JPH09244383A - 画像形成装置及びトナーカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びトナーカートリッジ

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JPH09244383A
JPH09244383A JP8087308A JP8730896A JPH09244383A JP H09244383 A JPH09244383 A JP H09244383A JP 8087308 A JP8087308 A JP 8087308A JP 8730896 A JP8730896 A JP 8730896A JP H09244383 A JPH09244383 A JP H09244383A
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image forming
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toner cartridge
toner
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Hiroyuki Sako
裕之 迫
Hiroyuki Hatano
博之 波多野
Toru Ueno
徹 上野
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来廃棄されていたトナーカートリッジのス
ライドカバーを有効に利用することを可能にした画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置は、画像形成部6と定着装
置15との間に位置して、プリンタ本体1のケーシング
にスライドカバー装着部88を設け、トナーカートリッ
ジ81から取り外されたスライドカバー84をこのスラ
イドカバー装着部88に装着可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、特
に、トナー供給用開口を封止する封止フィルムの表面を
保護するために取り付けられるスライドカバーを有する
トナーカートリッジが、スライドカバーを取り外した状
態で装着される現像装置を有する画像形成装置及びこの
ような画像形成装置に用いられるトナーカートリッジに
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ、ファクシミリ装置等
の画像形成装置においては、たとえば、レーザスキャン
ユニットによって感光体ドラム上に画像データに基づく
静電潜像を形成する。感光体ドラムの周囲には現像ユニ
ットが隣接して設けられており、この現像ユニットによ
り感光体ドラムの表面の静電潜像をトナー画像に顕像化
する。現像ユニットは、感光体ドラムに接触あるいは近
接して配置される現像ローラと、トナー等の現像剤を収
納する現像剤貯蔵室とを有している。
【0003】このような現像ユニットでは、現像剤貯蔵
室にトナーを補給するためのトナーカートリッジが着脱
自在となっているものがある。このトナーカートリッジ
は、たとえば、トナー供給用開口が設けられたケーシン
グの内部にトナーが収納されており、トナー供給用開口
を封止する合成樹脂フィルム等でなる封止フィルムが剥
離可能に固着されている。在庫時や出荷時に封止フィル
ムを損傷することを防止するために、カバー部材がさら
に設けられることもある。たとえば、ケーシング外側面
に長さ方向に連続する案内突部を設け、この案内突部に
案内される摺動溝が両端に設けられるスライドカバー
を、案内突部を利用して、トナー供給用開口の表面を被
覆するように装着したものがある。
【0004】また、ケーシングから引き出し可能なスラ
イド部材を設け、このスライド部材先端に封止フィルム
の一端を固着したものがある。このトナーカートリッジ
では現像ユニットに装着した後、スライド部材を引き出
すことによって封止フィルムが剥離し、現像ユニットに
トナーが供給されるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】まず、スライドカバー
を設けたトナーカートリッジについては、スライドカバ
ーを除去してから現像ユニットに装着されるため、この
スライドカバーが不要となり廃棄する必要がある。この
スライドカバーを廃棄してしまうと、トナーカートリッ
ジ交換時に、トナー供給用開口が開口した状態で取り扱
わなければならなくなり、内部に残留したトナーが飛散
するおそれが出てくる。これに鑑みてスライドカバーを
保管しておくことは非常に煩わしいものとなる。
【0006】また、スライド部材により封止フィルムを
剥離するトナーカートリッジにおいても、除去されたス
ライド部材は不要であり廃棄する必要がある。本発明の
目的は、本来廃棄されていたトナーカートリッジのスラ
イドカバーを有効に利用することを可能にした画像形成
装置の提供にある。また、本発明の他の目的は、スライ
ド部材を用いて封止フィルムを剥離するとともにこのス
ライド部材を有効利用することを可能にしたトナーカー
