JPH09251974A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH09251974A
JPH09251974A JP8060736A JP6073696A JPH09251974A JP H09251974 A JPH09251974 A JP H09251974A JP 8060736 A JP8060736 A JP 8060736A JP 6073696 A JP6073696 A JP 6073696A JP H09251974 A JPH09251974 A JP H09251974A
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box
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巌 田中
Mitsuaki Yoshitani
光明 芳谷
Yoshihiko Matsushita
佳彦 松下
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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    • H01L21/67706Mechanical details, e.g. roller, belt

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理槽内で処理中の基板のオイルミストやパ
ーティクル等による汚染や、駆動機構の処理液による腐
食を確実に防止し得るようにする。 【解決手段】 基板Bを搬送方向に搬送する処理槽2内
に配設された複数の搬送ローラ3と、搬送ローラ3を駆
動する駆動機構4と、この駆動機構4と処理槽2との間
に配置された内部に仕切空間6aを有する仕切ボックス
6とが備えられている。仕切ボックス6は、気体を導入
する気体導入孔62を有している。駆動機構4は駆動モ
ータ41と、この駆動モータ41と搬送ローラ3との間
に介設される駆動力伝達手段43とからなり、駆動力伝
達手段43が内装される軸受部収容ボックス5が備えら
れ、この軸受部収容ボックス5内および処理槽2内の空
気を吸引する吸引ブロワ7が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枚葉状被処理物で
ある基板を、処理槽内で基板搬送手段によって搬送しな
がら所定の処理液を供給することにより処理する基板処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フォトレジスト塗布液、感光性ポ
リイミド樹脂、カラーフィルター用の染色剤等の薄膜が
表面に形成された液晶用のガラス基板、フォトマスク用
のガラス基板等の枚葉状を呈した基板を、基板処理装置
に沿って配設された搬送手段によって搬送しつつ、処理
槽内で所定の処理液を供給することによって基板に所定
の処理を施す基板処理装置が知られている。
【0003】かかる基板処理装置においては、通常、搬
送手段として基板搬送方向に向かって複数の搬送ローラ
が並設されたいわゆるローラコンベアが採用され、この
ローラコンベヤが処理槽を貫通して配設されているとと
もに、このローラコンベアを駆動する駆動機構が処理槽
に隣接して設けられた駆動機構室に内装されている。
【0004】そして、駆動機構の駆動力が駆動力伝達手
段を介して処理槽内の各搬送ローラに伝達され、基板は
処理槽内を各搬送ローラの同期回転によって搬送されつ
つ処理液供給ノズルから処理液の供給を受けて所定の処
理が施されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の基板
処理装置においては、搬送ローラのローラ軸が、処理槽
と駆動機構室との間に介設された隔壁の貫通孔に貫通し
ているため、処理槽内の処理液の飛沫が上記貫通孔の内
周面とローラ軸の外周面との間の隙間を通して駆動機構
室に入り込んだり、逆に駆動機構室内のオイルミストや
パーティクル等を含んだ汚れた空気が処理槽内に侵入し
たりする。
【0006】そして、処理槽内の処理液が駆動機構室内
に入り込むと、駆動機構が処理液によって腐食し、駆動
機構の耐用期間を縮めるという問題点が生じるととも
に、駆動機構室内の空気が処理槽内に入り込むと、オイ
ルミストやパーティクル等によって基板が汚染されると
いう問題点が発生する。さらに、駆動機構室に侵入した
処理液が乾燥して新たなパーティクルが発生するという
問題点も存在した。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、処理槽内で処理中の基板の
オイルミストやパーティクル等による汚染や、駆動機構
の処理液による腐食を確実に防止し得る基板処理装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
搬送中の基板に処理槽内で処理液を供給することにより
