JP4930232B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
例えば、可動刃をロールシートの幅方向にスライド移動させることにより、ロールシートをその幅方向で切断するスライド方式の切断手段を備えた印刷装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
このため、ロールシートの一面側の幅方向全幅に渡って設けられた固定刃と、ロールシートの他面側の幅方向全幅に渡って当接後、この固定刃に摺動しつつロールシートの厚さ方向に移動する可動刃とによってロールシートを切断する切断機構(いわゆる、ギロチンカッターである。)が考えられる。
従って、ギロチンカッターでは、ロール状の印刷媒体の巻き癖を相殺して、常に安定した切断位置で印刷媒体を切断するためには、印刷媒体はカッタの切断点において水平であることが望まれている。そのため、巻き癖の影響を受けずに印刷媒体がカッタの切断点において水平になるよう、印刷媒体を上向きに案内するガイド部材を別途に設ける必要がある。
また、上記のギロチンカッターで切断されたラベルが、印刷装置の内部に落ち込まないようにカッタ付近にラベルガイド壁を設ける必要がある。これにより、印刷装置の薄型化が難しく、部品構成が複雑化になるという問題がある。
このように、この上向きの第1案内部材が切断手段と印刷手段の間に介在し、ロール状の印刷媒体を上向きに案内することができる。ロール状の印刷媒体はこの第1案内部材を通ることによって、上記印刷媒体の巻き癖を相殺できる一定の歪みを与え、印刷媒体をカッタの切断点において水平になるようにガイドする。また、この第1案内部材の上向きの案内により、ロール状の印刷媒体は強力な変形力が加えられることなく、安定して且つスムーズに切断手段まで案内され、印刷装置における印刷媒体の搬送機能を飛躍的に向上させることが可能となる。
さらに、放熱部材の一部がこの第1案内部材を兼ねていることから、別途に切断手段付近まで印刷媒体を案内するラベルガイド部材を設ける必要がなくなり、部品構成を簡素化することができる。
図1乃至図6に示すように、印刷装置1は、本体筐体2と、所定幅の無定長ロールシート3A(以下、「ロールシート3A」という。)が巻回されたロールシートホルダ3がロールシートホルダ収納部4に収納され、後側上端縁部に開閉自在に取り付けられた透明樹脂製の上カバー5によって上部が覆われる。
図3及び図6に示すように、印刷装置1は、ロールシートホルダ収納部4の搬送方向に対して略垂直方向の一方の側端縁部(図3中、右側側端縁部)に、ロールシートホルダ3を支持するホルダ支持部材15が設けられている。このホルダ支持部材15には、幅方向上方に開口すると共に幅方向両側に開口する正面視略縦長コの字状の第1位置決め溝部16が形成されている。
この各シート判別センサP1〜P6は、プランジャーとマイクロスイッチ等から構成される公知の機械式スイッチからなり、該各プランジャーの上端部は、該判別凹部4Bの底面部から位置決め凹部4Aの底面部近傍まで突き出るように設けられている。そして、この各シート判別センサP1〜P6に対して位置決め保持部材12の下端縁部から略直角内側方向に延出されるシート判別部に形成される不図示の各センサ孔が有るか否かを検出して、そのオン・オフ信号によりロールシートホルダ3に装着されたロールシート3Aの種別、感熱シートの材質、ロールシート幅等を検出するものである。
図5に示すように、フロントカバー6の後端部下側には、プラテンローラ26が回転自在に軸支されている。このプラテンローラ26の下側にサーマルヘッド31が設けられている。サーマルヘッド31は、スライド部材29により上下動操作等が行われる。ロールシート3Aはプラテンローラ26とサーマルヘッド31の間で印字されている。
一方、上カバー5を開くことによって、各係止爪25、25が係止孔28、28から外れる。それとともに、上カバー5に連結されたスライド部材29によって上カバー5が開くことに連動して、サーマルヘッド31が下方に移動し、プラテンローラ26から離間する。
印字済みロールシート3Aが搬送方向後ろ側の切断位置、即ち、カッターユニット8の固定刃41に対向する位置まで搬送された場合には、カッターユニット8の正面視V字形の可動刃42がDCモータ等で構成される切断用モータ43により上下方向に往復移動して固定刃41と可動刃42とによって切断され、シート排出口6Aから排出される。
切断用モータ43をONした場合、可動刃42は、元の位置(最下点の位置)から搬送方向と垂直する上側に向かって移動され、切断位置まで上がり、固定刃41との摺動によってロールシート3Aを切断する。一方、切断用モータ43を停止した場合、可動刃42は、切断位置から搬送方向と垂直する下側に向かって移動され、最下点の位置まで下がる。その際、開口部68の下端縁部は、可動刃42のV字形刃先の最下端部よりも所定高さ下側に位置している。
