JP2006021497A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構成でロールシート全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で接触させることができ、高品質の印字を行うことができるテープ印刷装置を提供する。
【解決手段】 ロールシート3Aは、サーマルヘッド31の基準位置72側に寄せて搬送され、該サーマルヘッド31によって印字される。また、各コイルバネ35、36は、サーマルヘッド31の長手方向中心から該サーマルヘッド31の各長手方向端縁部までをほぼ等分する位置にそれぞれ配設されている。また、各コイルバネ35、36によるサーマルヘッド31の荷重分布は、基準位置72側の荷重が、他側の荷重よりも大きくなるように設定され、各コイルバネ35、36の合力の作用する合力位置Pは、サーマルヘッド31の長手方向中心から基準位置72側に、該サーマルヘッド31の全長Lに係数αを乗じた距離(α×L)だけずれた位置になるように構成されている。
【選択図】 図13
【解決手段】 ロールシート3Aは、サーマルヘッド31の基準位置72側に寄せて搬送され、該サーマルヘッド31によって印字される。また、各コイルバネ35、36は、サーマルヘッド31の長手方向中心から該サーマルヘッド31の各長手方向端縁部までをほぼ等分する位置にそれぞれ配設されている。また、各コイルバネ35、36によるサーマルヘッド31の荷重分布は、基準位置72側の荷重が、他側の荷重よりも大きくなるように設定され、各コイルバネ35、36の合力の作用する合力位置Pは、サーマルヘッド31の長手方向中心から基準位置72側に、該サーマルヘッド31の全長Lに係数αを乗じた距離(α×L)だけずれた位置になるように構成されている。
【選択図】 図13
Description
本発明は、複数種類の幅寸法の被印字媒体をサーマルヘッドの一方向側に寄せてプラテンローラにより搬送しつつ、該被印字媒体に印字する印刷装置に関するものである。
従来より、複数種類の幅寸法のロールシートや用紙等をサーマルヘッドの一方向側に寄せてプラテンローラにより搬送しつつ、該ロールシートや用紙等に印字する印刷装置がある。
例えば、サーマルヘッドと、このサーマルヘッドの両側に配設された供給軸と巻取軸とで供給される感熱インクシートと、前記サーマルヘッドに圧接した転写ローラよりなる印字手段を具備し、上記感熱インクシートと転写ローラとで形成されるニップにコピー用紙を上記サーマルヘッドの一方向側に寄せてガイドされながら送り込むようにするとともに、上記転写ローラのサーマルヘッドへの押圧力のうちのガイドされて給紙される側の押圧力のみ増減できるように構成したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
そして、このような構成では、薄い用紙の場合はガイドされる側の押圧力を少なくし、厚い用紙で特に幅のせまい場合(例えばはがきや名刺など)にはガイドされる側の押圧力を大きくすることで幅広い用紙に均一な印字を行うことができる。
特開平1−170164号公報(第6頁上段右欄第20行目〜同頁下段左欄第17行目、図8)
例えば、サーマルヘッドと、このサーマルヘッドの両側に配設された供給軸と巻取軸とで供給される感熱インクシートと、前記サーマルヘッドに圧接した転写ローラよりなる印字手段を具備し、上記感熱インクシートと転写ローラとで形成されるニップにコピー用紙を上記サーマルヘッドの一方向側に寄せてガイドされながら送り込むようにするとともに、上記転写ローラのサーマルヘッドへの押圧力のうちのガイドされて給紙される側の押圧力のみ増減できるように構成したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
そして、このような構成では、薄い用紙の場合はガイドされる側の押圧力を少なくし、厚い用紙で特に幅のせまい場合(例えばはがきや名刺など)にはガイドされる側の押圧力を大きくすることで幅広い用紙に均一な印字を行うことができる。
上述した従来の構成を用いた印刷装置においては、プラテンローラを上下動させてサーマルヘッドに押圧させるため、サーマルヘッドとプラテンローラとの位置ずれや駆動系に位置ずれが生じ、印字精度や送り精度が低下するという問題がある。
そこで、図17に示すように、プラテンローラ102をフレームの各側壁部103、104に各軸受105、106を介して回転自在に軸支し、ヘッド支持部材108に取り付けられたサーマルヘッド109をプラテンローラ102の周面に各コイルバネ110、111によって押圧する構造のテープ印刷装置101が提案されている。また、この各コイルバネ110、111の押圧力はほぼ同一に構成されるとともに、各コイルバネ110、111は、サーマルヘッド109の幅方向中心から各幅方向端縁部までを略等分する位置にそれぞれ配設されている。
このような構造では、図17(A)に示すように、サーマルヘッド109の長さ寸法にほぼ等しい幅寸法の幅広のロールシート112を該サーマルヘッド109の長手方向の一方向側(図17(A)中、右側方向)に設定される基準位置113に該幅広のロールシート112の外側側端縁部を合わせて搬送した場合には、この幅広のロールシート112全体をサーマルヘッド109にほぼ均一な圧力で接触させることができる。
しかしながら、図17(B)に示すように、サーマルヘッド109の長さ寸法の約半分の幅寸法のロールシート112を搬送した場合には、該ロールシート112の外側端縁部を基準位置113に合わせるとヘッド支持部材118が傾き該ロールシート112全体に一定の圧力を与えることができなくなり、基準位置113側の印字品質が著しく低下するという問題がある。
そこで、図17に示すように、プラテンローラ102をフレームの各側壁部103、104に各軸受105、106を介して回転自在に軸支し、ヘッド支持部材108に取り付けられたサーマルヘッド109をプラテンローラ102の周面に各コイルバネ110、111によって押圧する構造のテープ印刷装置101が提案されている。また、この各コイルバネ110、111の押圧力はほぼ同一に構成されるとともに、各コイルバネ110、111は、サーマルヘッド109の幅方向中心から各幅方向端縁部までを略等分する位置にそれぞれ配設されている。
このような構造では、図17(A)に示すように、サーマルヘッド109の長さ寸法にほぼ等しい幅寸法の幅広のロールシート112を該サーマルヘッド109の長手方向の一方向側(図17(A)中、右側方向)に設定される基準位置113に該幅広のロールシート112の外側側端縁部を合わせて搬送した場合には、この幅広のロールシート112全体をサーマルヘッド109にほぼ均一な圧力で接触させることができる。
しかしながら、図17(B)に示すように、サーマルヘッド109の長さ寸法の約半分の幅寸法のロールシート112を搬送した場合には、該ロールシート112の外側端縁部を基準位置113に合わせるとヘッド支持部材118が傾き該ロールシート112全体に一定の圧力を与えることができなくなり、基準位置113側の印字品質が著しく低下するという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体の外側側端縁部を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合においても、簡易な構成で被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で接触させることができ、高品質の印字を行うことができる印刷装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る印刷装置は、一対の側壁部を有するフレームと、サーマルヘッドを保持するヘッド支持部材と、前記一対の側壁部に回転可能に軸支されるプラテンローラと、前記ヘッド支持部材の長手方向に配設されて前記サーマルヘッドを前記プラテンローラの周面に所定荷重で当接させる複数の弾性部材と、被印字媒体の複数種類の幅寸法に対応して該被印字媒体を前記サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送する搬送手段と、を備え、前記複数の弾性部材による前記所定荷重は、前記一方向側の荷重が、他方向側の荷重よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記複数の弾性部材による合力は、前記サーマルヘッドの長手方向中央位置から、該サーマルヘッドの全長に0.004乃至0.029の値を乗じた長さだけ前記一方向側にずれた位置に作用することを特徴とする。
また、請求項3に係る印刷装置は、請求項1又は請求項2に記載の印刷装置において、前記弾性部材を2個用いる場合には、各弾性部材は、前記サーマルヘッドの長手方向中央位置から各長手方向端縁部までを等分する位置にそれぞれ配設されていることを特徴とする。
また、請求項4に係る印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記各弾性部材のバネ荷重が同一の場合には、前記一方向側の端に配設される弾性部材は、荷重位置が前記サーマルヘッドの長手方向端縁部から所定寸法外側の位置になるように配設されていることを特徴とする。
また、請求項5に係る印刷装置は、請求項4に記載の印刷装置において、前記他方向側の端に配設される弾性部材は、荷重位置が前記サーマルヘッドの長手方向端縁部よりも内側の位置になるように配設されていることを特徴とする。
