JPS6318762A - 光ビ−ム走査機構 - Google Patents

光ビ−ム走査機構

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JPS6318762A
JPS6318762A JP61163218A JP16321886A JPS6318762A JP S6318762 A JPS6318762 A JP S6318762A JP 61163218 A JP61163218 A JP 61163218A JP 16321886 A JP16321886 A JP 16321886A JP S6318762 A JPS6318762 A JP S6318762A
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rollers
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Yasuyoshi Ota
恭義 大田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光ビーム走査機構に関し、−層詳細には、例え
ば、放射線画像が蓄積記録された蓄積性螢光体シートに
励起光を照射して走査読取する際、または写真感光材料
に光ビームを照射して前記写真感光材料に画像を走査記
録する際のようにシート状の被走査体を搬送すべく配設
された一対のローラをその搬送時には互いに実質的に被
搬送体に圧接させ、一方、非搬送時には相互に所定のク
リアランスを有するように離間させてローラ自体の変形
等を回避し、これによって被搬送体を常に精度よく搬送
するよう構成した光ビーム走査機構に関する。
最近、蓄積性螢光体(算尽性螢光体)を用いて被写体の
放射線画像を得る放射線画像記録再生システムが注目さ
れている。ここで、蓄積性螢光体とは放射線(X線、α
線、β線、T線、電子線、紫外線等)を照射するとこの
放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光
を照射すると、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光光
を生ずる螢光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性螢光体
を利用したもので、人体等の被写体の放射線画像情報を
一旦蓄積性螢光体からなる層を有するシート(以下「蓄
積性螢光体シート」または単に「シート」という)に蓄
積記録し、この蓄積性螢光体シートをレーザ光等の励起
光で走査して輝尽発光光を生じさせ、前記輝尽発光光を
光電的に読み取って電気信号を得、この電気信号に基づ
き被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録材料ある
いはCRT等の表示装置に可視像として出力させるもの
である。
そこで、このような放射線画像記録再生シスヂムにおい
て、放射線画像が蓄積記録された蓄積性螢光体シートか
らその放射線画像を読み取る画像読取装置では、具体的
には次のような方法により前記放射線画像を読み取って
いる。
すなわち、蓄積性螢光体シート上をレーザビーム等の光
ビームで二次元的に走査し、これによって発光する輝尽
発光光をフォトマルチプライヤ等の光検出器で時系列的
に検出して画像情報を得る。そして、前記光ビームの二
次元的走査は、通常、蓄積性螢光体シートを一方向に搬
送用ローラ対等で機械的に搬送することにより副走査を
行うと共に一次元的に前記螢光体シートの搬送方向と直
交する方向に偏向された光ビームを照射して主走査を行
うことにより達成している。
次いで、前記のようにして得られた画像情報を写真感光
材料に出力する場合には画像記録装置に送られる。前記
画像記録装置は記録材料である写真感光材料に蓄積性螢
光体シートから得られた画像情報に基づいて変調された
レーザ光を照射し、前記写真感光材料に所定の画像を露
光記録するように構成されている。この新たに画像が記
録された写真感光材料は現像処理が施されて後、所定の
場所に保管され、必要に応じて医療診断等に供されるこ
とになる。
ところで、前記画像読取装置並びに画像記録装置では、
走査読取あるいは走査記録中に蓄積性螢光体シート等の
被走査体は副走査方向に円滑に搬送されなければならな
い。正確な画像情報を読取または記録するためである。
この目的を達成するために、被走査体を搬送する機構と
して互いに圧接状態で回転するニップローラを採用する
ことが考えられる。然しながら、このように所定の圧力
で常時当接状態にあると、被走査体が搬送用ローラ対の
間に臨入する際に前記被走査体が衝撃を受け、この被走
査体上における光ビームがずれてしまう。結局、このよ
