JPH09238711A

JPH09238711A - ネクタイ止め具

Info

Publication number: JPH09238711A
Application number: JP5330896A
Authority: JP
Inventors: Toshiro Nagai; 俊郎長井
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-03-11
Filing date: 1996-03-11
Publication date: 1997-09-16

Abstract

(57)【要約】【課題】ネクタイの表側に表れることがなく、ワイシ
ャツ及びネクタイに簡単に止めることができるネクタイ
止め具を提供する。【解決手段】可撓性を有する帯体２と、前記帯体２に
対して横方向に装着された略偏平コ字状のクリップ３と
からなる。前記帯体２の他側面には一端側に多数のルー
プ面２Ａが他端側に鉤状の多数の係止部材面２Ｂが形成
されている。また、クリップ３は、一方の杆部４とこの
一方の杆部４の一側に連設される折り曲げ部５とこの折
り曲げ部５に連設される他方の杆部６とからなる。ネク
タイ本体11のバンド15に帯体２を挿入し、係止部材面２
Ｂが貫挿したら折り返して、ループ面２Ａと係止部材面
２Ｂとを当接させて接合し、ネクタイ止め具１をネクタ
イ本体11に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ネクタイ止め具に関す
る。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】ネクタイは襟元等を飾
り、男性では特に重要な位置を占めるアクセサリーとし
て定着している。このようなネクタイとしては、蝶ネク
タイやループタイ等も使用されているが、一般には幅大
部から幅狭部に次第に狭く形成された帯状のネクタイが
使用されている。この帯状のネクタイは、ワイシャツの
襟に結んで胸前に垂れ下げるものであり、上衣を着用し
ていない場合には体をかがめたり風が吹いたりすると揺
動するため、食事等においてその取扱いが煩雑である。

【０００３】このため、いわゆるネクタイピンやタイタ
ックなどのネクタイ止め具を使用して、ネクタイをワイ
シャツの胸前で止めて揺動するのを防止している。しか
しながら、これら従来のネクタイ止め具は、ネクタイの
表側に表れてしまうものであり、ネクタイとネクタイ止
め具との色調やデザイン等が一致せずに、ネクタイの色
調や柄等を損なうという問題があった。特に最近のネク
タイは幅大部全域で一つのまとまりをなす色調や絵柄の
ものもあり、このため色調や絵柄を損なわないようにネ
クタイ止め具を用いないことも多い。しかしながらネク
タイ止め具を用いない場合には、前述したようにネクタ
イが揺動してしまうため、ネクタイの表側に表れること
がなく装着が簡単なネクタイ止め具が望まれている。

【０００４】そこで、本発明はネクタイの表側に表れる
ことがなく、ワイシャツ及びネクタイに簡単に止めるこ
とができるネクタイ止め具を提供することを目的とす
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
ネクタイ止め具は、幅大部から幅狭部に次第に狭く形成
された帯状のネクタイ本体の前記幅大部側の裏面にバン
ドを設けたネクタイのネクタイ止め具であって、前記バ
ンドに着脱可能な止着手段を有する帯体と、前記帯体に
横方向に装着される一方の杆部とこの一方の杆部の一側
に連設される折り曲げ部とこの折り曲げ部に連設される
前記一方の杆部に対向する他方の杆部とを有する略コ字
状の止め部材とを備えるものである。このような構成を
採用することにより、ネクタイ本体の前記幅大部側の裏
面に設けられたバンドに帯体を取り付け、止め部材の一
方に杆部と他方の杆部との間にワイシャツ等の前身頃の
縁を差し込むことによりネクタイ本体の表側にネクタイ
止め具が表れることなくネクタイ本体をワイシャツ等に
止めることができる。

【０００６】また、請求項２記載のネクタイ止め具は、
前記止め部材の一方の杆部及び他方の杆部の少なくとも
一方の対向する面に滑り止め用の突部を形成したもので
ある。このような構成を採用することにより、ネクタイ
止め具をワイシャツ等に固定した後、該突部の抜け止め
作用によりネクタイ止め具が抜けることがない。

