JPH09255196A - ロール状シート保持機構における斜行防止構造 - Google Patents

ロール状シート保持機構における斜行防止構造

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JPH09255196A
JPH09255196A JP9488196A JP9488196A JPH09255196A JP H09255196 A JPH09255196 A JP H09255196A JP 9488196 A JP9488196 A JP 9488196A JP 9488196 A JP9488196 A JP 9488196A JP H09255196 A JPH09255196 A JP H09255196A
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roll
holding mechanism
sheet holding
shaped sheet
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Minoru Suzuki
実 鈴木
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙等のロール状シートの斜行を防止す
ることができる、ロール状シート保持機構における斜行
防止構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 ロール部の幅方向両側において、ロール
部の幅方向に直交する面内で揺動可能に設けられた一対
のガイド部材(112)と、一対のガイド部材の間にロ
ール部の幅方向に掛け渡された当接部材(113)と、
を備え、当接部位が自重でロール部上に載ることによ
り、ガイド部材がロール部の幅方向両側に当接し、ロー
ル部を当該幅方向に位置規制するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等の画像
形成装置に取り付けられ、連続紙をロール状に巻き付け
た所謂ロール紙等のロール状シートを、プリンタ等によ
ってロール部分から連続紙等が引き出され得るよう保持
するロール状シート保持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリンタ等の画像形成装置で用
いられる記録紙としては、頁毎にA4サイズ等にカット
された所謂カット紙、あるいは連続紙をロール状に巻い
たものである所謂ロール紙等がある。
【0003】サーマルラインプリンタ等、カット紙に対
応したプリンタでロール紙を使用するために、プリンタ
に取り付け可能なロール状シート保持機構が提案されて
いる。ロール状シート保持機構は、連続紙等がロール状
に巻かれたロール部からプリンタが連続紙等を順次引き
出し得るように、ロール部を回転可能に保持するもので
ある。
【0004】このようなロール状シート保持機構は、プ
リンタに容易に着脱できるよう、できるだけ簡単な構成
でなければならない。そのため、従来のロール状シート
保持機構は、ロール部を下方から支持する支持部材と、
ロール部が支持部材上から転がり落ちないようにするた
めの保持部材とにより構成され、当該支持部材及び保持
部材は板状あるいは棒状の部材で形成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、一般に、サー
マルラインプリンタ等、印字用のヘッドと搬送用のロー
ラとの間で記録紙を挟み込み、搬送用ローラの回転によ
り記録紙を搬送するよう構成されたプリンタでは、ヘッ
ドとローラとの間で記録紙が本来の搬送方向に対し僅か
に斜めにずれることがある。
【0006】上記のずれ量自体は僅かであるため、記録
紙が一頁搬送された程度では大きなずれにはならない
が、ロール紙のような連続紙が用いられている場合に
は、何頁にも亘って印字が進むにつれて斜行量が徐々に
蓄積し、本来の搬送路から大きく外れる、所謂斜行が発
生する可能性がある。従来のロール状シート保持機構
は、ロール紙を幅方向に位置規制するガイドを備えてい
ないため、斜行の発生を防止することができないという
問題点があった。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑み、ロール紙等
のロール状シートの斜行を防止することができる、ロー
ル状シート保持機構における斜行防止構造を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるロール状シート保持機構における斜行
防止構造は、ロール部の幅方向両側において、ロール部
の幅方向に直交する面内で揺動可能に設けられた一対の
ガイド部材と、一対のガイド部材の間にロール部の幅方
向に掛け渡された当接部材と、を備え、当接部材が自重
でロール部上に載ることにより、ガイド部材がロール部
