JPS6360859A - シ−ト体搬送機構 - Google Patents

シ−ト体搬送機構

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JPS6360859A
JPS6360859A JP61204436A JP20443686A JPS6360859A JP S6360859 A JPS6360859 A JP S6360859A JP 61204436 A JP61204436 A JP 61204436A JP 20443686 A JP20443686 A JP 20443686A JP S6360859 A JPS6360859 A JP S6360859A
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JP
Japan
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sheet
roller
pair
rollers
cassette
Prior art date
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Pending
Application number
JP61204436A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyunpeita Torii
鳥居 俊平太
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシート体搬送機構に関し、−層詳細には、例え
ば、画像読取装置内でカセツテを介して装填される蓄積
性螢光体シートを走査読取すると共に前記シーi−に残
存する画像情報を消去して後、再び前記カセツテに収納
する際、−対の揺動可能なローラで前記シートを挟持し
て前記カセツテ内に確実に装填することを可能にするよ
う構成したシート体搬送機構に関する。
最近、蓄積性螢光体(輝尽性螢光体)を用いて被写体の
放射線画像を得る放射線画像記録再生システムが注目さ
れている。ここで、蓄積性螢光体とは放射線(X線、α
線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射するとこの
放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光
を照射すると、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光光
を生ずる螢光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性螢光体
を利用したもので、人体等の被写体の放射線画像情報を
一旦蓄積性螢光体からなる層を有するシート(以下「蓄
積性螢光体シート」または単に「シート」という)に蓄
積記録し、この蓄積性螢光体シートをレーザ光等の励起
光で走査して輝尽発光光を生じさせ、前記輝尽発光光を
光電的に読み取って電気信号を得、この電気信号に基づ
き被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録材料ある
いはCRT等の表示装置に可視像として出力させるもの
である。
そこで、このような放射線画像記録m生システムにおい
て、放射線画像がWr積記録された蓄積性螢光体シート
からその放射線画像をあ°tみ取る画像読取装置では具
体的には以下のように構成されている。
すなわち、放射線画像が蓄積記録された蓄積性螢光体シ
ートをカセツテあるいはマガジン等を介して前記画像読
取装置内に装填し、吸着盤等を含む枚葉機構を介して前
記蓄積性螢光体シートを1枚ずつ前記カセツテあるいは
マガジン等から取り出す。次いで、前記枚葉された蓄積
性螢光体シートはエンドレスヘルド等の1般送機構を介
して読取部へと搬送される。[111記読取部では蓄積
性螢光体シートを−・方向に機械的に搬送することによ
り副走査を行うと共に前記蓄積性螢光体シートの搬送方
向と略直交する方向に偏向されたレーザビーム等の光ビ
ームを照射して主走査を行い、これによって発光する輝
尽発光光ヲフォトマルチプライヤ等の光検出器で11.
%系列的に検出して画像情報を得る。次いで、読取終了
後の蓄積性螢光体シートは消去部に搬送され、ナトリウ
ムランプ等からの消去光を照射することにより前記蓄積
性螢光体シートに残存する放射線画像を完全に消去して
後、集積トレー内に集積される。
ところで、この場合、集積トレー内に集積された蓄積性
