JPH03211143A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JPH03211143A
JPH03211143A JP586790A JP586790A JPH03211143A JP H03211143 A JPH03211143 A JP H03211143A JP 586790 A JP586790 A JP 586790A JP 586790 A JP586790 A JP 586790A JP H03211143 A JPH03211143 A JP H03211143A
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JP
Japan
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sheet
roller
rollers
pair
nip
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Application number
JP586790A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Kudou
朋宏 工藤
Suguru Shimizu
英 清水
Keiji Okoda
啓次 大古田
Keiichi Kawasaki
川崎 敬一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録装置或いは読取装置に用いられ、搬送さ
れるシートを受は取り、シートの進行方向を変更する進
路変更機構を有するシート搬送装置に関するものである
[従来の技術] 第5図、第6図は従来のシート搬送装置におけるシート
の進路変更機構を示し、第5図はゴムベルトを用いた例
であり、駆動ローラ11に対し、ローラ12a、12b
の間に適当な張力で張られたゴムベルト13が圧接され
、ローラ12aとローラ12bはゴムベルト13を挟ん
でそれぞれ駆動ローラ11に接している。
駆動ローラ11の上流側であるローラ12aから下流側
にあるローラ12bまで、ゴムベルト13は駆動ローラ
11に接し等速で動いており、この上流側にシートSが
送り込まれると、シートSは駆動ローラ11とゴムベル
ト13の間に挟持され、進行方向を変更して下流側から
送出される。
第6図はガイド板を用いた例であり、屈曲する平行な2
枚のガイド板21a、21bの両端に搬送ローラ対22
a、22b及び搬送ローラ対23a、23bが配置され
ている。
上流側の搬送ローラ対22a、22bはその間に送り込
まれたシートSをガイド板21a、21bの間に送り出
し、シートSはガイド板21a、21bに沿って進むう
ちに進行方向を変更し、下流側の搬送ローラ対23a、
23bに挟持され前方に送られる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第5図に示される従来例ではシートSが
送り込まれる際に、駆動ローラ11とローラ12aの接
点における接線に略平行とし、かつその近傍に送り込む
必要がある。もし、送り込まれるシートSがここから大
きく外れると、シートSの搬送が不能となりジャミング
を生じてしまうため、充分な位置精度を必要する。また
、シートSを収納しているマガジンから吸盤を用いてシ
ートSの先端を持ち上げて取り出した直後に送り込むも
のとすると、取り出す方向と送り込む方向がほぼ垂直と
なるため、吸盤の動作が複雑となり、機構の複雑化が免
れない。
更に、ゴムベルト13は一般に帯電し易いため、シート
Sの搬送中にスパークを生じ、搬送されるシートSが撮
影用フィルムである場合に、感光して画像を損う可能性
がある。また、シートSとゴムベルト13が圧接するた
め、シートSに塗布された物質が化学変化を起こしたり
、剥離してゴムベルト13に付着したりしてシートSを
損傷する虞れがある。
また、第6図に示す従来例では、搬送路の曲率が小さい
と、進行方向を変更する際にシートSの表面がガイド板
21a、21bと摩擦して損傷する危険がある。
本発明の目的は、上述の欠点を解消し、搬送シートを損
傷することなく、シートを受は取ると共にり、進行方向
を変更する機構を有するシート搬送装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するために、本発明に係るシート搬送
