JPS6367859A - シ−ト体搬送機構の制御方法 - Google Patents

シ−ト体搬送機構の制御方法

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JPS6367859A
JPS6367859A JP61212915A JP21291586A JPS6367859A JP S6367859 A JPS6367859 A JP S6367859A JP 61212915 A JP61212915 A JP 61212915A JP 21291586 A JP21291586 A JP 21291586A JP S6367859 A JPS6367859 A JP S6367859A
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Takashi Shiyouji
たか志 荘司
Toru Itakura
板倉 亨
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシート体搬送機構の制御方法に関し、一層詳細
には、二組のローラ間に挟持され副走査方向に題送され
るシート体に対し光ビームを主走査方向に走査させ画像
情報の記録または読取を行う際、前記シート体を検知し
て前段のローラ対によりシート体を挟持搬送し、次いで
、所定時間経過後に後段のローラ対によって前記シート
体を挟持搬送するシート体擾送機構の制御方法に関する
最近、蓄積性螢光体(輝尽性螢光体)を用いて被写体の
放射線画像を得る放射線画像記録再生システムが注目さ
れている。ここで、蓄積性螢光体とは放射線(X線、α
線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射するとこの
放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光
を照射すると、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光す
る螢光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性螢光体
を利用したもので、人体等の被写体の放射線画像情報を
一旦蓄積性螢光体の層を有するシート(以下「蓄積性螢
光体シート」または単に「シート」という)に蓄積記録
し、この蓄積性螢光体シートをレーザ光等の励起光で走
査して輝尽発光光を生じさせ、前記輝尽発光光を光電的
に読み取って電気信号を得、この電気信号に基づき被写
体の放射線画像を写真感光材料等の記録材料あるいはC
RT等の表示装置に可視像として出力させるものである
そこで、このような放射線画像記録再生システムにおい
て、放射線画像が蓄積記録された蓄積性螢光体シートか
らその放射線画像を読み取る場合、具体的には次のよう
な方法により行っている。
すなわち、蓄積性螢光体シート上をレーザビーム等の光
ビームで二次元的に走査し、当該シートから発せられる
輝尽発光光をフォトマルチプライヤ等の光検出器で時系
列的に検出して画像情報を得る。この場合、前記光ビー
ムの二次元的走査は、通常、蓄積性螢光体シートをベル
トコンベアによって副走査方向に搬送すると共に前記シ
ートの搬送方向と直交する主走査方向に光ビームを偏向
することにより達成している。
一方、前記のようにして得られた画像情報を可視像とし
て再生する場合、例えば、記録材料である写真感光材料
に蓄積性螢光体シートから得られた前記画像情報に基づ
いて変調されたレーザ光を照射し、前記写真感光材料に
所定の画像を記録する。そして、この新たに画像が記録
された写真感光材料は現像処理が施された後、所定の場
所に保管され、必要に応じて医療診断等に供されること
になる。
ところで、放射線画像を蓄積性螢光体シートから読み取
る際、ベルトコンベアにより搬送される前記蓄積性螢光
体シートはこのベルトコンベア上にしっかりと位置決め
固定されなければならない。走査中に蓄積性螢光体シー
トがベルトコンベア上で副走査方向と異なる方向に変位
すれば、この蓄積性螢光体シート上における光ビームの
照射位置が所望の位置からずれてしまうからである。す
なわち、ベルトコンベアに対して変位した蓄積性螢光体
シートに励起光の走査を行った場合、これから得られる
画像情報が位置ずれを起こした不正確なものとなり、こ
の画像情報に基づいて、例えば、医療診断を行う場合に
誤診等の発生する虞がある。
そこで、従来、走査中の蓄積性螢光体シートがベルトコ
ンベアに対して変位しないように、例えば、サクション
