JP4329039B2 - プリント装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に画像をプリントする露光ユニットと、記録媒体を前記露光ユニットに供給する供給ユニットとを備え、前記供給ユニットは、記録媒体を両面から挟持する挟持部材と、前記挟持部材を前記露光ユニットの搬送ローラ対に向けて搬送する供給搬送機構とを有し、前記搬送ローラ対は、記録媒体の第1面と対向した駆動ローラ、及び、付勢手段によって前記駆動ローラに向けて押付けられる圧着ローラからなり、前記挟持部材には、記録媒体の先端部を前記搬送ローラ対の間に案内するために、前記挟持部材から前記搬送ローラ対に向かって延出し、且つ、記録媒体の前記第1面と対向する支持突起が備えられているプリント装置に関する。
この種のプリント装置の一例が下記の特許文献1に記されている。この特許文献1に記されたプリント装置は、供給ユニットが記録媒体を両面から挟持する挟持部材と、前記挟持部材を露光ユニットに向けて搬送する供給搬送機構とからなるので、多数並置されたローラ対からなる供給装置を用いる場合に比して、搬送中の蛇行による姿勢変化を招くことなく、正しい姿勢で露光ユニットへの受け渡しができ、露光ユニットにおいて傾斜した画像が形成されるといった事態が抑制されている。また、挟持部材には、挟持部材から搬送ローラ対側に延出し、且つ、記録媒体の第1面と対向する支持突起が備えられているので、仮に記録媒体に第1面側を内側に巻き込むカール癖があっても、記録媒体の先端部を搬送ローラ対の間に確実に案内できる。
尚、特許文献1のプリント装置では、供給ユニットや印画紙マガジンなど、プリント装置の他の機器で発生する振動が露光ユニットによって形成される画像に影響を及ぼし難いように、露光ユニットはプリント装置のフレームに対して防振ゴムを介して取付けられている。
特開2002−55398号公報(段落番号0032、0055、図2、図3、図5、図6)
しかし、特許文献1に記されたプリント装置では、万が一、図9に例示するように、プリント装置の製作時における供給ユニット12と露光ユニット18との間の組付け誤差のために、或いは、露光ユニット18を支持する防振ゴムの経時による収縮のために、露光ユニット18が供給ユニット12に対して本来の正しい位置よりも下方にずれている場合、供給ユニット12に挟持された記録媒体Pの先端部が上方に、すなわち、搬送ローラ対20R1,20R2のニップ位置よりも圧着ローラ20R2側に変位した位置ずれを示すため、供給搬送機構の作用によって、挟持部材42,46に挟持された記録媒体Pの先端部が搬送ローラ対20R1,20R2の間まで案内されても、記録媒体Pと下方から対向する支持突起46tによって記録媒体Pの先端部が圧着ローラ20R2と共に駆動ローラ20R1から引き離されるために、図9に示すように、両ローラ間20R1,20R2に記録媒体Pを圧着できず、駆動ローラ20R1が記録媒体Pに対してスリップして、記録媒体Pを露光ユニット18の露光ポイントに向けて円滑に送り込めない事態が生じる傾向があった。
したがって、本発明の目的は、上に例示した従来技術によるプリント装置の持つ前述した欠点に鑑み、たとえ、露光ユニットが供給ユニットに対して、挟持された記録媒体の先端部が圧着ローラ側に変位した位置ずれを明白に起こしている場合でも、供給ユニットから露光ユニットへの記録媒体の手渡しが確実に行え、記録媒体を露光ユニットの露光ポイントに向けて円滑に送り込むことが可能なプリント装置を提供することにある。
本発明の第1の特徴構成は、記録媒体に画像をプリントする露光ユニットと、記録媒体を前記露光ユニットに供給する供給ユニットとを備え、前記供給ユニットは、記録媒体を両面から挟持する挟持部材と、前記挟持部材を前記露光ユニットの搬送ローラ対に向けて搬送する供給搬送機構とを有し、前記搬送ローラ対は、記録媒体の第1面と対向した駆動ローラ、及び、付勢手段によって前記駆動ローラに向けて押付けられる圧着ローラからなり、前記挟持部材には、記録媒体の先端部を前記搬送ローラ対の間に案内するために、前記挟持部材から前記搬送ローラ対に向かって延出し、且つ、記録媒体の前記第1面と対向する支持突起が備えられているプリント装置であって、
前記支持突起に、記録媒体の先端部が前記圧着ローラ側から前記駆動ローラ側へ変位することを許す融通手段を設けてある点にある。
