JPH0829863B2 - シート体搬送位置決め方法およびその機構 - Google Patents

シート体搬送位置決め方法およびその機構

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JPH0829863B2
JPH0829863B2 JP63065056A JP6505688A JPH0829863B2 JP H0829863 B2 JPH0829863 B2 JP H0829863B2 JP 63065056 A JP63065056 A JP 63065056A JP 6505688 A JP6505688 A JP 6505688A JP H0829863 B2 JPH0829863 B2 JP H0829863B2
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stimulable phosphor
sheet body
sheet
phosphor sheet
roller pair
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H9/00Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
    • B65H9/10Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position
    • B65H9/101Pusher and like movable registers; Pusher or gripper devices which move articles into registered position acting on the edge of the article
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/10Rollers
    • B65H2404/14Roller pairs
    • B65H2404/144Roller pairs with relative movement of the rollers to / from each other

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシート体搬送位置決め方法およびその機構に
関し、一層詳細には、例えば、蓄積性蛍光体シート、写
真感光材料等のシート体を画像読取あるいは画像再生作
業等に供すべくローラ対を介して挟持搬送する際に、前
記ローラ対を構成するローラを一旦互いに離間させてシ
ート体をフリー状態とし、次いで位置決め手段を介して
前記シート体を所定位置に位置決めし、このように位置
決めされたシート体を前記ローラ対により再度挟持して
搬送することにより、シート体を常時一定の位置から送
り出して正確な画像の読取あるいは再生を行うことを可
能とするシート体搬送位置決め方法およびその機構に関
する。
[発明の背景] 最近、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を用いて被写体
の放射線画像を得る放射線画像記録再生システムが注目
されている。ここで、蓄積性蛍光体とは放射線(X線、
α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射するとこ
の放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起
光を照射すると、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光
する蛍光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性蛍光
体を利用したもので、人体等の被写体の放射線画像情報
を一旦蓄積性蛍光体からなる層を有するシート(以下
「蓄積性蛍光体シート」または単に「シート」という)
に蓄積記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の
励起光で走査して輝尽発光光を生じさせ、前記輝尽発光
光を光電的に読み取って電気信号を得、この電気信号に
基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録材料
あるいはCRT等の表示装置に可視像として出力させるも
のである。なお、前記のように、写真感光材料等の記録
材料あるいはCRT等の表示装置に可視像として表すこと
を再生と称する。
そこで、このような放射線画像記録再生システムにお
いて、放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート
からその放射線画像を読み取るために具体的には次のよ
うな方法が採用されている。
すなわち、このシステムにおける画像読取装置では、
蓄積性蛍光体シート上をレーザビーム等の光ビームで二
次元的に走査し、これによって発光する輝尽発光光をフ
ォトマルチプライヤ等の光検出器で時系列的に検出して
画像情報を得る。そして、前記光ビームの二次元的走査
は、通常、一次元的に前記蓄積性蛍光体シートに光ビー
ムを偏向して照射し主走査を行うと共に、前記シートを
主走査方向に略直交する方向に搬送ベルト等で機械的に
搬送し、これによって副走査を行い達成している。
ところで、前記蓄積性蛍光体シートから放射線画像を
