JP3448977B2 - 積層体の製造方法 - Google Patents

積層体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、車両のドアトリム、車
両用内装材、屋内用内装材等に使用される積層体の製造
方法に関する。 【0002】 【従来の技術】上記した用途に使用される積層体の一種
として、木質系材料からなる基材に樹脂層を被覆したド
アトリムが知られている。このようなドアトリムを製造
するにはまず、木質系基材を木質系繊維及び木質系粉末
を含有する木質系素材と結着剤とからなる素材集合体を
約200℃に維持された一対の成形型間でプレス加工す
ることにより成形し、一方、表皮材を表面に適宜所定の
意匠模様をつけたシート状にあらかじめ成形する。次に
このように成形された木質系基材と表皮材とを、表皮材
の溶融しない温度(通常は室温)に保たれている一対の
成形型の間で接着剤によって接着して一体化することに
よって目的とするドアトリムを製造する方法が通常は採
用されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の手
法によって表皮材を木質系基材に被着する場合、表皮材
はあらかじめシート状に成形しておかなくてはならず、
従って表皮材を成形するための別個の装置及び工程が必
要となる。また、木質系基材の製造工程において必要な
成形型は約200℃に維持されたものであって、一方表
皮材の被着工程において必要な成形型は表皮材が溶融し
ない温度に維持されているものであるため、木質系基材
を成形したときに用いた成形型は、冷却しない限りその
まま表皮材被着工程の成形型として用いることはでき
ず、通常は成形された木質系基材を表皮材被着用の成形
型に置き換える工程が必要であった。 【0004】 【発明の目的】そこで本発明は上記の課題を解決するた
めになされたもので、表皮材をあらかじめシート状に形
成する工程を必要とせず、かつ木質系基材の成形工程と
表皮材の被着工程の両工程で下型を兼用することによっ
て、製造工程の簡略化が可能な積層体の製造方法を提供
することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされた木質系基材とこの木質系基材を全
面的に被覆する表皮材とからなる積層体の製造方法であ
って、木質系繊維及び木質系粉末を含有する木質系素材
と結着剤とからなる素材集合体を下型と第1の上型と間
に配設し前記両型を両電極として高周波を印加しつつ同
両型間で前記素材集合体をプレスして木質系基材を成形
する工程と、前記下型にセットされた木質系基材の上面
に表皮材となる溶融樹脂系材料を供給し前記下型と第2
の上型との間で前記木質系基材と前記溶融樹脂系材料と
をプレスして同溶融樹脂系材料を冷却・硬化させて前記
木質系基材と前記表皮材とを一体化する工程とからなる
ことを特徴とする。 【0006】 【発明の作用・効果】このように構成された本発明の木
質系基材の成形工程においては、下型と第1の上型との
間に配設された素材集合体は、前記両型に高周波を印加
しつつプレスすることによって、素材集合体に含まれる
結着剤が誘電損失に基づいて加熱されて硬化し、所定の
形状の木質系基材に成形される。このようにこの工程で
は高周波を用いて加熱を行っているため素材集合体だけ
が均一に加熱され、用いた成形型自体の温度は素材集合
体の加熱による伝熱によって幾分上昇するのみで、従来
のように高温に加熱されてはいない。したがって成形さ
れた木質系基材を下型に載置したままで続く表皮材の被
着工程に移行させることができる。 【0007】次に表皮材の被着工程では、下型にセット
されたままの木質系基材の上面に表皮材となる溶融樹脂
系材料が供給され、続いてこの下型と第2の上型との間
でプレスが行われる。これによって溶融樹脂系材料が木
質系基材の表面全面に押し広げられて冷却・硬化し、表
皮材が形成される。この際下型は、先の木質系基材の成
形工程で表皮材が溶融するほどの温度にはなっていない
ため、下型の冷却工程を経ることなく効率よく溶融樹脂
系材料を冷却させることができる。なおこの表皮材の被
着工程によれば、あらかじめ表皮材をシート状に形成す
る工程及び装置を省略することができるので、製造工程
の更なる簡略化が可能となる。 【0008】 【実施例】本発明の積層体の製造方法の実施例として車
両用のドアトリムの製造方法を採用し、以下にその方法
を図面を用いて説明する。 【0009】この実施例の製造方法によって製造される
ドアトリムは、図1及び図2に示すような自動車用のド
アトリム10であって、ドアトリムの形状に形成された
基材11と、この基材11の表側表面の一部分を被覆す
る表皮材12とで構成され、必要に応じてこの表皮材1
2の一部分がオーナメント13で装飾されている。この
基材11は木質のチップや繊維、粉末などの主材料にフ
ェノール樹脂を結着剤として添加混合した集合体を多孔