用ボックスが使用されている。すなわち、前記サクショ
ン用ボックスはエンドレス状のベルトコンベアの空間部
分に配設されており、前記ベルトコンベアには複数個の
サクション用孔部が穿設されている。そして、ベルトコ
ンベアに蓄積性螢光体シートが殺送されると、サクショ
ン用ボックスに接続する真空発生装置が吸引を開始し、
前記蓄積性螢光体シートがこのベルトコンベア上で吸引
されるために当該ベルト上に位置決め固定されて、この
ベルトコンベアの副走査方向への変位に伴って移送され
ることになる。
然しなから、この種の従来技術では、前記のようにサク
ション用ボックスを用いるため、機構が複雑且つ大型な
ものとなると共に、前記サクション用ボックスを介して
シートを吸引する真空発生装置並びにこの装置を駆動制
御するための制御系を必要とする。
しかも、このような蓄積性螢光体シートの固定搬送手段
がかなり高価なものとなり、放射線画像記録再生システ
ム全体としてのコストもまた相当に高騰してしまう不都
合が露呈する。
さらにまた、ベルトコンベアに蓄積性螢光体シートを好
適に吸着させるために、前記蓄積性螢光体シートをベル
トコンベアに対して平行に搬送する搬送路を設けなけれ
ばならず、このような構成からすれば、放射線画像記録
再生システム自体が大型化してしまう。このため、特に
、病院等に前記システムを配置する場合、狭小な室内を
効果的に活用することが困難となる欠点が指摘される。
一方、画像記録装置では写真感光材料に変調されたレー
ザ光を偏向して照射し主走査を行うと共に、前記写真感
光材料を回転駆動源に係合する大径なドラムとこのドラ
ム上に設けられる一対のローラとにより挟持して前記主
走査方向と略直交する方向に搬送して副走査を行ってい
る。
然しなから、この場合、写真感光材料を搬送する際にド
ラムを回転駆動する回転駆動源、例えば、モータに負荷
変動を惹起して前記写真感    ゛光材料に好適な副
走査が行われない虞が生ずる。
そこで、従来、副走査方向に対し前記ドラムの前後に支
持台を設けて副走査中における前記モータへの負荷変動
を極力抑えるよう構成している。従って、ドラムの前後
には少なくとも搬送される写真感光材料の副走査方向の
長さと同一あるいはそれ以上の長さを有する支持台を配
設しなければならず、画像記録装置自体が相当に大型化
してしまう欠点が露呈する。また、ドラムは写真感光材
料を安定して搬送するために、写真感光材料の幅員より
も大きな幅員を有しており、しかも、このドラムを回転
させるモータが前記ドラムの幅方向に設けられているた
め、前記画像記録装置は主走査方向にも大きく延在せざ
るを得ない。
さらに、写真感光材料に高精度な走査を行うためには、
前記写真感光材料を一定速度で正確な方向に高精度に搬
送するようにモータを厳密に制御する必要があり、前記
のように制御可能で高精度なモータは高価であることか
ら、装置全体のコストが大幅に上昇してしまうという問
題もある。また、写真感光材料を安定して搬送するため
にはドラムに摺接するローラ対を配設することが不可欠
であるが、これらのローラ対が設けられていることによ
り、前記写真感光材料゛の副走査方向の両端部には走査
を行うことが出来ず、例えば、画像の周囲を黒枠、所謂
、ブラックエツジにしたいという要求に対応出来ないと
いう不都合が生じる。
従来の画像読取装置および画像記録装置における上述の
ような欠点に鑑み、本願出願人は、シート状の被走査体
に一次元方向に偏向された光ビームを照射して主走査を
行うと共に、前記主走査方向と略直交する方向に前記被
走査体を移送して副走査を行い、前記被走査体を二次元
的に走査する光ビーム走査装置において、前記被走査体
を挟持して搬送する一対のローラを前記被走査体の搬送
方向の長さより短い間隔で二組配設し、前記二組の対を
なすローラを同期的に回転して副走査をなすと共に、前
記ローラ対間にて偏向された光ビームを照射し主走査を
行うように構成することを特徴とする光ビーム走査装置
を出願した(特願昭筒60−234182号)。
本発明は、前記の出願された発明「光ビーム走査装置」
に関連してなされたものであって、蓄積性螢光体シート
または写真感光材料等のシート体を二組のローラで挟持
搬送して走査する際、前記シート体を検知して前段のロ
ーラ対によりシート体を挟持搬送し、次いで、所定時間
経過後、後段のローラ対により前記シート体を挟持し搬
送すると共に、前記前段ローラ対を開放させることによ
り、前記シート体が前段および後段のローラ対に臨入す
る際に衝撃等の惹起することがなく、従って、シート体