の幅方向両側に当接することによって、ロール部を当該
幅方向に位置規制するよう構成したものである。
【0009】このように構成することにより、連続紙の
引き出しに伴ってロール径が変化しても、ガイド部材が
ロール径に追従して揺動するため、ロール部を常に幅方
向に位置規制することができ、ロール紙の斜行を防止す
ることができる。また、様々な巻径のロール状シートに
対応することが可能となる。
【0010】上記のガイド部材及び当接部材を、一本の
棒部材を屈曲形成することによって構成することができ
る。このように、ガイド部材及び当接部材を一本の棒部
材で構成することによって、極めて簡単な構成によるロ
ール状シートの位置規制が可能となる。
【0011】また、ガイド部材の当接部材と一対のガイ
ド部材とは、一対のガイド部材が当接部材を間に挟んだ
コの字形状をなすように構成することができる。なお、
一対のガイド部材の、当接部材と反対側の端部には、互
いに向き合う方向に支軸が形成されており、該支軸は、
ロール部を下方から支持する支持部材に設けられた支軸
受け部によって回動可能に保持されるよう構成しても良
い。
【0012】さらに、プリンタ等の画像形成装置にロー
ル保持機構を取り付けるための取付部には、ロール部か
ら引き出された連続紙を案内するための、ロール部の幅
方向に直交する面内において所定の曲線を有する搬送案
内面を設けても良い。なお、上記の画像形成装置は、プ
リンタ、特にサーマルラインプリンタとして構成するこ
とが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るロール状シー
ト保持機構における斜行防止構造の実施の形態について
説明する。図1及び図2は、ロール状シート保持機構に
おける斜行防止構造の実施の形態を示す側面図及び斜視
図である。実施の形態として示すプリンタ10は、サー
マルラインヘッドによって感熱紙等の記録紙に印字を行
う、所謂サーマルラインプリンタである。
【0014】図1に示すように、プリンタ10の内部に
は、印字情報に基づいてライン出力を行うサーマルライ
ンヘッドであるサーマルヘッド1が設けられている。ま
た、サーマルヘッド1に対向して、プラテンローラ2が
設けられている。サーマルヘッド1は図中点線で示す軸
1Bを中心として揺動可能であり、ばね7によって下方
から付勢される。即ち、記録紙はサーマルヘッド1とプ
ラテンローラ2との間で、所定の押圧力で押圧される。
【0015】記録紙は加熱により表面に像が形成される
所謂感熱紙であり、プリンタ10の上方に設けられた挿
入口3から挿入され、挿入口3の下部に設けられた傾斜
部4に沿って、サーマルヘッド1とプラテンローラ2の
間に導かれる。サーマルヘッド1とプラテンローラ2に
挟まれた記録紙は、プラテンローラ2が回転することに
よって搬送される。そして、印字情報に基づいてサーマ
ルヘッド1の高温素子が加熱されることにより、記録紙
上に印字が行われる。印字が行われた記録紙は、プリン
タ10の側面に設けられた排出口5からプリンタ10の
外に排出される。
【0016】なお、図2に示すように、プリンタ10の
外形は、扁平で且つ一方向に長い略直方体として形成さ
れている。図2において、プリンタ10の長手方向の長
さはL、図中上下方向の長さである厚みはDとする。
【0017】プリンタ10では、記録紙として、頁毎に
A4サイズ等にカットされた所謂カット紙を使用するこ
ともできるが、本実施の形態では、連続紙をロール状に
巻いた所謂ロール紙を使用する。以下の説明において
は、ロール紙において、連続紙がロール状に巻かれた部
分をロール部Rとし、ロール部から引き出された部分を
連続紙Pとする。
【0018】図1に示すように、プリンタ10の後方側
(図中右側)には、ロール部Rを保持するためのロール
状シート保持機構100が取り付けられている。ロール
状シート保持機構100は、ロール部Rを下方から支持
するアーム120と、ロール部Rの位置規制を行うバー
110と、これらをプリンタ10の後方側に取り付ける
ための取付部150とからなる。
【0019】図3は、ロール状シート保持機構100を
示す分解斜視図である。図3に示すように、バー110
は、一本の棒部材をコの字状に屈曲することによって、
互いに平行な一対の棒状部位であるサイドバー111
と、両サイドバー111に挟まれた棒状部位であるセン
ターバー113(当接部材)を形成したものである。
【0020】両サイドバー111は、各サイドバー11
1におけるセンターバー113から所定距離だけ離れた
点Qにおいて、センターバー113と平行に且つ互いに
対向し合うよう屈曲される。ここで、各サイドバー11
1における点Qからセンターアーム113までの部位
が、ガイドバー112(ガイド部材)となり、点Qから
サイドバー111の端部までの部位が、支軸114とな
る。
【0021】一方、アーム120は、1本の棒部材をコ
