JP4411538B2 - プリント装置 - Google Patents

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本発明は、プリント装置に関し、より具体的には、感光材料に走査露光する露光手段と感光材料を前記露光手段に対して搬送する露光搬送機構とを備えた露光ユニット、及び、前記露光ユニットに感光材料を供給する供給ユニットを備え、さらに、前記露光搬送機構に感光材料を受け渡す導入ローラ対が感光材料を挟持した圧着状態と圧着解除状態とに切り換え可能に設けられており、前記供給ユニットは感光材料の蓄積部から送られた感光材料を前記導入ローラ対に手渡す供給搬送機構を備えているプリント装置に関する。
この種のプリント装置の一例が下記の特許文献1に記されている。この特許文献1に記されたプリント装置は、露光ユニットと供給ユニットとが互いに別々のユニットとして設けられているので、例えば、露光ユニットを防振ゴムなどの減衰手段を介してプリント装置のフレーム等に取付けることで、前記供給ユニットや感光材料の蓄積部など、プリント装置の他の機器で発生する振動が露光ユニットの露光搬送機構に伝わることを抑制し、これらの振動がプリントに形成される画像に影響を及ぼさないための配慮を施すことが可能となっている。また、導入ローラ対が圧着解除状態に切り換え可能としてあるので、供給搬送機構から提供される感光材料の先端を円滑に受け入れ易くなっている。尚、特許文献1に記されたプリント装置では、導入ローラ対が露光ユニットに配置されていた。
特開2002−55398号公報(段落番号0032、0055、図2、図3、図5、図6)
ところで、特許文献1に記されたプリント装置では、図10に示されるように、供給搬送機構によって送られて来た感光材料Pを露光搬送機構60に手渡すための導入ローラ対68Rが露光ユニット68に配置されている。そのため、先行する感光材料P1の露光搬送機構60での露光搬送が終了しない間に次の感光材料P2を導入ローラ対68Rへ送るような高い処理速度でプリント装置を稼動させる場合には、導入ローラ対68Rの回転駆動によって発生する振動が露光ユニット68で未だ露光中の先行プリントP1の品質に影響を及ぼさないように、次の感光材料P2を導入ローラ対68Rに受け渡す際に、導入ローラ対68Rの圧着ローラ68Raを圧着解除状態とし、且つ、導入ローラ対68Rの駆動ローラ68Rbを駆動停止した状態で受け渡す制御を行う必要があった。ところが、一般に印画紙などの感光材料Pはその先端部分が下方に湾曲するカール癖を有し、停止中の駆動ローラ68Rbの外周面に衝突する傾向があるため、駆動ローラ68Rbの最外周面をゴムなどの弾性材料で構成すると感光材料Pの端面に衝突による損傷が生じる虞がある。そこで、駆動ローラ68Rbを、十分な摩擦係数を持ち且つ感光材料Pの端面に損傷を生じ難いが製造コストの高いグリッドローラ(例えば金属製のローラ本体の外周面に、酸化アルミニウムの粒子などを溶射技術で膜状にコーティングしたローラ)にする必要があり、プリント装置のコスト増大傾向を招くという問題があった。
したがって、本発明の目的は、上に例示した従来技術によるプリント装置の持つ前述した欠点に鑑み、感光材料の端面に損傷を生じ難く、しかも、導入ローラ対の駆動ローラを製造コストの安いゴム製など弾性材料からなる最外周面を持ったローラで構成することが可能なプリント装置を提供することにある。
本発明の第1の特徴構成は、感光材料に走査露光する露光手段と感光材料を前記露光手段に対して搬送する露光搬送機構とを備えた露光ユニット、及び、前記露光ユニットに感光材料を供給する供給ユニットを備え、さらに、前記露光搬送機構に感光材料を受け渡す導入ローラ対が感光材料を挟持した圧着状態と圧着解除状態とに切り換え可能に設けられており、前記供給ユニットは感光材料の蓄積部から送られた感光材料を前記導入ローラ対に手渡す供給搬送機構を備えているプリント装置であって、
前記導入ローラ対が前記供給ユニットに配置されている点にある。
