JP2559056B2 - シート体装填機構 - Google Patents

シート体装填機構

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JP2559056B2
JP2559056B2 JP63065059A JP6505988A JP2559056B2 JP 2559056 B2 JP2559056 B2 JP 2559056B2 JP 63065059 A JP63065059 A JP 63065059A JP 6505988 A JP6505988 A JP 6505988A JP 2559056 B2 JP2559056 B2 JP 2559056B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシート体装填機構に関し、一層詳細には、例
えば、蓄積性蛍光体シートを収容したカセッテあるいは
マガジンを移動台に係合させて装置内に装填し、前記移
動台を変位させて前記蓄積性蛍光体シートの所望の部位
を枚葉機構に対応する位置に位置決めすることにより、
蓄積性蛍光体シートを確実に枚葉することが出来ると共
に、種々の大きさの異なるカセッテあるいはマガジンを
容易に使用可能に構成したシート体装填機構に関する。
[発明の背景] 最近、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を用いて被写体
の放射線画像を得る放射線画像記録再生システムが注目
されている。ここで、蓄積性蛍光体とは放射線(X線、
α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射するとこ
の放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起
光を照射すると、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光
する蛍光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性蛍光
体を利用したもので、人体等の被写体の放射線画像情報
を一旦蓄積性蛍光体からなる層を有するシート(以下
「蓄積性蛍光体シート」または単に「シート」という)
に蓄積記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の
励起光で走査して輝尽発光光を生じさせ、前記輝尽発光
光を光電的に読み取って電気信号を得、この電気信号に
基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録材料
あるいはCRT等の表示装置に可視像として出力させるも
のである。なお、ここで、前記のように写真感光材料等
の記録材料あるいはCRT等の表示装置に可視像として表
すことを再生と称する。
そこで、このような放射線画像記録再生システムにお
いて、放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート
からその放射線画像を読み取るために具体的には次のよ
うな方法が採用されている。
すなわち、このシステムにおける画像読取装置では、
蓄積性蛍光体シート上をレーザビーム等の光ビームで二
次元的に走査し、これによって発光する輝尽発光光をフ
ォトマルチプライヤ等の光検出器で時系列的に検出して
画像情報を得る。そして、前記光ビームの二次元的走査
は、通常、一次元的に前記蓄積性蛍光体シートに光ビー
ムを偏向して照射し主走査を行うと共に、前記シートを
主走査方向と略直交す方向にベルトコンベア等で機械的
に搬送し、これによって副走査を行い達成している。
ところで、前記蓄積性蛍光体シートは、一般的には用
途に応じて種々の異なる大きさのものが採用されてい
る。従って、各種蓄積性蛍光体シートを収容するカセッ
テやマガジンにおいては前記蓄積性蛍光体シートの種類
に対応して種々のサイズのものが必要とされる。然しな
がら、このように大きさの異なるカセッテやマガジンを
画像読取装置に充填しようとすると、前記画像読取装置
では、特に蓄積性蛍光体シートを枚葉する枚葉機構の位
置が固定されているため、この枚葉機構に対して前記蓄
積性蛍光体シートを位置決めする作業を行わなければな
らない。すなわち、蓄積性蛍光体シートが可撓性を有す
るため、枚葉機構を介してその所定部位を吸着保持しな
ければ、前記蓄積性蛍光体シートをカセッテやマガジン
から取り出すことが困難となり、また、当該蓄積性蛍光
体シートを搬送手段に対し確実に送り出すことが不可能
となるからである。
このため、夫々の大きさの異なるカセッテやマガジン
毎に専用の位置決め手段を用意し、所定のカセッテやマ
ガジンに対応する位置決め手段を画像読取装置に配設し
て前記カセッテやマガジン内の蓄積性蛍光体シートの吸
着部位を枚葉機構に対して位置決めする方法が考えられ
る。ところが、カセッテやマガジンを装着する際に、位
置決め手段の着脱作業を行わなければならず、蓄積性蛍
光体シートの装填作業が相当に煩雑なものとなってしま