うに副走査方向に対して円滑に搬送されない被走査体に
あっては、走査読取または走査記録が正確に行われず、
例えば、この走査読取作業によって得られた画像情報に
基づいて医療診断を行おうとする時、誤診断等の発生が
懸念される不都合がある。
そこで、走査中の被走査体が搬送用ローラ対間に臨入す
る際に惹起し易い衝撃を緩和し、この被走査体の走査読
取または走査記録を精度よく行うため、本出願人は鋭意
工夫並びに試作を重ねている。例えば、ローラ対を構成
する一方のローラを弾性体の弾発力を介して他方のロー
ラから離間させておき、このローラ対間に被走査体が進
入する際にソレノイド等の駆動作用下に前記一方のロー
ラを他方のローラに対して押圧させて前記被走査体を副
走査方向に挟持搬送するよう構成した光ビーム走査機構
がその一例である。
ところで、ローラ対は被走査体に摺接してこれを搬送す
るために、特に、この被走査体の表面に擦過傷等を生ず
ることがないよう前記ローラ対を構成する夫々のローラ
を比較的軟質な材料で形成している。例えば、被走査体
が蓄積性螢光体シートであれば、夫々のローラをポリウ
レタンゴム等で形成することにより前記シートに傷等を
住起することなく正確な走査読取作業を達成している。
また、ローラ対で被走査体を精度よく搬送するためには
前記ローラ対に比較的大きな摩擦力が必要となり、この
ため、夫々のローラを形成する材料を相当に軟質なもの
に選択しなければならない。
従って、被走査体が搬送されない際、夫々のローラが弾
性体の弾発力を介して圧着状態にあるものにあっては、
軟質な材料で形成されるために前記ローラに変形が生じ
てしまう虞がある。
このように変形を生じたローラ対で挟持搬送される被走
査体は、副走査方向に対して前記ローラ対の変形により
搬送速度が変わり、前記被走査体の画像走査読取または
走査記録作業が不正確なものとなる懸念が指摘される。
本発明は前記に鑑みなされたものであって、蓄積性螢光
体シートまたは写真感光材料等のシート体を一対のロー
ラ間で挟持搬送して走査する際に、前記一対のローラ間
に予め前記シート体の厚さより小さなりリアランスを設
け、前記シート体がこの一対のローラ間に臨入あるいは
ローラ間から離脱する際にアクチュエータの作用下に一
方のローラを他方のローラから離間する方向に変位させ
るよう構成することにより、前記シート体に衝撃等を惹
起することがな(、しかも、シート体を搬送しない時に
前記一対のローラが離間しているために夫々のローラに
変形が生ずることを回避し、従って、シート体を正確且
つ円滑に副走査方向に搬送して画像の読取または可視像
の記録を好適に行うことを可能にした光ビーム走査機構
を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明はシート状の被走
査体を一方向に移送して副走査を行うと共に、前記一方
向と略直交する方向に偏向された光ビームを照射して主
走査を行う光ビーム走査機構であって、前記被走査体を
挟持して搬送する一対のローラ間に前記被走査体の厚さ
より小さな間隙を設けるよう構成すると共に、前記一対
のローラの少なくともいずれか一方のローラを変位させ
て前記間隙を拡開可能にするローラ変位手段を設けて構
成することを特徴とする。
次に、本発明に係る光ビーム走査機構について好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第1図において、参照符号10は本発明に係る光ビーム
走査機構を組み込む画像読取装置を示す。前記画像読取
装置10内の室12にはサプライマガジン14が着脱自
在に装着されており、このサプライマガジン14内には
放射線画像を蓄積記録済みの蓄積性螢光体シー)Aが積
層して収納されている。前記サプライマガジン14に近
接して吸着盤16を含む枚葉機構が室12内に設けられ
、この吸着盤16の下方には蓄積性螢光体シートAを搬
送するエンドレス状の第1の搬送ベルト18が設けられ
る。
前記第1搬送ベルト18は鉛直方向下方に延在して画像
読取装置IOの内部隅角部で水平方向に指向するように
屈曲し1.この第1搬送ベル目8の一面部にはこれに摺
接するように鉛直方向に配列された複数個のローラ20
a乃至20dが設けられている。さらに、前記第1搬送
ベルト18の下部側屈曲部には大径のローラ22を配設
する。
そこで、画像読取装置10の下部側中央に本実施態様に
係る光ビーム走査機構24が設けられる。
この場合、前記光ビーム走査機構24は画像読取部26
と前記読取部26の下方に位置し、第1搬送ベルト18
の終端部から若干離間して設けられるシート体搬送部2
8とから基本的に構成されている。
前記読取部26はレーザ光源30を含み、このレ−fl
i30のレーザ光導出側にはレーザ光32をシート上に
