JPH09254859A - バーハンドル車両用ブレーキ装置 - Google Patents

バーハンドル車両用ブレーキ装置

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JPH09254859A
JPH09254859A JP8064281A JP6428196A JPH09254859A JP H09254859 A JPH09254859 A JP H09254859A JP 8064281 A JP8064281 A JP 8064281A JP 6428196 A JP6428196 A JP 6428196A JP H09254859 A JPH09254859 A JP H09254859A
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hydraulic
piston
cylinder hole
branch pipes
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Nissin Kogyo Co Ltd
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62LBRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
    • B62L3/00Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof
    • B62L3/08Mechanisms specially adapted for braking more than one wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T1/00Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
    • B60T1/02Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels
    • B60T1/06Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels acting otherwise than on tread, e.g. employing rim, drum, disc, or transmission or on double wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/321Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration deceleration
    • B60T8/3225Systems specially adapted for single-track vehicles, e.g. motorcycles

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】バーハンドル車両に用いる前・後輪ブレーキ
を、第1,第2ブレーキ操作子によって同時に作動する
二系統連動式としながら、構造を極力簡素化して低コス
ト化を図る。 【解決手段】後輪ブレーキ3に、ワイヤケーブル19,
20にて牽引操作される機械式のドラムブレーキを用
い、ワイヤケーブル19と枝管26aとの間に第1ケー
ブルアクチュエータ28を介装し、ワイヤケーブル20
と枝管27aとの間に第2ケーブルアクチュエータ29
を介装する。ケーブルアクチュエータ28,29の各シ
リンダ孔32に、ピストン33と液圧室34とを設け、
第1ケーブルアクチュエータ28のピストン33のロッ
ド33aにワイヤケーブル19を、液圧室34に枝管2
6aをそれぞれ連結し、第2ケーブルアクチュエータ2
9のピストン33のロッド33aにワイヤケーブル20
を、液圧室34に枝管27aをそれぞれ連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車や原動
機付き自転車等の前・後輪を有するバーハンドル車両で
あって、前輪ブレーキと後輪ブレーキとを、第1ブレー
キ操作子と第2ブレーキ操作子の操作によって同時に作
動する二系統連動式のバーハンドル車両用ブレーキ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車を始めとするバーハンドル車
両に、前輪と後輪とを第1ブレーキ操作子と第2ブレー
キ操作子の操作によって同時に作動する二系統連動式ブ
レーキを適用した従来例として、例えば特開昭56−1
54378号公報に示されるものがある。この技術は、
第1ブレーキ操作子に操作される液圧マスタシリンダに
つながれた液圧配管と、第2ブレーキ操作子に操作され
る液圧マスタシリンダにつながれた液圧配管とを、それ
ぞれ前輪ブレーキ用と後輪ブレーキ用の枝管に分岐し
て、第1ブレーキ操作子系統と第2ブレーキ操作子系統
の枝管のいずれか一方づつを前輪に、また第1ブレーキ
操作子系統と第2ブレーキ操作子系統の枝管の他方づつ
を後輪にそれぞれ接続しており(第4図参照)、第1,
第2ブレーキ操作子のいずれを操作した場合にも、前・
後輪双方のブレーキを同時に作動させて短距離を安定し
て停止できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成にあっ
ては、前輪ブレーキと後輪ブレーキに、液圧マスタシリ
ンダからの液圧でキャリパボディを直接作動させる液圧