【０００７】請求項３記載のネクタイ止め具は、前記止
め部材の一方の杆部が他方の杆部よりも長く形成されて
いるものである。このような構成を採用することによ
り、ネクタイ止め具の止め部材の一方に杆部と他方の杆
部との間にワイシャツ等の前身頃の縁を差し込みやすく
なっている。

【０００８】請求項４記載のネクタイ止め具は、前記帯
体の止着手段が前記帯体の一端側に設けた多数のループ
面と、他端側に設けた多数の係止部材面とからなるもの
である。このような構成を採用することにより、ネクタ
イ本体の前記幅大部側の裏面に設けられたバンドに帯体
を挿通し、前記帯体をループ状に湾曲させて一端側に設
けた多数のループ面と他端側に設けた多数の係止部材面
とを当接させるだけで、ネクタイ止め具を取り付けるこ
とができる。

【０００９】さらに、請求項５記載のネクタイ止め具
は、前記止め部材の前記一方の杆部の他側に幅狭な間隙
を形成するスリット部が突設されており、前記間隙に前
記帯体を挿通することにより前記止め部材が該帯体に装
着されているものである。このような構成を採用するこ
とにより、前記止め部材をスリット部において前記帯体
に対して上下動可能とすることができるので、ワイシャ
ツ等のボタンを避けて所望の位置に止め部材を差し込む
ことができる。

【００１０】

【発明の実施形態】以下、本発明の第１実施例を図１乃
至図４を参照して説明する。ネクタイ止め具１は、ゴ
ム、織布、不織布、合成樹脂製のシートなどの可撓性を
有する材料からなる帯体２と、前記帯体２に対して横方
向に装着された略偏平コ字状の止め部材たるクリップ３
とからなり、前記帯体２の他側面には止着手段として一
端側に多数のループ面２Ａが他端側に鉤状の多数の係止
部材面２Ｂが形成され、いわゆるベルベットファスナー
となっている。また、クリップ３は、合成樹脂、鉄等の
金属からなり、一方の杆部４とこの一方の杆部４の一側
に連設される折り曲げ部５とこの折り曲げ部５に連設さ
れる前記一方の杆部４に対向する他方の杆部６とからな
り、前記一方杆部４は他側面において前記帯体２に接着
剤などにより固着されており、また、その長さは他方の
杆部６よりも長く先端が傾斜部４Ａとなっている。ま
た、前記一方の杆部４と他方の杆部６の夫々の内側には
滑り止め用の突部７，８が形成されている。

【００１１】一方、このような第１実施例のネクタイ止
め具１を取り付けるネクタイ本体11は、絹、ウール等か
らなりその一方には幅大部12（幅Ａ）が形成されると共
に、この幅大部12側から幅狭部13（幅Ｂ）側に次第に狭
く形成されて帯状となっている（Ａ＞Ｂ）。前記幅大部
12側の裏面14には前記幅狭部13側が上下方向に挿通可能
なバンド15が設けられていると共に、このバンド15には
商品名（図示せず）等が刺繍等により設けられる。この
バンド15は布製であって、その両端を前記裏面14に縫着
部15Ａで接合される。