装置においては、1個又は複数個のメインローラと該メ
インローラに接離自在な複数個のニップローラを有する
シート搬送装置であって、シート搬送路における上流側
のニップローラが前記メインローラに圧接して形成する
接線は、該上流側のニップローラに隣り合う下流側のニ
ップローラが前記メインローラから離隔している時に、
該下流側のニップローラと前記メインローラの間隙を通
過するような位置関係としたことを特徴とするものであ
る。
[作用] 上述の構成を有するシート搬送装置は、シート搬送にお
ける上流側のニップローラが移動して、メインローラに
圧接することにより、その間に送り込まれたシートを挟
持して搬送を行い、更に下流側のニップローラを離隔し
た位置からメインロラに圧接する位置まで移動すること
により、下流側のニップローラでシートを挟持しシート
の進行方向の変更を行う。
し実施例] 以下に、感光性を有するシートを光ビーム走査して画像
記録する画像記録装置に本発明を適用した実施例につい
て、第1図〜第4図を基に詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例の構成図であり、上方に配置さ
れたレーザー光学ユニット5oは、レザー光源、光変調
器、ポリゴンミラー ミラー等を内蔵し、画像信号に応
じて変調されたレーザービームβをポリゴンミラーの回
転を用いて主走査方向に偏向し、記録位置のシートSの
感光面を光走査する。なお、シートSの給送中には、図
示しないシャッタ等でレーザービーム℃が記録位置にす
8射されないようになっている。レーザー光学ユニット
50の下方に配置された副走査ローラ対51は、一方が
回転駆動力を持ち他方がそれに従動するローラ対であり
、2つのローラ間に挟持されたシートSを一定速度で搬
送して画像記録の副走査を行う。なお、レーザー光学ユ
ニット50からのレーザービーム氾は副走査ローラ対2
の近傍に主走査されるようになっている。副走査ローラ
対51の下方には、下側から未記録のシートSを積層収
納するサプライマガジン52、記録済のシートSを収納
するレシーブマガジン53が上下に並列して配置されて
いる。マガジン52.53の上面にはそれぞれシートS
を出し入れするための開閉可能なスライド蓋52 a 
% 53 aが設けられており、スライド蓋52a、5
3aを閉止した状態ではマガジン52.53の内部は外
部から遮光される。なお、マガジン52.53の内部に
それぞれ積層されるシートSはフィルム乳剤面が共に下
側を向いており、遮光効果を一層高めるようになってい
る。
また、サプライマガジン52の開口部には、吸引動作に
よりサプライマガジン52の最上層のシートSを吸引す
る吸盤54が、サプライマガジン52に対して位置E、
F間を進退自在に設けられている。取り出されたシート
Sを搬送するために、サプライマガジン52の出口方向
には3対の搬送ローラ対55.56.57が設けられ、
それぞれ駆動ローラ55a、56a、57aと回転駆動
力を持たない従動ローラ55b、56b、57bから成
っている。これらの3つの駆動ロラ55a、56a、5
7aはチェーンを介して図示しない1個のモータにより
駆動されており、駆動ローラ55a、56a、57aの
周速が全て等しくなるように、それぞれのスプロケット
の歯数が決められている。なお、第1従動ローラ55b
は位置G、Hの間を移動可能で、位置Hでは第1駆動ロ
ーラ55aに付勢されっつ当接する。第2従動ローラ5
6bも同様に位置J、にの間を往復し、位置Jでは第2
駆動ローラ56aに当接し従動回転するようにされてい
る。また、第3従動ローラ57bは位置P、Q、R,S
の間を移動可能で、位置P、Q、Rの間では第3駆動ロ
ーラ57aに当接しながら遊星的に移動し、位置Sでは
第3駆動ローラ57aから退避するようになっている。
更に、第1搬送ローラ対55と第2 flat)送ロー
ラ対56の間の搬送路には、駆動力を持たない2つの挟
持ローラから成る挟持ローラ対58が設けられている。
この挟持ローラ対58はシートSを挟持し、シートSが
自重によりこの挟持ローラ対58から外れようとする力
に抗して、シートSを弱い摩擦力により保持して落下を
防止するようにしている。
挟持ローラ対58に挟持されたシートSの傾きを矯正し
て揃えるために、第2搬送ローラ対56の下方にレジス
ト板59が設けられており、このレジスト板59は回動