式のディスクブレーキを用いることから、第1,第2ブ
レーキ操作子から液圧式ディスクブレーキまでの系統
が、第1,第2ブレーキ操作子のそれぞれで二系統づつ
の合計四系統となるため、配管の取り回しを相当困難な
ものにしている。また、これら4系統が個々に独立して
いるため、前・後輪ブレーキにそれぞれキャリパボディ
を2つづつ必要としたり、液圧式ブレーキに用いる製品
コストや組付けコストがいずれも割高であるなど、かな
りなコスト高は避けられなかった。
【0004】更に、バーハンドル車両が、ホイール径が
小さなソフトバイクやスクータ型車両の場合には、後輪
の一側部にエンジンや動力伝達機構,変速機構を一体化
したパワーユニットが位置するため、後輪に液圧式ブレ
ーキを適用して、ディスクロータやキャリパボディの配
置スペースを確保するには、相当な困難が伴うものであ
った。
【0005】そこで本発明は、前・後輪ブレーキを第
1,第2ブレーキ操作子によって同時に作動する二系統
連動式としながら、構造を極力簡素化して低コスト化を
図ると共に、ホイール径が小さなソフトバイクやスクー
タ型車両にも、車体構造を変更することなく適用が可能
なバーハンドル車両用ブレーキ装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、第1発明として、第1ブレーキ操作子に操作される
液圧マスタシリンダにつながれた液圧配管と、第2ブレ
ーキ操作子に操作される液圧マスタシリンダにつながれ
た液圧配管とを、それぞれ前輪ブレーキ用と後輪ブレー
キ用の枝管に分岐して、前輪ブレーキと後輪ブレーキと
を、前記第1,第2ブレーキ操作子の操作にて連動する
二系統連動式のバーハンドル車両用ブレーキ装置におい
て、前記前輪ブレーキと後輪ブレーキのいずれか一方
を、ワイヤケーブルやロッド等の2つの連繋手段にて牽
引操作される機械式ブレーキとし、該連繋手段のいずれ
か一方と前記第1ブレーキ操作子系統のいずれか一方の
枝管との間に第1ケーブルアクチュエータを介装すると
共に、前記連繋手段の他方と前記第2ブレーキ操作子系
統のいずれか一方の枝管との間に第2ケーブルアクチュ
エータを介装し、各ケーブルアクチュエータ内部のシリ
ンダ孔に、前記液圧マスタシリンダで発生した液圧を導
入する液圧室と、該液圧室へ導入された液圧にてシリン
ダ孔を移動するピストンとを設け、第1ケーブルアクチ
ュエータのピストンに前記連繋手段のいずれか一方を連
結し、同じく第1ケーブルアクチュエータの液圧室に、
前記第1ブレーキ操作子系統のいずれか一方の枝管を連
結し、前記第2ケーブルアクチュエータのピストンに前
記連繋手段の他方を連結し、同じく第2ケーブルアクチ
ュエータの液圧室に、前記第2ブレーキ操作子系統の他
方の枝管を連結する。
【0007】また、第2発明として、1ブレーキ操作子
に操作される液圧マスタシリンダにつながれた液圧配管
と、第2ブレーキ操作子に操作される液圧マスタシリン
ダにつながれた液圧配管とを、それぞれ前輪ブレーキ用
と後輪ブレーキ用の枝管に分岐して、前輪ブレーキと後
輪ブレーキとを、前記第1,第2ブレーキ操作子の操作
にて連動する二系統連動式のバーハンドル車両用ブレー
キ装置において、前記前輪ブレーキと後輪ブレーキのい
ずれか一方を、ワイヤケーブルやロッド等の連繋手段に
て牽引操作される機械式ブレーキとし、該連繋手段と、
前記第1ブレーキ操作子系統及び前記第2ブレーキ操作
子系統の枝管のいずれか一方づつとの間にケーブルアク
チュエータを介装し、該ケーブルアクチュエータ内部の
シリンダ孔にピストンを収容すると共に、該シリンダ孔
を大径シリンダ孔と小径シリンダ孔とを連ねた段付きシ
リンダ孔に形成し、前記ピストンを大径シリンダ孔に収
容される大径ピストンと、小径シリンダ孔に収容される
小径ピストンとを連設した段付きピストンに形成して、
前記大径シリンダ孔の底部と大径ピストンとの間に第1
液圧室を、前記小径シリンダ孔の底部と小径ピストンと
の間に第2液圧室をそれぞれ画成し、該第1液圧室と第
2液圧室に、前記第1ブレーキ操作子系統と第2ブレー
キ操作子系統の枝管のいずれか一方づつを連結する。
【0008】上記第2発明に従属する第3発明として、
第2発明の第1ブレーキ操作子を右ブレーキレバーとな
し、また第2ブレーキ操作子を、左ブレーキレバーまた
はフットペダルとなすと共に、第1ブレーキ操作子系統
の枝管のいずれか一方を第1液圧室に連結し、第2ブレ
ーキ操作子系統の枝管のいずれか一方を第2液圧室に連
結することもできる。
【0009】更に、第4発明として、第1ブーキ操作子
に操作される液圧マスタシリンダにつながれた液圧配管
と、第2ブレーキ操作子に操作される液圧マスタシリン
ダにつながれた液圧配管とを、それぞれ前輪ブレーキ用
と後輪ブレーキ用の枝管に分岐して、前輪ブレーキと後
輪ブレーキとを、前記第1,第2ブレーキ操作子の操作
にて連動する二系統連動式のバーハンドル車両用ブレー
キ装置において、前記前輪ブレーキと後輪ブレーキを、
それぞれワイヤケーブルやロッド等の連繋手段にて牽引
操作される機械式ブレーキとし、該連繋手段のいずれか
一方と、前記第1ブレーキ操作子系統及び前記第2ブレ
ーキ操作子系統の枝管のいずれか一方づつとの間に第1
ケーブルアクチュエータを介装し、前記連繋手段の他方
と、前記第1ブレーキ操作子系統及び前記第2ブレーキ
操作子系統の枝管の他方づつとの間に第2ケーブルアク
チュエータを介装し、双方のケーブルアクチュエータ内
部のシリンダ孔にピストンを収容すると共に、各シリン
ダ孔を大径シリンダ孔と小径シリンダ孔とを連ねた段付
きシリンダ孔に形成し、前記ピストンを大径シリンダ孔
