JPH09249642A - パーオキシカーボネート、硬化剤及びこれを使用する硬化方法 - Google Patents
パーオキシカーボネート、硬化剤及びこれを使用する硬化方法Info
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- JPH09249642A JPH09249642A JP8904396A JP8904396A JPH09249642A JP H09249642 A JPH09249642 A JP H09249642A JP 8904396 A JP8904396 A JP 8904396A JP 8904396 A JP8904396 A JP 8904396A JP H09249642 A JPH09249642 A JP H09249642A
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Abstract
等からなる熱硬化性樹脂組成物から得られる成形硬化品
を、使用時発熱する電気部品、封止モーター等に使用し
た場合、熱を受けても臭気を発生しにくい成形硬化品を
与える硬化剤を開発する。 【解決手段】式(1)で表されるパ−オキシカ−ボネ−
トを硬化剤として不飽和ポリエステル樹脂やビニルエス
テル樹脂等の熱硬化性樹脂に配合し、加工成形する。 【化1】 (式中R1 、R2 は、炭素数4〜8の第3級アルキル
基)
Description
ネ−ト、硬化剤及びこれを用いる不飽和ポリエステル樹
脂、ビニルエステル樹脂等の熱硬化性樹脂の硬化方法に
関する。
加剤を配合し、熱硬化性樹脂組成物としたうえで種々の
成形品の製造に用いられている。例えば、不飽和ポリエ
ステル樹脂やビニルエステル樹脂等の熱硬化性樹脂に増
粘剤、硬化剤、硬化促進剤、補強剤、充填剤、低収縮化
剤、離型剤、ビニル系単量体、着色剤等を混合し、熱硬
化性樹脂組成物とした後、シート状加工品(以下SMC
と略す)又はペレット状、ソーセージ状のバルク状加工
品(以下BMCと略す)に加工され、これらの加工品
は、圧縮、トランスファー、射出等各種成形法により成
形、硬化され、自動車部品、電機部品、住設資材等が製
造されている。
られた加工品の成形硬化温度は、成形品の大きさ、厚み
により異なるが、一般的には120℃〜160℃におい
て行われている。叉、使用される硬化剤の例としては種
々のパーオキサイド類が挙げられるが、最も広く用いら
れているものは、t−ブチルパーオキシベンゾエート
(以下TBPBと略す)である。SMC、BMC等の加
工品(以下において単に加工品と称す)は、前記した様
に幅広い用途の製品に用いられているが、特に使用時加
熱される部位に使用されるものにあって、高熱時に製品
より発生する臭気が問題として指摘されていた。例え
ば、封止モーター、電機部品ハウジング、自動車内装部
品等の発熱を伴うモーター、電機部品を収納する部材で
は、使用時60℃〜80℃程度に温度が上昇する場合が
あり、製品より異臭が発生する現象が度々みられ、この
改善が要望されていた。このように臭気が発生する原因
としては、低沸点未反応モノマー、硬化剤の分解生成
物、種々の添加剤等が考えられる。
分解し、その結果生成した分解生成物が熱硬化性樹脂と
反応して硬化反応を開始せしめると考えられているが、
一般的に用いられているTBPBについてみると、熱分
解した後の分解生成物の全てが熱硬化性樹脂等に結合す
るのではなく、その一部が製品中に残留すると考えられ
ている。TBPBの熱分解生成物のうち、メタン、炭酸
ガス等の気体生成物、アセトン等の低沸点生成物につい
ては、成形、硬化中に揮散してしまうが、安息香酸等の
高沸点生成物の一部が硬化した製品中に残留し、これが
製品の使用時加熱されることにより除々に放出され、臭
気発生の原因になると考えられる。
を使用して得た熱硬化性樹脂組成物の成形硬化品につい
て、加熱使用時に臭気が発生することのないような硬化
剤を開発する。
樹脂を硬化させる性能を有し、且つ成形硬化品とした場
合、加熱使用時に臭気を発生させることのないような硬
化剤を開発すべく鋭意研究した結果、特定のパーオキシ
カーボネートが熱硬化性樹脂を硬化させる性能が優れ、
且つその成形硬化品の加熱使用時における臭気が格段に
少ないことを見出し本発明に到った。
