JPH09254175A - 積層体の製造方法 - Google Patents

積層体の製造方法

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JPH09254175A
JPH09254175A JP8063336A JP6333696A JPH09254175A JP H09254175 A JPH09254175 A JP H09254175A JP 8063336 A JP8063336 A JP 8063336A JP 6333696 A JP6333696 A JP 6333696A JP H09254175 A JPH09254175 A JP H09254175A
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JP
Japan
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layer
skin
resin
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molten resin
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JP8063336A
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English (en)
Inventor
Katsunori Ishidoya
勝則 石戸谷
Kazunori Kuse
和則 久瀬
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Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め基材を成形することなく、表皮シートや
発泡性シートをシート状に形成することなく、簡単な工
程でドアトリムなどの積層体を製造する。 【解決手段】 表皮層となる溶融状態のTPO樹脂13
a、発泡層となる発泡剤としてのアゾジカルボンアミド
樹脂を混合した溶融状態のポリプロピレン樹脂12aお
よび基材層となる溶融状態のポリプロピレン樹脂11a
が順次上になるように積層された状態で、下型21の成
形面21a上に樹脂供給装置30の押し出し機31より
供給する。次いで、裏側成形面20aと基材層の樹脂1
1aの上面が所定の空間を生じるように上型20と下型
21との型締めを行う。表側成形面21aを加熱して発
泡性ポリプロピレン樹脂12aを発泡させ、これらを冷
却・硬化させると、それぞれ基材層11と発泡層12と
シボによる意匠模様が刻まれた表皮層13とが強固に結
着して形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のドアトリ
ム、車両用内装材、屋内用内装材等に使用される積層体
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した用途に使用される積層体とし
て、所定形状に形成された基材に発泡層を介して樹脂層
を被覆したものが知られている。このような積層体の具
体例としては、予めドアトリムの形状に形成された木質
系のハードボードからなる木質系基材の表面に発泡性シ
ートを接着し、これらの木質系基材と発泡性シートとを
表皮シートで全面的に被覆したドアトリムがある。
【0003】このような構成のドアトリムを製造する工
程においてはまず、図5(a)に示すように、木質系基
材51に発泡性シート52を貼着し、表面に適宜所定の
意匠模様をつけてシート状に形成された表皮シート53
をこの発泡性シート52の上に配設して真空成形型の下
型54と上型55の間でプレスすることによって接着剤
で木質系基材51と発泡性シート52と表皮シート53
との接着一体化が行われる。こうして三部材51,52
及び53が一体化されたのち、表皮シート53は、図5
(b)に示すようにその端末が木質系基材51から幾分
はみ出るように切断される。この表皮シート53のはみ
出し部分53aは、つづいて図5(c)に示すように木
質系基材51と発泡性シート52の端部を巻き込むよう
に接着処理され、表皮シート53がはみ出て美観を損ね
ることがないように形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のド
アトリムの製造方法においては、木質系のハードボード
からなる木質系基材51を予めドアトリムの形状に成形
する必要があり、かつ、接着剤を木質系基材51側ある
いは発泡性シート52側、または表皮シート53側に塗
布などによって供給する装置及び供給工程が必要である
とともに、木質系基材51に接着させる発泡性シート5
2や表皮シート53は予めシート状に成形しておかなく
てはならず、したがって発泡性シート52や表皮シート
53を成形するための別個の装置及び工程も必要とな
り、一連の製造装置及び製造工程数が増加してこの種の
ドアトリムの製造が複雑であるという問題点があった。
【0005】また、木質系基材51と発泡性シート52
とは接着剤を用いて接着されているため、接着部分では