う。しかも、カセッテやマガジンの種類が多くなれば位
置決め手段も多数必要となり、前記位置決め手段の誤装
填を惹起する虜がある。結果的に、蓄積性蛍光体シート
の装填作業を効率的に遂行することが困難となる不都合
が指摘される。
さらにまた、カセッテやマガジンでは蓄積性蛍光体シ
ートの取り出しおよび収容を行うため、開閉自在な蓋体
を有している。そして、前記蓋体が必要時以外に開動作
しないようにするため、通常、ロック手段が設けられて
いる。従って、画像読取装置には前記ロック手段を解除
すべくロック解除手段が装着されており、この場合、前
記ロック解除手段は一般的にはアクチュエータの作用下
に変位自在なピン部材等の解除部材を含む。結局、前記
ロック解除手段自体が相当に高価なものとなっている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもの
であって、蓄積性蛍光体シートを収容したカセッテやマ
ガジンに係合しアクチュエータの作用下に進退自在な移
動台を設け、前記移動台にカセッテやマガジンを装着
し、これを枚葉機構側に変位させて前記蓄積性蛍光体シ
ートの所定の部位を前記枚葉機構に対して位置決めする
と共に、固定型のロック解除手段を介してカセッテやマ
ガジンの蓋体のロック手段を解除するよう構成し、これ
によってロック解除手段の構造を一挙に簡素化し、しか
も枚葉機構の作用下に蓄積性蛍光体シートを搬送手段に
確実に送り出すことが出来ると共に、大きさの異なる種
々のカセッテやマガジンを容易に且つ迅速に装填してサ
イズの異なる蓄積性蛍光体シートの装填作業を効率的に
行うことを可能にしたシート体装填機構を提供すること
を目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、シート体を
収容したカセッテあるいはマガジンを装着する移動台
と、 前記カセッテあるいはマガジンを移動台に対し位置決
めする位置決め手段と、 前記移動台を進退変位させるアクチュエータと、 前記移動台上のカセッテあるいはマガジンが所定位置
に至ったことを検出して前記アクチュエータを停止させ
るための検出手段と、 を含み、移動台にカセッテあるいはマガジンを装着した
後、アクチュエータの作用下に前記移動台を前記カセッ
テあるいはマガジンの寸法に応じて変位させ、シート体
の所望の部位をシート体枚葉機構に対し位置決めするよ
う構成することを特徴とする。
また、本発明はカセッテあるいはマガジンの移動位置
に対応してロック解除手段を固設し、アクチュエータの
作用下に前記カセッテあるいはマガジンをシート体枚葉
機構に対し変位させる際、カセッテあるいはマガジンを
構成する蓋対のロック手段が前記ロック解除手段に係合
して前記蓋体のロック状態を解除するよう構成すること
を特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るシート体装填機構についてこれを
組み込む装置との関係において好適な実施態様を挙げ、
添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は当該シート体装填機構
を組み込む画像読取再生装置を示す。前記画像読取再生
装置10は実質的に垂直方向に延在する筐体12を含み、こ
の筐体12内の略中央部に第1の装填部14が設けられてお
り、この第1装填部14に当該シート体装填機構16が配設
される。
第1図および第2図に示すように、前記シート体装填
機構16は載置台18を含み、前記載置台18は鉛直方向に対
して傾斜して配置される。前記載置台18には、第2図に
示すように、その傾斜方向に指向して平行に延在する2
つの長円状の開口部2a、20bが画成されると共に、前記
載置台18の傾斜方向下部側には支持部材22a、22bを介し
てロッド24が前記開口部20a、20bと直交する方向に延在
して支持される。一方、載置台18の傾斜方向上部側には
前記ロッド24と並行にガイド部材26が固着され、前記ガ
イド部材26とロッド24とを介して押圧部材28が水平方向
に進退自在に配設される。
この場合、前記押圧部材28は載置台18の傾斜方向に延
在しており、その一端部にロッド24に係合する突起部30
a乃至0cを形成する。また、押圧部材28の他端部に略90
゜屈曲しガイド部材26に係合する案内部32が設けられ
る。そして、前記案内部32にコイルスプリング34の一端
が係着され、このコイルスプリング34の他端は載置台18
上に固設された保持体36に係止される、従って、押圧部
材28はコイルスプリング34の引張力を介して常時矢印A
方向に引張されている。
次いで、載置台18内の一端側に回転駆動源38が固着さ
れ、この回転駆動源38の回転駆動軸38aに第1のプーリ4
2が軸着される。その際、回転駆動源38と第1プーリ42
との間に減速手段を設けておいてもよい。前記第1プー
リ42にベルト44の一端が張架され、このベルト44は開口
部20aの下方にあって載置台18の傾斜方向に沿って延在
し、その他端を前記載置台18の下端部側に回転自在に支
承されている第2のプーリ46に張架される。そこで、載