本発明の第1の特徴構成によるプリント装置では、もしも、露光ユニットが供給ユニットに対して、挟持された記録媒体の先端部が搬送ローラ対のニップ位置よりも圧着ローラ側に変位した位置ずれを明白に起こしている場合には、挟持部材に挟持された記録媒体の先端部が搬送ローラ対の間まで案内された時、支持突起に設けられた融通手段の作用によって、記録媒体の先端部が圧着ローラ側から駆動ローラ側へ変位可能となっているので、圧着ローラが駆動ローラから引き離されることもなく、記録媒体の先端部は両ローラ間に圧着されるため、駆動ローラと記録媒体の間のスリップが生じることなく、供給ユニットから露光ユニットへの記録媒体の手渡しが確実に行え、記録媒体を露光ユニットの露光ポイントに向けて円滑に送り込むことが可能となり、以後の、露光ユニットにおける露光操作が所期の処理速度で行える。
本発明の第2の特徴構成は、前記搬送ローラ対の前記圧着ローラは、前記駆動ローラに向けて押付けられた圧着位置と、前記駆動ローラから離間した圧着解除位置との間で切換可能に設けられており、前記支持突起は記録媒体の先端部を前記圧着解除位置にある前記圧着ローラと前記駆動ローラとの間に案内する点にある。
本構成であれば、露光の途中で記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過する直前に圧着ローラを圧着解除位置に切り換えることが可能なので、記録媒体の後端が搬送ローラ対を通過する際の衝撃によって画像が乱れる現象を抑制することができる。そして、もしも、露光ユニットが供給ユニットに対して、前述の位置ずれを起こしている場合には、挟持部材に挟持された記録媒体の先端部が圧着解除位置にある搬送ローラ対の間まで案内され、次に、圧着ローラを圧着位置に切り換える時、支持突起に設けられた融通手段の作用によって、記録媒体の先端部が圧着ローラ側から駆動ローラ側へ変位可能となっているので、圧着ローラが駆動ローラから引き離されることもなく、記録媒体の先端部は両ローラ間に圧着されるため、供給ユニットから露光ユニットへの記録媒体の手渡しが確実に行える。
本発明の第3の特徴構成は、前記融通手段が、前記支持突起をその基端部側に設けられた軸芯周りで記録媒体の厚さ方向に沿って揺動可能に枢支する枢支機構と、前記支持突起を、挟持された記録媒体の被挟持部の延長線に沿った支持姿勢に向けて、前記圧着ローラに設けられた前記付勢手段の付勢力よりも小さい付勢力で付勢する付勢機構とを含む点にある。
本構成であれば、もしも露光ユニットが供給ユニットに対して、挟持された記録媒体の先端部が圧着ローラ側に変位した位置ずれを明白に起こしている場合には、挟持部材に挟持された記録媒体の先端部が圧着解除位置にある搬送ローラ対の間まで案内され、次に、圧着ローラを圧着位置に切り換える時、圧着ローラの移動に応じて、支持突起は駆動ローラ側へ揺動変位するので、圧着ローラが支持突起によって駆動ローラから引き離されることもなく、記録媒体の先端部は両ローラ間に圧着されるため、供給ユニットから露光ユニットへの記録媒体の手渡しが確実に行え、記録媒体を露光ユニットの露光ポイントに向けて円滑に送り込むことが可能となる。しかも、本構成では、圧着ローラが圧着位置に切り換えられる以前の状態では、支持突起は挟持された記録媒体の被挟持部の延長線に沿った支持姿勢に向けて付勢されているので、記録媒体の先端部を圧着解除状態にある搬送ローラ対の間に確実に案内できる。
本発明の第4の特徴構成は、前記融通手段が、前記圧着ローラ側から前記駆動ローラ側へ変位する記録媒体の先端部を収容するべく、前記支持突起の少なくとも先端部位に形成された切り欠きからなる点にある。
本構成では、可動部材などを要さない非常に簡単な構成ながらも、もしも露光ユニットが供給ユニットに対して、挟持された記録媒体の先端部が圧着ローラ側に変位した位置ずれを明白に起こしている場合には、挟持部材に挟持された記録媒体の先端部が圧着解除位置にある搬送ローラ対の間まで案内され、次に、圧着ローラを圧着位置に切り換える時、圧着ローラの移動に応じて、記録媒体の先端部付近は支持突起の切り欠き内に収容されながら駆動ローラ側へ変位可能なので、圧着ローラが支持突起によって駆動ローラから引き離されることもなく、記録媒体の先端部は両ローラ間に圧着されるため、供給ユニットから露光ユニットへの記録媒体の手渡しが確実に行え、記録媒体を露光ユニットの露光ポイントに向けて円滑に送り込むことが可能となる。
本発明の好ましい実施形態の例について説明する。
(プリンタプロセッサの全体的な構成)