性を保って成形した木質系成形体からなり、表皮材はポ
リプロピレン樹脂からなる。多孔性の木質系基材11と
表皮材12との接合部は、表皮材12を構成するポリプ
ロピレン樹脂が木質系基材11の内部の孔内に含浸・充
填された状態で硬化した形態になっており、即ち木質系
基体11と表皮材12がアンカー効果で接合されてい
る。 【0010】図3〜図8にはこのような構成のドアトリ
ム10を製造する方法の第1番目の実施例にかかる各工
程図が示されている。この製造工程は大きく分けて図3
及び図4に示される木質系基材の成形工程と、図5及び
図6に示される表皮材の被着工程と、図7及び図8に示
される表皮材端末の処理工程とからなる。 【0011】木質系基材の成形工程においてはまず、木
材チップを解繊して形成された木質系繊維及び木質系粉
末を主体とし、必要に応じて各種の繊維あるいは粉末を
混合してなるものにフェノール系熱硬化性樹脂(本発明
の結着剤に相当する。)を均一混合して素材集合体11
aを予備成形する。こうして予備成形された素材集合体
11aを図3に示すように、ドアトリムの裏側表面の形
状に合わせた成形面20aが形成された下型20と木質
系基材の表側表面の形状に合わせた成形面21aが形成
された第1の上型21との間に配設する。なおこれらの
下型20及び第1の上型21はともにアルミニウム製で
あって、それぞれの型20,21を両電極として高周波
を印加することができるように、高周波発生装置22に
接続されている。 【0012】続いて図4に示すように、下型20と第1
の上型21に高周波を印加しつつ素材集合体11aをプ
レスすることにより、素材集合体11aに含まれる結着
剤を誘電損失に基づいて加熱して硬化し、ドアトリムの
形状の木質系基材11を成形する。この際、両型20,
21自体の温度は素材集合体11aの加熱による伝熱に
よって幾分上昇するのみであって、素材集合体11aだ
けを均一に加熱することができる。次に高周波の印加を
停止して両型20,21を離間させた後、成形された木
質系基材11を下型20に載置したまま表皮材の被着工
程を行うステーションにまで搬送装置(図示しない。)
により搬送する。 【0013】表皮材の被着工程においてはまず、図5に
示すように、木質系基材の成形工程を行うステーション
より搬送されてきた下型20にセットされた木質系基材
11の上面に、ポリプロピレンを180℃〜200℃に
溶融した溶融樹脂12meltを吐出装置23によって供給
する。この溶融樹脂供給時での下型20は、先の木質系
基材の成形工程で表皮材が溶融するほどの温度にはなっ
ていないため下型20の冷却を行う必要はないが、成形
された木質系基材11の温度が高い場合には、ほぼ50
℃から80℃にまで木質系基材11が冷却した時点で溶
融樹脂12meltを供給するように調節する。 【0014】供給された溶融樹脂12meltは、図6に示
すように、表皮材表面の意匠模様を形作るためのシボが
刻まれた成形面24aを有する第2の上型24を下型2
0に重合させることによって木質系基材11の表面全面
に押し広げられ、その一部分が多孔性の木質系基材11
の表面の孔を充填した状態で冷却されて硬化する。この
とき木質系基材11がほぼ50℃から80℃になってい
るため、木質系基材11上に供給された溶融樹脂12me
ltがプレスを行う前に硬化し始めることがなく、またプ
レス後の冷却・硬化は速やかに進行する。 【0015】このように表皮材の被着工程で製造された
木質系基材11と表皮材12とからなる被覆体10aを
両型20,24から取り外し、続く表皮材の端末処理工
程を行うステーションに運搬する。図7には被覆体10
aの断面図が示されており、表皮材12の端末部12a
は木質系基材11の端部より外側方向にはみ出ている。
この端末部12aは、木質系基材11の端面を被覆する
ように接着剤によって木質系基材11に接着されて(図
8参照)、図1及び図2に示された目的とするドアトリ
ムが製造される。 【0016】なおこの第1実施例においては、木質系基
材11の成形工程及び表皮材12の被着工程において下
型20を兼用するために下型20を搬送手段によって搬
送してそれぞれの工程のステーションに配設するように
構成したが、下型20を搬送することに代えて、第1の
上型21、第2の上型24及び溶融樹脂12meltの吐出
装置23などの付属装置を下型20に対応する位置に搬
送するように構成してもよい。 【0017】次に本発明の積層体の製造方法の第2番目
の実施例として、図1及び図2に示されたドアトリム1
0の製造方法を図9及び図10を用いて説明する。この
第2実施例にかかるドアトリムの製造方法は、ターンテ
ーブル40の対称位置に設置された同一形状でアルミニ
ウム製の二個の下型30,30’と、そのターンテーブ
ル40の回転停止位置に対応する位置に取りつけられた
アルミニウム製の第1の上型31及び第2の上型34
と、第1の上型31と二個の下型30,30’のいずれ
か一方との間に選択的に高周波を印加するための高周波