置台18の内方には開口部20a、20bと平行に一対のガイド
バー48a、48bが保持され、前記ガイドバー48a、48bおよ
びベルト44を介して移動台50が矢印BおよびC方向に変
位自在に装着される。
前記移動台50にはガイドバー48aの嵌合する保持部材5
2を設けると共に、ガイドバー48bに係合する突起部54a
乃至54cを形成している。移動台50の下面端縁部にはベ
ルト44を挟持して前記移動台50をこのベルト44と一体的
に矢印BおよびC方向に変位させるための取付部材56が
図示しないボルト等を介して係着されている(第2図お
よび第3図参照)。移動台50の端部には夫々の開口部20
a、20bから載置台18の上方に突出する板体58a、58bが設
けられ、前記板体58a、58bに係止板60が橋架される。さ
らに、移動台50には前記支持板58a側に支持体61が形成
され、前記支持体61は開口部20aから載置台18の上方に
膨出してその上部にストッパ部材62が揺動自在に装着さ
れる。前記ストッパ部材62の一端には傾斜面64を有した
爪部66が膨出形成され、このストッパ部材62の他端はピ
ン68を介して移動台50に対し揺動自在に構成されると共
に、このピン68にスプリング70が巻回される。このた
め、ストッパ部材62は通常スプリング70の弾発力を介し
て係止板60と平行となる位置に保持されるに至り、前記
ストッパ部材62と係止板60と押圧部材28とにより位置決
め手段71が構成される。
なお、載置台18の上方端部にロック解除ピン72aが固
着され、一方、押圧部材28の案内部32にロック解除ピン
72bが立設されており、前記ロック解除ピン72a、72bは
後述するカセッテのロック手段を解除する作用をなす。
このように構成される当該シート体装填機構16に近接
して後述するカセッテの蓋体を開閉するための吸着盤78
を含む開蓋機構が筐体12内に配設される。さらに、前記
開蓋機構の近傍に吸着盤80を含む枚葉機構が設けられ、
この吸着盤80は前記カセッテから蓄積性蛍光体シートS
を枚葉し、これを搬送用ローラ対82に供給する。前記搬
送用ローラ対82は前記蓄積性蛍光体シートSを挟持すべ
く吸着盤80に接近する方向に変位すると共に、挟持した
蓄積性蛍光体シートSを第1搬送手段84に送給すべく前
記吸着盤80から離間する方向に変位可能である。
前記第1搬送手段84は大径なドラム86と当該ドラム86
に摺接する第1の搬送ベルト88と第2の搬送ベルト90と
を含む。第1搬送ベルト88は図示するように3つのロー
ラに懸架されてその一部がドラム86に摺接する。一方、
前記第2搬送ベルト90は前記ドラム86と摺接する部位か
ら鉛直上方向に指向して延在した後に大径なローラ91に
摺接して略直角に屈曲しており、その垂直部位には第3
の搬送ベルト92が摺接し、水平部位には第4の搬送ベル
ト94が摺接する。さらに、前記ドラム86と第2搬送ベル
ト90との摺接部位近傍には第1の切換ガイド部材96が配
設される。前記第1搬送手段84の下方にはガイド板98が
設けられ、前記ガイド板98に対向して補助消去部100が
配設される。また、ガイド板98の下端部近傍にはローラ
対102が配設されると共に、このローラ対102の下方に第
2の搬送手段104が延在する。
前記第2搬送手段104は鉛直下方向に指向して延在す
る比較的長尺な第5の搬送ベルト106と、当該第5搬送
ベルト106の上部側に摺接する短尺な第6の搬送ベルト1
08と、前記第5搬送ベルト106の下部側に摺接する第7
の搬送ベルト110とを含む。前記第5搬送ベルト106の中
間部位には比較的大径なローラ112が摺接すると共に、
当該ローラ112の近傍には第2の切換ガイド部材114が配
設される。この場合、前記第2切換ガイド部材114を、
図中、破線で示す部位に揺動変位させることにより、そ
の先端部はローラ対116に臨ませることが可能である。
実際、当該第2搬送手段104より搬送される蓄積性蛍光
体シートSをローラ対116を介してスタッカ118に導入す
ることが出来る。
前記スタッカ118は図示しないモータ等の駆動作用下
に矢印D方向(鉛直方向)に移動可能に構成され、前記
ローラ対116により送給される蓄積性蛍光体シートSを
複数並列に配設されたシート受容部120の中、所望のシ
ート受容部120に収納可能である。また、当該スタッカ1
18に収納される蓄積性蛍光体シートSは前記ローラ対11
6を介して第2搬送手段104に送給可能である。
前記第2搬送手段104を介して搬送される蓄積性蛍光
体シートSは当該第2搬送手段104の下方に配設される
一対の可動ガイド板122、124により画成される間隙内に
送給され、前記可動ガイド板122、124の下方に設けられ
るローラ対126に挟持されるよう構成されている。さら
に、前記ローラ対126の下方には湾曲するガイド板128が
固設され、前記ガイド板128に近接して副走査搬送手段1
30が設けられる。
前記副走査搬送手段130は複数の孔部(図示せず)を
有するエンドレス状の副走査用搬送ベルト132と、当該
副走査用搬送ベルト132により搬送される蓄積性蛍光体
シートSおよびフイルムFを前記孔部を介して当該副走
