JPH06100196A - シ−ト搬送装置 - Google Patents
シ−ト搬送装置Info
- Publication number
- JPH06100196A JPH06100196A JP4280835A JP28083592A JPH06100196A JP H06100196 A JPH06100196 A JP H06100196A JP 4280835 A JP4280835 A JP 4280835A JP 28083592 A JP28083592 A JP 28083592A JP H06100196 A JPH06100196 A JP H06100196A
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- driven
- roller
- sheet
- rollers
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シ−トのスキュ−発生を防止するために行う
従動ロ−ラ軸の左右の面倒な位置調整を不要とする。 【構成】 搬送ガイド28の支持板部28a上に支持部
材33を設け、その支持部材33に設けたガイド溝33
aに2本の従動ロ−ラ軸32の両端を係合し、それぞれ
の従動ロ−ラ軸32を駆動ロ−ラ30と平行方向にして
一直線上に支持する。その各従動ロ−ラ軸32でそれぞ
れ2つの従動ロ−ラ31を回転自在に支持する。そし
て、その従動ロ−ラ軸32を板バネ34で付勢して従動
ロ−ラ31をそれぞれ駆動ロ−ラ30に押し当てる。
従動ロ−ラ軸の左右の面倒な位置調整を不要とする。 【構成】 搬送ガイド28の支持板部28a上に支持部
材33を設け、その支持部材33に設けたガイド溝33
aに2本の従動ロ−ラ軸32の両端を係合し、それぞれ
の従動ロ−ラ軸32を駆動ロ−ラ30と平行方向にして
一直線上に支持する。その各従動ロ−ラ軸32でそれぞ
れ2つの従動ロ−ラ31を回転自在に支持する。そし
て、その従動ロ−ラ軸32を板バネ34で付勢して従動
ロ−ラ31をそれぞれ駆動ロ−ラ30に押し当てる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ・複写機・
ファクシミリ・印刷機・スキャナ・ファクシミリなどに
適用し得る。詳しくは、そのような機器において複数の
従動ロ−ラをそれぞれ駆動ロ−ラに押し当て、その駆動
ロ−ラの回転により前記従動ロ−ラとの間で挟んでシ−
トを搬送するシ−ト搬送装置に関する。
ファクシミリ・印刷機・スキャナ・ファクシミリなどに
適用し得る。詳しくは、そのような機器において複数の
従動ロ−ラをそれぞれ駆動ロ−ラに押し当て、その駆動
ロ−ラの回転により前記従動ロ−ラとの間で挟んでシ−
トを搬送するシ−ト搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シ−ト搬送装置には、図7に示す
ようなものがあった。この装置は、一対のガイド板1で
構成したシ−ト搬送路2と、その搬送路2を挟んで駆動
ロ−ラ3と従動ロ−ラ4とよりなる搬送ロ−ラ対5を有
する。その搬送ロ−ラ対5を構成する従動ロ−ラ4は、
1本の従動ロ−ラ軸4a上に複数箇を回転自在に配置す
る。
ようなものがあった。この装置は、一対のガイド板1で
構成したシ−ト搬送路2と、その搬送路2を挟んで駆動
ロ−ラ3と従動ロ−ラ4とよりなる搬送ロ−ラ対5を有
する。その搬送ロ−ラ対5を構成する従動ロ−ラ4は、
1本の従動ロ−ラ軸4a上に複数箇を回転自在に配置す
る。
【0003】一方、外側のガイド板1を支持するその支
持板部1a上にブラケット6を立設する。そのブラケッ
ト6で駆動ロ−ラ3と平行方向の支軸6aを支持し、そ
れを中心として回動可能な支持部材7を従動ロ−ラ軸4
aの両端に設ける。その支持部材7は、板状であってシ
−ト搬送路2側に突出する軸支持部7bを形成し、その
