JPH09252011A - リッド装着装置 - Google Patents

リッド装着装置

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JPH09252011A
JPH09252011A JP9003927A JP392797A JPH09252011A JP H09252011 A JPH09252011 A JP H09252011A JP 9003927 A JP9003927 A JP 9003927A JP 392797 A JP392797 A JP 392797A JP H09252011 A JPH09252011 A JP H09252011A
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lid
adhesive
lid mounting
unit
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Hiroshi Koizumi
洋 小泉
Takeshi Miyagawa
毅 宮川
Takayuki Motohashi
隆行 本橋
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パッケージにリッドを自動的に且つ効率的に装
着することができ、CCDの組立効率を高めることので
きるリッド装着装置を提供すること。 【解決手段】パッケージに紫外線硬化性の接着剤を塗布
する接着剤塗布機構26と接着剤が塗布されたパッケー
ジに紫外線を照射する紫外線照射炉39との間にリッド
セット機構57を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置等を
組立てるときに使用されるリッド装着装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ等の撮像手段として用いら
れる固体撮像装置(以下、「CCD」と称する。)は、
図35に示すように、固体撮像素子を収納するパッケー
ジ1と、このパッケージ1の開口部を閉塞する板状の透
明なリッド2とを有しており、このリッド2を例えば低
融点ガラスからなる接着剤でパッケージ1に接着した構
造となっている。
【0003】このようなCCDを組み立てる場合、従来
はパッケージ1の開口部にリッド2を手作業でセットし
た後、パッケージ1およびリッド2を真空加熱炉の中で
加熱し、リッド2の裏面に予め塗布された接着剤を溶融
させてパッケージ1にリッド2を接着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来ではパ
ッケージ1にリッド2を接着するまでに50分程度かか
り、生産性が低いという難点があった。また、接着剤と
しての低融点ガラスをリッド2の裏面に塗布する際にリ
ッド2の両端部をハンドリング装置で把持する必要があ
るため、リッド2に傷や汚れ等が生じ易いという難点が
あった。
【0005】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、その目的はパッケージにリッドを自動的に且つ
効率的に装着することのできるリッド装着装置を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1に記載された発明は、架台と、
この架台上に設けられた一対のガイドレールと、前記架
台の一端部側に設けられ前記ガイドレール上に複数個の
パッケージを搭載したパッケージ搬送ボートを供給する
ローダと、前記架台に設けられ前記ローダにより前記ガ
イドレール上に供給された前記パッケージ搬送ボートを
前記架台の他端部へ所定ピッチずつ搬送するボート搬送
機構と、前記架台に設けられ前記ボート搬送機構により
前記ガイドレール上の所定位置に搬送された前記パッケ
ージを前記ガイドレールの上方に押上げるパッケージ押
上げ機構と、前記架台上に設けられ前記パッケージ押上
げ機構により前記ガイドレールの上方に押上げられた前
記パッケージの所定部位に紫外線硬化性の接着剤を塗布
する接着剤塗布機構と、前記架台上に設けられ前記接着
剤塗布機構により前記接着剤が塗布された前記パッケー
ジに紫外線を照射する紫外線照射炉と、この紫外線照射
炉と前記接着剤塗布機構との間の前記架台上に設けられ
前記パッケージの所定部位に該パッケージの開口部を閉
塞する透明なリッドをセットするリッドセット機構と、
前記架台の他端部側に設けられ前記紫外線照射炉内を通
過した前記パッケージを回収するアンローダとを具備す
るようにした。
【0007】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、前記ローダと前記接着剤塗布
機構との間の前記架台上には、前記パッケージにイオン
化された不活性ガスを吹き付ける不活性ガスブロー装置
が設けられている。
【0008】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、前記紫外線照射炉は、前記ガ
イドレールの上方に紫外線ランプを備え、前記紫外線ラ
ンプと前記ガイドレールとの間には、紫外線透過プレー
トが設けられている。
【0009】請求項4に記載された発明は、請求項3に
記載された発明において、前記紫外線照射炉の内部に
は、前記パッケージ搬送ボートに搭載された複数個のパ
ッケージを前記ガイドレールの上方に押上げるパッケー
ジ昇降機構が設けられている。
【0010】請求項5に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、前記紫外線照射炉は、前記リ
ッドを加圧する加圧パッドを備えている。
【0011】請求項6に記載された発明は、請求項5に
記載された発明において、前記加圧パッドは、前記紫外
線透過プレートを貫通する軸と、この軸の下端に設けら
れたパッド部とを備えている。
【0012】請求項7に記載された発明は、請求項4に
記載された発明において、前記パッケージ昇降機構は、
上下方向に伸縮する複数本のピストンロッドを有し、こ
れらピストンロッドの上端には、前記パッケージを互い
に交差する2つの水平軸を中心として揺動自在に支持す
るパッケージ支持機構が設けられている。
【0013】請求項8に記載された発明は、請求項7に
記載された発明において、前記パッケージ支持機構は、
前記ピストンロッドの上端部に固定された固定ベース
と、この固定ベースに枢支軸を介して揺動自在に枢支さ
れた揺動部材と、この揺動部材の両端に枢支軸を介して
揺動自在に枢支された一対のサポート部材とで構成され
ている。
【0014】請求項9に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、前記リッドセット機構は、前
記リッドを吸着するリッド吸着ヘッドを備えている。
【0015】請求項10に記載された発明は、請求項9
に記載された発明において、前記架台上には、前記リッ
ド吸着ヘッドに吸着された前記リッドの裏面にイオン化
された不活性ガスを吹き付ける不活性ガスブロー手段が
設けられている。
【0016】請求項11に記載された発明は、請求項1
に記載された発明において、前記リッドセット機構は、
前記パッケージの所定部位にセットされた前記リッドに
紫外線を照射する紫外線照射手段を備えている。
【0017】請求項12に記載された発明は、請求項1
に記載された発明において、前記リッドセット機構は、
前記パッケージの開口部に不活性ガスを吹き付けて前記
パッケージの内部を空気雰囲気から不活性ガス雰囲気に
置換する不活性ガスブロー手段を備えている。
【0018】請求項13に記載された発明は、請求項1
に記載された発明において、前記ボート搬送機構を駆動
制御する制御手段と、前記接着剤塗布機構と前記リッド
セット機構及び前記リッドセット機構と前記紫外線照射
炉との間に設けられ前記パッケージ搬送ボートに搭載さ
れた前記パッケージの上下方向の傾きを光学的に検出す
る傾き検出機構とを具備し、前記制御手段は、前記傾き
検出機構が前記パッケージの上下方向の傾きを検出した
ときのに基づき前記ボート搬送機構に搬送停止信号を送
出する。
【0019】請求項14に記載された発明は、請求項1
に記載された発明において、前記紫外線照射炉は、前記
パッケージの所定部位を前記リッドに押圧する加圧機構
と、この加圧機構による加圧力を制御する加圧力可変機
構とを備えている。
【0020】請求項15に記載された発明は、請求項1
に記載された発明において、前記接着剤塗布機構は、塗
布された前記接着剤の塗布状態を検査する塗布状態検査
機構を備えている。
【0021】請求項16に記載された発明は、請求項1
に記載された発明において、前記接着剤塗布機構は、平
板状のベース部及びこのベース部の周縁部に設けられた
矩形状の枠部とを有する前記パッケージの前記枠部の隅
部の外側から内側に向けて光を照射する照射部と、前記
パッケージを撮像する撮像部と、この撮像部により得ら
れた前記パッケージの画像における明暗差に基づいて前
記パッケージの姿勢を認識する認識部とを備えている。