を一定の速度で円滑に移送してシート体の略全域に亘っ
て放射線画像の読取または記録を好適に行うことを可能
とするシート体搬送機構の制御1方法を提供することを
目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明はシート状の被走
査体に光ビームを偏向して照射し主走査を行う際、前記
被走査体をその搬送方向の長さよりも短い間隔で配設し
た二組の対をなすローラで挟持し副走査tV送するシー
ト体搬送機構の制御方法であって、前記被走査体を検知
して前段のローラ対により挟持搬送し、次いで所定時間
経過後、前記被走査体を後段のローラ対により挟持し搬
送すると共に前記前段のローラ対による前記被走査体の
挟持動作を解除することを特徴とする。
次に、本発明に係るシート体搬送機構の制御方法につい
てそれを実施するための装置との関係において好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第1図において、参照符号lOは本発明に係るシート体
搬送機構を組み込む画像読取装置を示す。前記画像読取
装置10内の室12にはサプライマガジン14が装填さ
れており、このサプライマガジン14内には放射線画像
を蓄積記録済みの蓄積性螢光体シートAが積層して収納
されている。
前記サプライマガジン14に近接して吸着盤16を含む
枚葉機構が室12内に設けられ、この吸着盤16の下方
には蓄積性螢光体シートAを搬送するエンドレス状の第
1の搬送ベルト18が設けられる。この第1v!j送ヘ
ルド18は鉛直方向下方に延在して画像読取装置10の
内部隅角部で水平方向に指向するように屈曲しており、
その終端部から若干離間してシート体搬送機構20が設
けられる。
前記シート体搬送機構20は第1のローラ対22と第2
のローラ対24とを含み、これらのローラ対22.24
の間には搬送されてくる蓄積性螢光体シートAを保持す
るためのガイド部材26a、26bが配設される。第1
0−ラ対22は回転駆動されるローラ30とこれに摺接
して回転するローラ32とからなり、一方、第20−ラ
対24は回転駆動されるローラ34とこの上方に配設さ
れるローラ36とからなる。なお、第10−ラ対22の
前部には、第2図に示すように、蓄積性螢光体シートA
を検知する一対の検知センサ37a、37bを近接して
配設しておく。この場合、前記検知センサ37a、37
bとしては、例えば、一方のセンサから他方のセンサに
指向して蓄積性螢光体シートAに蓄積された画像情報を
消去することのない波長あるいはエネルギの光ビームを
射出しておき、前記光ビームが蓄積性螢光体シー1−A
によって遮光されることで当該シートAを検知するよう
構成しておくと好適である。
そこで、第1および第20−ラ対22.24は第2図に
示す機構によって駆動制御される。
すなわち、ローラ30の一端部は画像読取装置10内に
立設される支持板38に回転自在に軸支されており、こ
のローラ30の軸40aにはプーリ41aが係合する。
また、ローラ32の一端部より突出する軸44aは支持
板38に形成された長孔46aに嵌合する。ローラ32
の軸44aにはコイルスプリング48aが取着され、ロ
ーラ32を前記ローラ30より離間させる方向に付勢し
ている。なお、ローラ30および32の他端部は前記と
同様に図示しない支持板に枢支される。ローラ32の軸
44aには、電磁アクチュエータであるロータリソレノ
イド50aの回転駆動軸52aによって回動されるアー
ム部材54aの端部が当接する。この場合、前記ロータ
リソレノイド50aは支持板38に固着されており、後
述する制御回路の作用下に前記アーム部材54aをコイ
ルスプリング48aの引張力に抗して回動させ、前記ロ
ーラ32をローラ30に指向して変位させるものである
一方、第20−ラ対24を構成するローラ34の軸40
bはプーリ41bを介して回転駆動源、例えば、モータ
42の回転駆動軸に係合する。そして、このプーリ41
bと第10−ラ対22におけるプーリ41aとはベルト
43によって連結される。なお、第20−ラ対24を構
成する他の制711機構は第1ローラ対22の場合と同
様に構成されるため、対応する参照数字にbを付しその
説明は省略する。
ここで、シート体搬送機構200制御回路は次のように
構成される。すなわち、第3図において、制御回路はリ
セット信号の入力時からT3、T2)T3およびT4の
クロック信号φをカウントする第1乃至第4カウンタ6
0a乃至60dと、第1カウンタ60aおよび第2カウ
ンタ60bの出力信号によってロータリソレノイド50
aを駆動する駆動回路62aと、第3カウンタ60cお