螢光体シートは前記画像読取装置から取り出されて、再
び被写体の放射線画像情報の記録作業に供せられること
になる。従って、作業者は画像読取装置から蓄積性螢光
体シートを取り出し、これをカセツテ等に収納する作業
を行わな&Jればならない。このため、画像情報読取終
了後の蓄積性螢光体シートを再度撮像装置に装填する間
に相当な時間を要すると共に、前記蓄積性螢光体シート
の入替作業が煩雑なものとなり、結局、効率的な放射線
画像記録読取工程を達成することが不可能となってしま
う。
しかも、作業者の手作業により蓄積性螢光体シートをカ
セツテ内に装填するため、前記蓄積性螢光体シートの表
面に直接手を触れてしまう場合が多く、このような蓄積
性螢光体シートにあっては、正確な放射線画像の記録作
業や読取作業が行われない等の問題を生ずるという欠点
が指摘される。
そこで、本出願人は前記の欠点に鑑み、放射線画像が蓄
積記録された蓄積性螢光体シートを収納するカセツテを
装置内に装填し、前記カセツテから枚葉される蓄積性螢
光体シートを走査読取および消去を行う一方、蓄積性螢
光体シートが取り出された前記空のカセツテ内に消去済
の蓄積性螢光体シートを搬送収納するように構成した種
々の読取装置を提案している(特願昭筒60−2320
29号、同第61−60811号)。これによって、画
像読取並びに消去終了後の蓄積性螢光体シートが自動的
に再びカセツテ内に収納されるため、作業者は直接蓄積
性螢光体シートに触れることなくカセツテの着脱を行う
だけでよく、結果的に、極めて効率的な放射線画像記録
読取工程が達成出来るという効果が得られている。
本発明は、例えば、この種の画像読取装置に組み込まれ
て画像読取終了後の蓄積性螢光体シート等のシート体を
自動的にカセツテ内に収納するためのシート体搬送機構
についてなされたものであって、弾性体に係合して揺動
可能な一対のローラと前記一対のローラをカセツテ側か
ら強制的に離間させる変位手段とを設け、前記一対のロ
ーラでシート体を挟持しこの一対のローラをカセツテ側
に揺動させて前記シート体をカセツテ内に確実に装填し
、さらに、前記変位手段の作用下に前記ローラ対をカセ
ツテから離間させて次なるシート体の挟持を行うべく位
置決めすると共に、カセツテの開閉動作等に干渉するこ
とがないよう構成したシート体搬送機構を提供すること
を目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明はシート体を挟持
してこれをシート体収納容器内に搬送する一対のローラ
を揺動自在に構成すると共に、前記一対のローラを前記
シート体収納容器側から強制的に離間させるローラ変位
手段を設け、回転駆動される前記一対のローラをシート
体収納容器側に揺動させてシート体の搬送を行い、さら
に、前記ローラ変位手段の駆動作用下に前記一対のロー
ラをシート体の挟持位置に待機させて前記シート体収納
容器の開閉動作に干渉することを阻止するよう構成する
ことを特徴とする。
次に、本発明に係るシート体搬送機構についてこれを組
み込む放射線画像情報読取装置との関連において好適な
実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図において、参照符号10は放射線画像情報読取装
置を示し、前記読取装置10の略中央部に設けられるカ
セツテ保持部12にカセツテ14が着脱自在に装着され
る。この場合、カセツテ14は蓄積性螢光体シートSを
収納するカセツテ本体14aと開閉可能な蓋体14bと
からなり、この蓋体14bはロックが解除された後カセ
ツテ保持部12に設けられる吸着盤16を含む蓋開閉手
段を介して開閉される。
カセツテ14の近傍には吸着盤■8が変位自在に設けら
れており、前記吸着盤1日は搬送ベル)20を含む第1
の搬送手段22に蓄積性螢光体シートSを送り出すよう
構成されている。前記第1搬送手段22の下方には蓄積
性螢光体シートsを1枚ずつ収容する複数のシート収容
部23を有し、カセツテ14から取り出される蓄積性螢
光体シートSを一時的に収容するための第1のスタッカ
24が設けられる。
前記第1スタツカ24は図示しないモータ等の駆動作用
下に矢印A方向に移動可能に構成されている。従って、
モータ(図示せず)の駆動作用下に第1スタツカ24を
矢印A方向に変位させて所望のシート収容部23を第1
搬送手段22の鉛直方向下方に位置決めすれば、カセツ
テ14から取り出される蓄積性螢光体シートSはこの所
望のシート収容部23に収納きれることになる。−方、
夫々のシート収容部23に収納されている蓄積性螢光体
