JP2000072295A - ロール紙保持装置 - Google Patents

ロール紙保持装置

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JP2000072295A
JP2000072295A JP10244993A JP24499398A JP2000072295A JP 2000072295 A JP2000072295 A JP 2000072295A JP 10244993 A JP10244993 A JP 10244993A JP 24499398 A JP24499398 A JP 24499398A JP 2000072295 A JP2000072295 A JP 2000072295A
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pair
pressing
holding device
guide
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JP10244993A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Fushimi
和宏 伏見
Tsugio Shiozaki
二男 塩崎
Kazuyuki Sato
和之 佐藤
Yoshifumi Sakamoto
慶文 坂元
Toshiharu Shimozato
俊治 下里
Teruyuki Ochiai
照行 落合
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙保持装置に保持されたロール紙のセ
ンター合わせを容易にする。 【解決手段】 ロール紙Rは、一対の押さえ板13で両
側端から挟まれ、ロール紙Rを挟んだ各押さえ板13
は、ベース16に立設された一対のガイド20で回転自
在に支持される。ガイド20のそれぞれにはラック21
が連結されている。各ラック21の間にはピニオン22
が設けられていて、ラックアンドピニオン機構を構成し
ている。これにより、一対のガイド20は常に同じ位置
をセンターとして互いに近接離反する方向に連動して移
動し、ロール紙Rはセンター基準で保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタなどの給
紙口近傍に取り付けられて用いられ、ロール紙を支持す
るロール紙保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール紙保持装置は、プリンタの給紙口
付近に配置されて用いられる。ロール紙ホルダには、従
来、ロール紙の内周に片持ち支持の軸を貫通させその軸
にロール紙の両側端を挟んで位置決めする一対の押さえ
板を取り付ける構造や、円筒の内面のような形状の凹面
にロール紙を直接置く構造がある。
【0003】また、プリンタ本体側では、用紙の幅方向
中央を基準に位置決めするセンター基準や、用紙の左右
何れかの側端を基準に位置決めする片側基準がある。
【0004】ロール紙保持装置からプリンタ本体へ給紙
する際には、ロール紙の蛇行、印字位置のズレ、紙詰ま
り等の発生を防ぐために、用紙の位置合わせ作業が必要
である。
【0005】従来、プリンタ本体における所定位置に対
するロール紙の位置合わせは、ロール紙を支持する軸に
つけられた目盛を読んで合わせたり、目視で見当をつけ
てプリンタ本体の用紙幅ガイドに合わせたりして行って
いる。
【0006】また、ロール紙を凹面に直接置く構造で
は、ロール紙の幅方向の位置合わせを行う部材は設けら
れていないことが多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】軸に取り付けた一対の
押さえ板でロール紙を挟む構造では、ロール紙を引き出
す際の力が軸に強く作用した場合、軸が給紙方向に引っ
張られることにより、ロール紙に斜め方向の引っ張り力
が作用して、押さえ板の外周側が撓み、斜行や蛇行が発
生するという不都合がある。この傾向は、押さえ板がバ
ネ性を利用して軸に取り付けられている場合に特に顕著
である。
【0008】また、軸につけられた目盛を頼りに用紙の
位置合わせを行う構造のロール紙保持装置では、用紙を
センター基準で位置合わせする場合には特に、オペレー
タの目盛読み違いなどの誤差によって、ロール紙のセン
ター位置とプリンタ本体のセンター位置とがずれてしま
うことがある。したがって、ロール紙が蛇行や斜行した
り、印字位置がずれたり、紙詰まりが発生したりすると
いう不都合がある。
【0009】ロール紙を凹面に直接置く構造のロール紙
保持装置では、径が大きいロール紙を用いる場合には、
引き出すのに要する力が大きくなり、プリンタ本体側の
用紙を搬送する駆動系に過負荷がかかる。また、ロール