図1に示すプリンタプロセッサ1は、プリントデータを作成して出力する画像処理部A、画像処理部Aから送られてきたプリントデータに基づいて印画紙に潜像を形成するための露光処理を施す露光処理部B(プリント装置の一例)、及び、露光処理部Bから送られた印画紙を現像処理液によって現像処理し、さらに乾燥処理を施して外部に排出するための現像処理部Cとからなる。
画像処理部Aは、写真フィルムFの画像を光学的に読み取って、デジタル画像情報に変換するスキャナ2と、写真フィルム以外のフロッピー(登録商標)ディスク、MOその他の媒体からデジタル画像情報を読み込む読取部4と、スキャナ2乃至は読取部4を介して入手したデジタル画像情報に基づいてプリントデータを作成するための制御部とを備えている。前記制御部は、デジタル画像情報をオペレータのために視覚化するためのモニタディスプレー6、オペレータが種々の補正用データを入力するためのキーボード8、及び、入手したデジタル画像情報を保存可能なデータ格納装置(不図示)等を含む。
露光処理部Bは、長尺の印画紙ロールRを回転可能に支持した印画紙マガジン10と、印画紙マガジン10から印画紙を引き出してカッタ14によって印画ロールRからプリントサイズに応じた長さの印画紙シートP(記録媒体の一例)として切り離し、引き続き水平方向に搬送する印画紙供給ユニット12と、印画紙供給ユニット12から受け取った印画紙シートPを引き続き副走査方向に搬送しながら、副走査方向と交差した主走査方向に沿って走査露光するための露光ユニット18とを備えている。露光ユニット18を構成するデジタル露光エンジンとしては、ここではR,G,B各色に対応する波長のレーザー光のビームをポリゴンミラーによって主走査方向に掃射するレーザー式の露光エンジン20が用いられている。また、前記制御部は、前記ビームに含まれる各波長光の強度を、画像処理部Aから供給されたプリントデータに基づいて制御する機能を有する。但し、デジタル露光エンジンとしては、蛍光ビーム方式、FOCRT方式、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)方式など、他の形態のものを適宜用いることが可能である。
(露光ユニットの構成)
露光ユニット18は、露光エンジン20の露光ポイントを挟んで上流側と下流側に配置された合計2対の露光ローラ対20a,20bと、印画紙シートPを印画紙供給ユニット12から受け取って露光ローラ対20a,20bに引き渡すための受入れローラ対20R1,20R2(搬送ローラ対の一例)とを有する。印画紙シートPの基材面(第1面)と対向する下方の受入れローラR2(駆動ローラの一例)の軸芯は固定されているが、上方の受入れローラ20R1(圧着ローラの一例)は、付勢手段によって下方の受入れローラR2に押し付けられた圧着姿勢と、印画紙を受け入れるために上方に移動して下方の受入れローラR2から離間した圧着解除姿勢との間で切り換え可能に構成された従動ローラである。同様に2対の露光ローラ対20a,20bも圧着姿勢と圧着解除姿勢との間で切り換え可能に構成されている。
また、印画紙マガジン10や印画紙供給ユニット12で発生する振動が、露光エンジン20によって形成される画像に影響を及ぼさないように、露光ユニット18は、印画紙供給ユニット12が直に固定されたプリンタプロセッサ1の本体フレーム1Aに対して、防振ゴム21,21を介して取付けられている。
図1に戻ると、現像処理部Cは、複数の現像処理液タンク22と、最後の現像処理液タンク22から排出された印画紙シートPを温風などで乾燥させる乾燥部24とを備える。乾燥部24を通過した印画紙シートPは製品プリントとしてベルトコンベア26上などに排出されソート用のトレイ(不図示)等に送られる。互いに隣接した各現像処理液タンク22内には、印画紙シートPを現像処理液中で搬送させて、次のタンクに移し変えるためのカセット式の搬送ラックが挿入されている。
露光処理部Bと現像処理部Cの間には、現像処理部Cにて印画紙シートPが乳剤面を外向きにした状態で現像処理液タンク22内を搬送されるように、乳剤面が下方を向いた姿勢で露光処理部Bから排出された印画紙シートPを挟着したまま回転した後に現像処理部Cの入口に供給可能なスイッチバック搬送機構28が介装されている。スイッチバック搬送機構28には、露光処理部Bから一列状態で排出された印画紙シートPを二列化した上で現像処理部Cに引き渡す振り分け機能を持たせることができる。
(印画紙供給ユニットの構成)
印画紙供給ユニット12は、印画紙マガジン10から印画紙を垂直上方に引き出し、約90°ターンさせて水平に送り出すための引き出し装置30と、引き出し装置30から略水平な姿勢で排出され、後述するカッタ14で切断されて得られた印画紙シートPを、水平姿勢のままで上下方向から挟持して、下流側の露光ユニット18に向かって水平方向に搬送する搬送装置16とを有する。引き出し装置30及び搬送装置16は、金属製で筐体状の供給ユニットフレーム12aに支持されている。
