズ群G3
との主点間隔を、D3は第3レンズ群G3と第4レンズ
群G4との主点間隔を、D4は第4レンス群G4と第5
レンズ群G5との主点間隔を、Bfはバックフォーカス
を、fは撮影レンズ系全体の焦点距離をそれぞれ表して
いる。なお、D1〜D4の値は、光線の進行方向を正と
している。また、θは、広角端であるレンズ位置状態A
からの第2レンズ鏡筒T2の回転角である。
インダー系101の対物レンズ系104の諸元の値を示
す。なお、表(2)において、d1はレンズ群g1とレ
ンズ群g2との主点間隔を、d2はレンズ群g2とレン
ズ群g3との主点間隔を、d3はレンズ群g3とレンズ
群gcとの主点間隔を、Bfはバックフォーカスを、f
は対物レンズ系全体の焦点距離をそれぞれ表している。
なお、d1〜d3の値は、光線の進行方向を正としてい
る。また、θ' は広角端であるレンズ位置状態aからの
ズーミングレバーRの回転角であり、各レンズ位置状態
において第2レンズ鏡筒T2の回転角θと一致してい
る。
近距離物体への合焦に際して、第1レンズ群G1乃至第
4レンズ群G4を一体的に物体側へ移動させ、第5レン
ズ群G5を異なる移動量で物体側へ移動させている。以
下の表(3)に、無限遠撮影状態から最短距離撮影状態
(1m)までの第1レンズ群G1の繰り出し量Δ1、第
5レンズ群G5の繰り出し量Δ5、および第5レンズ群
G5の繰り出し量Δ5の第1レンズ群G1の繰り出し量
Δ1に対する比γ=Δ5/Δ1を示す。ただし、繰り出
し量Δ1およびΔ5は、物体側への移動量を正とする。
なお、表(3)において、Δθは、各レンズ位置状態A
〜Gにおける無限遠撮影状態から最短距離撮影状態まで
の第2レンズ鏡筒T2の回転角である。表(3)に示す
ように、第1実施例では、回転角Δθが各レンズ位置状
態A〜Gにおいて一定である。
は、近距離物体への合焦に際して、レンズ群g1を物体
側へ移動させている。次の表(4)に、無限遠撮影状態
から最短距離撮影状態までのレンズ群g1の繰り出し量
δ1を示す。ただし、繰り出し量δ1は、物体側への移
動量を正とする。なお、無限遠撮影状態から最短距離撮
影状態までのズーミングレバーRの回転角Δθ' は第2
レンズ鏡筒T2の回転角θと一致するので、各レンズ位
置状態a〜gにおいて一定である。
最も物体側のレンズ群g1を光軸に沿って移動させて合
焦動作を行っているが、この合焦レンズ群g1の変倍時
の移動量は少ない。したがって、各レンズ位置状態a〜
gにおける合焦レンズ群g1の繰り出し量をほぼ一定に
することができる。このように、第1実施例では、1つ
のモーターMにより撮影レンズ系2およびファインダー
系101を駆動して、双方の光学系の変倍動作および合
焦動作を同時に行うことができる。
レンズ系2においてモーターMにより駆動される変倍レ
ンズ群G1、G2、G4およびG5について、第2レン
ズ鏡筒T2の回転角θと各レンズ群の光軸方向の移動量
xとの関係を示す図である。なお、第2レンズ群G2と
第4レンズ群G4とは一体的に移動するため、第2レン
ズ群G2についての回転角θと移動量xとの関係の図示
を省略している。また、図9は、第1実施例のファイン
ダー系101においてモーターMにより駆動される変倍
レンズ群g1〜g3について、ズーミングレバーRの回
転角θ'と各レンズ群の光軸方向の移動量x' との関係
を示す図である。図9に示すように、レンズ群gcは、
常に光軸方向に固定である。
無限遠合焦状態として、広角端から望遠端までの焦点距
離範囲においてA〜Gの7つのレンズ位置状態だけが存
在する。このように、撮影レンズ系2はステップズーム
レンズであり、各レンズ位置状態A(広角端)〜G(望
遠端)において各レンズ群同士の間隔が決定されてい
る。また、A’〜G’で示す範囲は、それぞれA〜Gの
レンズ位置状態でフォーカシングを行う際の各レンズ群