読み取る際に、前記蓄積性蛍光体シートが常に所定の位
置に位置決めされて画像読取に供されるとは限らない。
すなわち、前記蓄積性蛍光体シートがカセッテあるいは
マガジン等から搬送手段を介して搬送される時、その途
上で特に幅員方向に位置ずれを惹起する虞がある。この
ように幅員方向の位置ずれが生ずると、当該蓄積性蛍光
体シートに蓄積記録された放射線画像を正確に読み取る
ことが出来なくなる虞がある。これを回避するためには
前記搬送される蓄積性蛍光体シートを画像読取作業等に
供する際に、予め幅員方向のずれを補正して正確な位置
に位置決めしてやればよい。
然しながら、前記蓄積性蛍光体シートを搬送するため
の搬送手段として複数のローラ対を用いると、前記蓄積
性蛍光体シートは前記ローラ対により挟持された状態と
なっているため、その幅員方向の位置ずれを解消するこ
とは到底不可能となる。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもの
であって、蓄積性蛍光体シート、写真感光材料等のシー
ト体を画像読取作業あるいは画像再生作業等に供すべく
ローラ対により挟持して搬送する際に、前記ローラ対を
構成する夫々のローラを一旦互いに離間する方向に変位
させて前記シート体の挟持状態を解除し、次いで、前記
シート体の一側部を位置決め手段により押圧して他側部
を基準として所定位置に位置決めした後にこれを前記ロ
ーラ対により再度挟持搬送して画像読取作業あるいは画
像再生作業等に供することにより、常時、シート体の画
像読取位置、若しくは画像再生位置を安定的に確保して
前記画像読取作業および画像再生作業を精度よく遂行す
ることを可能とするシート体搬送位置決め方法およびそ
の機構を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、蓄積性蛍光
体シート、写真感光材料等のシート体を画像読取または
画像記録を行うべく1以上のローラ対を介して搬送する
方法であって、 搬送途上の前記シート体を挟持している前記ローラ対
を構成する夫々のローラを互いに離間させることによ
り、該ローラ対による前記シート体の挟持状態を解除す
る第1の工程と、 前記シート体の一側部を押圧することにより、該シー
ト体の他側部を基準にして搬送方向に交差する方向に位
置決めを行う第2の工程と、 前記位置決めされたシート体を前記ローラ対を構成す
る夫々のローラにより再度挟持して画像読取機構または
画像記録機構への搬送を継続する第3の工程と、 を有することを特徴とする。
また、本発明は、蓄積性蛍光体シート、写真感光材料
等のシート体を搬送位置決めする機構であって、 前記シート体の反応途上に配設され、前記シート体を
挟持搬送する1以上のローラ対と、 前記シート体の挟持状態を解除すべくローラ対を構成
する夫々のローラを互いに接近離間させる変位手段と、 前記シート体の一側部を押圧することにより、該シー
ト体の他側部を基準にして搬送方向に交差する方向に位
置決めを行う位置決め手段と、 を備えることを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るシート体搬送位置決め方法および
その機構について画像読取再生装置との関係において好
適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
第1図において、参照符号10は画像読取再生装置を示
し、当該画像読取再生装置10は実質的に垂直方向へと延
在する筐体12を含み、当該筐体12の内部には第1の装填
部16と第2の装填部18とが設けられる。前記第1装填部
16にはカセッテ20あるいは図示しないシート用マガジン
を介して蓄積性蛍光体シートSが装填されると共に、第
2装填部18にはフイルム用マガジン22を介してフイルム
Fが装填可能である。前記第1装填部16には吸着盤24を
含む開蓋機構が設けられ、前記吸着盤24は図示しない真
空吸引装置を介してカセッテ20の蓋部材25を吸引して開
蓋するよう機能する。さらに、前記第1装填部16の蓄積
性蛍光体シートSの取り出し側には吸着盤26を含む枚葉
機構を配設する。前記枚葉機構を構成する吸着盤26によ
り枚葉された蓄積性蛍光体シートSは所定の軌道に沿っ
て枚葉された後、第1の搬送手段28に供給される。前記
第1搬送手段28は実質的にローラ対30からなり、前記ロ
ーラ対30は前記蓄積性蛍光体シートSを挟持すべく、矢
印に示すように、吸着盤26に接近する方向に変位可能で
あると共に、挟持した蓄積性蛍光体シートSを第2搬送
手段32に送給すべく前記吸着盤26から離間する方向に変
位可能である。
前記第2搬送手段32は大径なドラム34と当該ドラム34
に摺接する第1の搬送ベルト36と第2の搬送ベルト38と
を含む。第1搬送ベルト36は、図示するように、3つの
ローラに懸架されてその一部がドラム34に摺接する。一
方、前記第2搬送ベルト38は前記ドラム34と摺接する部
位から鉛直上方向に指向して延在した後に略直角に屈曲
して筐体12の上壁内面に沿って水平方向へと延在してい
る。当該屈曲部位には大径なローラ40が配設されて前記
の屈曲状態を実質的に確保する。前記第2搬送ベルト38
とドラム34との摺接部位には第1の切換ガイド部材42が
配設されると共に、当該第2搬送ベルト38の垂直部位に
は第3の搬送ベルト44が摺接し、水平部位下方には第4
の搬送ベルト46が配設される。
前記第4搬送ベルト46の先端部近傍には消去部48が設
けられ、前記消去部48はナトリウムランプ、タングステ