また、請求項6に係る印刷装置は、請求項4又は請求項5に記載の印刷装置において、前記弾性部材を3個以上用いる場合には、各弾性部材は、前記サーマルヘッドの長手方向等間隔になるように配設されていることを特徴とする。
更に、請求項7に係る印刷装置は、一対の側壁部を有するフレームと、サーマルヘッドを保持するヘッド支持部材と、前記一対の側壁部に回転可能に軸支されるプラテンローラと、前記ヘッド支持部材の長手方向に配設されて前記プラテンローラの周面に前記サーマルヘッドを所定押圧力で当接させる複数の弾性部材と、被印字媒体の複数種類の幅寸法に対応して該被印字媒体を前記サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送する搬送手段と、を備え、前記複数の弾性部材のうちの前記一方向側に配設される弾性部材の押圧力は、他方向側に配設される弾性部材の押圧力よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする。
請求項1に係る印刷装置では、フレームの一対の側壁部にプラテンローラが回転可能に軸支され、該プラテンローラの周面にヘッド支持部材に保持されたサーマルヘッドが複数の弾性部材によって所定荷重で当接される。また、被印字媒体は、複数種類の幅寸法に対応してサーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送され、該サーマルヘッドによって印字される。また、複数の弾性部材による所定荷重は、被印字媒体が寄せられる一方向側の荷重が、他方向側の荷重よりも大きくなるように設定されている
これにより、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合においても、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で接触させることができ、印字精度や送り精度の向上を図りつつ高品質の印字を行うことができる。また、被印字媒体が寄せられる一方向側の荷重が、他方向側の荷重よりも大きくなるように複数の弾性部材による所定荷重を設定するだけで、該弾性部材の配置位置を変更することなく構成することができ、簡易な構成で印字品質の向上を図ることができる。
これにより、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合においても、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で接触させることができ、印字精度や送り精度の向上を図りつつ高品質の印字を行うことができる。また、被印字媒体が寄せられる一方向側の荷重が、他方向側の荷重よりも大きくなるように複数の弾性部材による所定荷重を設定するだけで、該弾性部材の配置位置を変更することなく構成することができ、簡易な構成で印字品質の向上を図ることができる。
また、請求項2に係る印刷装置では、請求項1に記載の印刷装置において、複数の弾性部材による合力は、サーマルヘッドの長手方向中央位置から、該サーマルヘッドの全長に0.004乃至0.029の値を乗じた長さだけ被印字媒体が寄せられる一方向側にずれた位置に作用するように構成されている。
これにより、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合には、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で確実に接触させることができ、被印字媒体の両側端縁部における印字かすれ等を確実に防止することができる。
これにより、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合には、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で確実に接触させることができ、被印字媒体の両側端縁部における印字かすれ等を確実に防止することができる。
また、請求項3に係る印刷装置では、請求項1又は請求項2に記載の印刷装置において、弾性部材を2個用いる場合には、各弾性部材は、サーマルヘッドの長手方向中央位置から各長手方向端縁部までを等分する位置にそれぞれ配設されている。
これにより、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合には、該一方向側に配設される弾性部材は、被印字媒体のほぼ幅方向中央部に対向して配置されるため、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で更に確実に接触させることができる。
これにより、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合には、該一方向側に配設される弾性部材は、被印字媒体のほぼ幅方向中央部に対向して配置されるため、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で更に確実に接触させることができる。
また、請求項4に係る印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、各弾性部材のバネ荷重が同一の場合には、被印字媒体が寄せられる一方向側の端に配設される弾性部材は、荷重位置がサーマルヘッドの長手方向端縁部から所定寸法外側の位置になるように配設されている。
これにより、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合においても、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で接触させることができ、印字精度や送り精度の向上を図りつつ高品質の印字を行うことができる。また、同一規格の弾性部材を用いることができ、製造コストの削減化を図ることができる。更に、各弾性部材のバネ荷重を従来のものとほぼ同じバネ荷重にすることができるため、プラテンローラの周面とサーマルヘッドの摩擦力を小さくすることができ、斜行の防止ならびにモータ負荷の低減を図ることができる。
これにより、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合においても、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で接触させることができ、印字精度や送り精度の向上を図りつつ高品質の印字を行うことができる。また、同一規格の弾性部材を用いることができ、製造コストの削減化を図ることができる。更に、各弾性部材のバネ荷重を従来のものとほぼ同じバネ荷重にすることができるため、プラテンローラの周面とサーマルヘッドの摩擦力を小さくすることができ、斜行の防止ならびにモータ負荷の低減を図ることができる。
また、請求項5に係る印刷装置では、請求項4に記載の印刷装置において、他方向側の端に配設される弾性部材は、荷重位置がサーマルヘッドの長手方向端縁部よりも内側の位置になるように配設されているため、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合には、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で確実に接触させることができる。
また、請求項6に係る印刷装置では、請求項4又は請求項5に記載の印刷装置において、押圧部材を3個以上用いる場合には、各押圧部材は、幅方向等間隔になるように配設されているため、ロールシート全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力でより確実に接触させることができる。
更に、請求項7に係る印刷装置では、フレームの一対の側壁部にプラテンローラが回転可能に軸支され、該プラテンローラの周面にヘッド支持部材に保持されたサーマルヘッドが複数の弾性部材によって所定押圧力で当接される。また、被印字媒体は、複数種類の幅寸法に対応してサーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送され、該サーマルヘッドによって印字される。また、複数の弾性部材による押圧力は、被印字媒体が寄せられる一方向側の押圧力が、他方向側の押圧力よりも大きくなるように設定されている
これにより、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合においても、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で接触させることができ、印字精度や送り精度の向上を図りつつ高品質の印字を行うことができる。また、サーマルヘッドの一方向側に配設される弾性部材の押圧力を大きくするだけで、該弾性部材の配置位置を変更することなく構成することができ、簡易な構成で印字品質の向上を図ることができる。
これにより、サーマルヘッドの長さ寸法の約半分の幅寸法の被印字媒体を該サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送した場合においても、被印字媒体全体をサーマルヘッドにほぼ均一な圧力で接触させることができ、印字精度や送り精度の向上を図りつつ高品質の印字を行うことができる。また、サーマルヘッドの一方向側に配設される弾性部材の押圧力を大きくするだけで、該弾性部材の配置位置を変更することなく構成することができ、簡易な構成で印字品質の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る印刷装置をテープ印刷装置について具体化した実施例1乃至実施例3に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、実施例1に係るテープ印刷装置の概略構成について図1乃至図8に基づき説明する。