【００１２】前記構成についてその作用を説明する。ネ
クタイ本体11を襟に結んでノット16を形成した後、幅狭
部13側をバンド15に上下方向に挿通させる。次に、ネク
タイ本体11のバンド15にネクタイ止め具１の帯体２をル
ープ面２Ａ及び係止部材面２Ｂが外側となるように他端
側より挿入し、前記係止部材面２Ｂが貫挿したらこれを
折り返して、ループ面２Ａと係止部材面２Ｂとを当接さ
せて接合することにより帯体２をバンド15を内側に有す
る環状にしてネクタイ止め具１をネクタイ本体11に装着
することができる。そうしたら、ワイシャツ17の前身頃
の縁18の裏側にクリップ３の他方の杆部６を差し込む
と、一方の杆部４と他方の杆部６の間に前身頃の縁18が
導かれ、前記クリップ３の一方の杆部４と他方の杆部８
の圧接力により固定される。この結果、ネクタイ本体11
をワイシャツ17に固定することができる。この際に前記
一方の杆部４と他方の杆部８の夫々の内側には滑り止め
用の突部７，８が形成されているので、抜け止め作用が
生じてクリップ３が上下にずれたり抜けたりすることが
なく、ネクタイ本体11を確実にワイシャツ17に固定する
ことができる。また、ネクタイ止め具１を取り外す際に
は、これとは逆にクリップ３を横方向に引いて前身頃の
縁18から外し、ループ面２Ａと係止部材面２Ｂとによる
接合を引き剥がすだけでバンド15から外すことができ
る。

【００１３】以上のように、前記実施例においては請求
項１に対応して幅大部12から幅狭部13に次第に狭く形成
された帯状のネクタイ本体11の前記幅大部12側の裏面14
に前記幅狭部13が上下方向に挿通可能なバンド15を設け
たネクタイの前記バンド15に着脱可能な止着手段たるベ
ルベットファスナー２Ａ，２Ｂを有する帯体２と、前記
帯体２に横方向に装着される一方の杆部４とこの一方の
杆部４の一側に連設される折り曲げ部５とこの折り曲げ
部５に連設される前記一方の杆部４に対向する他方の杆
部６とを有する略コ字状の止め部材たるクリップ３とを
設けたことにより、ネクタイ本体11の前記幅大部12側の
裏面14に設けられたバンド15に帯体２をベルベットファ
スナー２Ａ，２Ｂにより取り付け、クリップ３の一方に
杆部４と他方の杆部６との間にワイシャツ17の前身頃の
縁18を差し込むことによりネクタイを固定することがで
きる。そしてこの際に前記ネクタイ止め具１が前記幅大
部12の表側に表れず、ネクタイ本体11の色調、柄等を損
なうことはない。

【００１４】また、前記実施例においては請求項２に対
応して、前記クリップ３の一方の杆部４及び他方の杆部
６の対向する面に滑り止め用の突部７，８を形成したこ
とにより、ネクタイ本体11を前記クリップ３でワイシャ
ツ17に固定した際に、ネクタイ本体11が抜け出ることは
なく安心して使用できる。

【００１５】また、前記実施例においては請求項３に対
応して、前記クリップ３の一方の杆部４が他方の杆部６
よりも長く形成することにより、クリップ３の一方に杆
部４と他方の杆部６との間にワイシャツ17の前身頃の縁
18が差し込みやすくなっている。

【００１６】また、前記実施例においては請求項４に対
応して、前記帯体２の止着手段が前記帯体２の一端側に
設けた多数のループ面２Ａと、他端側に設けた多数の係
止部材面２Ｂとからなる、ベルベットファスナーとする
ことにより、ネクタイ本体11の前記幅大部12側の裏面14
に設けられたバンド15に帯体２を挿通し、前記帯体２を
ループ状に湾曲させて一端側に設けた多数のループ面２
Ａと他端側に設けた多数の係止部材面２Ｂとを当接させ
るだけで、ネクタイ止め具１を簡単に取り付けることが
できる。

【００１７】図５及び図６は本発明の第２実施例を示し
たものであり、前記第１実施例と同一部分には同一符号
を付し、その詳細な説明を省略する。第２実施例におい
ては、前記止め部材１の一方の杆部４の他側にはスリッ
ト部４Ｂが突設されていて一方の杆部４との間に幅狭な
間隙４Ｃが形成されている。そして、この間隙４Ｃに前
記帯体２を挿通することにより、前記クリップ３が該帯
体２に装着されている以外前記第１実施例と同じ構成を
有する。