軸59aを中心に、第1図の点線及び第2図の実線に示
すように、位置MからLに扇形状に回動自在とされ、位
置MからLに回動する際に挟持ローラ対58に保持され
たシートSの端部にレジスト面59bが押接して、シー
トSを揃える所謂レジスト動作を行う。また、このレジ
スト板59の背面は滑らかに加工されたガイド面59c
とされ、第2図に示すようにレジスト板59が位置しに
ある場合には、このガイド面59c上をシートSが殆ど
摩擦なく摺動できるようになっている。
以上のほか、第2搬送ローラ対56と第3搬送ローラ対
57の間の搬送路にシートガイド板6゜が設けられ、第
3搬送ローラ対57がら副走査ローラ対51に至る搬送
路には、ガイドローラ61が設けられ、更に可動ガイド
板62が位置■とWの間を上下動自在に取り付けられて
おり、位置Wでは載置されたシートSが第3駆動ローラ
57aに接触しないようにされている。また、副走査ロ
ーラ対51の後方にはシートガイド板63が設けられて
いる。
なお、サプライマガジン52から取り出されたシートS
の先端が副走査ローラ対51に達した時点でも、シート
Sの後端はまだ第1搬送ローラ対55に挟持されるよう
な距離関係で各部材が配置されている。
以下の説明では、サプライマガジン52から取り出され
たシートSがガイド板63まで給送される経路を第1の
搬送路、位置しにあるレジスト板59のガイド面59c
の下端からガイド板63までの経路を第2の搬送路と呼
ぶことにする。即ち、第1の搬送路はシートSがサプラ
イマガジン52から引き出されてそのまま副走査ローラ
対51に向かう通路であり、第2の搬送路は一旦弓き出
されたシートSが第1の搬送路を通り逆行した後に再び
記録のために副走査ローラ51に向かう通路であって、
これらの搬送路は第2従動ロラ56bの位置Jからガイ
ド板63までの経路を共有している。
次に、この画像記録装置の動作について説明すると、未
記録のシートSが積層収納されているサプライマガジン
52は、装置本体内の所定の位置に装備され、装置内が
遮光された状態でスライド1 蓋52aが開けられる。吸盤54を動作させ、サプライ
マガジン52内に積層されているシー1〜Sの最上部の
1枚を位置Fに持ち上げる。次いで、当初は位置Gにあ
る第1従動ローラ55bを位置Hまで移動し、シートS
の先端を第1搬送ローラ対55の間に挟持する。ここで
、第1駆動ローラ55aを時計廻りに回転させると、シ
ートSは方向Aに移動され、挟持ローラ58a、58b
間に挿入される。挿入後に、シートSの先端が所定の位
置まで移動した時点で第1駆動ローラ55aを停止し、
第1従動ローラ55bを位置Gまで退避させると、シー
トSは非拘束の状態となるが、挟持ローラ対58の弱い
摩擦力により保持されて落下が防止される。
この状態でレジスト板59を位置りに移動すると、レジ
スト面59bがシートSの先端を押接し、挟持ローラ対
58の弱い摩擦力に抗してシトSを方向Bに押し戻す。
この際に、シートSの先端がレジスト面59bに倣い、
シートSの傾き矯正及び位置合わせが行われることにな
る。以上 2 のレジスト動作の終了後に、レジスト板59を初期位置
Mまで戻し、第1従動ローラ55bを再度位置Hに移動
して、第1駆動ローラ55aを駆動させ、シートSが当
初に位置Kにある第2従動ローラ56bの上を通過する
まで、シートSを方向Aに送る。ここで、第2従動ロー
ラ56bを位置KからJまで移動し、シートSの先端を
第2駆動ローラ56aとの間に挟持し、駆動ローラ55
a、56aを回転させると、シートSは第1の搬送路を
方向Cに搬送される。
次いで、シートSの先端が第3搬送ローラ対57に到達
すると、当初に位置Qにある第3従動ローラ57bは、
シートSの先端を挟んだまま第3駆動ローラ57aの回
転と共に、第3駆動ローラ57aの周囲を時計廻りに遊
星周回し、位置Rまで移動する。ここで、第3従動ロー
ラ57bの公転周回を位置Rで停止し、第3駆動ローラ
57aの回転を続けると、シートSは右方に搬送され副
走査ローラ対51に挿入される。このまま搬送を続け、
シートSの後端が挟持ローラ対58を外れるまでシート
Sを搬送した時点で、第2図に示すようにレジスト板5
9を再度位置りまで移動し、更に副走査ローラ対51及
び駆動ローラ55a、56a、57aを反時計廻りに逆
転し、シートSを方向りに逆進させる。即ち、シートS
の後端はレジスト板59のガイド面59cに沿って方向
りに降下してゆく逆進を続け、副走査ロラ対51からシ
