JPH09254771A - 車両用ブレーキ装置における連動ブレーキ機構 - Google Patents

車両用ブレーキ装置における連動ブレーキ機構

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JPH09254771A
JPH09254771A JP8067700A JP6770096A JPH09254771A JP H09254771 A JPH09254771 A JP H09254771A JP 8067700 A JP8067700 A JP 8067700A JP 6770096 A JP6770096 A JP 6770096A JP H09254771 A JPH09254771 A JP H09254771A
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brake
master cylinder
cylinder
front wheel
interlocking
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JP8067700A
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Tetsuo Tsuchida
鉄男 槌田
Mitsugi Iwashita
調 岩下
Yukimasa Nishimoto
幸正 西本
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • B60T11/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
    • B60T11/24Single initiating means operating on more than one circuit, e.g. dual circuits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のブレーキ操作子と、それらのブレーキ操
作子に個別に対応するとともに各ブレーキ操作子の操作
に応じて作動する複数のマスタシリンダと、それらのマ
スタシリンダの出力液圧によるブレーキ作動を可能とし
て各マスタシリンダに個別に対応した複数の車輪ブレー
キとを備える車両用ブレーキ装置において、連動ブレー
キ操作力を伝達するための経路の自由度を増大しつつ伝
達効率を向上した上で、連動ブレーキを可能とする。 【解決手段】複数のマスタシリンダ13,141 のうち
特定のマスタシリンダ141 と、残余のマスタシリンダ
13とが、前記特定のマスタシリンダ141 の出力液圧
による前記残余のマスタシリンダ13の作動を可能とし
て連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のブレーキ操
作子と、それらのブレーキ操作子に個別に対応するとと
もに各ブレーキ操作子の操作に応じて作動する複数のマ
スタシリンダと、それらのマスタシリンダの出力液圧に
よるブレーキ作動を可能として各マスタシリンダに個別
に対応した複数の車輪ブレーキとを備える車両用ブレー
キ装置において、複数の車輪ブレーキを連動作動せしめ
る連動ブレーキ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、或る車輪ブレーキをブレーキ作動
せしめるためのブレーキ操作子の操作力を、他の車輪ブ
レーキを連動せしめるための連動ケーブルにイコライザ
を介して伝達するようにしたものが、たとえば特開平7
−196069号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように連動ケーブルを用いた連動ブレーキ機構では、連
動ケーブルの配設経路によっては連動ケーブルの摩擦抵
抗が増大してブレーキ操作力の伝達効率が低下すること
になり、連動ケーブルの配置上の自由度が限られてい
た。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、連動ブレーキ操作力を伝達するための経路の
自由度を増大しつつ伝達効率を向上した車両用ブレーキ
装置における連動ブレーキ機構を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、複数のブレーキ操作子と、
それらのブレーキ操作子に個別に対応するとともに各ブ
レーキ操作子の操作に応じて作動する複数のマスタシリ
ンダと、それらのマスタシリンダの出力液圧によるブレ