の字状に屈曲することによって、互いに平行な一対の棒
状部位であるサイドアーム121と、その間の棒状部位
であるセンターアーム124を形成したものである。一
対のサイドアーム121の間隔は、ロール部Rの幅より
も狭く形成されている。なお、センターアーム124と
両サイドアーム121の間の屈曲したコーナー部分を、
エルボー部129と呼ぶ。
【0022】夫々のサイドアーム121は、各サイドア
ーム121においてセンターアーム124から所定距離
の点Sを中心として、センターアーム124に直交する
面内において所定角度θだけ屈曲される。ここで、各サ
イドアーム121における、点Sからセンターアーム1
24までの部分が保持アーム122となる。
【0023】また、各サイドアーム121は、各サイド
アーム121における点Sからさらに所定距離離れた点
Tにおいて、センターアーム124と平行且つ互いに逆
向きに屈曲される。各サイドアーム121の点Sから点
Tまでの間の部位が支持アーム123となる。
【0024】さらに、各サイドアーム121は、各サイ
ドアーム121における点Tからさらに所定量離れた点
Uにおいて、支持アーム123と平行に且つセンターア
ーム124から離れる方向に屈曲される。各サイドアー
ム121の点Tから点Uまでの部位が延出アーム125
となり、点Uから各サイドアーム121の端部までの間
の部位が固定アーム126となる。
【0025】即ち、支持アーム123と延出アーム12
5及び固定アーム126は、同一平面内にあり、この平
面に対して、保持アーム122とセンターアーム124
のなす平面が所定角度θだけ傾斜した状態となる。
【0026】ここで、センターアーム124の両側の一
対のエルボー部129には、夫々エルボー部129に嵌
合する溝が形成されたブロック形状の部材であるジョイ
ント部127が固定されている。ジョイント部127に
は、センターアーム124と平行に延びる孔128(支
軸受け部)が形成されている。そして、バー110の支
軸114が、一対のジョイント部127に対し外側か
ら、孔128に嵌挿される。このようにして、バー11
0は、ジョイント部127に取り付けられる。
【0027】孔128と支軸114は共に円形断面を持
っており、ジョイント部127に取り付けられたバー1
10は孔128及び支軸114を中心として、センター
バー113、ガイドバー112が揺動可能となる。
【0028】次に、プリンタ10にロール紙時機構10
0を取り付けるための取付部材150について説明す
る。図3に示すように、取付部材150は、一方向に長
く形成された略直方体形状を持ち、その長手方向に延び
る面の一つが開口となったものである。取付部材150
には、取付部材150の底を規定する底板151と、底
板151との間に所定の間隔を開けて平行に設けられた
固定板152とが形成されている。また、取付部材15
0には、前記の略直方体において前記の開口と対向する
面を規定する後方板155と、前記の開口に対する両側
面を規定する一対の側板153が形成されている。
【0029】アーム120の先端に形成された一対の固
定アーム126の間隔は、取付部150の長手方向の長
さよりも僅かに大きく形成されており、固定アーム12
6は両側板153をその長手方向両側から挟み込むよう
構成されている。また、一対の側板153には、2つの
ねじ孔153aが形成されており、固定アーム126に
はねじ孔153aに対応する貫通孔126aが形成され
ている。したがって、ねじを貫通孔126aを介してね
じ孔153aに螺合させることにより、固定アーム12
6は両側板153に固定される。即ち、アーム120と
バー110及び取付部150とが一体となる。
【0030】底板151と固定板152の間の間隔は、
プリンタ10の厚みDよりも僅かに大きく、一対の側板
153の間隔はプリンタ10の長さLよりも僅かに大き
く形成されている。即ち、底板151と固定板152、
及び一対の側板153によって、プリンタ10をはめ込
むための嵌合部154が形成される。
【0031】また、図1に示すように、プリンタ10の
下面には、銘板等を設けるための凹部11が形成されて
おり、取付部150の底板151には、プリンタ10の
凹部11に係合するための係合部157が上方に突出形
成されている。この係合部157は、底板151からの
突設量が後方ほど大きくなるようテーパを有している。
【0032】従って、図1に示すように、プリンタ10
の後方側(図中右側)に、取付部材150の嵌合部15
4をはめ込むと、係合部157と凹部11との係合によ
り、取付部150はプリンタ10に装着される。即ち、
取付部150とアーム120とバー110とからなるロ
ール状シート保持機構100が、プリンタ10と一体と
なる。
【0033】係合部157の底板151からの突設量は
僅かであるため、取付部150をプリンタ10後方に向
けて引くと、係合部157が弾性変形して凹部11から