トリッジの提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、画像形成部と、スライドカバー装着部とを有して
いる。画像形成部は現像装置を含み用紙上に画像を形成
する。スライドカバー装着部はトナーカートリッジから
取り外されたスライドカバーが取り付け可能となってい
る。このことからトナーカートリッジから取り外したス
ライドカバーはスライドカバー装着部に装着され、トナ
ーカートリッジの交換時まで保管しておくことが可能と
なる。
【0008】ここでスライドカバー装着部が画像形成部
と定着部との間に位置して設けることができる。この場
合には、定着部における熱が画像形成部に伝達されるこ
とを防止できる。またスライドカバー装着部は給紙搬送
路の用紙搬送方向上流に設けることが可能である。この
場合には、スライドカバーを画像形成部に搬送するため
の給紙トレイとして利用することが可能である。
【0009】また、本発明に係るトナーカートリッジは
ケーシングと、封止フィルムと、スライド部材とを備え
ている。ケーシングは内部にトナーを収納するとともに
画像形成装置に装着された際に画像形成装置の外装の一
部を構成する。封止フィルムはケーシングに剥離可能に
固着され、トナー供給用開口を封止する。スライド部材
はケーシングから引き出し可能に取り付けられ、ケーシ
ングから引き出されるときに封止フィルムを剥離すると
ともに、ケーシングから引き出された後はケーシングと
ともに画像形成装置の外装の一部を構成する。したがっ
て、スライド部材が封止フィルムの剥離を容易にすると
ともにスライド部材の有効利用を可能とする。
【0010】ケーシングの上面が画像形成装置に供給さ
れる用紙が載置される給紙トレイを構成し、スライド部
材がケーシングから引き出された後、ケーシングの上面
に連続する給紙用サブトレイとなるように構成すること
ができる。この場合、画像形成装置側の給紙トレイを省
略することができ、かつスライド部材及びトナーカート
リッジの有効利用を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例が採用され
るプリンタについて、図面に基づいて説明する。 〔全体構成〕図1において、プリンタ本体1は上部ケー
シング2及び下部ケーシング3を有している。上部ケー
シング2の上面には用紙が載置される給紙トレイ4が取
り付けられている。プリンタ本体1には、感光体ドラム
5を含む画像形成部6が設けられている。画像形成部6
には、感光体ドラム5に隣接する転写ローラ11が設け
られている。また、画像形成部6には感光体ドラム5に
隣接する現像ローラ7を含む現像ユニット8が設けられ
ている。画像形成部6の下部に位置して、感光体ドラム
5の表面に静電潜像を形成するレーザスキャンユニット
10が設けられている。
【0012】給紙トレイ4から画像形成部6までの間に
は、用紙を感光体ドラム5と転写ローラ11との間に案
内する用紙搬送路12が形成されている。用紙搬送路1
2には、用紙を搬送方向に送給する給紙ローラ13と、
重送を防止するために給紙ローラ13に圧接される給紙
パッド14とが設けられている。画像形成部6の用紙搬
送方向下流側には、用紙上に転写されたトナー像を加熱
定着するための定着装置15が設けられている。定着装
置15のさらに下流側には表面に画像が形成された用紙
を外部に排出するための排出ローラ16が設けられてい
る。
【0013】〔現像ユニット〕現像ユニット8は、図2
に示すように、現像剤を収納する現像剤貯蔵室17と現
像ローラ7が装着される現像剤供給室18とを有してい
る。現像剤貯蔵室17には、少なくとも一端が現像剤貯
蔵室17の外方に突出され、回転可能に支持される攪拌
部材19が装着されている。攪拌部材19は、回転軸2
0と、回転軸20の周囲に突設された攪拌部21とから
構成されている。攪拌部材19の回転軸20は、一端が
現像剤貯蔵室17の外方に突出され、図示しない駆動手
段により回転駆動される。
【0014】現像剤供給室18には、現像ローラ7と供
給ローラ22とが回転可能に支持されている。現像ロー
ラ7は、感光体ドラム5に接触して感光体ドラム5上に
トナー像を形成するものである。また、供給ローラ22
には現像剤貯蔵室17から供給される現像剤を現像ロー
ラ7に供給する。供給ローラ22は、現像ローラ7より
長さ方向の幅が大きく形成されている。また、現像ロー
ラ7及び供給ローラ22は図示しない駆動手段により回
転駆動される。
【0015】現像剤貯蔵室17と現像剤供給室18との
間には、隔壁23が設けられている。隔壁23には、現
像剤貯蔵室17に収納されている現像剤を現像剤供給室
18に供給するための現像剤供給用開口24が設けられ
ている。ここで、現像剤供給用開口24の長さ方向の幅
は、供給ローラ22の長さより小さく構成されている。
【0016】現像剤供給用開口24は、現像剤貯蔵室1
7側から固着された封止フィルム25によって封止され
ている。封止フィルム25は通気性を有する合成樹脂フ
ィルムで構成されており、現像剤供給用開口24の周縁
に熱溶着あるいは接着剤による接着により剥離可能に固
着されている封止部26を有している。また封止フィル