所定の処理を施す基板処理装置において、上記処理槽内
に配設され、かつ、処理槽の両側壁を貫通した回転軸の
回転によって基板を搬送する搬送手段と、上記回転軸の
端部を支持する軸受と、上記回転軸を駆動する駆動機構
と、少なくとも駆動機構側の軸受と上記処理槽との間に
上記回転軸が貫通した状態で配置された内部に仕切り空
間を有する仕切りボックスとが備えられていることを特
徴とするものである。
【0009】この発明によれば、駆動機構の駆動によっ
て生じたオイルミストやパーティクル等の汚染物は、処
理槽内の圧力が駆動機構の存在する空間の圧力よりも低
圧となり、気流によって処理槽内の方向に移動しても、
汚染物は仕切りボックス内に一旦導入されるため、汚染
物は仕切りボックス内で拡散し、ボックスの内壁面や床
面に付着することによって処理槽内への侵入が抑制さ
れ、処理槽内で処理中の基板の汚染が抑止される。同様
に処理槽内の圧力が駆動機構の存在する空間の圧力より
も高圧となり、気流によって処理液の飛沫が駆動機構の
方に向かっても、処理液の飛沫は仕切りボックス内で上
記同様に拡散するため、処理液の駆動機構へ向かう飛散
が抑制され、これによって処理液による駆動機構の発錆
は抑止される。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、気体導入手段を有するとともに、上記仕切
りボックスは、装置外部からその内部に気体を導入する
気体導入口を有し、上記気体導入手段は、気体導入孔を
通して仕切りボックス内に気体を導入するものであるこ
とを特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、気体導入手段によって
気体導入孔を通して仕切りボックスに気体を導入するこ
とにより、気体は仕切りボックスを介して処理槽側およ
び駆動機構側に向かう気流が形成されるため、この気流
によってオイルミストやパーティクル等の汚染物が処理
槽内に侵入するのを阻止できるとともに、処理液が駆動
機構の設けられた空間へ飛散するのを阻止できる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の基
板処理装置において、上記気体導入手段は、上記気体導
入口を介して上記仕切りボックス内に清浄気体を強制導
入する吹込み手段であることを特徴とするものである。
【0013】この発明によれば、気体導入手段としての
吹込み手段によって仕切りボックス内に清浄気体が強制
導入される。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明において、上記駆動機構は、駆動
モータと、この駆動モータと上記回転軸との間に介設さ
れる駆動力伝達手段とからなり、上記駆動力伝達手段
は、駆動機構室に内装され、上記気体導入手段は、この
駆動機構室内および上記処理槽内の空気を吸引する吸引
手段であることを特徴とするものである。
【0015】この発明によれば、処理槽および駆動機構
室は、それらの内部が気体導入手段としての吸引手段に
よる吸引によって負圧になっているため、空気が気体導
入孔を通り、仕切りボックスを介して処理槽および駆動
機構室に導入される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る基板処理装
置1の一実施形態を示す斜視図であり、図2は、図1に
示す基板処理装置1の正面視の断面図である。これらの
図に示すように、基板処理装置1は、枚葉状の基板Bを
処理する箱型の処理槽2、この処理槽2内に基板Bの搬
送方向(二点鎖線の白抜き矢印で示す)に並設され、か
つ、基板を処理槽2内で搬送方向に向けて搬送する複数
の搬送ローラ3、これら複数の搬送ローラ3を同期回転
させる駆動機構4、上記搬送ローラ3のローラ軸(回転
軸)31の両側部を支持した後述する軸受板24を収容
する一対の軸受部収容ボックス5、各軸受部収容ボック
ス5と処理槽2との間に介設された一対の仕切ボックス
6、並びに処理槽2内および軸受部収容ボックス5内の
空気を吸引する吸引ブロワ7を備えた基本構成を有して
いる。なお、図1では右側の仕切りボックス6の図示を
省略している。
【0017】上記処理槽2は、上流側の壁面に前工程か
ら水平姿勢で搬送されてきた基板Bを導入する横長スリ
ット状の基板導入口21を有しているとともに、図略の
下流側の壁面に処理済みの基板Bを次工程に導出する基
板導出口が、基板導入口21に対向するように設けら
れ、これら基板導入口21および基板導出口間に複数の
搬送ローラ3が並設されている。そして、基板導入口2
1から処理槽2内に導入された基板Bは、搬送ローラ3
上に載置された状態でそれらの同期回転によって搬送さ
れるようになっている。
【0018】また、処理槽2内には、搬送ローラ3の上
方に複数本の散液管22が処理槽2内を幅方向に横断す
るように配設され、これら散液管22の底面に下方に向
けて突設された複数の散液ノズル22aから搬送中の基
板Bに処理液を散液することによって基板Bに所定の処
理が施されるようにしている。処理槽2の底部には底板