後方に外れ、取付部150をプリンタ10から取り外す
ことができる。
【0034】なお、プリンタ10の背面(図中右側の
面)には、電源ケーブルを接続するためのコネクタ12
が設けられている。そのため、取付部150の後方板1
55とプリンタ10との間には、コネクタ12に電源ケ
ーブルを導くためのスペースが設けられている。そし
て、取付部150の側板153には、コネクタ12に電
源ケーブルを導くための開口158が形成される。
【0035】次に、ロール状シート保持機構100によ
るロール部Rの保持について説明する。図2に示すよう
に、ロール部Rは、アーム120の一対の支持アーム1
23(支持部材)の上に置かれる。一対の支持アーム1
23の間隔は、ロール部Rの幅よりも狭いため、ロール
部Rは下方から支持アーム123に支持される。
【0036】図1に示すように、ロール部Rから引き出
した連続紙Pの先端をサーマルヘッド1とプラテンロー
ラ2との間に導くと、プラテンローラ2の回転によっ
て、連続紙Pがロール部Rから引き出される。ロール部
Rは、支持アーム123上で、連続紙Pが引き出される
方向に回転する。
【0037】ここで、ロール紙には、サーマルヘッドに
当接して印字が行われる面、即ち感熱面を内側にして巻
かれたものと、感熱面を外側にして巻かれたものがあ
る。連続紙が感熱面を内側にして巻かれたロール紙を用
いた場合には、連続紙Pは実線で示す経路を通って引き
出される。この場合、ロール部Rは矢印aで示す反時計
回り方向に回転し、支持アーム123と後方板155に
滑りながら接触して保持される。
【0038】一方、連続紙が感熱面を外側にして巻かれ
たロール紙を用いた場合には、感熱面をサーマルヘッド
1側に位置させるため、ロール部Rの下側から連続紙P
を引き出すようにする。即ち、連続紙Pは一点鎖線で示
す経路を通って引き出される。この場合には、ロール部
Rは矢印bで示す時計回り方向に回転し、支持アーム1
23と保持アーム122に滑りながら接触して保持され
る。
【0039】なお、感熱面を外側にして巻かれたロール
紙の場合、バー110あるいはアーム120を構成して
いる棒部材を、表面が滑らかな素材で形成することによ
って、感熱面とバー110あるいはアーム120とが接
触しても、感熱面での傷等の発生を防止することができ
る。
【0040】バー110はジョイント部127により揺
動可能に支持されているため、自重によりセンターバー
113(当接部材)がロール部Rの上面に載る。一対の
ガイドバー112(ガイド部材)の間隔はロール部Rの
幅とほぼ同一に形成されている。そのため、センターバ
ー113がロール部Rの上面に載ると、一対のガイドバ
ー112がロール部Rの幅方向両側に位置し、ロール部
Rを幅方向に位置規制する。
【0041】このように構成されているため、プリンタ
10のプラテンローラ2とサーマルヘッド1の間におい
て、連続紙Pが本来の搬送方向に対し僅かに斜め方向に
ずれたとしても、一対のガイドバー112がロール部R
を幅方向に位置規定しているため、ずれが蓄積されて斜
行に至ることが無い。
【0042】図4に示すように、連続紙Pが引き出され
てロール部Rの外径が減少すると、ロール部Rが連続紙
Pの引き出しに伴って反時計回り(a方向)に回転する
場合には、ロール部Rは、実線で示すように、支持アー
ム123上の後方板155側に保持され、時計回り(b
方向)に回転する場合には、一点鎖線で示すように、支
持アーム123上の保持アーム122側に保持される。
いずれの場合も、センターバー113がロール部Rの上
面に載ることにより、ガイドバー112はロール部Rの
幅方向両側に位置し、常にロール部Rを幅方向に位置規
制することができる。
【0043】また、取付部150の上面である天板15
6(搬送案内部)は、取付部150の長手方向と直交す
る面内において所定の曲線を描くよう形成されており、
ロール部Rから引き出された連続紙Pは、天板156を
介してスムースに挿入口3まで導かれる。
【0044】ロール状シート保持機構100にロール部
Rが装着されていない時には、ガイドバー112は支持
アーム123上に載るまで反時計回りに揺動するため、
ロール状シート保持機構100を収納するためのスペー
スが少なくて良い。又、ロール紙の幅方向のサイズを変
更する時には、バー110を交換することによって、容
易に各種のサイズに対応することができる。
【0045】なお、ロール状シート保持機構100に
は、ロール紙の他に、インクリボンをロール状に巻き付
けたインクリボンロールをセットすることもできる。そ
して、インクリボンロールから引き出されたインクリボ
ンを挿入口3からプリンタ内に導くと共に、挿入口3か
ら感熱紙ではない普通紙のカット紙(A4コピー用紙
等)を挿入することによって、インクリボンと普通紙と
が、サーマルヘッド1とプラテンローラ2との間で(イ
ンクリボンがサーマルヘッド1側に位置するように)重