ム25は、封止部26の一端(図3において右上部分)
において折り返されて、封止部26に重合される剥離案
内部27を有している。剥離案内部27は、他端側に延
設されて、先端部28が現像剤貯蔵室17の外方に引き
出されている。
【0017】現像剤貯蔵室17の長さ方向外方には、側
壁部材29を介して他と隔離された封止フィルム巻き取
り室30が設けられている。前述した攪拌部材19の回
転軸20はこの封止フィルム巻き取り室30を通過して
さらに外方に突出されている。また、側壁部材29に
は、封止フィルム25が引き出し可能なスリット31が
設けられている。このスリット31は、スポンジ等の弾
性部材でなるフィルム清浄部材32によって構成されて
いる。封止フィルム25の先端部28は、封止フィルム
巻き取り室30の内部で攪拌部材19の回転軸20に固
着されている。
【0018】この現像ユニット8は、製造段階で現像剤
貯蔵室17に現像剤が収納される。現像剤としては、た
とえば1成分系のトナー単体または2成分系のスタート
現像剤等が収納される。現像ユニット8がプリンタ本体
1の所定位置に配置され、画像形成を開始する際には、
攪拌部材19の回転軸20を回転駆動して、現像剤貯蔵
室17内に収納されている現像剤の攪拌を行う。このと
き、封止フィルム25の先端部28が回転軸20に固着
されており、剥離案内部27がスリット31から引き出
されて回転軸20に巻き取られていく。同時に、剥離案
内部27が隔壁23に固着されている封止部26を引っ
張ることとなり、封止部26は折り返し部分から順に剥
離される。やがて、攪拌部材19の回転に伴って、封止
フィルム25は完全に剥離され、封止フィルム巻き取り
室30内で回転軸20に巻き取られることとなる。
【0019】このとき、封止フィルム25はスリット3
1を通過するため、封止フィルム25の表面に付着して
いる現像剤はフィルム清浄部材32によって除去されな
がら封止フィルム巻き取り室30内に収容される。この
ことから、現像ユニット8をプリンタ本体1に組み付け
る際に、封止フィルム25によって現像剤が漏出するこ
とを防止でき、また、封止フィルム25の剥離を簡単に
行うことができる。また、封止フィルム25はスリット
31を介して攪拌部材19の回転軸20に案内されるた
め、剥離された封止フィルムを確実に巻き取ることがで
きる。さらに、スリット31にはフィルム清浄部材32
を設けているため、封止フィルム25に付着した現像剤
を除去することができ、剥離された封止フィルム25を
封止フィルム巻き取り室30内に収容しているため、外
部に現像剤が飛散することを防止できる。
【0020】また、現像剤供給用開口24の長さ方向の
幅は、供給ローラ22の長さより小さく、かつ供給ロー
ラ22の長さ方向の幅が現像ローラ7の長さより小さい
ため、現像剤貯蔵室17の長さ方向の幅は現像剤供給室
18の長さ方向の幅より小さくすることができる。した
がって、封止フィルム巻き取り室30は、現像剤供給室
18と現像剤貯蔵室17との長さの差を利用して設ける
ことができ、余分なスペースを必要としない。
【0021】〔画像形成部〕画像形成部6は、図4に示
すように、現像ユニット8と感光体ドラムユニット35
とを備えている。現像ユニット8は、図2に示したよう
に、現像剤を収納する現像剤貯蔵室17と、現像剤供給
室18とを有しており、現像剤供給室18には現像ロー
ラ7と供給ローラ22とが回転可能に支持されている。
供給ローラ22の回転軸にはギア36が取り付けられて
いる。このギア36は、プリンタ本体1側に設けられる
駆動ギア37と噛合される。また、ギア36の回転軸に
はギア36と同径のギア36aが取り付けられており、
このギア36aがアイドルギア38と噛合している。ア
イドルギア38は径の異なる2つのギアが合成されてお
り、一方がギア36aに噛合するとともに、他方が現像
ローラ7の回転軸に取り付けられているギア39に噛合
している。また、ギア36aは、攪拌部材19の回転軸
20(図3参照)に取り付けられるギア40に噛合して
いる。現像ユニット8の下方には、感光体ドラムユニッ
ト35と連結される軸着部41が設けられている。
【0022】感光体ドラムユニット35は、感光体ドラ
ム5と転写ローラ11とを回転可能に支持する支持枠体
42を備えている。支持枠体42は、現像ユニット8の
軸着部41方向に延設されるアーム部43とアーム部4
3から上方に延設されるドラム支持部44とを有してい
る。ドラム支持部44の上方は、図5に示すように、上
方に向かって幅が拡大しており、画像形成部6の着脱時
に操作される把持部45,46を構成している。この把
持部45,46は図示したように、滑り止めのローレッ
トが形成されている。また、ドラム支持部44の上端に
は発泡合成樹脂等で構成される弾性材料でなる押圧部材
47が取り付けられている。
【0023】アーム部43の現像ユニット8側先端は、
現像ユニット8の軸着部41を軸支する支持部48を有
している。支持部48の先端には、プリンタ本体1に設
けられる固定手段(後述)と係合する係合部49が設け
られている。現像ユニット8と感光体ドラムユニット3
5とは、軸着部41及び支持部48を中心に回動可能に