【００１８】したがって、第２実施例では請求項５に対
応して、前記止め部材１の一方の杆部４の他側に幅狭な
間隙４Ｃを形成してスリット部４Ｂが突設されており、
前記間隙４Ｃに前記帯体２を挿通することにより前記ク
リップ３を該帯体２に装着するので、クリップ３が帯体
２に対して上下動可能となっているため、ワイシャツ17
の前身頃の縁18の裏側にクリップ３の他方の杆部６を差
し込む際、ボタン19などがある場合でも、クリップ３を
上方に移動させてこれを避けて固定することができる。
さらに、クリップ３の他方の杆部６を差し込む際にクリ
ップ３が移動するので、自由度が向上しており容易に差
し込むことができる。

【００１９】尚、本発明は前記各実施例に限定されるも
のではなく、例えば図７に示すように第１実施例におい
てネクタイ本体11の裏面14のバンド15の下方にさらにタ
ック20などの別のバンドを設けて、これに帯体２を装着
するように構成してもよい。また、場合によっては、バ
ンド15やタック20を使用者が自分で所望の箇所に取り付
けてもよい。さらに、前記実施例においては、止着手段
としてベルベットファスナー２Ａ，２Ｂを用いている
が、これに限定されず、例えば図８に示すように帯体２
をゴムバンドなどの弾性体として、その両端部にホック
21Ａ及びフック21Ｂを設けた構造としたり、図９に示す
ように凸状スナップ部材22Ａ及び凹状スナップ部材23Ｂ
としたり種々のものを用いることができる。また、帯体
２の裏面シール面を設けてネクタイのバンド15、さらに
はネクタイの裏面14に貼付可能な構造としてもよい。

【００２０】

【発明の効果】本発明の請求項１のネクタイ止め具は、
バンドに着脱可能な止着手段を有する帯体と、前記帯体
に横方向に装着される一方の杆部とこの一方の杆部の一
側に連設される折り曲げ部とこの折り曲げ部に連設され
る前記一方の杆部に対向する他方の杆部とを有する略コ
字状の止め部材とを備えるので、ネクタイ本体の幅大部
側の裏面に設けられたバンドに帯体を取り付け、止め部
材の一方に杆部と他方の杆部との間にワイシャツ等の前
身頃の縁を差し込むことによりネクタイ本体の表側にネ
クタイ止め具が表れることなくネクタイ本体をワイシャ
ツ等に止めることができる。このようなネクタイ止め具
は、ネクタイに着脱可能であるので、ネクタイ本体の裏
面にバンドを有するネクタイであれば使用可能であり、
汎用性の高いものである。

【００２１】また、請求項２のネクタイ止め具は、前記
止め部材の一方の杆部及び他方の杆部の少なくとも一方
の対向する面に滑り止め用の突部を形成したものである
ので、ネクタイ止め具をワイシャツ等に固定した後、該
突部の抜け止め作用によりネクタイ止め具が抜けること
がなく、装着時の安定性に優れている・請求項３のネク
タイ止め具は、前記止め部材の一方の杆部が他方の杆部
よりも長く形成されているものであるので、ネクタイ止
め具の止め部材の一方に杆部と他方の杆部との間にワイ
シャツ等の前身頃の縁を差し込みやすくなっており、装
着性に優れている。

【００２２】請求項４のネクタイ止め具は、前記帯体の
止着手段が前記帯体の一端側に設けた多数のループ面
と、他端側に設けた多数の係止部材面とからなるもので
あるので、ネクタイ本体の前記幅大部側の裏面に設けら
れたバンドに帯体を挿通し、前記帯体をループ状に湾曲
させて一端側に設けた多数のループ面と他端側に設けた
多数の係止部材面とを当接させるだけで、ネクタイ止め
具を取り付けることができる。このようなネクタイ止め
具は、ネクタイへの着脱が容易である。

