JPH107066A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

車両用ブレーキ装置

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JPH107066A
JPH107066A JP15714596A JP15714596A JPH107066A JP H107066 A JPH107066 A JP H107066A JP 15714596 A JP15714596 A JP 15714596A JP 15714596 A JP15714596 A JP 15714596A JP H107066 A JPH107066 A JP H107066A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタシリンダの出力油圧により油圧アクチ
ュエータを作動し、その作動力をブレーキケーブルを介
して機械式後輪ブレーキに伝達してそれを作動させる車
両用ブレーキ装置において、パーキング時には、同一の
ブレーキケーブルを利用して後輪ブレーキの作動状態を
維持できるようにする。 【解決手段】 油圧アクチュエータAに、マスタシリン
ダM2 の出力油圧により作動される作動ピストン25
と、この作動ピストン25及びブレーキケーブル14間
を連動連結する出力レバー13とを設け、この出力レバ
ー13と、これを軸支する取付基板20との間に、出力
レバー13をその作動位置でロックし得るパーキング機
構Pを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタシリンダ、
このマスタシリンダの出力油圧をもって作動する油圧ア
クチュエータ、及びこの油圧アクチュエータにより作動
されるべく、その出力部材に機械伝達系を介して連結さ
れる機械式車輪ブレーキとを備えた、自動二輪車その他
の車両用ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるブレーキ装置は、例えば自動二輪
車において、マスタシリンダの出力油圧により機械式の
後輪ブレーキを作動させる場合に適用される(例えば実
開平2−57767号公報参照)。
【0003】この場合、駐車中、機械式後輪ブレーキを
作動状態に保持するために、従来のものでは、作動状態
でロック可能なパーキングレバーを、油圧アクチュエー
タの系統とは別の機械伝達系を介して後輪ブレーキに連
結してなるパーキング機構を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のパ
ーキング機構付ブレーキ装置では、油圧アクチュエータ
及びパーキング機構の2系統の機械伝達系を必要とし、
構造が複雑となるのみならず、後輪ブレーキの遊び調整
に際しては、2系統の機械伝達系について行わなければ
ならず、調整作業が煩雑となる等の欠点がある。
【0005】本発明は、そのような欠点を解消したパー
キング機構付の車両用ブレーキ装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、マスタシリンダ、このマスタシリンダの
出力油圧をもって作動する油圧アクチュエータ、及びこ
の油圧アクチュエータにより作動されるべく、その出力
部材に機械伝達系を介して連結される機械式車輪ブレー
キとを備えた、車両用ブレーキ装置において、前記油圧
アクチュエータに、その出力部材を作動位置にロックし
得るパーキング機構を設けたことを第1の特徴とする。
【0007】また本発明は、上記特徴に加えて、前記油
圧アクチュエータを、固定の支持部に支持されるシリン
ダと、このシリンダ内に前記マスタシリンダの出力油圧
を導入する油圧室を画成するように嵌装される作動ピス
トンと、固定の支持部に枢支されて作動ピストン及び前
記機械伝達系間を連動連結する出力レバーとで構成した
ことを第2の特徴とする。
【0008】さらに本発明は、第2の特徴に加えて、前
記出力レバーと前記支持部との間に、該出力レバーを作
動位置にロックし得るパーキング機構を設けたことを第
3の特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】先ず図1ないし図9により本発明の第1実
施例について説明する。図1において、自動二輪車の操
向ハンドルHには、操縦者の右手により第1ブレーキレ
バー11 を介して操作される第1マスタシリンダM
1 と、左手により第2ブレーキレバー12 を介して操作
される第2マスタシリンダM2 とが設けられる。
【0011】図示しない前輪を制動するための前輪ブレ
ーキBfは、前部、中間、後部の三つの油圧ポット21
〜23 を備えた油圧式に構成され、何れの油圧ポットに
油圧を供給されても作動するようになっている。その前
部及び後部ポット21 ,23に油圧導管3を介して第1
