JP3101344B2 - シート分離機構及びこれを用いたシステム - Google Patents
シート分離機構及びこれを用いたシステムInfo
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- JP3101344B2 JP3101344B2 JP03134212A JP13421291A JP3101344B2 JP 3101344 B2 JP3101344 B2 JP 3101344B2 JP 03134212 A JP03134212 A JP 03134212A JP 13421291 A JP13421291 A JP 13421291A JP 3101344 B2 JP3101344 B2 JP 3101344B2
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばシートフィルム
に画像を記録や撮影するシステムに用いられるシート分
離のメカニズムに関する。
に画像を記録や撮影するシステムに用いられるシート分
離のメカニズムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシート分離機構はプリン
タや撮影装置などの画像記録システムに広く用いられて
おり、その機構には種々のものが知られている。図16
は従来のシート分離機構の一例を示すもので、同図にお
いて、マガジン51内にはシートフィルムFが積層収納
される。52は吸盤であって不図示の吸引ポンプが接続
される。54はシートを挟んで送り出すローラ対であ
る。吸盤52は揺動アーム56の先端に取付けられてお
り、回転カム57により矢印Cで示すように運動する。
吸盤52がシート収納部51内の最上位のシートフィル
ムに当接した時に、不図示の吸引ポンプを作動させる
と、吸盤52がシートフィルムを吸着する。次に回転カ
ム57を回転させ吸盤52を上昇させ吸着したシートフ
ィルムを持ち上げる。持ち上げる途中でシート先端はロ
ーラ53に突き当たり、シート先端部が湾曲して撓むこ
とになる。仮に複数枚のシートフィルムが静電気等で密
着して同時に持ち上げられたとしても、湾曲することに
より最上位の1枚のシートフィルムと2枚目以降のシー
トフィルムは分離され、2枚目以降のシートフィルムは
マガジン51内に落下する。更に吸盤52を持ち上げシ
ートフィルム先端がローラ53を越えたところで、吸盤
52の吸引ポンプを停止するかあるいは空気弁を開いて
シートフィルムの吸引を解放すると、湾曲していたシー
トフィルムが基に戻ろうとする復元力でシートフィルム
先端部がローラ53、54の間に挿入される。ここでロ
ーラ53、54を回転させればシートが両ローラ間に挟
持されて次工程に搬出供給される。
タや撮影装置などの画像記録システムに広く用いられて
おり、その機構には種々のものが知られている。図16
は従来のシート分離機構の一例を示すもので、同図にお
いて、マガジン51内にはシートフィルムFが積層収納
される。52は吸盤であって不図示の吸引ポンプが接続
される。54はシートを挟んで送り出すローラ対であ
る。吸盤52は揺動アーム56の先端に取付けられてお
り、回転カム57により矢印Cで示すように運動する。
吸盤52がシート収納部51内の最上位のシートフィル
ムに当接した時に、不図示の吸引ポンプを作動させる
と、吸盤52がシートフィルムを吸着する。次に回転カ
ム57を回転させ吸盤52を上昇させ吸着したシートフ
ィルムを持ち上げる。持ち上げる途中でシート先端はロ
ーラ53に突き当たり、シート先端部が湾曲して撓むこ
とになる。仮に複数枚のシートフィルムが静電気等で密
着して同時に持ち上げられたとしても、湾曲することに
より最上位の1枚のシートフィルムと2枚目以降のシー
トフィルムは分離され、2枚目以降のシートフィルムは
マガジン51内に落下する。更に吸盤52を持ち上げシ
ートフィルム先端がローラ53を越えたところで、吸盤
52の吸引ポンプを停止するかあるいは空気弁を開いて
シートフィルムの吸引を解放すると、湾曲していたシー
トフィルムが基に戻ろうとする復元力でシートフィルム
先端部がローラ53、54の間に挿入される。ここでロ
ーラ53、54を回転させればシートが両ローラ間に挟
持されて次工程に搬出供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の方法では、シートフィルムを持ち上げる際にシートフ
ィルムを大きく湾曲させるように吸盤とローラを配置す
ることが必要である。そのような配置において、持ち上
げられるシートフィルムがローラ53を乗り越える際に
はシートフィルムは更に大きく湾曲するため、吸盤に無
理な力が掛かりシートフィルムを吸着保持しきれなくな
って落としてしまったり、あるいはシートフィルム上に
圧着による痕跡を残す等の問題点がある。これを回避す
べく、フィルムを落とさないようにするためにシートフ
ィルムの湾曲量を小さくすると、一枚目のシートフィル
ムとそれに密着した2枚目以降のシートフィルムとの間
に空気が侵入する作用が小さくなり、分離に要する時間
が長くなり装置のサイクルタイムが長くなるという問題
がある。
の方法では、シートフィルムを持ち上げる際にシートフ
ィルムを大きく湾曲させるように吸盤とローラを配置す
ることが必要である。そのような配置において、持ち上
げられるシートフィルムがローラ53を乗り越える際に