ートSの先端が外れた時点で、第2従動ローラ56bを
位置Kに退避する。この際に、シートSは第3搬送ロー
ラ対57に挟持されているので、再度駆動ローラ55a
、56a、57aを正転させるとシートSは第2の搬送
路を方向Cに搬送されることになる。
シートSを方向Cに搬送を続けると、シートSの先端が
順方向に回転する副走査ローラ対51に再び達し、先端
がローラ対51の間に挟持された時点で、第3従動ロー
ラ57bは位置Sに上昇して退避し、同時に第3駆動ロ
ーラ57aは停止し、可動ガイド板62が位置Wに移動
する。この際に、シートSは可動ガイド板62上に載置
され、フィルム乳剤面をガイドローラ61に当接しなが
ら副走査ローラ対51により移動され、シ1〜Sの副走
査が行われることになる。
このようにして、シートSに対する副走査が開始される
と、レーザー光学ユニット50内のシャッタ等を開放し
て、シートS上にレーザビーム℃の主走査を開始し、シ
ートSの上面の乳剤面に潜像が記録される。
第2の搬送路に沿って副走査されるシートSは、可動ガ
イド板62の外周に沿って弯曲するが、この部分の弯曲
は可撓性を有するシートSの曲げの反発力とシートSが
自重で垂れ下がる力が相殺し合った自然な状態に近い弯
曲にするとよい。更に、第2の搬送路の他の部分ではシ
ートSは弯曲せずに自然な状態を保つようにすれば、シ
ートSと各ローラや各ガイド板との摩擦抵抗を少な(す
ることができる。このように、副走査の際に摩擦抵抗の
少ない第2の搬送路を用いれば、第1の搬送路で生ずる
ような、搬出されるシートSとサプライマガジン52内
に残される他の積層シートSとの静電気等により生じる
摩擦抵抗を防止することができる。また、フィルム搬送
経路の曲率半径が小さい第1の搬送路に比べて、弯曲し
ない直線的な第2の搬送路を選択すれば、搬送抵抗を小
さくする効果は更に増大する。このようにして、本実施
例では変動の少ない安定した送り速度で副走査を行うこ
とができ、シートS上には送りむらのない良質な画像の
記録が可能となる。
なお、上述のようにして画像記録が終了すると、副走査
ローラ対51を逆転させて、シートガイド板63上の記
録済シートSを記録時の副走査方向とは逆方向に搬送す
る。シートSの後端が再度第3駆動ローラ57aに達し
た時点で、可動ガイド板62が位置■に戻ると共に、退
避していた第3従動ローラ57bは位置Rに戻ってシー
トSを挟持し、次いで第3従動ローラ57bはシートS
を挟んだまま第3駆動ローラ57aの逆転と共に、第3
駆動ローラ57aの周囲を反時計廻りに遊星周回し、位
置Qを通過してPまで移動する。
ここで、第3従動ローラ57bの公転周回を位置Pで停
止し、第3駆動ローラ57aを回転し続けると、記録済
シーh Sはその回転に従って搬送されレシーブマガジ
ン53内に送り込まれる。レシーブマガジン53内への
搬送が終了すると、第3従動ローラ57bは初期位置Q
に戻る。
なお、ここでレシーブマガジン53内に既に収納されて
いるシートSの枚数を、図示しない手段により検知し、
その枚数によりレシーブマガジン53内での積層シート
Sの高さを推定して、この高さに応じて第3従動ローラ
57bの停止位置Pを決定するようにしておけば、積層
枚数によらずに誤動作なくレシーブマガジン53内に記
録済シートSを送り込むことができる。また、シートS
をレシーブマガジン53内に送り込んでいる途中で、第
3従動ローラ57bを位置PからQ方向に徐々に移動さ
せ、シートSがレシーブマガジン53内に進入する角度
を徐々に太き(するように制御することも可能である。
また、第3従動ローラ57bの停止位置を変更して、記
録済シートSの搬送方向を変更すること↓ b により、シートSをレシーブマガジン53に収納せずに
、例えば画像記録装置の外部に設けられた自動現像器等
に直接給送してもよい。即ち、シートSへの記録の終了
後には、第3従動ローラ57bは位置Rに固定してシー
トSの搬送方向を左方に直進させるようにし、図示しな
いガイド板及び排出口を設け、第3駆動ローラ57aを
反時計廻りに回転し続けるようにすれば、記録済シトS
はガイド板に沿って進み、排出口から側面に直結された
自動現像器に給送することができる。
次に、第3図により、第1、第2搬送ローラ対55.5
6、挟持ローラ対58の具体的な構造について更に詳細
に述べる。第3図(a)は要部の構成図であり、第1駆