の移動軌跡(カム軌道)を示している。さらに、A''〜
G''は、最短距離撮影状態(1m)での各レンズ群の位
置を示している。
写体位置が無限遠から近距離(1m)に変化すると、A
からA''の状態に、BからB''の状態に、CからC''の
状態に、DからD''の状態に、EからE''の状態に、F
からF''の状態に、GからG''の状態に各レンズ群が移
動する。なお、図8では、説明を簡単にするために、各
レンズ群の移動軌跡を折れ線状に表している。しかしな
がら、実際には、カム軌道は滑らかに連続的であり、移
動量xを回転角θについて微分した値dx/dθもほぼ
連続的に変化している。
101では、無限遠合焦状態として、広角端から望遠端
までの変倍範囲においてa〜gの7つのレンズ位置状態
だけが存在する。ファインダー系101もステップズー
ムレンズであり、各レンズ位置状態a(広角端)〜g
(望遠端)における各レンズ群同士の間隔が決定されて
いる。また、a’〜g’で示す範囲は、それぞれa〜g
のレンズ位置状態でフォーカシングを行う際の各レンズ
群の移動軌跡(カム軌道)を示している。さらに、a''
〜g''は、最短距離撮影状態(1m)での各レンズ群の
位置を示している。
写体位置が無限遠から近距離(1m)に変化すると、a
からa''の状態に、bからb''の状態に、cからc''の
状態に、dからd''の状態に、eからe''の状態に、f
からf''の状態に、gからg''の状態に各レンズ群が移
動する。なお、図9においても、説明を簡単にするため
に、各レンズ群の移動軌跡を折れ線状に表している。し
かしながら、実際には、カム軌道は滑らかに連続的であ
り、移動量x' を回転角θ' について微分した値dx'
/dθ' もほぼ連続的に変化している。
ファインダー系101とは1つのモーターMにより一体
的に駆動される。そして、撮影レンズ系2の各レンズ位
置状態A〜Gとファインダー系101の各レンズ位置状
態a〜gとがそれぞれ対応している。また、同一の被写
体に対して、撮影レンズ系2とファインダー系101と
が同時に合焦するように構成されている。
ファインダー系101の諸元の値は第1実施例と同じで
あり、それぞれ表(1)および表(2)に示すとおりで
ある。したがって、第2実施例における撮影レンズ系2
およびファインダー系101の諸元の値の表示を省略す
る。
近距離物体への合焦に際して、第1レンズ群G1乃至第
4レンズ群G4を一体的に物体側へ移動させ、第5レン
ズ群G5を異なる移動量で物体側へ移動させている。以
下の表(5)に、無限遠撮影状態から最短距離撮影状態
(1m)までの第1レンズ群G1の繰り出し量Δ1、第
5レンズ群G5の繰り出し量Δ5、および第5レンズ群
G5の繰り出し量Δ5の第1レンズ群G1の繰り出し量
Δ1に対する比γ=Δ5/Δ1を示す。ただし、繰り出
し量Δ1およびΔ5は、物体側への移動量を正とする。
なお、表(5)において、Δθは、各レンズ位置状態A
〜Gにおける無限遠撮影状態から最短距離撮影状態まで
の第2レンズ鏡筒T2の回転角である。表(5)に示す
ように、第2実施例では、回転角Δθが各レンズ位置状
態A〜Gで互いに異なっている。
は、近距離物体への合焦に際して、レンズ群g3を像側
へ移動させている。次の表(6)に、無限遠撮影状態か
ら最短距離撮影状態までのレンズ群g3の繰り出し量δ
3を示す。ただし、繰り出し量δ3は、像側への移動量
を正とする。なお、無限遠撮影状態から最短距離撮影状
態までのズーミングレバーRの回転角Δθ' は第2レン
ズ鏡筒T2の回転角θと一致するので、各レンズ位置状
態a〜gにおいて互いに異なっている。
のモーターMにより撮影レンズ系2およびファインダー
系101を駆動して、双方の光学系の変倍動作および合
焦動作を同時に行うことができる。なお、撮影レンズ系