【0022】請求項17に記載された発明は、請求項1
6に記載された発明において、前記照射部は前記枠部の
前記隅部のうち少なくとも2つ以上の隅部を照射する。
【0023】請求項18に記載された発明は、請求項1
6に記載された発明において、前記認識部は、前記隅部
の位置を検出する検出部と、この検出部により検出され
た前記隅部の位置に基づいて前記パッケージの位置を演
算する演算部とを備えている。
【0024】請求項19に記載された発明は、請求項1
6に記載された発明において、前記照射部は、前記枠部
の対角に位置する2つの隅部を照射し、前記認識部は、
前記2つの隅部の位置を検出する検出部と、この検出部
により検出された前記2つの隅部の位置から前記ベース
部の中心位置を演算する中心位置演算部と、この中心位
置演算部により演算された前記中心位置に基づいて前記
パッケージの位置を演算する演算部とを備えている。
【0025】請求項20に記載された発明は、請求項1
6に記載された発明において、前記照射部により前記枠
部の前記隅部を照射する際に反対側から照射する副照射
部を備えている。
【0026】請求項21に記載された発明は、請求項1
6に記載された発明において、前記撮像部の前記ベース
部に対する仰角は、前記照射部の前記ベース部に対する
仰角に比べて大きく設定されている。
【0027】請求項22に記載された発明は、請求項1
6に記載された発明において、前記認識部は、前記パッ
ケージの画像のうち暗部の形状を検出する検出部と、こ
の検出部により検出された前記暗部の形状に基づいて前
記ベース部の基準面に対する傾きを演算する演算部とを
備えている。
【0028】請求項23に記載された発明は、請求項1
に記載された発明において、前記接着剤塗布機構は、前
記接着剤を吐出する接着剤ディスペンサと、この接着剤
ディスペンサと一体に設けられ前記接着剤ディスペンサ
による塗布位置を撮像する撮像部と、この撮像部により
得られた画像に基づき前記接着剤の塗布状態の良否を判
断する判断部とを備えている。
【0029】前記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。すなわち、請求項1に記載された発明によれ
ば、接着剤塗布機構と紫外線照射炉との間にリッドセッ
ト機構を設けたことにより、紫外線硬化性の接着剤が塗
布されたパッケージの所定部位にリッドを自動的にセッ
トすることができる。したがって、パッケージにリッド
を手作業に頼ることなく自動的に且つ効率的に装着する
ことができ、CCDの組立効率を高めることができる。
【0030】請求項2に記載された発明によれば、パッ
ケージに付着した埃や塵等の付着物を不活性ガスブロー
装置から噴出する不活性ガスで除去することができ、パ
ッケージに対する接着剤の接着性を高めることができ
る。したがって、パッケージにリッドを自動的に且つ効
率的に装着することができるとともに、パッケージに対
する接着剤の接着性を高めることができる。
【0031】請求項3に記載された発明によれば、紫外
線照射炉は、ガイドレールの上方に紫外線ランプを備
え、紫外線ランプとガイドレールとの間には、紫外線透
過プレートが設けられている。
【0032】請求項4に記載された発明によれば、紫外
光をパッケージの上にセットされたリッドにより多く当
てることができ、パッケージに塗布された接着剤を短時
間で硬化させることができる。
【0033】請求項5に記載された発明によれば、紫外
線照射炉は、リッドを加圧する加圧パッドを備えてい
る。
【0034】請求項6に記載された発明によれば、加圧
パッドは、紫外線透過プレートを貫通する軸と、この軸
の下端に設けられたパッド部とを備えているので、加圧
パッドを紫外線透過プレートに容易に取付けることがで
きる。
【0035】請求項7に記載された発明によれば、パッ
ケージ昇降機構は、上下方向に伸縮する複数本のピスト
ンロッドを有し、ピストンロッドの上端には、パッケー
ジを互いに交差する2つの水平軸を中心として揺動自在
に支持するパッケージ支持機構が設けられているので、
パッケージの上にセットされたリッドが紫外線透過プレ
ートに片当りすることを防止できる。
【0036】請求項8に記載された発明によれば、パッ
ケージ支持機構は、ピストンロッドの上端部に固定され
た固定ベースと、この固定ベースに枢支軸を介して揺動
自在に枢支された揺動部材と、この揺動部材の両端に枢
支軸を介して揺動自在に枢支された一対のサポート部材
とで構成されている。
【0037】請求項9に記載された発明によれば、リッ
ドセット機構は、リッドを吸着するリッド吸着ヘッドを
備えている。
【0038】請求項10に記載された発明によれば、架
台上には、リッド吸着ヘッドに吸着された前記リッドの
裏面にイオン化された不活性ガスを吹き付ける不活性ガ
スブロー手段が設けられているので、リッドの裏面に付
着した埃や塵等の付着物を除去することができ、パッケ
ージに対するリッドの接着性を高めることができる。
【0039】請求項11に記載された発明によれば、リ
ッドセット機構は、パッケージの所定部位にセットされ
たリッドに紫外線を照射する紫外線照射手段を備えてい
るので、接着剤の仮止めを行うことができ、パッケージ
の所定部位にセットされたリッドの位置ずれを防止する
ことができる。
【0040】請求項12に記載された発明によれば、リ
ッドセット機構は、パッケージの開口部に不活性ガスを
吹き付けてパッケージの内部を空気雰囲気から不活性ガ
ス雰囲気に置換する不活性ガスブロー手段を備えてい
る。
【0041】請求項13に記載された発明によれば、パ
ッケージの所定部位にリッドをセットする際にリッドの
位置ずれを未然に防止することができる。
【0042】請求項14に記載された発明によれば、加
圧力可変機構により、パッケージの所定部位をリッドに
押圧する加圧機構による加圧力を制御できるので、加圧
機構を取り替えることなくパッケージの種類に応じて適
正な加圧力を与えることができる。
【0043】請求項15に記載された発明によれば、接
着剤塗布機構は、塗布された接着剤の塗布状態を検査す
る塗布状態検査機構を備えているので、接着剤の塗布不
良に起因する製品不良を検知することができる。
【0044】請求項16に記載された発明によれば、隅
部に光を照射することによりパッケージに影が形成さ
れ、明暗差が生じる。このため、撮像部によりパッケー
ジを撮像することにより、明暗差の形状や位置に基づい
てパッケージの姿勢を認識することができる。
【0045】請求項17に記載された発明によれば、照
射部は枠部の隅部のうち少なくとも2つ以上の隅部を照
射することにより、パッケージの姿勢を精度よく認識す
ることができる。
【0046】請求項18に記載された発明によれば、検
出部により隅部の位置を検出し、この隅部の位置に基づ
いて演算部においてパッケージの位置を演算することが
できる。
【0047】請求項19に記載された発明によれば、枠
部の対角に位置する2つの隅部を照射し、2つの隅部の
位置を検出し、これら2つの隅部の位置からベース部の
中心位置を演算するようにしているので、枠部における
加工誤差に伴う検出誤差を相殺することができる。
【0048】請求項20に記載された発明によれば、照
射部により枠部の隅部を照射する際に反対側から照射す
る副照射部を備えているので、加工誤差に伴って枠部に
生じる暗部を明部に変えることができる。このため、検
出誤差を最小限に抑えることができる。
【0049】請求項21に記載された発明によれば、撮
像部のベース部に対する仰角は、照射部のベース部に対
する仰角に比べて大きく設定されているので、暗部を枠
部により隠されることなく撮像することができる。
【0050】請求項22に記載された発明によれば、パ
ッケージの画像のうち暗部の形状を検出することで、ベ
ース部が基準面に対して傾いている量を演算することが
できる。
【0051】請求項23に記載された発明によれば、接
着剤を吐出する接着剤ディスペンサと一体に設けられ接
着剤ディスペンサによる塗布位置を撮像する撮像部を備
え、この撮像部により得られた画像に基づき接着剤の塗
布状態の良否を判断することができる。
【0052】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
に係るリッド装着装置の斜視図であり、同図に示すよう
に架台11の長手方向一端部には、ローダ12が設けら
れている。このローダ12は複数個のパッケージ1…を
搭載したパッケージ搬送ボート13(図2及び図3参
照)を架台11の上に設置された一対のガイドレール1
4,14上に送り出すもので、ローダ12によりガイド
レール14,14上に送り出されたパッケージ搬送ボー
ト13は、架台11の内部に設けられたボート搬送機構
15(図4参照)により架台11の長手方向他端部へ所
定ピッチずつ搬送されるようになっている。
【0053】前記ボート搬送機構15は、図4に示すよ
うに架台11の上面から突出した複数の搬送アーム16
…を有しており、これらの搬送アーム16…に設けられ
た搬送ピン17(図2及び図3参照)をパッケージ搬送
ボート13に穿設された貫通孔18に嵌合させてパッケ