ーキ作動を可能として各マスタシリンダに個別に対応し
た複数の車輪ブレーキとを備える車両用ブレーキ装置に
おいて、複数のマスタシリンダのうち特定のマスタシリ
ンダと、残余のマスタシリンダとが、前記特定のマスタ
シリンダの出力液圧による前記残余のマスタシリンダの
作動を可能として連結されることを特徴とする。
【0006】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記特定のマスタシリンダ
の出力液圧を受けて作動するスレーブシリンダと、前記
残余のマスタシリンダとが、前記スレーブシリンダの作
動に応じた前記残余のマスタシリンダへの押圧入力を可
能として連結されることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明の構成に加えて、前記スレーブシリンダと前記残
余のマスタシリンダとが、それらの軸線を平行とした並
列配置で相互に連結され、前記特定のマスタシリンダの
出力液圧作用によるスレーブシリンダの作動に応じた前
記残余のマスタシリンダへへの押圧入力を可能として前
記スレーブシリンダのピストンロッドに一端を当接させ
るとともに前記残余のマスタシリンダのピストンロッド
に他端を当接させた連動部材と、前記残余のマスタシリ
ンダに対応したブレーキ操作子とが、共通の支軸で回動
可能に支承されることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項1ない
し3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、各マスタ
シリンダと、それらのマスタシリンダに個別に対応した
車輪ブレーキとの間に、各マスタシリンダの出力液圧を
制御して車輪ブレーキに作用せしめるアンチロックブレ
ーキ制御用モジュレータが介設されることを特徴とす
る。
【0009】さらに請求項5記載の発明は、上記請求項
1ないし4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前
記特定のマスタシリンダには、該特定のマスタシリンダ
に対応した車輪ブレーキを作動せしめる液圧を導く第1
の液圧路と、前記残余のマスタシリンダを作動せしめる
液圧を導く第2の液圧路とが接続され、両液圧路の一方
に比例減圧弁が介設されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】図1ないし図6は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は本発明を適用したスクータ型自動
二輪車のブレーキ装置の全体構成図、図2は後輪ブレー
キ操作レバーおよび後輪用マスタシリンダの横断平面
図、図3は後輪ブレーキ用スレーブシリンダの拡大横断
面図、図4は前輪ブレーキ用マスタシリンダおよびスレ
ーブシリンダの拡大横断平面図、図5は図4の5−5線
断面図、図6は前輪および後輪のブレーキ力特性図であ
る。
【0012】先ず図1において、このブレーキ装置は、
ブレーキ操作に応じて前輪ブレーキBF を作動せしめる
前輪用ブレーキ操作子としての前輪ブレーキ操作レバー
11と、ブレーキ操作に応じて後輪ブレーキBR および
前記前輪ブレーキBF を連動作動せしめることが可能な
後輪用ブレーキ操作子としての後輪ブレーキ操作レバー
121 とを備える。
【0013】前輪ブレーキBF は、前輪ブレーキ操作レ
バー11の操作、あるいは後輪用マスタシリンダ141
の出力液圧を受けて作動する前輪用スレーブシリンダ1
7の作動によって液圧を出力する前輪用マスタシリンダ
13に接続される液圧式のものであり、たとえば前輪用
マスタシリンダ13の出力液圧がキャリパピストン15
に作用するのに応じて作動するディスクブレーキであ
る。また後輪ブレーキB R は、後輪ブレーキ操作レバー
121 の操作によって後輪用マスタシリンダから出力さ
れる液圧に応じて作動する後輪用スレーブシリンダ16
により駆動される機械式のものであり、たとえば、後輪
の車軸18に軸支されたブレーキドラム19と、ブレー
キパネル20にピン21を介して枢支されるとともにブ
レーキドラム19の内周面に摩擦係合可能な一対のブレ
ーキシュー22,22と、両ブレーキシュー22,22
をブレーキドラム19の内周面に圧接させることを可能
としてブレーキパネル20に枢支されるカム23と、カ
ム23に基端が連結されてブレーキドラム19の外側方
に延びるブレーキカムアーム24と、ブレーキドラム1
9に固定されてブレーキカムアーム24に対向する固定