発生装置32と、木質系基材11の上面に第1表皮材1
2となる溶融樹脂12meltを吐出して供給する吐出装置
33とを主要構成部材とする製造装置を用いて実施され
る。 【0018】二個の下型30,30’にはそれぞれドア
トリム10の裏側表面の形状に合わせた成形面30a,
30’aが形成され、また、第1の上型31には木質系
基材11の表面の形状に合わせた成形面31aが、第2
の上型34には表皮材表面の形状に合わせた形状であっ
て意匠模様を形作るためのシボが刻まれた成形面34a
が形成されている。 【0019】この製造装置を用いた第2実施例の製造方
法の一連の製造工程はまず、第1実施例と同様に、木材
チップを解繊して形成された木質系繊維及び木質系粉末
を主体とし、必要に応じて各種の繊維あるいは粉末を混
合してなるものにフェノール系熱硬化性樹脂(本発明の
結着剤に相当する。)を均一混合して素材集合体11a
を予備成形する工程から始まる。こうして予備成形され
た素材集合体11aを図9に示されているような、一方
の下型30の成形面30aと第1の上型31との間に配
設し、両型30,31に高周波を印加しつつ第1の上型
31を降下して図10に示されているように素材集合体
11aをプレスすることにより素材集合体11aを加熱
・硬化し、ドアトリムの形状の木質系基材11を成形す
る。この際、両型30,31自体の温度は素材集合体1
1aの加熱による伝熱によって幾分上昇するのみであ
る。次に高周波の印加を停止して第1の上型31を上昇
し両型30,31を離間させた後、成形された木質系基
材11を下型30に載置したままターンテーブル40を
180度回転して第2の上型34の下方に位置づける。
この時第1の上型31の下方にはもう一つの下型30’
が位置づけられる。 【0020】図9には、ターンテーブル40がこの状態
に配設されている場合の一工程が示されている。この工
程においては、下型30’と第1の上型31との間に素
材集合体11aを配設し、一方下型30にセットされた
ままの木質系基材11を50℃〜80℃になるまで自然
冷却した後、その上面にポリプロピレンを180℃〜2
00℃に溶融した溶融樹脂12meltを吐出装置33によ
って供給する。そして下型30’に第1の上型31を降
下させるとともに下型30’と第1の上型31に高周波
を印加することによって木質系基材11が成形され、一
方、下型30に第2の上型34を降下させることによっ
て溶融樹脂12meltが木質系基材11の表面全面に押し
広げられてその一部分が木質系基材11の表面の孔を充
填した状態で冷却され、そのまま硬化する(図10参
照)。 【0021】次に第1の上型31及び第2の上型34を
一旦上昇してそれぞれの下型30’,30から離間させ
てから、表皮材12が木質系基材11に被着された被覆
体10aを下型30から取り外し、ターンテーブル40
を180度回転して再び下型30を第1の上型31の下
方に、一方成形された木質系基材11がセットされた下
型30’を第2の上型34の下方に位置づける。そして
下型30と第1の上型31を用いての木質系基材11の
成形工程、及び下型30’と第2の上型34と吐出装置
33を用いての表皮材12の被着工程を再度行い、その
後ターンテーブル40を回転させつつ連続して両工程を
行なうことによって、順次被覆体10aを製造する。 【0022】こうして下型30,30’より順次取り外
された被覆体10aは、続く表皮材の端末処理工程を行
うステーション(図示しない。)に運搬され、第1実施
例において行ったのと同様に端末処理が行われ(図7及
び図8参照)、目的とするドアトリムが製造される。 【0023】なおこの第2実施例においては、木質系基
材11の成形工程及び表皮材12の被着工程において下
型30,30’を兼用するために下型30,30’をタ
ーンテーブル40に設置して両工程を行う第1の上型3
1及び第2の上型34の下方に配設するように構成した
が、下型30,30’をターンテーブル40に設置する
ことに代えて、下型30,30’自体は固定しておき、
第1の上型31、第2の上型34及び溶融樹脂12melt
の吐出装置33などの付属装置をターンテーブルに設置
して下型30,30’に対応する位置に交互に配設する
ように構成してもよい。 【0024】そして第1及び第2実施例の製造方法に用
いられる製造装置において使用する第2の上型24,3
4の成形面24a,34aには、図5及び図9に示され
ているように、表皮材12に意匠模様を形成するための
シボが設けられているため、木質系基材11に表皮材1
2を被覆形成すると同時に表皮材12の表面に意匠模様
を形成することができる。 【0025】このように上述の第1及び第2実施例のド
アトリムの製造方法においては、表皮材12をあらかじ
めシート状に形成する工程を必要とせず、かつ木質系基
材11の成形工程と表皮材12の被着工程の両工程で下
型20,30(30’)を兼用することによって製造工