シー+−Sは図示しない底板上に載置しており、前記底
板を回動することにより前記シートSは第1スタツカ2
4の下方に設けられる第2の搬送手段26に落下し、こ
の第2搬送手段26を構成する搬送ベルト28等を介し
て搬送ヘルド30側に送り出される。この場合、前記搬
送ヘルド30の端部に近接して読取部32が設+ノられ
る。
前記読取部32は蓄積性螢光体シートSを矢印B方向(
副走査方向)に搬送する第3の搬送手段34と走査手段
38とを含む。前記走査手段3Bはレーザ光源40を含
み、このレーリ′光源40のレーザ光導出側にはレーザ
光42をシート上に走査するためのミラー44およびガ
ルバノメータミラー46と集光用反射ミラー48が設け
られている。さらに、レーザ光42のシー1− j’:
の走査イ〜装置には主走査線に沿って光ガイド50が配
設され、前記光ガイド50の上部にフォトマルチプライ
ヤ52が装着されている。
一方、第3搬送手段34を構成する搬送・\ルト53の
端部には搬送ベルト54が設けられ、11;1記搬送ベ
ルト54は一旦水平方向に延在し゛(後鉛直方向上方に
延在すると共に、この鉛直方向に延在する部分に他の搬
送ベルト56が摺接して第4の搬送手段59を形成する
。前記搬送ベルト54.56の上方には互いに摺接する
一組の搬送ベルト5Fla、58bが配設され、前記搬
送ベルト58a、5))bの−L方にローラ対60と6
2が所定間隔離間して設けられており、前記ローラ対6
0と62の間には消去部64が配設される。前記消去部
64にはすトリウムランプ、タングステンランプあるい
はクセノンランプ等の消去用光源66が複数個設けられ
ており、読取部32において放射線画像を読め取られた
蓄積性螢光体シートSに残存する放射線画像を前記消去
用光源66により完全に消去するものである。
ローラ対62の上方にはさらに第5の搬送手段67を構
成する搬送ベルト68が設けられており、この搬送ベル
ト68はその上部側において水平方向に延在すると共に
短尺な搬送ベルト70が摺接している。搬送ヘルド68
の端部には搬送ベルト72を含む第6の搬送手段74が
設けられ、この第6搬送手段74を介して進行方向を1
80°偏位される蓄積性螢光体シー1− Sは第2のス
タッカ76に搬送される。
前記第2スタツカ76は前述した第1スタツカ24と同
様に構成され、複数のシート収容部78を設けると共に
図示しないモータ等の駆動作用下に矢印C方向に移動自
在に構成されている。
そして、前記第2スタツカ76の下方向にはローラ対7
9が配設されており、前記l]−ラ対79に近接して第
7の搬送手段80が設けられる。この場合、前記第7搬
送手段80は第2スタツカ76から供給される蓄積性螢
光体シートSを補助消去部82に搬送するものであり、
前記補助消去部82には消去用光源84が設けられてい
る。さらに、前記補助消去部82を通過する蓄積性螢光
体シートsは本実施態様に係るシート体搬送機構86に
挟持されてカセツテ14内に収納される。
第2図に示すように、当該シート体搬送機構86を構成
する支軸88は読取装置10内に回転自在に軸支されて
おり、この支軸8++の両端縁部に(:1夫にアーム部
材90a、90bが係着される。前記アーム部材9Qa
、90bの一端部にはコイルスブリング92a、92b
が係合しており、前記コイルスプリング92a、92b
の端部は図示していないが読取装置10側に固定されて
いる。従って、コイルスプリング92a、92bの引張
力を介してアーム部材90a、90bの一端部側は矢印
方向に引張される。前記アーム部材9Qa、90bの他
端部側にはローラ対94が支承されている。
前記ローラ対94を構成する第1のローラ96はその軸
96a、96bをアーム部材90a、90bに回転自在
に嵌合しており、この第1ローラ96に摺接する第2の
ローラ98の軸98a、98bは前記アーム部材9Qa
、90bに設けられる長孔100a、100bに嵌合す
る。前記軸98a−98bには押圧部材102a、10
2bが係合し、夫々の押圧部材102a。
102bに係着するコイルスプリング104a、 10
4bの引張力を介して第2ローラ98は第1ローラ96
側に押圧されている。また、第1ローラ96の軸96a
にはプーリ106が装着され、このブー+7106に張
架されるベルト108は図示しない回転駆動源に連結さ
れている。
一方、アーム部材90aの一端部側に近接してローラ変
位手段110が配設される。前記11−ラ変位手段11
0を構成する回転駆動源112の回転駆動軸112aに
は円板114が軸着される。前記円板114にはその外