図1乃至図3に示すように、テープ印刷装置1は、本体筐体2と、所定幅のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3を収納するロールシートホルダ収納部4の上側を覆うように後側上端縁部に開閉自在に取り付けられた透明樹脂製の上カバー5と、この上カバー5の前側略中央部に対向するように立設される透明樹脂製のトレー6と、このトレー6の前側に配置される電源ボタン7と、前側側面部に左右移動可能に設けられてカッターユニット8(図7参照)を左右に移動させるカッターレバー9等から構成されている。また、本体筐体2の背面部には一方の側端部に電源コード10が接続されると共に、他方の側端部には不図示のパーソナルコンピュータ等と接続されるUSB(Universal Serial Bus)等から構成されるコネクタ部11(図6参照)が設けられている。また、このロールシート3Aは、自己発色性を有する長尺状の感熱シート(いわゆる、サーマルペーパー)や、該感熱シートの片面に粘着剤を介して離形紙が張り合わされた長尺状のラベルシート等で構成され、巻芯3B(図4参照)に巻回されている。
図1乃至図3に示すように、テープ印刷装置1は、本体筐体2と、所定幅のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3を収納するロールシートホルダ収納部4の上側を覆うように後側上端縁部に開閉自在に取り付けられた透明樹脂製の上カバー5と、この上カバー5の前側略中央部に対向するように立設される透明樹脂製のトレー6と、このトレー6の前側に配置される電源ボタン7と、前側側面部に左右移動可能に設けられてカッターユニット8(図7参照)を左右に移動させるカッターレバー9等から構成されている。また、本体筐体2の背面部には一方の側端部に電源コード10が接続されると共に、他方の側端部には不図示のパーソナルコンピュータ等と接続されるUSB(Universal Serial Bus)等から構成されるコネクタ部11(図6参照)が設けられている。また、このロールシート3Aは、自己発色性を有する長尺状の感熱シート(いわゆる、サーマルペーパー)や、該感熱シートの片面に粘着剤を介して離形紙が張り合わされた長尺状のラベルシート等で構成され、巻芯3B(図4参照)に巻回されている。
また、図2乃至図6に示すように、テープ印刷装置1は、ロールシートホルダ収納部4の搬送方向に対して略垂直方向の一方の側端縁部(図6中、左側側端縁部)に、後述のロールシートホルダ3を構成する位置決め保持部材12の外側方向に突設される断面略矩形状の取付部材13を嵌め込むことができるホルダ支持部材15が設けられている。このホルダ支持部材15には、上方に開口する正面視略縦長コの字状の第1位置決め溝部16が形成されている。また、このホルダ支持部材15の内側基端部には、位置決め保持部材12の下端部に突設される弾性係止片12Aが係合される係合凹部15Aが形成されている。
また、ロールシート3Aを挿入する挿入口18の後端縁部からロールシートホルダ収納部4の前側上端縁部まで略水平に延出されて、後述のロールシートホルダ3を構成するガイド部材20の先端部が載置される載置部21が設けられている。また、この載置部21の搬送方向後側の端縁角部には、ロールシート3Aの複数の幅寸法に対応して断面略L字状の4個の第2位置決め溝部22A〜22Dが形成されている。この各第2位置決め溝部22A〜22Dは、図7に示すように、ロールシートホルダ3を構成するガイド部材20の載置部21に当接する部分の一部を上方から嵌め込むことができるように形成されている。また、このロールシートホルダ3を構成するガイド部材20の先端部は、挿入口18まで延出されている。
また、ロールシートホルダ収納部4の底面部には、ホルダ支持部材15の内側基端部から第2位置決め溝部22Aに対向する位置まで搬送方向に対して略垂直に平面視横長四角形の位置決め凹部4Aが所定深さ(実施例1では、約1.5〜3mmの深さである。)で形成されている。この位置決め凹部4Aの搬送方向幅寸法は、ロールシートホルダ3を構成する位置決め保持部材12及びガイド部材20の各下端縁部の幅寸法にほぼ等しくなるように形成されている。また、位置決め凹部4Aのホルダ支持部材15の内側基端部には、位置決め保持部材12の下端縁部から略直角内側方向に延出される後述のシート判別部60(図8参照)に対向する部分が位置決め凹部4Aよりもさらに所定深さ(実施例1では、約1.5〜3mmの深さである。)だけ深くなるように形成された判別凹部4Bが形成されている。また、この判別凹部4Bには、プッシュ式のマイクロスイッチ等から構成されて、ロールシート3Aの種別を判別するためのシート判別センサS1、S2、S3、S4、S5がL字状に設けられている。この各シート判別センサS1〜S5は、プランジャーとマイクロスイッチ等から構成される公知の機械式スイッチからなり、この各シート判別センサS1〜S5に対してシート判別部60の後述の各センサ孔60A(図8参照)があるかどうかを検出して、そのオン・オフ信号によりロールシートホルダ3に装着されたロールシート3Aの種類を検出するものである。尚、実施例1の場合は、各テープ判別センサS1〜S5は、そのプランジャーが常には、判別凹部4Bの底面から突き出しており、マイクロスイッチがオフ状態になっている。そして、シート判別部60の各センサ孔60Aが、各シート判別センサS1〜S5に対向する位置に有る場合には、プランジャーが押下されずマイクロスイッチがオフ状態にあるので、オフ信号が出力され、一方、シート判別部60の各センサ孔60Aが、各シート判別センサS1〜S5に対向する位置に無い場合には、プランジャーが押下されてマイクロスイッチがオン状態になるので、オン信号が出力される。
また、挿入口18のホルダー支持部材15側の側端縁部(図6中、左端縁部)は、該ホルダー支持部材15に嵌め込まれる位置決め部材12の内側端面に対向する位置に形成されている。また、この挿入口18のホルダー支持部材15側の側端縁部には、案内リブ部23が立設されている。
また、ロールシートホルダ収納部4の他方の側端縁部(図5中、上方側端縁部)の搬送方向前端部には、サーマルヘッド31(図7参照)の上下動操作等を行うレバー27が設けられている。
また、ロールシートホルダ収納部4の他方の側端縁部(図5中、上方側端縁部)の搬送方向前端部には、サーマルヘッド31(図7参照)の上下動操作等を行うレバー27が設けられている。
ここで、図7及び図8に示すように、このレバー27を上方に回動させることにより、サーマルヘッド31が上面部に保持されるヘッド支持部材32が下方に回動されて、サーマルヘッド31が対向配置されているプラテンローラ26から離間する。また、該レバー27を下方に回動させることにより、挿入口18から挿入されたロールシート3Aは、ヘッド支持部材32が上方に回動されて、後述のようにフレーム34の底面部と該ヘッド支持部材34との間に配置される各コイルバネ35、36(図12参照)の押圧力によってライン型のサーマルヘッド31がロールシート3Aをプラテンローラ26に押圧付勢して印字可能な状態になる。また、ロールシートホルダ収納部4の下側には、外部のパーソナルコンピュータ等からの指令により各機構部を駆動制御する制御回路部33が設けられている。そして、該プラテンローラ26を不図示のステッピングモータ等により回転駆動しつつ、該サーマルヘッド31を駆動制御することによって、ロールシート3Aを搬送しながら印字面に順次画像データを印字できる。また、トレー6上に排出されたロールシート3Aは、カットレバー9を右側方向に移動操作することによって、カッターユニット8により切断される。
次に、ロールシートホルダ3の概略構成について図4及び図9に基づいて説明する。
図4及び図9に示すように、巻芯3Bに巻回されたロールシート3Aが装着されるロールシートホルダ3は、ロールシート3Aの巻芯3Bの筒孔の一端側端縁部に第1筒部38が嵌挿されてロールシート3Aの一方の端面に当接されるガイド部材20と、該巻芯3Bの他端側に第2筒部39が嵌挿されてロールシート3Aの他方の端面に当接される位置決め保持部材12と、このガイド部材20の第1筒部38に嵌挿されて一端側端面の外周部に形成されるフランジ部40Aが該第1筒部38の外側端面に固着されると共に、他端側端部が位置決め保持部材12の第2筒部39に嵌挿されて該第2筒部39に固着される略筒状のホルダ軸部材40と、から構成されている。従って、ホルダ軸部材40の長さ寸法を変更することにより、異なる幅寸法のロールシート3Aが装着された複数種類のロールシートホルダ3を容易に製作することができる。
図4及び図9に示すように、巻芯3Bに巻回されたロールシート3Aが装着されるロールシートホルダ3は、ロールシート3Aの巻芯3Bの筒孔の一端側端縁部に第1筒部38が嵌挿されてロールシート3Aの一方の端面に当接されるガイド部材20と、該巻芯3Bの他端側に第2筒部39が嵌挿されてロールシート3Aの他方の端面に当接される位置決め保持部材12と、このガイド部材20の第1筒部38に嵌挿されて一端側端面の外周部に形成されるフランジ部40Aが該第1筒部38の外側端面に固着されると共に、他端側端部が位置決め保持部材12の第2筒部39に嵌挿されて該第2筒部39に固着される略筒状のホルダ軸部材40と、から構成されている。従って、ホルダ軸部材40の長さ寸法を変更することにより、異なる幅寸法のロールシート3Aが装着された複数種類のロールシートホルダ3を容易に製作することができる。