に収容される大径ピストンと、小径シリンダ孔に収容さ
れる小径ピストンとを連設した段付きピストンに形成し
て、前記大径シリンダ孔の底部と大径ピストンとの間に
第1液圧室を、前記小径シリンダ孔の底部と小径ピスト
ンとの間に第2液圧室をそれぞれ画成し、第1ケーブル
アクチュエータの第1液圧室と第2液圧室に、前記第1
ブレーキ操作子系統と第2ブレーキ操作子系統の枝管の
いずれか一方づつを連結し、第2ケーブルアクチュエー
タの第1液圧室と第2液圧室に、前記第1ブレーキ操作
子系統と第2ブレーキ操作子系統の枝管の他方づつを連
結する。
【0010】上記第4発明に従属する第5発明として、
第4発明の第1ブレーキ操作子を右ブレーキレバーとな
し、また第1ブレーキ操作子系統の枝管のいずれか一方
を第1ケーブルアクチュエータの第1液圧室に、同じく
第1ブレーキ操作子系統の枝管の他方を第2ケーブルア
クチュエータの第2液圧室にそれぞれ連結すると共に、
第2ブレーキ操作子を、左ブレーキレバーまたはフット
ペダルとなし、第2ブレーキ操作子系統の枝管のいずれ
か一方を第1ケーブルアクチュエータの第2液圧室に、
同じく第2ブレーキ操作子系統の枝管の他方を第2ケー
ブルアクチュエータの第1液圧室にそれぞれ連結するこ
ともできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態例を図面に基
づいて説明する。図1は、第1発明を適用した第1形態
例を示すもので、ブレーキ装置1は、自動二輪車や原動
機付き自転車等のバーハンドル車両用の前輪ブレーキ2
と後輪ブレーキ3とを、第1ブレーキ操作子4または第
2ブレーキ操作子5の操作によって同時に作動する二系
統連動式で、前輪ブレーキ2には液圧式のディスクブレ
ーキが、また後輪ブレーキ3には機械式のドラムブレー
キがそれぞれ用いられている。
【0012】上記前輪ブレーキ2は、フロントフォーク
6の下端に架設されるフロントアクスル7に、図示しな
い前輪と共に矢印A方向へ回転可能に枢支されるディス
クロータ8と、フロントフォーク6の下部後側に、ディ
スクロータ8を跨いでキャリパブラケット9に支持され
るキャリパボディ10とからなっている。また後輪ブレ
ーキ3は、図示しない後輪のホイール内部で、スイング
アーム11の後端に固着されるバックプレート12の内
部に、一対の弓形ブレーキシュー13,13を対向配置
し、両ブレーキシュー13,13の端部間に拡開用のカ
ム軸14,15を配設したデュアル2リーディングタイ
プで、バックプレート12の外周縁とブレーキシュー1
3,13との間には、リヤアクスル16を介して後輪に
連結されるブレーキドラム(図示せず)が矢印A方向へ
回転可能に設けられ、各カム軸14,15からバックプ
レート12の外側へ突出するブレーキアーム17,18
の先端に、それぞれワイヤケーブル19,20がつなが
れている。
【0013】第1ブレーキ操作子4と第2ブレーキ操作
子5には、右ブレーキレバーと左ブレーキレバーが適用
されており、これら第1,第2ブレーキ操作子4,5
は、ハンドルバー21に固着された液圧マスタシリンダ
22,23のレバーブラケット22a,23aに基端を
枢支して、アクセルグリップ24と固定グリップ25の
前方にそれぞれ配設されている。第1ブレーキ操作子4
に操作される液圧マスタシリンダ22には液圧配管26
が、第2ブレーキ操作子5に操作される液圧マスタシリ
ンダ23には液圧配管27がそれぞれ接続されており、
更にこれら液圧配管26,27は、それぞれ2つの枝管
26a,26b,27a,27bに分岐されている。
【0014】液圧配管26の一方の枝管26aは、第1
ケーブルアクチュエータ28を介して一方のワイヤケー
ブル19と連結され、同じく液圧配管26の他方の枝管
26bは、前輪ブレーキ2のキャリパボディ10に直接
連結されており、第1ブレーキ操作子4に操作される液
圧系統は、液圧配管26を分岐して枝管26aからワイ
ヤケーブル19を通ってブレーキアーム17につながる
後輪ブレーキ用と、液圧配管26を分岐して枝管26b
からキャリパボディ10につながる前輪ブレーキ用との
二系統に分けられている。
【0015】また、液圧配管27の一方の枝管27a
は、第2ケーブルアクチュエータ29を介して他方のワ
イヤケーブル20と連結され、同じく液圧配管27の他
方の枝管27bは、前輪ブレーキ2のキャリパボディ1
0に直接連結されており、第2ブレーキ操作子5に操作
される液圧系統は、液圧配管27を分岐して枝管27a
からワイヤケーブル20を通ってブレーキアーム18に
つながる後輪ブレーキ用と、液圧配管27を分岐して枝
管27bからキャリパボディ10につながる前輪ブレー
キ用との二系統に分けられている。前輪ブレーキ2のキ
ャリパボディ10には内部に独立した2つの液圧室があ
り、枝管26b,27bはこれら液圧室のそれぞれに連
結されていて、前輪ブレーキ用の二系統はキャリパボデ
ィ10の内部でも分離している。
【0016】後輪ブレーキ用の枝管26a,27aと前
輪ブレーキ用の枝管26b,27bには、それぞれAB
S(アンチロックブレーキシステム)等の液圧制御手段
30が介装されており、各液圧マスタシリンダ22,2
3から液圧配管26,27を通して枝管26a,26
b,27a,27bへ供給される液圧が、車速や路面状
況に照らして過大な時に、これを液圧制御手段30で調
整して前・後輪のロックを有効に防止しながら、最短の
制動距離を安定した車体姿勢で停止できるようにしてい
る。
【0017】第1,第2ケーブルアクチュエータ28,
29は、液圧マスタシリンダ22,23から供給される
液圧作動力を機械的作動力に変換して、後輪ブレーキ3