よび第4カウンタ60dの出力信号によってロータリソ
レノイド50bを駆動する駆動回路62bとから基本的
に構成される。なお、第1カウンタ60aおよび第4カ
ウンタ60dには検知センサ37a、37bからのセン
サ信号aがリセット信号として人力し、一方、第2カウ
ンタ60bおよび第3カウンタ60cには前記センサ信
号aをインバータ64により反転回転させた信号百がリ
セット信号として入力する。また、駆動回路62a、6
2bは、例えば、積分器を含み、ロータリソレノイド5
0a、50bに徐々に増大あるいは減少する駆動電流を
供給するものである。
次いで、第20−ラ対24に近接して第2の搬送ベルト
66が設けられる。前記第2wL送ベルト66は一旦水
平方向に延在した後、図において大きく垂直方向上方に
延在し、その終端部で水平方向に屈曲し、さらに先端部
は若干下方に指向させておく。なお、この第2搬送ベル
ト66の先端部には蓄積性螢光体シートAを収納するレ
シーブマガジン68が近接して配置される。
一方、本実施態様のシート体段送罐構20の上部には読
取部70が配置される。前記読取部70はレーザ光源7
2を含み、このレーザ光源72のレーザ光導出側にはレ
ーザ光74をシートA上に走査させるためのミラー76
およびガルバノメータミラー78が設けられている。さ
らに、レーザ光74のシー)A上の走査位置には主走査
線に沿って光ガイド80が配設され、前記光ガイド80
の上部にフォトマルチプライヤ82が装着される。
さらにまた、室12内には、例えば、搬送ベルト66の
中間部に消去部84を配置する。なお、前記消去部84
の内部には図示しない複数個の消去用光源を配設してお
く。
本実施態様のシート体搬送機構を組み込む画像読取装置
は基本的には以上のように構成されるものであり、次に
その作用並びに効果について説明する。
先ず、画像読取装置10にサプライマガジン14が装着
される。この場合、前記サプライマガジン14内には、
例えば、人体等の被写体の放射線画像が蓄積記録された
蓄積性螢光体シートAを複数枚積層して収納している。
そこで、前記蓄積性螢光体シートAは吸着盤16を含む
枚葉機構の作用下に前記サプライマガジン14から1枚
ずつ取り出され、この吸着m16の下方に設けられる第
1 ip!j送ベルト18を介してシート体搬送機構2
0側に搬送される。
次いで、蓄積性螢光体シートAは第10−ラ対22)す
なわち、ローラ30とローラ32との間に挟持され、回
転駆動源としてのモータ42の作用下に矢印B方向に移
送される。その際、読取部70を駆動してレーザ光源7
2から導出されるレーザ光74をミラー76で反射させ
てガルバノメータミラー78に到達せしめ、このガルバ
ノメータミラー78の揺動作用下にレーザ光74を前記
シートA上で主走査方向にスキャンさせる。それによっ
てシートAから放出される耀尽発光光を光ガイド80に
入射させ、これをフォトマルチプライヤ82によって電
気信号に変換して、例えば、画像記録装置等に送給する
。このように、蓄積性螢光体シートAはレーザ光74に
より二次元的に走査され、続いてその前端部が第20−
ラ対24、すなわち、ローラ34と36とによって挟持
されるに至る。
そこで、第4図a乃至dおよび第5図のタイムチャート
に基づいて第10−ラ対22および第20−ラ対24の
動作につき説明する。この場合、蓄積性螢光体シートA
が第10−ラ対22に到達する以前において後段のロー
タリソレノイド50bは非通電状態とされている。その
ため、回転駆動軸52bに一端が枢支されたアーム部材
54bはローラ36の軸44bをローラ34に指向して
押圧することがな(、従って、前記ローラ36はコイル
スプリング48bにより支詩板38に形成した長孔46
bに沿って変位し、ローラ34と36との間に所定の間
隔が画成される。一方、ロータリソレノイド50aは蓄
禎性螢光体シートAが第10−ラ対22に到達する以前
において予め通電状態とされている。すなわち、ロータ
リソレノイド50aの回動動作によってアーム部材54
aがコイルスプリング48aの引張力に抗して軸44a
を押圧し、ローラ32がローラ30に近接している。
蓄積性螢光体シートAが第1搬送ベル目8によって移送
されその前端部が第10−ラ対22の前部に配置された
検知センサ37a、37b間に達すると、前記検知セン
サ37a、37b”は前記シートAを検知し、そのセン
サ信号aをリセット信号として第1および第4カウンタ
60a、60dに出力する。この場合、第1および第4
カウンタ60a、60dは前記センサ信号aの立ち上が