動ローラ55a、挾持ローラ対58の一方の挟持ローラ
58a、第2駆動ローラ56aはシート搬送路の屈曲部
に沿ってその内側に順次に配置されており、第1駆動ロ
ーラ55aには第1従動ローラ55bが、第2駆動ロー
ラ56aには第2従動ローラ56bが屈曲部の外側から
接するようになっている。ただし、第1、第2従動ロー
ラ55b、56bは共に挟持ローラ58aの回転軸と同
軸で回動自在な揺動レバー71に支持され、常に少なく
とも一方が対となる駆動ローラ55a、56bから離れ
ている。
挟持ローラ58aにはシート搬送路の屈曲部の外側から
挟持ローラ対58の他方の挟持ローラ58bが圧接され
ており、これらの共通の接線Tは第3図(b)に示すよ
うに第1駆動ローラ55aに第1従動ローラ55bが圧
接されたときに形成される接線Tと共通であり、このと
き第2従動ローラ56bはこの接線Tに関して、第1従
動ローラ55bと同じ側つまり挟持ローラ58bと同じ
側に位置している。
揺動レバー71は2つの引っ張りばね72.73を有し
、それぞれ第1、第2従動ローラ55b、56bが第1
、第2駆動ローラ55a、56aにそれぞれ圧接した際
に、第1、第2従動ローラ55b、56bをそれぞれ第
1、第2駆動ローラ55a、56aの中心方向に付勢す
るよう 9 に、引っ張りばね72.73の一端は第1、第2従動ロ
ーラ55b、56bの軸に取り付けられている。また、
揺動レバー71には挟持ローラ58aの軸を通る直線に
沿って長孔71aが設けられ、固定された回転軸74の
周囲を回転運動する仮想線で示す円板75の外周に取り
付けられた軸76が、長孔71a内に挿入されている。
円板75の回転に従って揺動レバー71は挟持ローラ5
8aの回転軸を中心に揺動し、第1、第2従動ローラ5
5b、56bは交互にそれぞれ第1、第2駆動ローラ5
5a、56aに圧接する。
シートSの受取りの際には、第3図(a)に示すように
第1従動ローラ55bは第1駆動ローラ55aから離れ
ており、吸盤54によってシートSが取り出され上方に
運ばれて、第1駆動ローラ55aに達すると揺動レバー
71が回動し、第1従動ローラ55bがシートSを第1
駆動ローラ55aとの間に挟持する。次に、吸盤54は
シートSの吸引を停止し、第3図(b)に示すように第
1駆動ローラ55aが回動してシートSを挟持 0 ローラ58a、58aの間に搬送する。第3図fc)に
示すように、シートSの先端が第2従動ローラ56bと
第2駆動ローラ56aの間を過ぎると、再び揺動レバー
71が回転し、第3図fd)に示す状態を経て、(e)
に示すように第2従動ローラ56bがシートSを第2駆
動ローラ56aとの間に挟持し、シートSの進行方向の
変更が完了する。この位置で揺動レバー71は停止し、
第2駆動ローラ56a、従動ローラ56bによってシー
トSが移動され、第1図に示す上方の搬送ローラ対57
に送り込まれる。
以上の構成により、シートSの取り込み時には第1従動
ローラ55bは退避しているため、シトSの通過を妨げ
ることはなく、次に第1従動ローラ55bがシートSを
挟持して搬送する場合に、シートSを第2駆動ローラ5
6a、従動ローラ56bの間に自然に送り込むことがで
きる。この間、シートSは更に挟持ローラ58a、58
aによって支えられるため、シートSは常に何れかのロ
ーラにより保持されており、ずれたり傾いたすすること
がない。また、第2従動ローラ56bの移動により進行
方向の変更がなされるため、シートSの先端が確実に挟
持がなされる。
第4図は要部の変形例を示し、駆動ローラ81に従動ロ
ーラ82.83が圧接され、シートSを挟持し搬送を行
うようになっており、従動ローラ82.83は駆動ロー
ラ81に対して交互に圧接・離隔する関係とされている
。従動ローラ82.83の中間よりも梢々駆動ローラ8
1寄りに挟持ローラ84a、84bから成る挟持ローラ
対84が配置され、これらの挟持ローラ84a、84b
が挟む接線Tは従動ローラ82が駆動ローラ81に圧接
して形成する接線Tと共通になっている。
従動ローラ82に対してシート搬送路の上流側の2個所
には、搬入ローラ対85.86が配置され、何れもロー
ラ間の接線TI、T2が従動ローラ82が駆動ローラ8
1を圧接する点を通るようになっていて、これらの接線
Tl、 T2同志は成る角度θをなしている。
搬入ローラ対85.86は何れもシートSを送り込むた
めのものであり、シートSの搬入時には従動ローラ82
は駆動ローラ81から離隔しており、シートSの搬入域