また、このガイド部材20は、第1筒部38の外側端面の下側外周部から下側方向に延出されて、ロールシートホルダ収納部4の底面部に形成される位置決め凹部4Aに嵌入されて該位置決め凹部4Aの底面に当接される第1延出部42が形成されている。また、ガイド部材20は、ロールシート3Aの前側方向略1/4円周上の外側端面部を覆うように外側方向に延出される第2延出部43が形成されている。また、この第2延出部43の外周部からロールシート3Aの挿入口18(図6参照)近傍まで上側端縁部が前下がり状に延出される第3延出部44が形成されている。この第3延出部44の先端部の下端面は略水平に形成され、テープ印刷装置1の載置部21上に当接して、該第3延出部44と第2延出部43の内側面によって装着されたロールシート3Aの一側端縁部を挿入口18まで案内するように構成されている。また、この第3延出部44の下端面の載置部21の搬送方向後端縁部に対向する位置から第1延出部42まで所定長さ延出される第4延出部45が形成され、該第3延出部44の下端面が載置部21上に当接された場合には、この第4延出部45の搬送方向先端部分が、装着されたロールシート3Aのシート幅に対向する各第2位置決め溝部22A〜22Dのいずれかに嵌入されるように構成されている(図7参照)。
また、ホルダ軸部材40の位置決め保持部材12の第2筒部39内に嵌入される先端部には、該第2筒部39の内側下端部に内側半径方向に突設される位置決めリブ50が嵌入される略縦長の切欠部51が形成されている。これにより、ホルダ軸部材40の切欠部51に位置決め保持部材12の位置決めリブ部50を嵌入することによって、該ホルダ軸部材40を介して位置決め保持部材12とガイド部材20との位置決めを行うことができる。
また、第1筒部38と第2筒部39とによって、ロールシート3Aが巻回された巻芯3Bが回転可能に保持される。尚、ホルダ軸部材40は、巻芯3Bの各長さ寸法に対応して複数種類(実施例1では、4種類である。)の長さ寸法のものが設けられている。
また、第1筒部38と第2筒部39とによって、ロールシート3Aが巻回された巻芯3Bが回転可能に保持される。尚、ホルダ軸部材40は、巻芯3Bの各長さ寸法に対応して複数種類(実施例1では、4種類である。)の長さ寸法のものが設けられている。
また、位置決め部材12により、第2筒部39の外側端面は閉塞されている。また、該第2筒部39の外周部には、フランジ部55が形成されると共に、このフランジ部55の下側外周部から下側方向に延出される延出部56が形成されている。このフランジ部55と延出部56の内側面がロールシート3A及び巻芯3Bの外側端面に当接される。また、このフランジ部55と延出部56の外側端面部の搬送方向(図9(B)中、左右方向)略中央部には、上下方向に縦長の断面略矩形状の取付部材13が突設されている。この取付部材13は、正面視下方向(図9(B)中、正面視上方向)に幅狭になるように形成され、テープ印刷装置1のホルダ支持部材15の下方向に幅狭な第1位置決め溝部16内に密着可能に形成されている。また、この取付部材13の突出高さ寸法は、この第1位置決め溝部16の幅寸法にほぼ等しく形成されている。
また、位置決め部材12の取付部材13の下端部(図9(B)中、上端部)には、該取付部材13の下端部よりも左右方向に各々外側方向に所定長さ(実施例1では、約1.5mm〜3mmである。)突出する正面視略四角形の平板状(実施例1では、約1.5mm〜3mmの厚さ寸法である。)の案内部57が形成されている。これにより、ロールシートホルダ3を装着する場合は、取付部材13の下端部に形成される案内部57をホルダ支持部材15の外側端面に当接させつつ、取付部材13を第1位置決め溝部16に挿入することによって、該ロールシートホルダ3を容易に位置決めしつつ装着することができる。
また、位置決め部材12の延出部56の下端縁部(図9(B)中、上端縁部)は、ガイド部材20の下端縁部よりも所定長さ(実施例1では、約1mm〜2.5mmである。)下側方向に突出するように延出されると共に、該下端縁部には、略直角内側方向に所定長さ延出される略長四角形のシート判別部60が形成されている。また、上述したように、このシート判別部60には、各シート判別センサS1〜S5に対向する所定位置に各センサ孔60Aが穿設されている。尚、図8(B)では、5個のセンサ孔60Aが穿設されているが、該センサ孔60Aは装着されたロールシート3Aの種類に対応して所定位置に穿設される。
また、位置決め部材12の取付部材13の下端部には延出部56に縦長四角形の貫通孔62が穿設され、該貫通孔62の上端縁部(図9(B)中、下端縁部)には、下側方向(図9(B)中、上方向)に先端部に外側方向に突出する突起部が形成された弾性係止片12Aが設けられている。
また、位置決め部材12の延出部56の下端縁部(図9(B)中、上端縁部)は、ガイド部材20の下端縁部よりも所定長さ(実施例1では、約1mm〜2.5mmである。)下側方向に突出するように延出されると共に、該下端縁部には、略直角内側方向に所定長さ延出される略長四角形のシート判別部60が形成されている。また、上述したように、このシート判別部60には、各シート判別センサS1〜S5に対向する所定位置に各センサ孔60Aが穿設されている。尚、図8(B)では、5個のセンサ孔60Aが穿設されているが、該センサ孔60Aは装着されたロールシート3Aの種類に対応して所定位置に穿設される。
また、位置決め部材12の取付部材13の下端部には延出部56に縦長四角形の貫通孔62が穿設され、該貫通孔62の上端縁部(図9(B)中、下端縁部)には、下側方向(図9(B)中、上方向)に先端部に外側方向に突出する突起部が形成された弾性係止片12Aが設けられている。
次に、上記のように構成されたロールシートホルダ3のテープ印刷装置1への装着について図2に基づいて説明する。
図2(A)に示すように、巻芯3Bに最大幅(例えば、最大幅寸法は、約66mmである。)のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3の場合には、先ず、ロールシートホルダ3の位置決め保持部材12の取付部材13をホルダ支持部材15の位置決め溝部16に挿入する。そして、該ロールシートホルダ3のガイド部材20の第3延出部44の下端面を載置部21上に当接させると共に、該ガイド部材20の第4延出部45を載置部21の搬送方向後側角部に形成される第2位置決め溝部21Aに嵌入させる。また、該ガイド部材20の第1延出部42の下端縁部をロールシートホルダ収納部4の底面部に形成される位置決め凹部4A内に嵌入して当接させる。また、同時に、ロールシートホルダ3の位置決め保持部材12の延出部56の下端部に形成されるシート判定部60を、ホルダ支持部材15の基端部内側に形成される判別凹部4Bに挿入すると共に、弾性係止片12Aをホルダ支持部材15の基端部に形成される係合凹部15Aに係合させる。これにより、ロールシートホルダ3がロールシートホルダ収納部4に着脱自在に取り付けられる。
続いて、レバー27を上方に回動させた状態で、ロールシート3Aの一方の側端縁部をガイド部材20の内側面に当接させつつ、該ロールシート3Aを引き出し、このロールシート3Aの他方の側端縁部を挿入口18の側端縁部に立設された案内リブ部23に当接させつつ挿入口18に挿入する。その後、レバー27を下方に回動させることにより、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が挿入口18の案内リブ部23側に寄せられた状態で基準位置72(図12参照)に位置するとともに、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。
図2(A)に示すように、巻芯3Bに最大幅(例えば、最大幅寸法は、約66mmである。)のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3の場合には、先ず、ロールシートホルダ3の位置決め保持部材12の取付部材13をホルダ支持部材15の位置決め溝部16に挿入する。そして、該ロールシートホルダ3のガイド部材20の第3延出部44の下端面を載置部21上に当接させると共に、該ガイド部材20の第4延出部45を載置部21の搬送方向後側角部に形成される第2位置決め溝部21Aに嵌入させる。また、該ガイド部材20の第1延出部42の下端縁部をロールシートホルダ収納部4の底面部に形成される位置決め凹部4A内に嵌入して当接させる。また、同時に、ロールシートホルダ3の位置決め保持部材12の延出部56の下端部に形成されるシート判定部60を、ホルダ支持部材15の基端部内側に形成される判別凹部4Bに挿入すると共に、弾性係止片12Aをホルダ支持部材15の基端部に形成される係合凹部15Aに係合させる。これにより、ロールシートホルダ3がロールシートホルダ収納部4に着脱自在に取り付けられる。
続いて、レバー27を上方に回動させた状態で、ロールシート3Aの一方の側端縁部をガイド部材20の内側面に当接させつつ、該ロールシート3Aを引き出し、このロールシート3Aの他方の側端縁部を挿入口18の側端縁部に立設された案内リブ部23に当接させつつ挿入口18に挿入する。その後、レバー27を下方に回動させることにより、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が挿入口18の案内リブ部23側に寄せられた状態で基準位置72(図12参照)に位置するとともに、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。