本発明の第1の特徴構成によるプリント装置では、導入ローラ対が前記供給ユニットに配置されているので、前述のような高い処理速度でプリント装置を稼動させる場合に、供給搬送機構からの次の感光材料を導入ローラ対に受け渡す際には、導入ローラ対を構成する駆動ローラを回転駆動させながら受け渡す制御を行っても、導入ローラ対の駆動ローラの回転駆動によって生じる振動が露光ユニットで未だ露光中の先行プリントの品質に影響を及ぼし難い。その結果、感光材料の下方に湾曲した先端部分が駆動ローラの外周面に衝突する虞がなくなるので、導入ローラ対の駆動ローラの最外周面を製造コストの安いゴムなどの弾性材料で構成することが可能となった。
本発明の第2の特徴構成は、前記導入ローラ対が、前記供給搬送機構によって搬送された感光材料を、前記導入ローラ対の少なくとも一方を回転駆動しながら、且つ、圧着解除状態で受け入れるように制御する制御部を有する点にある。
このように構成すれば、供給搬送機構から送られて来る感光材料を、その感光材料の先端部分が下方に湾曲していても、より円滑に導入ローラ対に受け渡すことが可能となる。
本発明の第3の特徴構成は、前記導入ローラ対を構成する駆動ローラがゴム製の外周面を備えている点にある。
このように構成すれば、一般的なゴム製の安価な外周面を備えた駆動ローラを採用するので、プリント装置の製造コストを安くすることが可能となる。
以下に、本発明の好ましい実施形態の一例について、図面を参照しながら説明する。
(写真プリントシステムの全体的な構成)
図1に示された写真プリントシステムは、プリントデータを作成して出力する画像処理部A、画像処理部Aから送られてきたプリントデータに基づいて印画紙P(感光材料の一例)に潜像を形成するための露光処理を施す露光処理部B、及び、露光処理部Bから送られた印画紙Pを現像処理液によって現像処理し、さらに乾燥処理を施して外部に排出するための現像処理部Cとからなる。露光処理部Bと現像処理部Cとは合体されてプリンタプロセッサ1(プリント装置の一例)を構成している。
画像処理部Aは、提供された写真フィルムの画像を光学的に読み取って、デジタル画像情報に変換するスキャナ2と、写真フィルム以外のコンパクトフラッシュ(登録商標)その他の媒体からデジタル画像情報を直接読み込む読取手段4と、スキャナ2乃至は読取部4を介して入手したデジタル画像情報に基づいてプリントデータを作成するための制御部(不図示)とを備えている。前記制御部は、デジタル画像情報をオペレータのために視覚化するためのモニタディスプレー6や、オペレータが種々の補正用データを入力するためのキーボード8の他に、入手したデジタル画像情報を一旦保存可能なハードディスクなどのデータ格納装置(不図示)を含む。
露光処理部Bは、長尺のロール状印画紙Rのロールを回転可能に支持した印画紙マガジン10と、印画紙マガジン10から印画紙を引き出して、カッタ14によってロール状印画紙Rからプリントサイズに応じた長さのシート状印画紙P(感光材料の一例)として切り離し、引き続き水平方向に搬送する供給ユニット12と、供給ユニット12から受け取ったシート状印画紙Pを引き続き副走査方向に搬送しながら走査露光するための露光ユニット18とを備えている。
現像処理部Cは、複数の現像処理液タンク22と、最後の現像処理液タンク22から排出されたシート状印画紙を熱風などで乾燥させる乾燥部24とからなる。乾燥部24を通過したシート状印画紙Pはプリントとしてベルトコンベア26上などに排出される。互いに隣接した各現像処理液タンク22内には、シート状印画紙Pを現像処理液中で搬送させては、次のタンクに移し変えるためのカセット式の搬送ラックが挿入されている。
また、露光処理部Bと現像処理部Cの間には、現像処理部Cにてシート状印画紙Pが乳剤面を外向きにした状態で現像処理液タンク22内を搬送されるように、乳剤面が下方を向いた姿勢で露光処理部Bから排出されたシート状印画紙Pを挟着したまま回転した後に現像処理部Cの入口に供給可能なスイッチバック搬送ユニット28が介装されている。スイッチバック搬送ユニット28には、露光処理部Bから一列状態で排出されたL版などの小サイズのシート状印画紙Pを二列化した上で現像処理部Cに引き渡す振り分け機能を持たせることができる。
(供給ユニット12の構成)
供給ユニット12は、印画紙マガジン10から印画紙を垂直上方に引き出し、90°ターンさせて水平に送り出す引き出し装置30と、引き出し装置30から排出されたシート状印画紙Pを、水平姿勢のまま上下方向から挟持して、下流側に位置する露光ユニット18に向かって水平方向に搬送する供給搬送機構16とを有し、これらの2つの装置は全て筐体状のユニットフレーム12Fに支持されている。