26(図2)が設けられ、散液後の処理液はこの底板2
6を介して回収された後、循環使用される。この底板2
6は、処理槽2の両側壁23から外方に延びた延設部分
を有している。
【0019】上記搬送ローラ3は、処理槽2内で基板搬
送方向に直交する方向に延びるローラ軸31、このロー
ラ軸31の処理槽2内における両側部に同心で共回り可
能に設けられた一対の基板載置ローラ32、および各基
板載置ローラ32の幅方向の外方に付設されたフランジ
部33とから構成されている。
【0020】上記ローラ軸31は、その両側部が処理槽
2の幅方向の両側壁23に貫設された貫通孔23aに嵌
挿された状態で、その両端部が両側壁23の外方に立設
された幅方向一対の軸受板24にベアリング25を介し
て支持され、これによって自軸心回りに回転自在になっ
ている。
【0021】また、上記各フランジ部33の対向面間の
距離は、基板Bの幅寸法より若干長めに設定され、これ
によって処理槽2内に進入し、基板載置ローラ32上に
載置された基板Bは、左右一対のフランジ部33に幅方
向への位置ずれが規制された状態で基板載置ローラ32
の回転により順次下流側に向けて搬送されるようになっ
ている。
【0022】上記軸受部収容ボックス5は、図2の左方
に設けられた第1ボックス51と、同右方に設けられた
第2ボックス52とからなっている。第1ボックス51
内には軸受板24の他に後述する駆動力伝達手段43が
配設されているが、第2ボックス52内には軸受板24
のみが配設されている。また、上記軸受部収容ボックス
5は、後述する仕切板61、処理層の前後壁、底板2
6、天井板27、並びに底板26および天井板27の外
方先端縁部間に設けられた外壁53によって形成され、
内部に軸受板収容空間5aを有している。
【0023】上記仕切ボックス6は、処理槽2の両側壁
23の外方であって、この側壁23、処理槽2の前後
壁、底板26、天井板27、および底板26と天井板2
7との間に設けられた仕切板61によって形成され、内
部に仕切空間6aが形成されている。上記天井板27に
は仕切空間6aに連通した気体導入孔62が穿設されて
いる。
【0024】そして、上記左方の軸受板24は軸受板収
容空間5a内の底板26上に立設されている。また、仕
切板61にはローラ軸31を差し通す貫通孔61aが穿
設され、ローラ軸31は、その左側部がこの貫通孔61
aを貫通して軸受板24のベアリング25に到り、さら
に左端部がベアリング25から軸受板収容空間5a内に
突出されている。
【0025】上記駆動機構4は、処理槽2の上流側の第
1ボックス51外側部に設置された駆動モータ41(図
1)と、この駆動モータ41の駆動回転を各搬送ローラ
3に伝達する駆動力伝達手段43とを備えて形成されて
いる。上記駆動モータ41は、その駆動軸42がローラ
軸31と平行になるようにフロア上に据え付けられてい
る。そして、駆動軸42の先端部は、第1ボックス51
の外壁53を貫通して軸受板収容空間5a内に没入され
ている。
【0026】上記駆動力伝達手段43は、軸受板収容空
間5a内において上記駆動軸42の先端側に設けられた
駆動プーリ44、ローラ軸31の左端部に設けられた従
動プーリ45、各従動プーリ45間の下部に設けられた
補助プーリ46、並びに駆動プーリ44、従動プーリ4
5および補助プーリ46に張設された駆動ベルト47に
よって構成されている。駆動ベルト47は、従動プーリ
45および補助プーリ46に蛇行状態で張設され、これ
によって駆動ベルト47の従動プーリ45に対する接触
長さが長くなり、駆動モータ41の駆動力が従動プーリ
45に確実に伝達されるようにしている。
【0027】従って、駆動モータ41を駆動することに
より、その駆動回転は駆動軸42、駆動プーリ44、駆
動ベルト47および従動プーリ45を介して各ローラ軸
31に伝達され、各ローラ軸31の同期回転によって基
板載置ローラ32に載置された基板Bが前進するように
なっている。
【0028】また、上記処理槽2の天井部には、処理槽
2の内部に連通した処理槽排気筒71が接続されている
とともに、各軸受部収容ボックス5には、それらの外壁
53に軸受部収容ボックス5の内部に連通した一対のボ
ックス排気筒72が接続されている。これらの排気筒7
1,72は、下流側で吸引ブロワ7に接続され、吸引ブ
ロワ7の稼働によって処理槽2内および軸受板収容空間
5a内の空気が吸引されるようにしている。
【0029】従って、吸引ブロワ7を稼働することによ
り、処理槽2内および軸受板収容空間5aが負圧になる
ため、外気が仕切ボックス6の気体導入孔62、および
仕切ボックス6の仕切空間6aを介し、さらに処理槽2
の側壁23に穿設された貫通孔23aを通って処理槽2
内に導入されるとともに、仕切板61に穿設された貫通
孔61aを介して軸受板収容空間5a内に導入されるこ
とになる。
【0030】上記の実施形態の構成によれば、駆動モー
タ41の駆動による各搬送ローラ3の同期回転によって
処理槽2内で搬送されつつある基板Bの表面に散液ノズ
