JP3389936B2 - プリンタの紙送り装置 - Google Patents

プリンタの紙送り装置

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JP3389936B2 JP08222794A JP8222794A JP3389936B2 JP 3389936 B2 JP3389936 B2 JP 3389936B2 JP 08222794 A JP08222794 A JP 08222794A JP 8222794 A JP8222794 A JP 8222794A JP 3389936 B2 JP3389936 B2 JP 3389936B2
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孝一郎 横山
尚登 山口
行宏 内山
正樹 下村
和彦 山口
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はプリンタに用いられる紙
送り装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に単票紙を用いるプリンタでは、押
えローラをプラテンに対して一定の押圧力をもって接触
転動させる必要があるため、例えば実公平4−1421
2号公報に示されているように、押えローラ支持軸をバ
ネによってプラテンに押圧するような構造が採られてい
る。 【0003】一方、単票紙と連続紙のいずれにも記録書
込みを可能にしたプリンタでは、連続紙の送り込みに際
して押えローラをプラテンから離隔させる必要があるこ
とと、プラテンの周速度をプッシュトラクタの周速より
も0.3%程度高める必要があってその機構がかなり複
雑になるため、単票紙と連続紙をそれぞれ別の紙搬送経
路を介して送り込むようにした装置の提案もなされてい
る。 【0004】特に、このような紙送り装置で単票紙と連
続紙を上下の紙案内経路を通して送り込むようにしたも
のでは、構造を簡単にし得る以外に、装置を小型に構成
することができるため小型のプリンタに適しているが、
一方において、このように構成した場合には、押えロー
ラ支持軸に作用するバネを連続紙の送り経路の外側に配
設しなければならなず、このため、厚手の単票紙を使用
したような場合には、両端を支持された送りローラ支持
軸がプラテンに対して凹字状に湾曲してしまう結果、左
右の押えローラをプラテンに対して正しくかつ均等に圧
接させることができなくなるといった問題が派生する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
単票紙と連続紙を別の紙経路を経て搬送することがで
き、しかも単票紙の押えローラをプラテンに均等に圧接
させることができ、さらには単票紙と連続紙が通る経路
の隙間を均一に設定することのできる新たな紙送り装置
を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのプリンタの紙送り装置とし
て、少なくとも左右一対の押えローラを備えた単票紙案
内部材をこれらの押えローラの配設位置近傍で支持部材
に結合するとともに、連続紙搬送経路の外側に設けた一
対の付勢部材によってこの支持部材をプラテン方向に付
勢するようにしたものである。 【0007】 【作用】このように構成したことにより、単票紙の搬送
の際の反力を受けて支持部材が湾曲した場合でも、単票
紙案内部材を常時水平に保った状態で、各押えローラを
プラテンの面に正しくかつ均一に圧接させる。 【0008】 【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1乃至図3は本発明の一実施例を示したものであ
る。 【0009】図において符号1はプラテンローラ10に
向けて単票紙を案内する単票紙案内板で、この案内面2
上には、プラテンローラ10の周面に接触して転動する
左右各一対の押えローラ3‥‥が搬送方向上手側と下手
側に軸支されており、また、この下面には、多数のリブ
4‥‥が紙搬送方向と平行な向きに突出形成されてい
て、その下方に配設された連続紙案内板6上に送り込ま
れてきた連続紙を連続紙案内板6とリブ4‥‥の下縁と
の間で案内しつつプラテンローラの周面に導くように構
成されている。 【0010】また一方、これらのリブ4‥‥は単票紙案
内板1を支持する支持杆7との結合部をなしていて、左
右の押えローラ3‥‥の直下に位置するリブ4a、4a
には、前後の押えローラ3‥‥の中間部分に、支持杆7
を密に嵌合する挿通孔5a、5aが穿設され、また、こ
れらの両側に位置するリブ4b‥‥には単票紙案内板1
寄りに延びた上下方向に長い長孔5b‥‥が、さらにこ
れらの内側に位置するリブ4c‥‥には単票紙案内板1