りからクロック信号φのカウントを開始する。
次いで、蓄積性螢光体シー)Aの前端部が第10−ラ対
22のローラ30.32間に臨入して矢印B方向に副走
査搬送され、画像読取部70による画像読取動作が開始
される(第4図a参照)。
一方、第4カウンタ60dがクロック信号φをT4だけ
カウントすると、駆動回路62bを駆動してロータリン
レノイド50bに時間と共にマ1り大する駆動電流を供
給する。
ロータリソレノイド50bに当該駆動電流が供給される
と、前記ロータリソレノイド50bの回転駆動軸52b
がコイルスプリング48bの引張力に抗して所定の速度
で回動し、アーム部材5/Ibがローラ36の軸44b
をローラ34に指向して徐々に押圧する。この結果、軸
44bは支持板38に穿設した長孔46bに沿って下降
し、ローラ36がローラ34に指向して一定の速度で変
位することになる。この場合、ローラ34上には蓄積性
螢光体シー)Aの前端部が臨入しており、当該前端部は
これらのローラ34および36によって静かに挟持され
、次いで、前記シー)Aに所期の応力が付与される(第
4図す参照)。従って、蓄積性螢光体シートAはローラ
34および36によって衝撃を受けることなく挟持され
、矢印B方向に継続的に移送される。この間、前記シー
トは前記読取部70により画像読取動作が極めて良好に
行われる。
次に、第1カウンタ60aがクロック信号φをセンサ信
号aの立ち上がりから第4カウンタ60dよりもやや長
い時間T I (T I> T a )だけカウントす
ると、駆動回路62aに停止信号を出力し、ロータリソ
レノイド50aへの駆動電流の供給を停止させる。従っ
て、アーム部材54aはコイルスプリング48aによっ
て軸44aより離間する方向に変位し、ローラ32がロ
ーラ30よりピ脱する。
この時の状態を第4図Cに示す。この場合、蓄積性螢光
体シートAは、その前端部がローラ34.36によりし
っかりと挟持されているためにローラ32および30の
離間動作から衝撃を受けることなく副走査方向に継続的
に移送される。
次いで、蓄積性螢光体シー)Aの後端部が検知センサ3
7a、37b間を通過すると、前記検知センサ37a、
37bはインバータ64によって反転されたセンサ信号
百をリセット信号として第2および第3カウンタ60b
、60Cに出力する。この場合、第2および第3カウン
タ60b、60Cは前記センサ信号百の立ち上がりから
クロック信号φのカウントを開始する。
そこで、第2カウンタ60bがクロック信号φをT2だ
けカウントすると、駆動回路62aを駆動してロータリ
ソレノイド50aに時間と共に増大する駆動電流を供給
する。ロータリソレノイド50aはコイルスプリング4
8aの引張力に抗してアーム部材54aを変位させ、ロ
ーラ32がローラ30に指向して一定の速度で変位する
。この場合、蓄積性螢光体シー)Aはローラ30.32
間を通過しており、挟持されることはない(第4図d参
照)。
一方、第3カウンタ60cはセンサ信号百の立ち上がり
クロツタ信号φをT:1(T3 >’rz)だけカウン
トすると、駆動回、162bに停止信号を出力し、ロー
タリソレノイド50bへの駆動電流の供給を停止させる
。この場合、アーム部材54bはコイルスプリング48
bによって軸44bより離間する方向に変位し、従って
、ローラ36がローラ34より離脱する。このような動
作から容易に諒解されるように、シートAに蓄積された
画像を読み取る際にはいずれか一方のローラ対によって
シートAはしっかりと挟持され、しかもシート全面に亘
って画像読取が可能となる。このことは、シートに対し
て可及的に多くの画像情報を蓄えることが可能となる効
果を奏する。
なお、第2カウンタ60bのカウント数T2は第3カウ
ンタ60cのカウント数T、と同じであっても良い。こ
の場合、ローラ対22.24は第4図dに示す動作とは
異なり、同時に近接動作および離間動作を行うことは容
易に諒解されよう。
次に、前記蓄積性螢光体シートAは第2搬送ベルト66
を介して消去部84に至る。消去部84では図示しない
複数個の消去光源が点灯されており、その照射光は蓄積
性螢光体シー)Aに残存する放射線画像を完全に消去す
る。放射線画像の消去された蓄積性螢光体シー1−Aは
前記第2窪送ベルト66によって画像読取装置10の上
部に搬送された後レシーブマガジン68内に収納される
ところで、放射線画像記録再生システムでは、前述した
ような画像記録装置を採用しており、写真感光材料をド
ラムとローラとにより挾持逆送しながらこれに変調され
たレーザ光を照射して前記写真感光材料に放射線画像情