図2に示すように、引き出し装置30は、モータM1によって駆動される第1駆動ローラ32、第1駆動ローラ32の周面に常時押付けられている2つの圧着ローラ36a,36b、並びに、第1駆動ローラ32から搬送方向の下流側に離間した第2駆動ローラ対34,34を有する。第1駆動ローラ32と第2駆動ローラ対34,34は、水平な軸芯周りで回転自在に支持されており、共通のモータM1の駆動力によって、基本的に互いに同期した周速度で回転操作される。但し、第2駆動ローラ対34,34には、第2駆動ローラ対34,34の間に挟着された状態の印画紙シートPの抜き出しを下流側向きに限って許す一方向クラッチ(不図示)が設けられている。尚、第2駆動ローラ対34,34は、必要なタイミングで上下方向に離間して圧着解除され、引き続き再び圧着操作されるように構成されている。
第1駆動ローラ32の下流側には、引き出し機構30によって引き出された印画紙ロールRをプリントサイズに応じた長さで切断して印画紙シートPにするためのカッタ14が配置されている。
搬送装置16は、引き出し装置30から排出された印画紙シートPの被挟持部を表裏両面から挟持するチャック装置40(挟持部材の一例)を有する。また、搬送装置16は、チャック装置40を、印画紙シートPを引き出し機構30から受け取るための第1位置と、印画紙シートPを下流側の露光ユニット18に引き渡すための第2位置の間で略水平に往復移動させる搬送機構70(供給搬送機構の一例)を備えている。
(チャック装置)
図3と図4に示すように、チャック装置40は、印画紙シートPの幅方向に延びた支持アーム42と、支持アーム42上に支持されたチャック機構44とを有する。
他方、搬送機構70は、ユニットフレーム12aの両側面の内側に、印画紙シートPの搬送方向と平行に延びるように架設された一対の無端状のタイミングベルト54,54を有する。図3に示すように、2本のタイミングベルト54,54の下流側の端部に位置する部位の歯部は、ユニットフレーム12aに支持されたモータM2R,M2Lの各回転軸に固定されたタイミングプーリに噛合されている。同様に、2本のタイミングベルト54,54の上流側の端部に位置する部位の歯部は、ユニットフレーム12aの両側面の間に延びた軸12b上に回転自在に枢支された各タイミングプーリ上に噛合されている。
図4に示すように、支持アーム42の両端の下面には、ローラ42a,42aが水平軸芯周りで回転自在に支持されており、他方、印画紙供給ユニット12のユニットフレーム12aには、ローラ42a,42aを受ける平坦なレール12r,12rが設けられている。
また、支持アーム42の両端の上面からは、延長板42b,42bが水平に延びており、いずれの延長板42b,42bも、対応する側のタイミングベルト54の下方部位に取付けられている。そこで、モータM2R,M2Lの駆動操作状態に応じて、2本のタイミングベルト54,54が同時に同一速度で駆動されれば、支持アーム42は、平面視における角度姿勢を変えることなくレール手段12r,12r上を移動するが、2本のタイミングベルト54,54の一方のみを駆動させる、或いは、2本のタイミングベルト54,54の一方を他方よりも高速で駆動させることで、支持アーム42の平面視における角度姿勢を修正することができる。
次に、ユニットフレーム12aには、引き出し機構30の下流側端部から露光ユニット18の上流側付近まで水平に直線状に延びた1本のガイドロッド12Gが延びている。ガイドロッド12Gは、円形の断面形状を備え、ユニットフレーム12aの幅方向の中心に配置されている。そして、支持アーム42の中央には、スリーブ状の支持片43が、垂直な軸芯X1周りで揺動可能に支持されている。スリーブ状の支持片43は、ガイドロッド12Gの周面上に略隙間無く外嵌されているが、ガイドロッド12G上をスムースに摺動可能である。ガイドロッド12Gとこれに外嵌された状態で摺動する支持片43は、支持アーム42の中心を、常に印画紙供給ユニット12の幅方向の略中心に保持する働きをする。
(チャック機構について)