軸支持部7bには、駆動ロ−ラ3に向けたガイド溝7a
を設ける。また、支持部材7の上部には、上方に向けた
レバ−部7cを形成する。そして、ガイド溝7aに前記
従動ロ−ラ軸4aの両端を係合して従動ロ−ラ軸4aを
支持する。
持板部1a上にブラケット6を立設する。そのブラケッ
ト6で駆動ロ−ラ3と平行方向の支軸6aを支持し、そ
れを中心として回動可能な支持部材7を従動ロ−ラ軸4
aの両端に設ける。その支持部材7は、板状であってシ
−ト搬送路2側に突出する軸支持部7bを形成し、その
軸支持部7bには、駆動ロ−ラ3に向けたガイド溝7a
を設ける。また、支持部材7の上部には、上方に向けた
レバ−部7cを形成する。そして、ガイド溝7aに前記
従動ロ−ラ軸4aの両端を係合して従動ロ−ラ軸4aを
支持する。
【0004】そして、支持部材7の支軸6aに対して軸
支持部7bと反対側に設けたフック部7dと支持板部1
aの端部との間にコイルバネ8を掛けわたして従動ロ−
ラ4を駆動ロ−ラ3に押し当て、従動ロ−ラ4が駆動ロ
−ラ3に連れ廻りするようになっており、スキュ−発生
時などの場合には、レバ−部7cを矢示のように回動し
て駆動ロ−ラ3に対する従動ロ−ラ4の押し当てを解除
していた。
支持部7bと反対側に設けたフック部7dと支持板部1
aの端部との間にコイルバネ8を掛けわたして従動ロ−
ラ4を駆動ロ−ラ3に押し当て、従動ロ−ラ4が駆動ロ
−ラ3に連れ廻りするようになっており、スキュ−発生
時などの場合には、レバ−部7cを矢示のように回動し
て駆動ロ−ラ3に対する従動ロ−ラ4の押し当てを解除
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
に従動ロ−ラ4は、複数のロ−ラ4が一本の従動ロ−ラ
軸4a上に設けられているため、駆動ロ−ラ3に対する
支持部材6の取付位置に左右でずれがあると、駆動ロ−
ラ3と従動ロ−ラ4との双方の軸線が平行とならず、駆
動ロ−ラ3に対する圧接力が左右両端の従動ロ−ラ4間
に差が生じ易く、シ−ト搬送時にスキュ−するという欠
点があった。そして、それを防止するために駆動ロ−ラ
3と従動ロ−ラ4との軸線を平行にする支持部材6の面
倒な取付調整作業が必要であった。
に従動ロ−ラ4は、複数のロ−ラ4が一本の従動ロ−ラ
軸4a上に設けられているため、駆動ロ−ラ3に対する
支持部材6の取付位置に左右でずれがあると、駆動ロ−
ラ3と従動ロ−ラ4との双方の軸線が平行とならず、駆
動ロ−ラ3に対する圧接力が左右両端の従動ロ−ラ4間
に差が生じ易く、シ−ト搬送時にスキュ−するという欠
点があった。そして、それを防止するために駆動ロ−ラ
3と従動ロ−ラ4との軸線を平行にする支持部材6の面
倒な取付調整作業が必要であった。
【0006】そこで、この発明の目的は、シ−トのスキ
ュ−発生を防止するために行う従動ロ−ラ軸の左右の面
倒な位置調整を不要とすることにある。
ュ−発生を防止するために行う従動ロ−ラ軸の左右の面
倒な位置調整を不要とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
例えば以下の図示実施例のように、複数の従動ロ−ラ3
1をそれぞれ駆動ロ−ラ30に押し当て、その駆動ロ−
ラ30の回転により前記従動ロ−ラ31との間で挟んで
シ−トを搬送するシ−ト搬送装置21において、一直線
上に設けた複数の従動ロ−ラ軸32で分けて前記複数の
従動ロ−ラ31をそれぞれ支持してなる、ことを特徴と
する。
例えば以下の図示実施例のように、複数の従動ロ−ラ3
1をそれぞれ駆動ロ−ラ30に押し当て、その駆動ロ−
ラ30の回転により前記従動ロ−ラ31との間で挟んで
シ−トを搬送するシ−ト搬送装置21において、一直線
上に設けた複数の従動ロ−ラ軸32で分けて前記複数の
従動ロ−ラ31をそれぞれ支持してなる、ことを特徴と
する。
【0008】請求項2に記載のものは、例えば以下の図