基) (2)前項(1)記載のパ−オキシカ−ボネ−トからな
る熱硬化性樹脂用硬化剤 (3)熱硬化性樹脂及び前項(1)記載のパ−オキシカ
−ボネ−ト叉は前項(2)記載の硬化剤を含有する熱硬
化性樹脂組成物 (4)前項(1)記載のパ−オキシカ−ボネ−ト叉は前
項(2)記載の硬化剤を使用することを特徴とする熱硬
化性樹脂の硬化方法 (5)前項(3)記載の熱硬化性樹脂組成物をシート状
及びバルク状に加工し、ついで硬化させることを特徴と
する熱硬化性樹脂の硬化方法 に関する。
の式(1)で表されるパーオキシカーボネートは、通常
のパ−オキシカ−ボネ−トの製法により製造される。例
えば、1,6−ビス(t−ブチルパーオキシカルボニル
オキシ)ヘキサン(以下BTBPHと略す)の製造法
は、実施例1に示す。
ーボネートのその他の具体例としては、1,6−ビス
(t−アミルパーオキシカルボニルオキシ)ヘキサン
(以下BTAPHと略す)、1,6−ビス(t−ヘキシ
ルパーオキシカルボニルオキシ)ヘキサン(以下BTH
PHと略す)、1,6−ビス(t−オクチルパーオキシ
カルボニルオキシ)ヘキサン(以下BTOPHと略
す)、1−t−ブチルパーオキシカルボニルオキシ−6
−t−アミルパーオキシカルボニルオキシ−ヘキサン
(以下TBTAPHと略す)、1−t−ブチルパーオキ
シカルボニルオキシ−6−t−ヘキシルパーオキシカル
ボニルオキシ−ヘキサン(以下TBTHPHと略す)、
1−t−ブチルパーオキシカルボニルオキシ−6−t−
オクチルパーオキシカルボニルオキシ−ヘキサン(以下
TBTOPHと略す)、1−t−アミルパーオキシカル
ボニルオキシ−6−t−ヘキシルパーオキシカルボニル
オキシ−ヘキサン(以下TATHPHと略す)、1−t
−アミルパーオキシカルボニルオキシ−6−t−オクチ
ルパーオキシカルボニルオキシヘキサン(以下TATO
PHと略す)、1−t−ヘキシルパーオキシカルボニル
オキシ−6−t−オクチルパーオキシカルボニルオキシ
−ヘキサン(以下THTOPH)等が挙げられる。
樹脂としては、樹脂組成物中に重合可能なビニル基を有
し、加熱により三次元硬化出来る樹脂であればいずれも
使用可能であるが、最も好ましい例は不飽和ポリエステ
ル樹脂及びビニルエステル樹脂である。
二塩基酸を必ず1成分として含み、必要により飽和二塩
基酸を併用してグリコール類と加熱脱水縮合反応させて
得られる樹脂で、通常スチレンモノマー等のビニル系単
量体で希釈して用いられる。ここで不飽和二塩基酸とし
ては、無水マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、クロ
ロマレイン酸等が用いられ、飽和二塩基酸としては、無
水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、こはく酸、
アジピン酸、セバチン酸等が用いられる。叉、グリコー
ル類としては、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ヘキサンジオール、ビスフェノールA、プロピレン
オキサイド付加物等が用いられる。更に、希釈用のビニ
ル単量体としては、スチレンモノマー以外にメチルメタ
クリレート、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、ク
ロルスチレン等も用いることができる。
シドとα,β−不飽和一塩基酸の当量反応物として得ら
れ、通常前記同様ビニル系単量体で希釈して用いられ
る。ポリエポキシドとしては、ビスフェノールA、ビス
フェノールF等のエピ・ビス型グリシジルエーテル、ノ
ボラック型グリシジルエーテル、臭素化グリシジルエー
テル、トリグリシジルイソシアヌレート等の含窒素ポリ
エポキシド、フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸等のグリ
シジルエステル、グリコール型グリシジルエーテル等
が、叉不飽和一塩基酸としてはアクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、桂皮酸、ソルビン酸等がそれぞれ用い
られる。
トからなる硬化剤は、熱硬化性樹脂100部(以下にお
いて、部は重量部を意味する)に対して、通常0.3〜
5部、好ましくは0.5〜3部使用される。