走査させるためのミラー34およびガルバノメータミラ
ー36と集光用反射ミラー38が設けられている。さら
に、レーザ光32のシート上の走査位置には主走査線に
沿って光ガイド40が配設され、前記光ガイド40の上
部にフォトマルチプライヤ42が装着されている。
一方、前記シート体搬送部28は第1のローラ対44と
第2のローラ対46とを含み、前記ローラ対44.46
の間には搬送される蓄積性螢光体シートAを保持するた
めのガイド部材48a、48bが配設される。前記第1
ローラ対44は回転駆動されるローラ50とこれに摺接
して回転するローラ52とからなり、一方、前記第2ロ
ーラ対46は回転駆動されるローラ54とこの上方に配
設されるローラ56とからなる。この場合、第1ローラ
対44は第2図および第3図に示すように構成されてお
り、第2ローラ対46も前記第1ローラ対44と同様に
構成されるため、この第2ローラ対46の詳細な説明は
省略する。
すなわち、第1ローラ対44を構成するローラ50の軸
50a、50bが画像読取装置10内に立設さ ゛れる
支持板58a、58bに回転自在に軸支されている。こ
のローラ50は、例えば、第2ローラ対46を構成する
ローラ54にベルト等を介して係合し、前記ローラ54
に係着される回転駆動源(図示せず)の駆動作用下に回
転するよう構成される。また、ローラ52の軸52a、
52bは夫々支持板58a、58bに形成される長円孔
60a、60bに嵌合し、この場合、前記ローラ52が
最下端に位置する際にこのローラ52とローラ50との
間に間隙62が画成される(第3図参照)。前記間隙6
2はローラ対44間に挟持される蓄積性螢光体シートA
の厚さより僅かに小さく選択されており、例えば、前記
蓄積性螢光体シートAの厚さが略0.5關〜0.7鰭で
あれば、前記間隙62を略0 、2 龍〜Q、4+n程
度に選択すれば好適である。さらに、ローラ52の軸5
2a、52bには押圧部材64a、64bが係合してい
る。
前記押圧部材64aはコ字状を呈しており、その上部6
6aは水平方向に膨出すると共に、前記上部66aの下
面部には軸52aを嵌合するための溝部68aが形成さ
れる。前記押圧部材64aの下部70aは上部66aと
同様に水平方向に膨出しており、この下部70aにはコ
イルスプリング72aの一端部が係合する。前記コイル
スプリング72aの他端部は図示していないが画像読取
装置IO内に固定されており、このコイルスプリング?
2aの弾発力を介して押圧部材64aは鉛直方向下方に
押圧されている。一方、押圧部材64bは前述した押圧
部材64aと同様に構成され、この場合、同一の構成要
素には同一の参照数字にbを付してその詳細な説明は省
略する。
次いで、ローラ52にはこのローラ52を長円孔60a
、60bを介して鉛直方向に移動させるためのローラ変
位手段74が係合する。前記ローラ変位手段74を構成
する電磁アクチュエータ、例えば、ロータリソレノイド
76が支持板58aに装着されており、このロータリソ
レノイド76から延在する回転駆動軸76aには第1の
アーム78の一端部が固着される。第1アーム78の他
端部は第2のアーム80の一端部に設けられるベアリン
グ82に係合し、この場合、前記第2アーム80の略中
央部には両端部を夫々の支詩板58a、58bに回転自
在に支承される回転軸86が嵌合係着している。また、
第2アーム80の他端部には段部を介して係止部80a
が形成され、この係止部80aにローラ52の軸52a
−t−載置する。一方、前記回転軸86の支持Vi5a
b側には同様にアーム88が係着され、このアーム88
の端部には段部を介して係止部8gaが形成される。
このようにして構成される当該光ビーム走査機構24の
第2ローラ対46に近接してエンドレス状の第2の搬送
ベルト92が設けられる。前記第2搬送ベルト92は一
旦水平方向に延在すると共に、第1図において、大きく
垂直方向上方に延在させ、その終端部で水平方向に屈曲
し、さらに先端部は若干下方に指向させておく。なお、
この第2搬送ベルト92の下部側屈曲部には大径なロー
ラ94を配設する。さらに、第1搬送ベルト18の垂直
方向に延在する部分には複数のローラ96a乃至968
を摺接配置し、前記第2搬送ベルト92の上部側屈曲部
には大径なローラ98とローラ100a、100bを設
けて蓄積性螢光体シー1−Aを鉛直方向下方に搬送する
ように構成している。
そして、前記ローラ100bに近接して蓄積性螢光体シ
ートAを収納するレシーブマガジン102が設けられて
いる。
さらにまた、室12内には、例えば、搬送ベルト92に
設けられるローラ96bと96cとの間に消去部104
を配置する。なお、前記消去部104の内部には図示し
ない複数個の消去用光源を配設しておく。
本実施態様の光ビーム走査機構を組み込む画像読取装置