アーム25と、両ブレーキシュー22,22を近接させ
る方向にブレーキカムアーム24を付勢するばね力を発
揮して両アーム24,25間に設けられる戻しばね26
とを備えるドラムブレーキであり、ブレーキカムアーム
24が後輪用スレーブシリンダ16によって駆動される
のに応じてブレーキ力を発揮する。
【0014】スクータ型自動二輪車における車体の前部
に設けられるバーハンドル28の右端および左端には、
ドライバが右手および左手でそれぞれ握る握持部29,
30がそれぞれ設けられており、握持部29よりも内方
側でバーハンドル28には前輪用マスタシリンダ13が
固定的に取付けられ、握持部30よりも内方側でバーハ
ンドル28には後輪用マスタシリンダ141 が固定的に
取付けられる。
【0015】図2において、後輪用マスタシリンダ14
1 は、バーハンドル28に固定されたシリンダ体31
と、液圧室32に前端(図2の右端)を臨ませてシリン
ダ体31に摺動自在に嵌合されるマスタピストン33と
を備えるものであり、マスタピストン33に同軸に連な
るピストンロッド34がマスタピストン33から後方
(図2の左方)に延設され、液圧室32にはマスタピス
トン33を後方側に付勢する戻しばね35が収納され
る。またシリンダ体31の後部には、マスタピストン3
3の後退限位置を規制する規制板36が固定される。
【0016】ところで、マスタピストン33の外周およ
びシリンダ体31の内周間には、マスタピストン33の
外周に装着された一対のカップシール37,38によっ
て環状の補給液室39が形成されており、補給液室39
および液圧室32間のカップシール37は、補給液室3
9から液圧室32へのブレーキ液の流通を許容する。ま
たシリンダ体31の上部にはリザーバタンク401 が接
続されており、該リザーバタンク401 に通じる解放ポ
ート41がマスタピストン33の後退限位置で液圧室3
2に通じるようにしてシリンダ体31に穿設されるとと
もに、リザーバタンク401 に通じる補給ポート42が
補給液室39に常時通じるようにしてシリンダ体31に
穿設される。
【0017】シリンダ体31の後端部にはブラケット3
1aが設けられており、後輪ブレーキ操作レバー121
の基端部が該ブラケット31aに支軸43を介して回動
自在に支承され、後輪ブレーキ操作レバー121 には、
握持部30を握った左手で該後輪ブレーキ操作レバー1
1 を操作するのに応じて、後輪用マスタシリンダ14
1 のピストンロッド34を押込むように作動せしめる押
圧突部12aがピストンロッド34の後端に当接するよ
うにして設けられる。
【0018】図3において、後輪用スレーブシリンダ1
6は、一端に端壁44aを有して有底円筒状に形成され
るシリンダ体44と、端壁44aとの間に液圧室46を
形成してシリンダ体44に摺動可能に嵌合されるピスト
ン45と、シリンダ体44の他端開口部内面に嵌着され
る止め輪47で外方への離脱を阻止されるようにしてシ
リンダ体44の他端開口部に嵌装されるリテーナ48
と、液圧室46の容積を縮少する側にピストン45を付
勢するばね力を発揮してリテーナ48およびピストン4
5間に縮設される戻しばね49とを備え、ピストン45
に同軸にかつ一体に連設されるピストンロッド45aは
端壁44aを液密にかつ軸方向移動自在に貫通してシリ
ンダ体44の外方に突出され、戻しばね49を収納して
リテーナ48およびピストン45間に形成されるばね室
50は、リテーナ48に設けられた透孔48aを介して
外部に開放される。
【0019】ピストンロッド45aの外端には、後輪ブ
レーキBR における固定アーム25(図1参照)で軸方
向移動を案内されるロッド52の一端が連結部材51を
介して連結されており、該ロッド52の他端は、後輪ブ
レーキBR におけるブレーキカムアーム24に連結され
る。また後輪用スレーブシリンダ16の液圧室46に
は、後輪用マスタシリンダ141 の出力液圧を導く液圧
路53が接続される。したがって後輪ブレーキ操作レバ
ー121 の操作に応じて後輪用マスタシリンダ141
ら液圧が出力されると、後輪用スレーブシリンダ16
は、その液圧室46への液圧作用に応じてピストンロッ
ド45aを図3の左方に移動せしめるように作動し、そ
れにより後輪ブレーキBR がブレーキ作動することにな
る。
【0020】ところで、前輪用スレーブシリンダ17に
は、前記液圧路53とともに後輪用マスタシリンダ14
1 に接続された液圧路54を介して後輪用マスタシリン
ダ141 の出力液圧が作用するものであり、前輪ブレー
キ操作レバー11の作用に応じて液圧を出力する前輪用