ージ搬送ボート13を架台11の長手方向他端部へ所定
ピッチずつ搬送するように構成されている。すなわち、
このボート搬送機構15は、図4に示すように、搬送ア
ーム16をガイドレール14,14の長手方向(図中X
方向)に駆動する第1のアーム駆動部19および搬送ア
ーム16を上下方向(図中Z方向)に駆動する第2のア
ーム駆動部20を備えており、これらのアーム駆動部1
9,20を交互に駆動してパッケージ搬送ボート13を
架台11の長手方向他端部へ所定ピッチずつ搬送してい
る。
【0054】なお、パッケージ搬送ボート13は例えば
矩形状をなす金属板の左右両端部を略直角に且つ同一方
向に折曲げて形成されており、このパッケージ搬送ボー
ト13の上面中央には、パッケージ1の位置ずれを防止
する複数の矩形孔21…(図2参照)がガイドレール1
4,14の長手方向に所定ピッチで穿設されているとと
もに、パッケージ1の両側部に設けられた端子部3を収
納するための複数の矩形孔(図35参照)がガイドレー
ル14,14の長手方向に所定ピッチで穿設されてい
る。
【0055】また、架台11の内部には、図5に示すよ
うにパッケージ押上げ機構22が設けられている。この
パッケージ押上げ機構22はボート搬送機構15により
ガイドレール14,14上の所定位置に搬送されたパッ
ケージ1をガイドレール14,14の上方に押上げるも
ので、押上げ部材23と、この押上げ部材23を昇降駆
動するピストンロッド24と、このピストンロッド24
を上下方向に伸縮駆動するエアリンダ25とを具備して
構成されている。
【0056】一方、架台11の上には、図1に示すよう
に接着剤塗布機構26および紫外線照射炉39がそれぞ
れ所定位置に設けられている。
【0057】前記接着剤塗布機構26はパッケージ押上
げ機構22によりガイドレール14,14の上方に押上
げられたパッケージ1の所定部位(図17の開口部1a
の周縁部)に紫外線硬化性の接着剤を塗布するもので、
図2に示すように接着剤を吐出する接着剤ディスペンサ
27と、この接着剤ディスペンサ27を垂直に保持する
保持部材28と、この保持部材28を互いに交差(例え
ば直交)する水平な二方向(図中矢印X及びY方向)に
走査する走査機構(図示せず)及び保持部材28を上下
方向に走査する走査機構とを具備して構成されている。
【0058】ここで、接着剤ディスペンサ27は、図6
に示すように、接着剤29を収容したシリンジ30を備
えている。このシリンジ30の下端には接着剤吐出口3
1が形成されており、本体部32に接続された加圧空気
供給管33からシリンジ30に加圧空気を導入し、接着
剤吐出口31を開閉するソレノイド弁34を開口すると
接着剤吐出口31から接着剤29が吐出するようになっ
ている。
【0059】前記接着剤ディスペンサ27には、シリン
ジ30内に収容された接着剤29を一定温度に保つ保温
装置35(図6参照)が設けられている。この保温装置
35は、接着剤吐出口31を除くシリンジ30の外表面
を覆うブロック状の金属カバー36を備えており、この
金属カバー36に埋設されたヒータ37でシリンジ30
を所定温度に加温して接着剤29を一定温度に保つよう
に構成されている。なお、金属カバー36はセラミック
からなる断熱部材38を介してディスペンサ保持部材2
8に固定されている。
【0060】前記紫外線照射炉39は、図7及び図8に
示すようにガイドレール14,14の上方に紫外線ラン
プ40を備えており、この紫外線ランプ40から紫外光
を放出してパッケージ1に塗布された接着剤を硬化させ
る構造となっている。
【0061】前記紫外線ランプ40とガイドレール1
4,14との間には、紫外線透過プレート50が設けら
れている。この紫外線透過プレート50は耐熱性を有す
る紫外線透過材料(例えば石英)で形成されており、紫
外線ランプ40から放出された放出光は紫外線透過プレ
ート50を透過してパッケージ1に照射されるようにな
っている。
【0062】前記架台11の上には、図8に示すように
複数本の支柱52…が立設されている。これらの支柱5
2…には紫外線透過プレート50が上下方向に移動可能
に支持されており、紫外線透過プレート50の下方に
は、パッケージ搬送ボート13に搭載された複数個のパ
ッケージ1…をガイドレール14,14の上方に押上げ
るパッケージ昇降機構41が設けられている。なお、紫
外線透過プレート50と紫外線ランプ40との間には、
紫外線ランプ40からの紫外光を遮光する開閉自在のシ
ャッタ51(図7参照)が設けられている。
【0063】前記パッケージ昇降機構41は、架台11
の内部に設けられた後述するシリンダ機構100(図1
2参照)により上下方向に伸縮駆動される複数本のピス
トンロッド42…を備えており、これらピストンロッド
42…の上端にはパッケージ支持機構43がそれぞれ設
けられている。
【0064】前記パッケージ支持機構43はパッケージ
1を互いに交差(例えば直交)する2本の水平軸(図中
X及びY)を中心に揺動自在に支持するもので、図9及
び図10に示すようにピストンロッド42の上端部に固
定された固定ベース44と、この固定ベース44に枢支
軸45を介して図中X軸回りに揺動自在に枢支された揺
動部材46と、この揺動部材46の両端に枢支軸47
a,47bを介して図中Y軸回りに揺動自在に枢支され
た一対のサポート部材48a,48bとを具備して構成
されている。
【0065】また、前記紫外線照射炉39はパッケージ
1の上にセットされたリッド2を加圧する複数個の加圧
パッド53…(図8参照)を備えている。これらの加圧
パッド53…は、図11に示すように紫外線透過プレー
ト50を上下に貫通する軸部53aと、この軸部53a
の下端に設けられた半球状のパッド部53bとからな
り、軸部53aの上端部には、固定手段としての止め輪
55が装着されている。なお、前記紫外線ランプ40、
紫外線透過プレート50、シャッタ51および支柱52
…は箱形の炉本体56内に収容されている。
【0066】シリンダ機構100は、図12に示すよう
に、上述したピストンロッド42に対して同軸的に配置
された円筒部101と、ピストンロッド42を図12中
矢印Z方向に沿って往復動させる駆動部102とを備え
ている。なお、ピストンロッド42の図12中下端には
鍔部42aが形成されており、円筒部101の下端10
1aに係合するように構成されている。また、円筒部1
01内には、ピストンロッド42を図12中矢印Z方向
に沿って円滑に往復動させるためのボールブッシュ10
3と、このボールブッシュ103と円筒部101の下端
101aとの間に設けられた圧縮バネ104とが設けら
れている。なお、図12中104aは、ワッシャを示し
ている。
【0067】シリンダ機構100は、駆動部102によ
りピストンロッド42を所定位置まで押し上げることに
より、圧縮バネ104の弾性力によりピストンロッド4
2を介してパッケージ1に対してリッド2を所定の加圧
力で加圧する機能を有している。なお、パッケージ1及
びリッド2の仕様が変更となり、加圧力を変更する必要
がある場合には円筒部101を取り外し、圧縮バネ10
4を取り替える。
【0068】前記紫外線照射炉39と接着剤塗布機構2
6との間には、パッケージ1の開口部1aにリッド2を
セットするリッドセット機構57(図1参照)が設けら
れている。
【0069】前記リッドセット機構57は、図3に示す
ように架台11の上方にリッド吸着ヘッド58と、この
リッド吸着ヘッド58を上下方向(図中Z方向)に走査
するZ方向走査機構59aと、このZ方向走査機構59
aをガイドレール14,14の幅方向(図中Y方向)に
走査するY方向走査機構59bとを備えており、これら
のZ方向走査機構59aおよびY方向走査機構59bを
駆動してパッケージ1の開口部1aにリッド2をセット
するように構成されている。なお、リッド2は架台11
の上に設けられたリッド供給テーブル60に載置されて
おり、このリッド供給テーブル60の近傍には、リッド
吸着ヘッド58に吸着されたリッド2の裏面にイオン化
された不活性ガス(例えば窒素ガス)を吹き付ける不活
性ガスブローノズル61(図3参照)が設けられてい
る。
【0070】また、前記リッドセット機構57は架台1
1の内部にパッケージ押上げ機構62(図3参照)を備
えており、このパッケージ押上げ機構62でパッケージ
1をガイドレール14,14の上方に押上げてパッケー
ジ1の開口部1aにリッド2をセットするように構成さ
れている。
【0071】さらに、前記リッドセット機構57はパッ
ケージ押上げ機構62によりガイドレール14,14の
上方に押上げられたパッケージ1の開口部1aに窒素ガ
ス等の不活性ガスを吹き付ける不活性ガスブローノズル
63と、パッケージ1の開口部1aにセットされたリッ
ド2に紫外線を照射する紫外線照射手段としてのライト
ガイドファイバ64とを備えている。なお、不活性ガス
ブローノズル63は乱流の発生を防ぐため、層流ノズル
にて構成されている。
【0072】前記ローダ12と接着剤塗布機構26との
間の架台11上には、パッケージ搬送ボート13に搭載
された複数個のパッケージ1…にイオン化された不活性
ガス(例えば窒素ガス)を吹き付ける不活性ガスブロー