を作動する作動力変換手段であって、シリンダボディ3
1に穿設された有底のシリンダ孔32にピストン33を
液密に内挿して、シリンダ孔32の底部とピストン33
の基端外周に液圧室34を画成し、ピストン33の先端
側とシリンダ孔開口部側の受け板35との間にリターン
スプリング36を縮設して、ピストン33を常時シリン
ダ孔32の底部方向へ付勢している。ピストン33の基
端には、シリンダ孔32の底壁31aを貫通する小径の
ロッド33aが突設されており、第1ケーブルアクチュ
エータ28のロッド33aの外端には一方のワイヤケー
ブル19が連結され、また第2ケーブルアクチュエータ
29のロッド33aの外端には他方のワイヤケーブル2
0が連結されている。
【0018】次に、このように構成される本形態例の作
動を説明する。第1ブレーキ操作子4の握り操作によっ
て液圧マスタシリンダ22に発生した液圧は枝管26
a,枝管26bに二分され、枝管26a側の一方は、液
圧制御手段30を経て後輪ブレーキ用の第1ケーブルア
クチュエータ28へ供給され、枝管26b側の他方は、
液圧制御手段30を経て前輪ブレーキ2のキャリパボデ
ィ10の液圧室に入り、摩擦パッドをディスクロータ8
に摺接させて、前輪の制動が行なわれる。
【0019】第1ケーブルアクチュエータ28へ供給さ
れた一方の液圧は、インレットポート31bから液圧室
34に入って、ピストン33をシリンダ孔32の開口部
方向へ押動し、ロッド33aをシリンダ孔32の内部へ
引き込んで一方のワイヤケーブル19を牽引する。次
に、後輪ブレーキ3の一方のブレーキアーム17がカム
軸14を支点に回動してブレーキシュー13,13を拡
開し、該ブレーキシュー13,13のライニング13
a,13aをブレーキドラムの内周面に摺接させて、後
輪の制動が行なわれる。
【0020】また、第2ブレーキ操作子5の握り操作に
よって液圧マスタシリンダ23に発生した液圧は枝管2
7a,枝管27bに二分され、枝管27a側の一方は、
液圧制御手段30を経て後輪ブレーキ用の第2ケーブル
アクチュエータ29へ供給され、枝管27b側の他方
は、液圧制御手段30を経て前輪ブレーキ2のキャリパ
ボディ10の液圧室に入り、摩擦パッドをディスクロー
タ8に摺接させて、前輪の制動が行なわれる。
【0021】第2ケーブルアクチュエータ29へ供給さ
れた一方の液圧は、インレットポート31bから液圧室
34に入って、ピストン33をシリンダ孔32の開口部
方向へ押動し、ロッド33aをシリンダ孔32の内部へ
引き込んで他方のワイヤケーブル20を牽引する。次
に、後輪ブレーキ3の一方のブレーキアーム18がカム
軸15を支点に回動してブレーキシュー13,13を拡
開し、該ブレーキシュー13,13のライニング13
a,13aをブレーキドラムの内周面に摺接させて、後
輪の制動が行なわれる。
【0022】本形態例はこのように、第1ブレーキ操作
子4と第2ブレーキ操作子5のいずれか一方または双方
の操作によって、前・後輪ブレーキを同時に作動する二
系統連動式としながら、後輪ブレーキ用の2つの液圧系
統にケーブルアクチュエータ28,29を介装して、後
輪ブレーキ5にコストの低い機械式ドラムブレーキを採
用したから、後輪ブレーキ5としての製作コストが液圧
式ブレーキよりも安く済み、しかもケーブルアクチュエ
ータ28,29から後輪ブレーキ3のブレーキアーム1
7,18までの間が、従来の液圧配管よりも極小径でフ
レキシブルなワイヤケーブル19,20となるので、車
体への取り回しが自由で容易に行なえるばかりか、組付
けコストも安く済む利点がある。
【0023】また、後輪ブレーキ3に用いた機械式ブレ
ーキは、液圧式ブレーキに較べて小径で且つコンパクト
であるから、液圧式ブレーキのようにディスクロータや
キャリパボディの配置スペースを設定する必要がなく、
しかも後輪の一側部にエンジンや動力伝達機構,変速機
構を一体化したパワーユニットを備えるソフトバイクや
スクータ等の小排気量バーハンドル車両の後輪の小さな
ホイールにも、タイヤサイズや既存の車体構造を何等変
更することなく容易に配置できるので、バーハンドル車
両を既存仕様のままブレーキ性能を向上できる効果は大
きい。
【0024】次に、第2及び第3発明を適用した第2形
態例と、第4及び第5発明を適用した第3形態例を、図
2,図3に基づいて説明する。図中、上述の第1形態例
と同一の構成については、同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0025】図2に示す第2形態例のブレーキ装置40
は、後輪ブレーキ41に機械式ドラムブレーキを適用
し、該後輪ブレーキ41のブレーキアーム42を牽引す
るワイヤケーブル43と、第1,第2ブレーキ操作子
4,5につながる2つの後輪ブレーキ用液圧系統の枝管
26a,27aとを、1つのケーブルアクチュエータ4
4にて連結している。
【0026】後輪ブレーキ41は、バックプレート12
の内部に対向配置されるブレーキシュー13,13の端
部間に、拡開用のカム軸45と拡開支点となるアンカー
ピン46を配設したシングル2リーディングタイプで、
カム軸45にブレーキアーム42の基端が固着されてい
る。
【0027】また、ケーブルアクチュエータ44は、シ
リンダボディ47の内部でピストン49を収容するシリ
ンダ孔48が、大径シリンダ孔48aと小径シリンダ孔
48bとを連ねた段付きに形成され、前記ピストン49
が、大径シリンダ孔48aに収容される大径ピストン4
9aと、小径シリンダ孔48bに収容される小径ピスト
ン49bとを連設した段付きに形成されている。大径ピ
ストン49aの先端側とシリンダ孔開口部側の受け板5
