JPH047244A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

Info

Publication number
JPH047244A
JPH047244A JP10932790A JP10932790A JPH047244A JP H047244 A JPH047244 A JP H047244A JP 10932790 A JP10932790 A JP 10932790A JP 10932790 A JP10932790 A JP 10932790A JP H047244 A JPH047244 A JP H047244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
roller
scanning
recording
magazine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10932790A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Kudou
朋宏 工藤
Keiji Okoda
啓次 大古田
Suguru Shimizu
英 清水
Keiichi Kawasaki
川崎 敬一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10932790A priority Critical patent/JPH047244A/ja
Priority to US07/543,413 priority patent/US5210616A/en
Priority to US07/544,647 priority patent/US5151713A/en
Priority to DE4020814A priority patent/DE4020814C2/de
Priority to DE4021045A priority patent/DE4021045A1/de
Publication of JPH047244A publication Critical patent/JPH047244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は記録装置あるいは読取装置等に用いられるシー
ト搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
第3図は記録シートに光学的に画像記録を行なう記録装
置におけるシート搬送装置の従来例であり、図中、13
2は積層された未使用の記録用のシートでサプライマガ
ジン131に収納されている。シート132の先端部上
方にはエアシリンダ133に接続された吸盤134が設
けられている。エアシリンダ133、吸盤134は軸1
35を支点として上下方向に移動可能で、下降時にエア
シリンダ133の空気吸引動作にてシート132を吸引
し、積層されたシート132の最上層にある1枚のシー
トの先端を持ち上げる。搬送ローラ対136は水平方向
に移動可能な機構となっており、シート搬送開始信号に
て回転駆動を開始し、同時に図中右方に移動して、持ち
上げられた1枚のシート132の先端を挟み込み、ロー
ラの回転によりこのシートを保持板137上に搬送し、
その後停止する。
ブツシュレバー138とストッパ140はそれぞれ軸1
39.141を支点として回転可能で、シート搬送路に
対し進退可能な機構となっている。搬送ローラ対136
にてシート132がサプライマガジン131から保持板
137に移送されている間は、ブツシュレバー138は
搬送路中から上方に退避し、ストッパ140は搬送路中
に進入している。
シート132が搬送ローラ対136にて保持板137上
に送り込まれると、ブツシュレバー138が時計回り方
向に回動し、シート132の後端を前方に押す。この時
、シート132の先端はストッパ140に当接し、ブツ
シュレバー138による付勢力でシート132の中央部
が上方にたわむ。
続いてブツシュレバー138が反時計回り方向に回動し
、シート132の後端への付勢力を解除する。これにて
シート132は保持板137上に平坦に載置された状態
となり、その先端はストッパ140にて正確に傾き矯正
されることになる。
次にストッパ140か時計回り方向に回動して搬送路中
から退避すると共にブツシュレバー138が時計回り方
向に回動してシート132の後端を押す。これによりシ
ート132が保持板上を滑動し、シート先端部が回転す
る副走査ドラム142とニップローラ143間に挟み込
まれる。副走査ドラム142は記録動作中は反時計回り
方向に連続回転駆動され、ニップローラ143もこのト
ラム143上に常時接触して従動回転する。シート13
2はこのドラム142と前段のニップローラ143に挟
み込まれると、直ちに副走査トラム142の回転力にて
図中左方へ搬送される。
方、光学系ユニット144は保持板137の上方に設置
され、レーザ光源145から発射されたレーザビームは
ミラー146を介して2木のニップローラ143の間に
照射され、副走査トラム142上を搬送される感光性記
録シート132上を主走査し、所定の画像を形成する。
このようにして画像形成されたシート132は副走査ド
ラム143と後段のニップローラ143間から図中左方
に送り出され、先端から順次自重で垂れ下がり、レシー
ブマガジン147内に収納される。
次に他の従来例を第4図に示す。第4図で171は未使
用の感光シートであり、最上部に立てて配置されたサプ
ライマガジン172に乳剤感光面側をマガジン底部に向
けて積層収納されている。
シート171の先端部上方にはエアポンプ173に接続
された吸盤174が設けられている。吸盤174はサプ
ライマガジン172に対して進退可硅であり、進入時に
はエアポンプ173の吸引動作によりサプライマガジン
の最上層のシート−枚を吸引する。シート171を吸引
すると、吸盤174はサプライマガジン172より退出
し、ガイド板175.176で構成する案内口まで移動
する。それと共にエアポンプの吸引動作が停止し、シー
ト171はカイト板175.176をガイドとして、供
給用ローラ対177.178へ自重落下する。ローラ対
177.178はシート171を挟み込み、回転駆動に
より下方へ移送し、シート171が副走査用ドラム17
9とニップローラ対180.181間、及びガイド板1
82.183を経てストッパ184に到達する。ニップ
ローラ対180.181は副走査用トラム179に対し
て離接可能であり、シート171がローラ対177.1
78により給送される時は、搬送路中より退避している
。又、ストッパ184は給送路に対して進退可能であり
、予め給送されてくるシート171のサイズに対応して
配置されている。
シート171かストッパ184に到達した時はローラ対
177.178からは外れており、シト171の上方側
先端部は副走査用トラム179とニップローラ180.