は基本的には以上のように構成されるものであり、次に
その作用並びに効果について説明する。
先ず、画像読取装置10の室12内にサプライマガジン
14が装着される。この場合、前記サプライマガジン1
4内には、例えば、人体等の被写体の放射線画像が蓄積
記録された蓄積性螢光体シートAを複数枚積層して収納
している。
そこで、前記蓄積性螢光体シー)Aは吸着盤16を含む
枚葉機構の作用下に前記サプライマガジン14から1枚
ずつ取り出され、この吸着盤16の下方に設けられる第
1搬送ベルト18と複数個のローラ20a乃至20dお
よびローラ22を介してシート体搬送部28側に搬送さ
れる。
ここで、ローラ変位手段74が駆動される。すなわち、
ロータリソレノイド76の駆動作用下に回転駆動軸76
aが矢印B方向に回転すると、この回転駆動軸76aに
係着される第1アーム78が同様に矢印B方向に揺動し
、その一端部に係合するベアリング82を矢印B方向に
押圧する。前記ベアリング82は第2アーム80に装着
されており、このベアリング82が矢印B方向に押圧さ
れることにより前記第2アーム80は回転軸86と一体
的に揺動し、その先端部に形成される係止部80aは矢
印C方向に揺動する。その際、回転軸86には他方のア
ーム88が係着されており、このアーム88の先端部に
形成される係止部88aも同様に矢印C方向に揺動する
に至る。従って、夫々の係止部80a、88aに係合す
る軸52a、52bは押圧部材64a、64bに係合す
るコイルスプリング?2a、72bの弾発力に抗して長
円孔60a、60bに案内されて鉛直方向上方に変位す
る。結局、夫々の軸52a、52bを設けるローラ52
はローラ50から少なくとも搬送されてくる蓄積性螢光
体シートAの厚さより大きく離間するに至る(第4図a
参照)。
そこで、ローラ50と52との間に蓄積性螢光体シート
Aが進入する際に、ローラ変位手段74を構成するロー
タリソレノイド76が再び駆動される。この場合、ロー
タリソレノイド76の作用下に回転駆動軸76aは前記
とは逆に矢印り方向に回転され、この回転駆動軸76a
に保合する第1アーム78は同様に矢印り方向に揺動す
る。従って、第2アーム80並びにアーム88による軸
52a、52bの保持作用が解除され、前記軸52a、
52bはコイルスプリング72a、72bに係合する押
圧部材64a、64bを介して鉛直方向下方向に変位し
、第1ローラ対44により蓄積性螢光体シートAが挟持
される。ここで、ローラ50と52の間隙62は予め蓄
積性螢光体シートAの厚さより小さく選択されており、
前記ローラ50と52とで蓄積性螢光体シートAが挟持
されると、ローラ52の軸52a、52bには押圧部材
64a、64bを介してコイルスプリング72a、72
bの弾発力が直接作用する。結局、前記コイルスプリン
グ?2a、?2bの弾発力により蓄積性螢光体シー1−
Aは第1ローラ対44により好適に挟持されることにな
る。
そして、第2ローラ対46を構成するローラ54に連結
している図示しない回転駆動源の駆動作用下に前記ロー
ラ54を回転すると、このローラ54にベルト等を介し
て係合するローラ50が回転し、蓄積性螢光体シートA
は第1ローラ対44に挟持されて前記第2ローラ対46
側に搬送される。
このようにして、シート体搬送部28を介して蓄積性螢
光体シートAを副走査方向(矢印E方向)に搬送すると
共に、読取部26が駆動される。
すなわち、レーザ光源30から導出されるレーザ光32
をミラー34で反射させてガルバノメータミラー36に
到達せしめ、このガルバノメータミラー36の揺動作用
下にレーザ光32を前記シートA上でスキャンさせる。
それによってシートAから放出される輝尽発光光を直接
あるいは反射ミラー38で反射させて光ガイド40に入
射させ、これをフォトマルチプライヤ42によって電気
信号に変換して、例えば、画像記録装置等に送給する。
その際、第1ローラ対44を介して矢印E方向に搬送さ
れる蓄積性螢光体シー)Aの先端部側は第2ローラ対4
6に臨む。ここで、前述した第1ローラ対44と同様に
前記第2ローラ対46を構成するローラ56を図示しな
いローラ変位手段を介してローラ54から離間させる(
第4図す参照)。
さらに、蓄積性螢光体シートAが夫々のローラ54と5
6との間に進入して後、前記ローラ56を下方向に変位
させて第2ローラ対46により前記蓄積性螢光体シート
Aを把持する。そして、ローラ54に連結される図示し
ない回転駆動源の駆動作用下に第2ローラ対46と第1
ローラ対44とにより蓄積性螢光体シートAを矢印E方
向に搬送しながら読取部26の駆動作用下に前記蓄積性
螢光体シートAの走査読取を継続する。従って、走査読
取中の蓄積性螢光体シートAは第2ローラ対46に対し
て衝撃等を惹起することなく極めて円滑に進入すること