連結されており、ばね50により感光体ドラム5と現像
ローラ7とが接触する方向に付勢されている。
【0024】感光体ドラム5は、 メタルフリーフタロシアニン(電荷発生材料) 5重量部 N,N’−ビス(O,P−ジメチルフェニル)N,N’−ジフェニルベンジジ ン(正孔輸送材料) 40重量部 3,3’,5,5’−テトラフェニルジフェノキノン(電子輸送材料) 40重量部 ポリカーボネート(結着樹脂) 100重量部 ジクロロメタン(溶剤) 800重量部 の成分をボールミルにより混合分散し、作製した塗布液
を直径16mmのアルミニウム製のドラム素管上に浸漬
塗工により塗布した後、60℃で60分間熱風乾燥し膜
厚30μmの単一層分散型の有機感光体を構成してい
る。また、現像ローラ7は直径12mmであり、合成樹
脂製の円柱状のものが採用される。
【0025】感光体ドラム5は、図示しない駆動手段に
より図4矢印A方向に回転駆動される。現像ローラ7
は、駆動ギア37の回転駆動に伴って、ギア39ととも
に図4矢印B方向に回転駆動される。したがって、感光
体ドラム5と現像ローラ7とは表面が接触した状態で同
一方向に回転駆動され、結果として接触面が摩擦しなが
ら回転駆動されることとなる。
【0026】このことから、転写部の感光体ドラム5表
面に残留したトナーを回収するためのクリーニング機構
を省略できる接触式の現像装置を構成することができ
る。特に、感光体ドラム5の直径を16mm,現像ロー
ラの直径を12mmで構成しているため(現像ローラの
対感光体ドラム径比率75%)、感光体ドラム5と現像
ローラ7との接触面におけるニップ幅が充分にとること
ができる。このことにより現像ローラ7による現像を精
度よく行うことができる。また、感光体ドラム5の表面
がオゾンにより劣化しても、現像ローラ7により活性化
されるため、オゾンの画像形成に及ぼす悪影響を排除す
ることができる。特に、この実施例では、感光体ドラム
5としてオゾンによる影響が大きい単一層分散型の感光
体を用いているため、現像ローラ7による表面活性化の
効果が大きい。感光体ドラム5として積層型感光体を採
用した場合にも、これと同様の効果を得ることができ
る。
【0027】<実験例>連続500枚の用紙に画像形成
を行った後に60分休止し、続いて連続500枚の用紙
に画像形成を行うことを繰り返して、2000枚の用紙
に印刷を行った場合の500枚目毎の画像を目視で評価
した結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】(A)実験例1 感光体ドラム5の直径Aを16mmとし、現像ローラ7
の直径Bを12mmとした(B/A×100=75.0
%)場合、表1(A)に示すように、500枚目,10
00枚目,1500枚目,2000枚目の画像のかすれ
等は認識されなかった。
【0030】(B)実験例2 感光体ドラム5の直径Aを16mmとし、現像ローラ7
の径Bを10.5mmとした(B/A×100=65.
6%)場合、表1(B)に示すように、各500枚目毎
の画像のかすれ等は認識されなかった。 (C)実験例3 感光体ドラム5の直径Aを16mmとし、現像ローラ7
の直径Bを16mmとした(B/A×100=100.
0%)場合も、表1(C)に示すように、各500枚目
毎の画像のかすれ等は認識されなかった。
【0031】(D)比較例 感光体ドラム5の直径Aを16mmとし、現像ローラ7
の直径Bを9mmとした(B/A×100=56.3
%)場合、500枚目の画像に多少のかすれが認識され
た。また、1000枚目,1500枚目及び2000枚
目の画像にかすれが認識されるとともに、感光体ドラム
の軸方向にオゾン曝露による局所的な地肌かぶりの発生
が認められた。
【0032】したがって、現像ローラ7の対感光体ドラ
ム径比率を65%以上に設定することにより、現像ロー
ラ7と感光体ドラム5とのニップ幅を充分にとることが
でき、画像形成を確実にするとともに、前述した感光体
ドラム表面の活性効果を著しくすることができる。 〔画像形成部の固定手段〕図6及び図7に示すように、
プリンタ本体1の上部ケーシング2はヒンジ部51を介
して開閉自在に下部ケーシング3に取り付けられてい
る。下部ケーシング3の一方の側壁内部には現像ローラ
7を回転駆動するための駆動ギア37(図4参照)が取
り付けられている。また、下部ケーシング3の駆動ギア
37が取り付けられる側壁内部には、支持軸53を中心
に回動可能な固定レバー52が取り付けられている。
【0033】固定レバー52は、回動方向一方に突出す
る当接部54を有している。さらに、固定レバー52は
支持軸53から上方に延設され、上部ケーシング2を閉
じた状態(図7)で、上端部55が上部ケーシング2に
取り付けられるカバー部材56に当接するように構成さ
れている。また、固定レバー52は、ばね57によって
図左方に付勢されている。固定レバー52の当接部54
は、画像形成部6がプリンタ本体1内に装着された際
に、感光体ドラムユニット35の係合部49に上方から
当接可能となっている。
【0034】図6に示すように、上部ケーシング2が開
放された状態では、固定レバー52は、ばね57の付勢