181の間に位置していて、シート171は非拘束の状
態となる。この状態の時に第5図に示す幅寄せ装置18
5が作動し、シート171は正確に位置決めされること
になる。
次にニップローラ対180.181が副走査用トラム1
79へ圧接することてシート171を挟み込み、副走査
トラム179の回転によりシート171を下方から上方
(ガイド板186.187の方向)へ搬送する。直ちに
光学系188から照射される光ビームにより記録される
が、記録中側走査ドラム179は定速回転しており、ニ
ップローラ対180.181も副走査ドラム179を押
圧して従動回転する。
又、記録中は高精度な画像を得るためには、高制度な定
速送りを必要とするため、シート171の送り方向前方
のローラ対189.190は記録中にシート171に接
触することの無いようにシート搬送路より退避している
このようにして画像形成されたシート171は排出され
るが、シートは2方向への排出が可能である。第1の排
出方向は、記録終了後にローラ対189、】90が圧接
することでシート171を挟持し、回転駆動して先方の
カイト板191へ搬送し、続いて自動現像器の挿入口等
へ送り込む場合である。第2の排出方向は、前記のスト
ッパ184を退避させることで、ストッパ184の下方
に設けられた搬送ローラ192.193等により排出す
る場合である。記録終了後にストッパ184を退避させ
、同時にニップローラ180.181によるシートの挟
持を解除させる。するとシート171は自重落下してガ
イド板182.183の間を経て、ローラ対192.1
93にて挟持搬送され、レシーブマガジン等へ排出され
る。
〔発明が解決しようとしている課題〕
一般に、例えば医療用画像のように高精度な画像が要求
される記録装置では、記録シートの外形に対し、記録時
の走査線が著しく斜めに傾くことは許されない。しかし
、未使用のシートをマガジンに収納した際、マガジンの
内部でシートが斜め傾いて収納している可能性は十分に
ある。従ってこのまま記録部に搬送すると、シート外形
に対し、画像が斜めに傾いて記録されることになる。
又、ローラ等の搬送手段によっても搬送中にシートが斜
めに傾くこともあり得る。そこでシートの傾きを矯正す
る手段は必須であり、前述の従来例にも矯正手段が含ま
れている。
しかしながら、前記第3図、第4図の従来例の位置矯正
手段には以下に述へるような課題を有する。
第3図の従来例では、矯正手段であるストッパ140は
シート搬送中に進退可能な機構とする必要がある。従っ
て機構や制御が複雑となるばかりか、可動部のガタによ
り矯正精度が低下する畏れがある。又、使用するシート
の搬送方向の長さは1種類に限定されてしまい、もし複
数の長さのシートを使用する場合は、複数個のブツシュ
レバーが必要となり機構はさらに複雑化してしまう。
又、第4図の従来例に関しては、矯正手段であるストッ
パ184が前述の従来例と同様に可動であるため同様の
課題を有する。但しローラ搬送ローラ192.193を
使用せず、上方の搬送ローラ189.1白0側の経路の
みを使用することにより、ストッパ184を固定とする
ことは可能である。しかしこの場合、シートをサプライ
マガジン172より取出し、傾き矯正を終え、記録が開
始されるまでの搬送経路が長くなり、装置の大型化と共
に1記録のサイクルタイムが長くなってしまう。
〔発明の概要] 本発明は以上の課題を解決すべくなされたものであり、
シートのサイズに拘らず正確に傾き矯正が行なえるシー
ト搬送装置の提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明のシート搬送装置は、
未使用のシートが積層される収納ケースから一枚のシー
トを取出し、取出したシートを給送路に沿って記録位置
又は読取位置に給送するシート搬送装置において、前記
収納ケースから取出されたシートの先端を、一旦前記給
送路上から外れた位置に設けられるシート矯正部材に向
けて進行させる手段と、前記矯正部材にシート進行端を
当接させ、シートの傾きを矯正した後に、該シートを前
記給送路に戻し、シートを記録位置又は読取位置に向け
て給送する手段を有することを特徴とする。
〔実施例〕
以下、感光性のシートフィルムに光ビーム走査して画像
記録する画像記録装置に適用した実施例を詳細に説明す
る。なお、本発明の通用範囲は画像記録装置には限定さ
れず、画像読取り装置や複写装置、撮影装置等、シート
状部材を搬送するシート搬送機構を有する装置に広く適
用することができる。
第1図は本発明の実施例の構成図であり、図中11はレ
ーザ光学ユニットで、レーザ光源、光変調器、ポリゴン
ミラー ミラー等を有し、画像信号に応じて変調された