マスタシリンダM1 の出力ポート4が接続され、中間ポ
ット22 には油圧導管5を介して第2マスタシリンダM
2 の出力ポート6が接続され、油圧導管5には遅延弁7
が介装される。したがって、第1,第2マスタシリンダ
1 ,M2 の何れを操作しても、その出力油圧により前
輪ブレーキBfを作動させることができるが、第2マス
タシリンダM2 の操作時には、その出力油圧が所定値h
に(図9参照)上昇するまで中間ポット22 への油圧供
給が遅延弁7により阻止される。
【0012】図示しない後輪を制動するための後輪ブレ
ーキBrは、一対のブレーキシュー8、及びそれらをカ
ム9を介して拡張させる作動レバー10を備えた機械式
に構成され、作動レバー10を矢印a方向へ回動すると
ブレーキシュー8を拡張作動させるようになっている。
【0013】第2マスタシリンダM2 の出力ポート6
は、油圧導管5及びその途中から分岐した油圧導管11
を介して油圧アクチュエータAの入力ポート12に接続
され、この油圧アクチュエータAの出力部材たる出力レ
バー13にボーデン式ブレーキケーブル14(機械伝達
系)を介して後輪ブレーキBrの作動レバー10に連結
される。油圧導管11には比例減圧弁15が介装され
る。この比例減圧弁15は、第2マスタシリンダM2
出力油圧が油圧アクチュエータAに供給されるとき、そ
の出力油圧が一定値t(図9参照)を超えてからは、そ
の出力油圧を一定の比率をもって減圧しながら油圧アク
チュエータAに伝達するものである。
【0014】ブレーキケーブル14と作動レバー10と
の連結部には、後輪ブレーキBrやブレーキケーブル1
4の遊びを調整する公知の調整装置17が設けられる。
【0015】油圧アクチュエータAには、後輪ブレーキ
Brを作動状態にしてロックし得るパーキング機構Pが
設けられ、このパーキング機構Pに、これを操作すべく
車体の適所に軸支されるパーキングレバー16が、ボー
デン式パーキングケーブル18を介して連結される。
【0016】上記油圧アクチュエータA及びパーキング
機構Pについて図2ないし図5により説明する。
【0017】油圧アクチュエータAは、車体の後部適所
に固定される取付基板20(支持部)にボルト21で固
着されるシリンダ22を有する。このシリンダ22に
は、その内部を油圧室23とばね室24とに区画する作
動ピストン25が嵌装され、油圧室23に前記入力ポー
ト12が開口し、ばね室24には作動ピストン25を油
圧室23側へ付勢する戻しばね26が収納される。作動
ピストン25は、ばね室24を貫通してシリンダ22外
へ突出するロッド部25aを一体に有し、その外端は、
取付基板20に枢軸27により支持されるI型の前記出
力レバー13の上端に、それを押圧すべく対向して配置
され、出力レバー13の下端に前記ブレーキケーブル1
4が連結される。
【0018】パーキング機構Pは、出力レバー13の上
端に支軸28により揺動可能に支持されるラチェット爪
30と、取付基板20の前記枢軸27周りに形成されて
ラチェット爪30と協働する扇形のラチェットギヤ31
とを備える。ラチェット爪30には、その爪部と反対方
向へ延びる操作腕30aを一体に有しており、この操作
腕30aに前記パーキングケーブル18のインナワイヤ
18iがリンク32を介して連結される。パーキングケ
ーブル18のアウタチューブ18oは、取付基板20に
一体に形成されて操作腕30aの上方に延びる支持腕3
3に固定され、この支持腕33とリンク32との間にラ
チェット爪30をラチェットギヤ31から離間させる方
向に付勢する戻しばね34が縮設される。
【0019】図4及び図5に示すように、ラチェットギ
ヤ31は、出力レバー13を挟んで左右一対設けられ、
それに対応してラチェット爪30は二股状に形成され
る。このラチェット爪30の、ラチェットギヤ31から
離間した不作動位置を規定するストッパ腕35(図2,
図5参照)が出力レバー13に形成されている。
【0020】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0021】図2は油圧アクチュエータA及びパーキン
グ機構Pの不作動状態を示す。この場合、油圧アクチュ
エータAでは作動ピストン25が油圧室23の体積を最
小にする位置に戻しばね26により保持され、またパー
キング機構Pでは、ラチェット爪30がラチェットギヤ
31から離間した不作動位置に戻しばね34により保持
される。
【0022】いま、第2マスタシリンダM2 の作動によ
りその出力油圧を油圧アクチュエータAの油圧室23に
供給すると、図6に示すように作動ピストン25はその
油圧を受けて戻しばね26を圧縮しつゝ前進し、出力レ
バー13を矢印b方向へ揺動させることによりブレーキ
ケーブル14を牽引し、後輪ブレーキBrを作動させ
る。このとき、パーキング機構Pのラチェット爪30は