が出来、前記走査読取作業を高精度に行うことが可能と
なる。
さらに、蓄積性螢光体シートAを矢印E方向に搬送して
いくと、この蓄積性螢光体シートAの後端部側が第1ロ
ーラ対44から離脱しようとする。この場合、前記と同
様にローラ変位手段74を駆動してローラ52を鉛直方
向上方に変位させることにより、前記第1ローラ対44
から蓄積性螢光体シー)Aの端部が離脱する際に惹起し
易い衝撃等を回避し、読取部26による走査読取作業を
好適に行うことが出来る(第4図C参照)。
従って、蓄積性螢光体シートA上にはレーザ光32によ
り二次元的に走査が行われると共に、この蓄積性螢光体
シートAはシート体搬送部28を介して矢印E方向に搬
送され、読取部26を通過してその画像信号が全て読み
取られる。
次いで、前記蓄積性螢光体シー)Aは第2搬送ベルト9
2)ローラ94およびローラ95a、96bを介して消
去部104に至る。前記消去部104では図示しない複
数個の消去光源が点灯されており、従って、その照射光
は蓄積性螢光体シートAに残存する放射線画像を完全に
消去する。放射線画像を消去された蓄積性螢光体シート
Aは前記第りm送ベルト92)ローラ96c乃至96e
を介して画像読取装置10の上部に搬送され、ローラ9
8およびローラ100a、100bを介してその進行方
向を変位させてレシーブマガジン102内に収納される
この場合、例えば、第1ローラ対44を構成するローラ
52は蓄積性螢光体シートへの表面に摺接してこの蓄積
性螢光体シートAを搬送するよう構成されている。この
ため、特に、前記ローラ52は蓄積性螢光体シートAの
表面に擦過傷等を生じないよう柔らかな材料、例えば、
ポリウレタンゴム等で形成されている。従って、ローラ
50と52とが常時圧接状態にあれば、特に、このロー
ラ52に変形が生じ、前記ローラ52と50とにより挟
持される蓄積性螢光体シー)Aを正確に副走査方向に搬
送することが困難となってしまう。しかも、ローラ対4
4を介して蓄積性螢光体シー1−Aをより一層効果的に
搬送しようとすれば、夫々のローラ50.52を相当に
柔らかな材料で形成して蓄積性螢光体シー)Aとの摩擦
力を増加させる必要があるが、この場合、前記ローラ5
0並びに52が圧接していれば、夫々のローラ50.5
2に生起される変形は相当に大きなものとなってしまう
然しなから、本実施態様では、蓄積性螢光体シートAの
搬送を行わない際に夫々のローラ50と52との間に間
隙62が設けられており、前記蓄積性螢光体シートAを
搬送する時にだけ前記ローラ50と52とでこの蓄積性
螢光体シー)Aを挟持するよう構成している。従って、
ローラ50並びに52を柔らかな材料で形成しても前記
ローラ50並びに52が変形することな(、蓄積性螢光
体シー)Aを精度よく副走査方向に搬送することが可能
となる。なお、第2ローラ対46においても同様に夫々
のローラ54.56に所望の材料を用いることが出来る
ことは容易に諒解されよう。
さらにまた、本実施態様では、蓄積性螢光体シートAが
第1ローラ対44および第2ローラ対46に進入する際
並びに前記ローラ対44.46から離脱する際に、夫々
のローラ52.56を他のローラ50.54から離間さ
せるよう構成している。従って、蓄積性螢光体シートA
が夫々のローラ対44.46に臨入あるいは前記ローラ
対44.46から離脱する際に惹起し易い衝撃等を好適
に回避して前記蓄積性螢光体シートAを副走査方向に極
めて円滑に搬送することが出来る。この結果、読取部2
6による走査読取作業がより一層高精度に行われるとい
う効果が得られる。なお、上記実施態様では、第1ロー
ラ対44による蓄積性螢光体シートAの把持をシー)A
が該ローラ対44から離脱する際解除するようにしてい
るが、第2ローラ対46によりシートAの先端が把持さ
れた時に第1ローラ対44によるシートAの把持を解除
し、第2ローラ対46のみによって以降副走査搬送を行
うようにしてもよい。
以上のように、本発明によれば、蓄積性螢光体シート等
の被走査体を走査する際に、前記被走査体を一対のロー
ラで挟持して搬送すると共に、前記一対のローラ間に予
め所定のクリアランスを設は且つ一方のローラを変位可
能に構成している。このため、比較的柔らかな材料でロ
ーラを形成しても夫々のローラが離間しているために、
前記ローラに変形等を惹起することがない。結果的に、
被走査体を精度よく副走査方向に搬送することが出来、
前記被走査体への走査読取あるいは走査記録作業が正確
に行われるという利点が得られる。しかも、一対のロー
ラを相対的に変位させて当該ローラ間を被走査体の厚さ
より大きく離間させることにより、前記一対のローラ間
に進入あるいは離脱しようとする前記被走査体に衝撃等
を惹起することがなく、走査読取あるいは走査記録作業
