JP4649427B2 - ロール紙供給機構 - Google Patents

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Description

本発明は、現金自動取扱装置(ATM)等に使用されるプリンタのロール紙供給機構に関し、特に、取引記録等を印字するジャーナル用紙のプリンタや、顧客へ送付する明細票のプリンタ等に使用されるロール紙供給機構に関する。
ロール紙状の用紙媒体を取扱うロール紙供給機構の従来方式には下記のものがある。
第1の方式は、ロール紙をホッパにセットした状態でロール紙が幅方向に移動しないように、あらかじめロール紙の幅よりやや広めの間隔を有する2つの規制ガイドを設置する方式である。ロール紙は、この2つの規制ガイドにより幅方向に移動することが規制される。
第2の方式は、ロール紙の軸穴に芯を挿入し、芯の左右両端部をホッパに引っ掛けてセットし、ロール紙の幅よりやや広めの間隔を有する2つの規制ガイドを芯の左右に設ける方式である。この方式でも、ロール紙は、この2つの規制ガイドにより幅方向に移動することが規制される。
第3の方式は、ロール紙を設置するホッパの下部に、円錐状のコーンローラと円筒ローラを同軸に設けて、ロール紙の左右端のいずれか一方をコーンローラのローラ面(斜面)に当てることで該ロール紙を片側に寄せる方式である。この方式では、ロール紙の幅が異なっていてもロール紙の左右端のいずれか一方がコーンローラの斜面に当たるために、幅の異なるロール紙が使用可能となる(特許文献1)。
特開昭59-12036号公報
ところが、上記第1、第2の方式では、いずれも、ロール紙の両端が規制ガイドで規制されてロール紙のガタつきが防止されるが、幅が異なるロール紙を使用する場合に、規制ガイドを別のものに取り替えたり、規制ガイドの取付位置を調整する必要がある。このため、用途に応じて、又は、機種毎に異なった幅のロール紙を使用する必要がある場合に、作業性が煩雑となり、且つ、複数種類の規制ガイドやホッパを用意しておく必要があるため、コストが上昇する不都合があった。
また、上記第3の方式では、上記不都合はないものの、使用可能なロール紙の幅がコーンローラの寸法により限られるうえ、コーンローラとガイドローラが必要なため、高価になってしまう問題がある。
本発明の目的は、ロール紙の種類が変わっても規制ガイドの取付位置調整などを不要とし、且つ構造が簡単なロール紙供給機構を提供することにある。
本発明は、ロール紙の下側を支持する支持板を備えたロール紙供給機構において、前記支持板を、ロール紙の軸方向に下に凸の状態となるようにU字またはV字形状に形成したことを特徴とする
上記の構成にあるため、ロール紙は自重で支持板に沿って移動する。支持板を、ロール紙の軸方向に下に凸の状態となるようにU字またはV字形状に形成した構成では、ロール紙はその幅の中心が支持板の中心(U字またはV字の最下点)に一致するように、その位置が自動的に決まる。ロール紙の幅の中心が支持板の中心からズレていると、ロール紙は自重により支持板を滑って移動し、最終的にはその幅の中心が支持板の中心(U字またはV字の最下点)に一致する。
したがって、ロール紙の幅にかかわらず、支持板の中心がロール紙の基準(幅の中心)に一致するので、ロール紙の幅が変わったときに規制ガイドの取付位置の調整をする必要がない。
また、ロール紙の支持を安定化させるために、前記支持板を、ロール紙の水平面の直径方向に下に凸の状態となるようにU字またはV字形状に形成しても良い。
本発明によれば、セットするロール紙の種類が変わっても規制ガイドの取付位置調整をする必要がなく、ロール紙の基準が自動的に所定位置に設定される。また、ロール紙は、その所定位置からズレることもない。
図1は、本発明の参考例であるロール紙供給機構の概略側面図である。図2は、上記ロール紙供給機構を使用したジャーナルプリンタの概略正面図である。
図1において、ロール紙1には、軸孔3が設けられている。ロール紙供給機構は、ロール紙1の幅方向(図の左右方向)の両端部に設けた規制ガイド5、7と、その規制ガイド5、7間に設けた芯体9とを備えている。芯体9は、ロール紙1の軸方向に下に凸の状態となるようにU字形状に形成されていて、軸孔3を通っている。また、芯体9は、その両端部が公知の構造により規制ガイド5、7に着脱自在に取り付けられている。典型的には、規制ガイド5、7の内側面に引っ掛け部を設け、芯体9は、その両端部を引っ掛け部に引っ掛けることで取り付けられる。なお、芯体9は、V字形状であっても良い。規制ガイド5、7間の間隔Lは、複数種類のロール紙のうち、最長幅のロール紙1の幅L1よりも長く設定される。ロール紙1の左端部と規制ガイド7間の距離はΔLである。ロール紙1の右端部と規制ガイド5間の距離もΔLである。ΔLは、ロール紙1の幅が短くなるほど長くなる。ΔLは、ロール紙1が最長幅のものであっても、十分なクリアランスである。
芯体9が当接する軸孔3の両端部分は、芯体9との滑りが良くなるように形状を工夫することも可能である。例えば、軸孔3の両端部分を内側から外側に向けて広がるようなテーパ形状に加工する。