示実施例のように、前記従動ロ−ラ31を前記従動ロ−
ラ軸32でそれぞれ回転自在に支持し、その各従動ロ−
ラ軸32の両端を各々支持部材33のガイド溝33aに
係合してその支持部材33で支持する請求項1に記載の
シ−ト搬送装置21において、前記各従動ロ−ラ軸32
の周面の一部に軸心と平行な平面部32aを設けるとと
もに、その平面部32aに当てがいその従動ロ−ラ軸3
2上の前記従動ロ−ラ31を前記駆動ロ−ラ30に押し
当てる板バネ34を設けてなる、ことを特徴とする。
示実施例のように、前記従動ロ−ラ31を前記従動ロ−
ラ軸32でそれぞれ回転自在に支持し、その各従動ロ−
ラ軸32の両端を各々支持部材33のガイド溝33aに
係合してその支持部材33で支持する請求項1に記載の
シ−ト搬送装置21において、前記各従動ロ−ラ軸32
の周面の一部に軸心と平行な平面部32aを設けるとと
もに、その平面部32aに当てがいその従動ロ−ラ軸3
2上の前記従動ロ−ラ31を前記駆動ロ−ラ30に押し
当てる板バネ34を設けてなる、ことを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載のものは、例えば以
下の図示実施例のように、請求項1に記載のシ−ト搬送
装置21において、前記駆動ロ−ラ30に対する前記従
動ロ−ラ31の押し当てを解除する押し当て解除手段3
9を備えてなる、ことを特徴とする。
下の図示実施例のように、請求項1に記載のシ−ト搬送
装置21において、前記駆動ロ−ラ30に対する前記従
動ロ−ラ31の押し当てを解除する押し当て解除手段3
9を備えてなる、ことを特徴とする。
【0010】
【作用】そして、シ−トを搬送するとき、駆動ロ−ラ3
0の回転により従動ロ−ラ31が回転し、それらの間で
シ−トを挟ん搬送する。
0の回転により従動ロ−ラ31が回転し、それらの間で
シ−トを挟ん搬送する。
【0011】請求項2に記載のものでは、従動ロ−ラ3
1が回転するとき、従動ロ−ラ軸32が連れ廻りしな
い。
1が回転するとき、従動ロ−ラ軸32が連れ廻りしな
い。
【0012】また、請求項3に記載のものでは、ジャム
したとき、押し当て解除手段39で駆動ロ−ラ30に対
する従動ロ−ラ31の押し当てを解除する。
したとき、押し当て解除手段39で駆動ロ−ラ30に対
する従動ロ−ラ31の押し当てを解除する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図6は、この発明のシ−ト搬送装置
21を備える画像読取装置の概略構成図である。図中符
号10は、読取装置本体である。その読取装置本体10
内には、ランプ11、第1ミラー12、第2ミラー1
3、第3ミラー14、レンズ15、光電変換素子16な
どで光学読取機構を構成し、ランプ11と第1ミラー1
2、第2ミラー13と第3ミラー14をそれぞれ2つの
移動部材上に積載して図中左右方向へ移動自在に設け
る。
について説明する。図6は、この発明のシ−ト搬送装置
21を備える画像読取装置の概略構成図である。図中符
号10は、読取装置本体である。その読取装置本体10
内には、ランプ11、第1ミラー12、第2ミラー1
3、第3ミラー14、レンズ15、光電変換素子16な
どで光学読取機構を構成し、ランプ11と第1ミラー1
2、第2ミラー13と第3ミラー14をそれぞれ2つの
移動部材上に積載して図中左右方向へ移動自在に設け
る。
【0014】読取装置本体10の上面には、コンタクト
ガラス20を設け、その上に読取位置Aを設定する。ま
た、読取装置本体10上には、この発明のシ−ト搬送装
置21を設ける。シ−ト搬送装置21は、上部に原稿載
置テ−ブル22を、下部に原稿排出トレイ23を設け、
そのテ−ブル22上から図中右方である後方に向けて延
び、反転して前記読取位置Aを通って原稿排出トレイ2
3に至るシ−ト搬送路24を設ける。シ−ト搬送路24
には、図5に示すように、原稿載置テ−ブル22に近い