周端縁部に係止ピン116を植設し、回転駆動源112
の駆動作用下に前記係止ピン116はアーム部材90a
に係合して前記アーム部材90aと90bをコイルスプ
リング92a、92bの引張力に抗して矢印E方向に揺
動させるよう構成している。なお、第2図中、参照符号
118a、118bはストッパ部材を示し、前記スi・
ソバ部月118a、118bを介してアーム部材90a
、90bの矢印F方向への揺動範囲を規制するものであ
る。
本実施態様に係るシート体搬送機構を組み込む放射線画
像読取装置は基本的には以」−のように構成されるもの
であり、次にその作用並びに効果について説明する。
第1図に示すように、放射線画像読取装置10のカセツ
テ保持部12にカセツテ14が装填されると、図示しな
いカセツテロック解除手段ににす0ツクが解除され、前
記カセツテ保持部12を構成する吸着盤16が駆動され
て蓋体14bが開動し、このカセツテ14が前記読取装
置10内で開成する。
そこで、吸着盤18を介してカセツテ14内に収納され
ている蓄積性螢光体シー)Sを吸着保持し、前記吸着盤
18を矢印方向に移動させることによりこの蓄積性螢光
体シー)Sを第1搬送手段22側に送り出す。前記蓄積
性螢光体シー+−Sは第りm送手段22を構成する搬送
ベルト20等を介して鉛直方向下方に指向して搬送され
、第1スタツカ24を構成するシート収容部23内に落
下供給される。
次いで、前記搬送されてきた蓄積性螢光体シートSある
いは他のシート収容部23に収納されている蓄積性螢光
体シートSは第2搬送手段26側に送り出され、前記第
2搬送手段26並びに搬送ベル)30を介して読取部3
2に搬送される。
前記読取部32に至った蓄積性螢光体シートSは第3搬
送手段34を構成する搬送ベルト53を介して副走査方
向(矢印B方向)に搬送されると共に走査手段38が駆
動される。ずなわち、レーザ光源40から導出されるレ
ーザ光42をミラー44で反射させてガルバノメータミ
ラー46に到達せしめ、このガルバノメータミラー46
の揺動作用下にレーザ光42を前記シートS上でスキャ
ンさせる。これによって、シートSから放出される輝尽
発光光を直接あるいは反射ミラー48で反射させて光ガ
イド50に入射させ、これをフォトマルチプライヤ52
によって電気信号に変換して、例えば、画像記録装置等
に送給する。
このようにして、放射線画像の読み取りを終了した蓄積
性螢光体シー1− Sは搬送ヘルド54並びにこれに摺
接する搬送ベルト56を含む第4搬送手段59および搬
送ヘルド58a、58bを介し゛ζローラ対60側に搬
送され、さらに前記ローラ対60を通過して消去部64
に至る。前記消去部64では複数個の消去用光源66が
点灯されており、その照射光は蓄積性螢光体シー1− 
Sに残存する放射線画像を完全に消去する。前記消去部
64を通過して放射線画像を消去された蓄積性螢光体シ
ア ーt−sは第5搬送手段67を構成する搬送ベルト68
並びに70を介して鉛直方向上方に搬送されて後、その
搬送方向を水平方向に偏位させて第6搬送手段74に至
る。前記第6搬送手段74によりその搬送方向を180
 ’偏位した蓄積性螢光体シートSは第2スタツカ76
の所望のシート収容部78内に落下収納される。
一方、カセツテ14から前記蓄積性螢光体シー1− S
が取り出された後、シート収容部78に予め収納されて
いる蓄積性螢光体シートSをローラ対79から第7搬送
手段80に送り出せば、この蓄積性螢光体シー)Sは補
助消去部82の消去用光源84により二次消去が行われ
、当該シート体搬送機構86側に搬送される。
そこで、当該シート体搬送機構86の動作を第3図a乃
至Cを参照しながら説明する。
蓄積性螢光体シートSの搬送を行わない際には、前記シ
ート体搬送機構86は、第3図aに示すように、カセツ
テ14から離間して待機している。すなわち、回転駆動
源112の駆動作用下に回転駆動軸112aを矢印G方
向に回転さ・Uることにより、これに軸着される円板1
14を介して係止ビン116がアーム部材90aに圧接
する。このため、アーム部材90aとこれに支軸88を
介して係合するアーム部材90bはコイルスプリング9
2a、92bの引張力に抗して矢印E方向にfit動し
、夫々の端部に支持されるローラ対94はカセツテ14
から離間してシートSを挟持する位置に位置決めされる
。この場合、吸着盤16の駆動作用下に蓋体14bを開
動作する際に、当該シート体搬送機構86が前記蓋体1
4bに干渉することがム′<好適である。
次に、補助消去部82から搬送されてくる蓄積性螢光体
シートSがローラ対94を構成する夫々のローラ96.