ンランプあるいはクセノンランプ等の消去用光源50と蓄
積性蛍光体シートSを案内するガイド板52と当該ガイド
案52の下方に配設されるローラ対54とを含む。なお、前
記ローラ対54の下方にはトレー56が配設され、当該トレ
ー56は第1装填部16にシート用マガジンを装填した際に
当該シート用マガジンに積層して収納される複数枚の蓄
積性蛍光体シートSに対する画像情報の読取作業並びに
消去部48における画像情報の消去作業を終了した後、当
該蓄積性蛍光体シートSを収納するためのものである。
一方、前記第2搬送手段32の下方には第3の搬送手段
58を構成するガイド板60が設けられ、このガイド板60の
下端部近傍にローラ対62を配設する。また、前記第3搬
送手段58の近傍に補助消去部64を設けておく。
前記ローラ対62の下方に第4の搬送手段66が設けられ
る。すなわち、前記第4搬送手段66は鉛直下方向に指向
して延在する比較的長尺な第5の搬送ベルト68と、当該
第5搬送ベルト68の上部側に摺接する短尺な第6の搬送
ベルト70と、前記第5搬送ベルト68の下部側に摺接する
第7の搬送ベルト72とを含む。前記第5搬送ベルト68の
中間部位には比較的大径なローラ74が摺接すると共に、
当該ローラ74の近傍には第2の切換ガイド部材76が配設
される。この場合、前記第2切換ガイド部材76を駆動し
て、図中、破線で示す部位に揺動変位させることにより
その先端部はローラ対78に臨ませることが可能である。
実際、当該第4搬送手段66より搬送される蓄積性蛍光体
シートSをローラ対78を介してスタッカ80に導入するこ
とが出来る。
前記スタッカ80は図示しないモータ等の駆動作用下に
矢印A方向に移動可能に構成され、前記ローラ対78によ
り送給される蓄積性蛍光体シートSを複数並列に配設さ
れたシート受容部82の中、所望のシート受容部82に収納
可能である、また、当該スタッカ80に収納される蓄積性
蛍光体シートSは前記ローラ対78、第2切換ガイド部材
76を介して第4搬送手段66に送給されることになる。
そこで、第4搬送手段66を構成する第5搬送ベルト6
8、第7搬送ベルト72の先端部から若干離間して本実施
態様に係るシート体搬送位置決め機構84が配設される。
第2図並びに第3図に示すように、前記シート体搬送位
置決め機構84はローラ対86と一組の可動ガイド板88a、8
8bとを含む。前記可動ガイド板88a、88bはピン部材から
なる支点90を中心として一体的に揺動可能である。前記
可動ガイド板88a、88bの下方先端部はローラ対92に対峙
し、当該ローラ対92の下方には湾曲する一組のガイド板
94a、94bが設けられる。
さらに、前記ガイド板94a、94bの中間部位にはローラ
対96が配設される。この場合、前記ローラ対86を構成す
るローラ86aと86b、ローラ対92を構成するローラ92aと9
2bおよびローラ対96を構成するローラ96aと96bとは、二
点鎖線で示すように、夫々互いに近接離間可能に構成さ
れている。
すなわち、第3図に示すように、前記ローラ対86を構
成するローラ86a、86bは軸98a、98bに夫々同軸的に係着
されており、前記軸98a、98bの端部には当該軸98a、98b
を互いに接近する方向に付勢するコイルスプリング100
が張設される。同様にしてローラ対92を構成するローラ
92a、92bは軸102a、102bに係着され、当該軸102a、102b
にはコイルスプリング104が張設される。また、ローラ
対96の構成するローラ96a、96bが係着される軸106a、10
6bにはコイルスプリング108が張設されている。従っ
て、前記ローラ86aと86b、ローラ92aと92bおよびローラ
96aと96bはコイルスプリング100、104および108の作用
下に通常、互いに摺接していることになる。
次に、当該シート体搬送位置決め機構84に前記ローラ
対86、ローラ対92およびローラ対96を構成する夫々のロ
ーラ86aと86b、ローラ92aと92bおよびローラ96aと96bと
を夫々離間する方向に変位させるための変位手段110を
配設する。すなわち、前記変位手段110は回転駆動源112
と、軸98a、98b間に介装されるカム部材113aと、軸102
a、102b間に介装されるカム部材113bと、軸106a、106b
間に配設されるカム部材113cとを含む。前記回転駆動源
112の回転駆動軸112aにはカム114が軸着されている。当
該カム114は揺動部材118に当接しており、この揺動部材
118は一端側に係合するピン部材116を中心として矢印C1
およびC2方向に揺動自在に構成される。
この場合、前記回転駆動源112の駆動作用下に回転駆
動軸112aを介してカム114を回転させ、当該カム114の膨
出部114aを前記揺動部材118に当接させると、当該揺動
部材118の他端側が矢印C1方向に揺動することになる。
前記揺動部材118の他端側にはワイヤ120、122が係着
されており、前記ワイヤ120はプーリ124、126を介して
屈曲した後に前述したカム部材113bの一端側に係着され
ている。一方、前記ワイヤ122はプーリ124、128を介し
てカム部材113cの一端側に係着されている。なお、前記
カム部材113bの他端側にはワイヤ130が係着されてお
り、当該ワイヤ130はカム部材113aの一端側に係合す
る。前記ワイヤ130の中間部位にはプーリ132、134が係
合している。
前記カム部材113a乃至113cの中、1つのカム部材113a
は略三角形状を呈し、その傾斜する2つの面部が軸98