木質系基材51と発泡性シート52と接着剤を構成する
三つの材料が関与している。そのため、このドアトリム
を長期間使用すると、それらの三つの材料の熱膨張係数
等の物理化学的性質の違いによって、接着部分、特に、
接着剤の層にひずみが生じて木質系基材51と発泡性シ
ート52とが剥がれてしまうおそれが生じるという問題
がある。同様に、発泡性シート52と表皮シート53も
接着剤を用いて接着されているため、熱膨張係数等の物
理化学的性質の違いによって両部材52、53も剥がれ
てしまうおそれが生じるという問題がある。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、基材を予め所定の形状に成形すること
なく、かつ、表皮シートや発泡性シートをそれぞれシー
ト状に成形することなく、さらに、接着剤を用いること
なく基材と発泡性シートと表皮シートとを同時に一体化
することによって簡単にドアトリムなどの積層体を製造
できるようにするとともに、その製造工程を簡略化する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材層と、こ
の基材層の表側表面を被覆する発泡層と、この発泡層を
被覆する表皮層とからなる積層体の製造方法であって、
上記課題を達成するために、請求項1に記載の発明にお
いては、基材側成形面を有する基材側成形型と表皮側成
形面を有する表皮側成形型とからなる一対の成形型を互
いに各成形面が対向するようにして表皮側成形型を下に
セットするとともに基材側成形型を上にセットする工程
と、表皮層となる非発泡性溶融樹脂系材料と発泡層とな
る発泡性溶融樹脂系材料と基材層となる非発泡性溶融樹
脂系材料とからなる三層の樹脂系材料を発泡性溶融樹脂
系材料が発泡しない温度で表皮側成形型の成形面上に表
皮層が下になり発泡層および基材層が順次上になるよう
に三層同時に供給する工程と、基材層と基材側成形型が
所定の距離だけ離間して基材側成形型と表皮材側成形型
とを型締めする工程と、表皮材側成形型に内蔵した成形
面加熱手段で成形面を加熱して発泡性溶融樹脂系材料を
発泡させる工程と、発泡した発泡性溶融樹脂系材料と非
発泡性溶融樹脂系材料を冷却・硬化する工程とからな
る。
【0008】また、請求項2に記載の発明においては、
表皮側成形型の成形面に縞模様の凹凸を形成するととも
に、この縞模様の凹凸により表皮層表面にしぼを形成す
るようにしたことにあり、また、請求項3に記載の発明
においては、上述の所定の距離は発泡性溶融樹脂系材料
が発泡して膨張する距離としたことにある。さらに、請
求項4に記載の発明においては、基材層となる非発泡性
溶融樹脂系材料はオレフィン系樹脂とし、発泡層となる
発泡性溶融樹脂系材料はオレフィン系樹脂にアゾジカル
ボンアミド発泡剤を混合した樹脂とし、表皮層となる非
発泡性溶融樹脂系材料はオレフィン系熱可塑性エラスト
マとしたことにある。
【0009】
【発明の作用・効果】このように各溶融樹脂系材料を三
層同時に供給した後、基材層と基材側成形型が所定の距
離だけ離間して基材側成形型と表皮材側成形型とを型締
めし、その後、表皮材側成形型に内蔵した成形面加熱手
段で成形面を加熱すれば、発泡性溶融樹脂系材料が発泡
して膨張しても、基材層と基材側成形型との間には空間
が存在するので、この空間により膨張が吸収されて発泡
層が形成される。この状態で同発泡した発泡性溶融樹脂
系材料と非発泡性溶融樹脂系材料を冷却・硬化すること
によって、基材の表側表面が発泡層と表皮層とからなる
表皮材で全面的に被覆された積層体が製造される。
【0010】したがって、本発明の積層体の製造方法に
よれば、従来の製造方法においては必須であった接着剤
の塗布工程や、表皮シート及び発泡性シートの成形工程
を行う必要がなく、製造工程を簡略化することができ
る。更に、本発明の積層体の製造方法では接着剤を使用
していないため、使用材料を低減できる点でも効果的で
ある。また、従来の接着剤を用いて接着したもののよう
に接着剤層にひずみが発生することがないので、長期間
この積層体が使用されたとしても各層が剥がれることが
なくなる。また、接着剤を用いていないため、製造時に
おける接着剤の塗布むらなどに起因して接着されていな
い箇所が形成されるおそれも生じない。
【0011】さらに、縞模様の凹凸が形成された成形面
を有する表皮側成形型を下にセットして、この成形面に
表皮層となる非発泡性溶融樹脂系材料が直接供給され
て、発泡層が発泡されるため、発泡層の発泡圧力により
表皮層表面に明瞭なしぼが形成されるようになり、皮革
の風合いを呈する積層体が製造できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の積層体の製造方法
の一実施の形態としてドアトリムの製造方法に適用した
場合について、図1〜図4を用いてそのドアトリムの製
造方法を説明する。本発明の製造方法によって製造され
るドアトリムは、図1及び図2(なお、図2は図1の2
−2線で切断した縦断面図である)に示すような自動車
用のドアトリム10であって、ドアトリムの形状に形成
された基材層11と、この基材層11の表側表面を被覆
