JP3018131U - ネクタイ止め - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 布、皮或いはその他の柔軟な材料でテープ状
に形成され又は細い金属で鎖状に形成され、ネクタイや
ワイシャツの生地を傷めることなくネクタイを確実に固
定することができるネクタイ止めを提供する。 【構成】 ネクタイの長手方向の一半部にて太幅に形成
された表側片部の裏面に縫い付けられた裏側片部挿通リ
ボンの縫い付け幅内に挿通しうる横幅に形成されると共
に所定長さに切断されたテープ状本体２を有し、このテ
ープ状本体２の両端部に１個又は複数個のボタンホール
３を形成し、上記テープ状本体２をネクタイに係合する
と共に上記ボタンホール３をワイシャツのボタンにはめ
合わせることにより、ネクタイをワイシャツに固定する
ようにしたものである。これにより、ネクタイやワイシ
ャツの生地を傷めることなくネクタイを確実に固定する
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、布、皮或いはその他の柔軟な材料でテープ状に形成され又は細い金 属で鎖状に形成され、ネクタイやワイシャツの生地を傷めることなくネクタイを 確実に固定することができるネクタイ止めに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、洋服を着用してネクタイを結んだ際にそのネクタイをワイシャツに固定 するには、一般的には金属製でバネ性を利用したネクタイピンを用い、ネクタイ 及びワイシャツをその前後から挟み込んで固定していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、このような従来のネクタイピンにおいては、金属製でバネ性を利用し てネクタイを固定するので、固定するための爪部がネクタイ又はワイシャツの生 地を傷めることがあった。また、使用期間の経過により爪部のバネ性が弱くなる ことがあり、ネクタイピンが脱落することがあった。さらに、ネクタイピンはア クセサリーの一つであり、購入時の価格が比較的高いものであった。

【０００４】 これに対して、一部には、リング状のリボンに所定長さの布テープを挿通し、 この布テープの両端部を粘着テープで直接ネクタイの裏面に貼り付け、上記リン グ状のリボンにネクタイの細幅に形成された裏側片部を通すと共に、このリボン にあけられたボタンホールをワイシャツのボタンにはめ合わせることにより、ネ クタイをワイシャツに固定するようにしたネクタイ止めが提供されている。しか し、この場合は、１本のネクタイについて１個のネクタイ止めを貼り付けて使用 するので、ネクタイの本数分のネクタイ止めが必要になること、また、ネクタイ をクリーニングに出すと粘着テープで貼り付けたネクタイ止めが剥がれることが ある、などの問題点があった。

【０００５】 そこで、本考案は、このような問題点に対処し、布、皮或いはその他の柔軟な 材料でテープ状に形成され又は細い金属で鎖状に形成され、ネクタイやワイシャ ツの生地を傷めることなくネクタイを確実に固定することができるネクタイ止め を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案によるネクタイ止めは、ネクタイの長手方 向の一半部にて太幅に形成された表側片部の裏面に縫い付けられた裏側片部挿通 リボンの縫い付け幅内に挿通しうる横幅に形成されると共に所定長さに切断され たテープ状本体を有し、このテープ状本体の両端部に１個又は複数個のボタンホ ールを形成し、上記テープ状本体をネクタイに係合すると共に上記ボタンホール をワイシャツのボタンにはめ合わせることにより、ネクタイをワイシャツに固定 するようにしたものである。

【０００７】 また、第二の考案によるネクタイ止めは、ネクタイの長手方向の一半部にて太 幅に形成された表側片部の裏面に縫い付けられた裏側片部挿通リボンの縫い付け 幅内に挿通しうる横幅に形成されると共に所定長さに切断されたテープ状本体を 有し、このテープ状本体の両端部に面ファスナーを取り付けると共に、上記テー プ状本体の中間部には１個又は複数個のボタンホールを形成し、上記テープ状本 体をネクタイに係合すると共に両端部の面ファスナーを接合し、上記ボタンホー ルをワイシャツのボタンにはめ合わせることにより、ネクタイをワイシャツに固 定するようにしたものである。

【０００８】 さらに、第三の考案によるネクタイ止めは、ネクタイの長手方向の一半部にて 太幅に形成された表側片部の裏面に縫い付けられた裏側片部挿通リボンの縫い付 け幅内に挿通しうるように細く形成されると共に所定長さに切断された金属製の 鎖状本体を有し、この鎖状本体の一端部にはボタン係止リングを設け、他端部に は折り曲げ可能なボタン係止ワイヤを設け、上記鎖状本体をネクタイに係合する と共に上記ボタン係止リングをワイシャツのボタンに係止し且つボタン係止ワイ ヤを変形させてワイシャツのボタンに係止することにより、ネクタイをワイシャ ツに固定するようにしたものである。