はシートフィルムは更に大きく湾曲するため、吸盤に無
理な力が掛かりシートフィルムを吸着保持しきれなくな
って落としてしまったり、あるいはシートフィルム上に
圧着による痕跡を残す等の問題点がある。これを回避す
べく、フィルムを落とさないようにするためにシートフ
ィルムの湾曲量を小さくすると、一枚目のシートフィル
ムとそれに密着した2枚目以降のシートフィルムとの間
に空気が侵入する作用が小さくなり、分離に要する時間
が長くなり装置のサイクルタイムが長くなるという問題
がある。
【0004】本発明の目的は、比較的容易な機構によっ
て、積層収納された多数枚の中からシートを1枚ずつ無
理なく確実に取り出せるようにしたシート分離機構を提
供することである。本発明の更なる目的は、上記機構を
用いたシステムを提供することである。
て、積層収納された多数枚の中からシートを1枚ずつ無
理なく確実に取り出せるようにしたシート分離機構を提
供することである。本発明の更なる目的は、上記機構を
用いたシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本願
発明のシート分離機構は、積層シートからシートを1枚
ずつ分離するシート分離機構において、積層シートの最
上部のシートの一辺の端部を吸着して持ち上げるための
前記一辺に沿って複数設けられた吸着部材と、前記吸着
部材で持ち上げられたシートの端部が接するように設け
られた当接部材とを有し、前記吸着部材で持ち上げられ
たシートの端部は、前記一辺と直交する方向から見たと
き、前記複数の吸着部材それぞれを両側から挟んで複数
箇所で前記当接部材に接して、該シートの端部が波状に
撓むようにしたことを特徴とする。
発明のシート分離機構は、積層シートからシートを1枚
ずつ分離するシート分離機構において、積層シートの最
上部のシートの一辺の端部を吸着して持ち上げるための
前記一辺に沿って複数設けられた吸着部材と、前記吸着
部材で持ち上げられたシートの端部が接するように設け
られた当接部材とを有し、前記吸着部材で持ち上げられ
たシートの端部は、前記一辺と直交する方向から見たと
き、前記複数の吸着部材それぞれを両側から挟んで複数
箇所で前記当接部材に接して、該シートの端部が波状に
撓むようにしたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明をシートフィルム供給装置に
適用した実施例の正面図、図2は平面図を示している。
1はサプライマガジンであり、多数枚のシートフィルム
Fを積層収納している。シート分離機構2によりこのサ
プライマガジン1の開口部からシートフィルムを1枚ず
つ吸着して取り出し、搬送ローラ対3により、取り出さ
れたシートフィルムを画像記録部や撮影部などの次の工
程に送るようになっている。
に説明する。図1は本発明をシートフィルム供給装置に
適用した実施例の正面図、図2は平面図を示している。
1はサプライマガジンであり、多数枚のシートフィルム
Fを積層収納している。シート分離機構2によりこのサ
プライマガジン1の開口部からシートフィルムを1枚ず
つ吸着して取り出し、搬送ローラ対3により、取り出さ
れたシートフィルムを画像記録部や撮影部などの次の工
程に送るようになっている。
【0007】シート分離機構2は大略的にフレーム1
1、吸盤ユニット12、吸盤ユニット12の位置を制御
するために前後に移動するスライド台13とから構成さ
れている。スライド台13は、図2のように両側のフレ
ーム11にスライドレール14a,14bによって前後
方向に平行移動自在に支持されている。スライド台13
の下面にはラック15が設けられ、フレーム11に固定
されているモータ16によりラック15と係合するピニ
オンギア17を介してスライド台13を前後方向に駆動
するようになっている。なお、スライド台13の前後方
向の位置は図示しない検知機構によって検出される。吸
盤ユニット12において、2個の吸盤21はジョイント
22を介してホース23に接続され、図示しないポンプ
によって吸引される。又、ホース23内の圧力は圧力セ
ンサによって検知され、シートフィルムを吸着したか否
かを判断できるようになっている。吸盤21はそれぞれ
ヒンジ24を介して支持板25に取りつけられ、支持板
25はアーム26a,26bは両側で平行リンクを成す
ような構成とされ、支持板25は常に平行状態を保持し
ながら移動する。アーム26aの外側にはガイドピン2
7が突出され、このガイドピン27がフレーム11に設
けたガイド溝28に嵌合して支持板25の高さを規制す
るようにされている。ガイド溝28は前方で高さが異な
る2つのガイド溝28a,28bに分岐され、フレーム
11に取付けたガイドバー29の位置をa,bと切り換
えることにより、ガイドピン27の進む方向が決定され
るようになっている。支持板25の両側板間には当接棒
31が渡されて設けられている。当接棒31は図2に示
すように2個の吸盤21にそれぞれ実質的に対応した部
分の軸径が細くなっている。この軸径の細い部分の長さ
は、吸盤21の直径と略等しくなっている。当接軸31
の軸径が細くなっている部分以外の軸径が太い部分の凸
状端部はフィルムが接触摺動してもフィルムにキズがつ
かないように滑らかにR仕上げされている。
1、吸盤ユニット12、吸盤ユニット12の位置を制御
するために前後に移動するスライド台13とから構成さ
れている。スライド台13は、図2のように両側のフレ