する発泡層12と、この発泡層12の表側表面を被覆す
る表皮層13とで構成される。
【0013】基材層11は発泡剤が含まれていない溶融
ポリプロピレン樹脂などのオレフィン系の熱可塑性樹脂
を硬化させた層である。発泡層12は発泡剤が混合され
たポリプロピレン樹脂などのオレフィン系の熱可塑性樹
脂を溶融状態で発泡させて硬化させた層である。また、
表皮層13は発泡剤が含まれていない溶融したオレフィ
ン系熱可塑性エラストマ(TPO樹脂:オレフィン系サ
ーモプラスチック樹脂)を硬化させた層である。
【0014】図3、図4には、図1及び図2に示された
ドアトリム10を製造する方法を説明するための工程図
を示している。この製造方法には、ドアトリムの裏側成
形面20aが形成された上型20と、表皮材表面の皮革
の風合いを呈する意匠模様を形作るための縞模様の凹凸
が形成された表側成形面21aを有する下型21とから
なる上下一対の成形型20、21が用いられる。下型2
1の内部には、表側成形面21a近傍全面に下型21と
電気的に絶縁された状態で、例えばセラミックヒータか
らなるヒータ23が内蔵されており、電源装置22によ
って表側成形面21aが加熱できるように構成されてい
る。
【0015】製造にあたってはまず、あらかじめ50℃
〜80℃の温度に調節されている上下一対の成形型2
0,21のうちの下型21の表側成形面21a上に、溶
融状態のTPO樹脂(本発明の表皮層となる非発泡性溶
融樹脂系材料に相当する)13a、発泡剤としてのアゾ
ジカルボンアミド樹脂(分解温度:約200℃)を混合
した溶融状態のポリプロピレン樹脂(本発明の発泡層と
なる発泡性溶融樹脂系材料に相当する)12aおよび溶
融状態のポリプロピレン樹脂(本発明の基材層となる非
発泡性溶融樹脂系材料に相当する)11aが順次上にな
るように積層された状態で、発泡剤が発泡しない温度、
好適には約160℃の温度で、樹脂供給装置30の押し
出し機31より供給する。
【0016】ここで、樹脂供給装置30内は上段、中段
および下段に区画されており、また、押し出し機31内
も左段、中段および右段に区画されている。このため、
樹脂供給装置30内の上段および押し出し機31の左段
を通して溶融状態のポリプロピレン樹脂11aが供給さ
れ、樹脂供給装置30内の中段および押し出し機31の
中段を通して発泡剤を混合した溶融状態のポリプロピレ
ン樹脂12aが供給され、樹脂供給装置30内の下段お
よび押し出し機31の右段を通して溶融状態のTPO樹
脂13aが供給される。したがって、これらの各溶融樹
脂11a、12aおよび13aは三層状態で下型21の
成形面21a上に供給されることとなる。
【0017】続いて図4に示すように、上型20を下降
させて、上型20と下型21との型締めを行う。このと
き、上型20の裏側成形面20aと基材層となる溶融状
態のポリプロピレン樹脂11aの上面との間は1〜2m
m程度の空間14を生じるように型締めされる。
【0018】次に、電源装置22から下型21のセラミ
ックヒータ23に電流を供給すると、表側成形面21a
が加熱(約200℃)されてその上面に供給された発泡
層の発泡性ポリプロピレン樹脂12aに含まれるアゾジ
カルボンアミドが分解して窒素ガスを発生し、この発生
した窒素ガスがポリプロピレン樹脂12a中に独立気泡
として存在するようになり、発泡性ポリプロピレン樹脂
12aは膨張(発泡圧0.1kgf/cm2〜10kg
f/cm2)してポリプロピレン樹脂11aを空間14
内に押し上げて、ポリプロピレン樹脂11aが上型20
の裏側成形面20aに当接するまで発泡する。このと
き、表皮層となる溶融状態のTPO樹脂13aは下型2
1の縞模様の凹凸が形成された表側成形面21aに押し
付けられて、TPO樹脂13aの表側成形面21aの当
接面に皮革の風合いを呈するシボが明瞭に形成されるこ
ととなる。
【0019】この状態で、非発泡性ポリプロピレン樹脂
11a、発泡性ポリプロピレン樹脂12aおよび非発泡
性TPO樹脂13aを冷却・硬化させると、それぞれ基
材層13と発泡層12とシボによる皮革の風合いを呈す
る意匠模様が刻まれた表皮層13とが形成され、上下一
対の型20、21を脱型することにより、図2に示すよ
うな、基材層11の上面に発泡層12と表皮層13とで
被覆されたドアトリム10が形成される。
【0020】したがって、上記した実施の形態のドアト
リムの製造方法によれば、従来の製造方法においては必
須であった接着剤を塗布する工程や、基材を予め成形す
る工程や、表皮シート及び発泡性シートを別個に成形す
る工程が必要でなくなり、製造工程を簡略化することが
できる。更に、この実施の形態のドアトリムの製造方法
によれば、接着剤を使用していないため使用材料を低減
できる点でも効果的である。
【0021】そして、上記の実施の形態においては、下
型21に内蔵した加熱線23を用いて表側成形面21a
を加熱し、発泡剤を含んだポリプロピレン樹脂12aを
発泡させるために、発泡剤の発泡による発泡圧力によっ
て、下型21の表側成形面21aに形成された縞模様の
凹凸によって、皮革の風合いを呈するシボの意匠模様を
くっきりと表皮層12の表面に形成することができるよ
うになる。