等を高精度に行うことが可能となる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、ローラ変位手段にロータリソレノイドに代替し
てトルクモータ等を使用することが出来る等、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の
変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る光ビーム走査機構を組み込む画像
読取装置の概略説明図、 第2図は本発明に係る光ビーム走査機構の要部概略斜視
図、 第3図は本発明に係る光ビーム走査機構の要部概略側面
図、 第4図a乃至Cは本発明に係る光ビーム走査機構の動作
を説明する概略図である。 10・・・画像読取装置    12・・・室14・・
・サプライマガジン  18・・・搬送ベルト24・・
・光ビーム走査機構  26・・・読取部28・・・シ
ート体搬送部   30・・・レーザ光源44.46・
・・ローラ対 50.52.54.56・・・ローラ 64a、64b・・・押圧部材 72a、72b・・・コイルスプリング74・・・ロー
ラ変位手段 76・・・ロータリソレノイド 78.80・・・アー
ム86・・・回転軸       88・・・アーム9
2・・・搬送ベルト 102・・・レシーブマガジン 104・・・消去部F
IG、1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状の被走査体を一方向に移送して副走査を
    行うと共に、前記一方向と略直交する方向に偏向された
    光ビームを照射して主走査を行う光ビーム走査機構であ
    って、前記被走査体を挟持して搬送する一対のローラ間
    に前記被走査体の厚さより小さな間隙を設けるよう構成
    すると共に、前記一対のローラの少なくともいずれか一
    方のローラを変位させて前記間隙を拡開可能にするロー
    ラ変位手段を設けて構成することを特徴とする光ビーム
    走査機構。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の機構において一対の
    ローラは回転駆動源に係合して回転する第1のローラと
    、ガイド用孔部に嵌合して前記第1ローラとの間に間隙
    を画成すると共に押圧手段を介して前記第1ローラ側に
    押圧される第2のローラとからなり、ローラ変位手段の
    作用下に前記第2ローラを前記押圧手段の押圧力に抗し
    て前記ガイド用孔部に沿って変位させて前記第1ローラ
    と第2ローラとの間隙を拡開するよう構成してなる光ビ
    ーム走査機構。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の機構に
    おいて、ローラ変位手段は実質的には回転駆動源と、前
    記回転駆動源に係着して揺動する第1のアームと、一端
    を前記第1アームに係合し他端を一方のローラに係合す
    ると共に回動可能な第2のアームとを含み、前記回転駆
    動源の作用下に第1および第2アームを介して前記一方
    のローラを他方のローラから離間する方向に変位させる
    よう構成してなる光ビーム走査機構。
  4. (4)特許請求の範囲第2項記載の機構において、押圧
    手段は押圧部材とスプリングとを含み、第1ローラと第
    2ローラとの間に被走査体が進入する際に前記スプリン
    グの弾発力を介して前記押圧部材が前記第2ローラを第
    1ローラ側に押圧し、これによって前記第1ローラと第
    2ローラとで前記被走査体を挟持してなる光ビーム走査
    機構。
  5. (5)特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記
    載の機構において、被走査体は蓄積性螢光体シートから
    なる光ビーム走査機構。
  6. (6)特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記
    載の機構において、被走査体は写真感光材料からなる光
    ビーム走査機構。
JP61163218A 1985-10-17 1986-07-10 光ビ−ム走査機構 Granted JPS6318762A (ja)

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JP61163218A JPS6318762A (ja) 1986-07-10 1986-07-10 光ビ−ム走査機構
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