査用搬送ベルト132側に吸引するために第1のサクショ
ンボックス134と第2のサクションボックス136とからな
る。この場合、前記第1および第2サクションボックス
134、136は図示しない真空ポンプ等に接続されている。
なお、前記副走査用搬送ベルト132はガイド板128を介し
てこれに供給された蓄積性蛍光体シートS等を一旦ガイ
ド板138側に搬送した後にこれを前記とは逆の方向(矢
印E方向)に副走査搬送するものである。その際、ガイ
ド板138の近傍には前記蓄積性蛍光体シートS等の撓曲
に起因する浮き上がりを防止するためのローラ140が配
設される。
一方、副走査搬送手段130の上方には蓄積性蛍光体シ
ートSに記録された画像情報を読み取ると共に、前記読
み取られた画像情報をフイルムFに再生する画像読取記
録機構142が配設される。前記画像読取記録機構142はレ
ーザ光源144を含み、このレーザ光源144のレーザ光導出
側にはレーザ光146を反射するミラー148が設けられてお
り、このミラー148によって反射されたレーザ光146は光
変調器150を通過してミラー152に至る。この場合、前記
光変調器150はフィルムFに対する画像記録時にのみ駆
動されるものであり、蓄積性蛍光体シートSの画像を読
み取る際には駆動されない。さらに、前記ミラー152に
よって反射されたレーザ光146を蓄積性蛍光体シートS
上に走査させるためのガルバノメータミラー154と集光
用反射ミラー156が設けられる。
さらにまた、レーザ光146の蓄積性蛍光体シートS上
の走査位置には主走査線に沿って光ガイド158が配設さ
れ、前記光ガイド158の上部にフォトマルチプライヤ160
が装着される。前記フォトマルチプライヤ160には画像
情報処理回路162が接続される。従って、前記フォトマ
ルチプライヤ160によって得られた電気信号は画像情報
処理回路162に送られ画像処理が行われた後、図示しな
い記憶手段に記憶される。
前記画像読取記録機構142の作用下に画像を読み取ら
れた蓄積性蛍光体シートSは第2搬送手段104、第1搬
送手段84等を介して前記第1搬送手段84を構成する第4
搬送ベルト94の近傍に配設される消去部164に送給され
る。すなわち、第4搬送ベル94の先端部に設けられた前
記消去部164はナトリウムランプ、タングステンランプ
あるいはクセノンランプ等の消去用光源166と、前記蓄
積性蛍光体シートSを案内するガイド板168と、当該ガ
イド板168の下方に配設されるローラ対170とを含む。な
お、前記ローラ対170の下方にはトレー172が着脱可能に
配設されており、当該トレー172は第1装填部14に複数
枚の蓄積性蛍光体シートSを収納したサプライマガジン
を装填する際、画像情報の消去作業を終了した蓄積性蛍
光体シートSを受容するためのものである。
一方、スタッカ118の下方に第2の装填部174が設けら
れ、この第2装填部174にはフイルムFを積層収納した
着脱自在なマガジン176を含む。当該マガジン176のフイ
ルム取出用開口部近傍には吸着盤178を含む枚葉機構が
配設され、前記吸着盤178はマガジン176内に積層される
フイルムFを枚葉してローラ対180に供給するよう構成
される。前記ローラ対180に臨み且つこのローラ対180か
ら若干離間して一組のガイド板182a、182bが設けられ、
前記ガイド板182a、182bはローラ対180に供給されたフ
イルムFを前述した可動ガイド板122、124の間に案内す
るよう作用する。
そこで、可動ガイド板122、124に近接して画像読取記
録機構142で所定の画像が再生されたフイルムFを搬送
すべくフイルム搬送路186が設けられる。前記フイルム
搬送路186は実質的には所定間隔離間して配設されるロ
ーラ対188a乃至188dと、前記ローラ対188a乃至188dの夫
々の間に位置し夫々対をなすガイド板190a、190b、190
c、190dおよび190e、190fとからなる。この場合、筐体1
2には前記ローラ対188dの近傍にフイルム取出用開口部1
92が形成され、この開口部192を介して画像再生終了後
のフイルムFを前記筐体12に着脱自在に装着されるレシ
ーブマガジン194に送り出している。
なお、筐体12に自動現像装置を並設し、ローラ対188d
により搬送されるフイルムFを開口部192から前記自動
現像装置内に送り込み、このフイルムFを自動的に現像
することも可能である。
次いで、当該画像読取再生装置10に装填されるカセッ
テ200は基本的には蓄積性蛍光体シートSを収容するカ
セッテ本体202と前記カセッテ本体202に開閉自在に装着
される蓋体204とから構成される。そして、前記蓋体204
の開閉する端部にロック手段206が装着される。
すなわち、第4図に示すように、カセッテ本体202の
一端側上部に蓋体204側に突出する係止部208を形成する
と共に、このカセッテ本体202の側壁部に当該シート体
装填機構16を構成するロック解除ピン72a、72bを挿通さ
せるべく孔部210a、210bが穿設される。そこで、蓋体20
4の下面に薄肉な保持部212a、212bを一体的に膨出形成