から離れる方向に延びた長孔もしくはバカ孔5c‥‥が
それぞれ穿設されていて、紙送りの際の反力によって支
持杆7が上向き凹状に湾曲した場合でも支障なく結合関
係を維持できるように構成されている。 【0011】これに対して支持杆7は、上述したように
押えローラ3‥‥直下のリブ4a、4aを介して単票紙
案内板1を支持する一方、自らは連続紙案内板6の外側
に配設した左右一対の押圧バネ8、8の上向き付勢力を
受けて単票紙案内板1上の前後左右の各押えローラ3‥
‥をプラテンローラ10の周面に等しく圧接するように
構成されている。 【0012】なお図中符号11は、プラテンローラ10
の周面に沿ってその軸方向に走行する記録ヘッドを示し
ており、また12は、連続紙案内板6の紙搬送方向上手
側に配設したプッシュトラクタ、13は、上記した押圧
バネ8を保持すべく下ケース14の両側に突出形成した
バネホルダをそれぞれ示している。 【0013】このように構成された実施例において、単
票紙案内板1は、押えローラ3、3直下のリブ4a、4
aを介して前後の押えローラ3、3の中間部分を支持杆
7により支持され、この状態で、各押えローラ3、3
は、支持杆7の両端に作用する押圧バネ8、8の付勢力
によりプラテンローラ10の周面に等しく圧接されてい
る。 【0014】そして、いまこの状態のもとで厚手の単票
紙がプラテンローラ10の周面に送り込まれてくると、
これらの押えローラ3‥‥は、図4に2点鎖線で示した
ように、紙厚に相当する量δだけ図中下方に変位し、さ
らに単票紙案内部材1を介してその下向き反力を受けた
支持杆7は、左右の押圧バネ8、8を支点として上向き
凹状に大きく湾曲変形する。 【0015】しかしながら、上述したようにこの支持杆
7は、押えローラ3、3の直下に位置するリブ4a、4
aの挿通孔5a、5aと密に嵌合し、これらのリブ4
a、4aを介して単票紙案内部材1を支持しているた
め、この案内部材1は、支持杆7の変形の有無に拘りな
く水平状態を維持して紙厚に相当する量δだけ下方へ変
位し、プラテンローラ10の周面に送り込まれた単票紙
をこの案内面2上の押えローラ3‥‥によって等しくプ
ラテンローラ10の周面に密接させて正しく紙送りをす
る。 【0016】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、連続
紙搬送経路の外側に設けた一対の付勢部材により付勢さ
れる支持部材によって、単票紙案内部材を押えローラの
配設部近傍で支持するようにしたので、連続紙の搬送に
支障をきたすことなく単票紙案内部材を支持することが
できるとともに、支持部材の撓みの有無に拘りなく単票
紙案内部材を常に平坦な状態に支持して、その案内面上
に配設した押えローラをプラテンの面に等しくかつ均一
に圧接させて、正確な紙送りを図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す装置の正面図である。 【図2】同上装置を側面から示した構成図である。 【図3】同上装置を分解して示した斜視図である。 【図4】同上装置の支持状態を示した説明図である。 【符号の説明】 1 単票紙案内板 3 押えローラ 4 リブ 5b 挿通孔 6 連続紙案内板 7 支持杆 8 押圧バネ 10 プラテン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 正樹 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 山口 和彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−255355(JP,A) 特開 平2−86471(JP,A) 特開 平1−310978(JP,A) 実開 昭61−196048(JP,U) 実開 昭63−57452(JP,U) 実開 平3−101644(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 11/48 B41J 15/04 B65H 5/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 単票紙の搬送経路と連続紙の搬送経路を
    上下に配設したプリンタにおいて、単票紙をプラテンに
    圧接する少なくとも左右一対の押えローラを備えた単票
    紙案内部材を上記両押えローラの配設位置近傍で支持部
    材に結合するとともに、上記連続紙搬送経路の外側に設
    けた一対の付勢部材により上記支持部材を上記プラテン
    方向に付勢するようにしたことを特徴とするプリンタの
    紙送り装置。
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