レーザビームllaをポリゴンミラーの回転を用いて主
走査方向に偏向し、記録位置にあるフィルム面を光走査
する。なお、記録時以外には不図示のシャッタ等でレー
ザビームが記録位置に照射されないようになっている。
レーザ光学系11の下方の前記記録位置近傍には副走査
ローラ12が配置される。該副走査ローラ12は片方か
回転駆動力を持ち他方がそれに従動するローラ対であり
、2つのローラの間に挟持されたシートを高精度に一定
速度て搬送して画像記録のための副走査を行なう。これ
らの記録手段の下方には、下から順に未記録のシートを
積層収納するサプライマガジン13、及び記録済のシー
トを収納するレシーブマガジン14が並列に、且つズし
た位置関係に配置されている。それぞれのマガジン13
.14にはシートを出し入れするための開閉可能なスラ
イドii 13 a、14aが上面に設けられており、
装置から各マカシンを取り外す際には、スライドii 
13 a、14aが閉してマガジン内部の遮光を保つよ
うになっている。なお両マガジン13.14内部に積層
されるシートフィルムはフィルム乳剤面が共に下方を向
いており、遮光効果を一層高めるようになりている。
15は上下動可能な機構を有する吸盤であり、サプライ
マガジン13内に収納されるシートを1枚ずつマガジン
内部より取り出すために設けられている。
16.19に示すユニットは、シートを挟持搬送すると
ともに、遊星ローラ17.20がメインローラ18.2
1の円周上を正、逆、両方向に周回することでシートの
進行方向を制御する第1、第2の方向転換ユニットであ
る。メインローラ18.21は正転・逆転可能であり、
これによりシートを正方向・逆方向どちらにでも搬送す
ることが可能となっている。
又、K、Qの位置て遊星ローラ17.20はそれぞれメ
インローラ18.21から離反して、L、Rの位置に移
動可能となっている。この方向転換ユニットについての
詳細は本発明者が先に出願した特願平1−094067
号に記載されているため、ここではこれ以上の詳細な説
明は省略する。
22.23.24は回転自在に支持された固定ローラで
あり、搬送時にフィルム表面がガイド板に擦れないよう
にフィルムをガイドする。25はシートの傾き矯正及び
位置合せのためのシート矯正部材であって、シートの先
端と当接する当接面は、レーザ光の主走査線と平行に配
置されている。
又、矯正部材25は、第2方向転換ユニツト19の右上
方近傍に位置しており、遊星ローラ17がKの位置にあ
る時、遊星ローラ17とメインローラ18の接点Mから
矯正部材25までのシートの搬送路の長さは、シートの
搬送方向の長さよりも短く設定されている。
26.27は摩擦抵抗の小さいフィルムガイド板であり
、搬送フィルムをガイドする。ガイド板27は副走査ロ
ーラ対12の接線方向に対して、重力方向に軽い湾曲が
つけられており、副走査時のシートの搬送抵抗を小さく
している。又、28の可動ガイド板は通常は■の位置に
退避しているか、遊星ローラ20かQからRへ移動する
ことで、不図示のレバー等により、Wの位置まで上昇す
る。副走査時には可動ガイド板28はWの位置に上昇し
てシートをガイドし、メインローラ21とシートか接触
しないようになっている。各ガイド板は表面か滑らかに
加工され、搬送抵抗が小さくなるようになっている。
以下、サプライマガジン13から取り出されたシートが
ガイド板27まて給送される経路を第1の搬送路、第2
の方向転換ユニット19から矯正部材25までの経路を
第2の搬送路と呼ぶことにする。
次に以上説明した構成の画像記録装置の動作について説
明する。
未記録のシートが積層収納されるサプライマガジン13
は、装置本体内の所定の位置に装填され、装置内が遮光
された中でスライドfi 13 aが開けられる。次に
吸盤15を動作させ、サプライマガジン13に積層され
ているシートの最上部の1枚を持ち上げ、シートの先端
を第1の方向転換ユニット16のメインローラ18とJ
位置に待機する遊星ローラ17との間に差し込む。その
後、吸盤15の吸引力は解除されシートから離れる。
メインローラ18は不図示の駆動源により回転駆動され
、同時に同一の角速度て遊星ローラ17も図中時計回り
に周回移動し、シート先端部を挟持したまま回転して、
シート前端の進行方向を上方向に変更する。遊星ローラ
17がKの位置まて来ると、遊星ローラ17は周回移動
を停止する。この後メインローラ18のみを回転駆動し
続けることて、遊星ローラ17は従動回転を行ない、シ
ートをカイト板26に沿って上方に進行させる。そして
搬送シートの前端が第2の方向転換ユニット19のメイ
ンローラ21とP位置の遊星ローラ20の間に挿入され
ると、遊星ローラ20がシートを挟んだままメインロー