ル22aから処理液が供給され、これによって処理槽2
内は処理液の飛沫が充満した状態になっているが、吸引
ブロワ7を稼働することにより処理槽排気筒71を通し
て処理槽2内の空気が吸引されるため処理槽2内は負圧
になり、これによって仕切ボックス6内の仕切空間6a
を介して気体導入孔62を通った外気が側壁23の貫通
孔23aの内周面と、ローラ軸31の外周面との間の隙
間から処理槽2内に吹き込むので、処理槽2内の飛沫が
上記隙間から仕切空間6a内に侵入することはない。
【0031】また、同様に軸受板収容空間5a内の空気
もボックス排気筒72を通して吸引され、これによって
軸受板収容空間5a内が負圧になり、これによって気体
導入孔62から仕切空間6a内に導入された外気が仕切
板61の貫通孔61aの内周面と、ローラ軸31の外周
面との間の隙間を通って軸受板収容空間5a内に吹き出
すから、従動プーリ45や駆動ベルト47等の駆動力伝
達手段43から生じるオイルミストやパーティクル等の
汚染物を含んだ第1ボックス51の軸受板収容空間5a
内の空気が仕切空間6a内に侵入することはない。ま
た、第2ボックス52の軸受板収容空間5a内の空気が
仕切空間6a内に侵入することはない。
【0032】このように、仕切ボックス6内の仕切空間
6aを境にして、気体導入孔62から仕切空間6a内に
導入された外気が、側壁23の貫通孔23aおよび仕切
板61の貫通孔61aを通してそれぞれ処理槽2内およ
び軸受部収容ボックス5内に吹き出すため、処理槽2内
の処理液の飛沫が軸受板収容空間5a内に侵入すること
が確実に防止されるとともに、軸受板収容空間5a内の
オイルミストやパーティクル等の汚染物が処理槽2内に
侵入することを確実に防止し、これによって処理槽2内
で処理中の基板Bに汚染物が付着して基板Bを汚染する
という不都合が確実に防止されるとともに、第1ボック
ス51の軸受板収容空間5a内の駆動力伝達手段43に
処理液の飛沫がかかり、それによって駆動力伝達手段4
3が発錆するという不都合も確実に防止される。
【0033】本発明は、以上の実施形態に限定されるも
のではなく、以下の内容をも含むものである。
【0034】(1)上記の実施形態においては、仕切ボ
ックス6の天井板27に気体導入孔62を穿設するとと
もに、吸引ブロワ7によって処理槽2内および軸受板収
容空間5a内の空気を吸引し、気体導入孔62から仕切
空間6aを介して外気を処理槽2内および軸受板収容空
間5a内に積極的に導入するようにしているが、本発明
は処理槽2および軸受板収容空間5a内に積極的に外気
を導入することに限定されるものではなく、処理槽2と
軸受部収容ボックス5との間に仕切ボックス6を介在さ
せるだけにしてもよい。こうすることによって、処理槽
2からの処理液の飛沫は、仕切空間6a内で拡散し、軸
受板収容空間5a内への侵入が抑制されるとともに、軸
受板収容空間5aからのオイルミストやパーティクル等
の汚染物を含んだ空気も仕切空間6a内で拡散し、処理
槽2内への侵入が抑制される。
【0035】(2)上記の実施形態においては、気体導
入孔62を介して外気が仕切空間6a内に導入されるよ
うにしているが、こうする代わりに処理槽2の近傍に清
浄気体導入 を導入する吹込みブロアや高圧気体ボンベ
等の吹込み手段を配設し、この吹込み手段で予め清浄化
処理した空気や窒素ガス等の清浄気体を積極的に仕切空
間6a内に供給するようにしてもよい。こうすることに
よって、外気中の微細な塵が処理槽2や軸受板収容空間
5a内へ侵入するのを防止することができるとともに、
仕切空間6aから処理槽2内および軸受板収容空間5a
内に向かう気体の量が増加し、処理液の飛沫の軸受板収
容空間5aへの侵入、およびオイルミストやパーティク
ル等の処理槽2内への侵入をより確実に阻止することが
できるようになる。
【0036】(3)上記(2)においては、気体導入孔
62から積極的に清浄化気体が仕切空間6a内に導入さ
れ、この清浄化気体は処理槽2内および軸受板収容空間
5a内に吹き出すことにより処理槽2内および軸受板収
容空間5a内は正圧になるため、特に吸引ブロワ7を設
けなくても処理槽2内および軸受板収容空間5a内の空
気は外部に排出され得る状態になる。従って、気体導入
孔62から積極的に清浄化気体を仕切空間6a内に導入
省略する場合には、吸引ブロワ7の設置を省略すること
が可能になる。
【0037】(4)上記の実施形態においては、仕切ボ
ックス6として、軸受板24と駆動力伝達手段43とが
内装された第1ボックス51側の仕切ボックス6、およ
び軸受板24のみを内装した第2ボックス52側の仕切
ボックス6が設けられているが、第2ボックス52の仕
切ボックス6の設置は必須ではなく、駆動力伝達手段4
3が内装された第1ボックス51の仕切ボックス6のみ
を設けるようにしてもよい。こうすることによって、駆
動力伝達手段43からの発生量の多いオイルミストやパ
ーティクル等の処理槽2内への侵入を確実に防止するこ
とが可能になる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、処理槽内