ーム11にスライドレール14a,14bによって前後
方向に平行移動自在に支持されている。スライド台13
の下面にはラック15が設けられ、フレーム11に固定
されているモータ16によりラック15と係合するピニ
オンギア17を介してスライド台13を前後方向に駆動
するようになっている。なお、スライド台13の前後方
向の位置は図示しない検知機構によって検出される。吸
盤ユニット12において、2個の吸盤21はジョイント
22を介してホース23に接続され、図示しないポンプ
によって吸引される。又、ホース23内の圧力は圧力セ
ンサによって検知され、シートフィルムを吸着したか否
かを判断できるようになっている。吸盤21はそれぞれ
ヒンジ24を介して支持板25に取りつけられ、支持板
25はアーム26a,26bは両側で平行リンクを成す
ような構成とされ、支持板25は常に平行状態を保持し
ながら移動する。アーム26aの外側にはガイドピン2
7が突出され、このガイドピン27がフレーム11に設
けたガイド溝28に嵌合して支持板25の高さを規制す
るようにされている。ガイド溝28は前方で高さが異な
る2つのガイド溝28a,28bに分岐され、フレーム
11に取付けたガイドバー29の位置をa,bと切り換
えることにより、ガイドピン27の進む方向が決定され
るようになっている。支持板25の両側板間には当接棒
31が渡されて設けられている。当接棒31は図2に示
すように2個の吸盤21にそれぞれ実質的に対応した部
分の軸径が細くなっている。この軸径の細い部分の長さ
は、吸盤21の直径と略等しくなっている。当接軸31
の軸径が細くなっている部分以外の軸径が太い部分の凸
状端部はフィルムが接触摺動してもフィルムにキズがつ
かないように滑らかにR仕上げされている。
【0008】図3の(a)(b)に示すように、吸盤2
1を取付けたヒンジ24は、一方のヒンジ板23aが支
持板25に固定され、他方のヒンジ板24bに吸盤21
が固定されている。この吸盤21を固定したヒンジ板2
4bは、水平方向を向くヒジ軸24cの周りを図3の
(a)に示す位置から図3の(b)に示す位置まで約9
0度程度回動可能とされているが、常時は重力又はばね
等によって反時計方向に付勢されているため、支持板2
5に突き当たる位置、つまり図3の(a)に示す位置で
安定して支持されている。すなわち吸盤21がシート取
出方向と逆方向に回動しないためのストッパとして支持
板25が利用されている。
1を取付けたヒンジ24は、一方のヒンジ板23aが支
持板25に固定され、他方のヒンジ板24bに吸盤21
が固定されている。この吸盤21を固定したヒンジ板2
4bは、水平方向を向くヒジ軸24cの周りを図3の
(a)に示す位置から図3の(b)に示す位置まで約9
0度程度回動可能とされているが、常時は重力又はばね
等によって反時計方向に付勢されているため、支持板2
5に突き当たる位置、つまり図3の(a)に示す位置で
安定して支持されている。すなわち吸盤21がシート取
出方向と逆方向に回動しないためのストッパとして支持
板25が利用されている。
【0009】次に以上の構成における動作を説明する。
シート供給においては、最初に吸盤21は図1に示す位
置にあり、この状態でポンプにより吸引が開始される。
次いでモータ16によりスライド台13を後退させる
と、吸盤21は図1に示す位置から図4に示す位置まで
移動する。そこで図示しないソレノイド等の駆動手段に
よりガイドバー29をbの位置からaの位置に変え、モ
ータ16を逆転させてスライド台13を前進させると、
ガイドピン27は分岐ガイド溝28bに進み、吸盤21
は図5の位置を経て図6に示すようにシートフィルムに
当接するまで下降して最上位のシートフィルムを吸着す
る。吸盤21がシートフィルムを吸着するとホース23
内の圧力が低下し、圧力センサの検出出力が予め設定さ
れた圧力以下になると信号を生成する。この信号によっ
てモータ16が再び逆回転し、スライド台13を後退さ
せると、吸盤21は図7に示す位置に上昇し、更にスラ
イド台13を後退させると図8に示すような状態となっ
て、吸着されたシートフィルムの端部を起立させる。つ
まりシートフィルムの後端がケース4の壁に突き当たっ
ているので、吸着されたシートフィルムが最も自然な形
状となるように吸盤21及びヒンジ24が回動してシー
トフィルムの先端を上方に向けて湾曲させた状態にす
る。この湾曲動作によって2枚目以降のシートフィルム
はその復元力によって大半は分離されるが、更に分離作
用を高めるために以下の動作が行なわれる。
シート供給においては、最初に吸盤21は図1に示す位
置にあり、この状態でポンプにより吸引が開始される。
次いでモータ16によりスライド台13を後退させる
と、吸盤21は図1に示す位置から図4に示す位置まで
移動する。そこで図示しないソレノイド等の駆動手段に
よりガイドバー29をbの位置からaの位置に変え、モ
ータ16を逆転させてスライド台13を前進させると、
ガイドピン27は分岐ガイド溝28bに進み、吸盤21
は図5の位置を経て図6に示すようにシートフィルムに
当接するまで下降して最上位のシートフィルムを吸着す
る。吸盤21がシートフィルムを吸着するとホース23
内の圧力が低下し、圧力センサの検出出力が予め設定さ
れた圧力以下になると信号を生成する。この信号によっ
てモータ16が再び逆回転し、スライド台13を後退さ
せると、吸盤21は図7に示す位置に上昇し、更にスラ