図4に示すように、チャック装置40は、支持アーム42の両端から一旦下方に延び、引き続き主走査方向の中央まで延びた下方アーム46を有する。支持アーム42と下方アーム46には、互いに対向し且つ水平に延びた対向面42h,46hが形成されている。下方アーム46の対向面46hの主走査方向における中央付近の所定箇所からは、互いに主走査方向に離間した一対の支持ピン46a,46aが僅かに突出するように形成されている。また、チャック機構44は、垂直方向に延び、支持ピン46a,46aと同軸状に配置された一対のチャックピン48,48を備えており、チャックピン48,48どうしは、印画紙シートPの幅方向に沿って離間している。また、個々のチャックピン48,48は、筒状の孔内に上下方向に変位可能に設けられており、前記孔内の上方に設置された圧縮バネ49によって、各支持ピン46a,46aに向かって常に付勢されている。そして、図5に示すように、チャック機構44は、圧縮バネ49の付勢力に抗して、チャックピン48,48を、一対の支持ピン46a,46aから引き離す解除機構50を含む。解除機構50がON状態となり、チャックピン48,48が一対の支持ピン46a,46aから引き離されると、間に印画紙シートPを受け入れ可能な間隙が形成される。他方、解除機構50がOFF状態となると、印画紙シートP上に位置する2つの被挟持部は、圧縮バネ49の付勢力によってチャックピン48,48と一対の支持ピン46a,46aの間に挟着される。
図5(イ)と図5(ロ)に示すように、解除機構50は、水平な軸芯X2周りで揺動自在に支持された操作アングル52を有する。操作アングル52の一端52aは、チャックピン48,48の長手方向の中間部に連結された操作ピン48aに係止されている。他方、操作アングル52の他端52bは、モータM3によって回転操作される非円形のカム板56に接当している。カム板56は一つの大径部54aを有し、モータM3の回転角度制御に基づいて、大径部54aが図5(イ)に示す後向き姿勢になれば、操作アングル52の他端52bを印画紙搬送方向の上流側に向けて倒す。これによって、チャックピン48,48は、圧縮バネ49の付勢力に抗して一対の支持ピン46a,46aから上方に引き離される。モータM3の回転によって大径部54aが図5(ロ)に示す上向き姿勢になれば、操作アングル52は、圧縮バネ49の付勢力によって直立姿勢に切り換えられ、同時に、チャックピン48,48も一対の支持ピン46a,46a側に押付けられ、ここに挿入されている印画紙シートPを2つの支持ピン46a,46aとの間に挟持する。
(案内面の構成)
支持アーム42と下方アーム46は、それらの上流側端部に、引き出し機構30によって提供される印画紙シートPを一対の対向面42h,46hの間に案内するための案内傾斜面42g,46gを有する。支持アーム42の案内傾斜面42gは、側面視において上流側に向かって次第に上昇する約45°の傾斜を持ち、他方、下方アーム46の案内傾斜面46gは、側面視において上流側に向かって次第に下降する約45°の傾斜を持つ。案内傾斜面42g,46gは、印画紙シートPの幅方向に沿って一対のチャックピン48,48よりも外側まで延びている。
さらに、図6に示すように、支持アーム42の案内傾斜面42gと下方アーム46の案内傾斜面46gは、平面視において、印画紙シートPの幅方向の中心から幅方向の外側に向かって次第に下流側に変位する約10°の傾斜を持つ。
(ガイド板の構成)
搬送装置16は、図2と図3に示すように、引き出し機構30の下流側端部から露光ユニット18の上流側付近まで水平に延びたガイド板60を備えている。ガイド板60は、上ガイド板60aと下ガイド板60bを有し、チャック装置40によって挟持された印画紙シートPは両ガイド板の間を搬送される。上ガイド板60aと下ガイド板60bはいずれもユニットフレーム12aに固定された、平坦な直線状に延びた金属板であり、搬送経路の幅方向の中央に配置されている。図4に示すように、上ガイド板60aと下ガイド板60bは、一対のチャックピン48,48の間で印画紙シートPの搬送方向に沿って延びている。
上ガイド板60aの下面は、印画紙シートPの上面である乳剤面と対向する第1案内面61aとなっており、下ガイド板60bの上面は、印画紙シートPの下面である基材面(第1面)と対向する第2案内面61bとなっている。そして、第1案内面61aと第2案内面61bの間に形成された上下方向の間隙は、ガイド板60の全長にわたって約5〜7mmとなっている。上下のガイド板60a,60bは、印画紙シートPが、印画紙供給ユニット12内の他の部材(例えば、ユニットの補強部材など)や印画紙供給ユニット12の下方に位置する部材などに触れることを防止する役目を果たす。
(支持突起の構成)