a、98bに当接する。また、カム部材113b、113cは前記カ
ム部材113aと略同様の形状を呈しており、その傾斜する
面部が夫々軸102a、102bと軸106a、106bに当接する。こ
の場合、前記カム部材113a乃至113cの他端側には夫々ば
ね部材136a、136b、136cが取着され、このばね部材136
a、136b、136cは前記カム部材113a、113b、113cを矢印
と反対の方向に付勢している。
次に、第2図、第4図および第5図に示すように、前
記ガイド板94a、94bの中間部位近傍に当該ガイド板94
a、94b間に搬送される蓄積性蛍光体シートSおよびフイ
ルムFの位置決めを行う位置決め手段140を配設する。
すなわち、前記位置決め手段140はガイド板94a、94bの
一側部に配設される位置決め部材141a、141bと、前記ガ
イド板94aの下方にあって当該ガイド板94aの幅員方向に
延在するガイドロッド142を含み、前記ガイドロッド142
に変位部材144が摺動自在に外嵌する。この場合、前記
変位部材144は図示しないリニアアクチュエータの駆動
作用下に矢印D1およびD2方向に移動可能である。前記変
位部材144にはガイド板94a、94bの他側部側にあって押
圧部材146、148が取着され、その先端部150、152は屈曲
して上方へと延在する。この場合、前記先端部150、152
は前記変位部材144の矢印D1方向への変位作用下にガイ
ド板94a、94bに画成される切欠部154、156に夫々臨入す
るよう構成されている。
さらに、前記ガイド板94bの近傍にストッパ手段160を
配設する。前記ストッパ手段160は回転駆動源162を含
み、前記回転駆動源162の回転駆動軸162aにはカム164が
係着される。このカム164には摺接部材166の一端側が摺
接している。前記摺接部材166の他端側は屈曲するスト
ッパ部材168の一端側に固着されており、このストッパ
部材168はピン部材169を中心として揺動自在に構成され
ている。前記ストッパ部材168の中間部位には引張ばね1
70が係合する。従って、前記摺接部材166は、実質的に
前記引張ばね170の引張作用下にストッパ部材168を介し
て前記カム164に摺接すると共に、前記カム164の膨出部
164aが前記摺接部材166に当接した際には前記引張ばね1
70の引張力に抗してストッパ部材168の他端部が矢印E
方向に揺動することになる。この場合、前記ストッパ部
材168の他端側は矢印E方向に変位することによりガイ
ド板94a、94bの先端部近傍に形成される切欠部172a、17
2bに臨入することになる。
このように構成されるシート体搬送位置決め機構84か
ら若干離間して副走査搬送手段174が配設される。前記
副走査搬送手段174は複数の孔部(図示せず)を有する
エンドレス状の副走査用搬送ベルト176と、当該副走査
用搬送ベルト176により搬送される蓄積性蛍光体シート
SおよびフイルムFを前記孔部を介して当該副走査用搬
送ベルト176側に吸引するための第1のサクションボッ
クス178と第2のサクションボックス180とからなる。前
記第1サクションボックス178および第2サクションボ
ックス180は図示しない真空吸引装置に接続される。な
お、前記副走査用搬送ベルト176はシード体搬送位置決
め機構84側から供給された蓄積性蛍光体シートS等を一
旦ガイド板182側に搬送した後に前記とは逆の方向に副
走査搬送するよう機能する。その際、ガイド板182の近
傍には前記蓄積性蛍光体シートSの撓曲に起因する浮き
上がりを阻止するローラ184が配設される。
副走査搬送手段174の上方には蓄積性蛍光体シートS
に記録された画像情報を読み取ると共に、前記読み取ら
れた画像情報をフイルムFに露光する画像読取記録機構
186が配設される。前記画像読取記録機構186はレーザ光
源188を含み、このレーザ光源188のレーザ光導出側には
レーザ光190を反射するミラー192が設けられており、こ
のミラー192によって反射されたレーザ光190は光変調器
194を通過してミラー196に至る。この場合、前記光変調
器194はフイルムFに対する画像記録時にのみ駆動され
るものであり、蓄積性蛍光体シートSの画像を読み取る
際には駆動されない。さらに、前記ミラー196によって
反射されたレーザ光190を蓄積性蛍光体シートS上に走
査させるためのガルバノメータミラー198と集光用反射
ミラー200が設けられる。
レーザ光190の蓄積性蛍光体シートS上の走査位置に
は主走査線に沿って光ガイド202が配設され、前記光ガ
イド202の上部にフォトマルチプライヤ204が装着され
る。前記フォトマルチプライヤ204には画像情報処理回
路206が接続される。従って、前記フォトマルチプライ
ヤ204によって得られた電気信号は画像情報処理回路206
に送られ画像処理が行われた後、図示しない記憶手段等
に記憶される。この場合、画像読取記録機構186の作用
下に画像を読み取られた蓄積性蛍光体シートSはシート
体搬送位置決め機構84、第4搬送手段66、第3搬送手段
58、第2搬送手段32等を介して前述した消去部48に送給
される。
一方、前記第2装填部18は、前述したように、フイル
ムFを収装する着脱自在なマガジン22を含む。当該マガ
ジン22のフイルム取出用開口部近傍には吸着盤208を含
む枚葉機構が配設される。前記吸着盤208はマガジン22
内に積層されるフイルムFを枚葉してローラ対210に供
給するよう構成される。前記ローラ対210に臨み且つこ
のローラ対210から若干離間して一組のガイド板212a、2