また、図2(B)に示すように、巻芯3Bに最大幅の約半分の幅寸法(例えば、幅寸法は、約32mmである。)のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3の場合には、先ず、ロールシートホルダ3の位置決め保持部材12の取付部材13をホルダ支持部材15の位置決め溝部16に挿入する。そして、該ロールシートホルダ3のガイド部材20の第3延出部44の下端面を載置部21上に当接させると共に、該ガイド部材20の第4延出部45を載置部21の搬送方向後側角部に形成される第2位置決め溝部21Cに嵌入させる。そして、該ガイド部材20の第1延出部42の下端縁部をロールシートホルダ収納部4の底面部に形成される位置決め凹部4A内に嵌入して当接させる。また、同時に、ロールシートホルダ3の位置決め保持部材12の延出部56の下端部に形成されるシート判定部60を、ホルダ支持部材15の基端部内側に形成される判別凹部4Bに挿入すると共に、弾性係止片12Aをホルダ支持部材15の基端部に形成される係合凹部15Aに係合させる。これにより、ロールシートホルダ3がロールシートホルダ収納部4に着脱自在に取り付けられる。
続いて、レバー27を上方に回動させた状態で、ロールシート3Aの一方の側端縁部をガイド部材20の内側面に当接させつつ、該ロールシート3Aを引き出し、このロールシート3Aの他方の側端縁部を挿入口18の側端縁部に立設された案内リブ部23に当接させつつ挿入口18に挿入する。その後、レバー27を下方に回動させることにより、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が挿入口18の案内リブ部23側に寄せられた状態で基準位置72(図12参照)に位置するとともに、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。
続いて、レバー27を上方に回動させた状態で、ロールシート3Aの一方の側端縁部をガイド部材20の内側面に当接させつつ、該ロールシート3Aを引き出し、このロールシート3Aの他方の側端縁部を挿入口18の側端縁部に立設された案内リブ部23に当接させつつ挿入口18に挿入する。その後、レバー27を下方に回動させることにより、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が挿入口18の案内リブ部23側に寄せられた状態で基準位置72(図12参照)に位置するとともに、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。
そして、図2(A)に示すように、巻芯3Bに最大幅のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3の場合でも、また、図2(B)に示すように、巻芯3Bに最大幅の約半分の幅寸法のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3の場合でも、このロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が、挿入口18の側端縁部に立設された案内リブ部23に当接される。この点は、巻芯3Bに最小幅のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3の場合でも、同様である。すなわち、ロールシートホルダ3がロールシートホルダ収納部4に取り付けられると、ロールシートホルダ3に巻回されたロールシート3Aの幅の寸法に関係なく、必ず、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が案内リブ部23に当接されて挿入口18内に挿入、搬送される。尚、ロールシート3Aの最大幅寸法は、サーマルヘッド31の長さ寸法にほぼ等しくなるように形成されている。
次に、サーマルヘッド31やプラテンローラ26等が設けられる印字ユニット及びその周辺の概要について、図10乃至図14に基づいて説明する。
図10乃至図12に示すように、印字ユニット71は、一対の側壁部73を有するフレーム34を備えており、その一対の側壁部73の間には、プラテンローラ26や、放熱板として機能するヘッド支持部材32、カッタプレート74、上下一対のカッタホルダ75などが設けられている。
このプラテンローラ26は、一対の側壁部73に各軸受77、78を介して回動可能に軸支されており、上述したように、不図示のステッピングモータ等により回転駆動される。また、ヘッド支持部材32には、プラテンローラ26に対向する上面において、サーマルヘッド31や、サーマルヘッド31のFPC基板81などが固定されている。また、カッタプレート74には、その上面であり、ロールシート3Aが摺動可能な搬送面82において、カッタホルダ75が往復動する通過溝83が、プラテンローラ26に対して平行に形成されている。また、カッタホルダ75には、ロールシート3Aを切断するための可動刃85が、通過溝83を上下に貫くように取り付けられている。
図10乃至図12に示すように、印字ユニット71は、一対の側壁部73を有するフレーム34を備えており、その一対の側壁部73の間には、プラテンローラ26や、放熱板として機能するヘッド支持部材32、カッタプレート74、上下一対のカッタホルダ75などが設けられている。
このプラテンローラ26は、一対の側壁部73に各軸受77、78を介して回動可能に軸支されており、上述したように、不図示のステッピングモータ等により回転駆動される。また、ヘッド支持部材32には、プラテンローラ26に対向する上面において、サーマルヘッド31や、サーマルヘッド31のFPC基板81などが固定されている。また、カッタプレート74には、その上面であり、ロールシート3Aが摺動可能な搬送面82において、カッタホルダ75が往復動する通過溝83が、プラテンローラ26に対して平行に形成されている。また、カッタホルダ75には、ロールシート3Aを切断するための可動刃85が、通過溝83を上下に貫くように取り付けられている。
また、図8、図12及び図13に示すように、ヘッド支持部材32の搬送方向に対して後側の端縁部は、フレーム34の背面部によって上下方向に揺動可能に支持されている。また、サーマルヘッド31をプラテンローラ26の周面に押圧付勢する各コイルバネ35、36が、フレーム34の底面部と該ヘッド支持部材32のサーマルヘッド31に対向する背面部との間に、このサーマルヘッド31の長手方向に沿って配設されている。また、各コイルバネ35、36は、サーマルヘッド31の長手方向中心から該サーマルヘッド31の各幅方向端縁部までをほぼ等分する位置にそれぞれ配設されている。
また、図13(A)に示すように、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が通過する基準位置72側に配置されるコイルバネ36と他方のコイルバネ35とによる合力の作用する合力位置Pは、サーマルヘッド31の長手方向中心から基準位置72側に、該サーマルヘッド31の全長Lに係数α(実施例1では、α=0.004〜0.029の値である。)を乗じた距離(α×L)だけずれた位置になるように構成されている。したがって、図13(B)に示すように、各コイルバネ35、36によるサーマルヘッド31の荷重分布は、基準位置72側、即ち図13(A)においてサーマルヘッド右端側の荷重が、他側の、即ち図13(A)においてサーマルヘッド左端側の荷重よりも大きくなるように設定されている。
また、図13(A)に示すように、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が通過する基準位置72側に配置されるコイルバネ36と他方のコイルバネ35とによる合力の作用する合力位置Pは、サーマルヘッド31の長手方向中心から基準位置72側に、該サーマルヘッド31の全長Lに係数α(実施例1では、α=0.004〜0.029の値である。)を乗じた距離(α×L)だけずれた位置になるように構成されている。したがって、図13(B)に示すように、各コイルバネ35、36によるサーマルヘッド31の荷重分布は、基準位置72側、即ち図13(A)においてサーマルヘッド右端側の荷重が、他側の、即ち図13(A)においてサーマルヘッド左端側の荷重よりも大きくなるように設定されている。
これにより、図11及び図12に示すように、レバー27を上方に回動させた状態で、ロールシート3Aを引き出し、このロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部を挿入口18の側端縁部に立設された案内リブ部23に当接させつつ挿入口18に挿入することにより、該ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置することとなる。すなわち、ロールシートホルダ3に巻回されたロールシート3Aの幅の寸法に関係なく、必ず、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置することとなる。