【０００９】

【作用】

このように構成された第一の考案によるネクタイ止めは、裏側片部挿通リボン の縫い付け幅内に挿通しうる横幅に形成されると共に所定長さに切断されたテー プ状本体をネクタイに係合すると共に、上記テープ状本体の両端部に形成された １個又は複数個のボタンホールをワイシャツのボタンにはめ合わせることにより 、ネクタイをワイシャツに固定するように動作する。これにより、ネクタイやワ イシャツの生地を傷めることなくネクタイを確実に固定することができる。

【００１０】 また、第二の考案によるネクタイ止めは、裏側片部挿通リボンの縫い付け幅内 に挿通しうる横幅に形成されると共に所定長さに切断されたテープ状本体をネク タイに係合すると共に両端部に取り付けられた面ファスナーを接合し、上記テー プ状本体の中間部に形成された１個又は複数個のボタンホールをワイシャツのボ タンにはめ合わせることにより、ネクタイをワイシャツに固定するように動作す る。これにより、ネクタイやワイシャツの生地を傷めることなくネクタイを確実 に固定することができる。

【００１１】 さらに、第三の考案によるネクタイ止めは、裏側片部挿通リボンの縫い付け幅 内に挿通しうるように細く形成されると共に所定長さに切断された金属製の鎖状 本体をネクタイに係合すると共に、この鎖状本体の一端部に設けられたボタン係 止リングをワイシャツのボタンに係止し且つ他端部に設けられたボタン係止ワイ ヤを変形させてワイシャツのボタンに係止することにより、ネクタイをワイシャ ツに固定するように動作する。これにより、ネクタイやワイシャツの生地を傷め ることなくネクタイを確実に固定することができる。

【００１２】

【実施例】

以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。 図１は本考案によるネクタイ止め１の実施例を示す正面図である。図１におい て、テープ状本体２は、このネクタイ止め１の本体となるもので、図２に示すよ うにネクタイ４の長手方向の一半部にて太幅に形成された表側片部４ａの裏面に 縫い付けられた裏側片部挿通リボン５（ネクタイ４の他半部にて細幅に形成され た裏側片部を刺し通すリボン）の縫い付け幅内に挿通しうる横幅に形成されると 共に、所定長さ（例えば12cm程度）に切断されている。材質は、柔軟な材料でテ ープ状に形成できるものならどのようなものでもよく、例えば布、皮、ビニール 、ナイロンなどである。

【００１３】 上記テープ状本体２の両端部には、図１に示すように、ボタンホール３，３が 形成されている。このボタンホール３は、ネクタイ４をワイシャツに固定する際 にそのワイシャツのボタンにはめ合わせるもので、テープ状本体２の両端部にて それぞれ１個又は複数個設けられている。なお、上記ボタンホール３を複数個設 けた場合は、ワイシャツに付けられたボタンの間隔が異なっていてもその間隔に 対応してボタンホール３を適宜選択することにより、各種のワイシャツにネクタ イ４を止めることができる。

【００１４】 次に、このように構成されたネクタイ止め１の使用について、図３及び図４を 参照して説明する。まず、使用者は、ワイシャツを着用した状態で、そのエリの 周りにネクタイを結ぶ。そして、図３（ａ）に示すように、ネクタイ４の表側片 部４ａの裏面に縫い付けられた裏側片部挿通リボン５の内側に、上記ネクタイ４ の裏側片部４ｂを通す。この状態で、上記裏側片部挿通リボン５に図１に示すネ クタイ止め１のテープ状本体２を刺し通す。その後、上記ネクタイ止め１の上側 のボタンホール３をワイシャツ６のその部位近傍の上の方のボタン７ａにはめ合 わせると共に、下側のボタンホール３をワイシャツ６の下の方のボタン７ｂには め合わせる。これにより、ネクタイ４をワイシャツ６に固定することができる。

【００１５】 図３（ｂ）は他の使用例を示す側面説明図である。この使用例は、ネクタイ４ の裏側片部挿通リボン５にネクタイ止め１のテープ状本体２を刺し通すところま では図３（ａ）の例と同じであるが、その後、上記ネクタイ止め１を中間部で折 り返し、下側のボタンホール３及び上側のボタンホール３の両方を共にワイシャ ツ６のその部位近傍の上の方のボタン７ａにはめ合わせたものである。

【００１６】 図４は更に他の使用例を示す側面説明図及び正面説明図である。この使用例は 、図１に示すテープ状本体２をやや長寸に形成すると共に横方向に用い、図４( ａ）に示すように、その一端部のボタンホール３をワイシャツ６のその部位近傍 のボタン７ａにはめ合わせ、ネクタイ止め１をネクタイ４の裏側から表側へ回し そのネクタイ４の反対側辺から裏側へ一周させ、他端部のボタンホール３を上記 と同じボタン７ａにはめ合わせたものである。この場合は、図４（ｂ）に示すよ うに、ネクタイ４の表側片部４ａの前面にネクタイ止め１の中間部が横方向に渡 されることとなる。従って、このネクタイ止め１の中間部に何らかの飾りを施せ ば、装飾効果を高めることができる。