出力レバー13と共に揺動するだけでラチェットギヤ3
1に係合することはない。
【0023】また第2マスタシリンダM2 の出力油圧
は、前述のように前輪ブレーキBfにも供給されてそれ
を作動させるので、この場合、前、後輪ブレーキBf,
Brの連動作動状態が得られる。
【0024】次に、上記のような油圧アクチュエータA
の作動により後輪ブレーキBrを作動させた状態で、パ
ーキングレバー16の操作によりパーキングケーブル1
8を牽引して、操作腕30aを図7に示すように矢印c
方向へ揺動させると、ラチェット爪30がラチェットギ
ヤ31に係合し、出力レバー13をその作動状態にロッ
クさせることになる。したがって、その後、図8に示す
ように、油圧アクチュエータAを非作動状態に戻し、ま
たパーキングレバー16から操作力を解放しても、作動
ピストン25のロッド部25aが出力レバー13から前
方へ離れるだけで、出力レバー13のロック状態は保持
され、後輪ブレーキBrの作動状態を維持することがで
きる。
【0025】尚、パーキングに際しては、最初にパーキ
ングレバー16を操作した状態で油圧アクチュエータA
を作動させても、上記と同様にパーキング機構Pの作動
状態を得ることができる。
【0026】パーキング機構Pの作動状態を解除するに
は、第2マスタシリンダM2 の作動により油圧アクチュ
エータAを一旦強く作動させる。すると、作動ピストン
25により出力レバー13が作動方向へ僅かに揺動する
のに伴い、ラチェット爪30が戻しばね34の弾発力を
もってラチェットギヤ31から離間し、パーキング機構
Pは解除状態となる。そして、第2マスタシリンダM2
を解放し、油圧アクチュエータAを不作動状態に復帰さ
せれば、後輪ブレーキBrを不作動状態に戻すことがで
きる。
【0027】図10は本発明の第2実施例を示すもの
で、前輪ブレーキBfの油圧ポット2は、第1マスタシ
リンダM1 の出力ポート4にのみ連通する。操向ハンド
ルHには、第1マスタシリンダM1 の一側にスレーブシ
リンダSが並設され、このスレーブシリンダSの入力ポ
ート37に第2マスタシリンダM2 の出力ポート6が油
圧導管5′を介して連通される。またスレーブシリンダ
Sのピストンと、第1マスタシリンダM1 のピストンと
は、両シリンダM1 ,Sに共通のシリンダ本体38に軸
支39された連動レバー40を介して相互に連結され、
その連動レバー40に第1ブレーキレバー11 が一体的
に結合される。その他の構成は前実施例と同様であり、
図中、前実施例と対応する部分には、それと同一の符号
を付す。
【0028】而して、第1ブレーキレバー11 の操作に
より第1マスタシリンダM1 を作動すれば、その出力油
圧により前輪ブレーキBfを作動させることができる。
【0029】また第2ブレーキレバー12 の操作により
第2マスタシリンダM2 を作動すれば、その出力油圧は
導管5′,11に出力される。油圧導管5′に出力され
た油圧はスレーブシリンダSに供給されてそれを作動
し、そのスレーブシリンダSが連動レバー40を介して
第1マスタシリンダM1 を作動させるので、この第1マ
スタシリンダM1 の出力油圧により前輪ブレーキBfを
作動させる。
【0030】一方、油圧導管11に出力された油圧は、
前実施例の場合と同様に油圧アクチュエータAに供給さ
れてこれを作動させ、これにより後輪ブレーキBrを作
動させる。こうして、第2マスタシリンダM2 の作動時
には、前、後輪ブレーキBf,Brを同時に作動させる
ことができる。
【0031】図11は本発明の第3実施例を示すもの
で、2本の油圧導管3,5の途中に電子制御ユニット4
2により制御されるモジュレータ43を介装すると共
に、このモジュレータ43から油圧導管11を延出さ
せ、この油圧導管11には比例減圧弁を介装しない点を
除けば前記第1実施例と同様の構成であり、図中、第1
実施例と対応する部分には、それと同一の符号を付す。
【0032】モジュレータ43は、前、後輪にロック傾
向がない限り、第1マスタシリンダM1 の出力油圧が前
輪ブレーキBfの前、後部油圧ポット21 ,23 に伝達
することを許容し、また第2マスタシリンダM2 の出力
油圧が前輪ブレーキBfの中間油圧ポット22 及び油圧
アクチュエータAに伝達することを許容する。制動中
に、電子制御ユニット42が前、後輪の回転速度センサ
44f,44rからの入力信号を演算して前、後輪にロ
ック傾向が生じたと判断すると、該ユニット42は油圧
導管3,5を遮断すると共にそれらの下流側油圧及び油
圧導管11の油圧を減じることにより、前、後輪ブレー
キBf,Brの制動力を適度に弱め、前、後輪のロック
状態を回避する。
【0033】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば、図11の第3実施例において、油
圧導管11の途中に図1の第1実施例と同様な比例減圧