紙の径が大きい場合には、ロール紙は自重で変形してし
まい、さらに引き出しにくくなる。しかも、ロール紙は
引き出される際に凹面に擦り付けられるので、印字面を
外側にして巻かれたロール紙は、印字面に悪影響が及ぼ
される。
【0010】本発明は、押さえ板が撓むことによる斜行
や蛇行を防ぐことを目的とする。
【0011】また本発明は、ロール紙保持装置に保持さ
れたロール紙のセンター合わせを容易にすることを目的
とする。
【0012】さらに本発明は、ロール紙保持装置に保持
されたロール紙の引き出しに要する力を軽くすることを
目的とする。
【0013】またさらに本発明は、ロール紙の印字面が
ロール紙保持装置に擦り付けられることの防止を目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のロ
ール紙保持装置は、ロール紙の両側端を押える一対の押
さえ板と、前記ロール紙が載置されるベースと、少なく
とも一方が他方に対して近接離反する方向にスライド自
在に前記ベースに立設されて前記一対の押さえ板を支持
する一対のガイドとを備える。
【0015】したがって、ロール紙は、一対の押さえ板
で挟まれた状態でさらにガイドで挟まれて支持される。
【0016】請求項2記載の発明のロール紙保持装置
は、ロール紙の両側端を押える一対の押さえ板と、前記
ロール紙が載置されるベースと、互いに近接離反する方
向にスライド自在に前記ベースに立設されて前記一対の
押さえ板を回転自在に支持する一対のガイドと、前記一
対のガイドをセンター基準で連動して移動させるラック
アンドピニオン機構とを備える。
【0017】したがって、一対のガイドは、常に同じ位
置をセンターとして移動する。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のロール紙保持装置であって、前記各押さえ板は使
用するロール紙の最大径よりも大きい円盤形状であっ
て、前記ロール紙の内周に嵌合する嵌合部が前記各押さ
え板に取り付けられている。
【0019】したがって、ロール紙の外周面は押さえ板
の外周から出ないため、ロール紙の外周面がベースに触
れない。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1,2また
は3記載のロール紙保持装置であって、用紙幅方向に平
行な複数本の支持ローラがベースに配設されこれらの支
持ローラによって前記一対の押さえ板を支持する。
【0021】したがって、押さえ板は支持ローラで支持
されていて、ロール紙が引き出される際に要する力が軽
い。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
または4記載のロール紙保持装置であって、前記ガイド
の互いに対向する面に前記押さえ板に点接触する押さえ
ローラが突設されている。
【0023】したがって、ガイドと押さえ板との間の摩
擦力が小さく、ロール紙が引き出される際の回転に要す
る力が軽い。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項5記載のロ
ール紙保持装置であって、前記押さえローラは、前記ガ
イドの前記押さえ板側の面から取り付けられている。
【0025】したがって、ロール紙の回転中に押さえロ
ーラが脱落することがない。
【0026】請求項7記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5または6記載のロール紙保持装置であって、
前記押さえ板に点接触する複数個の突起が前記ガイドの
前記押さえ板側の面に形成されている。
【0027】したがって、ガイドと押さえ板との間の摩
擦力が小さくなり、ロール紙が引き出される際の回転に
要する力が軽い。
【0028】請求項8記載の発明は、請求項7記載のロ
ール紙保持装置であって、前記突起が前記ガイドの両側
端近傍に形成されている。
【0029】したがって、ロール紙を支える押さえ板が
押さえ板を支えるガイドに対して斜めにセットされるこ
とがない。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明のロール紙保持装置の実施
の一形態について、図1〜図4に基づいて説明する。ま
ず、図1は、本実施の形態のロール紙保持装置1及びこ
のロール紙保持装置1が用いられるラベルプリンタ2の
外観を示す斜視図であり、図2は、ロール紙保持装置1
及びラベルプリンタ2の構造を概略的に示す縦断右側面
図である。本実施の形態では、ロール紙として、長尺状
の台紙にラベル用紙が等間隔で張り付けられて巻回され
たラベルロールRを用いている。
【0031】ロール紙保持装置1は、ラベルプリンタ2
の後端に取り付けられる。ラベルプリンタ2に対するロ