装置65(図2参照)が設けられている。この不活性ガ
スブロー装置65はガイドレール14,14の上方に箱
形のブローボックス66を備えており、このブローボッ
クス66の下面に設けられた不活性ガス噴出口からイオ
ン化された不活性ガスを吹き出すように構成されてい
る。なお、架台11の長手方向他端部には紫外線照射炉
39を通過したパッケージ搬送ボート13を回収するア
ンローダ67(図1参照)が設けられている。
【0073】前記接着剤塗布機構26とリッドセット機
構57およびリッドセット機構57と紫外線照射炉39
との間には、傾き検出機構68,69(図2及び図3参
照)が設けられている。これらの傾き検出機構68,6
9はパッケージ搬送ボート13に搭載されたパッケージ
1の上下方向の傾きを光学的に検出するもので、ガイド
レール14,14を挟んで相対向する発光素子68a,
69aと受光素子68b,69bとで構成されている。
【0074】前記ボート搬送機構15、パッケージ押上
げ機構22,接着剤塗布機構26及びリッドセット機構
57には、図13に示すように駆動回路70,71,7
2,72aを介して制御装置73が接続されている。こ
の制御装置73はボート搬送機構15、パッケージ押上
げ機構22、接着剤塗布機構26およびリッドセット機
構57を駆動制御するもので、図14に示すフローチャ
ートに基づいてボート搬送機構15、パッケージ押上げ
機構22、接着剤塗布機構26およびリッドセット機構
57を制御している。
【0075】ボート搬送機構15、パッケージ押上げ機
構22、接着剤塗布機構26およびリッドセット機構5
7の制御方法は、図14に示すようにローダ12からガ
イドレール14,14上にパッケージ搬送ボート13が
送り出されると、制御装置73はボート搬送機構15に
ボート搬送信号を送出する(ステップS1)。これによ
りローダ12からガイドレール14,14上に送り出さ
れたパッケージ搬送ボート13は、ボート搬送機構15
により架台11の長手方向他端部へ1ピッチだけ搬送さ
れる。そして、パッケージ搬送ボート13に搭載された
パッケージ1がガイドレール14,14上の所定位置に
達すると、制御装置73はパッケージ押上げ機構22に
パッケージ上昇信号を送出する(ステップS2)。これ
によりパッケージ搬送ボート13に搭載されたパッケー
ジ1は、パッケージ押上げ機構22によりガイドレール
14,14の上方に押上げられる。
【0076】また、パッケージ搬送ボート13に搭載さ
れたパッケージ1がパッケージ押上げ機構22によりガ
イドレール14,14の上方に押上げられると、制御装
置73は接着剤塗布機構26に接着剤塗布信号を送出す
る(ステップS3)。これにより接着剤塗布機構26が
作動し、ガイドレール14,14の上方に押上げられた
パッケージ1に接着剤が塗布される。そして、パッケー
ジ1に対する接着剤の塗布が終了すると、制御装置73
はガイドレール14,14の上方に押上げられたパッケ
ージ1をパッケージ搬送ボート13上に戻すためのパッ
ケージ下降信号をパッケージ押上げ機構22に送出する
(ステップS4)。
【0077】また、ガイドレール14,14の上方に押
上げられたパッケージ1がパッケージ押上げ機構22に
よりパッケージ搬送ボート13上に戻されると、制御装
置73はパッケージ搬送ボート13に搭載された全ての
パッケージ1に接着剤が塗布されたか否かを判断し、接
着剤を塗布すべきパッケージ1がある場合には、接着剤
が塗布されたパッケージ1に上下方向の傾きがあるか否
かを傾き検出機構68,69からの信号に基づいて判断
する(ステップS5,S6)。
【0078】ここで、接着剤が塗布されたパッケージ1
に上下方向の傾きがない場合には、ステップS1に戻
り、上述した制御が繰り返される。また、接着剤が塗布
されたパッケージ1に上下方向の傾きがある場合には、
制御装置73はボート搬送機構15にパッケージ搬送停
止信号を送出してパッケージ1の搬送を停止させるとと
もに、図示しない表示部にエラーメッセージを表示する
(ステップS7,S8)。これにより上下方向の傾きを
持っているパッケージ1がリッドセット機構57へ搬送
されることがないので、リッド2の位置ずれを防止する
ことができる。
【0079】前記の構成において、ローダ12からガイ
ドレール14,14上に供給されたパッケージ搬送ボー
ト13は架台11の内部に設けられたボート搬送機構1
5により架台11の長手方向他端部へ所定ピッチずつ搬
送される。
【0080】このとき、パッケージ搬送ボート13に搭
載されたパッケージ1がガイドレール14,14上の所
定位置に達すると、架台11の内部に設けられたパッケ
ージ押上げ機構22が作動する。これによりパッケージ
搬送ボート13に搭載されたパッケージ1はガイドレー
ル14,14の上方に押上げられ、接着剤塗布機構26
により紫外線硬化性の接着剤が開口部1aの周縁部に塗
布される。
【0081】このようにしてパッケージ1の所定部位に
紫外線硬化性の接着剤が塗布されると、パッケージ押上
げ機構22のピストンロッド24が下降する。これによ
り接着剤が塗布されたパッケージ1は、パッケージ搬送
ボート13の上に戻される。そして、パッケージ押上げ
機構22のピストンロッド24が下降すると、ボート搬
送機構15が再び作動し、パッケージ搬送ボート13を
架台11の長手方向他端部へ1ピッチ分だけ搬送する。
【0082】また、パッケージ搬送ボート13に搭載さ
れたパッケージ1がガイドレール14,14上の所定位
置(リッド吸着ヘッド58の下方位置)に達すると、リ
ッドセット機構57のパッケージ押上げ機構62が作動
する。これによりパッケージ搬送ボート13に搭載され
たパッケージ1は、ガイドレール14,14の上方に押
上げられる。そして、パッケージ搬送ボート13に搭載
されたパッケージ1がガイドレール14,14の上方に
押上げられると、リッドセット機構57が作動し、パッ
ケージ1の開口部1aにリッド2がセットされる。な
お、このとき架台11上に設けられた不活性ガスブロー
ノズル63から不活性ガスが噴出し、パッケージ1の内
部を空気雰囲気から不活性雰囲気に置換する。また、リ
ッドセット機構57のリッド吸着ヘッド58がリッド2
を吸着すると、不活性ガスブローノズル61からイオン
化された不活性ガスが噴出することによりリッド2の裏
面に付着した埃や塵等の付着物が除去される。さらに、
パッケージ1の開口部1aにリッド2がセットされる
と、リッド吸着ヘッド58に設けられたライトガイドフ
ァイバ64からリッド2に紫外光が照射される。これに
よりパッケージ1の開口部1aにセットされたリッド2
はパッケージ1に仮止めされる。
【0083】このようにしてパッケージ1の所定部位に
リッド2がセットされると、パッケージ押上げ機構62
が作動し、リッド2がセットされたパッケージ1をパッ
ケージ搬送ボート13上に戻す。そして、ガイドレール
14,14の上方に押上げられたパッケージ1がパッケ
ージ搬送ボート13上に戻されると、ボート搬送機構1
5が再び作動し、パッケージ搬送ボート13を架台11
の長手方向他端部へ1ピッチ分だけ搬送する。
【0084】また、パッケージ搬送ボート13が紫外線
照射炉39内に搬送されると、図示しないシャッタ開閉
機構が作動し、紫外線透過プレート50と紫外線ランプ
40との間に設けられたシャッタ51を格納位置へ移動
させる。これにより紫外線ランプ40から放出された紫
外光は、紫外線透過プレート50を透過してパッケージ
1…の上にセットされたリッド2…に照射され、パッケ
ージ1…に塗布された紫外線硬化性の接着剤が紫外光に
よって硬化する。
【0085】また、パッケージ搬送ボート13が紫外線
照射炉39内に搬送されると、パッケージ昇降機構41
が作動し、パッケージ搬送ボート13に搭載された複数
個のパッケージ1…をガイドレール14,14の上方に
押上げる。このとき、紫外線透過プレート50はパッケ
ージ1…の上昇に伴なって上方へ移動する。また、パッ
ケージ昇降機構41によりガイドレール14,14の上
方に押上げられた複数個のパッケージ1…はリッド2…
を介して紫外線透過プレート50の下面に設けられた加
圧パッド53…に当接する。そして、パッケージ搬送ボ
ート13に搭載された複数個のパッケージ1…をガイド
レール14,14の上方に押上げてから所定時間が経過
すると、パッケージ昇降機構41のピストンロッド42
…が下降する。これによりガイドレール14,14の上
方に押上げられた複数個のパッケージ1…は、パッケー
ジ搬送ボート13の上に戻される。なお、紫外線照射炉
39を通過したパッケージ搬送ボート13は架台11の
長手方向他端部に設けられたアンローダ67により回収
される。
【0086】上述したように、本発明の第1の実施の形
態に係るリッド装着装置では、接着剤塗布機構26と紫
外線照射炉39との間にリッドセット機構57を設けた
ことにより、紫外線硬化性の接着剤が塗布されたパッケ
ージ1の所定部位にリッド2を自動的にセットすること
ができる。したがって、パッケージ1にリッド2を手作
業に頼ることなく自動的に且つ効率的に装着することが
でき、CCDの組立効率を高めることができる。