ラ21の回りに沿ってシート搬送速度と等周速度てQ位
置まで周回し、搬送シートの進行方向を一旦右方向へ向
ける。次に遊星ローラをQからR位置へ移行させて、メ
インローラ21より離反させると、シートはシート自身
の腰により遊星ローラ20に接しながら上昇して、シー
トの先端部は矯正部材25の方向を向くことになる。こ
の状態で第1の方向転換ユニット16によりシートを上
方向へ搬送すると、やがてシート先端部は矯正部材25
に当接する。更に第1の方向転換ユニット16によりシ
ートを前進させると、シートの端面は矯正部材25にそ
の全通を当接させることて、結局シートの先端が光ヒー
ムllaの主走査方向に対し平行になるように正確に位
置決めされる。この時シートが傾いて送られていたとし
て、シートの先端部全通が矯正部材25に当接すると、
シートに対してネジレが生ずる。しかし、このネジレは
図中二点鎖線て示すシートの腰の弱い部分により吸収さ
れることになる。ここで遊星ローラ20をRからQ位置
へ戻すとシート先端は主走査方向に対して、平行を保ち
ながら、副走査ローラ対12の方向へ向く。この時シー
ト先端の平行性が崩れないよう先端部はガイド板等の不
図示の手段によりガイドされると共に、シート後方部の
ねじれ及びたわみに対する反発力が先端部に影響しない
位置関係となっている。又、第2の方向転換ユニット1
9によりシートを挟持した後遊星ローラ17をKからL
位置へ移動させると、シート後方部は解放されネジレは
解消されることとなり、シートは主走査方向に対して平
行に位置することになる。
次にメインローラ21を回転させると、シートはガイド
板28に沿って進み副走査ローラ対12の方向へ移行す
る。シート後端がサプライマガジン13から完全に抜は
出すまで搬送する。ここでシート先端が副走査ローラ対
12を越えて搬送されていたとしたら、第2の方向転換
ユニット19のメインローラ21を、これまてとは逆方
向へ回転(図中反時計方向)させる。そしてシート前端
部がレーサ書込位置へ到達したところで、再び正転方向
へメインローラ21及び副走査ローラ12を同一搬送速
度で回転させ、シートを順方向へ搬送する。シート前端
部が順方向に副走査回転する副走査ローラ12に達し、
前端部が副走査ローラ対12の間に挟まれて挟持される
と、同時に遊星ローラ20がメインローラ21から離反
してRの位置に退避し、メインローラ21は回転を停止
する。同時にこれまて■の位置に退避していた可動ガイ
ド板28が上方に持ち上かり、Wの位置に移行してシー
トをメインローラ表面から薦し、該可動カイト板28か
副走査時の搬送カイトの作用をする。
この後に副走査ローラ12によりシートの記録副走査が
開始されると、レーザ光学系11からレーザビームか発
射されてシート上に主走査を行ない、シート上面の乳剤
面に画像か潜像記録される。記録が終了した時点てはシ
ート後端部が副走査ローラで挟持され、記録の行なわれ
た部分はガイド板27上に沿って排出される。
第2の搬送路に沿って副走査されるシートは、可動ガイ
ド板28の外周に沿って湾曲するが、この部分の湾曲は
可撓性シートの曲げの反発力とシートが自重で垂れ下が
る力が相殺し合った自然状態に近い湾曲である。更に未
記録部のシートは湾曲せず自然な状態を保っているため
、シートとローラやガイド板との摩擦等が少ない。この
搬送路をサプライマガジン3から取り出されたシートが
搬送される搬送路と比較すると、搬送されるシートの後
端がサプライマガジン内に積層収納される積層シートと
静電気等により密着して大きな摩擦抵抗を生じることが
なく、又、シート搬送経路の曲率がきつく無いため、極
めて搬送抵抗が小さい。これにより極めて変動の少ない
安定した送り速度で副走査を行なうことかでき、ムラの
無い良質な画像記録が可能となる。
記録終了後、今度は副走査ローラ12を逆転回転させて
記録済のシートを記録時とは逆方向に搬送する。シート
後端が第2の方向転換ユニットのメインローラ21に達
したら、可動ガイド板28を■位置に戻し、R位置に退
避していた遊星ロラ20もQ位置に戻してシート後端を
ローラ間に挟持する。そしてシート端部を挟持したまま
メインローラ21の回転と共に遊星ローラ20をS位置
まで周回させ、シートの進行方向をレシーブマガジン1
4内に向けた方向に変更する。そしてメインローラ21
を駆動し続けることで記録済シートをレシーブマガジン
14内に送り込む。シート収納工程における遊星ローラ
20の位置は、レシーブマガジン14へのシート進入時
には、シート進行端がスライドii 14 aに突き当
たることのない角度にて進入するよう位置している。又
、レシーブマガジン14内に既に収納されているシート
の枚数は不図示の手段により認識され、その枚数により