位置に設けた給紙ロ−ラ対25と読取位置Aの手前に設
けた搬送ロ−ラ対26と原稿排出トレイ23に近い位置
に設けた排出ロ−ラ対27とを設ける。
ガラス20を設け、その上に読取位置Aを設定する。ま
た、読取装置本体10上には、この発明のシ−ト搬送装
置21を設ける。シ−ト搬送装置21は、上部に原稿載
置テ−ブル22を、下部に原稿排出トレイ23を設け、
そのテ−ブル22上から図中右方である後方に向けて延
び、反転して前記読取位置Aを通って原稿排出トレイ2
3に至るシ−ト搬送路24を設ける。シ−ト搬送路24
には、図5に示すように、原稿載置テ−ブル22に近い
位置に設けた給紙ロ−ラ対25と読取位置Aの手前に設
けた搬送ロ−ラ対26と原稿排出トレイ23に近い位置
に設けた排出ロ−ラ対27とを設ける。
【0015】ところで、搬送ロ−ラ対26は、駆動ロ−
ラ30とこれに対応する従動ロ−ラ31とより構成す
る。従動ロ−ラ31は、図1に示すように、2本の従動
ロ−ラ軸32の両端を支持部材33で支持して一直線上
に設け、その各従動ロ−ラ軸32でそれぞれ2つの従動
ロ−ラ31を回転自在に支持する。支持部材33は、駆
動ロ−ラ30の軸心方向に向けたガイド溝33aを有す
る板状の部材であって、シ−ト搬送路24を構成する外
側の搬送ガイド28の支持板部28a上に取り付け、ガ
イド溝33aに従動ロ−ラ軸32を係合してそれを駆動
ロ−ラ30と平行方向に支持する。
ラ30とこれに対応する従動ロ−ラ31とより構成す
る。従動ロ−ラ31は、図1に示すように、2本の従動
ロ−ラ軸32の両端を支持部材33で支持して一直線上
に設け、その各従動ロ−ラ軸32でそれぞれ2つの従動
ロ−ラ31を回転自在に支持する。支持部材33は、駆
動ロ−ラ30の軸心方向に向けたガイド溝33aを有す
る板状の部材であって、シ−ト搬送路24を構成する外
側の搬送ガイド28の支持板部28a上に取り付け、ガ
イド溝33aに従動ロ−ラ軸32を係合してそれを駆動
ロ−ラ30と平行方向に支持する。
【0016】また、外側の搬送ガイド28の上端には、
各従動ロ−ラ軸32の長さ方向中央部と対応する位置に
板バネ取付部28bを設ける。板バネ取付部28bは、
搬送ガイド28の上端を後方に延ばして屈曲して設け、
それぞれの従動ロ−ラ軸32に充分達する長さの板バネ
34を間隔をおいて2枚ずつねじ止めして取り付ける。
一方、各従動ロ−ラ軸32には、前記板バネ34と対応
する位置に、図2に示すように周面の一部を切り欠いて
軸心と平行な平面部32aを設け、前記板バネ34をそ
の平面部32aに当てがって駆動ロ−ラ30方向に向け
て付勢し、各従動ロ−ラ軸32上の複数の従動ロ−ラ3
1を駆動ロ−ラ30に押し当てる。
各従動ロ−ラ軸32の長さ方向中央部と対応する位置に
板バネ取付部28bを設ける。板バネ取付部28bは、
搬送ガイド28の上端を後方に延ばして屈曲して設け、
それぞれの従動ロ−ラ軸32に充分達する長さの板バネ
34を間隔をおいて2枚ずつねじ止めして取り付ける。
一方、各従動ロ−ラ軸32には、前記板バネ34と対応
する位置に、図2に示すように周面の一部を切り欠いて
軸心と平行な平面部32aを設け、前記板バネ34をそ
の平面部32aに当てがって駆動ロ−ラ30方向に向け
て付勢し、各従動ロ−ラ軸32上の複数の従動ロ−ラ3
1を駆動ロ−ラ30に押し当てる。
【0017】更に、それぞれの従動ロ−ラ軸32に押し
当てた2枚の板バネ34間へ立ち上がるブラケット35
を、図5に示すように、支持板部28a上に設ける。そ
のブラケット35に駆動ロ−ラ30と平行方向の支軸3
5aを設け、その支軸35aにそれを中心として回動可
能のレバ−36を回動自在に取り付ける。そのレバ−3
6には、駆動ロ−ラ30側に略L字状に折り曲げた解除
ア−ム36aを設け、その先端を駆動ロ−ラ軸30aと
従動ロ−ラ軸32との間に介在させる。
当てた2枚の板バネ34間へ立ち上がるブラケット35