また、図3と図5に示すように、支持アーム42と下方アーム46の双方には、支持アーム42と下方アーム46の各対向面42h,46hから下流側に突出した支持突起42s,46sが設けられている。これらの各支持突起42s,42sどうし及び各支持突起46s,46sどうしの間には、対向面42h,46hどうしの間と同様に、上ガイド板60aと下ガイド板60bどうしの間の間隙よりも小さく、且つ、印画紙シートPの厚さよりも大きい約4mm前後の間隙が形成されている。これらの支持突起42s,46sは、チャック機構44上に挟持されている印画紙シートPの先端部(下流側端部)と表裏両面で対向し、前記先端部を断面がより直線状となる状態に保持することで、受入れローラ対20R1,20R2の間に確実に案内する役目を果たす。支持突起42s,46sは、主走査方向における4箇所に形成されている。主走査方向における内側の一対の支持突起42s,46sは、L版など標準的なサイズの印画紙用であり、外側の一対の支持突起42s,46sは、六つ切りなど大判サイズの印画紙シートPを内側の支持突起42s,46sと協働して支持するために設けられている。
尚、受入れローラ対20R1,20R2は、図3に示すように、主走査方向(すなわち、印画紙シートPの幅方向)に沿って4個のローラ対に分割形成されているので、第2位置におけるチャック装置40は、二点鎖線で示すように、4箇所の支持突起42s,46sが、受入れローラ対20R1,20R2の周面よりも平面視において更に内径側(下流側)に、受入れローラ対20R1,20R2の半径の少なくとも半分を超える距離で入り込むまで、そして、チャック機構44上に挟持されている印画紙シートPの前端部が、圧着解除状態の受入れローラ対20R1,20R2の回転軸芯よりも僅かに下流側に進入するまで、露光ユニット18に近付くことができる。
因みに、カッタ14によって切断されてから以後の印画紙シートPは、印画紙マガジン10から引き出される以前にはロール状に蓄積されているために、基材面(第1面)側を内側に巻き込む形態のカール癖を有する場合が多い。
(融通手段の構成)
図5に示すように、支持突起42s,46sのうち、印画紙シートPの基材面(乳剤面と反対側)と対向する下方の支持突起46s(支持突起の一例)を、その基端部側と下方アーム46とに設けられた略水平な軸芯X3(枢支機構の一例)周りで、印画紙シートPの厚さ方向に沿って揺動可能に枢支する枢支機構が設けられている。また、このように枢支された支持突起46sを、挟持された印画紙シートPの前記被挟持部の延長線に沿う姿勢(ここでは水平姿勢)に向けて付勢する付勢機構が設けられている。前記付勢機構は、下方アーム46の底面付近から下流側に延びた被支持部46bと、支持突起46sの下面との間に介装された圧縮コイルばね47を含む。また、支持突起46sの基端部の下面と下方アーム46との間には、支持突起46sの遊端が対向面46hよりも上方に変位することを規制する当接面46tが形成されているため、通常は圧縮コイルばね47の付勢力によって、支持突起46sはその上面が下方アーム46の対向面46hと一致する水平姿勢に保持されている。これらの枢支機構と付勢機構とは、後述するように、印画紙シートPの先端部が受入れローラ20R2(圧着ローラ)側から受入れローラ20R1(駆動ローラ)側へ変位することを許す融通手段を構成している。
他方、支持突起42s,46sのうち、印画紙シートPの乳剤面と対向する上方の支持突起42s(第2支持突起)は、揺動可能に枢支された構造ではなく、挟持された印画紙シートPの前記被挟持部の延長線に沿う水平姿勢に常に固定されている。
(印画紙供給ユニット及び融通機構の作用)
ここで、一般的な小さな寸法の印画紙シートPを処理する際の印画紙供給ユニットの基本的な働きを例示する。尚、ここでは、印画紙供給ユニット12と露光ユニット18との間の組付け誤差、或いは、露光ユニット18を支持する防振ゴム21の経時による収縮のために、露光ユニット18が印画紙供給ユニット12に対して下方に変位した状態となっており、その結果、チャック装置40に挟持された印画紙シートPが受入れローラ対20R1,20R2のニップ部よりも上方に存在するような位置ずれが存在するという前提で解説する。
先ず、引き出し装置30が印画紙マガジン10から印画紙を所定量だけ引き出し、カッタ14によって切断して、所定長さ(例えば117mm)の印画紙シートPを提供する。提供された印画紙シートPの例が図3に実線で示されているが、この提供されたばかりの段階では、印画紙シートPは第2駆動ローラ対34,34によって未だ挟着されている。