図2に示されるように、引き出し装置30は、第1駆動ローラ32、第1駆動ローラ32の周面に押付けられた2つの圧着ローラ36a,36b、並びに、第1駆動ローラ32から横向きに離間した第2駆動ローラ対34,34を有する。第1駆動ローラ32と第2駆動ローラ対34,34は、共通のモータM1の駆動力によって、互いに同期した周速度で回転操作される。また、第2駆動ローラ対34,34には、第2駆動ローラ対34,34の間に挟着された状態のシート状印画紙Pの抜き出しを下流側向きに限って許す一方向クラッチ(不図示)が設けられている。第2駆動ローラ対34,34は、必要なタイミングで上下方向に離間して圧着解除操作されるように構成されている。
第1駆動ローラ32と第2駆動ローラ対34,34の間には、引き出し機構30によって引き出されたロール状印画紙Rをプリントサイズに応じた長さで切断してシート状印画紙Pにするためのカッタ14が配置されている。
供給搬送機構16は、第2駆動ローラ対34,34から送られたシート状印画紙Pを挟持可能なチャック装置40と、チャック装置40からシート状印画紙Pを受け取って露光ユニット18に手渡すための導入ローラ対12Rとを有する。供給搬送機構16は、チャック装置40を、シート状印画紙Pを上流側の引き出し機構30から受け取るための第1位置と、シート状印画紙Pを下流側の導入ローラ対12Rに引き渡すための第2位置の間で略水平に往復移動させる搬送機構70を備えている。
導入ローラ対12Rは、固定された軸芯周りでステッピングモータM4によって回転駆動される下方の駆動ローラ12Raと、シート状印画紙Pを駆動ローラ12Raに押し付けた圧着状態と、駆動ローラ12Raから上方に離間した圧着解除状態との間で、ステッピングモータM5によって回転駆動されるカムディスク(不図示)によって上下方向に切り換え可能に構成された上方の圧着ローラ12Rbとからなる。下方の駆動ローラ12Raと上方の圧着ローラ12RbとはいずれもNBR(アクリロニトリルブタジエンゴム)等の弾性材料からなる最外周面を備えている。また、導入ローラ対12Rは、金属製のシャフトの外周に複数のローラが間に間隙を形成するように配置された櫛歯状の形態を取っており、この間隙部には、後述するチャック装置40の支持突起42s,46sが進入可能となっている。
(チャック装置40の構成)
図2から図4に示されるように、チャック装置40は、剛性の高い支持アーム42と、支持アーム42上に支持されたチャック機構44を有する。
他方、搬送機構70は、ユニットフレーム12Fの両側面の内側に、シート状印画紙Pの搬送方向と平行に延びるように架設された一対のタイミングベルト54,54を有する。2本のタイミングベルト54,54の下流側の端部の内側の歯部は、ユニットフレーム12Fに固定された別々のモータM2R,M2Lの回転軸に固定された各タイミングプーリ上に噛合されている。尚、2本のタイミングベルト54,54の上流側の端部の内側の歯部は、ユニットフレーム12Fの両側面の間に延びた軸12b上に空転するように支持された各タイミングプーリ上に噛合されている。
また、支持アーム42の両端は、対応する側のタイミングベルト54の下方部位に取付けられている。そこで、モータM2R,M2Lの駆動操作状態に応じて、2本のタイミングベルト54,54が同時に同一速度で駆動されれば、支持アーム42は、平面視における角度姿勢を変えることなく移動するが、2本のタイミングベルト54,54の一方が他方よりも高速で駆動されれば、支持アーム42の平面視における角度姿勢は変化することになる。この角度調節機構は、各ユニットの組付け誤差などによって、引き出し機構30から送られてきたロール状印画紙Rの先端部が、下流側の露光ユニット18の入口部に対して平面視で傾斜している場合に、この傾斜を矯正した状態で露光ユニット18に受け渡す役割を果たす。
ユニットフレーム12Fには、引き出し機構30の下流側端部から露光ユニット18の上流側端部付近に向かって水平に直線状に延びた1本のガイドロッド12Gが延びている。支持アーム42の中央には、スリーブ状の支持片43が、垂直な軸芯X1周りで揺動可能に支持されている。ガイドロッド12Gとこれに外嵌された状態で摺動する支持片43は、支持アーム42の中心を、常にシート状印画紙Pの幅方向の略中心に保持する。
(チャック機構44の構成)