98間に進入する際に図示しない回転駆動源の作用下に
ヘルド108を介して第1ローラ96を回転させると第
2ローラ9Bがアーム部材90a、90bの長孔100
a、 l00hに沿って変位すると共に、コイルスプリ
ング104a、 l04hの引張力を介してシー1− 
Sを押圧し、このシートSはローラ対94に挟持されて
カセツテ14側に送り出される。さらに、回転駆動源1
12を駆動して回転駆動軸112aを矢印Gとは逆方向
に回転させる。
このため、円板114が矢印Gとは逆方向に回転して係
止ピン116はアーム部材90aから離間する。結果的
に、アーム部材90aへの押圧力が解除されて前記アー
ム部材90a並びに90bはコイルスプリング92a、
92bの引張力を介して矢印F方向に揺動する(第3図
す参照)。従って、ローラ対94はカセツテ14側に変
位し、ストッパ部材118a、118bにアーム部材9
0a、90bが当接する位置において位置決めされる。
さらに、ベルト108を介してローラ対94が回転する
ために、これに挟持されている蓄積性螢光体シートSは
カセツテ14側に搬送される。この場合、ローラ対94
がカセツテ14内に臨入するために、このローラ対94
を介して押し出される蓄積性螢光体シートsは好適にカ
セツテ14内に進入することが出来る。
そして、ベルト108を介してローラ対94を回転させ
ていけば、これに挟持される蓄積性螢光体シートSはカ
セツテI4内に押し出されてその先端部が前記カセツテ
】4の内壁面に当接する。
このため、ローラ対94には、第3図Cに示すように、
蓄積性螢光体シー1− Sから矢印Hに示す方向に反力
が作用し、前記l−1−ラ対94を支承するアーム部材
90a、 90bはコイルスプリング92a、92bの
引張力に抗して矢r[目シ方向に揺動する。
従って、蓄積性螢光体シートsはその−・端部をカセツ
テ14の内壁面に当接させながら確実に前記カセツテ1
4内に収納されると共に、ローラ対94はこのカセツテ
14から離間する方向に揺動することになり、シー1−
 Sはローラ対94による挟持から離れ、カセツテ本体
!4a内に完全に収納される。
そこで、回転駆動源112の駆動作用下に回転駆動軸1
12aを矢印G方向に回転さセると、これに軸着される
円板114を介して係止ビン116がアーム部材90a
を矢印G方向に押圧する。結果的に、アーム部材90a
、、90bが矢印r>方向にさらに揺動し、これに支持
されるローラ対94はカセツテ14から完全に離脱して
次なるシートSの挟持作業を行うべく位置決めされるに
至る(第3図a参照)。
次いで、吸着盤16の揺動作用下に蓋体14bを閉動し
て後、カセツテ14をカセツテ保持部12から取り出せ
ばよい。その際、当該シート体搬送機構86は、第3図
aに示すように、カセツテ14から離間して位置決めさ
れるために、前記蓋体14bの開閉動作並びにカセツテ
14の着脱作業等に支障を生ずることがない。
しかも、本実施態様によれば、シート体Sはカセツテ1
4内に確実に挿入されて擦過傷等の発生を回避すること
が出来る。すなわち、仮に、第3図aに示す位置に固定
されたローラ対94で蓄積性螢光体シートSをカセツテ
14に送り出そうとすれば、前記ローラ対94がこのカ
セツテ14から離間しているため、前記蓄積性螢光体シ
ートSの後端部が前記ローラ対94から離脱する際にカ
セツテ本体14a内に完全に収納されない場合が生ずる
。従って、このような状態で蓋体14bを閉動作すると
、カセツテ本体14aの端部に載置する蓄積性螢光体シ
ー)Sは前記閉動する蓋体14bにより損傷する虞が惹
起してしまう。
然しなから、本実施態様では、前述したようにローラ対
94で蓄積性螢光体シートSの端部を挟持して後、第3
図すに示すように、このローラ対94をカセツテ14の
内方に揺動させて前記蓄積性螢光体シートSの搬送を行
っている。従って、蓄積性螢光体シートSはカセツテ1
4内に確実に収納されることが出来、蓋体14bの閉動
作時にこの蓄積性螢光体シー)Sに…傷を与える等の不
都合を回避することが可能となる。
さらに、シートSをカセツテ14に収納する際に、シー
トSの先端がカセツテ14の内壁面に当接すると、シー
トSの反力によりローラ対94はカセツテ14から離間
するように揺動し、シートSはローラ対94から離脱す
るに至る。このため、シートSは不当に湾曲されて割れ
を生ずるようなこともない。
以上のように、本発明によれば、例えば、放射線画像読
取装置等にカセツテを介して装填される蓄積性螢光体シ
ート等のシート体を走査読取作業および消去作業を終了
して後、再び前記カセツテに収納するための一対のロー
ラを揺動可能に構成している。従って、前記一対のロー
ラ間にシート体を挟持してこれをカセツテ側に揺動させ
て前記シート体をこのカセツテ内に確実に送り込むこと
が可能となる。しかも、ローラ変位手段の駆動作用下に
ローラ対をカセツテから強制的に離間させて位置決めす
るために、次なるシート体の搬送作業を容易に行うこと
が出来ると共に、前記カセツテの開閉動作等にローラ対