【0087】また、本発明の第1の実施の形態に係るリ
ッド装着装置では、パッケージ搬送ボート13に搭載さ
れたパッケージ1にイオン化された不活性ガスを吹き付
ける不活性ガスブロー装置65がローダ12と接着剤塗
布機構26との間の架台11上に設けられているので、
パッケージ1に付着した埃や塵等の付着物を不活性ガス
ブロー装置65から噴出する不活性ガスで除去すること
ができ、パッケージ1に対する接着剤の接着性を高める
ことができる。
【0088】また、本発明の第1の実施の形態に係るリ
ッド装着装置では、接着剤吐出口31を除くシリンジ3
0の外表面を金属カバー36で覆うとともに、この金属
カバー36に埋設されたヒータ37でシリンジ30を所
定温度に加温することにより、シリンジ30内に収容さ
れた接着剤29を一定温度に保つことができる。これに
よりシリンジ30内の接着剤29が外気温の影響を受け
ることがなくなり、シリンジ30の下端に設けられた接
着剤吐出口31から常に一定量の接着剤29を吐出する
ことができる。
【0089】また、本発明の第1の実施の形態に係るリ
ッド装着装置では、紫外線透過プレート50を昇降自在
に支持する複数本の支柱52…を架台11上に立設した
ことにより、パッケージ搬送ボート13に搭載された複
数個のパッケージ1…をパッケージ昇降機構41でガイ
ドレール14,14の上方に押上げたときに紫外線透過
プレート50を紫外線ランプ40の近くまで上昇させる
ことができる。これにより紫外線ランプ40から放出さ
れた紫外光を紫外線透過プレート50を通じてパッケー
ジ1の上にセットされたリッド2により多く当てること
ができ、パッケージ1に塗布された接着剤を短時間で硬
化させることができる。
【0090】また、本発明の第1の実施の形態に係るリ
ッド装着装置では、加圧パッド53の上端に紫外線透過
プレート50に形成された貫通孔を挿通して紫外線透過
プレート50の上面側に突出する軸54を設け、この軸
54の上端部に止め輪55を装着することにより、接着
剤を使用することなく加圧パッド53を紫外線透過プレ
ート50に取付けることができる。
【0091】また、本発明の第1の実施の形態に係るリ
ッド装着装置では、パッケージ搬送ボート13に搭載さ
れたパッケージ1をガイドレール14,14の上方に押
上げるピストンロッド42の上端にパッケージ支持機構
43を設け、このパッケージ支持機構43でパッケージ
1を互いに直交する2本の水平軸を中心に揺動自在に支
持することにより、パッケージ1の上にセットされたリ
ッド2が紫外線透過プレート50の下面に片当りするこ
とがなくなり、パッケージ1の上にセットされたリッド
2を均等に加圧することができる。
【0092】また、本発明の第1の実施の形態に係るリ
ッド装着装置では、リッド吸着ヘッド58に吸着された
リッド2の裏面にイオン化された不活性ガスを吹き付け
る不活性ガスブローノズル61を架台11上に設けたこ
とにより、リッド2の裏面に付着した埃や塵等の付着物
を不活性ガスブローノズル61から噴出する不活性ガス
で除去することができ、パッケージ1に対するリッド2
の接着性を高めることができる。
【0093】また、本発明の第1の実施の形態に係るリ
ッド装着装置では、パッケージ1の開口部1aに不活性
ガスを吹き付ける不活性ガスブローノズル63を架台1
1上に設けたことにより、不活性ガスブローノズル63
から噴出する不活性ガスでパッケージ1の内部を空気雰
囲気から不活性ガス雰囲気に置換することができる。
【0094】また、本発明の第1の実施の形態に係るリ
ッド装着装置では、パッケージ1の開口部1aにセット
されたリッド2に紫外線を照射する紫外線照射手段とし
てのライトガイドファイバ64がリッド吸着ヘッド58
に設けられているので、パッケージ1の開口部1aにセ
ットされたリッド2をライトガイドファイバ64から出
射する紫外光でパッケージ1に仮固定することができ、
これによりパッケージ1を紫外線照射炉39へ搬送する
ときに生じるリッド2の位置ずれを防止することができ
る。
【0095】また、本発明の第1の実施の形態に係るリ
ッド装着装置では、パッケージ搬送ボート13に搭載さ
れたパッケージ1の上下方向の傾きを光学的に検出する
傾き検出機構68を接着剤塗布機構26とリッドセット
機構57との間に設け、この傾き検出機構68がパッケ
ージ1の上下方向の傾きを検出したときに制御装置73
からボート搬送機構15に搬送停止信号が送出されるの
で、パッケージ1の開口部1aにリッド2をセットする
ときに生じるリッド2の位置ずれを未然に防止すること
ができる。
【0096】図15は本発明の第2の実施の形態に係る
リッド装着装置の要部を示す図である。本第2の実施の
形態に係るリッド装着装置の全体構成は上述した第1実
施の形態と同様であるので省略する。なお、本第2の実
施の形態が上述した第1の実施の形態と異なる点は、シ
リンダ機構100の代りにシリンダ機構110を用いた
点である。
【0097】すなわち、シリンダ機構110は、図15
に示すように、上述したピストンロッド42に対して同
軸的に配置された円筒部111を備えており、この円筒
部111内にはボールブッシュ112を介してピストン
ロッド42が往復動自在に配置されている。円筒部11
1の図15中下方には、エアシリンダ113が配置され
ており、このエアシリンダ113により駆動されるロッ
ド114に継手115を介してピストンロッド42の下
端が結合されている。また、駆動部113はレギュレー
タ116により駆動されている。レギュレータ116は
エアシリンダ113のロッド114の加圧力を調節する
ことができる。
【0098】このように構成されたシリンダ機構110
によれば、パッケージ1とリッド2の仕様が変更にな
り、必要な加圧力を変更する場合には、レギュレータ1
16への入力電圧を調節することでエアシリンダ113
の駆動力を調節でき、加圧力を調節することができる。
したがって、自動かつ短時間で任意の加圧力に切り替え
ることが可能となり、形状の異なる多品種のパッケージ
1及びリッド2に対応できる。このため、生産性を著し
く向上させることができる。
【0099】図16は、本発明の第3の実施の形態に係
るリッド装着装置の要部を示す図である。本第3の実施
の形態に係るリッド装着装置の全体構成は上述した第1
実施の形態と同様であるので省略する。なお、本第3の
実施の形態が上述した第1の実施の形態と異なる点は、
接着剤塗布機構26の近傍に接着剤の塗布状態を検査す
る塗布状態検査機構200を設けた点及び接着剤29の
代りに着色された接着剤29Aを用いた点にある。
【0100】すなわち、塗布状態検査機構200は、上
述した保持部材28に取り付けられパッケージ1の開口
部1aを撮像する撮像部201と、この撮像部201か
らの画像を認識し、接着剤29Aの塗布状態の良否を判
断する画像認識部202とを備えている。なお、画像認
識部202は上述した制御装置73に接続されている。
【0101】このように構成された塗布状態検査機構2
00が組み込まれたリッド装着装置においては、上述し
た第1の実施の形態と同様にして接着剤塗布機構26に
おいて所定の位置に接着剤29Aが塗布される。なお、
図17の(a),(b)は接着剤塗布機構26により接
着剤29Aが塗布された状態を示す図である。すなわ
ち、(a)は正常に塗布された状態、(b)は「とぎ
れ」が発生し、塗布が不良の状態を示している。
【0102】この後、撮像部201によりパッケージ1
の開口部1aを撮像し、この画像が画像認識部202に
入力される。画像認識部202においては、パッケージ
1が透明であっても接着剤29Aは着色されているの
で、パッケージ1と区別して認識することができる。そ
して、パターンマッチング等により塗布状態の良否を判
定する。判定結果は制御装置73に出力され、塗布状態
が不良の場合には、各機構の動作を中断し、再度の接着
剤塗布による修正又は不良品の排除が行われる。
【0103】上述したように塗布状態検査機構200が
組み込まれていると、接着剤29Aを塗布した時点での
不良を検知することができ、後工程、すなわちリッド2
の搭載を行う前に修正若しくは排除ができる。したがっ
て、不良品の発生を未然に防止することができ、生産性
を高めることができる。
【0104】図18は、上述した第1〜第3の実施の形
態の変形例を示す図である。本変形例が上述した各実施
の形態と異なる点は、パッケージ1にリッド2を装着す
る代りに、パッケージ1に半導体素子3を搭載する点で
ある。半導体素子3を装着する場合であっても、上述し
たリッド2と同様に効率よく装着を行うことができる。
【0105】なお、本変形例においては、接着剤塗布機
構26による接着剤29,29Aの塗布は図19の
(a)に示すように接続部1bに塗布されることにな
る。この場合においても、塗布状態検査機構200によ
る検査を行うことができ、図19の(b)に示すような
「とぎれ」が発生したパッケージ1については、修正若
しくは排除を行うことができる。
【0106】図20は、本発明の第4の実施の形態に係
るリッド装着装置に組み込まれた接着剤塗布機構26A