し、この保持部212a、212bの先端部に係止部214a、214b
を形成する。前記保持部212a、212bと蓋体204との間に
画成される室216a、216bにはロック部材218a、218bの一
端部を変位自在に配設すると共に、この室216a、216bに
介装されるコイルスプリング220a、220bの弾発力を介し
て前記ロック部材218a、218bをカセッテ本体202の孔部2
10a、210b側に押圧する。なお、ロック部材218a、218b
にはカセッテ本体202の係止部208に係合する傾斜面222
a、222bが形成される。
本発明に係るシート体装填機構を組み込む画像読取再
生装置は基本的には以上のように構成されるものであ
り、次にその作用並びに効果について説明する。
先ず、カセッテ200を第1装填部14に装填する。すな
わち、第2図および第5図aに示すように、移動台50は
載置台18の下端部側に予め配置されており、この移動台
50に設けられている係止板60にカセッテ200の一端側を
当接させるようにしてこのカセット200を矢印Aとは逆
方向に移動させる。その際、ストッパ部材62の傾斜面64
に前記カセッテ200が当接し、このストッパ部材62はス
プリング70の弾発力に抗して矢印方向に揺動する。カセ
ッテ200をさらに矢印Aとは逆方向に変位させると、こ
のカセッテ200の一側面部が押圧部材28に当接し、この
押圧部材28がコイルスプリング34の弾発力に抗してロッ
ド24およびガイド部材26の案内作用下に矢印Aとは逆方
向に変位する。そして、カセッテ200の偶角部がストッ
パ部材62の位置に至る際、このストッパ部材62はスプリ
ング70の弾発力を介してピン68を中心に矢印とは逆方向
に揺動し、爪部66がカセッテ200の隅角部に係合する。
これによって、前記カセッテ200は押圧部材28と係止板6
0とストッパ部材62とからなる位置決め手段71により位
置決め保持されるに至る。
次いで、回転駆動源38を駆動して回転駆動軸38aを矢
印方向に回転すると、この回転駆動軸38aに軸着される
第1プーリ42が同様に矢印方向に回転する。このため、
前記第1プーリ42と第2プーリ46とに張設されているベ
ルト44の一部を取付部材56により係止している移動台50
が矢印B方向に変位する。その際、移動台50に設けられ
ている係止板60とストッパ部材62とがカセッテ200に係
合した状態で前記移動台50と一体的に矢印B方向に変位
し、このカセッテ200が載置台18上を矢印B方向に摺動
することになる(第5図b参照)。
前記カセッテ200が矢印B方向に所定距離だけ移動す
ると、載置台18に固着されているロック解除ピン72aと
押圧部材28に立設されているロック解除ピン72bが前記
カセッテ200を構成するカセッテ本体202の夫々の孔部21
0a、210bに臨入する。従って、前記ロック解除ピン72
a、72bがロック手段206を構成する夫々のロック部材218
a、218bをコイルスプリング220a、220bの弾発力に抗し
て押圧し、前記ロック部材218a、218bが係止部208から
離間する方向に変位して前記ロック手段206による蓋体2
04の固定状態が解除されるに至る。
そこで、カセッテ200が所定の位置に至ったことを図
示しないセンサ等(検出手段)を介して検出し、回転駆
動源38の駆動を停止すると共に、開蓋機構を構成する吸
着盤78の駆動作用下に蓋体204を開動させる。
次に、前記開蓋したカセッテ200内に収納される蓄積
性蛍光体シートSを枚葉機構を構成する吸着盤80により
枚葉すると共に、搬送用ローラ対82を矢印方向に回転さ
せながら前記吸着盤80側に変位させる。これによって、
前記蓄積性蛍光体シートSはローラ対82に挟持され、当
該ローラ対82を第1搬送手段84を構成する第1搬送ベル
ト88側に変位させることにより前記蓄積性蛍光体シート
Sは第1搬送手段84に送給されることになる。前記第1
搬送手段84において蓄積性蛍光体シートSはドラム86と
第1搬送ベルト88とにより挟持されて鉛直下方向に搬送
された後、ローラ対102から第2搬送手段104の第5搬送
ベルト106と第6搬送ベルト108との間に送給され、下方
に指向して搬送される。その際、前記第2搬送手段104
に配設される第2切換ガイド部材114を、第2図中、破
線で示す方向に揺動変位させ前記蓄積性蛍光体シートS
をローラ対116を介してスタッカ118のシート受容部120
に受容させる。
さらに、前記スタッカ118を矢印D方向に変位させて
当該スタッカ118に予め収納され且つ所定の画像が記録
された蓄積性蛍光体シートSを選択し、これをローラ体
116を介して第2搬送手段104に送給し、当該第2搬送手
段104を介して前記蓄積性蛍光体シートSを下方に移送
する。この結果、前記蓄積性蛍光体シートSは可動ガイ
ド板122、124により画成される間隙内に供給される。こ
の場合、前記カセッテ200から取り出した蓄積性蛍光体
シートSを前記第2搬送手段104により直接可動ガイド
板122、124により画成される間隙内に送給してもよいこ
とは勿論である。
可動ガイド板122、124の間に送給された蓄積性蛍光体