イド台13を後退させると図8に示すような状態となっ
て、吸着されたシートフィルムの端部を起立させる。つ
まりシートフィルムの後端がケース4の壁に突き当たっ
ているので、吸着されたシートフィルムが最も自然な形
状となるように吸盤21及びヒンジ24が回動してシー
トフィルムの先端を上方に向けて湾曲させた状態にす
る。この湾曲動作によって2枚目以降のシートフィルム
はその復元力によって大半は分離されるが、更に分離作
用を高めるために以下の動作が行なわれる。
【0010】図8のように起立したシートフィルムFの
先端部は最初当接棒31の軸径の太い部分に対して平行
に接触するが、吸盤21(スライド台13)を更に後退
させると、シートフィルムFは図9に示すような形状と
なる。すなわちシートフィルムの吸盤21が吸着した部
分付近は当接棒31の軸径が細く凹状になっているた
め、シートフィルムのその部分が凹部に沿って内側に湾
曲し、その反動で当接棒31の軸径の太い凸部分の端部
付近は軸から離れる方向に撓む。このように起立させた
シートフィルムの先端部を軸径の細い部分を中心にして
波状に撓ませることによって、密着しているシートフィ
ルムの中でも特に密着力の強い吸盤部付近に対してより
早く空気が侵入し易くなるため、分離作用をより一層効
果的に高めることができる。
先端部は最初当接棒31の軸径の太い部分に対して平行
に接触するが、吸盤21(スライド台13)を更に後退
させると、シートフィルムFは図9に示すような形状と
なる。すなわちシートフィルムの吸盤21が吸着した部
分付近は当接棒31の軸径が細く凹状になっているた
め、シートフィルムのその部分が凹部に沿って内側に湾
曲し、その反動で当接棒31の軸径の太い凸部分の端部
付近は軸から離れる方向に撓む。このように起立させた
シートフィルムの先端部を軸径の細い部分を中心にして
波状に撓ませることによって、密着しているシートフィ
ルムの中でも特に密着力の強い吸盤部付近に対してより
早く空気が侵入し易くなるため、分離作用をより一層効
果的に高めることができる。
【0011】なお、サプライマガジン1内のシートフィ
ルムの数が多いか少ないかによってシートフィルムの積
層高さは異なるが、その場合にはシートフィルムの枚数
に応じてスライド台13の後退する量を変え、シートフ
ィルムの撓みが同じになるようにする。すなわちシート
フィルムの枚数が少ない場合にはスライド台13後退量
を大きくし、シートフィルムの撓みを一定に保持する。
又、吸盤21を持ち上げる高さをシートフィルムの積層
高さによって変えるような機構にしても良い。このよう
な積層高さに応じて駆動手段のパラメータを変更するよ
うな構成によって、シート残量に拘らずより一層確実に
取り出しを行なうことができる。シートフィルムの積層
高さを検知する方法としては、フィルム枚数をカウント
して残量枚数から高さを推定する方法、光学的あるいは
機械的なセンサによって高さを検知する方法等が考えら
れる。又、該検知した積層高さが所定値以下になったら
シートの残量不足の警報信号を生成してオペレータにシ
ートの補充を促すようにしても良い。
ルムの数が多いか少ないかによってシートフィルムの積
層高さは異なるが、その場合にはシートフィルムの枚数
に応じてスライド台13の後退する量を変え、シートフ
ィルムの撓みが同じになるようにする。すなわちシート
フィルムの枚数が少ない場合にはスライド台13後退量
を大きくし、シートフィルムの撓みを一定に保持する。
又、吸盤21を持ち上げる高さをシートフィルムの積層
高さによって変えるような機構にしても良い。このよう
な積層高さに応じて駆動手段のパラメータを変更するよ
うな構成によって、シート残量に拘らずより一層確実に
取り出しを行なうことができる。シートフィルムの積層
高さを検知する方法としては、フィルム枚数をカウント
して残量枚数から高さを推定する方法、光学的あるいは
機械的なセンサによって高さを検知する方法等が考えら
れる。又、該検知した積層高さが所定値以下になったら
シートの残量不足の警報信号を生成してオペレータにシ
ートの補充を促すようにしても良い。
【0012】以上のようにして最上位の1枚のシートフ
ィルムが分離された後に、ガイドバー29をbの位置か
らaの位置に戻し、モータ16によりスライド台13を
前進させる。支持板25が前進すると、吸着されたシー
トフィルムの先端も起立した状態から徐々に水平に戻
る。又、ガイドピン27は分岐ガイド溝28bへと進
み、吸盤ユニット12を前進させながら上昇し、図10
に示す位置まで移動すると、吸着されたシートフィルム
の先端は搬送ローラ対3の間に挿し込まれる。そこでポ
ンプの吸引を停止し搬送ローラ対3が矢印方向に回転を
始めると、シートフィルムは画像記録部や撮影部等の次
の工程に搬送される。そしてサプライマガジン1内に積
層収納された多数枚のシートフィルムは、1枚ずつ確実
に分離されて順次に次の工程に供給される。
ィルムが分離された後に、ガイドバー29をbの位置か
らaの位置に戻し、モータ16によりスライド台13を
前進させる。支持板25が前進すると、吸着されたシー
トフィルムの先端も起立した状態から徐々に水平に戻
る。又、ガイドピン27は分岐ガイド溝28bへと進
み、吸盤ユニット12を前進させながら上昇し、図10
に示す位置まで移動すると、吸着されたシートフィルム
の先端は搬送ローラ対3の間に挿し込まれる。そこでポ