図8は、印刷部60及びその周辺の概要を示した斜視図である。図8に示すように、印刷部60は、一対の側板61を備えており、その一対の側板61の間には、不図示のプラテンローラ26や、サーマルヘッド31や、放熱板62などが設けられている。
また、図8に示すように、ガイド部材62Bは、放熱板62の各左右両端部及び中央部において、搬送方向の後端縁部から斜め上方に向かって折り曲げられて構成されるとともに、平面視コ字状のガイド壁62Cは、放熱板62の後端縁部から搬送方向と垂直する下方向きに折り曲げられて形成されている。
即ち、この印刷済みのロールシート3Aの先端ないし先端部分は、放熱板62の搬送方向の後端縁部に形成された上向きのガイド部材62Bに当接し、略斜め上向きに搬送方向の後側へ案内される。これにより、当該ロールシート3Aの先端が巻き癖の影響を受けずに下流側におけるカッターユニット8の開口部68までほぼ水平に導き出されることができる。
図9に示すように、ガイド壁62Cは、カッターユニット8の開口部68に隣接されているため、切断されたロールシート3A等が、シート排出口6Aから開口部68内に入った場合には、このガイド壁62Cに当接して、それ以上印刷装置1の内部に入り込んでしまうことを防止することが可能となる。
また、図10は本実施形態に係る印刷装置において、サーマルヘッドがプラテンローラから離間した状態での印刷部及びその周辺の概略を示した図である。図10に示すように、上カバーを開けると、サーマルヘッド31がプラテンローラ26から離間し、可動刃42は、切断位置から搬送方向と直交する下側に向かって移動され、最下点の位置まで下がる。
また、放熱板62でガイド壁62Cを設けることにより、切断されたロールシート3Aが印刷装置の中に落ち込むことを防止でき、ラベルの搬送機能を飛躍的に向上させることが可能となる。
さらに、放熱板62は、平面状の放熱板62A、ガイド部材62B及びガイド壁62Cを備えることにより、放熱板62は印刷部とラベルガイド部材を兼ねることになる。従来のように、カッタ付近において別途にラベルガイドとガイド壁を設ける必要がなくなる。従って、部品の点数を削減でき、スペースの節約を実現でき、そして、部品の構成も簡素化できる。
2 本体筐体
8 カッターユニット
26 プラテンローラ
31 サーマルヘッド
41 固定刃
42 可動刃
60 印刷部
62 放熱板
62B ガイド部材
62C ガイド壁
Claims (2)
- ロール状の印字媒体が装着される本体と、
前記印字媒体に印刷を行う印刷手段と、
前記印刷手段の搬送方向の下流側に配置され、前記印字媒体を切断する切断手段とを備える印刷装置において、
前記切断手段は、前記ロール状の印字媒体を一面側の幅方向全幅に渡って設けられた固定刃と、前記ロール状の印字媒体の厚さ方向に移動可能に設けられ、前記ロール状の印字媒体の他面側から、前記固定刃に向かって移動してロールシートを幅方向全幅に渡って切断する可動刃とを備え、
前記印刷手段は、前記本体に設けられたプランテンローラと、前記プラテンローラの下側に設けられ、前記プランテンローラと圧接状態または離間状態に上下方向に移動自在なサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドの下側に設けられた放熱部材とから構成され、
前記放熱部材は、搬送方向の下流側端縁部に切断手段に向かって印字媒体を上向きに案内する第1案内部材と、搬送方向の下流側端縁部から下方に折り曲げられる第2案内部材とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記第1案内部材を複数備えていることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
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JP2007185558A JP4930232B2 (ja) | 2007-07-17 | 2007-07-17 | 印刷装置 |
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Family Applications (1)
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JP2007185558A Active JP4930232B2 (ja) | 2007-07-17 | 2007-07-17 | 印刷装置 |
Country Status (1)
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- 2007-07-17 JP JP2007185558A patent/JP4930232B2/ja active Active
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