JPH11148018A - 抗菌樹脂混和物及び抗菌成形品 - Google Patents

抗菌樹脂混和物及び抗菌成形品

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JPH11148018A
JPH11148018A JP9316958A JP31695897A JPH11148018A JP H11148018 A JPH11148018 A JP H11148018A JP 9316958 A JP9316958 A JP 9316958A JP 31695897 A JP31695897 A JP 31695897A JP H11148018 A JPH11148018 A JP H11148018A
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JP
Japan
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resin
antibacterial
weight
acid
parts
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JP9316958A
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English (en)
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Yutaka Go
豊 郷
Kazuyuki Tanaka
一行 田中
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂硬化物の透明性及び表面光沢に優れ、硬
化物が熱水に曝されても製品の変色が小さい抗菌樹脂混
和物並びにこのような性能を持つ抗菌成形品を提供す
る。 【解決手段】 (A)熱硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂と
重合性単量体の総量100重量部に、(B)ピリジン系
抗菌成分0.0l〜50重量部を混合してなる抗菌樹脂
混和物及びこの抗菌樹脂混和物を硬化させることにより
得られる抗菌成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌樹脂混和物及
び抗菌成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】衛生指向が高まる中、プラスチック及び
樹脂製品の分野においても様々な方法で抗菌化が進めら
れている。従来の抗菌剤を熱硬化性樹脂組成物に練り込
んで使用する方法は、多くの銀無機系抗菌剤の場合、熱
水に長時間曝されると水中の塩素と溶出した銀が反応し
て変色するという間題があった。
【0003】アナターゼ形の酸化チタンも優れた抗菌性
が報告されているが、光触媒作用によって樹脂が劣化し
良好な透明性及び表面光沢が得られないといった問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、樹脂硬化物
の透明性及び表面光沢に優れ、硬化物が熱水に曝されて
も製品の変色が小さい抗菌樹脂混和物を提供するもので
ある。本発明は、上記のような性能を持つ抗菌成形品を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(A)熱硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂と重合性単量体の
総量100重量部に、(B)ピリジン系抗菌成分0.0
1〜50重量部を混合してなる抗菌樹脂混和物に関す
る。
【0006】また、本発明は、この抗菌樹脂混和物にお
いて、熱硬化性樹脂が不飽和ポリエステル樹脂、ビニル
エステル樹脂又はこれらを組み合わせであり、重合性単
量体を併用する抗菌樹脂混和物に関する。
【0007】また、本発明は、これらの抗菌樹脂混和物
において、ピリジン系抗菌成分が、一般式(I)
【化2】 (ただし、式中、Mは配位可能な元素を示す)で表され
る化合物である抗菌樹脂混和物に関する。
【0008】また、本発明は、これらの抗菌樹脂混和物
のいずれかを硬化させることにより得られる抗菌成形品
に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる熱硬化性樹脂