を、図5に示すように、支持板部28a上に設ける。そ
のブラケット35に駆動ロ−ラ30と平行方向の支軸3
5aを設け、その支軸35aにそれを中心として回動可
能のレバ−36を回動自在に取り付ける。そのレバ−3
6には、駆動ロ−ラ30側に略L字状に折り曲げた解除
ア−ム36aを設け、その先端を駆動ロ−ラ軸30aと
従動ロ−ラ軸32との間に介在させる。
【0018】そして、レバ−36の上端を板バネ取付部
28bに設けた長いガイド孔37に挿入してそのガイド
孔37内で従動ロ−ラ軸32と直交方向に回動自在とす
るとともに、解除ア−ム36aと反対側に設けたレバ−
36のフック部36cと支持板部28aの後端との間に
コイルバネ38を掛けわたして矢示と反対方向に付勢
し、レバ−36の上端をガイド孔37の後端に当接させ
て図示の姿勢に保持して押し当て解除手段39を構成す
る。尚、符号40は、支持板部28aに設けた孔であっ
てレバ−36の矢示方向への回動時に解除ア−ム36a
が突き当たるのを逃げるための孔である。
28bに設けた長いガイド孔37に挿入してそのガイド
孔37内で従動ロ−ラ軸32と直交方向に回動自在とす
るとともに、解除ア−ム36aと反対側に設けたレバ−
36のフック部36cと支持板部28aの後端との間に
コイルバネ38を掛けわたして矢示と反対方向に付勢
し、レバ−36の上端をガイド孔37の後端に当接させ
て図示の姿勢に保持して押し当て解除手段39を構成す
る。尚、符号40は、支持板部28aに設けた孔であっ
てレバ−36の矢示方向への回動時に解除ア−ム36a
が突き当たるのを逃げるための孔である。
【0019】そして、原稿載置テ−ブル22から給紙ロ
−ラ対25により矢示方向に送られてきた原稿シ−トを
駆動ロ−ラ30の回転により従動ロ−ラ31との間で挟
ん搬送し、読取位置Aにおいて読取装置本体10の光学
読取機構で読み取った後、排出ロ−ラ対27で原稿排出
トレイ23上に排出する。
−ラ対25により矢示方向に送られてきた原稿シ−トを
駆動ロ−ラ30の回転により従動ロ−ラ31との間で挟
ん搬送し、読取位置Aにおいて読取装置本体10の光学
読取機構で読み取った後、排出ロ−ラ対27で原稿排出
トレイ23上に排出する。
【0020】このとき、従動ロ−ラ軸32を板バネ34
で駆動ロ−ラ31方向に付勢する方式のものにおいて、
図3に示すように、従動ロ−ラ軸32の周面に平面部3
2aがないと、従動ロ−ラ31との摩擦抵抗により従動
ロ−ラ軸32が従動ロ−ラ31と連れ廻りするため支持
部材33のガイド溝33a及び板バネ34と擦れて異音
が発生する。
で駆動ロ−ラ31方向に付勢する方式のものにおいて、
図3に示すように、従動ロ−ラ軸32の周面に平面部3
2aがないと、従動ロ−ラ31との摩擦抵抗により従動
ロ−ラ軸32が従動ロ−ラ31と連れ廻りするため支持
部材33のガイド溝33a及び板バネ34と擦れて異音
が発生する。
【0021】そこで、これを防ぐために、図4に示すよ
うに、従動ロ−ラ軸32のガイド溝33aに対応する位
置に軸心を挟んで平行な2つの平面部32aを設け、こ
の平面部32aをガイド溝33aの内面と係合させて廻
り止め手段としたものがあったが、従動ロ−ラ軸32に
平行な2つの平面部32aを設けるため加工に手間が掛
かりそのコストが上昇する。
うに、従動ロ−ラ軸32のガイド溝33aに対応する位
置に軸心を挟んで平行な2つの平面部32aを設け、こ
の平面部32aをガイド溝33aの内面と係合させて廻
り止め手段としたものがあったが、従動ロ−ラ軸32に
平行な2つの平面部32aを設けるため加工に手間が掛
かりそのコストが上昇する。
【0022】しかし、上記の実施例では、従動ロ−ラ軸
32の周面に平面部32aが設けてあり、これに板バネ
34が押し当たっているため従動ロ−ラ軸32が従動ロ
−ラ31と連れ廻りせず異音の発生を防止し、しかも、
平面部32aが1つだけであるので、加工が容易で従動
ロ−ラ軸32のコストは高くならない。