0との間にはリターンスプリング51が縮設され、段付
きピストン49を常時小径シリンダ孔48bの底部方向
へ付勢している。小径ピストン49bには、小径シリン
ダ孔48bの底壁47aを貫通してシリンダボディ47
の外部へ突出する小径のロッド49cが連設されてお
り、該ロッド49cの先端に、上述のワイヤケーブル4
3が連結されている。
【0028】大径シリンダ孔48aの底部と大径ピスト
ン49aの基部外周との間には第1液圧室52aが、ま
た小径シリンダ孔48bの底部と小径ピストン49bの
基部外周との間に第2液圧室52bがそれぞれ画成され
ており、大径の第1液圧室52aに連なる第1インレッ
トポート47bには、左ブレーキレバーを用いた第2ブ
レーキ操作子5につながる後輪ブレーキ用液圧系統の一
方の枝管27aが連結され、また小径の第2液圧室52
bに連なる第2インレットポート47cには、右ブレー
キレバーを用いた第1ブレーキ操作子4につながる後輪
ブレーキ用液圧系統の一方の枝管26aが連結されてい
る。
【0029】ケーブルアクチュエータ44は、第1ブレ
ーキ操作子4と第2ブレーキ操作子5のいずれか一方ま
たは双方の操作によって、液圧マスタシリンダ22,2
3から第1液圧室52aや第2液圧室52bに供給され
る液圧により、段付きピストン49を段付きシリンダ孔
48の開口部方向へストロークさせて、ロッド49cを
ケーブルアクチュエータ内部へ引き込み、ワイヤケーブ
ル43を牽引して機械式の後輪ブレーキ41を作動す
る。
【0030】本形態例はこのように、第1ブレーキ操作
子4と第2ブレーキ操作子5につながる後輪ブレーキ用
の2つの液圧系統を、1つのケーブルアクチュエータ4
4で1本のワイヤケーブル43にまとめて後輪ブレーキ
41との間をつないだから、部品点数の削減によって低
コスト化が図れ、車体への取り回しが第1形態例よりも
一層自由で容易に行なえるばかりか、組付けコストを更
に安くすることができる。
【0031】更に、本形態例のケーブルアクチュエータ
44は、段付きピストン49の大径ピストン49aと小
径ピストン49bと小径のロッド49cとの段差から、
大径の第1液圧室52aが受ける液圧の受圧面積が、小
径の第2液圧室52bのそれよりも大きく設定されてい
るため、第1液圧室52aにつながる第2ブレーキ操作
子5の操作では、段付きピストン49を大きくストロー
クさせて、後輪ブレーキ41に大きな制動力を発生させ
るのに対し、第2液圧室52bにつながる第1ブレーキ
操作子4の操作では、段付きピストン49のストローク
が小さく、後輪ブレーキ41の制動力も小さなものとな
る。
【0032】このように設定される本形態例のケーブル
アクチュエータ44では、前・後輪ブレーキを個々のブ
レーキ操作子で別個に作動する通常のバーハンドル車両
にあって、右ブレーキレバーが前輪ブレーキ用、また左
ブレーキレバーやフットペダルが後輪ブレーキ用との構
造設定とユーザの認識があるため、本形態例のように、
右ブレーキレバーを用いた第1ブレーキ操作子4の操作
では、後輪ブレーキ41の制動力を小さく抑えた前輪ブ
レーキ主体の制動を、また左ブレーキレバーを用いた第
2ブレーキ操作子5の操作では、後輪ブレーキ41に大
きな制動力を持たせた後輪ブレーキ主体の制動を、それ
ぞれ違和感なく行なうことができる。
【0033】図3に示す第3形態例のブレーキ装置60
は、前輪ブレーキ61と後輪ブレーキ62のそれぞれに
機械式のドラムブレーキを適用し、第1,第2ブレーキ
操作子4,5につながる2つの後輪ブレーキ用の液圧系
統の枝管26a,27aと、後輪ブレーキ62のブレー
キアーム42を牽引するワイヤケーブル43とを第1ケ
ーブルアクチュエータ63で連結し、同じく第1,第2
ブレーキ操作子4,5につながる2つの前輪ブレーキ用
の液圧系統の枝管26b,27bと、前輪ブレーキ61
のブレーキアーム42を牽引するワイヤケーブル43と
を第2ケーブルアクチュエータ64で連結している。
【0034】前輪ブレーキ61と後輪ブレーキ62に
は、第2形態例の後輪ブレーキ41と同一構造のシング
ル2リーディングタイプが用いられ、また第1,第2ケ
ーブルアクチュエータ63,64には、同じく第2形態
例のケーブルアクチュエータ44と同一構造のものが用
いられている。第1ケーブルアクチュエータ63には、
第1,第2ブレーキ操作子4,5の後輪ブレーキ用液圧
系統の一方の枝管26a,27aと、後輪ブレーキ62
のワイヤケーブル43とが、第2形態例と同様に連結さ
れ、また第2ケーブルアクチュエータ64には、第1,
第2ブレーキ操作子4,5の前輪ブレーキ用液圧系統の
他方の枝管26b,27bと、前輪ブレーキ61のワイ
ヤケーブル43とが、同じく第2形態例と同様に連結さ
れている。
【0035】本形態例は、前・後輪ブレーキ61,62
の双方に機械式のドラムブレーキを用いたことにより、
液圧式ブレーキよりも低コストに製作することができ
る。また、第1,第2ブレーキ操作子4,5からの4つ
の液圧系統を、2つのケーブルアクチュエータ63,6
4によって2本のワイヤケーブル43,43に取りまと
めて前輪ブレーキ61と後輪ブレーキ62との間をつな
ぐようにしたから、車体への取り回しが第2形態例より
も尚一層自由で容易に行なえるばかりか、組付けコスト
を一段と安く抑えることができる。
【0036】また、第1ブレーキ操作子4の後輪ブレー
キ用液圧系統の一方の枝管26aを、第1ケーブルアク
チュエータ63の受圧面積の小さな第2液圧室52bに
連結し、同じく第1ブレーキ操作子4の前輪ブレーキ用
液圧系統の他方の枝管26bを、第2ケーブルアクチュ