次に、タイミングベルト54,54の逆回転操作によってチャック装置40が、印画紙シートPを受け取るための第1位置に移動すると(図2に実線で示す位置)、図5(イ)に示すように、印画紙シートPの先端付近は、支持アーム42と下方アーム46の各対向面42h,46hの間に入り込み、次に、図5(ロ)に示すように、モータM3の駆動に基づいて、印画紙シートPの所定箇所が、チャックピン48,48に挟持される。
さらに、チャック装置40は、図3に二点鎖線で示すように、タイミングベルト54,54の正回転操作によって、印画紙シートPを挟持した状態で第2位置に移動する。第2位置では、図7(イ)に示すように、支持突起42s,46sの間に位置する印画紙シートPの先端部が、圧着解除状態の受入れローラ対20R1,20R2の間に進入する(印画紙シートPの先端が受入れローラ対20R1,20R2の軸芯を僅かに下流側に超えた状態)。この状態では、下方の支持突起46sは未だその上面が下方アーム46の対向面46hと一致する上死点に位置しており、もしも印画紙シートPが下向きのカール癖を持っていても、印画紙シートPの先端部は支持突起46sによって略水平に支持されることで、受入れローラ対20R1,20R2の間に案内される。
次に、図7(ロ)に示すように、圧着ローラ20R2が下方の圧着位置に切り換えられる。この時、前述の露光ユニット18と印画紙供給ユニット12との間の位置ずれのために、圧着ローラ20R2は、印画紙シートPの先端部を下方アーム46の対向面46hよりも下方に変位させようとする。しかし、前記融通機構の作用によって、支持突起46sは、印画紙シートPからの引っ張り力に基づいて下方に揺動操作されるので、図に示すように、印画紙シートPの先端部は、受入れローラ20R2(圧着ローラ)側から受入れローラ20R1(駆動ローラ)側へと変位可能である。したがって、支持突起46sが印画紙シートPの先端部を持ち上げることで、受入れローラ20R2が受入れローラ20R1から引き離されること等がなく、印画紙シートPは受入れローラ対20R1,20R2の間に確実に圧着される。引き続き、チャック機構44のチャックピン48,48は、モータM3によって引き上げられてチャック装置40による印画紙シートPの挟着状態が解除され、受入れローラ対20R1,20R2による印画紙シートPの露光ローラ対20a,20bに向けての搬送が、受入れローラ20R1と印画紙シートPの間にスリップが生じることなく確実に開始される。
尚、上述した融通機構の作用を実現するために、支持突起46sを上向きに付勢する圧縮コイルばね47の付勢力は、受入れローラ20R2を受入れローラ20R1に向けて圧着するための付勢手段(不図示)の付勢力よりも小さな、但し、図7(イ)に示すように、受入れローラ20R2(圧着ローラ)が圧着位置に切り換えられる前の状態では、下向きのカール癖を持つ印画紙シートPの先端部を略水平状に矯正して、受入れローラ20R1(駆動ローラ)の上面まで正しく案内することの可能な程度に大きな付勢力を有するように設定されている。
(チャック装置の姿勢制御機構について)
プリンタプロセッサ1には、チャック装置40或いは支持アーム42の平面視における姿勢を制御するための姿勢制御機構が設けられている。この姿勢制御機構は、チャック装置40の平面視における姿勢を検出するために、印画紙供給ユニット12、および、印画紙供給ユニット12と露光ユニット18の間に設けられた位置検出機構と、前記位置検出機構による検出結果に基づいて、チャック装置40の平面視における角度姿勢を制御する姿勢操作機構とからなる。
図3と図4に示すように、前記位置検出機構は、一方では、支持アーム42の上流側端部の左右両端から水平に延びた上流側検出板62R,62Lと、上流側検出板62R,62Lの進入を個々に独立して検出するために、引き出し装置30の付近に配置された光センサ対63R,63Lとを有する。また、前記位置検出機構は、他方では、支持アーム42の下流側端部の左右両端から水平に延びた下流側検出板64R,64Lと、下流側検出板64R,64Lの進入を個々に独立して検出するために、露光ユニット18に配置された光センサ対65R,65Lを有する。そして、前記姿勢操作機構は、チャック装置40を往復移動操作するための前述のタイミングベルト54,54で構成されている。すなわち、左右のタイミングベルト54,54の駆動操作を制御して故意にアンバランスに駆動させることによって、チャック装置40は、スリーブ状の支持片43上の垂直な軸芯X1周回りで揺動操作され、チャック装置40に挟持された印画紙シートPの平面視における姿勢が正しくなるように姿勢を修正することができる。