チャック装置40は、支持アーム42の両端付近から一旦下方に延び、引き続き主走査方向の中央まで延びた下方アーム46を有する。図4に示すように、支持アーム42と下方アーム46には、互いに対向し且つ水平に延びた対向面42h,46hが形成されている。下方アーム46の対向面46hの主走査方向における中央付近の所定箇所からは、互いに主走査方向に離間した一対の支持ピン46a,46aが僅かに突出形成されている。また、チャック装置40上のチャック機構44は、垂直方向に延び、支持ピン46a,46aと同軸状に配置された一対のチャックピン48,48を備えている。個々のチャックピン48,48は、前記孔内の上方に設置された圧縮バネ49によって、一対の支持ピン46a,46aに向かって常に付勢されている。
そして、図3と図4に示すように、チャック機構44は、圧縮バネ49の付勢力に抗して、チャックピン48,48を、一対の支持ピン46a,46aから引き離す解除機構50を含む。解除機構50は、水平な軸芯X2周りで揺動自在に支持され、DCモータM3によって回転駆動されるカムディスク(不図示)から受ける操作力を介してチャックピン48,48を引き上げる操作アングル52を有する。解除機構50がON状態となり、チャックピン48,48が一対の支持ピン46a,46aから引き離されると、間に充分な空間が形成されて、シート状印画紙Pを間に受け入れ可能となる。他方、解除機構50がOFF状態となると、シート状印画紙P上に位置する2つの所定箇所は、チャックピン48,48と一対の支持ピン46a,46aの間に挟着される。
尚、後述する露光ユニット18の露光ローラ対20,21の前後にはシート状印画紙Pを表裏両面から案内するガイド部材が設けられているが、導入ローラ対12Rの上流側にはこのようなガイド部材が設けられていない。しかし、支持アーム42と下方アーム46には、複数の支持突起42s,46sが形成されているので、シート状印画紙Pの先端がこれらの支持突起42s,46sの先端付近に位置するように支持させ、支持突起42s,46sを、導入ローラ対12Rを構成する櫛歯状のローラの間隙に進入させることで、チャック機構44に支持されたシート状印画紙Pを導入ローラ対12Rへ確実に手渡すことができる。
(露光ユニット18の構成)
図2に示すように、露光ユニット18を構成する金属フレーム18Fは、供給ユニット12が直に固定されたプリンタプロセッサ1の本体フレーム1Fに対して4個の防振ゴム25を介して取り付けられている。
露光ユニット18を構成する金属フレーム18Fの下部には、露光ユニット18の主走査方向に延びた露光ポイントを挟んで上流側と下流側に配置された合計2対の露光ローラ対20,21が支持されている。
2対の露光ローラ対20,21は、固定された軸芯周りでステッピングモータM6によって回転駆動される下方の駆動ローラ20a,21aと、印画紙を各駆動ローラ20a,21aに押し付けた圧着状態と、駆動ローラ20a,21aから上方に離間した圧着解除との間で、ステッピングモータ(不図示)によって回転駆動されるカムディスク(不図示)によって切り換え可能に構成された上方の圧着ローラ20b,21bとからなる。下方の駆動ローラ20a,21aどうしは共通の無端状タイミングベルトによって同じ回転速度で回転駆動され、しかも、外径も等しいので、送り速度も互いに同期している。
他方、金属フレーム18Fの上部には、R,G,B各色に対応する波長のレーザー光のビームをポリゴンミラーによって主走査方向に掃射するレーザー式露光エンジン90が支持されている。各波長のビームは下向きに開口した出射口90aから出射される。前記制御部は、露光エンジン90から発される光に含まれる各波長光の強度を、画像処理部Aから供給されたプリントデータに基づいて制御する機能を有する。
(露光操作の手順)
露光処理部Bにおけるシート状印画紙Pの露光操作は以下の手順で行うことができる。
<第1工程>先ず、解除機構50をON状態にしたチャック装置40を引き出し装置30に隣接した第1位置で待機させ、引き出し装置30から提供されるシート状印画紙Pを、チャックピン48,48と支持ピン46a,46aの間に受け入れ、図5に示すように、解除機構50をOFF状態に切り換える。