エータ64の受圧面積の大きな第1液圧室52aに連結
すると共に、第2ブレーキ操作子5の後輪ブレーキ用液
圧系統の一方の枝管27aを、第1ケーブルアクチュエ
ータ63の受圧面積の大きな第1液圧室52aに連結
し、同じく第2ブレーキ操作子5の前輪ブレーキ用液圧
系統の他方の枝管27bを、第2ケーブルアクチュエー
タ64の受圧面積の小さな第2液圧室52bに連結した
ことにより、右ブレーキレバーを用いた第1ブレーキ操
作子4の操作では、後輪ブレーキ62の制動力を小さく
押えた前輪ブレーキ主体の制動を、また左ブレーキレバ
ーを用いた第2ブレーキ操作子5の操作では、後輪ブレ
ーキ62に制動力の大きな後輪ブレーキ主体の制動を、
それぞれ違和感なく行なうことができる。
【0037】尚、上述の各形態例で、第2ブレーキ操作
子に用いた左ブレーキレバーはフットペダルに代えるこ
ともでき、また機械式ブレーキの連繋手段を、形態例の
ワイヤケーブルからロッドを連結した構成とすることも
できる。更に形態例では、ケーブルアクチュエータをピ
ストン引き込み型としたが、ピストンを押し出すように
しても連繋手段を牽引することができる。また、形態例
で用いた液圧制御手段は省略しても差支えない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、前輪ブレーキと後
輪ブレーキのいずれか一方を、ワイヤケーブルやロッド
等の2つの連繋手段にて牽引操作される機械式ブレーキ
とし、該連繋手段のいずれか一方と第1ブレーキ操作子
系統のいずれか一方の枝管との間に第1ケーブルアクチ
ュエータを介装すると共に、前記連繋手段の他方と第2
ブレーキ操作子系統のいずれか一方の枝管との間に第2
ケーブルアクチュエータを介装し、各ケーブルアクチュ
エータ内部のシリンダ孔に、液圧マスタシリンダで発生
した液圧を導入する液圧室と、該液圧室へ導入された液
圧にてシリンダ孔を移動するピストンとを設け、第1ケ
ーブルアクチュエータのピストンに連繋手段のいずれか
一方を連結し、第2ケーブルアクチュエータのピストン
に連繋手段の他方を連結した第1発明によれば、第1ブ
レーキ操作子と第2ブレーキ操作子のいずれか一方また
は双方の操作によって、前・後輪ブレーキを同時に作動
する二系統連動式としながら、第1,第2ケーブルアク
チュエータによって一方のブレーキにコストの低い機械
式ドラムブレーキを採用したから、液圧式ブレーキを用
いた場合よりもブレーキ装置全体を安くすることがで
き、しかもケーブルアクチュエータから一方のブレーキ
のブレーキアームまでの間が、従来の液圧配管よりも極
小径でフレキシブルなワイヤケーブルやロッド等の連繋
手段となるので、車体への取り回しが自由で容易に行な
えるばかりか、組付けコストも安く済む利点がある。
【0039】また、機械式ブレーキを用いた一方のブレ
ーキは、液圧式ブレーキに較べて小径で且つコンパクト
であるから、液圧式ブレーキのようにディスクロータや
キャリパボディの配置スペースを設定する必要がなく、
しかも後輪の一側部にエンジンや動力伝達機構,変速機
構を一体化したパワーユニットを備えるソフトバイクや
スクータ等の小排気量バーハンドル車両の後輪の小さな
ホイールにも、タイヤサイズや既存の車体構造を何等変
更することなく容易に配置できるので、バーハンドル車
両を既存仕様のままブレーキ性能を向上できる効果は大
きい。
【0040】更に第2発明では、前輪ブレーキと後輪ブ
レーキのいずれか一方を、ワイヤケーブルやロッド等の
連繋手段にて牽引操作される機械式ブレーキとし、該連
繋手段と、第1ブレーキ操作子系統及び第2ブレーキ操
作子系統の枝管のいずれか一方づつとの間にケーブルア
クチュエータを介装し、該ケーブルアクチュエータ内部
のシリンダ孔にピストンを収容すると共に、該シリンダ
孔を大径シリンダ孔と小径シリンダ孔とを連ねた段付き
シリンダ孔に形成し、前記ピストンを大径シリンダ孔に
収容される大径ピストンと、小径シリンダ孔に収容され
る小径ピストンを連設した段付きピストンに形成して、
前記大径シリンダ孔の底部と大径ピストンとの間に第1
液圧室を、前記小径シリンダ孔の底部と小径ピストンと
の間に第2液圧室をそれぞれ画成し、該第1液圧室と第
2液圧室に、前記第1ブレーキ操作子系統と第2ブレー
キ操作子系統の枝管のいずれか一方づつを連結したこと
により、第1発明の効果に加えて、部品点数の削減によ
って更なる低コスト化が図れ、車体への取り回しが一層
自由で容易に行なえるばかりか、組付けコストを更に安
くすることができる。
【0041】上記第2発明の構成に加えて、第1ブレー
キ操作子を右ブレーキレバーとなし、第2ブレーキ操作
子を、左ブレーキレバーまたはフットペダルとなすと共
に、第1ブレーキ操作子系統の枝管のいずれか一方を第
1液圧室に連結し、第2ブレーキ操作子系統の枝管のい
ずれか一方を第2液圧室に連結した第3発明では、右ブ
レーキレバーによる第1ブレーキ操作子の操作で、後輪
ブレーキの制動力を小さく抑えた前輪ブレーキ主体の制
動を、また左ブレーキレバーまたはフットペダルを用い
た第2ブレーキ操作子の操作では、後輪ブレーキに大き
な制動力を持たせた後輪ブレーキ主体の制動を、それぞ
れ違和感なく行なうことができるようになる。
【0042】また第4発明では、前輪ブレーキと後輪ブ
レーキを、それぞれワイヤケーブルやロッド等の連繋手
段にて牽引操作される機械式ブレーキとし、該連繋手段
のいずれか一方と、第1ブレーキ操作子系統及び第2ブ
レーキ操作子系統の枝管のいずれか一方づつとの間に第
1ケーブルアクチュエータを介装し、前記連繋手段の他
方と、前記第1ブレーキ操作子系統及び前記第2ブレー