マスタシリンダ13と、前輪用スレーブシリンダ17と
は、それらの軸線を平行とした並列配置で相互に連結さ
れる。
【0021】図4および図5において、前輪用マスタシ
リンダ13は、バーハンドル28に固定されたシリンダ
体55と、液圧室56に前端(図4の左端)を臨ませて
シリンダ体55に摺動自在に嵌合されるマスタピストン
57とを備えるものであり、マスタピストン57に同軸
に連なるピストンロッド58がマスタピストン57から
後方(図4の右方)に延設され、液圧室56にはマスタ
ピストン57を後方側に付勢する戻しばね59が収納さ
れる。またシリンダ体55の後部には、マスタピストン
57の後退限位置を規制する規制板60が固定される。
【0022】マスタピストン57の外周およびシリンダ
体55の内周間には、マスタピストン57の外周に装着
された一対のカップシール61,62によって環状の補
給液室63が形成されており、補給液室63および液圧
室56間のカップシール61は、補給液室63から液圧
室56へのブレーキ液の流通を許容する。またシリンダ
体55の上部にはリザーバタンク64が接続されてお
り、該リザーバタンク64に通じる解放ポート65がマ
スタピストン57の後退限位置で液圧室56に通じるよ
うにしてシリンダ体55に穿設されるとともに、リザー
バタンク64に通じる補給ポート66が補給液室63に
常時通じるようにしてシリンダ体55に穿設される。ま
た液圧室56には液圧路67の一端が接続されており、
該液圧路67の他端は、前輪ブレーキBF に接続され
る。
【0023】前輪用スレーブシリンダ17は、液圧路5
4が前端(図4の左端)に接続される円筒状のシリンダ
体68と、液圧路54を介して導かれる前輪用マスタシ
リンダ141 の出力液圧を前端に受けるようにしてシリ
ンダ体68に摺動可能に嵌合されるピストン69と、該
ピストン69に同軸にかつ一体に連設されてシリンダ体
68の後端(図4の右端)側に延設されるピストンロッ
ド70と、該ピストンロッド70を軸方向移動自在に貫
通せしめてシリンダ体68内に固定される円盤状の受け
部材71およびピストン69間に縮設される特性設定ば
ね72とを備える。
【0024】前輪用マスタシリンダ13のシリンダ体5
5と、前輪用スレーブシリンダ17のシリンダ体68と
は、それらの軸線を相互に平行にして並列配置されるも
のであり、シリンダ体55からシリンダ体68側に向け
て突設される一対の連結腕部55a,55bと、シリン
ダ体68からシリンダ体55側に向けて突設される一対
の連結腕部68a,68bとが一対の連結ボルト73,
73で相互に締結される。
【0025】ところで、前輪用マスタシリンダ13のピ
ストンロッド58には、該前輪用マスタシリンダ13に
おけるシリンダ体55の後端部内面に周縁部を弾発接触
させるブーツ74がピストンロッド58の後端を後方に
臨ませるようにして装着され、前輪用スレーブシリンダ
17のピストンロッド70には、該前輪用スレーブシリ
ンダ17におけるシリンダ体68の後端部内面に周縁部
を弾発接触させるブーツ75がピストンロッド70の後
端を後方に臨ませるようにして装着される。
【0026】両ピストンロッド58,70の後端には、
両ピストンロッド58,70の軸線を含む平面内で略円
弧状に形成された連動部材76の両端がそれぞれ当接さ
れるものであり、該連動部材76の中間部と、前輪ブレ
ーキ操作レバー11の基端部とは共通の支軸77により
回動自在に支承される。
【0027】前輪用マスタシリンダ13におけるシリン
ダ体55の後端部には、一対のブラケット80a,80
bが一体に設けられており、それらのブラケット80
a,80bに支軸77が固定され、該支軸77との間に
円筒状のスリーブ78を介在させて連動部材76および
前輪ブレーキ操作レバー11が支軸77によって回動自
在に支承される。しかも一方のブラケット80aおよび
前輪ブレーキ操作レバー11間には、該前輪ブレーキ操
作レバー11を非操作位置側に付勢するねじりばね79
が設けられる。
【0028】連動部材76には、前輪ブレーキ操作レバ
ー11をブレーキ操作したときに該前輪ブレーキ操作レ
バー11を当接、係合せしめる係合段部76aが設けら
れており、前輪ブレーキ操作レバー11のブレーキ操作
時には前輪ブレーキ操作レバー11が係合段部76aに
当接するのに応じた連動部材76の回動作動により前輪
用マスタシリンダ13のピストンロッド58が押圧され
る。また前輪ブレーキ操作レバー11の非ブレーキ操作
時に、後輪用マスタシリンダ141 の出力液圧を受けて
前輪用スレーブシリンダ17が作動したときには、連動