12bが設けられる。ガイド板212a、212bの一端部はシー
ト体搬送位置決め機構84を構成するローラ対86に臨み、
前記ローラ対210に供給されたフイルムFは当該ローラ
対210の駆動作用下に前述したローラ対86を介して可動
ガイド板88a、88bの間に搬送されることになる。さら
に、前記フイルムFは前記蓄積性蛍光体シートSの略同
様に副走査方向(矢印G2方向)に搬送されると共に、画
像読取記録機構186を介して前記蓄積性蛍光体シートS
から読み取った画像情報に基づき光変調器194を駆動し
てレーザ光190を変調し、再生のための画像が露光され
る。前記画像が露光されたフイルムFはローラ対92側に
搬送されて後、可動ガイド板88a、88bの揺動作用下に第
4搬送手段66と略平行に配設されるフイルム用搬送手段
214に案内されるよう構成されている。
前記フイルム用搬送手段214は所定間隔離間して配設
されるローラ対216、218、220、222を含み、前記ローラ
対216と218との間には一組のガイド板224a、224bが配設
される。さらに、前記ローラ対218と220との間に一組の
ガイド板226a、226bを配設し、ローラ対220と222との間
に湾曲形状を呈する一組のガイド板228a、228bを設けて
いる。前記ローラ対222は当該画像読取再生装置10を構
成する筐体12の側面部に設けられる開口部230の近傍に
配設されており、前記フイルム用搬送手段214により搬
送されるフイルムFは当該開口部230を介して筐体12に
着脱自在に装着されるレシーブマガジン232に送給され
る。
本発明に係るシート体搬送位置決め方法を実施する機
構並びにこれを組み込む画像読取再生装置は基本的には
以上のように構成されるものであり、次にその作用並び
に効果について説明する。
先ず、画像読取再生装置10の第1装填部16に蓄積性蛍
光体シートSを収装したカセッテ20あるいは図示しない
シート用マガジンを装填する。この場合、本実施態様に
おいては、カセッテ20を第1装填部16に装填するものと
する。そこで、実際の動作では前記カセッテ20の蓋部材
25を開蓋機構を構成する吸着盤24により吸引保持して開
蓋する。
次に、前記開蓋したカセッテ20内に収納される蓄積性
蛍光体シートSを枚葉機構を構成する吸着盤26により枚
葉すると共に、第1搬送手段28を構成するローラ対30を
前記吸着盤26側に変位させる。その際、前記ローラ対30
を矢印方向に回転駆動しておく。これによって、前記蓄
積性蛍光体シートSはローラ対30に挟持され、当該ロー
ラ対30を第2搬送手段32を構成する第1搬送ベルト36側
に変位させることにより前記蓄積性蛍光体シートSは第
2搬送手段32に送給されることになる。前記第2搬送手
段32において前記蓄積性蛍光体シートSはドラム34と第
1搬送ベルト36とにより挟持された後に前記ドラム34と
第2搬送ベルト38に挟持されて第3搬送手段58に送給さ
れる。さらに、前記蓄積性蛍光体シートSは前記第3搬
送手段58を構成するローラ対62から第4搬送手段66の第
5搬送ベルト68と第6搬送ベルト70との間に送給され
る。その際、第2切換ガイド部材76を、第1図中、破線
で示す方向に揺動変位させて前記蓄積性蛍光体シートS
をローラ対78を介してスタッカ80のシート受容部82に収
納する。
次いで、前記スタッカ80を矢印A方向に上昇若しくは
下降変位させて当該スタッカ80に予め収納され且つ他の
画像情報が記録された蓄積性蛍光体シートSを選択し、
これをローラ対78を介して第4搬送手段66に送給して当
該第4搬送手段66によりシート体搬送位置決め機構84に
移送する。この場合、前記シート体搬送位置決め機構84
を構成する可動ガイド板88a、88bを図示しない駆動源の
駆動作用下に支点90を中心として矢印B1方向に揺動した
状態としておく。従って、前記蓄積性蛍光体シートSは
ローラ対86を介して可動ガイド板88a、88bにより画成さ
れる間隙内に供給される。なお、前記カセッテ20から取
り出した蓄積性蛍光体シートSを前記第4搬送手段66に
より直接可動ガイド板88a、88b間に送給してもよいこと
は勿論である。
前記可動ガイド板88a、88b間に送給された蓄積性蛍光
体シートSはローラ対92、96等により挟持搬送される。
その際、前記蓄積性蛍光体シートSに幅員方向のずれが
生起した状態で搬送されてくることがある。そこで、前
記蓄積性蛍光体シートSを所望の位置に位置決めする作
業を行う。その作業について説明する。
すなわち、先ず、ストッパ手段160の回転駆動源162を
駆動して回転駆動軸162aを所定方向に回転させ、当該回
転駆動軸162aに係着するカム164の膨出部164aを摺接部
材166に当接させる。これによって前記摺接部材166を介
してストッパ部材168の他端側が引張ばね170の引張力に
抗して矢印E方向に揺動変位し、当該ストッパ部材168
の他端側がガイド板94a、94bの先端部に画成される切欠
部172a、172b内に臨入する。
次いで、前記蓄積性蛍光体シートSを挟持搬送してい
るローラ対86、92、96を構成する夫々のローラ86aと86
b、92aと92bおよび96aと96bとを互いに離間する方向に
変位させる。すなわち、変位手段110を構成する回転駆
動源112の駆動作用下に回転駆動軸112a並びに当該回転
駆動軸112aに係着されるカム114を所定方向に回転さ
せ、当該カム114の膨出部114aを揺動部材118に当接させ
る。前記膨出部114aが揺動部材118に当接することによ