弁15を介装することもできる。またブレーキケーブル
14に代えて、リンクやロッドを用いることもできる。
また本発明は、後輪ブレーキを機械式に構成した三輪車
や四輪車のブレーキ装置にも適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、マスタシリンダ、このマスタシリンダの出力油圧を
もって作動する油圧アクチュエータ、及びこの油圧アク
チュエータにより作動されるべく、その出力部材に機械
伝達系を介して連結される機械式車輪ブレーキとを備え
た、車両用ブレーキ装置において、前記油圧アクチュエ
ータに、その出力部材を作動位置にロックし得るパーキ
ング機構を設けたので、パーキング機構の作動時には、
油圧アクチュエータの出力部材及びそれに連なる機械伝
達系を介して車輪ブレーキの作動状態を維持することが
でき、したがってパーキング機械専用の機械伝達系は不
要であり、構造の簡素化とブレーキ調整の単純化を図る
ことができる。
【0035】また本発明の第2の特徴によれば、前記油
圧アクチュエータを、固定の支持部に支持されるシリン
ダと、このシリンダ内に前記マスタシリンダの出力油圧
を導入する油圧室を画成するように嵌装される作動ピス
トンと、固定の支持部に枢支されて作動ピストン及び前
記機械伝達系間を連動連結する出力レバーとで構成した
ので、出力レバーのレバー比の適宜選定により油圧アク
チュエータのピストンストロークと機械伝達系の牽引ス
トロークとの比率を変えることができる。
【0036】さらに本発明の第3の特徴によれば、前記
出力レバーと前記支持部との間に、該出力レバーを作動
位置にロックし得るパーキング機構を設けたので、構造
簡単なパーキング機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動二輪車用ブレー
キ装置の全体図
【図2】図1中の油圧アクチュエータ及びパーキング機
構を両者の不作動状態で示す一部縦断側面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5矢視図
【図6】油圧アクチュエータの作動状態を示す、図2に
対応した側面図
【図7】パーキング機構の操作時を示す、図2に対応し
た側面図
【図8】パーキング機構の作動状態を示す、図2に対応
した側面図
【図9】前、後輪ブレーキの油圧特性線図
【図10】本発明の第2実施例に係る自動二輪車用ブレ
ーキ装置の全体図
【図11】本発明の第3実施例に係る自動二輪車用ブレ
ーキ装置の全体図
【符号の説明】 A 油圧アクチュエータ Br 機械式車輪ブレーキとしての後輪ブレーキ M2 マスタシリンダとしての第2マスタシリンダ P パーキング機構 13 出力部材としての出力レバー 14 機械伝達系としてのブレーキケーブル 20 支持部としての取付基板 23 油圧室 25 作動ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板橋 健康 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 戸澤 英昭 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダ(M2 )、このマスタシ
    リンダ(M2 )の出力油圧をもって作動する油圧アクチ
    ュエータ(A)、及びこの油圧アクチュエータ(A)に
    より作動されるべく、その出力部材(13)に機械伝達
    系(14)を介して連結される機械式車輪ブレーキ(B
    r)とを備えた、車両用ブレーキ装置において、 前記油圧アクチュエータ(A)に、その出力部材(1
    3)を作動位置にロックし得るパーキング機構(P)を
    設けたことを特徴とする、車両用ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 前記油圧アクチュエータ(A)を、固定の支持部(2
    0)に支持されるシリンダ(22)と、このシリンダ
    (22)内に前記マスタシリンダ(M2 )の出力油圧を
    導入する油圧室(23)を画成するように嵌装される作
    動ピストン(25)と、固定の支持部(20)に枢支さ
    れて作動ピストン(25)及び前記機械伝達系(14)
    間を連動連結する出力レバー(13)とで構成したこと
    を特徴とする、車両用ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のものにおいて、 前記出力レバー(13)と前記支持部(20)との間
    に、該出力レバー(13)を作動位置にロックし得るパ
    ーキング機構(P)を設けたことを特徴とする、車両用
    ブレーキ装置。
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