部材76が前輪ブレーキ操作レバー11を置き去りにし
たままで回動することにより前輪用マスタシリンダ13
のピストンロッド58が押圧されることになる。
【0029】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、後輪ブレーキ操作レバー12 1 を操作しない状態
で前輪ブレーキ操作レバー11のみをブレーキ操作する
と、前輪ブレーキ操作レバー11のブレーキ操作に応じ
た連動部材76の回動作動により前輪用マスタシリンダ
13から液圧が出力され、その液圧が液圧路67を介し
て前輪ブレーキBF に作用することにより前輪ブレーキ
F1が作動せしめられ、図6の線分A−Bで示すように
前輪ブレーキ力のみを得ることができる。
【0030】次いで前輪ブレーキ操作レバー11を操作
しない状態で後輪ブレーキ操作レバー121 をブレーキ
操作すると、その後輪ブレーキ操作レバー121 の操作
に応じて後輪用マスタシリンダ141 から出力される液
圧が液圧路53を介して後輪用スレーブシリンダ16に
作用するのに応じた該後輪用スレーブシリンダ16の作
動に応じて後輪ブレーキBR がブレーキ作動し、後輪ブ
レーキ力を得ることができる。それとともに、前輪用マ
スタシリンダ141 の出力液圧は、液圧路54を介して
前輪用スレーブシリンダ17にも作用するが、前輪用ス
レーブシリンダ17における特性設定ばね72のばね力
に打勝ってピストン69を作動せしめるだけの液圧が該
ピストン69に作用するまでは、前輪用スレーブシリン
ダ17が作動することはなく、図6の線分A−Cで示す
ように後輪ブレーキ力のみを得ることができる。
【0031】また前輪ブレーキ操作レバー11を操作し
ない状態で、前輪用スレーブシリンダ17における特性
設定ばね72のばね力に打勝ってピストン69を作動せ
しめるだけの液圧を前輪用マスタシリンダ141 から出
力するまで後輪ブレーキ操作レバー121 をブレーキ操
作すると、前輪用スレーブシリンダ17が作動して連動
部材76が回動駆動されることにより、前輪用マスタシ
リンダ13から出力される液圧が液圧路67を介して前
輪ブレーキBF に作用し、前輪ブレーキBF でもブレー
キ力を得ることができる。すなわち後輪ブレーキ操作レ
バー121 の操作に応じて後輪ブレーキBR および前輪
ブレーキBF を連動作動せしめることができ、この際の
ブレーキ特性は、図6の線分C−Dで示すものとなる。
【0032】したがって前輪ブレーキ操作レバー11の
非操作状態で後輪ブレーキ操作レバー121 をブレーキ
操作したときには、図6の線分A−C−Dで示すブレー
キ特性が得られることになり、前輪ブレーキ力および後
輪ブレーキ力の配分を理想配分特性に近付けることが可
能となる。しかも図6の点C、すなわち前輪ブレーキ操
作レバー11の非操作状態で後輪ブレーキ操作レバー1
1 を比較的軽い操作力でブレーキ操作して後輪ブレー
キBR のみでブレーキ力を得るときの後輪ブレーキBR
のブレーキ力Lは、特性設定ばね72のばね荷重で定ま
るものであり、特性設定ばね72の選定によってブレー
キ特性を容易に調整可能である。また前輪ブレーキBF
をディスクブレーキとすることにより、連動ブレーキ状
態でのブレーキ特性線図の傾きθ(図6参照)を容易に
設定可能である。
【0033】さらに前輪ブレーキ操作レバー11および
後輪ブレーキ操作レバー121 をともにブレーキ操作し
たときには、前輪ブレーキBF および後輪ブレーキBR
でともにブレーキ力を得ることができ、その際、前輪ブ
レーキ力および後輪ブレーキ力の配分は、左右のブレー
キ操作入力の割合に応じて図6の斜線で示す範囲で変化
することになる。
【0034】このようにして後輪ブレーキ操作レバー1
1 のブレーキ操作による後輪および前輪ブレーキ
R ,BF の連動作動が可能となるが、後輪用マスタシ
リンダ141 の出力液圧を、前輪ブレーキBF の連動作
動に用いるので、従来の連動ケーブルを用いた連動機構
では連動ケーブルの摩擦抵抗が増大してブレーキ操作力
の伝達効率が低下し、また連動ケーブルの配置上の自由
度が限られていたのに比べて、液圧路54の経路の自由
度を増大しつつ伝達効率をも向上することが可能とな
る。
【0035】しかも前輪用スレーブシリンダ17の作動
力を前輪用マスタシリンダ13に作用せしめるための連
動部材76と、前輪用マスタシリンダ13を操作するた
めの前輪ブレーキ操作レバー11とが共通の支軸77で
回動自在に支承されることにより、部品点数の低減を図
ることができる。
【0036】本発明の他の実施例として、前輪用マスタ