ンプの吸引を停止し搬送ローラ対3が矢印方向に回転を
始めると、シートフィルムは画像記録部や撮影部等の次
の工程に搬送される。そしてサプライマガジン1内に積
層収納された多数枚のシートフィルムは、1枚ずつ確実
に分離されて順次に次の工程に供給される。
【0013】なお、上述の実施例において、吸盤21は
進行方向に直行するシートフィルムの一辺に平行に2個
配置した場合を示したが、その個数は単数でも2個以上
でも良く、当接棒31の吸盤部分に対応した部分の軸径
を細くすれば同等の作用効果が得られる。又、上記実施
例のようにフィルム及びマガジンを水平に保った状態に
は限らず、後に説明する図15に示すように斜めに傾け
た状態であっても確実に取り出しを行なうことができ
る。
進行方向に直行するシートフィルムの一辺に平行に2個
配置した場合を示したが、その個数は単数でも2個以上
でも良く、当接棒31の吸盤部分に対応した部分の軸径
を細くすれば同等の作用効果が得られる。又、上記実施
例のようにフィルム及びマガジンを水平に保った状態に
は限らず、後に説明する図15に示すように斜めに傾け
た状態であっても確実に取り出しを行なうことができ
る。
【0014】さて次に本発明の別の実施例を図11、図
12を用いて説明する。図11において、41はシート
を搬出するための駆動ローラであり不図示の駆動源によ
り回転駆動力を有している。42は駆動ローラ41に接
触する従動ローラであり、軸42aを中心に回転自在と
なっている。この従動ローラ42は、図12に示すよう
に吸盤43に対してその直径と略等しい間隔を開けて回
転軸42aに取付けられている。すなわち吸盤43に実
質的に対応した部分の周辺に凸状の当接部材を配置した
構成となっている。軸42aは不図示のレバー等の手段
により駆動ローラ41に対して離接可能となっており、
従動ローラ42が図中Aの位置にある時には、バネ等に
より適度な圧力を持って駆動ローラ41に当接するよう
になっている。44は積層シートフィルムFを収納する
マガジンである。吸盤43は吸引ポンプによりシートフ
ィルムを吸着する作用を有し、不図示の駆動源により上
下運動するようになっている。
12を用いて説明する。図11において、41はシート
を搬出するための駆動ローラであり不図示の駆動源によ
り回転駆動力を有している。42は駆動ローラ41に接
触する従動ローラであり、軸42aを中心に回転自在と
なっている。この従動ローラ42は、図12に示すよう
に吸盤43に対してその直径と略等しい間隔を開けて回
転軸42aに取付けられている。すなわち吸盤43に実
質的に対応した部分の周辺に凸状の当接部材を配置した
構成となっている。軸42aは不図示のレバー等の手段
により駆動ローラ41に対して離接可能となっており、
従動ローラ42が図中Aの位置にある時には、バネ等に
より適度な圧力を持って駆動ローラ41に当接するよう
になっている。44は積層シートフィルムFを収納する
マガジンである。吸盤43は吸引ポンプによりシートフ
ィルムを吸着する作用を有し、不図示の駆動源により上
下運動するようになっている。
【0015】この構成において、先の実施例と同様、吸
盤43で吸着して持ち上げたシートフィルム先端を図中
Aの位置にある従動ローラ42に当接させ、更に吸盤4
3を上方へ持ち上げると、図12のようにシートフィル
ムFの先端部を吸盤43付近を中心に波状に撓ませた形
状を得る。これによって密着先が高い吸盤部付近にいち
早く空気を取り入れることができ分離作用を効果的に促
進させている。この後、吸盤43は下方方向にシートフ
ィルム先端が従動ローラ42から離れる位置まで戻り、
続いて従動ローラ軸42aが図中Bの位置まへ退避す
る。再び吸盤43を上昇させてシート先端が駆動ローラ
41に軽く接触させる。そして従動ローラ軸42aは再
び図中BからAの位置へ戻り、シートフィルム先端を駆
動ローラ41と従動ローラ42で挟持する。駆動ローラ
41を回転させることで次の工程へとシートフィルムを
搬送する。
盤43で吸着して持ち上げたシートフィルム先端を図中
Aの位置にある従動ローラ42に当接させ、更に吸盤4
3を上方へ持ち上げると、図12のようにシートフィル
ムFの先端部を吸盤43付近を中心に波状に撓ませた形
状を得る。これによって密着先が高い吸盤部付近にいち
早く空気を取り入れることができ分離作用を効果的に促
進させている。この後、吸盤43は下方方向にシートフ
ィルム先端が従動ローラ42から離れる位置まで戻り、
続いて従動ローラ軸42aが図中Bの位置まへ退避す
る。再び吸盤43を上昇させてシート先端が駆動ローラ
41に軽く接触させる。そして従動ローラ軸42aは再
び図中BからAの位置へ戻り、シートフィルム先端を駆
動ローラ41と従動ローラ42で挟持する。駆動ローラ
41を回転させることで次の工程へとシートフィルムを
搬送する。
【0016】なお、従動ローラ42の代わりに、搬送の
邪魔にならない位置に別に固設された当接部材によって
シートフィルム先端部を波状に撓ませる構成としても良
い。又、吸盤によりシート端部を当接部材に当接させて
分離工程を行なった後、当接させた端部の辺を進行方向
としてシートフィルムを搬出する形態には限らず、当接
させた端部の辺と直交する辺や相対する辺を進行方向と
してシートフィルムを搬出するようにしても良い。
邪魔にならない位置に別に固設された当接部材によって
シートフィルム先端部を波状に撓ませる構成としても良