により図左側に傾動して、当接部54が感光体ドラムユ
ニット35の係合部49から離間する退避位置となって
いる。上部ケーシング2を閉じる際には、上部ケーシン
グ2に設けられたカバー部材56が固定レバー52の上
端部55を押圧する。
【0035】このことにより、固定レバー52は、ばね
57の付勢に抗して図右方に回動し、図7に示すよう
に、当接部54が感光体ドラムユニット35の係合部4
9に係合する当接位置となる。このとき、同時に上部ケ
ーシング2に設けられているカバー部材58が感光体ド
ラムユニット35の上端に取り付けられた押圧部材47
に当接して画像形成部6を上下方向に位置決めする。感
光体ドラムユニット35のドラム支持部44上方は幅が
拡大しており、押圧部材47の面積が充分大きくなって
いる。このため、画像形成部6の感光体ドラムユニット
35側の上下方向の位置決めを確実に行える。また、押
圧部材47は感光体ドラム5を支持している回転軸の鉛
直上方に位置している。このため、画像形成部6が変形
したり、回転移動することを防止できる。この感光体ド
ラムユニット35に設けた押圧部材47を省略し、カバ
ー部材58側に弾性材料でなる押圧部材を設けることも
可能である。この場合、押圧部材の面積を大きくするこ
とができ、確実に画像形成部6を位置決めできる。画像
形成部6は、感光体ドラムユニット35の上方に設けら
れる把持部45,46を把持してプリンタ本体1に着脱
することが可能となっている。このとき、把持部45,
46が上方に向けて幅が拡大する構成であり、取扱いが
容易となる。把持部45,46に設けられたローレット
はドラム支持部44の側面に設けることも可能である。
【0036】画像形成部6は、図4に示すように、駆動
ギア37からの回転駆動力がギア36,36a,アイド
ルギア38,ギア39,40を介して供給ローラ22,
現像ローラ7,攪拌部材19に伝達される。したがっ
て、たとえば駆動ギア37からギア36(36a)に対
して押圧する力がかかることとなる。これにより、駆動
ギア37とギア36とを離間する方向の力が、現像ユニ
ット8と感光体ドラムユニット35に対してかかること
となる。ここでは、ギア36を、現像ユニット8の軸着
部41と感光体ドラムユニット35の支持部48とで構
成される回動支点の近傍に配置しており、係合部49を
固定レバー52により位置規制することで、この回動支
点を固定している。したがって、現像ユニット8と感光
体ドラムユニット35とが離間する方向に回動すること
を防止し、また、感光体ドラムユニット35のアーム部
43に回転駆動力に伴う力がかかることなく変形するこ
とを防止できる。また、画像形成部6の長さ方向にかか
る力により現像ユニット8及び感光体ドラムユニット3
5が変形することを防止できる。さらに、上部ケーシン
グ2の開閉動作に伴って、固定レバー52が当接位置と
退避位置との間を移動するため、特に煩わしい動作を必
要とすることなく、確実に画像形成部6の固定が可能と
なる。
【0037】〔異物回収装置〕 (A)図8(a)に示すように、感光体ドラム5の周囲
には、転写ローラ11、メインチャージャ61及び紙粉
回収ブラシ62が設けられている。紙粉回収ブラシ62
は、弾性を有し一端が感光体ドラムユニット35に固定
される基部63と、基部63の他端側に延設される支持
部64と、支持部64に繊維が植毛されたブラシ部65
とを有している。ブラシ部65は、カーボン等の導電性
材料が分散された合成樹脂材料を繊維状にして植設した
構成である。
【0038】感光体ドラム5は、図8矢印方向に回転し
ている。ブラシ部65の各繊維は、この感光体ドラム5
表面の回転方向下流側に向けて感光体ドラム5表面に当
接するように構成されている。また、ブラシ部65は基
部63の弾性により感光体ドラム5表面側に軽く付勢さ
れている。感光体ドラム5は単一層分散型の感光体層が
設けられたものであり、正電荷が付与されている。ま
た、ブラシ部65は負電荷が付与されている。感光体ド
ラム5に付着する紙粉は正電荷に帯電しやすいため、ブ
ラシ部65に負電荷を付与することによって、紙粉の回
収を確実にすることができる。また、紙粉回収ブラシ6
2のブラシ部65が感光体ドラム5表面の回転方向下流
側に向いているため、ブラシ部65の感光体ドラム5表
面に対する接触圧が小さくなり、感光体ドラム5表面の
劣化が軽減できる。特に感光体ドラム5として単一層分
散型感光体を用いた場合も、表面の劣化を軽減すること
ができる。
【0039】(B)紙粉回収ブラシ62は、図8(b)
に示すような構成とすることも可能である。この例で
は、ブラシ部65の各繊維は、感光体ドラム5表面の回
転方向上流側に向けて感光体ドラム5表面に当接するよ
うに構成されている。また、ブラシ部65は基部63の
弾性により感光体ドラム5表面側に軽く付勢されてい
る。この場合、感光体ドラム5は単一層分散型の感光
体、積層型感光体のいずれも採用することができる。単
一層分散型の感光体を用いる場合には感光体ドラム5は
正電荷が付与される。また積層型感光体の場合には、感
光体ドラム5には負電荷が付与される。また、ブラシ部
65には負電荷が付与されている。また、ブラシ部65