シリンダ13のシリンダ体55と、前輪用スレーブシリ
ンダ17のシリンダ体68とが一体に形成されていても
よく、そうすれば、部品点数の低減に寄与することがで
きる。
【0037】図7は本発明の第2実施例を示すものであ
り、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
【0038】前輪用マスタシリンダ13および前輪ブレ
ーキBF 間と、後輪用マスタシリンダ141 および後輪
用スレーブシリンダ16間との間に、各マスタシリンダ
13,141 の出力液圧を制御して前輪ブレーキBF
よび後輪ブレーキBR に作用せしめるアンチロックブレ
ーキ制御用モジュレータ81が介設される。すなわちア
ンチロックブレーキ制御用モジュレータ81は、液圧路
67の前輪用マスタシリンダ13側の部分67aと液圧
路67の前輪ブレーキBF 側の部分67bとの間に介設
されるとともに、液圧路53の後輪用マスタシリンダ1
1 側の部分53aと液圧路53の後輪用スレーブシリ
ンダ16側の部分53bとの間に介設されるものであ
り、制御ユニット82によって制御されて前輪ブレーキ
F および後輪用スレーブシリンダ16への作用液圧を
調整可能な従来周知のものである。
【0039】また前輪の車軸83に設けられたセンサリ
ング84の回転速度を検出するセンサ85の検出信号、
ならびに後輪の車軸18に設けられたセンサリング86
の回転速度を検出するセンサ87の検出信号が制御ユニ
ット82に入力されており、制御ユニット82は、それ
らのセンサ85,87で得られた前輪および後輪の車輪
速度に基づいてアンチロックブレーキ制御の要否を判断
し、その判断結果に基づいてモジュレータ81の作動を
制御する。
【0040】この第2実施例によれば、前輪用マスタシ
リンダ13および前輪ブレーキBF間と、後輪用マスタ
シリンダ141 および後輪用スレーブシリンダ16間と
の間に、従来周知の構成をアンチロックブレーキ制御用
モジュレータ81を設けることにより、従来の連動ケー
ブルを用いた連動ブレーキ機構では困難であったアンチ
ロックブレーキ制御を実行することが可能となる。
【0041】図8は本発明の第3実施例を示すものであ
り、上記各実施例に対応する部分には同一の参照符号を
付す。
【0042】リザーバタンク402 が接続された後輪用
マスタシリンダ142 は、ブレーキ操作子としてのブレ
ーキペダル122 の踏込み操作に応じて液圧を出力する
ものであり、この後輪用マスタシリンダ142 からの出
力液圧は、液圧路53を介して後輪用スレーブシリンダ
16に作用するとともに、液圧路54を介して前輪用ス
レーブシリンダ17に作用し、両液圧路53,54の一
方、たとえば液圧路54に従来周知の比例減圧弁88が
介設される。
【0043】この第3実施例によれば、従来の連動ケー
ブルを用いた連動ブレーキ機構では困難であった連動ブ
レーキ時のブレーキ力配分制御を比例減圧弁88を用い
て容易に達成可能となる。
【0044】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0045】たとえば、後輪ブレーキBR が液圧作動式
のものであってもよく、その場合には、後輪用スレーブ
シリンダ16が不要となる。
【0046】
【発明の効果】以上のように請求項1ないし3記載の発
明によれば、複数のマスタシリンダの出力液圧で残余の
マスタシリンダを作動せしめるようにしたことにより、
従来の連動ケーブルを用いたものと比べて、連動ブレー
キ操作力を伝達するための経路の自由度を増大しつつ伝
達効率を向上することができる。
【0047】また請求項4記載の発明によれば、従来周
知のモジュレータを用いて連動ブレーキ時のアンチロッ
クブレーキ制御を容易に行なうことができる。
【0048】さらに請求項5記載の発明によれば、従来
周知の比例減圧弁を用いて連動ブレーキ時のブレーキ力
配分制御を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のスクータ型自動二輪車のブレーキ
装置の全体構成図である。
【図2】後輪ブレーキ操作レバーおよび後輪用マスタシ
リンダの横断平面図である。
【図3】後輪ブレーキ用スレーブシリンダの拡大横断面
図である。
【図4】前輪ブレーキ用マスタシリンダおよびスレーブ
シリンダの拡大横断平面図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【図6】前輪および後輪のブレーキ力特性図である。
【図7】第2実施例の図1に対応した図である。
【図8】第3実施例の図1に対応した図である。