ール紙保持装置1の位置は、ラベルプリンタ2後端から
下向きに突出した二つの凸部3,4と、ロール紙保持装
置1の前端に形成された二つの凹部5,6との嵌合によ
り決定される。ここで、一方の凹部6は、凸部3,4間
の寸法誤差或いは凹部5,6間の寸法誤差を逃がすため
に長孔形状に形成されている。したがって、凸部3と凹
部5との嵌合が位置決めの基準となっている。
【0032】ラベルプリンタ2の背面には、ロール紙保
持装置1に保持されたラベルロールRから引き出したラ
ベル用紙rが差し込まれる給紙口7が形成されている。
また、ラベルプリンタ2の正面には、印字済みのラベル
用紙rが排出される排紙口8が形成されている。そし
て、ラベルプリンタ2内には、給紙口7から排紙口8ま
でラベル用紙rを搬送する用紙搬送路9が形成されてい
る。
【0033】排紙口8の上流側には、用紙搬送路9を挟
んで下方にはプラテン10が、上方にはサーマルヘッド
11が配設されている。
【0034】給紙口7の下流側には、給紙口7から差し
込まれるラベル用紙rをセンター基準で位置決めする用
紙ガイド部12が設けられている。
【0035】次に、図3を用いて、ロール紙保持装置1
の構造について説明する。まず、ロール紙保持装置1
は、ラベルロールRの両側端を挟む一対の押さえ板13
を備えている。押さえ板13は円盤形状であって、径は
使用するラベルロールRの最大径よりも大きい。押さえ
板13のラベルロールRに接する面の中央には、それぞ
れ、ラベルロールRの内周に嵌合する嵌合部であるスペ
ーサ14が取り付けられる。スペーサ14は、内周の径
に合わせて付け替えられる。そして、押さえ板13のス
ペーサ14が取り付けられる面の反対側の面の中央に
は、支軸15が突設されている。
【0036】また、ロール紙保持装置1は、凹部5,6
が前端に形成されたベース16を備えている。ベース1
6には、円弧状の凹面17が形成されている。そして、
凹面17上流側と下流側とには、用紙幅方向にそれぞれ
の軸が平行な二本の支持ローラ18,19が埋設されて
いる。支持ローラ18,19の外周面の一部は凹面17
から突出している。
【0037】凹面17上における支持ローラ18と支持
ローラ19との間には、用紙幅方向にスライド自在な一
対のガイド20が設けられている。ガイド20には、そ
れぞれラック21が連結されている。各ラック21は歯
形が形成された面が対向するように平行に配置されてい
る。そして、各ラック21の間にはピニオン22が位置
しており、ピニオン22は、各ラック21と噛み合って
いる。また、各ガイド20には、それぞれスライドをロ
ックするロックレバー23が設けられている。
【0038】ここで、図4及び図5は、ガイド20とラ
ック21とロックレバー23との取付構造を示す縦断正
面図である。また、図4は、ロック解除されてガイド2
0がスライド可能な状態、図5は、ガイド20のスライ
ドがロックされた状態を示す。
【0039】ガイド20は、凹面17に接する底面20
aと、この底面20aに直交し、押さえ板13を支える
支持面20bとを有している。ラック21には、二つの
取付部21aが立設されている。
【0040】取付部21aは、凹面17に形成された二
本の溝17aをそれぞれ貫通し、さらに、ガイド20の
底面20aに形成された取付孔20cを貫通している。
そして、二つの取付部21aの上端部で、ロックレバー
23を回転自在に貫通するシャフト24の両端が支持さ
れる。
【0041】ロックレバー23にはカム部25が形成さ
れており、カム部25とガイド20との間には、板バネ
26が挟まれている。ロックレバー23の回動に従っ
て、カム部25は、板バネ26を押圧する角度(図5参
照)と押圧を解除する角度(図4参照)との間で回動す
る。板バネ26がカム部25で押圧されると、ガイド2
0の底面20aが凹部17に押し付けられて、ガイド2
0のスライドがロックされる。
【0042】各ガイド20の互いに対向する面には、押
さえ板13に点接触する押さえローラ27が縦方向に二
つづつ並設されている。押さえローラ27は、いずれも
略鉛直な軸に回転自在に支持されている。
【0043】また、各ガイド20の互いに対向する面に
おける両側端近傍には、突起28が複数個形成されてい
る。
【0044】ここで、押さえローラ27の方が突起28
よりもガイド20が突出している。
【0045】このような構成において、ロール紙保持装
置1に支持されたラベルロールRから引き出されたラベ
ル用紙rは、給紙口7からラベルプリンタ2内に差し込
まれ、プラテン10で搬送されながらサーマルヘッド1
1で印字されて、排紙口8から排紙される。
【0046】ラベルロールRは、ロール紙保持装置1に
セットされて回転自在に支持される。セットするには、
まず、ラベルロールRの内周に押さえ板13に取り付け