としては、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹
脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メ
ラミン樹脂、アクリル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、
尿素樹脂、ユリア樹脂、ウレタン樹脂、ポリイミド樹
脂、シリコーン樹脂、シクロペンタジエン系樹脂、フラ
ン樹脂、ケトン樹脂、キシレン樹脂等が挙げられ、これ
らのうち1種又は2種以上を使用することができる。好
ましくは、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹
脂又はこれらを組み合わせたものが使用される。
【0010】本発明に用いられる熱硬化性樹脂には、必
要に応じて、スチレン、ビニルトルエン、p−メチルス
チレン、α−メチルスチレン、t−ブチルスチレン、ク
ロルスチレン等のハロゲン化スチレン、ジビニルベンゼ
ン等の芳香族ビニル化合物、ピバリン酸ビニル、2−エ
チルヘキサン酸ビニル、ラウリル酸ビニル、安息香酸ビ
ニル等のカルボン酸モノビニルエステル類、ジアリルフ
タレート、メチル(メタ)アクリレート((メタ)アク
リレートは、メタクリレートあるいはアクリレートを意
味する。以下同じ。)、エチル(メタ)アクリレート、
ブチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アク
リレート、トリアリルシアヌレート、トリメチロールブ
ロパンジ若しくはトリ(メタ)アクリレート等の不飽和
重合性単量体をl種又は2種以上を併用して用いても良
い。熱硬化性樹脂として不飽和ポリエステル樹脂、ビニ
ルエステル樹脂又はこれらを組み合わせたものを使用す
るときは、不飽和重合性単量体を併用することが好まし
い。また、本発明に用いられる熱硬化性樹脂には、必要
に応じて粘度調整剤として水、メタノール、エタノール
等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等の
ケトン類などの有機溶媒が併用される。
【0011】粘度調整剤の種類及び量は、熱硬化性樹脂
の種類によって決定されるもので、この組み合わせに制
限はないが、特に不飽和ポリエステル樹脂及びビニルエ
ステル樹脂は、良好な反応性を得るため、不飽和重合性
単量体を含んだ不飽和ポリエステル樹脂組成物及びビニ
ルエステル樹脂組成物として使用することが好ましく、
このとき、不飽和重合性単量体の含有量としては、不飽
和ポリエステル樹脂又はビニルエステル樹脂と不飽和単
量体の総量に対して、10〜70重量%含むことが好ま
しく、20〜60重量%含むことがより好ましい。不飽
和単量体としては特にスチレンが好ましい。
【0012】また、本発明の熱硬化性樹脂は、必要に応
じて硬化触媒として酸、アルカリ、アミン類、アミノ樹
脂類、イソシアネート類、アゾ化合物、酸無水物、白金
等の金属、メチルエチルケトンパーオキシド、メチルイ
ソブチルケトンパーオキシド、シクロヘキサノンパーオ
キシド等のケトンパーオキシド類、ベンゾイルパーオキ
シド、イソブチルパーオキシド等のジアシルパーオキシ
ド類、クメンハイドロパーオキシド、t−ブチルハイド
ロパーオキシド等のハイドロパーオキシド類、ジクミル
パーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド等のジアル
キルパーオキシド類、1,1−ジ−t−ブチルパーオキ
シ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン、2,2
−ジ(t−ブチルパーオキシ)−ブタン等のパーオキシ
ケタール類、t−ブチルパーオキシベンゾエート、t−
ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ア
ミルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ヘキ
シルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、2,4,
4−トリメチルペンチルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート等のアルキルパーエステル類、ビス(4−t−
ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネイト、t
−ブチルパーオキシイソブチルカーボネイト等のパーカ
ーボネイト類等の有機過酸化物を1種若しくは2種以上
を併用して用いても良い。
【0013】硬化触媒の種類及び量は、熱硬化性樹脂の
種類によって決定されるもので、この組み合わせに制限
はないが、特に不飽和ポリエステル樹脂組成物、ビニル
エステル樹脂組成物にはこの良好な反応性を得るため、
有機過酸化物を熱硬化性樹脂と重合性単量体の総量に対
して0.1〜3重量%用いることが好ましい。
【0014】特に、本発明に用いられる不飽和ポリエス
テル樹脂に使用されるα,β−不飽和多塩基酸として
は、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸
等及びこれらの酸無水物等の反応性誘導体などが挙げら
れ、これらの内1種若しくは2種以上を使用することが
できる。α,β−不飽和多塩基酸の組成比率は、適当な
硬化性を与えるため、酸成分全体に対して好ましくは3
0〜100モル%、より好ましくは30〜70モル%と
される。必要に応じて、α,β−不飽和多塩基酸以外の
酸成分として、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、テトラヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタル
酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、アジピン
酸、セバシン酸、ヘット酸、テトラブロムフタル酸、ト
リメリト酸等の飽和酸及びこれらの酸無水物等の誘導体
なども使用することができ、これらの内l種若しくは2
種以上を酸成分全体に対して0〜70モル%の範囲で使
用することができる。また必要に応じて、アマニ油、大
豆油、トール油、ヒマシ油等の植物油脂肪酸、グリシジ
ルメタクリレート又はグリシジルアクリレート等のエポ
キシ基を有するメタクリレート若しくはアクリレート等
の変性成分を酸成分の0〜30重量%の割合で使用して
も良い。
【0015】またアルコール成分としてはエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ジブロムネオペンチルグリコール、1,2−プロパ
ンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、1,2−ペンタンジオール、1,3−ペンタ
ンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,4−ヘキ
サンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,3−ヘ
キサンジオール等の脂肪族グリコール、シクロペンタン
ジオール、シクロヘキサンジオール等の脂環式ジオー
ル、水素化ビスフェノールA、ビスフェノールAプロピ
レンオキシド付加物、キシレングリコール、ジメチルキ
シレングリコール等の芳香族ジオール、ビスプロピレン
グリコールエーテル、ビスブチレングリコールエーテ
ル、アリルグリシジルエーテル、ペンタエリスリットジ
アリルエーテル等のエーテル類、グリセリン、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコ
ールのうち1種若しくは2種以上を併用して用いること
ができる。酸成分とアルコール成分は、前者/後者が当
量比で1/1以上、1/1.3以下の範囲内の割合で配
合されることが好ましい。
【0016】不飽和ポリエステル樹脂の合成法は、酸成
分とアルコール成分を同時に仕込み縮合反応させる1段
合成法と、一部の酸成分とアルコール成分を縮合反応さ
せ、途中で、残りの酸成分、アルコール成分を仕込んで
反応させる2段合成法等により行うことができ、その他
製造条件に特に制限はない。また不飽和ポリエステル樹
脂の酸価に制限はないが、抗菌樹脂混和物の粘度、成形
品の離型性等を考慮して、好ましくは80〜1、より好
ましくは30〜5の範囲とされる。
【0017】また特に、本発明に用いられるビニルエス
テル樹脂は、エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸を反応させ
て得ることができる。ここで、使用されるエポキシ樹脂
としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェ
ノールAD型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキ
シ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、またこれら
の水素化又はハロゲン化物、ビスフェノールAアルキレ
ンオキシド付加物のジグリシジルエーテル等のビスフェ
ノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキ
シ樹脂、ビスフェノールノボラック型エポキシ樹脂、ナ
フタレンノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラ
ック型エポキシ樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂、ジ
プロピレングリコールジグリシジルエーテル、トリメチ
ロールプロパントリグリシジルエーテル等の多価アルコ
ール類のグリシジルエーテル類、3,4−エポキシ−6
−メチルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−6
−メチルシクロヘキサンカルボキシレート、3,4−エ
ポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロ
ヘキサンカルボキシレート、1−エポキシエチル−3,
4−エポキシシクロヘキサン等の脂環式エポキシ樹脂、
フタル酸ジグリシジルエステル類、テトラヒドロフタル
酸ジグリシジルエステル、ジグリシジルp−オキシ安息
香酸、ダイマー酸ジグリシジルエステル等のジグリシジ
ルエステル類、テトラグリシジルジアミノジフェニルメ
タン、テトラグリシジルm−キシレンジアミン、トリグ
リシジルp−アミノフェノール、N,N−ジグリシジル
アニリン等のグリシジルアミン類、1,3−グリシジル
−5,5−ジメチルヒダントイン、トリグリシジルイソ
シアヌレート等の複素環式エポキシ樹脂、2,2′,
4,4′−テトラグリシドキシビフェニル、ジメチルビ
スフェノールCジグリシジルエーテル、ビス−β−トリ
フルオロメチルジグリシジルビスフェノールA、グリシ
ジルメタクリレート等が挙げられ、これらの内1種若し
くは2種以上を使用することができる。
【0018】また、不飽和一塩基酸としては、メタクリ
ル酸、アクリル酸、クロトン酸、桂皮酸、ソルビン酸、
ヒドロキシエチルメタクリレートマレート、ヒドロキシ
エチルアククリレートマレート、ヒドロキシプロピルメ
タクリレートマレート、ヒドロキシプロピルアクリレー
トマレート、モノメチルマレート、モノプロピルマレー
ト、モノブチルマレート、モノ(2−エチルヘキシル)
マレート、ジシクロペンタジエンマレート、アクリル酸
ダイマーなどが挙げられ、これらは1種又は2種以上を
使用することができる。エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸
は前者/後者が重量比で1/0.85以上、1/1.1
5以下の範囲内の割合で配合されることが好ましい。
【0019】またビニルエステル樹脂の合成にあたっ
て、必要に応じて、グリシジルメタクリレート、グリシ
ジルアクリレート等のエポキシ基を有する不飽和単量
体、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等の不飽和多塩
基酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸等のα,β−不
飽和多塩基酸無水物等の変性成分を使用しても良い。ビ
ニルエステル樹脂製造工程における変性成分を加えるタ
イミングに特に制限はないが、変性効果を有効に引き出
すため及びビニルエステル樹脂製造の効率の点から、エ
ステル化が適当に進んだ合成途中で変性成分を加えるこ
とが好ましい。変性成分は、エポキシ樹脂と不飽和一塩
基酸との総量に対して10重量%以下の量で使用するこ
とが好ましい。
【0020】ビニルエステル樹脂の合成条件に特に制限
はない。またビニルエステル樹脂の酸価に制限はない
が、抗菌樹脂混和物の粘度、成形品の離型性等を考慮し
て、好ましくは70〜0.1、より好ましくは30〜1
の範囲とされる。
【0021】本発明の熱硬化性樹脂には、硬化性を調整
するために、2,6−ジターシャリブチルフェノール、