【0022】また、上記の実施の形態においては、基材
層11として溶融ポリプロピレン樹脂を用い、発泡層1
2として発泡剤が混合されたポリプロピレン樹脂を用
い、表皮層13としてTPO樹脂を用いているので、こ
れらの3つの樹脂より形成される各層は強固に結着され
ることとなり、長期間使用しても、これらの3層の各樹
脂層が剥がれることがなくなる。
【0023】なお、上記の実施の形態においては、基材
層11としてポリプロピレン樹脂を用いたが、硬質発泡
ウレタンなどからなる多孔性の樹脂を用いてもよい。ま
た、これらの樹脂を主体として適宜充填剤、ガラス繊維
などの補強材、帯電防止のための導電剤などを添加して
用いることも可能である。
【0024】また、上記の実施形態においては、表皮材
としてTPO樹脂を単独で用いたが、二種以上のTPO
樹脂を配合して用いてもよい。また、表皮材に光沢を付
与する光沢付与剤や、難燃剤などを添加することも、出
来上り製品の見栄えや性能等を考慮して適宜行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる積層体の製造方法によって製
造される一実施の形態のドアトリムの斜視図である。
【図2】 図1の2−2線で切断した縦断面図である。
【図3】 本発明の一実施の形態のドアトリムの製造方
法を説明するための一工程図である。
【図4】 本発明の一実施の形態のドアトリムの製造方
法を説明するための図3に続く一工程図である。
【図5】 (a)〜(c)は、従来のドアトリムの製造
方法の一例を説明するための各工程図である。
【符号の説明】
10…ドアトリム、11…基材層、11a…基材層とな
る溶融樹脂層、12…発泡層、12a…発泡層となる発
泡樹脂層、13…表皮層、13a…表皮層となる溶融樹
脂層、20…上成形型、20a…上成形型の成形面、2
1…下成形型、21a…下成形型の成形面、22…電源
装置、23…加熱線、30…供給装置、31…押し出し
機。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:04 B29L 9:00 31:58

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材層と、この基材層の表側表面を被覆
    する発泡層と、この発泡層を被覆する表皮層とからなる
    積層体の製造方法であって、 基材側成形面を有する基材側成形型と表皮側成形面を有
    する表皮側成形型とからなる一対の成形型を互いに各成
    形面が対向するようにして前記表皮側成形型を下にセッ
    トするとともに基材側成形型を上にセットする工程と、 前記表皮層となる非発泡性溶融樹脂系材料と前記発泡層
    となる発泡性溶融樹脂系材料と前記基材層となる非発泡
    性溶融樹脂系材料とからなる三層の樹脂系材料を前記発
    泡性溶融樹脂系材料が発泡しない温度で前記表皮側成形
    型の成形面上に前記表皮層が下になり前記発泡層および
    前記基材層が順次上になるように三層同時に供給する工
    程と、 前記基材層と前記基材側成形型が所定の距離だけ離間し
    て前記基材側成形型と表皮材側成形型とを型締めする工
    程と、 前記表皮材側成形型に内蔵した成形面加熱手段で成形面
    を加熱して前記発泡性溶融樹脂系材料を発泡させる工程
    と、 前記発泡した発泡性溶融樹脂系材料と前記非発泡性溶融
    樹脂系材料を冷却・硬化する工程と、からなることを特
    徴とする積層体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記表皮側成形型の成形面に縞模様の凹
    凸を形成するとともに、前記表皮層表面にしぼを形成す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の積層体
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の距離は前記発泡性溶融樹脂系
    材料が発泡して膨張する距離であることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の積層体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記基材層となる非発泡性溶融樹脂系材
    料はオレフィン系樹脂であり、前記発泡層となる発泡性
    溶融樹脂系材料はオレフィン系樹脂にアゾジカルボンア
    ミド発泡剤を混合した樹脂であり、前記表皮層となる非
    発泡性溶融樹脂系材料はオレフィン系熱可塑性エラスト
    マであることを特徴とする請求項1から請求項3のいず
    れかに記載の積層体の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記積層体が、車両のドアトリムあるい
    は車両用内装材であることを特徴とする請求項1から請
    求項4のいずれかに記載の積層体の製造方法。
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