たスペーサ14を嵌合させて、ラベルロールRの左右両
側端を一対の押さえ板13で挟む。
【0047】次に、押さえ板13で挟まれたラベルロー
ルRを凹部17上に位置させる。ここで、押さえ板13
の円周面は支持ローラ18,19に接するが、押さえ板
13の径がラベルロールRの径よりも大きいので、ラベ
ルロールRは支持ローラ18,19及び凹部17に接し
ない。そして、各ガイド20を互いに近接する方向にス
ライドさせ、各押さえローラ27を各押さえ板13に当
接させる。
【0048】各ガイド20の位置を決定したら、カム部
25が板バネ26を押圧する角度に各ロックレバー23
を回動させて、各ガイド20のスライドをロックする。
【0049】ラベルロールRが引き出される際には、支
持ローラ18,19上に載置されて押さえローラ27が
当接した押さえ板13が回転する。押さえ板13が回転
すると、支持ローラ18,19及び押さえローラ27も
回転するので、摩擦抵抗が小さく、回転しやすい。
【0050】ラベルロールRに斜め方向に引き出す力が
加わって押さえ板13が撓むと、ガイド20の両側端近
傍に形成された突起28が押さえ板13に当接して、押
さえ板13がそれ以上撓むのが防がれる。
【0051】本実施の形態によれば、ロール紙保持装置
1にラベルロールRをセンター基準で位置決めするラッ
クアンドピニオン機構を設けたので、容易にラベルロー
ルRをセンター合わせすることができる。
【0052】また、ラベルロールRは、使用するラベル
ロールRの最大径よりも大きい径の押さえ板13で挟ま
れているので、ラベルロールRを引き出す際にラベルロ
ールRの紙面が凹面17や支持ローラ18,19に擦り
付けられないため、ラベルロールRの引き出しに要する
力が軽くなり、また、印字面が傷められることがない。
【0053】さらに、本実施の形態によれば、ラベルロ
ールRの両端に取り付けられる押さえ板13は、押さえ
ローラ27が点接触することによって支えられるので、
押さえ板13とガイド20との間の摩擦が抑えられるの
で、ラベルロールRを引き出す際の抵抗を小さくするこ
とができる。
【0054】またさらに、押さえ板13が少し撓むと、
ガイド20の両側端近傍に形成された突起28が押さえ
板13に当接して押さえ板13を支えるので、押さえ板
13が大きく撓むことが防止されて、ラベルロールRの
斜行や蛇行を防止できる。
【0055】そして、突起28をガイド20の両側端近
傍に形成したことにより、押さえ板13がガイド20の
支持面20bに対して傾斜することなく平行にセットで
きる。
【0056】なお、本実施の形態では、ガイド20に押
さえローラ27と突起28との両方を設けているが、実
施にあたっては、いずれか一方が設けられているのでも
良い。
【0057】また、実施にあたっては、ラックとピニオ
ンとによりガイドが互いに近接離反するものでなくても
良く、一方のガイドが固定されているものでも良い。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明では、ロール紙は押さえ
板で挟まれた状態でさらにガイドで挟まれて支持される
ので、ロール紙に斜め方向に引き出される力が加えられ
ても押さえ板が撓みにくくすることができる。
【0059】請求項2記載の発明では、ラックアンドピ
ニオン機構を用いてロール紙をセンター基準で支持する
ようにしたので、ロール紙のセンター位置とプリンタ本
体のセンター位置とがずれてしまうことによるロール紙
の蛇行や、印字位置のズレ、紙詰まりの発生等を防ぐこ
とができる。
【0060】請求項3記載の発明では、各押さえ板は使
用するロール紙の最大径よりも大きい円盤形状であっ
て、ロール紙の内周に嵌合する嵌合部が各押さえ板に取
り付けられているので、ロール紙は押さえ板で挟まれて
支持され、ロール紙の外周面がベースに触れないため、
ロール紙保持装置に保持されたロール紙の引き出しに要
する力を軽くすることができ、印字面が外巻きのロール
紙であっても、印字面がロール紙保持装置に擦り付けら
れることがないため、印字面が傷むことを防止すること
ができる。
【0061】請求項4記載の発明では、用紙幅方向に平
行な複数本の支持ローラがベースに配設されているの
で、押さえ板を支持ローラで支持することによって、ロ
ール紙が引き出される際に要する力を軽くすることがで
きる。
【0062】請求項5記載の発明では、ガイドの互いに
対向する面に押さえ板に点接触する押さえローラが突設
されているので、ガイドと押さえ板との間の摩擦力を小
さくすることができ、ロール紙が引き出される際の回転
に要する力を軽くすることができる。
【0063】請求項6記載の発明では、押さえローラ
は、ガイドの押さえ板側の面から取り付けられているの
で、ロール紙が保持された状態では、押さえローラは押
さえ板によってガイドの所定位置に押さえつけられるた