【００１７】 図５は第二の考案によるネクタイ止め１′を示す正面図である。この実施例は 、図１に示すと同様のテープ状本体２の両端部に面ファスナー８，８を取り付け ると共に、上記テープ状本体２の中間部に１個又は複数個のボタンホール３を形 成したものである。上記両端部の面ファスナー８，８は、互いにその接着面を合 わせることにより両端部を接合するものである。また、ボタンホール３は、ネク タイ４をワイシャツに固定する際にそのワイシャツのボタンにはめ合わせるもの で、テープ状本体２の長手方向の中心位置よりどちらかの端部側へ少し偏った位 置に設けられている。

【００１８】 次に、第二の考案によるネクタイ止め１′の使用について、図６を参照して説 明する。この使用例においても、ネクタイ４の裏側片部挿通リボン５にネクタイ 止め１′のテープ状本体２を刺し通すところまでは、図３（ａ）の例と同じであ る。その後、上記ネクタイ止め１′を中間部で折り返し、その中間部に設けられ たボタンホール３をワイシャツ６のその部位近傍のボタン７ａにはめ合わせ、両 端部の面ファスナー８，８を裏側片部挿通リボン５の下側の位置で接合する。こ れにより、ネクタイ４をワイシャツ６に固定することができる。なお、図６に示 す使用例の他に、図４に示すようにテープ状本体２をやや長寸に形成すると共に 横方向に用いて使用してもよい。

【００１９】 図７は第三の考案によるネクタイ止め１″を示す正面図である。図７において 、金属製の鎖状本体９は、このネクタイ止め１″の本体となるもので、図２に示 すネクタイ４の長手方向の一半部にて太幅に形成された表側片部４ａの裏面に縫 い付けられた裏側片部挿通リボン５の縫い付け幅内に挿通しうるように細く形成 されると共に、所定長さ（例えば10cm程度）に切断されている。

【００２０】 上記鎖状本体９の一端部には、ボタン係止リング１０が設けられている。この ボタン係止リング１０は、ネクタイ４をワイシャツに固定する際にそのワイシャ ツのボタンに掛けて止めるもので、薄い金属の板により平面視で略楕円形のリン グ状に形成され、上記鎖状本体９の端部の鎖に連結されている。また、該鎖状本 体９の他端部には、ボタン係止ワイヤ１１が設けられている。このボタン係止ワ イヤ１１は、ネクタイ４をワイシャツに固定する際にそのワイシャツのボタンに からげて止めるもので、折り曲げ可能な金属ワイヤで釣針状に形成され、上記鎖 状本体９の端部の鎖に連結されている。

【００２１】 次に、第三の考案によるネクタイ止め１″の使用について、図８を参照して説 明する。まず、図８（ａ）に示す使用例において、ネクタイ４の裏側片部挿通リ ボン５の内側に裏側片部４ｂを通すところまでは、図３（ａ）の例と同じである 。この状態で、上記裏側片部挿通リボン５に図７に示すネクタイ止め１″の鎖状 本体９を刺し通す。その後、上記ネクタイ止め１″の上側に位置するボタン係止 リング１０をワイシャツ６のその部位近傍の上の方のボタン７ａに掛けて止める と共に、下側に位置するボタン係止ワイヤ１１をワイシャツ６の下の方のボタン ７ｂにからげて止める。これにより、ネクタイ４をワイシャツ６に固定すること ができる。

【００２２】 図８（ｂ）は他の使用例を示す側面説明図である。この使用例は、ネクタイ４ の裏側片部挿通リボン５にネクタイ止め１″の鎖状本体９を刺し通すところまで は図８（ａ）の例と同じであるが、その後、上記ネクタイ止め１″を中間部で折 り返し、ワイシャツ６のその部位近傍の上の方のボタン７ａにまずボタン係止リ ング１０を掛けて止め、次にボタン係止ワイヤ１１を同じボタン７ａにからげて 止める。これにより、ネクタイ４をワイシャツ６に固定することができる。

【００２３】

【考案の効果】

本考案は以上のように構成されたので、裏側片部挿通リボンの縫い付け幅内に 挿通しうる横幅に形成されると共に所定長さに切断されたテープ状本体をネクタ イに係合すると共に、上記テープ状本体の両端部に形成された１個又は複数個の ボタンホールをワイシャツのボタンにはめ合わせることにより、ネクタイをワイ シャツに固定することができる。これにより、ネクタイやワイシャツの生地を傷 めることなくネクタイを確実に固定することができる。また、布などの柔軟な材 料でテープ状に形成するので、製造が容易であり、低価格で製造販売することが できる。さらに、本考案によるネクタイ止めが１本あれば、どのようなネクタイ にも共通して使用でき、さらに経済的である。