い。又、吸盤によりシート端部を当接部材に当接させて
分離工程を行なった後、当接させた端部の辺を進行方向
としてシートフィルムを搬出する形態には限らず、当接
させた端部の辺と直交する辺や相対する辺を進行方向と
してシートフィルムを搬出するようにしても良い。
【0017】以上説明した各実施例によれば、フィート
フィルム先端を吸着力が強い吸盤付近を中心に波状に撓
ませるため、シートを落とすことがなく、シート同士の
密着力が強い吸盤部へ空気を送り込むことで確実且つ迅
速な分離が可能となる。
フィルム先端を吸着力が強い吸盤付近を中心に波状に撓
ませるため、シートを落とすことがなく、シート同士の
密着力が強い吸盤部へ空気を送り込むことで確実且つ迅
速な分離が可能となる。
【0018】さて、以上の機構はプリンタや複写機のよ
うな画像記録装置のシートフィルム供給機構を始め、画
像撮影装置や印刷機などにも適用することができる。一
例として、レーザービームを用いて記録用の銀塩フィル
ム上に画像を記録するレーザプリンタのシステムに上記
取出し機構を適用した場合の具体的な実施例を示す。図
13はレーザプリタの内部の構成を示す図である。11
0はレーザプリンタの装置本体を示し、サプライマガジ
ン111内には、未使用のフィルムが多数枚積層されて
収納される。吸盤112は上記と同様のメカニズムによ
って作動しフィルムの取り出しを行なう。なお、フィル
ムの残量が所定枚数以下であれは操作者に警告を発す
る。吸盤112に吸着され取り出されれた一枚のフィル
ムSの先端は、搬送ローラ113を有する搬送機構に取
り込まれ、経路に沿って搬送される。経路途中には副走
査ローラ114が設けられ、その近傍において光学ユニ
ツト115からのレーザビームにより主走査が行なわれ
る。光学ユニツト115は、レーザ光源やレーザビーム
を走査するためのポリゴンミラー、更には記録信号に応
じてレーザビームを変調する変調手段等を内蔵する。光
学ユニット115から出射された変調レーザビームによ
って、副走査方向に搬送されるフィルム上に主走査する
ことで画像を露光記録する。記録を終えたフィルムは、
自重によって落下してレシーブマガジン116内に収納
される。117は装置全体の制御を行なう制御回路や電
源等を含むコントローラ部を示している。
うな画像記録装置のシートフィルム供給機構を始め、画
像撮影装置や印刷機などにも適用することができる。一
例として、レーザービームを用いて記録用の銀塩フィル
ム上に画像を記録するレーザプリンタのシステムに上記
取出し機構を適用した場合の具体的な実施例を示す。図
13はレーザプリタの内部の構成を示す図である。11
0はレーザプリンタの装置本体を示し、サプライマガジ
ン111内には、未使用のフィルムが多数枚積層されて
収納される。吸盤112は上記と同様のメカニズムによ
って作動しフィルムの取り出しを行なう。なお、フィル
ムの残量が所定枚数以下であれは操作者に警告を発す
る。吸盤112に吸着され取り出されれた一枚のフィル
ムSの先端は、搬送ローラ113を有する搬送機構に取
り込まれ、経路に沿って搬送される。経路途中には副走
査ローラ114が設けられ、その近傍において光学ユニ
ツト115からのレーザビームにより主走査が行なわれ
る。光学ユニツト115は、レーザ光源やレーザビーム
を走査するためのポリゴンミラー、更には記録信号に応
じてレーザビームを変調する変調手段等を内蔵する。光
学ユニット115から出射された変調レーザビームによ
って、副走査方向に搬送されるフィルム上に主走査する
ことで画像を露光記録する。記録を終えたフィルムは、
自重によって落下してレシーブマガジン116内に収納
される。117は装置全体の制御を行なう制御回路や電
源等を含むコントローラ部を示している。
【0019】次に他の例として、被検者の胸部をX線撮
影するシステムに上記取出し機構を適用した実施例を説
明する。図14は被検者の胸部のX線撮影を行なうため
のX線撮影システムの概要を示す図であり、101は撮
影用のX線を曝射するためのX線管球、102は被検
者、103はX線撮影装置、104はX線撮影装置を支
持する架台である。図15は図14におけるX線撮影装
置103の外観図である。105は未使用のX線フイル
ムを収納するマガジン、106は撮影の済んだフィルム
を収納するマガジンであり、各々のマガジンを図のよう
にX線撮影装置に装着する。装置内部には上記説明した
シート取出し機構が設けられ(不図示)、重力方向に対
して斜めに設置されたマガジン105内に積層収納され
る未使用のX線フィルムを上方から一枚ずつ取り出す。
又、108は被検者が胸部を密着する胸当てであり、該
胸当て108の内側には撮影フィルムをセットする撮影
ステージが設けられ、前記取出し機構によってマガジン
105から取り出された一枚のフィルムが、不図示の搬
送機構によって撮影ステージに搬送される。そして該撮
影ステージにX線フィルムを保持した状態でX線を曝射
することによって、フィルム上に被検者の胸部のX線像
を写し込むことができる。撮影の済んだフィルムは不図
示の搬送機構によってマガジン106に収納される。
影するシステムに上記取出し機構を適用した実施例を説
明する。図14は被検者の胸部のX線撮影を行なうため
のX線撮影システムの概要を示す図であり、101は撮
影用のX線を曝射するためのX線管球、102は被検
者、103はX線撮影装置、104はX線撮影装置を支