が干渉することがなく、前記カセツテの着脱作業等を簡
便化することが可能となる。このように、シート体を自
動的に且つ確実にカセツテ内に収納することが可能とな
るため、例えば、カセツテの開閉動作時にシート体に損
傷等を与えることがなく、しかも作業者はカセツテの着
脱を行うだけでシート体を画像読取装置や撮像装置等に
迅速に装填することが出来、極めて効率的な放射線画像
記録読取工程の達成が可能となる利点が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート体搬送機構を組み込む放射
線画像読取装置の概略説明図、第2図は本発明に係るシ
ート体搬送機構の一部省略斜視図、 第3図a乃至Cは本発明に係るシート体搬送機構の動作
説明を示す一部省略側面図である。 10・・・読取装置     12・・・カセツテ保持
部14・・・カセツテ     14a・・・カセツテ
本体14b・・・蓋体      24・・・スタッカ
32・・・読取部      38・・・走査手段64
・・・消去部      76・・・スタッカ82・・
・補助消去部    86・・・シート体搬送機構88
・・・支軸 90a、90b−アーム部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート体を挟持してこれをシート体収納容器内に
    搬送する一対のローラを揺動自在に構成すると共に、前
    記一対のローラを前記シート体収納容器側から強制的に
    離間させるローラ変位手段を設け、回転駆動される前記
    一対のローラをシート体収納容器側に揺動させてシート
    体の搬送を行い、さらに、前記ローラ変位手段の駆動作
    用下に前記一対のローラをシート体の挟持位置に待機さ
    せて前記シート体収納容器の開閉動作に干渉することを
    阻止するよう構成することを特徴とするシート体搬送機
    構。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の機構において、一対
    のローラを揺動自在なアーム部材の一端側に装着し、前
    記アーム部材の他端側に弾性体を係着して前記弾性体の
    引張力を介して前記一対のローラをシート体収納容器側
    に揺動させると共に、前記アーム部材に係合する変位手
    段を介して前記一対のローラを前記シート体収納容器か
    ら離間する方向に揺動させてなるシート体搬送機構。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の機構に
    おいて、変位手段は回転駆動源を含み、前記回転駆動源
    に軸着される円板に偏心して係止ピンを設け、前記回転
    駆動源の作用下に前記係止ピンを回動動作させてこれに
    係合する一対のローラをシート体収納容器から離間させ
    てなるシート体搬送機構。
  4. (4)特許請求の範囲第2項記載の機構において、一対
    のローラは回転駆動源に係合する第1のローラと弾性体
    を介して前記第1ローラ側に押圧される第2のローラと
    からなり、前記第2ローラをアーム部材に形成した長孔
    に沿って前記第1ローラから離間する方向に変位可能に
    構成してなるシート体搬送機構。
  5. (5)特許請求の範囲第2項記載の機構において弾性体
    を介してシート体収納容器側に揺動するアーム部材をス
    トッパ部材に係合させて前記アーム部材に支持される一
    対のローラの揺動範囲を規制してなるシート体搬送機構
  6. (6)特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
    載の機構において、シート体収納容器はカセッテからな
    るシート体搬送機構。
  7. (7)特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
    載の機構において、シート体は蓄積性螢光体シートから
    なるシート体搬送機構。
JP61204436A 1986-08-29 1986-08-29 シ−ト体搬送機構 Pending JPS6360859A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000118780A (ja) * 1998-10-15 2000-04-25 Sharp Corp 用紙搬送装置
JP2002220132A (ja) * 2001-01-22 2002-08-06 Shibaura Mechatronics Corp スタッカからの物品取出装置

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JP4521124B2 (ja) * 2001-01-22 2010-08-11 芝浦メカトロニクス株式会社 スタッカからの物品取出装置

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