の先端が感光体ドラム5の回転方向に接触する幅は3m
mに設定されている。
【0040】ここでは、紙粉回収ブラシ62のブラシ部
65が感光体ドラム5表面の回転方向上流側に向いてい
るため、ブラシ部65の感光体ドラム5表面に対する接
触圧が大きくなり、感光体ドラム5表面に付着している
紙粉を確実に回収することができる。さらに紙粉回収ブ
ラシ62のブラシ部65が感光体ドラム5表面の回転方
向に3mmの幅をもって接触しているため、トナー回収
機構を省略した構成であっても、感光体ドラム表面に付
着した紙粉を確実に回収することができる。
【0041】<実験例>紙粉回収ブラシ62として、ブ
ラシ部65が感光体ドラム5の表面に接触する回転方向
の幅が、1mm,2mm,3mm,5mm,10mmの
ものを採用したときの画像形成への影響をそれぞれ目視
により評価した結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】ブラシ部65と感光体ドラム5の表面とが
回転方向に接触する幅が1mmのものについては、複写
開始初期から紙粉による画像の汚れが発生した。また、
接触幅が2mmのものについては、複写枚数が1000
枚を超えると、画像に紙粉による汚れが発生した。ま
た、接触幅が3mm,5mm,10mmのものについて
は、複写枚数が5000枚を超えても画像の汚れがなか
った。
【0044】(C)紙粉回収ブラシ62は、図8(c)
に示すような構成とすることも可能である。これは、ブ
ラシ部65の各繊維が感光体ドラム5表面の接線方向に
垂直に接触するように構成したものである。また、紙粉
回収ブラシ62のブラシ部65は、感光体ドラム5の回
転方向に3mmの幅をもって先端が接触している。この
ことによって、感光体ドラム5表面に付着した紙粉を確
実に回収することが可能となる。
【0045】上記の(B)(C)のいずれの場合も、紙
粉回収ブラシ62のブラシ部65が感光体ドラム5表面
の回転方向に接触する幅を3mm以上にすることで、さ
らに紙粉回収を確実に行うことができる。 〔転写ローラ〕図9に示すように、転写ローラ11は回
転軸71に取り付けられており、感光体ドラム5に隣接
して回転可能になっている。回転軸71の長さ方向両端
には、それぞれ間隙保持部材72及び摩擦従動部材73
が取り付けられている。
【0046】間隙保持部材72は、POM等の耐摩耗
性、耐熱性に優れた硬質合成樹脂で構成され、転写ロー
ラ11よりも用紙1枚分(たとえば0.3mm)半径が
大きいローラである。摩擦従動部材73は間隙保持部材
72よりも僅かに径が大きいローラである。また、この
摩擦従動部材73は、表面がウレタンゴム等の摩擦係数
が大きく弾性変形可能な材料で構成されており、周面が
押圧されることにより少なくとも間隙保持部材72の径
と同じ径となるように弾性変形が可能である。
【0047】感光体ドラム5は、アルミニウム等のドラ
ム素管に感光体層が形成された感光部74と、感光部7
4の長さ方向両端に感光体層が省略されてドラム素管が
露出した当接部75とを有している。転写ローラ11側
の間隙保持部材72及び摩擦従動部材73と、感光体ド
ラム5の当接部75とは長さ方向両端において対向する
ように設けられている。
【0048】転写ローラ11の回転軸71は長さ方向両
端において摩擦従動部材73の外方に延設されており、
それぞれ軸受部材76によって支持されている。軸受部
材76は、転写ローラ11が感光体ドラム5側に近接す
る方向にばね77によって付勢されている。したがっ
て、ばね77により回転軸71が感光体ドラム5側に付
勢され、摩擦従動部材73が弾性変形してその周面が感
光体ドラム5の当接部75周面に密着する。摩擦従動部
材73が、その周面の弾性変形により間隙保持部材72
と同径になると、間隙保持部材72の周面が感光体ドラ
ムの当接部75周面に当接する。間隙保持部材72は、
硬質合成樹脂で構成されているため、転写ローラ11の
周面と感光体ドラム5の周面との間隙を転写ローラ11
と間隙保持部材72の半径の差分に設定でき、ここでは
用紙1枚分(0.3mm)に維持することができる。ま
た、摩擦係数の大きい摩擦従動部材73が弾性変形した
状態で感光体ドラム5の当接部75に密着しており、感
光体ドラム5を回転駆動することにより摩擦従動部材7
3が回転し、同時に転写ローラ11が回転することとな
る。
【0049】以上から、転写ローラ11を感光体ドラム
5の回転駆動に伴って確実に連動して回転させ、また、
感光体ドラム5周面と転写ローラ11周面との間隙を一
定に維持することが可能となる。転写ローラ11を感光
体ドラム5に従動させる上述の構成は、感光体ドラムに
隣接して設けられる帯電ローラやクリーニングブラシ等
にも適用可能である。
【0050】〔トナーカートリッジ〕 (A)現像ユニット8には、図10に示すようなトナー
カートリッジ81を取り付けることが可能である。トナ
ーカートリッジ81は、筐体形状であり下方に向けて開
放するトナー供給用開口が形成されたケーシング82を
有している。ケーシング82の内部にはトナーが収納さ
れるとともに、トナー供給用開口に通気性を有する合成
樹脂製の封止フィルム(図示せず)が剥離可能に固着さ