ね合わされるため、インクリボンを介して普通紙に印字
を行うことが可能になる。
【0046】このように、本実施の形態によるロール状
シート保持機構における斜行防止構造によると、ロール
部Rの外径の変化に応じてその位置を変えるガイドバー
112が、ロール部Rを常に幅方向に位置規制するた
め、連続紙の斜行が防止される。また、ガイドバー11
2及びセンターバー113は、一本の棒部材を屈曲する
ことによって形成されるため構成が簡単になる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるロー
ル状シート保持機構における斜行防止構造によると、当
接部材が自重でロール部上に載ることにより、ガイド部
材がロール部の幅方向両側に当接して、ロール部を当該
幅方向に位置規制するよう構成したため、連続紙が引き
出されることによってロール部の外径が変化しても、常
にロール部を幅方向に位置規制する。かくして、ロール
部から引き出されるシートの斜行が防止される上、ガイ
ド部材あるいは当接部材の構成も簡単なものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロール状シート保持機構の実施の
形態を示す側面図である。
【図2】図1のロール状シート保持機構を示す斜視図で
ある。
【図3】図1のロール状シート保持機構を示す分解斜視
図である。
【図4】図1のロール状シート保持機構を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 プラテンローラ 3 挿入口 10 プリンタ 100 ロール状シート保持機構 110 バー 112 ガイドバー(ガイド部材) 113 センターバー(当接部材) 114 支軸 120 アーム 122 保持アーム 123 支持アーム(支持部材) 124 センターアーム 127 ジョイント部 128 孔(支軸受け) 150 取付部 151 底板 156 天板(搬送案内面)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置に取り付けられ、シートをロ
    ール状に巻いたロール部を、該ロール部から前記シート
    が引き出され得るよう回転可能に保持するロール状シー
    ト保持機構において、 前記ロール部の幅方向両側において、前記ロール部の幅
    方向に直交する面内で揺動可能に設けられた一対のガイ
    ド部材と、 前記一対のガイド部材の間に前記ロール部の幅方向に掛
    け渡された当接部材と、を備え、 前記当接部材が自重により前記ロール部上に載ることに
    より、前記ガイド部材が前記ロール部の幅方向両側に当
    接することによって、前記ロール部を前記幅方向に位置
    規制すること、を特徴とするロール状シート保持機構に
    おける斜行防止構造。
  2. 【請求項2】前記ガイド部材と前記当接部材は、一本の
    棒部材を屈曲形成したものであること、を特徴とする請
    求項1に記載のロール状シート保持機構における斜行防
    止構造。
  3. 【請求項3】前記当接部材と前記一対のガイド部材と
    は、前記一対のガイド部材が前記当接部材を間に挟んだ
    コの字形状を形成すること、を特徴とする請求項1又は
    2に記載のロール状シート保持機構における斜行防止構
    造。
  4. 【請求項4】前記一対のガイド部材の、前記当接部材と
    反対側の端部には、互いに向き合う方向に支軸が形成さ
    れており、 該支軸は、前記ロール部を下方から支持する支持部材に
    設けられた支軸受け部によって回動可能に保持されるこ
    と、を特徴とする請求項3に記載のロール状シート保持
    機構における斜行防止構造。
  5. 【請求項5】前記ロール状シート保持機構を前記画像形
    成装置に取り付けるための取付部をさらに備え、前記取
    付部には、前記ロール部から引き出されたシートを搬送
    案内するための、前記ロール部の幅方向に直交する面内
    において所定の曲線を形成する搬送案内面が形成されて
    いること、を特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載のロール状シート保持機構における斜行防止構造。
  6. 【請求項6】前記画像形成装置は、プリンタであるこ
    と、を特徴とする請求項5に記載のロール状シート保持
    機構における斜行防止構造。
  7. 【請求項7】前記プリンタはサーマルラインプリンタで
    あること、を特徴とする請求項6に記載のロール状シー
    ト保持機構における斜行防止構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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