32の周面に平面部32aが設けてあり、これに板バネ
34が押し当たっているため従動ロ−ラ軸32が従動ロ
−ラ31と連れ廻りせず異音の発生を防止し、しかも、
平面部32aが1つだけであるので、加工が容易で従動
ロ−ラ軸32のコストは高くならない。
【0023】一方、もし原稿シ−ト搬送中に、搬送ロ−
ラ26付近でジャムが発生したときには、押し当て解除
手段39のレバ−36をコイルバネ38の付勢力に抗し
て矢示方向に回動する。すると、解除ア−ム36aが従
動ロ−ラ軸32を板バネ34の付勢力に抗して駆動ロ−
ラ30と反対側に押し、従動ロ−ラ31を駆動ロ−ラ3
0への押し当てから解除するのでジャムシ−トの取り出
しが容易にできる。
ラ26付近でジャムが発生したときには、押し当て解除
手段39のレバ−36をコイルバネ38の付勢力に抗し
て矢示方向に回動する。すると、解除ア−ム36aが従
動ロ−ラ軸32を板バネ34の付勢力に抗して駆動ロ−
ラ30と反対側に押し、従動ロ−ラ31を駆動ロ−ラ3
0への押し当てから解除するのでジャムシ−トの取り出
しが容易にできる。
【0024】
【発明の効果】従って、この発明によれば、シ−トを搬
送するとき、複数の従動ロ−ラを一直線上に設けた複数
の従動ロ−ラ軸で分けて支持したので、各従動ロ−ラ毎
の駆動ロ−ラへの圧接力が支持部材の取付状態によって
異なることがなくなってシ−トのスキュ−発生を防止す
るために行う従動ロ−ラ軸の左右の面倒な位置調整を不
要とすることができる。
送するとき、複数の従動ロ−ラを一直線上に設けた複数
の従動ロ−ラ軸で分けて支持したので、各従動ロ−ラ毎
の駆動ロ−ラへの圧接力が支持部材の取付状態によって
異なることがなくなってシ−トのスキュ−発生を防止す
るために行う従動ロ−ラ軸の左右の面倒な位置調整を不
要とすることができる。
【0025】請求項2に記載のものによれば、シ−トを
搬送するとき、従動ロ−ラ軸が従動ロ−ラと連れ廻りし
ないので、ガイド溝と擦れることにより発生する異音を
防止することができる。
搬送するとき、従動ロ−ラ軸が従動ロ−ラと連れ廻りし
ないので、ガイド溝と擦れることにより発生する異音を
防止することができる。
【0026】また、請求項3に記載のものによれば、ジ
ャムしたとき、押し当て解除手段で駆動ロ−ラに対する
従動ロ−ラの押し当てを解除するので、ジャム処理を容
易に行うことができる。
ャムしたとき、押し当て解除手段で駆動ロ−ラに対する
従動ロ−ラの押し当てを解除するので、ジャム処理を容
易に行うことができる。
【図1】この発明の一実施例であるシ−ト搬送装置にお
いて、従動ロ−ラの駆動ロ−ラへの押し当て状態を、レ
バ−を省略して示す概略斜視図である。
いて、従動ロ−ラの駆動ロ−ラへの押し当て状態を、レ
バ−を省略して示す概略斜視図である。
【図2】その従動ロ−ラ軸と板バネとの係合部分を示す
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図3】従来の従動ロ−ラ軸と板バネとの係合状態の一
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図4】従来の従動ロ−ラ軸と板バネとの係合状態の他
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図5】図1に示すシ−ト搬送装置の全体概略構成図で
ある。
ある。
【図6】そのシ−ト搬送装置を備える画像読取装置の全
体概略構成図である。
体概略構成図である。
【図7】従来のシ−ト搬送装置の概略構成図である。
30 駆動ロ−ラ 31 従動ロ−ラ 32 従動ロ−ラ軸 32a 平面部 33 支持部材 33a ガイド溝 34 板バネ 39 押し当て解除手段
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の従動ロ−ラをそれぞれ駆動ロ−ラ