程の簡略化が達成できる。そして多孔性の木質系基材1
1と表皮材12とはアンカー効果で接合されるため、従
来の木質系基材と表皮材を接着してドアトリムを製造す
る方法において必要であったような木質系基材側あるい
は表皮材側への接着剤の塗布工程も必要がない。 【0026】ところで上記第1及び第2実施例におい
て、木質系基材11の成形工程で成形された木質系基材
11の温度を50℃〜80℃にすばやく冷却するための
冷却装置を設けておけば、効率よく続く表皮材の被着工
程に移ることができる。また木質系基材11の成形工程
においては、木質系基材11からの伝熱によって下型2
0,30(30’)自体の温度が幾分上昇するが、その
下型20,30(30’)の温度が50℃より低く木質
系基材11が50℃以下に冷却されてしまった場合には
適宜下型20,30(30’)あるいは木質系基材11
を加温すればよい。 【0027】なお前述の第1実施例及び第2実施例のド
アトリムの製造方法では、木質系基材11の表面に溶融
樹脂12meltを供給してプレスしたのちそのまま硬化さ
せているが、表皮材12を構成する樹脂として発泡性樹
脂を用い、木質系基材11と溶融状態の同発泡性樹脂を
これらの実施例の下型20,30(30’)と第2の上
型24,34との間で一旦プレスして木質系基材11の
表面上に発泡性樹脂を押し広げたのち、続いてこの上下
一対の型20,30(30’)と24,34を所定量離
間させることによって、木質系基材11側の発泡性樹脂
は発泡・硬化させて発泡層とし、またこの発泡層上の同
発泡性樹脂は発泡させることなく硬化させて表皮層とす
れば、発泡層による弾性のある表皮材を簡単に製造する
ことができる。 【0028】また、上記第1及び第2実施例のドアトリ
ムの製造方法の説明においては、表皮材としてポリプロ
ピレン樹脂を用いたが、他のオレフィン樹脂、例えば塩
化ビニルやポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸重合体などや、ポリアミド樹脂、ASA樹脂等の熱
可塑性樹脂を単独で、あるいは二種以上を配合して用い
てもよい。また、表皮材に光沢を付与する光沢付与剤
や、難燃剤などを添加することも、出来上り製品の見栄
えや性能等を考慮して適宜行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明にかかる積層体の製造装置の一実施例
によって製造されるドアトリムの斜視図である。 【図2】 図1における線2−2で切断した縦断面図で
ある。 【図3】 本発明の第1実施例の積層体の製造装置を用
いてドアトリムを製造する第1工程図である。 【図4】 本発明の第1実施例の積層体の製造装置を用
いてドアトリムを製造する第2工程図である。 【図5】 本発明の第1実施例の積層体の製造装置を用
いてドアトリムを製造する第3工程図である。 【図6】 本発明の第1実施例の積層体の製造装置を用
いてドアトリムを製造する第4工程図である。 【図7】 本発明の第1実施例の積層体の製造装置を用
いてドアトリムを製造する第5工程図である。 【図8】 本発明の第1実施例の積層体の製造装置を用
いてドアトリムを製造する第6工程図である。 【図9】 本発明の第2実施例の積層体の製造装置を用
いてドアトリムを製造する第1工程図である。 【図10】 本発明の第2実施例の積層体の製造装置を
用いてドアトリムを製造する第2工程図である。 【符号の説明】 10…ドアトリム、11…多孔性基材、12…表皮材、
13…オーナメント、12melt…溶融樹脂、20,30
(30’)…下型、21,31…第1の上型、24,3
4…第2の上型、22,32…高周波発生装置、23,
33…供給装置、40…ターンテーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27N 3/08 B27N 3/04 B27N 5/00 B30B 15/34 B32B 21/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】木質系基材とこの木質系基材を全面的に被
    覆する表皮材とからなる積層体の製造方法において、こ
    の製造方法が、木質系繊維及び木質系粉末を含有する木
    質系素材と結着剤とからなる素材集合体を下型と第1の
    上型と間に配設し前記両型を両電極として高周波を印加
    しつつ同両型間で前記素材集合体をプレスして木質系基
    材を成形する工程と、前記下型にセットされた木質系基
    材の上面に表皮材となる溶融樹脂系材料を供給し前記下
    型と第2の上型との間で前記木質系基材と前記溶融樹脂
    系材料とをプレスして同溶融樹脂系材料を冷却・硬化さ
    せて前記木質系基材と前記表皮材とを一体化する工程と
    からなることを特徴とする積層体の製造方法。
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