続いて、レバー27を下方に回動させることにより、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置した状態で、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。また、ロールシート3Aの幅寸法が最大幅寸法の約半分の場合には、基準位置72側のコイルバネ36の荷重位置が該ロールシート3Aの幅方向略中央位置に対向し、ロールシート3A全体がサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で接触する。
続いて、レバー27を下方に回動させることにより、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置した状態で、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。また、ロールシート3Aの幅寸法が最大幅寸法の約半分の場合には、基準位置72側のコイルバネ36の荷重位置が該ロールシート3Aの幅方向略中央位置に対向し、ロールシート3A全体がサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で接触する。
また、図13(B)に示すように、基準位置72側のコイルバネ36のバネ荷重をP2とし、他側のコイルバネ35のバネ荷重をP1とした場合には、モーメントの釣り合いより、(L/4+α×L)×P1=(L/4−α×L)×P2となる。
これより、例えば、P1=1.05Kg、P2=1.20Kgとした場合には、α=0.017となる。また、各コイルバネ35、36のバネ荷重のバラツキを±5%、即ちP1=1.05Kg±5%、P2=1.20Kg±5%とした場合には、係数αは、α=0.004〜0.029となる。
ここで、図14に基づいて、ロールシート3Aの幅寸法が最大幅寸法の約半分の場合に(図12参照)、各コイルバネ35、36の各バネ荷重P1、P2を変化させて係数αを変更、即ち該各コイルバネ35、36の合力の作用する合力位置Pを変更した印字結果について説明する。
図14に示すように、印字結果を表す印字結果表79は、係数αの値を示す「α値」と、この「α値」に対応する印字結果を示す「印字結果」とから構成されている。したがって、各コイルバネ35、36の各バネ荷重P1、P2を変化させて係数αを変更した印字結果は、係数αの値が0.004より小さい場合には、幅寸法が最大幅寸法の約半分のロールシート3Aにおいて、基準位置72側の側端縁部に印字かすれが発生した。また、該係数αの値が0.004〜0.029の場合には、印字結果は良好であった。更に、該係数αの値が0.029より大きい場合には、幅寸法が最大幅寸法の約半分のロールシート3Aにおいて、基準位置72に対して反対側の側端縁部に印字かすれが発生した。
これより、例えば、P1=1.05Kg、P2=1.20Kgとした場合には、α=0.017となる。また、各コイルバネ35、36のバネ荷重のバラツキを±5%、即ちP1=1.05Kg±5%、P2=1.20Kg±5%とした場合には、係数αは、α=0.004〜0.029となる。
ここで、図14に基づいて、ロールシート3Aの幅寸法が最大幅寸法の約半分の場合に(図12参照)、各コイルバネ35、36の各バネ荷重P1、P2を変化させて係数αを変更、即ち該各コイルバネ35、36の合力の作用する合力位置Pを変更した印字結果について説明する。
図14に示すように、印字結果を表す印字結果表79は、係数αの値を示す「α値」と、この「α値」に対応する印字結果を示す「印字結果」とから構成されている。したがって、各コイルバネ35、36の各バネ荷重P1、P2を変化させて係数αを変更した印字結果は、係数αの値が0.004より小さい場合には、幅寸法が最大幅寸法の約半分のロールシート3Aにおいて、基準位置72側の側端縁部に印字かすれが発生した。また、該係数αの値が0.004〜0.029の場合には、印字結果は良好であった。更に、該係数αの値が0.029より大きい場合には、幅寸法が最大幅寸法の約半分のロールシート3Aにおいて、基準位置72に対して反対側の側端縁部に印字かすれが発生した。
ここで、各コイルバネ35、36は、複数の弾性部材を構成する。また、ロールシートホルダ3、ホルダ支持部材15、プラテンローラ26、サーマルヘッド31は、搬送手段を構成する。
以上詳細に説明した通り、実施例1に係るテープ印刷装置1では、フレーム34の一対の側壁部73にプラテンローラ26が回転可能に軸支され、該プラテンローラ26の周面にヘッド支持部材32に保持されたサーマルヘッド31が各コイルバネ35、36によって押圧される。また、着脱可能に支持されるロールシートホルダ3に巻回される長尺状のロールシート3Aは、サーマルヘッド31の基準位置72側に寄せて搬送されるように挿入口8に挿入され、該サーマルヘッド31によって印字される。また、各コイルバネ35、36は、サーマルヘッド31の長手方向中心から該サーマルヘッド31の各長手方向端縁部までをほぼ等分する位置にそれぞれ配設されている。また、各コイルバネ35、36によるサーマルヘッド31の荷重分布は、基準位置72側の荷重が、他側の荷重よりも大きくなるように設定され、各コイルバネ35、36の合力の作用する合力位置Pは、サーマルヘッド31の長手方向中心から基準位置72側に、該サーマルヘッド31の全長Lに係数α(実施例1では、α=0.004〜0.029の値である。)を乗じた距離(α×L)だけずれた位置になるように構成されている。
これにより、最大幅寸法の約半分の幅寸法のロールシート3A、すなわち、サーマルヘッド31の長さ寸法の約半分の幅寸法のロールシート3Aを該サーマルヘッド31の基準位置72側に寄せて搬送した場合においても、ロールシート3A全体をサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で接触させることができ、印字精度や送り精度の向上を図りつつ高品質の印字を行うことができる。また、係数αの値が0.004〜0.029になるように各コイルバネ35、36のバネ荷重を決定することによって、各コイルバネ35、36の配置位置を変更することなく簡易な構成で高品質の印字を行うことができ、製造コストの削減化を図ることができると共に、サーマルヘッド31の長さ寸法の約半分の幅寸法のロールシート3Aをサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で確実に接触させることができ、ロールシート3Aの両側端縁部における印字かすれ等を確実に防止することができる。また、ロールシート3Aの幅寸法が最大幅寸法の約半分の場合には、基準位置72側のコイルバネ36の荷重位置が該ロールシート3Aの幅方向略中央位置に対向するため、ロールシート3A全体をサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で確実に接触させることができる。
次に、実施例2に係るテープ印刷装置について図15に基づいて説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図14の実施例1に係るテープ印刷装置1の構成等と同一符号は、該実施例1に係るテープ印刷装置1等の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
実施例2に係るテープ印刷装置の概略構成及び制御構成は、実施例1に係るテープ印刷装置1とほぼ同じ構成である。
但し、実施例2に係るテープ印刷装置の印字ユニットの構成は、後述のように実施例1に係るテープ印刷装置1の印字ユニット71の構成と異なっている。
実施例2に係るテープ印刷装置の概略構成及び制御構成は、実施例1に係るテープ印刷装置1とほぼ同じ構成である。
但し、実施例2に係るテープ印刷装置の印字ユニットの構成は、後述のように実施例1に係るテープ印刷装置1の印字ユニット71の構成と異なっている。
ここで、実施例2に係るテープ印刷装置の印字ユニットの構成について図15に基づいて説明する。
図15に示すように、実施例2に係るテープ印刷装置の印字ユニット81の構成は、実施例1に係るテープ印刷装置1の印字ユニット71の構成とほぼ同じ構成である。但し、実施例1に係る印字ユニット71の各コイルバネ35、36に替えて、ほぼ同じ押圧力の各コイルバネ82、82(例えば、サーマルヘッド31の長さ寸法が約70mmで、各コイルバネ82の押圧力は1150グラム±5%である。)が配設されている。
また、サーマルヘッド31を保持するヘッド支持部材83は、実施例1に係る印字ユニット71のヘッド支持部材とほぼ同じ構成であるが、基準位置72側の側端縁部が長手方向外側に延出され、該基準位置72に近い側に配設されるコイルバネ82(図15中、右側に配設されるコイルバネ82)は、荷重位置85が、この基準位置72から長手方向外側の位置(実施例2では、約1mm〜6mm外側の位置である。)になるように構成されている。また、基準位置72に対して遠い側に配設されるコイルバネ82(図15中、左側に配設されるコイルバネ82)は、サーマルヘッド31の幅方向中心から基準位置72に対して遠い側のサーマルヘッド31の端縁部までをほぼ等分する位置に配設されている。
図15に示すように、実施例2に係るテープ印刷装置の印字ユニット81の構成は、実施例1に係るテープ印刷装置1の印字ユニット71の構成とほぼ同じ構成である。但し、実施例1に係る印字ユニット71の各コイルバネ35、36に替えて、ほぼ同じ押圧力の各コイルバネ82、82(例えば、サーマルヘッド31の長さ寸法が約70mmで、各コイルバネ82の押圧力は1150グラム±5%である。)が配設されている。