<第2工程>図6に示すように、予め導入ローラ対12Rの圧着ローラ12Rbを圧着解除状態に切り換え、駆動ローラ12Raを回転開始しておいて、チャック装置40を導入ローラ対12Rに隣接した第2位置に向けて移動させる。すると、チャック装置40に支持されたシート状印画紙Pの下方に湾曲した先端が、回転中の駆動ローラ12Raに導かれて、圧着解除状態の導入ローラ対12Rに受入れられる。尚、供給ユニット12と露光ユニット18とは別のユニットになっており、露光ユニット18は防振ゴム25を介して取り付けられているので、駆動ローラ12Raを駆動させるステッピングモータM4の振動は、既に先行のシート状印画紙Pを走査露光中の露光ユニット18に伝わらない。
<第3工程>駆動ローラ12Raの回転を一時停止して、直ぐに導入ローラ対12Rを圧着状態に切り換え、チャック装置40によるシート状印画紙Pの挟持を解除し、次に、図7に示すように、駆動ローラ12Raの回転を再開すると、シート状印画紙Pが上流側の既に圧着状態にある露光ローラ対20のニップに送り込まれる。チャック装置40は第1位置に戻す。
<第4工程>次に、導入ローラ対12Rを圧着解除状態に切り換えると、露光ローラ対20によるシート状印画紙Pの搬送が開始され、シート状印画紙Pの先端が露光ポイントに進入する寸前に露光エンジン90による走査露光が開始される。
<第5工程>図8に示すように、シート状印画紙Pの先端が、圧着解除状態にある下流側の露光ローラ対21の間に進入すると、露光ローラ対21を圧着状態に切り換え、2対の露光ローラ対20,21で露光搬送を続ける。
<第6工程>図9に示すように、シート状印画紙Pが上流側の露光ローラ対20を抜け出る直前に、露光ローラ対20を圧着解除する(圧着状態の露光ローラ対20をシート状印画紙Pが抜け出る時の衝撃を防ぐためである)。この時点では、既に後続のシート状印画紙Pがチャック装置40に挟持される。
<第7工程>シート状印画紙Pを下流側の露光ローラ対21からスイッチバック搬送ユニット28の圧着解除されたローラ対28Rに手渡す。
本発明によるプリント装置を示す概略構成図 プリント装置の供給ユニットと露光ユニットとを示す側面図 供給ユニットと露光ユニットの要部を示す平面図 供給ユニットの正面図 供給ユニットと露光ユニットにおける露光操作の一工程を示す概略側面図 露光操作の別の工程を示す概略側面図 露光操作の更に別の工程を示す概略側面図 露光操作の更に別の工程を示す概略側面図 露光操作の更に別の工程を示す概略側面図 従来技術による供給ユニットと露光ユニットの要部を示す側面図
符号の説明
A 画像処理部
B 露光処理部
C 現像処理部
R ロール状印画紙(感光材料)
P シート状印画紙(感光材料)
M4 ステッピングモータ
M5 ステッピングモータ
1 プリンタプロセッサ(プリント装置)
10 印画紙マガジン
12 供給ユニット
12R 導入ローラ対
12Ra 駆動ローラ
12Rb 圧着ローラ
12F ユニットフレーム
14 カッタ
16 供給搬送機構
18 露光ユニット
18F 金属フレーム
20a,21a 駆動ローラ
20b,21b 圧着ローラ
28 スイッチバック搬送ユニット
30 引き出し装置
32 第1駆動ローラ
34 第2駆動ローラ対
40 チャック装置
44 チャック機構
54 タイミングベルト
70 搬送機構
90 レーザー式露光エンジン

Claims (3)

  1. 感光材料に走査露光する露光手段と感光材料を前記露光手段に対して搬送する露光搬送機構とを備えた露光ユニット、及び、前記露光ユニットに感光材料を供給する供給ユニットを備え、さらに、前記露光搬送機構に感光材料を受け渡す導入ローラ対が感光材料を挟持した圧着状態と圧着解除状態とに切り換え可能に設けられており、前記供給ユニットは感光材料の蓄積部から送られた感光材料を前記導入ローラ対に手渡す供給搬送機構を備えているプリント装置であって、
    前記導入ローラ対が前記供給ユニットに配置されているプリント装置。
  2. 前記導入ローラ対が、前記供給搬送機構によって搬送された感光材料を、前記導入ローラ対の少なくとも一方を回転駆動しながら、且つ、圧着解除状態で受け入れるように制御する制御部を有する請求項1に記載のプリント装置。
  3. 前記導入ローラ対を構成する駆動ローラがゴム製の外周面を備えている請求項1または2に記載のプリント装置。
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