の口径比が最短焦点距離状態(広角端)と最長焦点距離
状態(望遠端)とで異なる場合、各レンズ位置状態にお
いて焦点深度が異なる。したがって、第2レンズ鏡筒T
2およびズーミングレバーRの回転角をレンズ位置状態
に依存することなく一定にすると、回転角の制御精度す
なわちレンズ群位置の制御精度が望遠端のレンズ位置状
態よりも広角端のレンズ位置状態において極端に過剰に
なる。あるいは、各レンズ位置状態により回転角の制御
精度を変化させなければならず、カメラの複雑化を招い
てしまう。
撮影状態から最短距離撮影状態までの繰り出し量が最短
焦点距離状態(広角端)よりも最長焦点距離状態(望遠
端)において大きくなるようなレンズ群を合焦レンズ群
として選択している。こうして、第2実施例では、回転
角の制御精度がレンズ位置状態によってあまり変化しな
いので、合焦レンズ群の制御を容易に行うことができ
る。
影レンズ系2においてモーターMにより駆動される変倍
レンズ群G1〜G5について、第2レンズ鏡筒T2の回
転角θと各レンズ群の光軸方向の移動量xとの関係を示
す図である。なお、第2レンズ群G2と第4レンズ群G
4とは一体的に移動するため、第2レンズ群G2につい
ての回転角θと移動量xとの関係の図示を省略してい
る。また、図11は、第3実施例のファインダー系10
1においてモーターMにより駆動される変倍レンズ群g
1およびg2について、ズーミングレバーRの回転角
θ' と各レンズ群の光軸方向の移動量x' との関係を示
す図である。図11に示すように、レンズ群g3および
レンズ群gcは、変倍に際して光軸方向に固定である。
は、無限遠合焦状態として、広角端から望遠端までの焦
点距離範囲においてA〜Gの7つのレンズ位置状態だけ
が存在する。このように、撮影レンズ系2はステップズ
ームレンズであり、各レンズ位置状態A(広角端)〜G
(望遠端)における各レンズ群同士の間隔が決定されて
いる。また、A’〜G’で示す範囲は、それぞれA〜G
のレンズ位置状態でフォーカシングを行う際の各レンズ
群の移動軌跡(カム軌道)を示している。さらに、A''
〜G''は、最短距離撮影状態(1m)での各レンズ群の
位置を示している。
写体位置が無限遠から近距離(1m)に変化すると、A
からA''の状態に、BからB''の状態に、CからC''の
状態に、DからD''の状態に、EからE''の状態に、F
からF''の状態に、GからG''の状態に各レンズ群が移
動する。なお、図10では、説明を簡単にするために、
各レンズ群の移動軌跡を折れ線状に表している。しかし
ながら、実際には、カム軌道は滑らかに連続的であり、
移動量xを回転角θについて微分した値dx/dθもほ
ぼ連続的に変化している。
系101では、無限遠合焦状態として、広角端から望遠
端までの変倍範囲においてa〜gの7つのレンズ位置状
態だけが存在する。このように、ファインダー系101
もステップズームレンズであり、各レンズ位置状態a
(広角端)〜g(望遠端)における各レンズ群同士の間
隔が決定されている。また、a’〜g’で示す範囲は、
それぞれa〜gのレンズ位置状態でフォーカシングを行
う際の各レンズ群の移動軌跡(カム軌道)を示してい
る。さらに、a''〜g''は、最短距離撮影状態(1m)
での各レンズ群の位置を示している。
写体位置が無限遠から近距離(1m)に変化すると、a
からa''の状態に、bからb''の状態に、cからc''の
状態に、dからd''の状態に、eからe''の状態に、f
からf''の状態に、gからg''の状態にレンズ群g1お
よびg2が移動する。なお、図11においても、説明を
簡単にするために、各レンズ群の移動軌跡を折れ線状に
表している。しかしながら、実際には、カム軌道は滑ら
かに連続的であり、移動量x' を回転角θ' について微
分した値dx' /dθ' もほぼ連続的に変化している。