【符号の説明】
11・・・ブレーキ操作子としての前輪ブレーキ操作レ
バー 121 ・・・ブレーキ操作子としての後輪ブレーキ操作
レバー 122 ・・・ブレーキ操作子としてのブレーキペダル 13・・・残余のマスタシリンダとしての前輪用マスタ
シリンダ 141 ,142 ・・・特定のマスタシリンダとしての後
輪用マスタシリンダ 17・・・スレーブシリンダ 53,54・・・液圧路 58,76・・・ピストンロッド 76・・・連動部材 77・・・支軸 81・・・アンチロックブレーキ制御用モジュレータ 88・・・比例減圧弁 BF ・・・前輪ブレーキ BR ・・・後輪ブレーキ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブレーキ操作子(11;121
    122 )と、それらのブレーキ操作子(11;121
    122 )に個別に対応するとともに各ブレーキ操作子
    (11;121 ,122 )の操作に応じて作動する複数
    のマスタシリンダ(13;141 ,142 )と、それら
    のマスタシリンダ(13;141 ,14 2 )の出力液圧
    によるブレーキ作動を可能として各マスタシリンダ(1
    3;14 1 ,142 )に個別に対応した複数の車輪ブレ
    ーキ(BF ,BR )とを備える車両用ブレーキ装置にお
    いて、複数のマスタシリンダ(13;141 ,142
    のうち特定のマスタシリンダ(141 ,142 )と、残
    余のマスタシリンダ(13)とが、前記特定のマスタシ
    リンダ(141 ,142 )の出力液圧による前記残余の
    マスタシリンダ(13)の作動を可能として連結される
    ことを特徴とする車両用ブレーキ装置における連動ブレ
    ーキ機構。
  2. 【請求項2】 前記特定のマスタシリンダ(141 ,1
    2 )の出力液圧を受けて作動するスレーブシリンダ
    (17)と、前記残余のマスタシリンダ(13)とが、
    前記スレーブシリンダ(17)の作動に応じた前記残余
    のマスタシリンダ(13)への押圧入力を可能として連
    結されることを特徴とする請求項1記載の車両用ブレー
    キ装置における連動ブレーキ機構。
  3. 【請求項3】 前記スレーブシリンダ(17)と前記残
    余のマスタシリンダ(13)とが、それらの軸線を平行
    とした並列配置で相互に連結され、前記特定のマスタシ
    リンダ(141 ,142 )の出力液圧作用によるスレー
    ブシリンダ(17)の作動に応じた前記残余のマスタシ
    リンダ(13)への押圧入力を可能として前記スレーブ
    シリンダ(17)のピストンロッド(70)に一端を当
    接させるとともに前記残余のマスタシリンダ(13)の
    ピストンロッド(58)に他端を当接させた連動部材
    (76)と、前記残余のマスタシリンダ(13)に対応
    したブレーキ操作子(11)とが、共通の支軸(77)
    で回動可能に支承されることを特徴とする請求項2記載
    の車両用ブレーキ装置における連動ブレーキ機構。
  4. 【請求項4】 各マスタシリンダ(13;141 ,14
    2 )と、それらのマスタシリンダ(13;141 ,14
    2 )に個別に対応した車輪ブレーキ(BF ,BR )との
    間に、各マスタシリンダ(13;141 ,142 )の出
    力液圧を制御して車輪ブレーキ(BF ,BR )に作用せ
    しめるアンチロックブレーキ制御用モジュレータ(8
    1)が介設されることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の車両用ブレーキ装置における連動ブレ
    ーキ機構。
  5. 【請求項5】 前記特定のマスタシリンダ(141 ,1
    2 )には、該特定のマスタシリンダ(141 ,1
    2 )に対応した車輪ブレーキ(BR )を作動せしめる
    液圧を導く第1の液圧路(53)と、前記残余のマスタ
    シリンダ(13)を作動せしめる液圧を導く第2の液圧
    路(54)とが接続され、両液圧路(53,54)の一
    方に比例減圧弁(88)が介設されることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用ブレーキ装
    置における連動ブレーキ機構。
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