れている。ケーシング82の下方には側方に突出するガ
イド部材83,83が設けられている。このガイド部材
83,83はケーシング82の長さ方向に延設されてい
る。
【0051】トナーカートリッジ81の下面にはスライ
ドカバー84が着脱自在に取り付けられる。スライドカ
バー84の両端は略コ字状に折曲されてガイド部材83
に係合する溝部85,85が設けられている。このこと
によりスライドカバー84はガイド部材83,83に案
内されて摺動し、着脱可能となっている。トナーカート
リッジ81は、スライドカバー84が取り外された状態
で現像ユニット8に装着される(図11)。
【0052】画像形成部6の用紙搬送方向下流側には定
着装置15が設けられている。定着装置15は、ヒータ
を内蔵する加熱ローラ86と、加熱ローラ86に圧接さ
れる加圧ローラ87とを備えている。画像形成部6と定
着装置15との中心に位置して、プリンタ本体1のケー
シングにスライドカバー装着部88が設けられている。
スライドカバー装着部88は、スライドカバー84の一
方の溝部85を案内するガイド部がケーシングに設けら
れたものである。
【0053】定着装置15の加熱ローラ86は高温にな
るため、画像形成部6にこの熱が伝達されると、画像形
成に支障をきたすおそれがある。そこで、図11のよう
に、スライドカバー装着部88にスライドカバー84を
装着することで、定着装置15と画像形成部6とを断熱
し、熱による画像形成への悪影響を軽減することができ
る。また、トナーカートリッジの交換時には、スライド
カバー装着部88からスライドカバー84を取り外し
て、トナーカートリッジ81の下面に装着すれば、カー
トリッジ内に残留したトナーが飛散することを防止でき
る。
【0054】図11に示したものは、用紙搬送路の上側
にスライドカバー装着部88を設けているが、用紙搬送
路の下側に設けてもよく、また両方に設けることも可能
である。 (B)トナーカートリッジ81から取り外されたスライ
ドカバー84を取り付けるためのスライドカバー装着部
89を、図12に示すように用紙搬送路12の上流側に
設けることができる。
【0055】この場合も、(A)と同様に、スライドカ
バー84の一方の溝部85を案内するガイド部をプリン
タ本体1のケーシングに設けることで実現できる。この
場合、トナーカートリッジ81のトナー供給用開口側に
対向する面が下になるように、スライドカバー81を取
り付けることが好ましい。ここでは、スライドカバー8
1でプリンタ本体1の給紙トレイを構成することがで
き、プリンタ本体1から給紙トレイを省略でき、装置の
小型化を図ることができる。また、スライドカバー81
をトナーカートリッジ交換時まで交換する場所を特に確
保する必要がなくなる。
【0056】図13に示すように、プリンタ本体1に設
けられた給紙トレイ90にさらにスライドカバー装着部
91を設けることもできる。この場合には、使用される
用紙サイズが大きいときにも、確実に用紙を支持でき
る。 (C)図14に示すようなトナーカートリッジ92を用
いることもできる。トナーカートリッジ92は、下方に
トナー供給用開口93を有しており、このトナー供給用
開口93を封止する封止フィルム94が固着されてい
る。封止フィルム94は熱融着または接着剤による接着
によりトナーカートリッジ92のケーシングに剥離可能
に固着されている。封止フィルム94は内部で折曲され
て一方の端部がスライド部材95の一端に固定されてい
る。
【0057】トナーカートリッジ92の上面96は、ト
ナーカートリッジ92が現像ユニット8に装着されたと
き、用紙搬送路12の搬送方向上流側に連続面を構成す
る。このトナーカートリッジ92のケーシングには、上
面96と平行にスリットが設けられており、スライド部
材95がこのスリット内に引き出し可能に収納されてい
る。
【0058】このトナーカートリッジ92を現像ユニッ
ト8に装着し、スライド部材95を図14左上方に引き
出すと、図15に示すように封止フィルム94がケーシ
ングから剥離されて、内部に収納されているトナーが現
像ユニット8の現像剤貯蔵室に供給される。このときス
ライド部材95は、トナーカートリッジ92の上面96
と連続した面を構成することとなる。
【0059】スライド部材95が装着されているスリッ
ト部98には、トナーカートリッジ92に収納されたト
ナーが外部に漏出することを防止するシール部材97,
97が取り付けられている。シール部材97,97は、
発泡ポリウレタンやウレタンゴム等の弾性を有する樹脂
材料で形成されており、封止フィルム94の表面に当接
するように配置される。このことから、スライド部材9
5をスリット部98から引き出したとき、封止フィルム
94に付着しているトナーがシール部材97,97によ
り除去されて、外部に漏出することを防止する。
【0060】このようにしたトナーカートリッジ92で
は、上面96とスライド部材95とが給紙トレイとして
利用することができ、スライド部材95を有効利用する
とともに、プリンタ本体1の軽量小型化を可能とする。
上述の(A)(B)(C)の構成は、互いに組み合わせ