持する架台である。図15は図14におけるX線撮影装
置103の外観図である。105は未使用のX線フイル
ムを収納するマガジン、106は撮影の済んだフィルム
を収納するマガジンであり、各々のマガジンを図のよう
にX線撮影装置に装着する。装置内部には上記説明した
シート取出し機構が設けられ(不図示)、重力方向に対
して斜めに設置されたマガジン105内に積層収納され
る未使用のX線フィルムを上方から一枚ずつ取り出す。
又、108は被検者が胸部を密着する胸当てであり、該
胸当て108の内側には撮影フィルムをセットする撮影
ステージが設けられ、前記取出し機構によってマガジン
105から取り出された一枚のフィルムが、不図示の搬
送機構によって撮影ステージに搬送される。そして該撮
影ステージにX線フィルムを保持した状態でX線を曝射
することによって、フィルム上に被検者の胸部のX線像
を写し込むことができる。撮影の済んだフィルムは不図
示の搬送機構によってマガジン106に収納される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかるシー
ト分離機構およびこれを用いたシステムは、比較的安易
な機構によって積層収納された多数のシートの中から1
枚ずつ確実に分離して供給することができる。
ト分離機構およびこれを用いたシステムは、比較的安易
な機構によって積層収納された多数のシートの中から1
枚ずつ確実に分離して供給することができる。
【図1】本発明の実施例の正面図である。
【図2】実施例の平面図である。
【図3】吸盤の動作説明図である。
【図4】実施例の機構の動作順序の説明図である。
【図5】実施例の機構の動作順序の説明図である。
【図6】実施例の機構の動作順序の説明図である。
【図7】実施例の機構の動作順序の説明図である。
【図8】実施例の機構の動作順序の説明図(正面図)で
ある。
ある。
【図9】図8の側面図である。
【図10】実施例の機構の動作順序の説明図である。
【図11】別の実施例の正面図である。
【図12】別の実施例の部分拡大図である。
【図13】レーザプリンタの実施例の構成図、
【図14】X線撮影システムのシステム構成図である。
【図15】X線撮影装置の外観図である。
【図16】従来例の正面図である。
1 サプライマガジン 2 シート分離機構 3 搬送ローラ対 11 フレーム 12 吸盤ユニット 13 スライド台 14a,14b スライドレール 16 モータ 21 吸盤 23 ホース 24 ヒンジ 25 支持板 27 ガイドピン 28 ガイド溝 29 ガイドバー 31 当接棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−122840(JP,A) 特開 昭62−269824(JP,A) 実開 昭61−2342(JP,U) 実開 昭49−61276(JP,U) 実開 昭58−30638(JP,U) 実開 平3−102535(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/08 320
Claims (6)
- 【請求項1】 積層シートからシートを1枚ずつ分離す
るシート分離機構において、積層シートの最上部のシー
トの一辺の端部を吸着して持ち上げるための前記一辺に
沿って複数設けられた吸着部材と、前記吸着部材で持ち
上げられたシートの端部が接するように設けられた当接
部材とを有し、前記吸着部材で持ち上げられたシートの
端部は、前記一辺と直交する方向から見たとき、前記複
数の吸着部材それぞれを両側から挟んで複数箇所で前記
当接部材に接して、該シートの端部が波状に撓むように
したことを特徴とするシート分離機構。 - 【請求項2】 積層シートを収納する手段と、該積層シ
ートからシートを一枚ずつ分離して取り出す取り出し手
段と、を有する画像形成システムにおいて、前記取り出
し手段は、積層シートの最上部のシートの一辺の端部を
吸着して持ち上げるための前記一辺に沿って複数設けら
れた吸着部材と、前記吸着部材で持ち上げられたシート
の端部が接するように設けられた当接部材とを有し、前
記吸着部材で持ち上げられたシートの端部は、前記一辺
と直交する方向から見たとき、前記複数の吸着部材それ
ぞれを両側から挟んで複数箇所で前記当接部材に接し
て、該シートの端部が波状に撓むようにしたことを特徴
とする画像形成システム。 - 【請求項3】 前記吸着部材を前記一辺に沿った方向を
向く軸を中心に回動可能に支持する支持機構を有し、前
記吸着部材が回動することで前記吸着部材に吸着された
シートの端部が積層シートに対して起立して前記当接部
材にシートの端部が接することを特徴とする請求項1記
載のシート分離機構又は請求項2記載の画像形成システ
ム。 - 【請求項4】 前記当接部材は分離したシートを搬出す
るためのローラであることを特徴とする請求項1記載の
シート分離機構又は請求項2記載の画像形成システム。 - 【請求項5】 前記画像を形成する手段は、光源と走査
光学系とを有し、フィルム上に光走査を行なって画像を
記録することを特徴とする請求項2記載の画像形成シス
テム。 - 【請求項6】 前記画像を形成する手段は、撮影手段を
有し、被写体の像をフィルム上に撮影することを特徴と