シートSはローラ対126に挟持され、当該ローラ対126の
駆動作用下にガイド板128を介して副走査搬送手段130に
移送される。前記副走査搬送手段130において前記蓄積
性蛍光体シートSは副走査用搬送ベルト132の作用下に
矢印Eとは逆方向に搬送され、一旦ガイド板138上に送
給される。前記蓄積性蛍光体シートSの後端側が画像読
取記録機構142によるレーザ光走査部位を通過すると前
記副走査用搬送ベルト132を前記と逆の方向に回転駆動
し、前記蓄積性蛍光体シートSを矢印E方向に副走査搬
送する。その際、図示しない真空ポンプが駆動されて前
記第1サクションボックス134および第2サクションボ
ックス136により前記蓄積性蛍光体シートSは副走査用
搬送ベルト132側に吸引保持される。
このようにして、蓄積性蛍光体シートSを矢印E方向
に副走査搬送すると共に、画像読取記録機構142を駆動
してレーザ光源144から導出されるレーザ光146をミラー
148、152で反射させてガルバノメータミラー154に到達
せしめ、このガルバノメータミラー154の揺動作用下に
レーザ光146を前記蓄積性蛍光体シートS上で主走査方
向にスキャンさせる。その際、光変調器150は駆動され
ない。画像記録のために用いられるものであるからであ
る。これによって蓄積性蛍光体シートSから放出される
輝尽発光光を直接あるいは反射ミラー156を介して光ガ
イド158に入射させ、フォトマルチプライヤ160によって
電気信号に変換して画像情報処理回路162に送給する。
このように、蓄積性蛍光体シートSはレーザ光146によ
り二次元的に走査されることになる。
画像読取走査が終了した蓄積性蛍光体シートSはロー
ラ対126を介して第2搬送手段104側に搬送され、さら
に、ローラ対102および第1搬送手段84を介して上方へ
と搬送された後に略直角に屈曲して水平方向に搬送さ
れ、消去部164に到達する。前記消去部164では消去用光
源166が点灯されており、その消去光は蓄積性蛍光体シ
ートSに残存する画像情報を消去する。
前記消去部164において画像情報を消去された蓄積性
蛍光体シートSは再度第1搬送手段84により下方へと搬
送され、第2搬送手段104へと移送される。この場合、
前記第2搬送手段104を構成する第2切換ガイド部材114
を、図中、破線で示す方向に揺動した状態にしておき、
前記蓄積性蛍光体シートSを第2切換ガイド部材114に
案内されてローラ対116を介してスタッカ118のシート受
容部120内に収納する。その際、前記消去部164において
画像情報を消去された蓄積性蛍光体シートSをスタッカ
118に収納することなく、第5搬送ベルト106、第6搬送
ベルト108で挟持した状態から逆方向に移送し、直接カ
セッテ200に収納することが出来ることは勿論である。
また、第1装填部14にマガジンを装填した際には画像情
報が消去された蓄積性蛍光体シートSは消去部164の下
方に配設されるトレー172に収納されることになる。
なお、前述したように、蓄積性蛍光体シートSの取り
出されたカセッテ200には予めスタッカ118の所定のシー
ト受容部120に収納されている画像情報消去済の蓄積性
蛍光体シートSが搬入される。すなわち、前記スタッカ
118を再度矢印D方向に変位させて画像情報が消去され
た後の蓄積性蛍光体シートSを選択してこれをローラ対
116を介して挟持し、第2搬送手段104に送給する。前記
第2搬送手段104は蓄積性蛍光体シートSを上方へと移
送し、ローラ対102を介して第1搬送手段84に搬送する
と共に、予め第1切換ガイド部材96を、第2図中、破線
で示す位置に揺動変位させておく。従って、蓄積性蛍光
体シートSは第1切換ガイド部材96に案内されて第1搬
送ベルト88を介し搬送用ローラ対82に挟持される。そし
て、前記搬送用ローラ対82をカセッテ200側に変位させ
ると共に矢印とは反対の方向に回転させて前記蓄積性蛍
光体シートSをカセッテ本体202内に収納する。なお、
蓄積性蛍光体シートSは前記カセッテ本体202に送り出
される直前に補助消去部100により残存画像情報を完全
に消去されている。
前記カセッテ200のカセッテ本体202内に画像消去済の
蓄積性蛍光体シートSを収容した後、開蓋機構を構成す
る吸着盤78を前記カセッテ本体202側に変位させる。そ
の際、前記吸着盤78と一体的に変位する図示しない押圧
手段が蓋体204のロック手段206側を押圧する。このた
め、前記ロック手段206を構成するロック部材218a、218
bの傾斜面222a、222bが係止部208に当接し、夫々のロッ
ク部材218a、218bがコイルスプリング220a、220bの弾発
力に抗して室216a、216b内に変位し、前記ロック部材21
8a、218bの先端部がロック解除ピン72a、72bに当接する
に至る。
次いで、吸着盤78を蓋体204から離間させ、回転駆動
源38の駆動作用下に回転駆動軸38aを矢印とは逆方向に
回転させ、これに軸着される第1プーリ42および第2プ
ーリ46を介してベルト44を変位させる。これによって、
カセッテ200が移動台50と一体的に矢印C方向に変位