を示す斜視図である。なお、本第4の実施の形態に係る
リッド装着装置の全体構成は上述した第1の実施の形態
と同様であるので省略する。
【0107】接着剤塗布機構26Aは、接着剤を吐出す
る接着剤ディスペンサ27と、この接着剤ディスペンサ
27を垂直に保持する保持部材28と、この保持部材2
8を互いに交差(例えば直交)する水平な二方向(図中
矢印X及びY方向)に走査するとともに、保持部材28
を上下方向に走査する走査機構80と、接着剤ディスペ
ンサ27に一体的に取り付けられた撮像部300とを具
備して構成されている。また、図21に示すようにパッ
ケージ1に光を照射する照射部301が設けられ、ま
た、撮像部300には、撮像部300からの画像を認識
し、後述するように明暗差に基づいてパッケージ1の姿
勢を認識するパッケージ姿勢認識部302が接続され、
さらにパッケージ姿勢認識部302は上述した制御装置
73に接続されている。
【0108】なお、図21の(a),(b)に示すよう
にパッケージ1のうち1cをベース部、1dを枠部、1
eを枠部1dのうちの一方の辺、1e′を他方の辺、1
f,1f′を隅部とする。
【0109】照射部301は、スポットライト301
a,301bとを備え、スポットライト301aは図2
1の(a),(b)に示すようにパッケージ1の隅部1
fに向けて枠部1dの外側から内側に向けて照射するよ
うに構成されている。なお、図21の(a)は平面図、
(b)は側面図を示している。同様にスポットライト3
01bは隅部1f′に対して照射できるように構成され
ている。
【0110】このように構成された接着剤塗布機構26
Aでは、次の様にして接着剤29の塗布を行う。すなわ
ち、保持部材28によりパッケージ1を所定の高さに位
置決めした後、スポットライト301aを点灯すること
により、図22に示すような影部Jがパッケージ1のベ
ース部1cに形成される。一方、パッケージ1を撮像部
300により撮像し、この画像がパッケージ姿勢認識部
302に送られる。パッケージ姿勢認識部302では、
例えば図22中T1に示すように一方の辺1eに沿う側
のパッケージ1の明暗差を計測する。同時に図22中T
2に示すように他方の辺1e′に沿う側のパッケージ1
の明暗差を計測する。上述したT1,T2により最も明
暗差が大きい位置τ1,τ2に基づいて、隅部1fの位
置座標L1(x1,y1)が検出される。同様にして隅
部1e′の位置座標L2(x2,y2)も同様にして特
定し、これら隅部1f,1f′の位置座標L1,L2か
らパッケージ1の位置を認識することができる。
【0111】この後、パッケージ1の正確な位置に基づ
いて接着剤ディスペンサ27を駆動することで、パッケ
ージ1の所定の位置に接着剤29を塗布することができ
る。
【0112】上述したように本第4の実施の形態によれ
ば、パッケージ1の治具等を用いた位置決めを行うこと
なく、パッケージ1の画像に基づいてパッケージ1の位
置を認識し、接着剤塗布を行うことができる。また、サ
イズの異なる多品種のパッケージに対して接着剤塗布を
行う場合でも段取り替え等の時間のかかる作業を短縮す
ることができ、稼動効率を向上することができる。一
方、照明をあてて影部を形成させるようにしているの
で、パッケージ1の材質が一様のものであっても画像認
識を容易に行うことができる。
【0113】なお、隅部1fの位置のみを検出すること
でパッケージ1の位置を認識するようにしてもよい。ま
た、撮像部300は、接着剤ディスペンサ27に一体に
取り付けられるようにしているが、例えば接着剤ディス
ペンサ27の真上に配置し、撮像時には接着剤ディスペ
ンサ27を退避させるようにしてもよい。
【0114】図23及び図24は本第4の実施の形態の
第1変形例を示す図である。図23中Gに示すように、
枠部1dの側壁と頂上部との境が加工誤差によってダレ
が生じ、厳密に直交していない場合がある。このような
場合には、誤差δが生じることで、隅部1f,1f′が
正確に検出されないことがあるため、本第1変形例に示
すようにして誤差を解消する。
【0115】すなわち、隅部1fの位置が本来の位置座
標L1(x1,y1)ではなく、L1′(x1′,y
1′)と検出され、隅部1f′の位置が本来の位置座標
L2(x2,y2)ではなく、L2′(x2′,y
2′)と検出されたとする。ここで上述したダレによる
誤差δは隅部1fと隅部1f′でほぼ同様に生じている
と考えられるので、これら位置座標から式(1),
(2)によりパッケージ1の中心部Oの位置座標O(O
x,Oy)を求めると、ダレによる誤差が相殺される。
【0116】 Ox=(x1′+x2′)/2 …(1) Oy=(y1′+y2′)/2 …(2) 式(1),(2)よりパッケージ1の中心部Oの位置座
標O(Ox,Oy)が求められるので、パッケージ1の
位置を認識することができる。
【0117】図25は、上述した第4の実施の形態の第
2変形例を示す図である。本第2変形例では、上述した
ダレによる誤差を解消するために、一方のスポットライ
ト301aを照射しているときに、他方のスポットライ
ト301bも弱く照射する。、すなわち、図25に示す
ようにスポットライト301aを照射することにより生
ずる影の部分αのうち、スポットライト301bにより
ダレの部分に発生する影の部分βを消す。このような状
態で撮像部300により撮像すれば、ダレによる誤差δ
を解消することができ、パッケージ1の位置を正確に認
識することができる。
【0118】図26は、本発明の第5の実施の形態に係
るリッド装着装置に組み込まれた接着剤塗布機構26B
の要部を示す図である。なお、接着剤塗布機構26Bの
主な構成は上述した接着剤塗布機構26Aと同様である
ため詳細な説明は省略する。本接着剤塗布機構26Bが
上述した接着剤塗布機構26Aと異なる点は、撮像部3
00の代りに接着剤ディスペンサ27とは別体の撮像部
300a,300bが設けられている点にある。すなわ
ち、撮像部300aはパッケージ1の隅部1f側に設け
られ、撮像部300bはパッケージ1の隅部1f′側に
設けられている。また、図27の(a),(b)に示す
ようにこれら撮像部300a,300bのベース部(基
準面)1cに対する仰角θ2はスポットライト301
a,301bのベース部(基準面)1cに対する仰角θ
1よりも大きくなるように設置されている。
【0119】このように構成された接着剤塗布機構26
Bでは、上述した第4の実施の形態と同様にしてパッケ
ージ1に影部Jを形成することでパッケージ1の位置を
認識することができる。また、撮像部300a,300
bが接着剤ディスペンサ27とは別体に設けられている
ため、パッケージ1の位置の認識と接着剤ディスペンサ
27の駆動を同時に行うことができる。したがって、タ
クトタイムを短縮することができる。
【0120】一方、図28に示すように撮像部300
a,300bにより接着剤ディスペンサ27による塗布
状態を観察することができるため、塗布の際の位置ずれ
や接着剤29の塗布幅wを検出することができる。な
お、塗布幅wが所定の値以下であればシリンジ30内に
接着剤29の量が少ないと判断することができる。した
がって、装置を一旦止めてシリンジ30内の接着剤29
の量を確認したり、接着剤29の残量にかかわらず定期
的に接着剤29を補充する等の作業が不要となり、全体
として製造効率を高めることができる。
【0121】図29〜図32は上述した接着剤塗布機構
26Bによるパッケージ1の水平面Hに対する傾き(姿
勢)の認識原理及びそのパッケージ姿勢修正機構310
を示す図である。すなわち、図29に示すようにパッケ
ージ1が水平面Hに対して傾きを有している場合には、
図30の(a),(b)に示すように影部K1,K2の
形状が上述した影部Jとは異なる。したがって、影部J
を比較の基準として影部K1,K2の形状を検出するこ
とでパッケージ1の傾きが求めることができる。
【0122】図31及び図32に示すように、パッケー
ジ姿勢修正機構310は、パッケージ1を互いに交差
(例えば直交)する2本の水平軸(図中X及びY)を中
心に揺動制御するもので、ピストンロッド24の上端部
に固定された固定ベース311と、この固定ベース31
1に駆動軸312を介して図中X軸回りに揺動制御され
る揺動部材313と、この揺動部材313の両端に駆動
軸314a,314bを介して図中Y軸回りに揺動制御
される一対のサポート部材315a,315bとを具備
して構成されている。なお、パッケージ姿勢修正機構3
10は制御装置73に接続され、上述したパッケージ姿
勢認識部302において認識されたパッケージ1の姿勢
に基づいて駆動制御される。
【0123】このように構成されていると、撮像部30
0a,300bにより撮像された影部K1,K2の形状
に基づいてパッケージ姿勢認識部302においてパッケ
ージ1の水平面Hに対する傾きが認識される。次にパッ
ケージ姿勢認識部302により認識されたパッケージ1
の傾きを修正する方向に制御装置73を介してパッケー
ジ修正機構310が駆動される。このようにしてパッケ
ージ1の姿勢を正しい姿勢に修正することができる。
【0124】上述したように本第5の実施の形態によれ