樹脂、式(1)のパ−オキシカ−ボネ−ト、その他必要
によりガラス繊維又はカーボン繊維、ビニロン繊維の単
独又は複合で成り立つチョップドストランド、チョップ
ドストランドマット、クロス、ミルドファイバー等の補
強剤、炭酸カルシウム、ガラス粉末、水酸化アルミ、ク
レー、シリカ等の充填剤、酸化マグネシウム、イソシア
ネート等の増粘剤、酸化チタン、フタロシアニン顔料等
の顔料、ステアリン酸亜鉛、ゼレックUN(DuPon
t社製)等の離型剤、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル等
のビニル単量体を撹拌混合して得られる。
しい配合割合の例としては、熱硬化性樹脂100部、硬
化剤0.3〜5部、補強剤15〜30部、充填剤100
〜300部、増粘剤0.5〜3部、各種顔料0.1〜1
0部、離型剤1〜10部、ビニル単量体1〜20部とい
うような配合割合である。尚、本発明の熱硬化性樹脂組
成物には、t−ブチルカテコール、ハイドロキノン、p
−ベンゾキノン等の禁止剤、又、硬化製品の臭気の問題
にならない範囲(通常、熱硬化性樹脂100部に対して
1部以下)でTBPB、t−ブチルパーオキシイソプロ
ピルカーボネート(以下TBPICと略す)、1,1−
ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサン(以下DTBTCと略す)、t−ブチルパ
ーオキシ−2−エチルヘキサノエート(以下TBPOと
略す)等の通常のパーオキサイドを併用する事も可能で
ある。
度は、通常100〜180℃、好ましくは120〜16
0℃である。
説明する。まず、本発明の熱硬化性樹脂組成物をシ−ト
状の加工品(SMC)あるいはバルク状の加工品(BM
C)に加工し、ついでこれらを成形硬化して製品を得る
方法である。加工品を製造するための樹脂組成物は、例
えば、不飽和ポリエステル樹脂又はビニルエステル樹脂
等の熱硬化性樹脂成分100部にガラス繊維又はカーボ
ン繊維、ビニロン繊維の単独又は複合で成り立つチョッ
プドストランド、チョップドストランドマット、クロ
ス、ミルドファイバー等の補強剤15〜30部、炭酸カ
ルシウム、ガラス粉末、水酸化アルミニウム、クレー、
シリカ等の充填剤100〜300部、酸化マグネシウ
ム、イソシアネート等の増粘剤0.5〜3部、各種顔
料、ステアリン酸亜鉛、ゼレックUN(DuPont社
製)等の離型剤1〜10部、ポリスチレン、ポリ酢酸ビ
ニル等のビニル単量体1〜20部及び硬化剤を混合して
得られる。
たペーストをポリエチレンフィルムに塗布し、その上に
ロービングチョップ等を吹きつける方法にてSMCを、
又はペーストにチョップドストランド等を入れ混合機
(プラネタリーミキサーやニーダー)で撹拌してBMC
を製造する。次いでこれらを用いて樹脂型、電鋳型、鋳
物又は金型などの型を使用して圧縮成形、射出成形、ト
ランスファー成形などが行われる。成形硬化温度は、通
常100℃〜180℃において行われるが、好ましくは
120℃〜160℃である。
化性樹脂の硬化剤として硬化性能にすぐれ、且つその成
形硬化物が高温にさらされた時の悪臭の発生が少ないと
いう特徴がある。
詳細に説明するが、いずれも例示のためであって、本発
明を限定するものではない。実施例等において、部は重
量部を、%は重量%を意味する。
lの四つ口フラスコに濃度48%の水酸化カリウム11
6g(0.99モル)、t−ブチルハイドロパーオキサ
イド(純度70%)128g(0.99モル)と水90
gをいれ、氷冷して攪拌、10℃に保ちながら1,6−
ヘキサンジオールビスクロロホーメート(純度98%)
115g(0.45モル)を40分で滴下、次いで10
℃で1時間反応を継続した。反応終了後有機層を取り出
し、5%水酸化ナトリウムで2回洗浄、次いで中性にな
るまで水洗後、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過後
123.8gのBTBPHを得た。
−ブチルハイドロパーオキサイドに代えそれぞれ実施例
2ではt−アミルハイドロパーオキサイド(純度85
%)122.3g、実施例3ではt−ヘキシルハイドロ
パーオキサイド(純度85%)137.6g、実施例4
では2,4,4−トリメチルペンチル−2−ハイドロパ
ーオキサイド(純度90%)160.8g(何れも0.