2,4−ジメチル−6−ターシャリブチルフェノール、
2,6−ジターシャリブチル−4−メチルフェノール等
のフェノール類、パラベンゾキノン、トルキノン、ナフ
トキノン、フェナンスラキノン、2,5−ジフェニルパ
ラベンゾキノン等のキノン類、トルハイドロキノン、ハ
イドロキノン、ターシャリブチルカテコール、モノター
シャリブチルハイドロキノン、2,5−ジターシャリブ
チルハイドロキノン等のハイドロキノン類、ナフテン酸
銅等の有機銅塩、アセトアミジンアセテート等のアミジ
ン類、フェニルヒドラジン塩酸塩等のヒドラジン類、ト
リメチルベンジルアンモニウムクロライド等の第4級ア
ンモニウム塩類等の重合禁止剤、また、ナフテン酸コバ
ルト、オクテン酸コバルト、オクテン酸マンガン等の金
属石鹸類、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチ
ルアニリン等の芳香族3級アミン類、N,N−ジメチル
アセトアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアセトア
ミド、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセチル
アセトン、ジメドン、ジベンゾイルメタン、アセチルシ
クロペンタン、アセチルブチロラクトン、フェニルジエ
タノールアミン等の硬化促進剤の1種又は2種以上を必
要に応じて用いても良い。その使用量は、適宜決定され
るが、熱硬化性樹脂に対して3重量%以下であることが
好ましく、1重量%以下であることがより好ましい。
【0022】本発明の抗菌樹脂混和物には、平均粒径3
0μm以下の水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、
酸化ケイ素、炭酸カルシウム、硝子粉末、クレー、タル
ク、カオリン、酸化亜鉛、アルミナ粉末、石英粉末、粉
砕石等の無機充填剤等を添加することができる。特に、
これらの無機充填材を添加することにより、抗菌成形材
料として有用である。無機充填材の使用量は、上記熱硬
化性樹脂、重合性単量体及び抗菌成分の総量100重量
部に対して50〜600重量部であることが好ましい。
無機充填材が50重量部未満になると、人造大理石用抗
菌成形材料の粘性が低く、べとついて良好なハンドリン
グ性が得られなくなる傾向があり、600重量部を超え
ると逆に人造大理石用抗菌成形材料の粘性が高くなりす
ぎて、成形時に良好な流動性が得られなくなる傾向があ
る。また、無機充填材が600重量部を超えると、良好
な抗菌性が得られなくなる傾向がある。無機充填材の使
用量は、上記熱硬化性樹脂、重合性単量体及び抗菌成分
の総量100重量部に対して150〜500重量部であ
ることがより好ましく、200〜400重量部であるこ
とがより好ましい。
【0023】本発明の抗菌樹脂混和物には、低収縮剤と
して、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、飽和ポリエステ
ル、ポリエチレン、アクリルシラップ、ポリメチルメタ
クリレート等の熱可塑性樹脂及びスチレンブタジエンゴ
ム、ニトリルゴム等の熱可塑性ゴムを1種又は2種以上
を上記熱硬化性樹脂、重合性単量体及び抗菌成分の総量
100重量部に対し、好ましくは100重量部以下、よ
り好ましくは50重量部以下の範囲で必要に応じて加え
ても良い。また、強化材としてガラス繊維、カーボン繊
維等を上記熱硬化性樹脂、重合性単量体及び抗菌成分の
総量100重量部に対し、好ましくは400重量部以
下、より好ましくは200重量部以下の範囲で必要に応
じて加えても良い。
【0024】また、本発明の抗菌樹脂混和物には、抗菌
樹脂混和物の垂れ防止のためSiO2超微粉体等の揺変
剤及び多価アルコール等の揺変助剤を必要に応じて用い
ても良い。その使用量は特に制限はないが、好ましくは
上記熱硬化性樹脂、重合性単量体及び抗菌成分の総量1
00重量部に対し、10重量部以下、より好ましくは3
重量部以下の範囲とされる。
【0025】さらに、公知の消泡剤、顔料、染料等の着
色剤、紫外線吸収剤等の添加成分を必要に応じて用いて
もよい。その使用量は特に制限はないが、好ましくは上
記熱硬化性樹脂、重合性単量体及び抗菌成分の総量10
0重量部に対してそれぞれ40重量部以下、より好まし
くは15重量部以下の範囲とされる。
【0026】また、抗菌及び防黴性能を調整するため、