に押し当て、その駆動ロ−ラの回転により前記従動ロ−
ラとの間で挟んでシ−トを搬送するシ−ト搬送装置にお
いて、一直線上に設けた複数の従動ロ−ラ軸で分けて前
記複数の従動ロ−ラをそれぞれ支持してなる、シ−ト搬
送装置。 - 【請求項2】 前記従動ロ−ラを前記従動ロ−ラ軸でそ
れぞれ回転自在に支持し、その各従動ロ−ラ軸の両端を
各々支持部材のガイド溝に係合してその支持部材で支持
する請求項1に記載のシ−ト搬送装置において、前記各
従動ロ−ラ軸の周面の一部に軸心と平行な平面部を設け
るとともに、その平面部に当てがいその従動ロ−ラ軸上
の前記従動ロ−ラを前記駆動ロ−ラに押し当てる板バネ
を設けてなる、シ−ト搬送装置。 - 【請求項3】 前記駆動ロ−ラに対する前記従動ロ−ラ
の押し当てを解除する押し当て解除手段を備えてなる、
請求項1に記載のシ−ト搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4280835A JPH06100196A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | シ−ト搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4280835A JPH06100196A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | シ−ト搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06100196A true JPH06100196A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17630654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4280835A Pending JPH06100196A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | シ−ト搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06100196A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014201387A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | シャープ株式会社 | シート搬送装置及びシート搬送装置を備えた画像形成装置 |
JP2015030581A (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-16 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体搬送装置及び記録装置 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP4280835A patent/JPH06100196A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014201387A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | シャープ株式会社 | シート搬送装置及びシート搬送装置を備えた画像形成装置 |
JP2015030581A (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-16 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体搬送装置及び記録装置 |
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