て用いることも可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置は、トナーカ
ートリッジから取り外されたスライドカバーをスライド
カバー装着部に取り付けることによって、今まで廃棄し
ていたスライドカバーを有効に利用することができ、ト
ナーカートリッジの交換時にもトナーの飛散を防止する
ことができる。
【0062】また本発明に係るトナーカートリッジで
は、ケーシングとスライド部材によって画像形成装置の
外装の一部を構成しているため、スライド部材による封
止フィルムの剥離を容易に行うことができるとともに、
スライド部材の有効利用を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用されるプリンタの概略
構成を示す縦断面図。
【図2】現像ユニットの概略構成を示す縦断面図。
【図3】現像剤貯蔵室を示す一部破断斜視図。
【図4】画像形成部の概略構成図。
【図5】感光体ドラムユニットの要部拡大斜視図。
【図6】画像形成部の固定手段の概略構成図。
【図7】画像形成部の固定手段の概略構成図。
【図8】異物回収機構の説明図。
【図9】感光体ドラムと転写ローラの関係を示す説明
図。
【図10】トナーカートリッジの一部破断斜視図。
【図11】スライドカバー装着部の説明図。
【図12】スライドカバー装着部の説明図。
【図13】スライドカバー装着部の説明図。
【図14】現像ユニットに装着されるトナーカートリッ
ジの一例を示す説明図。
【図15】現像ユニットに装着されるトナーカートリッ
ジの一例を示す説明図。
【図16】トナーカートリッジの要部拡大断面図。
【符号の説明】
1 プリンタ本体 5 感光体ドラム 6 画像形成部 7 現像ローラ 8 現像ユニット 11 転写ローラ 12 用紙搬送路 15 定着装置 81 トナーカートリッジ 82 ケーシング 83 ガイド部材 84 スライドカバー 85 溝部 86 加熱ローラ 87 加圧ローラ 88 スライドカバー装着部 89 スライドカバー装着部 90 給紙トレイ 91 スライドカバー装着部 92 トナーカートリッジ 93 トナー供給用開口 94 封止フィルム 95 スライド部材 96 上面 97 シール部材 98 スリット部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー供給用開口を封止する封止フィルム
    の表面を保護するために取り付けられるスライドカバー
    を有するトナーカートリッジが、前記スライドカバーを
    取り外した状態で装着される現像装置を有する画像形成
    装置であって、 前記現像装置を含み用紙上に画像を形成する画像形成部
    と、 前記取り外されたスライドカバーが取り付け可能なスラ
    イドカバー装着部と、を備える画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記画像形成部の用紙搬送方向下流側に設
    けられ、前記用紙表面に形成されたトナー画像を加熱定
    着する定着部をさらに備え、前記スライドカバー装着部
    は前記画像形成部と前記定着部との間に位置する、請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成部に用紙を搬送する給紙搬送
    路をさらに備え、前記スライドカバー装着部は前記給紙
    搬送路の用紙搬送方向上流に設けられる、請求項1に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】画像形成装置の現像ユニットにトナー供給
    用開口が係合するように前記画像形成装置に装着される
    トナーカートリッジであって、 内部にトナーを収納するとともに前記画像形成装置に装
    着された際に前記画像形成装置の外装の一部を構成する
    ケーシングと、 前記ケーシングに剥離可能に固着され前記トナー供給用
    開口を封止する封止フィルムと、 前記ケーシングから引き出し可能に取り付けられ、前記
    ケーシングから引き出されるときに前記封止フィルムを
    剥離するとともに、前記ケーシングから引き出された後
    は前記ケーシングとともに前記画像形成装置の外装の一
    部を構成するスライド部材と、を備えるトナーカートリ
    ッジ。
  5. 【請求項5】前記ケーシングは上面が前記画像形成装置
    に供給される用紙が載置される給紙トレイを構成し、前
    記スライド部材は前記ケーシングから引き出された後、
    前記ケーシングの上面に連続する給紙用サブトレイを構
    成する、請求項4に記載のトナーカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016186579A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 キヤノン株式会社 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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