99モル)に変更する以外は実施例1に準じてそれぞれ
合成した。
8%の水酸化カリウムを実施例1の116gに代え58
gとし、実施例5〜7のそれぞれのt−ブチルハイドロ
パーオキサイド(純度70%)を実施例1の128gに
代え64g(0.50モル)、及び実施例1の1,6−
ヘキサンジオールビスクロロホーメートに代えそれぞれ
実施例5ではt−アミルハイドロパーオキサイド(純度
85%)61.2g、実施例6ではt−ヘキシルハイド
ロパーオキサイド(純度85%)68.8g、実施例7
では2,4,4−トリメチルペンチル−2−ハイドロパ
ーオキサイド(純度90%)80.4g(何れも0.5
0モル)に変更する以外は実施例1に準じて合成した。
例5〜7のt−ブチルハイドロパーオキサイドに代えt
−アミルハイドロパーオキサイド(純度85%)61.
2g(0.50モル)に変更する以外はそれぞれ実施例
5〜7同様にして合成した。
均一となるように混合含浸させ、セロファン紙にて包
み、これを40℃の恒温槽において24時間増粘させ
て、加工品を得た。
ジー社製プレス成形試験機(リアクトメーター、金型変
位センサー、圧力センサー、金型温度センサー付)によ
りプレス成形硬化した。成形硬化条件は、金型温度が上
型140℃、下型145℃、成形圧が75Kg/c
m2 、成形時間が5分、得られた成形物は120mm×
250mm×4mmの平板である。
ーターにより得られる金型変位曲線より、プレス内圧7
0Kg/cm2 に達した後金型変位がピークになる時間
を最大型内流動時間(以下MFTと略す)、金型変位が
収束する時間を最小脱型時間(以下MMTと略す)とし
て表す。
リアクトメーターによるプレス成形品(5分間プレス)
をダイアモンドカッターにて約2mm角の小片に切断
し、試料約3gを精秤、これに約10mlのジクロロメ
タンを加え、未反応スチレンモノマーを溶出し、これを
トルエンを内部標準にガスクロマトグラフィーを用いて
ピーク面積の比較計算によって行った。仕込スチレンモ
ノマーに対する割合(%)で表示する。
メーターによるプレス成形品(5分間プレス)をダイア
モンドカッターにて約2mm角の小片に切断し、試料約
20gを200ccガラスビーカーに入れ、上よりポリ
エチレンフィルムをかぶせ、これを80℃の恒温槽に6
0分間放置した後取り出し、ポリエチレンフィルムを取
り除き、官能テスト(ヒトの鼻)によって行った。
表1の組成を有する加工品を作成、プレス成形を行っ
た。各々についてプレス成形硬化特性、未反応スチレン
量、臭気の官能試験を行った。
未反応スチレン量が後記の比較例の0.15〜0.45
%に比較して0.05〜0.10%と少なく、良好な硬
化反応を行い、又製品から発生する臭気も少なく、臭い
の種類についても刺激臭がないことが分かる。
試験を行い、表3に示す結果を得た。
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン TBPO:t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノ
エート
は、未反応スチレン量が0.15〜0.45%であり、
臭気が強いうえ、臭気の性質は刺激性が有るものであっ
た。
る硬化特性がすぐれ、また得られた硬化成形品が高温に
晒された時の悪臭の発生が少ない。従って熱硬化性樹脂
の高温において使用される製品、部材等の用途拡大に有
用である。
Claims (5)
- 【請求項1】式(1)で表されるパ−オキシカ−ボネ−
ト 【化1】 (式中R1 、R2 は、炭素数4〜8の第3級アルキル
基) - 【請求項2】請求項1記載のパ−オキシカ−ボネ−トか
らなる熱硬化性樹脂用硬化剤 - 【請求項3】熱硬化性樹脂及び請求項1記載のパ−オキ
シカ−ボネ−ト叉は請求項2記載の硬化剤を含有する熱
硬化性樹脂組成物 - 【請求項4】請求項1記載のパ−オキシカ−ボネ−ト叉
は請求項2記載の硬化剤を使用することを特徴とする熱
硬化性樹脂の硬化方法 - 【請求項5】請求項3記載の熱硬化性樹脂組成物をシー
ト状及びバルク状に加工し、ついで硬化させることを特
徴とする熱硬化性樹脂の硬化方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08904396A JP3747090B2 (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | パーオキシカーボネート、硬化剤及びこれを使用する硬化方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004104129A1 (ja) * | 2003-05-22 | 2006-07-20 | 日本ゼオン株式会社 | 熱伝導性感圧接着剤組成物、熱伝導性シート状成形体および該成形体の製造方法 |
JP2010209142A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Daiso Co Ltd | 絶縁用樹脂組成物および絶縁性被覆材料を製造する方法 |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP08904396A patent/JP3747090B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010209142A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Daiso Co Ltd | 絶縁用樹脂組成物および絶縁性被覆材料を製造する方法 |
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