報に基づいて所定の画像を記録している。従って、本発
明に係るシート体搬送機構を前記画像記録装置に用いれ
ば、衝撃等を惹起することなく写真感光材料を正確且つ
円滑に確送することが出来、結果的に、前記写真感光材
料に記録される画像がより一層良好なものとなる。
以上のように、本発明によれば、蓄積性螢光体シート等
のシート体を前段のローラ対および後段のローラ対から
なる二組のローラ対で挟持して搬送する際、前記シート
体を検知して前段のローラ対によりシート体を挟持搬送
し、次いで、所定時間経過後、前記シート体を後段のロ
ーラ対により挟持搬送すると共に前記前段ローラ対によ
るシート体の挟持を解除している。従って、シート体は
前段および後段のローラ対によって効率的にしかも円滑
に搬送されるため、シート全面に対しての画像情報の蓄
積が可能であり、さらに、例えば、蓄積性螢光体シート
の全面に励起光を照射して放射線画像情報を得る場合あ
るいは写真感光材料の全面にレーザ光を照射して可視像
を得る場合、鮮明且つ良好な画像の取得が可能となる。
また、前段のローラ対の動作および後段のローラ対の動
作は一組の検知センサによるシート体の検知信号から時
間を計数することによって制御されるため、構成も極め
て簡易となる利点が得られる。
以上、本発明に係るシート体搬送機構の制御方法につい
て好適な実施態様を挙げて説明したが、本発明はこの実
施態様に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能
なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート体搬送機構を組み込む画像
読取装置の概略説明図、 第2図は本発明に係るシート体搬送機構の概略斜視図、 第3図は本発明に係るシート体&送機構における制御回
路のブロック図、 第4図a乃至dは本発明に係るシート体搬送機構の制御
方法を示す説明図、 第5図は第3図に示す制御回路の動作を説明するための
タイムチャートである。 10・・・画像読取装置  20・・・シート体搬送機
構22.24・・・ローラ対  37a、37b・・・
検知センサ42a 、 42b ・”モータ 50a、50b・・・ロータリソレノイド70・・・読
取部     84・・・消去部(C) (b) +11+) (d)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状の被走査体に光ビームを偏向して照射し
    主走査を行う際、前記被走査体をその搬送方向の長さよ
    りも短い間隔で配設した二組の対をなすローラで挟持し
    副走査搬送するシート体搬送機構の制御方法であって、
    前記被走査体を検知して前段のローラ対により挟持搬送
    し、次いで所定時間経過後、前記被走査体を後段のロー
    ラ対により挟持し搬送すると共に前記前段のローラ対に
    よる前記被走査体の挟持動作を解除することを特徴とす
    るシート体搬送機構の制御方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の方法において、検知
    手段により被走査体を検知した時点から所定時間経過後
    に前段のローラ対によって前記被走査体の挟持搬送動作
    を開始し、次いで前記前段のローラ対による被走査体の
    挟持搬送動作から所定時間経過後に後段のローラ対によ
    り前記被走査体の挟持搬送動作を行い、さらに所定時間
    経過後に前記前段のローラ対の被走査体に対する挟持搬
    送動作を解除してなるシート体搬送機構の制御方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法に
    おいて、被走査体は放射線画像が蓄積記録された蓄積性
    螢光体シートからなるシート体搬送機構の制御方法。
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JPH0210666U (ja) * 1988-07-05 1990-01-23
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JP2002090906A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Noritsu Koki Co Ltd 感光材料の平面性維持部材およびそれを備えた写真焼付装置

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