〔別実施形態〕
〈1〉図8に例示するように、上下の支持突起142s,146sを双方ともに固定式としておき、前記融通手段として、下方の支持突起146s(支持突起)に、支持突起対142s,146sの先端どうしの印画紙シートPの厚さ方向での間隙を増大させる切り欠き147を形成しても良い。
〈2〉上記の実施形態では、露光ユニット18の受入れローラ対20R1,20R2が印画紙供給ユニット12から印画紙を受け取り、露光ローラ対20a,20bに引き渡す構成を記したが、受入れローラ対20R1,20R2を省略し、上流側の露光ローラ対20aが印画紙供給ユニット12から印画紙を直接受け取る構成としても良い。この場合、上流側の露光ローラ対20aを搬送ローラ対と呼ぶ。
本発明は、記録媒体を副走査方向に搬送しながら画像をプリントする露光ユニットと、記録媒体を前記露光ユニットの搬送ローラ対に供給する供給ユニットとを備えたプリント装置において、露光ユニットが供給ユニットに対して、供給ユニットの挟持部材に挟持された記録媒体の先端部が、搬送ローラ対の圧着ローラ側に変位した位置ずれを起こしている場合でも、供給ユニットから露光ユニットへの記録媒体の手渡しが確実にできるように改良するために利用できる。
本発明のプリント装置を備えたプリンタプロセッサの全体を示す略図 印画紙供給ユニットと露光ユニットの一部とを示す側面図 図2の印画紙供給ユニットの平面図 図3の印画紙供給ユニットを引き出し装置側から見た一部破断正面図 印画紙供給ユニットに搭載されたチャック機構を示す説明図 チャック機構の要部を示す分解斜視図 チャック機構に挟持された印画紙と受入れローラ対との関係を示す側面図 融通手段の別実施形態を示す側面図 従来技術における印画紙と受入れローラ対との関係を示す
符号の説明
1 プリンタプロセッサ
A 画像処理部
B 露光処理部(プリント装置)
C 現像処理部
10 印画紙マガジン
12 印画紙供給ユニット(供給ユニット)
18 露光ユニット
20 露光エンジン
20R1 駆動ローラ(搬送ローラ対)
20R2 圧着ローラ(搬送ローラ対)
20a,20b 露光ローラ対
30 引き出し装置
40 チャック装置(挟持部材)
44 チャック機構
46a 支持ピン
46s 支持突起
47 圧縮コイルばね(融通手段、付勢機構)
X3 軸芯(融通手段、枢支機構)
48 チャックピン(チャック手段)
54 タイミングベルト(搬送機構)
70 搬送機構(供給搬送機構)
146s 支持突起
147 切り欠き(融通手段)

Claims (4)

  1. 記録媒体に画像をプリントする露光ユニットと、記録媒体を前記露光ユニットに供給する供給ユニットとを備え、
    前記供給ユニットは、記録媒体を両面から挟持する挟持部材と、前記挟持部材を前記露光ユニットの搬送ローラ対に向けて搬送する供給搬送機構とを有し、
    前記搬送ローラ対は、記録媒体の第1面と対向した駆動ローラ、及び、付勢手段によって前記駆動ローラに向けて押付けられる圧着ローラからなり、
    前記挟持部材には、記録媒体の先端部を前記搬送ローラ対の間に案内するために、前記挟持部材から前記搬送ローラ対に向かって延出し、且つ、記録媒体の前記第1面と対向する支持突起が備えられているプリント装置であって、
    前記支持突起に、記録媒体の先端部が前記圧着ローラ側から前記駆動ローラ側へ変位することを許す融通手段を設けてあるプリント装置。
  2. 前記搬送ローラ対の前記圧着ローラは、前記駆動ローラに向けて押付けられた圧着位置と、前記駆動ローラから離間した圧着解除位置との間で切換可能に設けられており、前記支持突起は記録媒体の先端部を前記圧着解除位置にある前記圧着ローラと前記駆動ローラとの間に案内する請求項1に記載のプリント装置。
  3. 前記融通手段が、前記支持突起をその基端部側に設けられた軸芯周りで記録媒体の厚さ方向に沿って揺動可能に枢支する枢支機構と、前記支持突起を、挟持された記録媒体の被挟持部の延長線に沿った支持姿勢に向けて、前記圧着ローラに設けられた前記付勢手段の付勢力よりも小さい付勢力で付勢する付勢機構とを含む請求項1または2に記載のプリント装置。
  4. 前記融通手段が、前記圧着ローラ側から前記駆動ローラ側へ変位する記録媒体の先端部を収容するべく、前記支持突起の少なくとも先端部位に形成された切り欠きからなる請求項1または2に記載のプリント装置。
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