キ操作子系統の枝管の他方づつとの間に第2ケーブルア
クチュエータを介装し、第1,第2ケーブルアクチュエ
ータ内部のシリンダ孔にピストンを収容すると共に、各
シリンダ孔を大径シリンダ孔と小径シリンダ孔とを連ね
た段付きシリンダ孔に形成し、前記ピストンを大径シリ
ンダ孔に収容される大径ピストンと、小径シリンダ孔に
収容される小径ピストンを連設した段付きピストンに形
成して、前記大径シリンダ孔の底部と大径ピストンとの
間に第1液圧室を、前記小径シリンダ孔の底部と小径ピ
ストンとの間に第2液圧室をそれぞれ画成し、第1ケー
ブルアクチュエータの第1液圧室と第2液圧室に、前記
第1ブレーキ操作子系統と第2ブレーキ操作子系統の枝
管のいずれか一方づつを連結し、第2ケーブルアクチュ
エータの第1液圧室と第2液圧室に、前記第1ブレーキ
操作子系統と第2ブレーキ操作子系統の枝管の他方づつ
を連結したことにより、前・後輪ブレーキに液圧式ブレ
ーキを用いた場合よりも、ブレーキ装置全体を一段と低
コストに製作することができる。また、第1,第2ブレ
ーキ操作子からの4つの液圧系統を、第1,第2ケーブ
ルアクチュエータによって2本のワイヤケーブルに取り
まとめて前・後輪ブレーキとの間をつなぐようにしたか
ら、車体への取り回しがより一層自由で容易に行なえる
ばかりか、組付けコストを一段と安く抑えることができ
る。
【0043】更に、第4発明の構成に加えて、第1ブレ
ーキ操作子を右ブレーキレバーとなし、第1ブレーキ操
作子系統の枝管のいずれか一方を第1ケーブルアクチュ
エータの第1液圧室に、同じく第1ブレーキ操作子系統
の枝管の他方を第2ケーブルアクチュエータの第2液圧
室にそれぞれ連結すると共に、第2ブレーキ操作子を、
左ブレーキレバーまたはフットペダルとなし、第2ブレ
ーキ操作子系統の枝管のいずれか一方を第1ケーブルア
クチュエータの第2液圧室に、同じく第2ブレーキ操作
子系統の枝管の他方を第2ケーブルアクチュエータの第
1液圧室にそれぞれ連結した第5発明によれば、右ブレ
ーキレバーによる第1ブレーキ操作子の操作で、後輪ブ
レーキの制動力を小さく抑えた前輪ブレーキ主体の制動
を、また左ブレーキレバーまたはフットペダルを用いた
第2ブレーキ操作子の操作では、後輪ブレーキに大きな
制動力を持たせた後輪ブレーキ主体の制動を、それぞれ
違和感なく行なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態例を示すバーハンドル車両用
ブレーキ装置の概略図
【図2】本発明の第2形態例を示すバーハンドル車両用
ブレーキ装置の概略図
【図3】本発明の第3形態例を示すバーハンドル車両用
ブレーキ装置の概略図
【符号の説明】
1…二系統連動式のブレーキ装置 2…前輪ブレーキ 3…後輪ブレーキ 4…第1ブレーキ操作子 5…第2ブレーキ操作子 8…ディスクロータ 10…キャリパボディ 12…バックプレート 13…ブレーキシュー 13a…ライニング 14,15…カム軸 17,18…ブレーキアーム 19,20…ワイヤケーブル(本発明の連繋手段) 21…ハンドルバー 22,23…液圧マスタシリンダ 26,27…液圧配管 26a,26b…液圧配管26の枝管 27a,27b…液圧配管27の枝管 28…第1ケーブルアクチュエータ 29…第2ケーブルアクチュエータ 30…ABS(アンチロックブレーキシステム)等の液
圧制御手段 31…シリンダボディ 31b…インレットポート 32…シリンダ孔 33…ピストン 33a…ロッド 34…液圧室 40…ブレーキ装置 41…後輪ブレーキ 42…ブレーキアーム 43…ワイヤケーブル 44…ケーブルアクチュエータ 47…シリンダボディ 47b…第1インレットポート 47c…第2インレットポート 48…大径シリンダ孔48aと小径シリンダ孔48bと
を連ねた段付きのシリンダ孔 49…大径ピストン49aと小径ピストン49bとを連
設した段付きのピストン 49c…ロッド 52a…大径の第1液圧室 52b…小径の第2液圧室 60…ブレーキ装置 61…前輪ブレーキ 62…後輪ブレーキ 63…第1ケーブルアクチュエータ 64…第2ケーブルアクチュエータ A…ディスクロータ13と後輪ブレーキ用ブレーキドラ
ムの回転方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ブレーキ操作子に操作される液圧マ
    スタシリンダにつながれた液圧配管と、第2ブレーキ操
    作子に操作される液圧マスタシリンダにつながれた液圧
    配管とを、それぞれ前輪ブレーキ用と後輪ブレーキ用の
    枝管に分岐して、前輪ブレーキと後輪ブレーキとを、前
    記第1,第2ブレーキ操作子の操作にて連動する二系統
    連動式のバーハンドル車両用ブレーキ装置において、前
    記前輪ブレーキと後輪ブレーキのいずれか一方を、ワイ
    ヤケーブルやロッド等の2つの連繋手段にて牽引操作さ
    れる機械式ブレーキとし、該連繋手段のいずれか一方と
    前記第1ブレーキ操作子系統のいずれか一方の枝管との
    間に第1ケーブルアクチュエータを介装すると共に、前
    記連繋手段の他方と前記第2ブレーキ操作子系統のいず
    れか一方の枝管との間に第2ケーブルアクチュエータを
    介装し、各ケーブルアクチュエータ内部のシリンダ孔
    に、前記液圧マスタシリンダで発生した液圧を導入する
    液圧室と、該液圧室へ導入された液圧にてシリンダ孔を
    移動するピストンとを設け、第1ケーブルアクチュエー
    タのピストンに前記連繋手段のいずれか一方を連結し、
    同じく第1ケーブルアクチュエータの液圧室に、前記第