ファインダー系101とは1つのモーターMにより一体
的に駆動される。そして、撮影レンズ系2の各レンズ位
置状態A〜Gとファインダー系101の各レンズ位置状
態a〜gとがそれぞれ対応している。また、同一の被写
体に対して、撮影レンズ系2とファインダー系101と
が同時に合焦するように構成されている。
ファインダー系101の諸元の値は第1実施例と同じで
あり、それぞれ表(1)および表(2)に示すとおりで
ある。したがって、第3実施例における撮影レンズ系2
およびファインダー系101の諸元の値の表示を省略す
る。
前述したように、モーターMにより各レンズ群G1〜G
5を図中実線で示す軌道に沿って移動させて、各レンズ
位置状態において無限遠物体に対して合焦させる。一
方、近距離物体への合焦に際しては、駆動レバーKによ
り第3レンズ群G3だけを図中破線で示す軌道に沿って
移動させている。以下の表(7)に、無限遠撮影状態か
ら最短距離撮影状態(1m)までの第4レンズ群G4に
対する第3レンズ群G3の相対移動量Δ3を示す。ただ
し、相対移動量Δ1は、物体側への移動量を正とする。
なお、Δθは、各レンズ位置状態A〜Gにおける無限遠
撮影状態から最短距離撮影状態までの第2レンズ鏡筒T
2の回転角である。表(7)に示すように、第3実施例
では、回転角Δθが各レンズ位置状態A〜Gで互いに異
なっている。
は、第1実施例と同様に、近距離物体への合焦に際し
て、レンズ群g1を物体側へ移動させている。次の表
(8)に、無限遠撮影状態から最短距離撮影状態までの
レンズ群g1の繰り出し量δ1を示す。ただし、繰り出
し量δ1は、物体側への移動量を正とする。
のモーターMにより撮影レンズ系2およびファインダー
系101を駆動して、双方の光学系の変倍動作および合
焦動作を同時に行うことができる。第3実施例において
は、第3レンズ群G3だけを移動させて近距離合焦を行
っているので、撮影レンズ系2を特にステップズームレ
ンズで構成する必要がない。撮影レンズ系2がステップ
ズームレンズの場合、例えばレンズ位置状態Bから若干
ずれた位置に各レンズが停止すると、焦点距離がずれて
制御上の誤差が生じてピンぼけとなり易い。しかしなが
ら、撮影レンズ系2をズームレンズで構成することによ
り、制御上の誤差を抑えることができる。
するために無限遠を基準距離とし、各レンズ位置状態に
おいて無限遠の被写体に合焦するものとしている。しか
しながら、所定の有限距離を基準距離とし、各レンズ位
置状態において所定の有限距離にある被写体に合焦する
ように構成することもできる。また、実像式のファイン
ダー系の方が高変倍化に適しているため、上述の各実施
例では、実像式のファインダー系を用いた例を示してい
る。しかしながら、虚像式のファインダー系を用いたカ
メラにも本発明を適用することができる。
ー系の合焦に際してレンズ群gcを光軸方向に移動させ
るため、射出瞳位置の変動が若干生じる。したがって、
合焦に際する射出瞳の移動が大きくなる場合、レンズ群
gcを2つの部分レンズ群に分割し、物体側に配置され
る部分レンズ群を合焦レンズ群として用いることが望ま
しい。
ンダー系の構成の複雑化を招くことなく、被写体位置の
変化に起因する視度のずれを補正することができる。
的に示す斜視図である。
理の流れを説明するためのブロック図である。
動作におけるレンズ群の移動の様子を示す概念図であ
る。
であって、撮影レンズ系の光軸3とファインダー系の光
軸103とを通過するように切った断面図である。
た断面図である。
Mにより駆動される変倍レンズ群G1、G2、G4およ
びG5について、第2レンズ鏡筒T2の回転角θと各レ
ンズ群の光軸方向の移動量xとの関係を示す図である。
ーターMにより駆動される変倍レンズ群g1およびg2
について、ズーミングレバーRの回転角θ' と各レンズ
群の光軸方向の移動量x' との関係を示す図である。