する請求項2記載の画像形成システム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03134212A JP3101344B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | シート分離機構及びこれを用いたシステム |
| DE4123188A DE4123188C2 (de) | 1990-07-13 | 1991-07-12 | Blatt-Vereinzelungverfahren und -Vorrichtung |
| US08/082,167 US5350166A (en) | 1990-07-13 | 1993-06-28 | Sheet separating mechanism and method of flexing a sheet to facilitate separation from a stack |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03134212A JP3101344B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | シート分離機構及びこれを用いたシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04358636A JPH04358636A (ja) | 1992-12-11 |
| JP3101344B2 true JP3101344B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=15123049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03134212A Expired - Fee Related JP3101344B2 (ja) | 1990-07-13 | 1991-06-05 | シート分離機構及びこれを用いたシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3101344B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0489167A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-23 | Ahresty Corp | 射出スリーブ内面への粉状断熱剤の塗布装置 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6883796B2 (en) * | 2003-02-28 | 2005-04-26 | Eastman Kodak Company | Film supply system for using with a photosensitive film imager |
| US7562868B2 (en) | 2005-08-03 | 2009-07-21 | Carestream Health, Inc. | Imaging apparatus with media supply system employing vibration for media separation |
| WO2016116366A1 (de) * | 2015-01-19 | 2016-07-28 | Krones Aktiengesellschaft | Vorrichtung und verfahren zum trennen einzelner zwischenlagen von einem zwischenlagenstapel |
| CN109160322B (zh) * | 2018-07-19 | 2020-01-14 | 浙江容健科技有限公司 | 一种用于封面机的面纸底抽输送机构 |
| CN111153210A (zh) * | 2020-01-16 | 2020-05-15 | 广州明森合兴科技有限公司 | 一种防止板料重叠的搬运装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3102535U (ja) | 2003-10-10 | 2004-07-08 | 山一株式会社 | 農業用マルチシート巻取り機 |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP03134212A patent/JP3101344B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3102535U (ja) | 2003-10-10 | 2004-07-08 | 山一株式会社 | 農業用マルチシート巻取り機 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0489167A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-23 | Ahresty Corp | 射出スリーブ内面への粉状断熱剤の塗布装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04358636A (ja) | 1992-12-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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