図2において、ロール紙1は、上部が開口した箱状のロール紙ホッパ11内で、芯体9を軸孔3に通すことにより保持されている。規制ガイド5、7は、ロール紙ホッパ11の紙面に向かって前面と背面に設けられており、それらのガイド5、7はホッパ11に一体的に設けられている。ロール紙1からは用紙が送り出され、用紙取込口ガイド13とプラテンローラ15に接してスプール17に搬送されていく。プラテンローラ15には用紙を介して印字ヘッド19が圧接している。プラテンローラ15に回転力を付与するための用紙搬送モータ21が設けられ、これらの間にはベルト23が架けられている。このため、用紙搬送モータ21が駆動されると、プラテンローラ15に回転力が与えられ、このプラテンローラ15に接している用紙が摩擦力により搬送される。プラテンローラ15で搬送されていく用紙に対しては、印字ヘッド19により所定の情報が印字される。また、プラテンローラ15により搬送される用紙はスプール17に巻かれていく。スプール17には、ギア群19により矢印方向の回転力が付与されていて、ギア群19には図示しないモータから回転力が与えられている。このため、このモータが回転することにより、プラテンローラ15で搬送される印字済みの用紙は、たわみのない状態でスプール17に巻き付けられていく。
上記の構成で、ロール紙ホッパ11内に、ロール紙1を取り付けるときは、ロール紙1の軸孔9に芯体9を通して、芯体9の両端を規制ガイド5、7に取り付ける。このとき、図1に示すよう、芯体9はU字形状であるため、芯体9のU字の最下点は、ロール紙1の幅の中心と一致する。すなわち、ロール紙1が図1に示す位置から右方向、又は左方向にずれた位置にあったとしても、ロール紙1の自重により軸孔3と芯体3との接触点が滑って、図1に示す位置に移動して安定する。図1では、ロール紙1の基準(位置)がロール紙幅の中心位置となり、この基準が芯体9の中心と一致する。この関係は、ロール紙1を幅の短いロール紙1に取り替えた場合であっても同じである。また、ロール紙1を使用している最中でも、安定してロール紙1の基準が芯体9の中心と一致している。このため、ロール紙1のガタつきは起きない。
なお、芯体9は、V字状の形状を有するものであっても良い。また、芯体9は、予めU字又はV字状の形状を有するものであっても良いが、適度な弾性力を有するプラスチック等の弾性体で構成し、ロール紙1の重さで撓むことによりU字状になるものであっても良い。
図3は、本発明の別の参考例であるロール紙供給機構の構成図である。
構成において、上記の参考例と相違する点は、U字状の芯体9に代えて、棒状でロール紙1の軸方向に傾斜した芯体25を用いた点である。芯体25は金属や硬質のプラスチックなど、ロール紙1の重さによって撓まない剛体で構成され、図3の左側の規制ガイド7と右側の規制ガイド5間で、右下方向に一直線に傾斜している。芯体25の両端部は、公知の構造により規制ガイド5、7に取り付けられる。
芯体25がロール紙1の軸孔3に通されていることから、ロール紙1は、そのロール紙幅の長さにかかわらず、右端部が右側の規制ガイド5に当接する位置で安定する。すなわち、ロール紙1の右端部が基準(位置)となり、この基準が規制ガイド5の位置に一致する位置関係でロール紙1が安定する。
図4は、本発明の実施形態を示す。
この実施形態のロール紙供給機構は、芯体を使用しない。
ロール紙ホッパ11の底板であってロール紙1の下側を支持する支持板27は、ロール紙1の軸方向に下に凸の状態となるようにV字形状に形成している。このように構成することでも、図1に示す構成と同様に、ロール紙1はロール紙幅の中央が基準(位置)となって、この基準が支持板27のV字の最下点の位置に一致する位置関係でロール紙1が安定する。
図5は、さらに、本発明の別の参考例を示す。
構成において、上述の実施形態と相違する点は、V字形状の支持板27に代えて、ロール紙1の軸方向に傾斜した支持板29を設けた点である。このように構成することでも、図3に示す構成と同様に、ロール紙1は幅の右端部が基準(位置)となって、この基準が右側の規制ガイド5に一致する位置関係でロール紙1が安定する。
図6は、本発明の別の実施形態を示す。
この実施形態のロール紙供給機構は、図4に示す構成に加えて、ロール紙1の前後を支持する支持板31を設けている。また、この支持板31を、ロール紙1の水平面の直径方向に下に凸の状態となるようにV字形状に形成している。ロール紙1の軸孔には芯体を通していない。したがって、ロール紙1は、その前後面が支持板31の前後部で支持される。このように構成することで、ロール紙1は前後方向に支持された状態で、左右方向の位置が安定する。このため、用紙のガタつき防止がより一層効果的となる。なお、支持板31をU字形状にすることも可能である。
金融機関に使用される現金自動取引装置に搭載される明細票取扱装置、ジャーナル取扱装置、家庭用に使用されるファックス等のプリンタに適用可能である。
本発明の参考例のロール紙供給機構の概略側面図 上記ロール紙供給機構を使用したジャーナルプリンタの概略正面図 本発明の別の参考例のロール紙供給機構の概略側面図 本発明の実施形態のロール紙供給機構の概略側面図 本発明の別の参考例のロール紙供給機構の概略側面図 本発明の別の実施形態のロール紙供給機構を使用したジャーナルプリンタの概略正面図
符号の説明
1−ロール紙
3−軸孔
5、7−規制ガイド
9、25−芯体
27、29−支持板

Claims (2)

  1. ロール紙の下側を支持する支持板を備えたロール紙供給機構において、前記支持板を、ロール紙の軸方向に下に凸の状態となるようにU字またはV字形状に形成したことを特徴とするロール紙供給機構。
  2. 前記支持板を、ロール紙の水平面の直径方向に下に凸の状態となるようにU字またはV字形状に形成したことを特徴とする、請求項に記載のロール紙供給機構。
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