め、ロール紙の回転中に押さえローラが脱落することを
防止できる。
【0064】請求項7記載の発明では、押さえ板に点接
触する複数個の突起がガイドの押さえ板側の面に形成さ
れているので、ガイドと押さえ板との間の摩擦を抑える
ことができ、ロール紙が引き出される際の回転に要する
力を軽くすることができる。
【0065】請求項8記載の発明では、突起がガイドの
両側端近傍に形成されているので、ロール紙を支える押
さえ板が押さえ板を支えるガイドに対して斜めにセット
されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のロール紙保持装置及び
このロール紙保持装置が用いられるプリンタの外観を示
す斜視図である。
【図2】ロール紙保持装置及びプリンタの構造を概略的
に示す縦断右側面図である。
【図3】ロール紙保持装置の構造を示す斜視図である。
【図4】ガイドとラックとロックレバーとの取付構造を
示すとともにロック解除された状態を示す縦断正面図で
ある。
【図5】ガイドとラックとロックレバーとの取付構造を
示すとともにガイドのスライドがロックされた状態を示
す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 ロール紙保持装置 13 押さえ板 16 ベース 18,19 支持ローラ 20 ガイド 21 ラック 22 ピニオン 27 押さえローラ 28 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和之 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内 (72)発明者 坂元 慶文 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内 (72)発明者 下里 俊治 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内 (72)発明者 落合 照行 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内 Fターム(参考) 2C060 AA06 BA04 BA07 BC03 BC14 BC24 BC63 3F104 CA03 CA09 FA01 JA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙の両側端を押える一対の押さえ
    板と、 前記ロール紙が載置されるベースと、 少なくとも一方が他方に対して近接離反する方向にスラ
    イド自在に前記ベースに立設されて前記一対の押さえ板
    を支持する一対のガイドと、を備えるロール紙保持装
    置。
  2. 【請求項2】 ロール紙の両側端を押える一対の押さえ
    板と、 前記ロール紙が載置されるベースと、 互いに近接離反する方向にスライド自在に前記ベースに
    立設されて前記一対の押さえ板を回転自在に支持する一
    対のガイドと、 前記一対のガイドをセンター基準で連動して移動させる
    ラックアンドピニオン機構と、を備えるロール紙保持装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各押さえ板は使用するロール紙の最
    大径よりも大きい円盤形状であって、前記ロール紙の内
    周に嵌合する嵌合部が前記各押さえ板に取り付けられて
    いる請求項1または2記載のロール紙保持装置。
  4. 【請求項4】 用紙幅方向に平行な複数本の支持ローラ
    がベースに配設されこれらの支持ローラによって前記一
    対の押さえ板を支持する請求項1,2または3記載のロ
    ール紙保持装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイドの互いに対向する面に前記押
    さえ板に点接触する押さえローラが突設されている請求
    項1,2,3または4記載のロール紙保持装置。
  6. 【請求項6】 前記押さえローラは、前記ガイドの前記
    押さえ板側の面から取り付けられている請求項5記載の
    ロール紙保持装置。
  7. 【請求項7】 前記押さえ板に点接触する複数個の突起
    が前記ガイドの前記押さえ板側の面に形成されている請
    求項1,2,3,4,5または6記載のロール紙保持装
    置。
  8. 【請求項8】 前記突起が前記ガイドの両側端近傍に形
    成されている請求項7記載のロール紙保持装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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