既知の抗菌剤、防黴剤を必要な特性を損ねない範囲で加
えても良い。
【0027】本発明おける抗菌成分は、ピリジン系抗菌
剤であり、一般式(I)で表されるものが好ましい。一
般式(I)中のMは、Zn、Ca、Mg、Cu、Ag、
Co、Ti、Cr、Si、Al、Fe、Mn等の配位可
能な元素であり、具体的化合物としてはZnを用いたジ
ンクピリジオンがある。また、本発明で用いられるピリ
ジン系抗菌剤は、2種以上を併用してもよい。
【0028】本発明における抗菌成分の配合量は熱硬化
性樹脂又は熱硬化性樹脂と重合性単量体の総量100重
量部に対し0.01〜50重量部とする。抗菌成分の配
合量が0.01重量部未満では満足な抗菌性が発現でき
ず、50重量部を超えると抗菌樹脂混和物の硬化性が低
下する。より好ましい配合量は0.1〜10重量部、特
に好ましい配合量は0.25〜3重量部である。
【0029】本発明において使用する抗菌成分には、そ
のブロッキングを防止するため前記した無機充填材を抗
菌成分と無機充填材の総量に対して90重量%以下の範
囲で混合しておくことが好ましい。
【0030】本発明の抗菌樹脂混和物の混合方法として
は、特に制限はないが、均一に混合するため例えばデゾ
ルバー、プラネタリーミキサー、万能撹件機等の各種撹
搾機、ニーダー、ボールミル、ロール式ミル、スクリュ
ウ押出式混練機等の装置を用いることが好ましい。混合
の際には、摩擦熱で混和物がゲル化しないように注意す
る。また、気泡を巻き込まないために減圧脱気を行うこ
とは好ましい。
【0031】また、本発明の抗菌樹脂混和物には、増粘
剤として、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸
化カルシウム、水酸化カルシウム等のアルカリ土類類金
属の酸化物、水酸化物等を1種又は2種以上必要に応じ
て加えても良い。その使用量は特に制限はないが、好ま
しくは上記熱硬化性樹脂、重合性単量体及び抗菌成分の
総量100重量部に対して10重量部以下、より好まし
くは1重量部以下の範囲とされる。
【0032】本発明の抗菌樹脂混和物の形態としては、
バルク状(BMC)、シート状(SMC)等が考えられ
るが、特に繊維強化材を用いる場合には、繊維の破損を
避けるため、また、繊維への含浸性を良くするために、
繊維強化材以外の成分を混練した後、繊維強化材をバル
ク状の場合は混練、シート状の場合は塗工することが好
ましい。
【0033】次に、本発明の抗菌成形品について説明す
る。本発明の抗菌成形品は、本発明の抗菌樹脂混和物を
硬化させることにより得られるもので、抗菌効果を有す
る。抗菌成形品の種類としては特に制限はない。具体的
な抗菌成形品としては、例えば、浴室ユニット、洗面
台、キッチンカウンター、壁材、浴槽等の各種住宅機
器、梁、グレーチング、パイプ、タンク、トレイ、船
艇、車両部材等の成形品、プール材、ライニング材、塗
り床材、各種塗料等が挙げられる。
【0034】抗菌樹脂混和物の使用方法は、特に制限は
ないが、例えば塗料、ゲルコート等のように抗菌性を必
要とする製品表面にのみ位置させる方法の場合、成形前
に型に塗布する方法、成形後若しくは脱型後成形品に塗
布する方法等がある。樹脂混和物を塗布する方法として
は、刷毛塗り、ローラー塗り等による塗布、ブレードに
よる塗布、スプレーにより噴霧する方法等が挙げられ
る。その他の使用方法としては、FRPのように基材に
抗菌樹脂混和物を含浸させる方法、型内に抗菌樹脂混和
物を注入させる方法があり、また、本発明の抗菌樹脂混
和物をシートモールディングコンパウンド(SMC)又
はバルクモールディングコンパウンド(BMC)等の形
態で使用することができる。
【0035】また、成形方法としては、特に制限は無い
が、例えばハンドレイアップ法、スプレーアップ法、遠
心成形等のオープンモールド成形、射出成形、圧縮成
形、注型成形、トランスファー成形、押し出し成形、バ
ック成形、コールドプレス成形、RTM成形、レジンイ
ンジェクション成形、マッチドメタルダイ成形等のクロ
ーズド成形が挙げられ、また連続成形も行い得る。
【0036】
【実施例】次に、実施例及び比較例により本発明を詳細
に説明するが、本発明はこれによって制限されるもので
はない。
【0037】実施例1 (1)還流管、不活性ガス導入管、温度計、撹拌機を取
り付けた2リットル四口フラスコにイソフタル酸656
g、ネオペンチルグリコール550g、ジプロピレング
リコール82g、ヒドロキノン0.2gを仕込み、不活