ば、上述した第4の実施の形態と同様の効果を得られる
とともに、接着剤塗布と同時にパッケージ1の画像認識
を行うことができるので、接着剤の塗布不良、塗布位置
ずれ等を検知することができる。また、パッケージ1の
傾きを検出することができるとともに、その修正を行う
ことができ、製造歩留まりを高めることができる。
【0125】図33は、本発明の第6の実施の形態に係
るリッド装着装置に組み込まれた接着剤塗布機構26C
の要部を示す図である。なお、本第6の実施の形態に係
る接着剤塗布機構26Cの全体構成は上述した接着剤塗
布機構26とほぼ同様であるので省略する。接着剤塗布
機構26Cが接着剤塗布機構26と異なる点は接着剤デ
ィスペンサ27の近傍に撮像部320が設けられている
点にある。
【0126】撮像部320には画像認識部321が接続
されており、この画像認識部321は制御装置73に接
続されている。
【0127】このように構成されていると、撮像部32
0により接着剤ディスペンサ27によるパッケージ1へ
の接着剤29の塗布の状態を撮像し、画像認識部321
において認識することができる。したがって、パッケー
ジ1への塗布が所定位置から外れた場合には、画像認識
部321により塗布の異常が認識され、制御装置73に
信号が送られる。これにより接着剤29の塗布が中止さ
れる。
【0128】一方、図34に示すように接着剤29の塗
布幅wを検出することができるため、塗布幅wが所定の
値以下であればシリンジ30内に接着剤29の量が少な
いと判断することができる。したがって、装置を一旦止
めてシリンジ30内の接着剤29の量を確認したり、接
着剤29の残量にかかわらず定期的に接着剤29を補充
する等の作業が不要となり、全体として製造効率を高め
ることができる。
【0129】なお、本発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施可能であるのは勿論である。
【0130】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、パッケー
ジにリッドを自動的に且つ効率的に装着することがで
き、CCDの組立効率を高めることができる。
【0131】請求項2に係る発明によれば、パッケージ
にリッドを自動的に且つ効率的に装着することができる
とともに、パッケージに対する接着剤の接着性を高める
ことができる。
【0132】請求項5及び請求項6に係る発明によれ
ば、パッケージにリッドを自動的に且つ効率的に装着す
ることができるとともに、接着剤を使用することなく加
圧パッドを紫外線透過プレートに容易に取付けることが
できる。
【0133】請求項7に係る発明によれば、パッケージ
にリッドを自動的に且つ効率的に装着することができる
とともに、パッケージの上にセットされたリッドが紫外
線透過プレートに片当りすることを防止できる。
【0134】請求項10に係る発明によれば、パッケー
ジにリッドを自動的に且つ効率的に装着することができ
るとともに、リッドの裏面に付着した埃や塵等の付着物
を除去することができ、パッケージに対するリッドの接
着性を高めることができる。
【0135】請求項11に係る発明によれば、パッケー
ジにリッドを自動的に且つ効率的に装着することができ
るとともに、パッケージの所定部位にセットされたリッ
ドの位置ずれを防止することができる。
【0136】請求項13に係る発明によれば、パッケー
ジにリッドを自動的に且つ効率的に装着することができ
るとともに、パッケージの所定部位にリッドをセットす
る際にリッドの位置ずれを未然に防止することができ
る。
【0137】請求項14に記載された発明によれば、加
圧力可変機構により、パッケージの所定部位をリッドに
押圧する加圧機構による加圧力を制御できるので、加圧
機構を取り替えることなくパッケージの種類に応じて適
正な加圧力を与えることができる。
【0138】請求項15に記載された発明によれば、接
着剤の塗布不良に起因する製品不良を検知することがで
きる。
【0139】請求項16に記載された発明によれば、隅
部に光を照射することによりパッケージに影が形成さ
れ、明暗差が生じる。このため、撮像部によりパッケー
ジを撮像することにより、明暗差の形状や位置に基づい
てパッケージの姿勢を認識することができる。
【0140】請求項17に記載された発明によれば、照
射部は枠部の隅部のうち少なくとも2つ以上の隅部を照
射することにより、パッケージの姿勢を精度よく認識す
ることができる。
【0141】請求項18に記載された発明によれば、検
出部により隅部の位置を検出し、この隅部の位置に基づ
いて演算部においてパッケージの位置を演算することが
できる。
【0142】請求項19に記載された発明によれば、枠
部の対角に位置する2つの隅部を照射し、2つの隅部の
位置を検出し、これら2つの隅部の位置からベース部の
中心位置を演算するようにしているので、枠部における
加工誤差に伴う検出誤差を相殺することができる。
【0143】請求項20に記載された発明によれば、照
射部により枠部の隅部を照射する際に反対側から照射す
る副照射部を備えているので、加工誤差に伴って枠部に
生じる暗部を明部に変えることができる。このため、検
出誤差を最小限に抑えることができる。
【0144】請求項21に記載された発明によれば、撮
像部のベース部に対する仰角は、照射部のベース部に対
する仰角に比べて大きく設定されているので、暗部を枠
部により隠されることなく撮像することができる。
【0145】請求項22に記載された発明によれば、パ
ッケージの画像のうち暗部の形状を検出することで、ベ
ース部が基準面に対して傾いている量を演算することが
できる。
【0146】請求項23に記載された発明によれば、接
着剤を吐出する接着剤ディスペンサと一体に設けられ接
着剤ディスペンサによる塗布位置を撮像する撮像部を備
え、この撮像部により得られた画像に基づき接着剤の塗
布状態の良否を判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るリッド装着装
置の斜視図。
【図2】同リッド装着装置の一部を示す図。
【図3】同リッド装着装置の一部を示す図。
【図4】同リッド装着装置の一部を示す図。
【図5】同リッド装着装置の一部を示す図。
【図6】同リッド装着装置の一部を示す図。
【図7】同リッド装着装置の一部を示す図。
【図8】図7のA−A線に沿う断面図。
【図9】同リッド装着装置の一部を示す図。
【図10】同リッド装着装置の一部を示す図。
【図11】同リッド装着装置の一部を示す図。
【図12】同リッド装着装置に組み込まれたシリンダ機
構を示す縦断面図。
【図13】同リッド装着装置のブロック構成図。
【図14】同リッド装着装置の作用を示す図。
【図15】本発明の第2の実施の形態に係るリッド装着
装置に組み込まれたシリンダ機構を示す縦断面図。
【図16】本発明の第3の実施の形態に係るリッド装着
装置に組み込まれた接着剤塗布機構を示す図。
【図17】接着剤の塗布状態の例を示す斜視図。
【図18】本発明の変形例を示す断面図。
【図19】同変形例における接着剤の塗布状態を示す斜
視図。
【図20】本発明の第4の実施の形態に係るリッド装着
装置に組み込まれた接着剤塗布機構を示す斜視図。
【図21】同接着剤塗布機構に組み込まれたスポットラ
イトの要部を示す図。
【図22】同スポットライトからの照射により生じた影
を示す図。
【図23】パッケージの要部を示す図。
【図24】同接着剤塗布機構の第1変形例を示す図。
【図25】同接着剤塗布機構の第2変形例を示す図。
【図26】本発明の第5の実施の形態に係るリッド装着
装置に組み込まれた接着剤塗布機構の要部を示す図。
【図27】同接着剤塗布機構におけるカメラとスポット
ライトとの位置関係を示す図。
【図28】接着剤の塗布状態を示す図。
【図29】同接着剤塗布機構によるパッケージの傾きを
検出するための原理を示す図。
【図30】パッケージの傾きを検出するための原理を示
す図。
【図31】同リッド装着装置に組み込まれたパッケージ
姿勢修正機構を示す図。
【図32】同リッド装着装置に組み込まれたパッケージ
姿勢修正機構を示す図。
【図33】本発明の第6の実施の形態に係るリッド装着
装置に組み込まれた接着剤塗布機構を示す図。
【図34】接着剤の塗布状態を示す図。
【図35】一般的なCCDの斜視図。
【符号の説明】
1…パッケージ 2…リッド 3…半導体素子 11…架台 12…ローダ 13…パッケージ搬送ボート 14…ガイドレール 15…ボート搬送機構 22…パッケージ押上げ機構 26…接着剤塗布機構 27…接着剤ディスペンサ 30…シリンジ 31…接着剤吐出口 36…金属カバー 37…ヒータ 39…紫外線照射炉 40…紫外線ランプ 41…パッケージ昇降機構 43…パッケージ支持機構 50…紫外線透過プレート 53…加圧パッド 57…リッドセット機構 58…リッド吸着ヘッド。 100…シリンダ機構 104…圧縮バネ 110…シリンダ機構 113…エアシリンダ 116…レギュレータ 200…塗布状態検査機構 201,300…撮像部 301,301a,301b…スポットライト 302…パッケージ姿勢認識部 202,321…画像認識部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台と、 この架台上に設けられた一対のガイドレールと、 前記架台の一端部側に設けられ前記ガイドレール上に複