り、当該揺動部材118の先端部が矢印C1方向に揺動変位
する。前記揺動部材118の変位作用下にワイヤ120、122
が引張され、当該ワイヤ120、122が取着されるカム部材
113b、113cが夫々矢印方向に変位するに至る。そして、
前記カム部材113bの変位作用下にカム部材113aがワイヤ
130を介して矢印方向に変位し、カム部材113a、113b、1
13cの側面部が当接する軸98aと98b、軸102aと102bおよ
び軸106a、106bを夫々互いに離間する方向に変位させ、
結局、ローラ86aと86b、92aと92bおよび96aと96bが互い
に離間する方向に変位して前記蓄積性蛍光体シートSの
挟持状態を解除するに至る。
前記ローラ対86、92、96の挟持状態が解除された蓄積
性蛍光体シートSはその自重によりガイド板94a、94bの
先端側へと変位し、その先端部がストッパ部材168の屈
曲する先端部に当接して停止する。そこで、位置決め手
段140を構成する図示しないリニアアクチュエータを駆
動して変位部材114をガイドロッド142に沿って矢印D1
向に変位させる。前記変位部材144の変位作用下に当該
変位部材144に取着される押圧部材146、148の先端部15
0、152がガイド板94a、94bに画成される切欠部154、156
内に臨入する。これによって前記蓄積性蛍光体シートS
は押圧部材146、148の先端部150、152により矢印D1方向
に押圧されて位置決め部材141a、141bに当接し、当該蓄
積性蛍光体シートSが所定の位置に位置決めされること
になる。
次に、前記変位部材144を図示しないリニアアクチュ
エータ作用下に前記とは逆に矢印D2方向に変位させると
共に、ローラ対86、92、96により前記位置決めされた蓄
積性蛍光体シートSを挟持する。すなわち、変位手段11
0を構成する回転駆動軸112を駆動する回転駆動軸112aに
係着されるカム114を所定方向に回転させ膨出部114aを
揺動部材118から離間させる。このため、カム部材113
a、113b、113cに係合するばね部材136a、136b、136cの
弾発作用下に前記カム部材113a、113b、113cが夫々矢印
と反対方向に変位する。この結果、前記ローラ対86、9
2、96を構成する夫々のローラ86aと86b、92aと92bおよ
び96aと96bが夫々コイルスプリング100、104、108の引
張力により互いに接近して前記蓄積性蛍光体シートSを
挟持するに至る。さらに、ストッパ手段160を構成する
回転駆動源162を駆動してカム164の膨出部164aを摺接部
材166から離間させストッパ部材168を引張ばね170の引
張作用下に矢印Eと反対の方向に揺動変位させる。次い
で、ローラ対86、92、96を回転駆動して蓄積性蛍光体シ
ートSを副走査搬送手段174側に移送する。
前記副走査搬送手段174において前記蓄積性蛍光体シ
ートSは副走査用搬送ベルト176の作用下に矢印G1方向
に搬送され、一旦ガイド板182上に送給される。その
際、ローラ184は蓄積性蛍光体シートSの撓曲状態を矯
正する。すなわち、蓄積性蛍光体シートSはフイルムF
に比して剛性が強く、その組成上、長手方向両端部が互
いに同方向へ撓曲している状態にある。すなわち、端部
の浮き上がりである。そこで、ローラ184がこの端部に
接することによってその浮き上がりを矯正する。
次いで、蓄積性蛍光体シートSの後端側が画像読取記
録機構186の走査部位を通過すると、副走査用搬送ベル
ト176を前記と逆の方向に回転駆動し、前記蓄積性蛍光
体シートSを副走査方向(矢印G2方向)に変位させる。
その際、図示しない真空吸引装置が駆動されて第1サク
ションボックス178および第2サクションボックス180に
より前記蓄積性蛍光体シートSの一端側は副走査搬送ベ
ルト176側に吸引保持される。
このようにして蓄積性蛍光体シートSを矢印G2方向に
搬送すると共に、画像読取記録機構186を駆動してレー
ザ光源188から導出されるレーザ光190をミラー192、196
で反射させてガルバノメータミラー198に到達せしめ、
このガルバノメータミラー198の揺動作用下にレーザ光1
90を前記蓄積性蛍光体シートS上で主走査する。これに
よって蓄積性蛍光体シートSから放出される輝尽発光光
を直接あるいは反射ミラー200を介して光ガイド202に入
射させ、フォトマルチプライヤ204によって電気信号に
変換して画像情報処理回路206に送給する。このよう
に、蓄積性蛍光体シートSはレーザ光190により二次元
的に走査されることになる。
こうして画像読取走査が終了した蓄積性蛍光体シート
Sはシート体搬送位置決め機構84を構成するガイド板94
a、94b並びにローラ対96、92を介して可動ガイド板88
a、88b間に送給される。この場合、前記と同様に、前記
可動ガイド板88a、88bを矢印B1方向に揺動変位した状態
としておき、当該可動ガイド板88a、88bおよびローラ対
86により前記蓄積性蛍光体シートSを第4搬送手段66を
構成する第5搬送ベルト68と第7搬送ベルト72との間に
案内し、この第4搬送手段66により上方に移送する。
さらに、前記蓄積性蛍光体シートSは第3搬送手段5
8、第2搬送手段32を介して上方へと搬送された後に略
直角に屈曲して搬送され、消去部48に到達する。前記消
去部48では消去用光源50が点灯されており、その消去光
は蓄積性発光体シートSに残存する画像情報を消去す
る。
前記消去部48において画像情報を消去された蓄積性蛍