性気流中225℃で8時間縮合反応させて、酸価4の不
飽和ポリエステルを合成し、150℃に冷却した。その
後さらに無水マレイン473g、プロピレングリコール
268gを仕込み、不活性気流中220℃で12時間縮
合反応させて、酸価14の不飽和ポリエステルUP−I
を得た。
【0038】(2)UP−I、55重量部を70℃のス
チレン45重量部に加え撹拌機の回転数2,000rpm
で撹拌しながら完全に溶解させて不飽和ポリエステル樹
脂組成物UP−1を得た。
【0039】(3)UP−1、100重量部に、大和化
学工業(株)製ピリジン系抗菌剤PST−310を1.0
重量部を加え撹拌機の回転数3,000rpmで5分間撹
拌して抗菌樹脂混和物R−1を得た。
【0040】(4)R−1、100重量部に、日本油脂
(株)製有機過酸化物パーロイルTCP、1重量部及び日
本油脂(株)製有機過酸化物パーキュアO、0.5重量部
を混合した後、厚さ0.6mmのスペーサーを設けたガラ
ス板にガラス棒を用いて塗布し、70℃で30分硬化さ
せた。その後、補強する意味で、この上に日立化成工業
(株)製不飽和ポリエステル樹脂組成物ポリセットH57
10PTに東京インキ(株)製トナーPCN0G279、
10重量部、及び日本油脂(株)製有機過酸化物パーメッ
クN、1重量部を混合した混和物を、日東紡績(株)製ガ
ラスマットMC4560Α 104SS、2層にガラス
繊維含有率が30重量%となるようにFRP積層し、室
温でゲル化後、70℃で30分硬化させ成形品M−1を
得た。この特性を表1に示す。
【0041】実施例2 (1)UP−1、100重量部に、大和化学工業(株)製
ピリジン系抗菌剤PST−610を1.0重量部を加え
撹拌機の回転数3,000rpmで5分間撹拌して抗菌樹
脂混和物R−2を得た。
【0042】(2)R−1の代わりにR−2を用いるこ
と以外は、実施例1の(4)と全く同様にして成形品M
−2を得た。この特性を表1に示す。
【0043】実施例3 (1)還流管、不活性ガス導入管、温度計、撹拌機を取
り付けた2リットル四口フラスコに無水マレイン酸89
1g、テトラヒドロ無水フタル酸154g、ネオペンチ
ルグリコール552g、プロピレングリコール403
g、ヒドロキノン0.2gを仕込み、不活性気流中21
0℃で10時間縮合反応させて、酸価24の不飽和ポリ
エステルUP−IIを得た。
【0044】(2)UP−II、60重量部を70℃のス
チレン40重量部に加え撹拌機の回転数2,000rpm
で撹拌しながら完全に溶解させて不飽和ポリエステル樹
脂組成物UP−2を得た。
【0045】(3)UP−2、100重量部に、大和化
学工業(株)製ピリジン系抗菌剤PST−310を1.0
重量部を加え撹拌機の回転数3,000rpmで5分間撹
拌して抗菌樹脂混和物R−3を得た。
【0046】(4)R−1の代わりにR−3を用いる以
外は、実施例1の(4)と全く同様にして成形品M−3
を得た。この特性を表1に示す。
【0047】実施例4 (1)R−3、480g、ゲル浸透クロマトグラフ(ポ
ンプ:(株)日立製作所製L−6000、検出器:(株)日
立製作所製L−3300RIモニター、カラム:日立化
成工業(株)製GLR−440、GLR−450及びGL
R−400の直列つなぎ)で測定した標準ポリスチレン
換算の数平均分子量80,000のポリスチレンの35
%スチレン溶液120g、ヒドロキノン0.2g、ター
シャリブチルパーベンゾエイト5gを加え撹拌機の回転
数1,000rpmで5分間撹拌し、更に、ステアリン酸
亜鉛30g、平均粒径25μmの水酸化アルミニウム
1,650gを加え撹拌機の回転数1,000rpmで1
5分撹拌した後、長さ15mmのチョプドストランドガラ
ス繊維を120g、酸化マグネシウム4gを加え10分
間混練して抗菌樹脂混和物R−4を得た。
【0048】比較例1 (1)R−1の代わりにUP−1を用いること以外は、
実施例1の(4)と全く同様にして成形品M−5を得
た。この特性を表1に示す。
【0049】比較例2 (1)UP−1、100重量部に、太平化学産業(株)製
銀リン酸カルシウム系抗菌剤、シルバーエースM−30
0、3重量部を加え撹拌機の回転数3,000rpmで5
分撹拌して抗菌樹脂混和物R−5を得た。
【0050】(2)R−1の代わりにR−5を用いるこ
と以外は、実施例1の(4)と全く同様にして成形品M
−6を得た。この特性を表1に示す。