    1ブレーキ操作子系統のいずれか一方の枝管を連結し、
    前記第2ケーブルアクチュエータのピストンに前記連繋
    手段の他方を連結し、同じく第2ケーブルアクチュエー
    タの液圧室に、前記第2ブレーキ操作子系統の他方の枝
    管を連結したことを特徴とするバーハンドル車両用ブレ
    ーキ装置。
  2. 【請求項2】 第1ブレーキ操作子に操作される液圧マ
    スタシリンダにつながれた液圧配管と、第2ブレーキ操
    作子に操作される液圧マスタシリンダにつながれた液圧
    配管とを、それぞれ前輪ブレーキ用と後輪ブレーキ用の
    枝管に分岐して、前輪ブレーキと後輪ブレーキとを、前
    記第1,第2ブレーキ操作子の操作にて連動する二系統
    連動式のバーハンドル車両用ブレーキ装置において、前
    記前輪ブレーキと後輪ブレーキのいずれか一方を、ワイ
    ヤケーブルやロッド等の連繋手段にて牽引操作される機
    械式ブレーキとし、該連繋手段と、前記第1ブレーキ操
    作子系統及び前記第2ブレーキ操作子系統の枝管のいず
    れか一方づつとの間にケーブルアクチュエータを介装
    し、該ケーブルアクチュエータ内部のシリンダ孔にピス
    トンを収容すると共に、該シリンダ孔を大径シリンダ孔
    と小径シリンダ孔とを連ねた段付きシリンダ孔に形成
    し、前記ピストンを大径シリンダ孔に収容される大径ピ
    ストンと、小径シリンダ孔に収容される小径ピストンと
    を連設した段付きピストンに形成して、前記大径シリン
    ダ孔の底部と大径ピストンとの間に第1液圧室を、前記
    小径シリンダ孔の底部と小径ピストンとの間に第2液圧
    室をそれぞれ画成し、該第1液圧室と第2液圧室に、前
    記第1ブレーキ操作子系統と第2ブレーキ操作子系統の
    枝管のいずれか一方づつを連結したことを特徴とするバ
    ーハンドル車両用ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1ブレーキ操作子を右ブレーキレ
    バーとなし、前記第2ブレーキ操作子を、左ブレーキレ
    バーまたはフットペダルとなすと共に、前記第1ブレー
    キ操作子系統の枝管のいずれか一方を第1液圧室に連結
    し、前記第2ブレーキ操作子系統の枝管のいずれか一方
    を第2液圧室に連結したことを特徴とする請求項2に記
    載のバーハンドル車両用ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 第1ブレーキ操作子に操作される液圧マ
    スタシリンダにつながれた液圧配管と、第2ブレーキ操
    作子に操作される液圧マスタシリンダにつながれた液圧
    配管とを、それぞれ前輪ブレーキ用と後輪ブレーキ用の
    枝管に分岐して、前輪ブレーキと後輪ブレーキとを、前
    記第1,第2ブレーキ操作子の操作にて連動する二系統
    連動式のバーハンドル車両用ブレーキ装置において、前
    記前輪ブレーキと後輪ブレーキを、それぞれワイヤケー
    ブルやロッド等の連繋手段にて牽引操作される機械式ブ
    レーキとし、該連繋手段のいずれか一方と、前記第1ブ
    レーキ操作子系統及び前記第2ブレーキ操作子系統の枝
    管のいずれか一方づつとの間に第1ケーブルアクチュエ
    ータを介装し、前記連繋手段の他方と、前記第1ブレー
    キ操作子系統及び前記第2ブレーキ操作子系統の枝管の
    他方づつとの間に第2ケーブルアクチュエータを介装
    し、双方のケーブルアクチュエータ内部のシリンダ孔に
    ピストンを収容すると共に、各シリンダ孔を大径シリン
    ダ孔と小径シリンダ孔とを連ねた段付きシリンダ孔に形
    成し、前記ピストンを大径シリンダ孔に収容される大径
    ピストンと、小径シリンダ孔に収容される小径ピストン
    とを連設した段付きピストンに形成して、前記大径シリ
    ンダ孔の底部と大径ピストンとの間に第1液圧室を、前
    記小径シリンダ孔の底部と小径ピストンとの間に第2液
    圧室をそれぞれ画成し、第1ケーブルアクチュエータの
    第1液圧室と第2液圧室に、前記第1ブレーキ操作子系
    統と第2ブレーキ操作子系統の枝管のいずれか一方づつ
    を連結し、第2ケーブルアクチュエータの第1液圧室と
    第2液圧室に、前記第1ブレーキ操作子系統と第2ブレ
    ーキ操作子系統の枝管の他方づつを連結したことを特徴
    とするバーハンドル車両用ブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1ブレーキ操作子を右ブレーキレ
    バーとなし、前記第1ブレーキ操作子系統の枝管のいず
    れか一方を第1ケーブルアクチュエータの第1液圧室
    に、同じく第1ブレーキ操作子系統の枝管の他方を第2
    ケーブルアクチュエータの第2液圧室にそれぞれ連結す
    ると共に、前記第2ブレーキ操作子を、左ブレーキレバ
    ーまたはフットペダルとなし、前記第2ブレーキ操作子
    系統の枝管のいずれか一方を第1ケーブルアクチュエー
    タの第2液圧室に、同じく第2ブレーキ操作子系統の枝
    管の他方を第2ケーブルアクチュエータの第1液圧室に
    それぞれ連結したことを特徴とする請求項4に記載のバ
    ーハンドル車両用ブレーキ装置。
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