光体シートSは第2搬送手段32により再度下方へと搬送
され、第3搬送手段58へと移送される。この場合、第4
搬送手段66を構成する第2切換ガイド部材76を、図中、
破線で示す方向に揺動した状態にしておき、前記蓄積性
蛍光体シートSを第2切換ガイド部材76、ローラ対78を
介してスタッカ80のシート受容部82内に収納する。その
際、前記消去部48において画像情報を消去された蓄積性
蛍光体シートSをスタッカ80に収納することなく第5搬
送ベルト68、第6搬送ベルト70で挟持した状態から逆方
向に移送し、直接カセッテ20に収納することも出来るこ
とは勿論である。また、第1装填部16にマガジンを装填
した際には前記画像情報が消去された蓄積性蛍光体シー
トSは消去部48の下方に配設されるトレー56に収納され
ることになる。
なお、前述したように、蓄積性蛍光体シートSを取り
出されたカセッテ20には予めスタッカ80の所定のシート
受容部82に収納されている画像情報消去済の蓄積性蛍光
体シートSが搬入される。すなわち、前記スタッカ80を
矢印A方向に変位させて前記画像が消去された蓄積性蛍
光体シートSをローラ対78に対峙させる。そして、この
蓄積性蛍光体シートSを図の右側から送り出せば、ロー
ラ対78はこれを挟持し、第4搬送手段66に送給する。前
記第4搬送手段66に送給された前記蓄積性蛍光体シート
Sは上方へと移送されて第3搬送手段58に到達する。そ
こで、前記第3搬送手段58の近傍に設けられる補助消去
部64より前記蓄積性蛍光体シートSに残存する画像を完
全に消去して後、これを第2搬送手段32に搬送する。こ
の時、前記第2搬送手段32を構成する第1切換ガイド部
材42を、図中、破線で示す部位に揺動変位させておく。
従って、前記蓄積性蛍光体シートSは前記第1切換ガイ
ド部材42に案内されて第1搬送ベルト36を介して第1搬
送手段28を構成するローラ対30に挟持される。次いで、
前記ローラ対30をカセッテ20側に変位させると共に矢印
と反対の方向に回転させて前記蓄積性蛍光体シートSを
カセッテ20内に収装する。
一方、蓄積性蛍光体シートSが副走査搬送手段174か
らシート体搬送位置決め機構84を介して第4搬送手段66
に送給された際に、第2装填部18の近傍に配設される枚
葉機構が駆動され、当該枚葉機構を構成する吸着盤208
によりマガジン22内に積層して収納されるフイルムFを
枚葉する。前記吸着盤208により枚葉されたフイルムF
はローラ対210に挟持され、当該ローラ対210の駆動作用
下にガイド板212a、212b並びにシート体搬送位置決め機
構84のローラ対86を介して可動ガイド板88a、88b間に送
給される。さらに、前記フイルムFはガイド板94a、94b
間において所定位置に位置決めされる。すなわち、前述
した蓄積性蛍光体シートSと同様にしてローラ対86、9
2、96による挟持状態を一旦解除した後に、位置決め手
段140の作用下にフイルムFを矢印D1方向に押圧して位
置決めする。次に、ローラ対92、96により前記フイルム
Fを挟持搬送して副走査搬送手段174に送給する。前記
副走査搬送手段174に搬送されたフイルムFは副走査用
搬送ベルト176を介して矢印G1方向に移送され、一旦ガ
イド板182側に搬送される。
次いで、前記副走査用搬送ベルト176を前記とは逆の
方向に回転駆動してフイルムFを矢印G2方向に移送す
る。その際、前記蓄積性蛍光体シートSと同様に、フイ
ルムFは夫々のサクションボックス178、180の作用下に
副走査用搬送ベルト176側に吸引された状態で移送され
る。
前記フイルムFが矢印G2方向に移送される際、画像読
取記録機構186が再度駆動される。すなわち、レーザ光
源188から導出されたレーザ光190はミラー192により反
射され、光変調器194に到達する。ここで、前記光変調
器194には画像情報処理回路206により処理されて図示し
ない記憶手段に記憶された前記蓄積性蛍光体シートSの
画像信号データが送給される。従って、前記光変調器19
4に到達したレーザ光190は当該光変調器194により前記
画像信号データに基づいて変調され、この変調されたレ
ーザ光190はミラー196によって反射されガルバノメータ
ミラー198に到達する。このように当該ガルバノメータ
ミラー198に到達したレーザ光190はその揺動作用下に主
走査方向に偏向されて前記フイルムFに照射される。
このようにして前記フイルムFは副走査方向に搬送さ
れると共に主走査方向においてはレーザ光190が主走査
されるため、前記蓄積性蛍光体シートSから読み取った
画像がフイルムF上に露光されるに至る。なお、前記フ
イルムFに画像を露光する作業を行っている際にはフォ
トマルチプライヤ204は滅勢した状態にしておく。
前記画像露光終了後のフイルムFは副走査搬送手段17
4からシート体搬送位置決め機構84のガイド板94a、94b
並びにローラ対96、92を介して可動ガイド板88a、88b間
に移送される。この場合、前記可動ガイド板88a、88bを
図示しないモータの駆動作用下に矢印B2方向に揺動変位
させておく。前記可動ガイド板88a、88bが矢印B2方向に
揺動変位すると、フイルムFはローラ対96、92の駆動作
用下にフイルム用搬送手段214側に搬送されてローラ対2
16に挟持される。前記ローラ対216に挟持されたフイル
ムFはその駆動作用下に下方に搬送され、さらに、ロー
ラ対218、220を介して搬送されて後、ガイド板228a、22
8bにより湾曲するように案内されてローラ対222、開口