が広く、何れの搬入ローラ対85.86からでもシート
Sの搬入が可能である。搬入に続き先の実施例と同様に
、従動ローラ83が一旦駆動ローラ81と従動ローラ8
2との共通の接線Tに関して駆動ローラ81の反対側に
移動しているので、シートSが従動ローラ82と駆動ロ
ーラ81の間を通り更に挟持ローラ対84の間を通ると
、シートSの先端を従動ローラ83が駆動ローラ81に
圧接し、シートSの進行方向をその接線の方向である方
向Yに変更する。変更する必要が無い場合には従動ロー
ラ83を駆動ローラ81に圧接せず、従動ローラ82を
圧接したまま挟持搬送することにより、挟持ローラ対8
4及び従動ローラ82と駆動ローラ81のそれぞれの接
線下方向である方向Xに搬送することも可能である。
更に、Y方向に送られるシートSの前方に、従動ローラ
82.83、挟持ローラ対84と同様の 3 方向変更手段として、第4図に示すように駆動ローラ8
1に圧接する従動ローラ87.88と挟持ローラ対89
を設け、シートSの搬送可能な方向を増加することもで
きる。
以上の構成により、シートSの搬入が可能な範囲が広く
、多方向からのシートSの搬入が可能となる。また、第
1の実施例と同様の利点を有する他に、挟持ローラ対8
4.89によってシートSの傾きを矯正するレジスト作
業を行うこともできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るシート搬送装置は、複
数個の可動なニップローラを用いてシトを挟持し、その
進行方向を変更することにより、シートを受は入れるこ
とが可能な範囲が位置、角度共に広く、搬送時にシート
が摩擦されることがないためシートの損傷が少なくなる
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第4図は本発明に係るシート搬送装置の実
施例を示し、第1図は画像記録装置の断 4 面図、第2図は画像記録装置の動作説明図、第3図fa
lは要部の構成図、(bl〜(e)は動作説明図、第4
図は要部の変形例の構成図であり、第5図、第6図は従
来のシートの進路変更機構の構成図である。 符号55a、56a、81は駆動ローラ、55b、56
b、82.83は従動ローラ、58a、58b、84a
、84bは挟持ローラ、71は揺動レバー 85.86
は搬入ローラ対である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1個又は複数個のメインローラと該メインローラに
    接離自在な複数個のニップローラを有するシート搬送装
    置であって、シート搬送路における上流側のニップロー
    ラが前記メインローラに圧接して形成する接線は、該上
    流側のニップローラに隣り合う下流側のニップローラが
    前記メインローラから離隔している時に、該下流側のニ
    ップローラと前記メインローラの間隙を通過するような
    位置関係としたことを特徴とするシート搬送装置。 2、前記下流側のニップローラが前記メインローラに圧
    接している時に、前記下流側のニップローラよりも上流
    に位置するローラ対により形成される接線に関して、前
    記下流側のニップローラの回転中心は、前記上流側のニ
    ップローラと対をなすメインローラが位置する側に存在
    する請求項1に記載のシート搬送装置。 3、前記隣り合うニップローラは交互に前記メインロー
    ラに対して圧接・離隔するようにした請求項1に記載の
    シート搬送装置。 4、前記シート搬送路上において隣り合う前記ニップロ
    ーラの間隙にシートを保持する保持手段を設けた請求項
    1に記載のシート搬送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008063140A (ja) * 2006-08-10 2008-03-21 Ricoh Co Ltd 記録体搬送装置、記録体給送装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008063140A (ja) * 2006-08-10 2008-03-21 Ricoh Co Ltd 記録体搬送装置、記録体給送装置及び画像形成装置

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