【００２３】さらに、請求項５のネクタイ止め具は、前
記止め部材の前記一方の杆部の他側に幅狭な間隙を形成
するスリット部が突設されており、前記間隙に前記帯体
を挿通することにより前記止め部材が該帯体に装着され
ているものであるので、前記止め部材をスリット部にお
いて前記帯体に対して上下動可能とすることができる。
このためワイシャツ等のボタンを避けて所望の位置に止
め部材を差し込むことができる。さらに、止め部材が上
下に移動するので、自由度が向上しておりワイシャツ等
の前身頃の縁を容易に差し込むことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例によるネクタイ止め具を示
し、(a) は一側からの斜視図、(b) は他側からの斜視図
である。

【図２】前記第１実施例のネクタイ止め具の取り付け過
程を示す斜視図である。

【図３】前記第１実施例のネクタイ止め具を取り付けた
状態を示す断面図である。

【図４】前記第１実施例のネクタイ止め具を取り付けた
状態を示す正面図である。

【図５】本発明の第２実施例によるネクタイ止め具を取
り付けた状態を示す斜視図である。

【図６】前記第２実施例のネクタイ止め具を取り付けた
状態を示す断面図である。

【図７】本発明の第３実施例のネクタイ止め具を示す斜
視図である。

【図８】本発明の第４実施例によるネクタイ止め具を示
し、(a) は一側からの斜視図、(b) は他側からの斜視図
である。

【図９】本発明の第５実施例によるネクタイ止め具を示
し、(a) は一側からの斜視図、(b) は他側からの斜視図
である。

【符号の説明】

１ネクタイ止め具２帯体２Ａ多数のループ面（止着手段）２Ｂ係止部材面（止着手段）３クリップ（略コ字状の止め部材）４一方の杆部４Ｂスリット部４Ｃ間隙５折り曲げ部６他方の杆部７，８滑り止め用の突部 11 ネクタイ本体 12 幅大部 13 幅狭部 14 裏面 15 バンド 21Ａホック（止着手段） 21Ｂフック（止着手段） 22Ａ凸状スナップ部材（止着手段） 22Ｂ凹状スナップ部材（止着手段）

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【手続補正書】

【提出日】平成８年５月９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図９】本発明の第５実施例によるネクタイ止め具を示
し、左は一側からの斜視図、右は他側からの斜視図であ
る。

【符号の説明】１ネクタイ止め具２帯体２Ａ多数のループ面（止着手段）２Ｂ係止部材面（止着手段）３クリップ（略コ字状の止め部材）４一方の杆部４Ｂスリット部４Ｃ間隙５折り曲げ部６他方の杆部７，８滑り止め用の突部 11 ネクタイ本体 12 幅大部 13 幅狭部 14 裏面 15 バンド 21Ａホック（止着手段） 21Ｂフック（止着手段） 22Ａ凸状スナップ部材（止着手段） 22Ｂ凹状スナップ部材（止着手段）

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】幅大部から幅狭部に次第に狭く形成され
た帯状のネクタイ本体の前記幅大部側の裏面にバンドを
設けたネクタイの止め具であって、前記バンドに着脱可
能な止着手段を有する帯体と、前記帯体に横方向に装着
される一方の杆部とこの一方の杆部の一側に連設される
折り曲げ部とこの折り曲げ部に連設される前記一方の杆
部に対向する他方の杆部とを有する略コ字状の止め部材
とを備えることを特徴とするネクタイ止め具。
【請求項２】前記止め部材の一方の杆部及び他方の杆
部の少なくとも一方の対向する面に滑り止め用の突部を
形成したことを特徴とする請求項１記載のネクタイ止め
具。
【請求項３】前記止め部材の一方の杆部が他方の杆部
よりも長く形成されていることを特徴とする請求項２記
載のネクタイ止め具。
【請求項４】前記帯体の止着手段が前記帯体の一端側
に設けた多数のループ面と、他端側に設けた多数の係止
部材面とからなること特徴とする請求項３記載のネクタ
イ止め具。
【請求項５】前記止め部材の前記一方の杆部の他側に
幅狭な間隙を形成するスリット部が突設されており、前
記間隙に前記帯体を挿通することにより前記止め部材が
該帯体に装着されていることを特徴とする請求項３記載
のネクタイ止め具。