【0051】比較例3 (1)UP−1、100重量部に、富士チタン工業(株)
製アナターゼ型酸化チタン、TP−2Y、3重量部を加
え撹拌機の回転数3,000rpmで5分撹拌して抗菌樹
脂混和物R−6を得た。
【0052】(2)R−1の代わりにR−6を用いるこ
と以外は、実施例1の(4)と全く同様にして成形品M
−7を得た。この特性を表1に示す。
【0053】比較例4 (1)R−3の代わりにUP−1を用いること以外に
は、実施例4の(1)と全く同様にして樹脂混和物R−
7を得た。
【0054】(2)R−4の代わりにR−7を用いるこ
と以外は、実施例5の(2)と全く同様にして成形品M
−8を得た。この特性を表1に示す。
【0055】次に、成形品の特性の評価方法について説
明する。評価は、成形品を5cm角に切断した試験片で行
った。 (A)白化劣化は、抗菌樹脂混和物硬化物の状態を目視
で観察した。 (B)60°表面光沢度は、JIS K 7105に準
じて測定した。 (C)ブランクとの色差(ΔE)は、M−1、M−2、
M−3についてはM−5との色差を、M−4については
M−8との色差をJIS K 7105に準じて測定し
た。 (D)耐熱水変色性(ΔE)は、試験片を80℃の熱水
に300時間片面浸漬して、その前後の色差(ΔE)を
JIS K 7105に準じて測定した。
【0056】(E)抗菌性の評価にあたっては、まず、
前培養したE.coli IFO12734(大腸菌)及びSt
aphylococcus Aureus IFO12732(黄色ブドウ
球菌)を滅菌リン酸緩衝液で106cfu/mlに調整した菌
液を、試験片上に0.5ml滴下し、その上にポリエチレ
ンフィルムを被せ、37℃で24時間静置した。その
後、試験片とポリエチレンフィルムの菌液を洗い出し、
SCDLP寒天培地を用いて混釈平板培養法により生残
菌数を測定するフィルム密着法で行った。この時、対照
として試験片なしで菌液のみの測定も同時に行い、この
時の生残菌数は大腸菌が7.9×106cfu/ml、黄色ブ
ドウ球菌が8.1×106cfu/mlであった。
【0057】(F)防黴性は、Aspergillus nigerの胞
子を混合したポテトデキストロース寒天培地0.1mlを
試験片に滴下し、23℃で7日間静置後、黴を目視で観
察し、−3、−2、−1、+1、+2、+3の6段階で
評価した。この判定基準を図1に示す。 −3:滴下培地にも黴の発生なし(図1(a)) −2:滴下培地の上部のみ黴発生(図1(b)) −1:滴下培地の全面に黴が発生するが、試験片上には
黴の発生なし(図1(c)) +1:滴下培地との接点から1mm未満の試験片上に黴発
生(図1(d)) +2:滴下培地との接点から1mm以上2mm未満の試験片
上に黴発生(図1(e)) +3:滴下培地との接点から2mm以上の試験片上に黴発
生(図1(f))
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明の抗菌樹脂混和物は、樹脂硬化物
の表面光沢に優れ、白化劣化がなく、硬化物は熱水に曝
されても変色が小さく、硬化させることにより表面光沢
に優れ、熱水による変色の小さい抗菌成形品を得ること
ができる。人造大理石様の成型品においては深み感があ
る。更に防黴性を有する抗菌成分を選択すれば、防黴効
果を持った抗菌成形品も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】防黴性の判定基準を示す説明図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂と
    重合性単量体の総量100重量部に、(B)ピリジン系
    抗菌成分0.0l〜50重量部を混合してなる抗菌樹脂
    混和物。
  2. 【請求項2】 熱硬化性樹脂が不飽和ポリエステル樹
    脂、ビニルエステル樹脂又はこれらを組み合わせであり
    重合性単量体を含む請求項1記載の抗菌樹脂混和物。
  3. 【請求項3】 ピリジン系抗菌成分が、一般式(I) 【化1】 (ただし、式中、Mは配位可能な元素を示す)で表され
    る化合物である請求項1記載の抗菌樹脂混和物。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の抗菌樹脂混和
    物を硬化させることにより得られる抗菌成形品。
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