し、前記カセッテ200が載置台18の下方側の所定の位置
に位置決めされる際、前記回転駆動源38の駆動を停止す
る。なお、カセッテ200が矢印C方向に変位すると、ロ
ック解除ピン72a、72bがカセッテ本体202の孔部210a、2
10bから離脱し、ロック部材218a、218bはコイルスプリ
ング220a、220bの弾発力を介して前記孔部210a、210b側
へと変位し、ロック手段206により蓋体204がカセッテ本
体202に対し固定されることになる。そして、カセッテ2
00を当該シート体装填機構16から取り外し、新たな画像
を蓄積記録した蓄積性蛍光体シートSを光密に収容する
カセッテを前述したように載置台18に装着すればよい。
一方、蓄積性蛍光体シートSが副走査搬送手段130か
らローラ対126を介して第2搬送手段104に送給される際
に、第2装填部174の近傍に配設される枚葉機構が駆動
され、当該枚葉機構を構成する吸着盤178によりマガジ
ン176内に積層して収納されるフイルムFが枚葉され
る。前記吸着盤178により枚葉されたフイルムFはロー
ラ対180に挟持され、当該ローラ対180の駆動作用下にガ
イド板182a、182bを介して可動ガイド板122、124の間に
送給される。さらに、前記フイルムFは蓄積性蛍光体シ
ートSと同様にローラ対126により挟持搬送されて副走
査搬送手段130に送り出される。前記副走査搬送手段130
に搬送されたフイルムFは副走査用搬送ベルト132の作
用下に矢印Eとは逆方向に移送され、一旦ガイド板138
側に搬送される。次いで、前記副走査用搬送ベルト132
を前記とは逆の方向に回転駆動してフイルムFを矢印E
方向に搬送する。その際、前記蓄積性蛍光体シートSと
同様にフイルムFは第1および第2サクションボックス
134、136の作用下に副走査用搬送ベルト132側に吸引さ
れた状態で搬送される。
前記フイルムFが矢印E方向に副走査搬送される際、
画像読取記録機構142が再度駆動される。すなわち、レ
ーザ光源144から導出されたレーザ光146はミラー148に
より反射され、光変調器150に到達する。ここで、前記
光変調器150には画像情報処理回路162により処理されて
図示しない記憶手段に記憶された前記蓄積性蛍光体シー
トSの画像信号データが送給される。従って、前記光変
調器150に到達したレーザ光146は当該光変調器150によ
り前記画像信号データに基づいて変調され、この変調さ
れたレーザ光146がミラー152によって反射されガルバノ
メータミラー154に到達する。前記ガルバノメータミラ
ー154に到達したレーザ光146はその揺動作用下に主走査
方向に偏向されて前記フイルムFに照射される。
このように、前記フイルムFは副走査方向(矢印E方
向)に搬送されると共にレーザ光146により主走査され
るため、蓄積性蛍光体シートSから読み取った画像がフ
イルムF上に再生されるに至る。なお、前記フイルムF
に画像を再生する作業を行っている際にはフォトマルチ
プライヤ160は滅勢した状態にしておく。
前記画像再生終了後のフイルムFは副走査搬送手段13
0からガイド板128並びにローラ対126を介して可動ガイ
ド板122、124の間に移送される。この場合、前記可動ガ
イド板122、124を、図中、二点鎖線で示す部位に揺動変
位させて前記フイルムFをフイルム搬送路186側に搬送
される。このため、前記フイルムFは夫々のローラ対18
8a乃至188d並びにガイド板190a乃至190fに案内されて筐
体12の開口部192からレシーブマガジン194内に送給され
る。従って、このレシーブマガジン194に所定数のフイ
ルムFが収容された後、前記レシーブマガジン194を遮
光状態で筐体12から取り外し、図示しない現像装置に前
記フイルムFを装填して現像処理を施せばよい。
この場合、本実施態様によれば、種々の大きさの異な
るカセッテを画像読取再生装置10に対し容易に装填する
ことが出来ると共に、夫々のカセッテから蓄積性蛍光体
シートSを確実に枚葉することが可能となる。
すなわち、前述したように、移動台50は予め載置台18
の下方側に配置されており、この移動台50と一体的に進
退変位する係止板60並びにストッパ部材62にカセッテ20
0の端部を係合させる。次いで、回転駆動源38の駆動作
用下にベルト44を介して移動台50を矢印B方向に変位さ
せ、係止板60に当接するカセッテ200を載置台18の上方
側の所定の位置に位置決めする。そして、蓋体204を開
蓋して後、枚葉機構を構成する吸着盤80の駆動作用下に
カセッテ200に収容されている蓄積性蛍光体シートSを
搬送用ローラ対82に対し送り出している。
このように、カセッテ200を載置台18の下方側に装着
して後、このカセッテ200を自動的に上方側に所定距離
だけ移動させることにより、蓄積性蛍光体シートSの所
定の吸着部位を枚葉機構を構成する吸着盤80に対し位置
決めすることが可能となる。従って、種々の大きさの異
なる蓄積性蛍光体シートであっても所望の吸着部位を常
に一定の位置に位置決めすることが出来、前記蓄積性蛍
光体シートSを搬送用ローラ対82に確実に送り出して効