レシーブマガジン内でのシートの積層高さを推定してそ
の高さに応した最適位置に遊星ローラ20の停止位置S
を決定するようになっている。更に、シート後端の位置
を例えばフィルム検知手段29等により検知した後、方
向転換ユニット19がシートを挟持する保持点からシー
ト後端までの長さが常に一定の長さの時にローラ駆動が
停止するようになっている。次に遊星ローラ20がSか
らP位置へ戻ることで、シートの挟持を解放すると、シ
ートは自重によりレシーブマガジンへと落下する。ここ
でシート後端は、シート長に拘らず常に一定の位置とな
るため、落下途中ではレシーブマガジン14の縁部に乗
り垂れ上げることなく、常にほぼ一定の位置に看地する
ことになる。これによりシートの長さに拘らずレシーブ
マガジン内ではシート後端部が常に揃った状態で収納さ
れる。
仮にシート長がレシーブマガジンの長さより充分に短い
として、収納時にローラ対19を一旦停止させずに搬送
し続けたとすると、シートはやがてローラ対19からは
ずれレシーブマガジン内へ進入していくが、シート搬送
の慣性力によりシートはレシーブマガジンの奥深くへと
進入していく。マガジン底面やマガジン内に積層されて
いるシートの表面が平滑に仕上げられていると、より層
進入量は多くなる。これによりシートの後端はマガジン
の中程に位置することになる。しかし、次に二枚目のシ
ートをレシーブマガジンに収納する際、二枚目のシート
の進行先端が、収納されている一枚目のシートの後端に
引っかかり、収納不良を起こしてしまう畏れがある。こ
の問題は積層シートの枚数が多いほど可能性が高くなる
ところが本実施例のように、シートの後端をマガジン縁
部近辺に揃えて収納すると、短いサイズのシートでも収
納不良を起こさず積層収納が可能となる。
以上のように積層枚数及びシートサイズによらずに常に
誤動作無くレシーブマガジン内に記録済シートを送り込
むことができる。
又、図示はしていないが、方向転換ユニット19のシー
ト進行方向変更作用を用いて記録済シートの進行方向を
変更することにより、記録済シートをレシーブマガジン
に収納せずに、画像記録装置の外部に設けられた自動現
像器等に直接排出給送することもできる。この場合、シ
ートへの記録が終了したら、遊星ローラ20はQ位置に
固定してシートの進行方向を図中左方向に直進させるよ
うにし、メインローラ21を反時計回りに回転させ続け
ることにより記録済シートを図示せぬガイド板に沿って
進ませ、排出口30より排出させ、側面に直結された自
動現像器等へ給送することができる。
なお、前述の実施例ではシートの矯正を行なう前に、シ
ートをメインローラ21と共に挟持してる遊星ローラ2
0がPの位置からQを経てRの位置まで移動して、シー
ト先端部を解放して、続いて矯正動作を行なった。しか
し遊星ローラをPの位置に固定したまま、シートを搬送
し、その前方で接線上に位置する矯正部材31に当接さ
せることで、シートの傾き矯正を行なってもよい。この
場合、遊星ローラ20はPの位置から離反してP′へ移
行することになる。次に前述の実施例の手順のように後
方からシートを押し上げシートの傾き矯正を行なう。傾
き矯正終了後、再び遊星ローラ20をメインローラ21
に圧接させシートを挟持して、次の記録工程へ進行させ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したようにシートの片側端部にてシート傾き矯
正を行なうため、矯正部材から矯正部材に対してシート
を当接させるためのローラ対までの距離よりも長ければ
様々なサイズのシートを使用することが可能である。
又、シートの傾きを矯正する機構は従来のように可動部
を有さす、装置本体に対して固定された部材である、従
って単純・安価・確実であり、経年変化が無く精度の良
さを保つことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成図 第2図は他の実施例の構成図 第3図は従来例の構成図 第4図及び第5図は他の従来例の構成図であり、図中の
主な符号は、 11・・・光学ユニット、 2−・・副走査ローラ対、 3・・・サプライマガジン、 4・・・レシーブマガジン、 6・・・方向転換ユニット、 9・・・方向転換ユニット、 5・・・シート傾き矯正部材 第2口 弔3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)未使用のシートが積層される収納ケースから一枚
    のシートを取出し、取出したシートを給送路に沿って記
    録位置又は読取位置に給送するシート搬送装置において
    、 前記収納ケースから取出されたシートの先端を、一旦前