部230を介してレシーブマガジン232内に送給される。従
って、このレシーブマガジン232に所定数のフイルムF
が収容された後、前記レシーブマガジン232を遮光状態
で筐体12から取り外し、図示しない現像装置に前記フイ
ルムFを装填して現像処理を施せばよい。
この場合、本実施態様によれば、蓄積性蛍光体シート
SおよびフイルムFをシート体搬送位置決め機構84を介
して副走査搬送手段174に送給する際に当該蓄積性蛍光
体シートSおよびフイルムFを所定の位置に位置決めし
ている。すなわち、前記シート体搬送位置決め機構84に
搬送された蓄積性蛍光体シートSあるいはフイルムFを
位置決めすべく、予めストッパ手段160を構成する駆動
源162を駆動してカム164の膨出部164aを摺接部材166に
当接させる。これによりストッパ部材168が矢印E方向
に変位し、前記蓄積性蛍光体シートS等により副走査搬
送機構174側に変位することを防止しておく。
次に、前記蓄積性蛍光体シート等を挟持搬送するロー
ラ対86、92、96のローラ86aと86b、92aと92bおよび96a
と96bとを互いに離間する方向に変位させる。次いで、
位置決め手段140の図示しないリニアアクチュエータを
駆動して変位部材144を矢印D1方向に変位させる。この
結果、当該変位部材144に係着される押圧部材146、148
の先端部150、152により前記蓄積性蛍光体シートS等を
位置決め部材141a、141b側に押圧して当該蓄積性蛍光体
シートS等が所定の位置に位置決めされる。このよう
に、前記蓄積性蛍光体シートS等を予め位置決めした後
に前記ローラ対86、92、96により前記蓄積性蛍光体シー
トS等を再度挟持してこれを副走査搬送手段174側に搬
送している。従って、前記副走査搬送手段174に移送さ
れる蓄積性蛍光体シートS等は、常時、所定の位置に移
送されるため画像読取記録機構186による画像の読取作
業または画像の再生作業を極めて精度よく行うことが可
能である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、蓄積性蛍光体シート
および写真感光材料等のシート体を画像読取作業若しく
は画像再生作業に供すべく複数のローラ対を介して搬送
する際に、前記ローラ対によるシート体の挟持状態を解
除した後に当該シート体を位置決め手段を介して所定位
置に位置決めしている。さらに、前記位置決め手段によ
り位置決めされたシート体は再度ローラ対により挟持搬
送され、画像読取作業あるいは画像記録作業に供せられ
る。従って、前記シート体に対して画像読取あるいは画
像再生作業を行う時に当該シート体が常に正確な位置に
搬送されてくる。このため、当該シート体に対して正確
に画像の読取あるいは画像再生を行うことが可能となる
効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明し
たが、本発明はこの実施態様に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート体搬送位置決め方法を実施
するシート体搬送位置決め機構を組み込む画像読取再生
装置の概略説明図、 第2図は本発明に係るシート体搬送位置決め方法を実施
するためのシート体搬送位置決め機構の一部省略断面説
明図、 第3図は第2図に示すシート体搬送位置決め機構を構成
する変位手段の概略説明図、 第4図は第2図に示すシート体搬送位置決め機構を構成
する位置決め手段の一部省略説明図、 第5図は第4図に示す位置決め手段の一部省略斜視説明
図である。 10……画像読取再生装置、16、18……装填部 28、32……搬送手段、48……消去部 58、66……搬送手段、80……スタッカ 84……シート体搬送位置決め機構 110……変位手段、140……位置決め手段 160……ストッパ手段、174……副走査搬送手段 186……画像読取記録機構 214……フイルム用搬送手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄積性蛍光体シート、写真感光材料等のシ
    ート体を画像読取または画像記録を行うべく1以上のロ
    ーラ対を介して搬送する方法であって、 搬送途上の前記シート体を挟持している前記ローラ対を
    構成する夫々のローラを互いに離間させることにより、
    該ローラ対による前記シート体の挟持状態を解除する第
    1の工程と、 前記シート体の一側部を押圧することにより、該シート
    体の他側部を基準にして搬送方向に交差する方向に位置
    決めを行う第2の工程と、 前記位置決めされたシート体を前記ローラ対を構成する
    夫々のローラにより再度挟持して画像読取機構または画
    像記録機構への搬送を継続する第3の工程と、 を有することを特徴とするシート体搬送位置決め方法。
  2. 【請求項2】蓄積性蛍光体シート、写真感光材料等のシ
    ート体を搬送位置決めする機構であって、 前記シート体の搬送途上に配設され、前記シート体を挟
    持搬送する1以上のローラ対と、 前記シート体の挟持状態を解除すべくローラ対を構成す
    る夫々のローラを互いに接近離間させる変位手段と、 前記シート体の一側部を押圧することにより、該シート
    体の他側部を基準にして搬送方向に交差する方向に位置
    決めを行う位置決め手段と、 を備えることを特徴とするシート体搬送位置決め機構。
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