Mにより駆動される変倍レンズ群G1、G2、G4およ
びG5について、第2レンズ鏡筒T2の回転角θと各レ
ンズ群の光軸方向の移動量xとの関係を示す図である。
ーターMにより駆動される変倍レンズ群g1〜g3につ
いて、ズーミングレバーRの回転角θ' と各レンズ群の
光軸方向の移動量x' との関係を示す図である。
ーMにより駆動される変倍レンズ群G1〜G5につい
て、第2レンズ鏡筒T2の回転角θと各レンズ群の光軸
方向の移動量xとの関係を示す図である。
モーターMにより駆動される変倍レンズ群g1およびg
2について、ズーミングレバーRの回転角θ' と各レン
ズ群の光軸方向の移動量x' との関係を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 撮影レンズ系と、該撮影レンズ系の光軸
とは異なる光軸を有するファインダー系とを備えたカメ
ラにおいて、 前記撮影レンズ系と前記ファインダー系とを同時に変倍
させるために、前記撮影レンズ系を構成するレンズ群の
うち少なくとも1つのレンズ群と前記ファインダー系を
構成するレンズ群のうち少なくとも1つのレンズ群とを
同時に移動させるための駆動手段を備え、 前記駆動手段は、被写体の位置情報に基づいて前記撮影
レンズ系の少なくとも1つのレンズ群と前記ファインダ
ー系の少なくとも1つのレンズ群とを同時に移動させる
ことによって、前記被写体に対して前記撮影レンズ系と
前記ファインダー系とを同時に合焦させることを特徴と
するカメラ。 - 【請求項2】 前記駆動手段による回転駆動量を前記撮
影レンズ系の少なくとも1つのレンズ群の光軸方向の移
動量に変換するための第1案内手段と、前記駆動手段に
よる回転駆動量を前記ファインダー系の少なくとも1つ
のレンズ群の光軸方向の移動量に変換するための第2案
内手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のカ
メラ。 - 【請求項3】 前記撮影レンズ系は、前記第1案内手段
に沿った軌道において基準距離にある被写体に対して合
焦した複数の基準焦点距離状態を有し、各基準焦点距離
状態とこれに隣接する基準焦点距離状態の間の軌道にお
いて無限遠合焦状態から最短距離合焦状態までの合焦状
態を有し、 前記ファインダー系は、前記第2案内手段に沿った軌道
において、前記基準距離にある被写体に対して合焦した
複数の基準焦点距離状態を有し、各基準焦点距離状態と
これに隣接する基準焦点距離状態の間の軌道において無
限遠合焦状態から最短距離合焦状態までの合焦状態を有
することを特徴とする請求項2に記載のカメラ。 - 【請求項4】 基準状態から前記撮影レンズ系の各基準
焦点距離状態までの前記駆動手段の回転駆動量と、前記
基準状態から前記ファインダー系の各基準焦点距離状態
までの前記駆動手段の回転駆動量とが一致することを特
徴とする請求項3に記載のカメラ。 - 【請求項5】 前記撮影レンズ系において各基準焦点距
離状態から所定距離の被写体に合焦させるのに必要な前
記駆動手段の回転駆動量と、前記ファインダー系におい
て対応する各基準焦点距離状態から前記所定距離の被写
体に合焦させるのに必要な前記駆動手段の回転駆動量と
が一致することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。 - 【請求項6】 前記基準距離は無限遠であり、 前記撮影レンズ系および前記ファインダー系は、各基準
焦点距離状態から所定方向に隣接する基準焦点距離状態
への軌道に沿って無限遠合焦状態から最短距離合焦状態
までの合焦状態を有することを特徴とする請求項3乃至
5のいずれか1項に記載のカメラ。
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