    記給送路上から外れた位置に設けられるシート矯正部材
    に向けて進行させる手段と、 前記矯正部材にシート先端を当接させ、 シートの傾きを矯正した後に、該シート先端の進行方向
    を前記給送路方向に戻し、シートを記録位置又は読取位
    置に向けて給送する手段と、を有することを特徴とする
    シート搬送装置。
JP10932790A 1989-06-30 1990-04-25 シート搬送装置 Pending JPH047244A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10932790A JPH047244A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 シート搬送装置
US07/543,413 US5210616A (en) 1989-06-30 1990-06-26 Sheet carrier apparatus and a picture image recording apparatus
US07/544,647 US5151713A (en) 1989-06-30 1990-06-27 Image recording apparatus
DE4020814A DE4020814C2 (de) 1989-06-30 1990-06-29 Blattransportvorrichtung und deren Verwendung in einem Bildaufzeichnungsgerät
DE4021045A DE4021045A1 (de) 1989-06-30 1990-07-02 Bildaufzeichnungsgeraet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10932790A JPH047244A (ja) 1990-04-25 1990-04-25 シート搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH047244A true JPH047244A (ja) 1992-01-10

Family

ID=14507420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10932790A Pending JPH047244A (ja) 1989-06-30 1990-04-25 シート搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH047244A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4796035A (en) Image recording apparatus with improved system for feeding and exhausting recording sheets
US8177227B2 (en) Sheet ejection device, image forming apparatus and post-processing apparatus
JPH0829863B2 (ja) シート体搬送位置決め方法およびその機構
US5151713A (en) Image recording apparatus
JPH047244A (ja) シート搬送装置
JP3101344B2 (ja) シート分離機構及びこれを用いたシステム
JP4524516B2 (ja) シート状感光材料搬送機構
JP2840338B2 (ja) シート搬送装置
JP3804936B2 (ja) シート体搬送装置
JP2852365B2 (ja) シート搬送装置
JP4329039B2 (ja) プリント装置
JP4565304B2 (ja) シート状感光材料搬送装置およびその制御装置
JP2004223987A (ja) 画像形成装置
JPS60153358A (ja) 複写機のシ−ト原稿斜め送り矯正装置
JPH0336135A (ja) シート搬送装置
JP2501110Y2 (ja) フィルム搬送装置
JPH05113616A (ja) シート搬送装置
JPH03186545A (ja) シート搬送装置
JPH03211143A (ja) シート搬送装置
JPH08217293A (ja) 両面給紙装置
JPH0753071A (ja) 画像記録又は読取装置
JPH0336174A (ja) 画像記録装置
JP4123454B2 (ja) フィルム搬送ユニット
JPH03186835A (ja) シート搬送装置
JP2019163095A (ja) 給送装置、画像形成装置、及び、後処理装置