また、サーマルヘッド31を保持するヘッド支持部材83は、実施例1に係る印字ユニット71のヘッド支持部材とほぼ同じ構成であるが、基準位置72側の側端縁部が長手方向外側に延出され、該基準位置72に近い側に配設されるコイルバネ82(図15中、右側に配設されるコイルバネ82)は、荷重位置85が、この基準位置72から長手方向外側の位置(実施例2では、約1mm〜6mm外側の位置である。)になるように構成されている。また、基準位置72に対して遠い側に配設されるコイルバネ82(図15中、左側に配設されるコイルバネ82)は、サーマルヘッド31の幅方向中心から基準位置72に対して遠い側のサーマルヘッド31の端縁部までをほぼ等分する位置に配設されている。
これにより、レバー27を上方に回動させた状態で、ロールシート3Aを引き出し、このロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部を挿入口18の側端縁部に立設された案内リブ部23に当接させつつ挿入口18に挿入することにより、該ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置することとなる。すなわち、ロールシートホルダ3に巻回されたロールシート3Aの幅の寸法に関係なく、必ず、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置することとなる。
続いて、レバー27を下方に回動させることにより、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置した状態で、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。また、ロールシート3Aの幅寸法が最大幅寸法の約半分の場合には、基準位置72に近い側のコイルバネ82の荷重位置85が該ロールシート3Aの幅方向外側に対向し、ロールシート3A全体がサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で接触する。
続いて、レバー27を下方に回動させることにより、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置した状態で、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。また、ロールシート3Aの幅寸法が最大幅寸法の約半分の場合には、基準位置72に近い側のコイルバネ82の荷重位置85が該ロールシート3Aの幅方向外側に対向し、ロールシート3A全体がサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で接触する。
ここで、各コイルバネ82、82は、複数の弾性部材を構成する。また、ロールシートホルダ3、ホルダ支持部材15、プラテンローラ26、サーマルヘッド31は、搬送手段を構成する。
以上詳細に説明した通り、実施例2に係るテープ印刷装置では、フレーム34の一対の側壁部73にプラテンローラ26が回転可能に軸支され、該プラテンローラ26の周面にヘッド支持部材83に保持されたサーマルヘッド31が、ほぼ同じ押圧力の各コイルバネ82、82によって押圧される。また、着脱可能に支持されるロールシートホルダ3に巻回される長尺状のロールシート3Aは、サーマルヘッド31の基準位置72側に寄せて搬送されるように挿入口8に挿入され、該サーマルヘッド31によって印字される。また、基準位置72に近い側に配設されるコイルバネ82の荷重位置85は、この基準位置72から長手方向外側の位置になるように構成されている。また、基準位置72に対して遠い側に配設されるコイルバネ82は、サーマルヘッド31の幅方向中心から基準位置72に対して遠い側のサーマルヘッド31の端縁部までをほぼ等分する位置に配設されている。
これにより、最大幅寸法の約半分の幅寸法のロールシート3A、すなわち、サーマルヘッド31の長さ寸法の約半分の幅寸法のロールシート3Aを該サーマルヘッド31の基準位置72側に寄せて搬送した場合においても、基準位置72に近い側に配設されるコイルバネ82の荷重位置85が、この基準位置72から長手方向外側の位置になるように配設され、該基準位置72に対して遠い側に配設されるコイルバネ82は、サーマルヘッド31の幅方向中心から基準位置72に対して遠い側のサーマルヘッド31の端縁部までをほぼ等分する位置に配設されるため、ロールシート3A全体をサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で確実に接触させることができ、印字精度や送り精度の向上を図りつつ高品質の印字を行うことができる。また、同一規格の各コイルバネ82を用いることができ、製造コストの削減化を図ることができる。更に、各コイルバネ82、82の押圧力を従来のものとほぼ同じ押圧力にすることができるため、プラテンローラ26の周面とサーマルヘッド31の摩擦力を小さくすることができ、斜行の防止ならびにモータ負荷の低減を図ることができる。
次に、実施例3に係るテープ印刷装置について図16に基づいて説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図15の実施例1及び実施例2に係るテープ印刷装置1等の構成等と同一符号は、該実施例1及び実施例2に係るテープ印刷装置1等の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
実施例3に係るテープ印刷装置の概略構成及び制御構成は、実施例2に係るテープ印刷装置とほぼ同じ構成である。
但し、実施例3に係るテープ印刷装置の印字ユニットの構成は、後述のように実施例2に係るテープ印刷装置の印字ユニット81の構成と異なっている。
実施例3に係るテープ印刷装置の概略構成及び制御構成は、実施例2に係るテープ印刷装置とほぼ同じ構成である。
但し、実施例3に係るテープ印刷装置の印字ユニットの構成は、後述のように実施例2に係るテープ印刷装置の印字ユニット81の構成と異なっている。
ここで、実施例3に係るテープ印刷装置の印字ユニットの構成について図16に基づいて説明する。
図16に示すように、実施例3に係るテープ印刷装置の印字ユニット91の構成は、実施例2に係るテープ印刷装置の印字ユニット81の構成とほぼ同じ構成である。但し、実施例2に係る印字ユニット81の各コイルバネ82、82に替えて、ほぼ同じ押圧力の3個の各コイルバネ92A〜92C(例えば、サーマルヘッド31の長さ寸法が約70mmで、各コイルバネ92A〜92Cの押圧力は767グラム±5%である。)が配設されている。
また、基準位置72に最も近い側に配設されるコイルバネ92A(図16中、右端側に配設されるコイルバネ92A)は、荷重位置95が、この基準位置72から長手方向外側の位置(実施例3では、約1mm〜6mm外側の位置である。)になるように構成されている。また、基準位置72に対して最も遠い側に配設されるコイルバネ92C(図16中、左端側に配設されるコイルバネ92C)は、サーマルヘッド31の幅方向中心から基準位置72に対して遠い側のサーマルヘッド31の端縁部までをほぼ等分する位置に配設されている。また、コイルバネ92Aとコイルバネ92Cとの間に配設されるコイルバネ92Bは、各コイルバネ92A、92C間の中間位置に配設されている。
図16に示すように、実施例3に係るテープ印刷装置の印字ユニット91の構成は、実施例2に係るテープ印刷装置の印字ユニット81の構成とほぼ同じ構成である。但し、実施例2に係る印字ユニット81の各コイルバネ82、82に替えて、ほぼ同じ押圧力の3個の各コイルバネ92A〜92C(例えば、サーマルヘッド31の長さ寸法が約70mmで、各コイルバネ92A〜92Cの押圧力は767グラム±5%である。)が配設されている。
また、基準位置72に最も近い側に配設されるコイルバネ92A(図16中、右端側に配設されるコイルバネ92A)は、荷重位置95が、この基準位置72から長手方向外側の位置(実施例3では、約1mm〜6mm外側の位置である。)になるように構成されている。また、基準位置72に対して最も遠い側に配設されるコイルバネ92C(図16中、左端側に配設されるコイルバネ92C)は、サーマルヘッド31の幅方向中心から基準位置72に対して遠い側のサーマルヘッド31の端縁部までをほぼ等分する位置に配設されている。また、コイルバネ92Aとコイルバネ92Cとの間に配設されるコイルバネ92Bは、各コイルバネ92A、92C間の中間位置に配設されている。
これにより、レバー27を上方に回動させた状態で、ロールシート3Aを引き出し、このロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部を挿入口18の側端縁部に立設された案内リブ部23に当接させつつ挿入口18に挿入することにより、該ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置することとなる。すなわち、ロールシートホルダ3に巻回されたロールシート3Aの幅の寸法に関係なく、必ず、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置することとなる。
