JP2008189005A - スクータ型車両のフットブレーキ構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハンドルとタンデムシートとの間にメインフレーム18で支持される左右一対のステップフロア31が設けられ、後輪を制動する後輪用ブレーキ装置を操作するブレーキペダル33がメインフレーム18に回動可能に取付けられるとともにブレーキペダル33の踏込み部33bがステップフロア31上に突出するように配置されたスクータ型車両のフットブレーキ構造において、車体フレーム11の一部を構成する支持ステー81でステップフロア31が支持され、支持ステー81にブレーキペダル33の支軸34が設けられ、この支軸34が側面視でメインフレーム18より上方且つステップフロア31より下方に配置されている。
【選択図】図3
Description
スクータ型車両の足載板Psの下方にメインパイプ3が車両前後方向に延びるように配置され、このメインパイプ3を車幅方向に貫通するようにメインパイプ3に筒状のシャフトガイド8が取付けられ、このシャフトガイド8にブレーキシャフト9が回転自在に挿入され、このブレーキシャフト9の一端にフットブレーキペダルBPが取付けられ、ブレーキシャフト9の他端に中継レバー11が取付けられ、この中継レバー11がケーブルを介して後輪ブレーキに連結されている。
フットブレーキペダルBPは、足載板Psの開口30を通じて足載板Psより上方に突出し、フットブレーキペダルBPの上端に踏面fが設けられている。
本発明の目的は、フットブレーキ構造の小型化を図るとともに、設計自由度を増すことができ、加工工数、コストを削減することにある。
また、支持ステーを変更することで、ブレーキペダルを別のものに容易に変更することが可能なる。
作用として、ブレーキペダルがステップフロアの端に配置され、ステップフロアが広く使える。
図1は本発明に係るフットブレーキ構造を採用したスクータ型車両の側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11の前端を構成するヘッドパイプ12に操舵自在にフロントフォーク13が取付けられ、このフロントフォーク13に設けられたステアリング軸14にバーハンドル16が取付けられ、フロントフォーク13の下端に前輪17が取付けられ、車体フレーム11を構成するメインフレーム18の中間部にリンク21を介してパワーユニット22が上下スイング自在に支持され、パワーユニット22の後端に後輪23が取付けられ、パワーユニット22の後端とメインフレーム18の後部とにリヤクッションユニット24が渡して取付けられた自動二輪車である。
ブレーキペダル33は、支軸34側から前方及び上方に湾曲して延びるメインアーム33aと、このメインアーム33aの先端に設けられた踏込み部33bと、支軸34側から下方に延びてブレーキケーブル35に連結されたケーブル連結アーム33cと、支軸34側から後方斜め下方に延びる被係合アーム33dと、ケーブル連結アーム33c及び被係合アーム33dの間に取付けられた断面コ字形状のばね掛け部33eとからなる。
踏込み部33bのステップフロア31からの高さH1は従来と変わらないが、本発明では、支軸34からステップフロア31までの高さH2を従来よりも小さくしたので、結果として、支軸34から踏込み部33bまでの高さH3を小さくすることができる。従って、ブレーキペダル33の小型化を図ることができる。
ブレーキロック・アンロック機構36は、操作部36a(図1参照)と、ブレーキロック・アンロックケーブル36bと、係合アーム86と、この係合アーム86の先端側を車体後方に引張る引張コイルばね111とからなる。
アウタケーブル114は、前部ブラケット83の後垂下部83bにナット116で取付けられている。
ばね掛け部33eは、引張コイルばね97(図3参照)を掛ける大径穴33mと、引張コイルばね107(図3参照)を掛ける小径穴33nとが形成された部材である。
図6は本発明に係るブレーキペダルの作用を示す作用図である。
車両走行中に、ブレーキペダル33の踏込み部33bに足を載せてAの位置(二点鎖線で描かれた位置)からBの位置(一点鎖線で描かれた位置)まで踏み込むことで後輪用ブレーキ装置が作動し、後輪が制動される。
ガード部材152は、金属製パイプ148の下面から離れた位置に下面に沿って配置されている。
(a)は小型エアクリーナ143は、2つのケース半体171,172(手前側の符号172のみ示す。)を合わせ、内部にフィルタ(不図示)が取付けられた部品であり、車体内側に設けられたケース半体171には吸気口173が一体に設けられ、ケース半体171の車体外方に設けられたケース半体172には排気口174が設けられている。なお、176,177はブラケット142(図7参照)に取付けるためにケース半体171に一体に形成された取付部である。
これにより、車体フレーム11のメインフレーム18、詳しくは、右フレーム18Rの外側方にブレーキペダル33を配置することができ、ブレーキペダル33をステップフロア31の端に配置することができる。従って、ステップフロア31を広く使用することができ、スクータ型車両10(図1参照)の使い勝手を向上させることができる。
Claims (5)
- ハンドルと着座シートとの間に車体フレームで支持される左右一対のステップフロアが設けられ、車輪を制動するブレーキ装置を操作するブレーキペダルが前記車体フレームに回動可能に取付けられるとともに前記ブレーキペダルの踏込み部が前記ステップフロア上に突出するように配置されたスクータ型車両のフットブレーキ構造において、
前記車体フレームに備える支持ステーで前記ステップフロアが支持され、前記支持ステーに前記ブレーキペダルの支軸が設けられ、この支軸が側面視で前記車体フレームより上方且つ前記ステップフロアより下方に配置されていることを特徴とするスクータ型車両のフットブレーキ構造。 - 前記支持ステーは、下方に開放面を備える断面コ字形状に形成され、この支持ステーの下部が前記車体フレームに載置されて取付けられ、前記支軸は、前記支持ステーを横から貫通し、支持ステーの両側面に取付けられていることを特徴とする請求項1記載のスクータ型車両のフットブレーキ構造。
- 上面視で前記ブレーキペダルと前記支軸との連結部は、前記車体フレームの外側方に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスクータ型車両のフットブレーキ構造。
- 前記支持ステーは、前記ステップフロア前後方向に亘って一体で長く形成され、前記ブレーキペダルを踏み込んだときに所定の踏込み位置にブレーキペダルを保持するロック機構と、このロック機構を操作する操作部から前記ロック機構までを連結するケーブルとを、前記支持ステーに取付けられたそれぞれブラケットで支持するとともに、これらのブラケットは、前記支軸の前後に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のスクータ型車両のフットブレーキ構造。
- 前記ケーブルは、アウタケーブルと、このアウタケーブル内に移動自在に挿入されたインナワイヤとからなり、前記ケーブルを支持する前記ブラケットは、前記アウタケーブルの端部が固定手段で取付けられ、車両の上面視で前記ケーブル端部の後方及び外側方を覆うようにL字形状に形成され、L字の角に前記固定手段を目視可能な開口が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のスクータ型車両のフットブレーキ構造。
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