JP2016179809A - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Abstract
Description
この構成により、パーキング用アクチュエータ(36)からブレーキアーム(31)までの距離が短くなり、パーキング用ケーブル(34)を容易にかつコンパクトに配置することが可能になる。
この場合、共通のブレーキアーム(31)に、パーキング用ケーブル(34)と通常ブレーキ用のブレーキケーブル(33)とが接続されるため、後輪制動部(32)に接続される操作系を簡素化し、部品点数も削減することができる。
この場合、パーキング用アクチュエータ(36)が他の部品と干渉しにくい車両の下方に配置されるため、パーキング用アクチュエータ(36)の配置が容易になる。また、パーキング用アクチュエータ(36)の下方にアンダーカバー(38)が配置されるため、車両走行時等にパーキング用アクチュエータ(36)に路上の異物が飛散するのを防止することができる。
この場合、ダウンフレーム(16)とロアフレーム(17f)の接続部の近傍のデッドスペースにパーキング用アクチュエータ(36)が配置されることになるため、パーキング用アクチュエータ(36)が車両の有効スペースを占有するのを抑制することができる。したがって、この構造を採用することにり、車両の小型化を図ることができる。
この場合、パーキング用アクチュエータ(36)が燃料タンク(27)の下面に隣接して配置されるため、燃料タンク(27)の下方側のデッドスペースを有効活用してパーキング用アクチュエータ(36)を配置することができる。したがって、この構造を採用することにり、車両の小型化を図ることができる。
図1は、実施形態に係る鞍乗型車両としてのスクータ型の自動二輪車1の左側面を示す図であり、図2は、車体側部のカバー類の一部を取り去った自動二輪車1の左側面を示す図である。また、図3は、車体の下方のカバー類を取り去った自動二輪車1の下面を示す図である。
なお、この実施形態においては、ブレーキドラム28、ブレーキベース29、ブレーキシュー、カム等によって後輪制動部32が構成されている。
同図に示すように、インストルメントパネル48の正面視右側には、パーキング用アクチュエータ36の作動状態を表示するパーキングランプ51が配置されている。
また、図1及び図4に示すように、インストルメントパネル48の左側下方位置には、パーキング用アクチュエータ36の作動開始時や作動解除時に報知音を発する報知ブザー50が配置されている。
コントローラは、ステップS102において、パーキング用アクチュエータ36が現在作動しているか否かを判定し、作動している場合にはステップS104に進み、作動していない場合にはステップS105へと進む。
ステップS109に進んだ場合には、コントローラは、その後にインヒビタースイッチがONの状態が所定時間t3以上継続したか否かを判定し、継続した場合には、ステップS107に進んでパーキング用アクチュエータ36の作動を解除し、継続しない場合にはリターンする。ステップS109からステップS107に進んだ場合には、車両はパーキングブレーキによる制動から手動による制動に切り換えられる。
図6は、報知ブザー50の他の設置位置を示す図である。
報知ブザー50は、例えば、図6に示すように、ヘッドパイプ15の上方側後面位置((A)位置参照)や、ヘッドパイプ15の中間部の側方位置((B)位置参照)や、ダウンフレーム16の中間部の燃料タンク27よりも上方位置((C)位置参照)や、シートフレーム18のシート13の下方位置((D)位置参照)等に設置するようにしても良い。
この実施形態に係る自動二輪車101では、パーキング用アクチュエータ36が、ブレーキアーム31の支軸30を通る水平線Hを挟んで、ブレーキアーム31の延出方向と同側である下方側に配置されている。ただし、この実施形態の場合、パーキング用アクチュエータ36は、ダウンフレーム16とサイドフレーム17の接続部の近傍ではなく、左右のサイドフレーム17の低位領域17f間で、かつ、燃料タンク27の下面に隣接する位置に配置されている。パーキング用アクチュエータ36は、ブラケット45を介して左側のサイドフレーム17の低位領域17fに支持固定されている。また、パーキング用アクチュエータ36は、サイドフレーム17の低位領域17fと、その下方を覆うアンダーカバー38の間に配置されている。
15…ヘッドパイプ
16…ダウンフレーム
17a…円弧部分
17f…低位領域(ロアフレーム)
27…燃料タンク
30…支軸
31…ブレーキアーム
32…後輪制動部
33…ブレーキケーブル
34…パーキング用ケーブル
35…ブレーキレバー(ブレーキ操作子)
36…パーキング用アクチュエータ
38…アンダーカバー
F…車体フレーム
H…水平線
Wr…後輪
Claims (5)
- 後輪(Wr)を制動する後輪制動部(32)と、
該後輪制動部(32)に設けられた支軸(30)を中心として回動操作されることで前記後輪制動部(32)を制動するブレーキアーム(31)と、
該ブレーキアーム(31)にパーキング用ケーブル(34)を介して連結され、前記ブレーキアーム(31)に操作力を付与するパーキング用アクチュエータ(36)と、を備える鞍乗型車両において、
前記パーキング用アクチュエータ(36)が、前記ブレーキアーム(31)の前記支軸(30)を通る水平線(H)を挟んで、前記ブレーキアーム(31)の延出方向と同側に配置されていることを特徴とする鞍乗型車両。 - 前記ブレーキアーム(31)には、一端がブレーキ操作子(35)に接続されるブレーキケーブル(33)の他端が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
- 車体フレーム(F)は、ヘッドパイプ(15)から下方に延出するダウンフレーム(16)と、該ダウンフレーム(16)の下縁部から車体後方側に延出するロアフレーム(17f)と、を有し、
前記ロアフレーム(17f)の下方には、当該ロアフレーム(17f)の下方を覆うアンダーカバー(38)が配置され、
前記パーキング用アクチュエータ(36)は、前記ロアフレーム(17f)と前記アンダーカバー(38)の間に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両。 - 車体フレーム(F)は、ヘッドパイプ(15)から後部斜め下方に延出するダウンフレーム(16)と、該ダウンフレーム(16)の下縁部から円弧状に湾曲して車体後方側に延出するロアフレーム(17f)と、を有し、
前記パーキング用アクチュエータ(36)は、前記ダウンフレーム(16)と前記ロアフレーム(17f)の接続部の近傍の円弧部分(17a)の外側に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。 - 車体フレーム(F)は、ヘッドパイプ(15)から下方に延出するダウンフレーム(16)と、該ダウンフレーム(16)の下縁部から車体後方側に延出するロアフレーム(17f)と、を有し、
前記ロアフレーム(17f)の上方側には燃料タンク(27)が搭載され、
前記パーキング用アクチュエータ(36)は、前記燃料タンク(27)の下面に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
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