続いて、レバー27を下方に回動させることにより、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置した状態で、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。また、ロールシート3Aの幅寸法が最大幅寸法の約半分の場合には、基準位置72側のコイルバネ92Aの荷重位置95が該ロールシート3Aの幅方向外側に対向するとともに、各コイルバネ92A、92Cの中間位置に配設されるコイルバネ92Bは、該ロールシート3Aの幅方向内側の側端縁部の近くに対向し、ロールシート3A全体がサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で接触する。
続いて、レバー27を下方に回動させることにより、ロールシート3Aの位置決め保持部材12側の側端縁部が基準位置72に位置した状態で、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。また、ロールシート3Aの幅寸法が最大幅寸法の約半分の場合には、基準位置72側のコイルバネ92Aの荷重位置95が該ロールシート3Aの幅方向外側に対向するとともに、各コイルバネ92A、92Cの中間位置に配設されるコイルバネ92Bは、該ロールシート3Aの幅方向内側の側端縁部の近くに対向し、ロールシート3A全体がサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で接触する。
ここで、各コイルバネ92A〜92Cは、複数の弾性部材を構成する。また、ロールシートホルダ3、ホルダ支持部材15、プラテンローラ26、サーマルヘッド31は、搬送手段を構成する。
以上詳細に説明した通り、実施例3に係るテープ印刷装置では、フレーム34の一対の側壁部73にプラテンローラ26が回転可能に軸支され、該プラテンローラ26の周面にヘッド支持部材83に保持されたサーマルヘッド31が、ほぼ同じ押圧力の各コイルバネ92A〜92Cによって押圧される。また、着脱可能に支持されるロールシートホルダ3に巻回される長尺状のロールシート3Aは、サーマルヘッド31の基準位置72側に寄せて搬送されるように挿入口8に挿入され、該サーマルヘッド31によって印字される。また、基準位置72に最も近い側に配設されるコイルバネ92Aの荷重位置95は、この基準位置72から長手方向外側の位置になるように構成されている。また、基準位置72に対して最も遠い側に配設されるコイルバネ92Cは、サーマルヘッド31の幅方向中心から基準位置72に対して遠い側のサーマルヘッド31の端縁部までをほぼ等分する位置に配設されている。また、コイルバネ92Bは、各コイルバネ92A、92Cの中間位置に配設されている。
これにより、最大幅寸法の約半分の幅寸法のロールシート3A、すなわち、サーマルヘッド31の長さ寸法の約半分の幅寸法のロールシート3Aを該サーマルヘッド31の基準位置72側に寄せて搬送した場合においても、基準位置72に最も近い側に配設されるコイルバネ92Aの荷重位置95が、この基準位置72から長手方向外側の位置になるように配設され、該基準位置72に対して最も遠い側に配設されるコイルバネ92Cは、サーマルヘッド31の幅方向中心から基準位置72に対して遠い側のサーマルヘッド31の端縁部までをほぼ等分する位置に配設され、更に、この各コイルバネ92A、92Cの中間位置にコイルバネ92Bが配設されるため、ロールシート3A全体をサーマルヘッド31にほぼ均一な圧力で確実に接触させることができ、印字精度や送り精度の向上を図りつつ高品質の印字を行うことができる。また、同一規格の各コイルバネ92A〜92Cを用いることができ、製造コストの削減化を図ることができる。更に、各コイルバネ92A〜92Cによる合計の押圧力を、従来のコイルバネの合計の押圧力とほぼ同じ押圧力に容易にすることができるため、プラテンローラ26の周面とサーマルヘッド31の摩擦力を小さくすることができ、斜行の防止ならびにモータ負荷の低減を図ることができる。
尚、本発明は前記実施例1乃至実施例3に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、前記第2実施例及び第3実施例に係る各印字ユニット81、91は、各コイルバネ82、92Cがサーマルヘッド31の幅方向中心から基準位置72に対して遠い側のサーマルヘッド31の端縁部までをほぼ等分する位置に配設されているが、サーマルヘッド31の端縁部よりも内側の位置に配設するようにしてもよい。
また、前記実施例1乃至実施例3に係る各印字ユニット71、81、91は、ヘッド支持部材32とフレーム34の底面部との間に各コイルバネ35、36、82、82、92A〜92Cを配設して、ヘッド支持部材32をプラテンローラ26側方向に押圧する構成にしたが、該ヘッド支持部材32をプラテンローラ26側方向に引っ張り上げるようにコイルバネ等の弾性部材を配設する構成にしてもよい。これによりフレーム34の高さ寸法を低くし、薄型化を図ることが可能となる。
例えば、前記第2実施例及び第3実施例に係る各印字ユニット81、91は、各コイルバネ82、92Cがサーマルヘッド31の幅方向中心から基準位置72に対して遠い側のサーマルヘッド31の端縁部までをほぼ等分する位置に配設されているが、サーマルヘッド31の端縁部よりも内側の位置に配設するようにしてもよい。
また、前記実施例1乃至実施例3に係る各印字ユニット71、81、91は、ヘッド支持部材32とフレーム34の底面部との間に各コイルバネ35、36、82、82、92A〜92Cを配設して、ヘッド支持部材32をプラテンローラ26側方向に押圧する構成にしたが、該ヘッド支持部材32をプラテンローラ26側方向に引っ張り上げるようにコイルバネ等の弾性部材を配設する構成にしてもよい。これによりフレーム34の高さ寸法を低くし、薄型化を図ることが可能となる。
1 テープ印刷装置
2 本体筐体
3 ロールシートホルダ
3A、112 ロールシート
12 位置決め保持部材
15 ホルダ支持部材
18 挿入口
22A〜22D 第2位置決め溝部
23 案内リブ部
26、102 プラテンローラ
31、109 サーマルヘッド
32、83、108 ヘッド支持部材
34 フレーム
35、36、82、92A〜92C、110、111 コイルバネ
72、113 基準位置
73、103、104 側壁部
2 本体筐体
3 ロールシートホルダ
3A、112 ロールシート
12 位置決め保持部材
15 ホルダ支持部材
18 挿入口
22A〜22D 第2位置決め溝部
23 案内リブ部
26、102 プラテンローラ
31、109 サーマルヘッド
32、83、108 ヘッド支持部材
34 フレーム
35、36、82、92A〜92C、110、111 コイルバネ
72、113 基準位置
73、103、104 側壁部
Claims (7)
- 一対の側壁部を有するフレームと、
サーマルヘッドを保持するヘッド支持部材と、
前記一対の側壁部に回転可能に軸支されるプラテンローラと、
前記ヘッド支持部材の長手方向に配設されて前記サーマルヘッドを前記プラテンローラの周面に所定荷重で当接させる複数の弾性部材と、
被印字媒体の複数種類の幅寸法に対応して該被印字媒体を前記サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送する搬送手段と、
を備え、
前記複数の弾性部材による前記所定荷重は、前記一方向側の荷重が、他方向側の荷重よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする印刷装置。 - 前記複数の弾性部材による合力は、前記サーマルヘッドの長手方向中央位置から、該サーマルヘッドの全長に0.004乃至0.029の値を乗じた長さだけ前記一方向側にずれた位置に作用することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記弾性部材を2個用いる場合には、各弾性部材は、前記サーマルヘッドの長手方向中央位置から各長手方向端縁部までを等分する位置にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
- 前記各弾性部材のバネ荷重が同一の場合には、前記一方向側の端に配設される弾性部材は、荷重位置が前記サーマルヘッドの長手方向端縁部から所定寸法外側の位置になるように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記他方向側の端に配設される弾性部材は、荷重位置が前記サーマルヘッドの長手方向端縁部よりも内側の位置になるように配設されていることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
- 前記弾性部材を3個以上用いる場合には、各弾性部材は、前記サーマルヘッドの長手方向等間隔になるように配設されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の印刷装置。
- 一対の側壁部を有するフレームと、
サーマルヘッドを保持するヘッド支持部材と、
前記一対の側壁部に回転可能に軸支されるプラテンローラと、
前記ヘッド支持部材の長手方向に配設されて前記プラテンローラの周面に前記サーマルヘッドを所定押圧力で当接させる複数の弾性部材と、
被印字媒体の複数種類の幅寸法に対応して該被印字媒体を前記サーマルヘッドの一方向側に寄せて搬送する搬送手段と、
を備え、
前記複数の弾性部材のうちの前記一方向側に配設される弾性部材の押圧力は、他方向側に配設される弾性部材の押圧力よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする印刷装置。
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