率的な画像読取工程を遂行し得るという効果が挙げられ
る。しかも、大きさの異なる種々のカセッテを載置台18
の下方側の所定の位置に待機している移動台50に対し装
着するだけでよく、前記カセッテの着脱作業が一挙に簡
素化するという利点が得られる。
さらにまた、移動台50を介してカセッテ200を矢印B
方向に変位させる際、載置台18並びに押圧部材28に固着
されているロック解除ピン72a、72bを介してこのカセッ
テ200のロック手段206を解除するよう構成している。こ
のため、ロック手段206を解除すべく特別なロック解除
機構を設ける必要がなく、極めて簡単な構成で前記ロッ
ク手段206の解除作用を遂行することが可能となる。そ
の際、一方のロック解除ピン72bが変位自在な押圧部材2
8に設けられている。従って、種々の大きさの異なるカ
セッテを当該シート装填機構16に装着しても、前記カセ
ッテのサイズに対応してロック解除ピン72bが移動し、
夫々のカセッテに設けられるロック手段を確実に解除す
ることが出来る。
なお、本実施態様では、当該シート装填機構16に対し
カセッテ200を装着する作業について説明したが、この
シート装填機構16に複数枚の蓄積性蛍光体シートSを収
容したマガジンを装填することが可能であることは勿論
である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、進退自在な移動台に
マガジンあるいはカセッテ等を装着し、前記移動台を変
位させて前記カセッテ等内に収容されているシート体の
所望の部位を枚葉機構に対応して位置決めしている。こ
のため、種々の大きさの異なるカセッテ等を用いる際
に、作業者は前記カセッテ等を移動台に対し装着するだ
けでよく、カセッテ等の着脱作業を一挙に簡便化するこ
とが出来る。しかも、移動台を自動的に所定距離だけ変
位させて大きさの異なる種々のカセッテ等に収容されて
いる夫々のシート体の所望の部位を枚葉機構に対して位
置決めすることにより、このシート体を前記枚葉機構の
作用下に搬送手段等に確実に取り出すことが可能とな
る。結果的に、シート体の装填作業を極めて効率的に遂
行し得るという効果が挙げられる。
さらにまた、カセッテ等の開閉自在な蓋体を閉動状態
に維持するロック手段を構造の簡単な固定型のロック解
除ピンにより解除することが出来るという実質的な利点
も顕在化する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明し
たが、本発明はこの実施態様に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート体装填機構を組み込む画像
読取再生装置の概略構成図、 第2図は本発明に係るシート体装填機構の一部省略斜視
説明図、 第3図は当該シート体装填機構の一部断面図、 第4図は当該シート体装填機構に装着されるカセッテの
ロック手段の一部縦断面図、 第5図aおよびbは当該シート体装填機構にカセッテを
装着した際の動作説明図である。 10……画像読取再生装置、16……シート体装填機構 18……載置台、28……押圧部材 38……回転駆動源、44……ベルト 50……移動台、60……係止板 62……ストッパ部材、71……位置決め手段 72a、72b……ロック解除ピン 84……搬送手段、104……搬送手段 130……副走査搬送手段 142……画像読取記録機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート体を収容したカセッテあるいはマガ
    ジンを装着する移動台と、 前記カセッテあるいはマガジンを移動台に対し位置決め
    する位置決め手段と、 前記移動台を進退変位させるアクチュエータと、 前記移動台上のカセッテあるいはマガジンが所定位置に
    至ったことを検出して前記アクチュエータを停止させる
    ための検出手段と、 を含み、移動台にカセッテあるいはマガジンを装着した
    後、アクチュエータの作用下に前記移動台を前記カセッ
    テあるいはマガジンの寸法に応じて変位させ、シート体
    の所望の部位をシート体枚葉機構に対し位置決めするよ
    う構成することを特徴とするシート体装填機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の機構において、カセッテあ
    るいはマガジンの移動位置に対応してロック解除手段を
    固設し、アクチュエータの作用下に前記カセッテあるい
    はマガジンをシート体枚葉機構に対し変位させる際、カ
    セッテあるいはマガジンを構成する蓋体のロック手段が
    前記ロック解除手段に係合して前記蓋体のロック状態を
    解除するよう構成することを特徴とするシート体装填機
    構。
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JPS6210269Y2 (ja) * 1979-10-17 1987-03-10

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