に配設され、かつ、処理槽の両側壁を貫通した回転軸の
回転によって基板を搬送する搬送手段と、上記回転軸の
端部を支持する軸受と、上記回転軸を駆動する駆動機構
と、少なくとも駆動機構側の軸受と上記処理槽との間に
上記回転軸が貫通した状態で配置された内部に仕切り空
間を有する仕切りボックスとを備えたため、駆動機構の
駆動によって生じたオイルミストやパーティクル等の汚
染物が、処理槽内の方向に移動しても、汚染物は仕切り
ボックス内に一旦導入され、ここで拡散することにより
処理槽内への侵入を抑制でき、同様に処理槽内の処理液
の飛沫が駆動機構の方に向かっても、処理液の飛沫は仕
切りボックス内で拡散し、処理液の駆動機構へ向かう移
動を抑制できる。従って、オイルミストやパーティクル
等による処理中の基板の汚染を有効に防止することがで
きるとともに、駆動機構の処理液による発錆を有効に防
止することができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、気体導入手
段によって仕切りボックス内に清浄気体が強制導入さ
れ、この気流によってオイルミストやパーティクル等の
汚染物が処理槽内に侵入するのを阻止できるとともに、
処理液が駆動機構の設けられた空間へ飛散するのを阻止
できる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、気体導入口
を介して上記仕切りボックス内に清浄気体を強制導入す
る吹込み手段が設けられているため、吹込み手段によっ
て仕切りボックス内に清浄気体を強制導入することがで
きる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、駆動モータ
の駆動力を伝達する駆動力伝達手段を内装した駆動機構
室内および処理槽内の空気は、吸引手段によって吸引さ
れるようにしているため、吸引手段の稼働によって処理
槽内および駆動機構室内は、負圧になり、これによって
空気を気体導入孔および仕切りボックスを介して処理槽
および駆動機構室に導入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す基板処理装置の正面視の断
面図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 2 処理槽 21 基板導入口 22 散液管 22a 散液ノズル 23 側壁 24 軸受板 25 ベアリング 26 底板 27 天井板 3 搬送ローラ 31 ローラ軸 32 基板載置ローラ 33 フランジ部 4 駆動機構 41 駆動モータ 42 駆動軸 43 駆動力伝達手段 44 駆動プーリ 45 従動プーリ 46 補助プーリ 47 駆動ベルト 5 軸受部収容ボックス 5a 軸受板収容空間 51 第1ボックス 52 第2ボックス 53 外壁 6 仕切ボックス 61 仕切板 62 気体導入孔 7 吸引ブロワ 71 処理槽排気筒 72 ボックス排気筒 B 基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送中の基板に処理槽内で処理液を供給
    することにより所定の処理を施す基板処理装置におい
    て、 上記処理槽内に配設され、かつ、処理槽の両側壁を貫通
    した回転軸の回転によって基板を搬送する搬送手段と、
    上記回転軸の端部を支持する軸受と、上記回転軸を駆動
    する駆動機構と、少なくとも駆動機構側の軸受と上記処
    理槽との間に上記回転軸が貫通した状態で配置された内
    部に仕切り空間を有する仕切りボックスとが備えられて
    いることを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置において、
    気体導入手段を有するとともに、上記仕切りボックス
    は、装置外部からその内部に気体を導入する気体導入口
    を有し、上記気体導入手段は、気体導入孔を通して仕切
    りボックス内に気体を導入するものであることを特徴と
    する基板処理装置。
  3. 【請求項3】 上記気体導入手段は、上記気体導入口を
    介して上記仕切りボックス内に清浄気体を強制導入する
    吹込み手段であることを特徴とする請求項2記載の基板
    処理装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動機構は、駆動モータと、この駆
    動モータと上記回転軸との間に介設される駆動力伝達手
    段とからなり、上記駆動力伝達手段は、駆動機構室に内
    装され、上記気体導入手段は、この駆動機構室内および
    上記処理槽内の空気を吸引する吸引手段であることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の基板処理装
    置。
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