【００２４】 また、第二の考案によるネクタイ止めは前述のように構成されたので、裏側片 部挿通リボンの縫い付け幅内に挿通しうる横幅に形成されると共に所定長さに切 断されたテープ状本体をネクタイに係合すると共に両端部に取り付けられた面フ ァスナーを接合し、上記テープ状本体の中間部に形成された１個又は複数個のボ タンホールをワイシャツのボタンにはめ合わせることにより、ネクタイをワイシ ャツに固定することができる。これにより、ネクタイやワイシャツの生地を傷め ることなくネクタイを確実に固定することができる。また、第一の考案と同様に 、製造が容易であり、低価格で製造販売することができ、さらに、どのようなネ クタイにも共通して使用でき経済的である。

【００２５】 さらに、第三の考案によるネクタイ止めは前述のように構成されたので、裏側 片部挿通リボンの縫い付け幅内に挿通しうるように細く形成されると共に所定長 さに切断された金属製の鎖状本体をネクタイに係合すると共に、この鎖状本体の 一端部に設けられたボタン係止リングをワイシャツのボタンに係止し且つ他端部 に設けられたボタン係止ワイヤを変形させてワイシャツのボタンに係止すること により、ネクタイをワイシャツに固定することができる。これにより、ネクタイ やワイシャツの生地を傷めることなくネクタイを確実に固定することができる。 また、従来のネクタイピンよりは格段に製造が容易であり、低価格で製造販売す ることができ、さらに、どのようなネクタイにも共通して使用でき経済的である 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるネクタイ止めの実施例を示す正面
図である。

【図２】ネクタイの表側片部の裏面を示す背面図であ
る。

【図３】本考案のネクタイ止めの使用状態の二例を示す
側面説明図である。

【図４】更に他の使用例を示す側面説明図及び正面説明
図である。

【図５】第二の考案によるネクタイ止めを示す正面図で
ある。

【図６】上記のネクタイ止めの使用状態を示す側面説明
図である。

【図７】第三の考案によるネクタイ止めを示す正面図で
ある。

【図８】上記のネクタイ止めの使用状態の二例を示す側
面説明図である。

【符号の説明】

１，１′，１″…ネクタイ止め ２…テープ状本体 ３…ボタンホール ４…ネクタイ ４ａ…表側片部 ４ｂ…裏側片部 ５…裏側片部挿通リボン ６…ワイシャツ ７ａ，７ｂ…ボタン ８…面ファスナー ９…鎖状本体 １０…ボタン係止リング １１…ボタン係止ワイヤ

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネクタイの長手方向の一半部にて太幅に
   形成された表側片部の裏面に縫い付けられた裏側片部挿
   通リボンの縫い付け幅内に挿通しうる横幅に形成される
   と共に所定長さに切断されたテープ状本体を有し、この
   テープ状本体の両端部に１個又は複数個のボタンホール
   を形成し、上記テープ状本体をネクタイに係合すると共
   に上記ボタンホールをワイシャツのボタンにはめ合わせ
   ることにより、ネクタイをワイシャツに固定するように
   したことを特徴とするネクタイ止め。
2. 【請求項２】 ネクタイの長手方向の一半部にて太幅に
   形成された表側片部の裏面に縫い付けられた裏側片部挿
   通リボンの縫い付け幅内に挿通しうる横幅に形成される
   と共に所定長さに切断されたテープ状本体を有し、この
   テープ状本体の両端部に面ファスナーを取り付けると共
   に、上記テープ状本体の中間部には１個又は複数個のボ
   タンホールを形成し、上記テープ状本体をネクタイに係
   合すると共に両端部の面ファスナーを接合し、上記ボタ
   ンホールをワイシャツのボタンにはめ合わせることによ
   り、ネクタイをワイシャツに固定するようにしたことを
   特徴とするネクタイ止め。
3. 【請求項３】 ネクタイの長手方向の一半部にて太幅に
   形成された表側片部の裏面に縫い付けられた裏側片部挿
   通リボンの縫い付け幅内に挿通しうるように細く形成さ
   れると共に所定長さに切断された金属製の鎖状本体を有
   し、この鎖状本体の一端部にはボタン係止リングを設
   け、他端部には折り曲げ可能なボタン係止ワイヤを設
   け、上記鎖状本体をネクタイに係合すると共に上記ボタ
   ン係止リングをワイシャツのボタンに係止し且つボタン
   係止ワイヤを変形させてワイシャツのボタンに係止する
   ことにより、ネクタイをワイシャツに固定するようにし
   たことを特徴とするネクタイ止め。