    数個のパッケージを搭載したパッケージ搬送ボートを供
    給するローダと、 前記架台に設けられ前記ローダにより前記ガイドレール
    上に供給された前記パッケージ搬送ボートを前記架台の
    他端部へ所定ピッチずつ搬送するボート搬送機構と、 前記架台に設けられ前記ボート搬送機構により前記ガイ
    ドレール上の所定位置に搬送された前記パッケージを前
    記ガイドレールの上方に押上げるパッケージ押上げ機構
    と、 前記架台上に設けられ前記パッケージ押上げ機構により
    前記ガイドレールの上方に押上げられた前記パッケージ
    に紫外線硬化性の接着剤を塗布する接着剤塗布機構と、 前記架台上に設けられ前記接着剤塗布機構により前記接
    着剤が塗布された前記パッケージの所定部位に紫外線を
    照射する紫外線照射炉と、 この紫外線照射炉と前記接着剤塗布機構との間の前記架
    台上に設けられ前記パッケージの所定部位に該パッケー
    ジの開口部を閉塞する透明なリッドをセットするリッド
    セット機構と、 前記架台の他端部側に設けられ前記紫外線照射炉内を通
    過した前記パッケージを回収するアンローダとを具備し
    たことを特徴とするリッド装着装置。
  2. 【請求項2】前記ローダと前記接着剤塗布機構との間の
    前記架台上には、前記パッケージにイオン化された不活
    性ガスを吹き付ける不活性ガスブロー装置が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載のリッド装着装
    置。
  3. 【請求項3】前記紫外線照射炉は、前記ガイドレールの
    上方に紫外線ランプを備え、 前記紫外線ランプと前記ガイドレールとの間には、紫外
    線透過プレートが設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載のリッド装着装置。
  4. 【請求項4】前記紫外線照射炉の内部には、前記パッケ
    ージ搬送ボートに搭載された複数個のパッケージを前記
    ガイドレールの上方に押上げるパッケージ昇降機構が設
    けられていることを特徴とする請求項3に記載のリッド
    装着装置。
  5. 【請求項5】前記紫外線照射炉は、前記リッドを加圧す
    る加圧パッドを備えていることを特徴とする請求項1に
    記載のリッド装着装置。
  6. 【請求項6】前記加圧パッドは、前記紫外線透過プレー
    トを貫通する軸と、 この軸の下端に設けられたパッド部とを備えていること
    を特徴とする請求項5に記載のリッド装着装置。
  7. 【請求項7】前記パッケージ昇降機構は、上下方向に伸
    縮する複数本のピストンロッドを有し、これらピストン
    ロッドの上端には、前記パッケージを互いに交差する2
    つの水平軸を中心として揺動自在に支持するパッケージ
    支持機構が設けられていることを特徴とする請求項4に
    記載のリッド装着装置。
  8. 【請求項8】前記パッケージ支持機構は、前記ピストン
    ロッドの上端部に固定された固定ベースと、 この固定ベースに枢支軸を介して揺動自在に枢支された
    揺動部材と、 この揺動部材の両端に枢支軸を介して揺動自在に枢支さ
    れた一対のサポート部材とで構成されていることを特徴
    とする請求項7に記載のリッド装着装置。
  9. 【請求項9】前記リッドセット機構は、前記リッドを吸
    着するリッド吸着ヘッドを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載のリッド装着装置。
  10. 【請求項10】前記架台上には、前記リッド吸着ヘッド
    に吸着された前記リッドの裏面にイオン化された不活性
    ガスを吹き付ける不活性ガスブロー手段が設けられてい
    ることを特徴とする請求項9に記載のリッド装着装置。
  11. 【請求項11】前記リッドセット機構は、前記パッケー
    ジの所定部位にセットされた前記リッドに紫外線を照射
    する紫外線照射手段を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載のリッド装着装置。
  12. 【請求項12】前記リッドセット機構は、前記パッケー
    ジの開口部に不活性ガスを吹き付けて前記パッケージの
    内部を空気雰囲気から不活性ガス雰囲気に置換する不活
    性ガスブロー手段を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載のリッド装着装置。
  13. 【請求項13】前記ボート搬送機構を駆動制御する制御
    手段と、 前記接着剤塗布機構と前記リッドセット機構及び前記リ
    ッドセット機構と前記紫外線照射炉との間に設けられ前
    記パッケージ搬送ボートに搭載された前記パッケージの
    上下方向の傾きを光学的に検出する傾き検出機構とを具
    備し、 前記制御手段は、前記傾き検出機構が前記パッケージの
    上下方向の傾きを検出したのに基づき前記ボート搬送機
    構に搬送停止信号を送出することを特徴とする請求項1
    に記載のリッド装着装置。
  14. 【請求項14】前記紫外線照射炉は、前記パッケージの
    所定部位を前記リッドに押圧する加圧機構と、この加圧
    機構による加圧力を制御する加圧力可変機構とを備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載のリッド装着装
    置。
  15. 【請求項15】前記接着剤塗布機構は、塗布された前記
    接着剤の塗布状態を検査する塗布状態検査機構を備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載のリッド装着装
    置。
  16. 【請求項16】前記接着剤塗布機構は、平板状のベース
    部及びこのベース部の周縁部に設けられた矩形状の枠部
    とを有する前記パッケージの前記枠部の隅部の外側から
    内側に向けて光を照射する照射部と、 前記パッケージを撮像する撮像部と、 この撮像部により得られた前記パッケージの画像におけ
    る明暗差に基づいて前記パッケージの姿勢を認識する認
    識部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    リッド装着装置。
  17. 【請求項17】前記照射部は前記枠部の前記隅部のうち
    少なくとも2つ以上の隅部を照射することを特徴とする
    請求項16に記載のリッド装着装置。
  18. 【請求項18】前記認識部は、前記隅部の位置を検出す
    る検出部と、 この検出部により検出された前記隅部の位置に基づいて
    前記パッケージの位置を演算する演算部とを備えている
    ことを特徴とする請求項16に記載のリッド装着装置。
  19. 【請求項19】前記照射部は、前記枠部の対角に位置す
    る2つの隅部を照射し、 前記認識部は、前記2つの隅部の位置を検出する検出部
    と、 この検出部により検出された前記2つの隅部の位置から
    前記ベース部の中心位置を演算する中心位置演算部と、 この中心位置演算部により演算された前記中心位置に基
    づいて前記パッケージの位置を演算する演算部とを備え
    ていることを特徴とする請求項16に記載のリッド装着
    装置。
  20. 【請求項20】前記照射部により前記枠部の前記隅部を
    照射する際に反対側から照射する副照射部を備えている
    ことを特徴とする請求項16に記載のパッケージ位置認
    識装置。
  21. 【請求項21】前記撮像部の前記ベース部に対する仰角
    は、前記照射部の前記ベース部に対する仰角に比べて大
    きく設定されていることを特徴とする請求項16に記載
    のリッド装着装置。
  22. 【請求項22】前記認識部は、前記パッケージの画像の
    うち暗部の形状を検出する検出部と、 この検出部により検出された前記暗部の形状に基づいて
    前記ベース部の基準面に対する傾きを演算する演算部と
    を備えていることを特徴とする請求項16に記載のリッ
    ド装着装置。
  23. 【請求項23】前記接着剤塗布機構は、前記接着剤を吐
    出する接着剤ディスペンサと、 この接着剤ディスペンサと一体に設けられ前記接着剤デ
    ィスペンサによる塗布位置を撮像する撮像部と、 この撮像部により得られた画像に基づき前記接着剤の塗
    布状態の良否を判断する判断部とを備えていることを特
    徴とする請求項1に記載のリッド装着装置。
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