JPH06341002A - 洋服の腰裏及び洋装用服飾品 - Google Patents

洋服の腰裏及び洋装用服飾品

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JPH06341002A
JPH06341002A JP12754493A JP12754493A JPH06341002A JP H06341002 A JPH06341002 A JP H06341002A JP 12754493 A JP12754493 A JP 12754493A JP 12754493 A JP12754493 A JP 12754493A JP H06341002 A JPH06341002 A JP H06341002A
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JP
Japan
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waist
waist lining
lining
slip
fastener
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JP12754493A
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Yoshiro Tanaka
芳郎 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スラックス、スカート等の腰裏からシャツ等が
出ないようにするための滑り止め片を腰裏に対してずれ
たり、外れたりするのを防止する。 【構成】雌雄の面ファスナ9,15により、腰裏地4に
は表面にシリコンゴム16を備えた滑止め片14を接合
する。この状態で、芯材10に対し爪部17を係合する
ことにより、腰裏地4に対する滑止め片14の移動が規
制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスラックス、スカート等
の腰裏及びその腰裏に対し着脱可能な洋装用服飾品に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来からスラックス、スカート等の腰裏
はワイシャツ、ブラウス等の裾が外にはみ出ないように
するために滑り止め機能をもたせてある。そこで、特開
平4−370202号公報に示すように、本出願人は既
に腰裏に上記機能を持たせたものを提案している。
【0003】この従来構成においては、スラックスの腰
裏にはその周方向に沿って面ファスナが設けられてい
る。一方、滑り止め機能の高いシリコンゴム材等からな
る滑り止め片には、前記腰裏の面ファスナに対し着脱可
能な面ファスナが設けられている。そして、滑止め片の
面ファスナと腰裏の面ファスナとが係着され、腰裏に対
して滑止め片が接合されることにより、ワイシャツ、ブ
ラウス等が滑止め片の有する摩擦力にて腰裏から外には
み出ないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来構成について
は、面ファスナを用いたことで、滑り止め片を腰裏に対
し容易に着脱できるという点では優れたものである。と
ころが、腰裏と滑り止め片との接合を面ファスナのみで
は、滑り止め片がずれて両者が剥離するおそれがある。
そこで、腰裏及び滑り止め片の面ファスナの係着面積を
増やして両者の剥離強度を増加させることが考えられ
る。しかし、腰裏という限られた範囲内では、コンパク
ト化することが望ましく面ファスナの係着面積を増やす
ことはできない。
【0005】本発明はこのような従来の技術に存在する
問題点に着目してなされたものであって、その目的とす
るところは、腰裏に対して服飾品本体がずれるのを防止
して、両者の剥離を防止することができる洋服の腰裏及
び洋装用服飾品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、請求項1に記載の発明では、腰裏地に雌雄
のうち一方の面ファスナを設けた洋服の腰裏において、
腰裏地と一方の面ファスナとの間にはテープ状の芯材を
介在したことを要旨とするものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明では、服飾品
本体に雌雄のうち他方の面ファスナを設けた洋装用服飾
品において、前記他方の面ファスナには腰裏に対し移動
規制するための規制部材を設けたことを要旨とするもの
である。
【0008】
【作用】従って、本発明によれば、一方及び他方の面フ
ァスナを係着することにより、腰裏地に対し服飾品本体
を接合する。この状態で、芯材に対し規制部材を係合す
ることにより、服飾品本体の腰裏地に対する移動が規制
される。
【0009】
【実施例】
(第一実施例)以下、本発明をスラックスに具体化した
第一実施例を図1〜図4に従って説明する。
【0010】図1〜図4に示すように、スラックスSの
腰表1は腰表地2と芯地3とから構成されている。腰表
地2は芯地3を介在するように折り曲げ形成されてい
る。腰表地2の裏側全周には腰裏地4と芯地5とから構
成された腰裏6が設けられている。腰裏地4の両端は芯
地5を介在するように折り曲げ形成されている。そし
て、腰表1及び腰裏6は、縫糸7,8にて腰表地2及び
腰裏地4の折り曲げ面を重ね合わせた状態で一体となる
ように縫い付けられている。
【0011】腰裏地4の胴回りには一方の面ファスナと
しての雌型面ファスナ9がモノフィラメントからなる芯
材10を介して縫糸11,12にて縫い付けられてい
る。雌型面ファスナ9は布地9aと、布地9aに設けら
れた係着部9bとから構成されている。前記芯材10は
テープ状をなし、雌型面ファスナ9に沿って延出されて
いる。縫糸11,12は芯材10の両端縁から所定間隔
をおいての縫い付けにより、芯材10の両端と腰裏地4
との間には挿入部13が形成されている。
【0012】腰裏地4の雌型面ファスナ9には、複数の
服飾品本体としての滑止め片14が任意の間隔をおいて
設けられている。図1及び図2に示すように、板状をな
す滑止め片14は鉤状をなす規制部材としての爪部17
を備えており、同爪部17は一方の挿入部13内に係入
されている。滑止め片14の側壁には、前記雌型面ファ
スナ9に対し着脱可能な他方の面ファスナとしての雄型
面ファスナ15が接着剤等にて付着されている。雄型面
ファスナ15は布地15aと、布地15aに設けられた
係着部15bとから構成されている。滑止め片14にお
ける雄型面ファスナ15の反対側の側壁には、シリコン
ゴム16が設けられている。そして、スラックスS内に
収められた図示しないワイシャツ等は、滑止め片14の
シリコンゴム16の摩擦抵抗により外へはみ出るのが防
止される。
【0013】よって、滑止め片14の雄型面ファスナ1
5は腰裏地4の雌型面ファスナ9に対し係着されている
状態において、滑止め片14の爪部17は芯材10と腰
裏地4との挿入部13内に係入されているので、滑止め
片14は任意の方向へずれにくくなる。このため、滑止
め片14は腰裏地4に対して外れ難くなる。従って、腰
裏地4に対する滑止め片14の剥離が確実に防止するこ
とができる。
【0014】(第二実施例)次に第二実施例について図
5〜図9に従って説明する。但し、前記実施例と同一構
成については同一符号を付し、その説明を省略する。
【0015】図8に示すように、スラックスSの前部に
おける腰裏地4の雌型面ファスナ9には、服飾品本体と
しての滑止めバンド20が接合されている。図5及び図
7に示すように、滑止めバンド20は一対のゴムバンド
21a,21bを重合した状態で縫糸26にて縫い付け
て構成されている。滑止めバンド20の両端部側壁に
は、前記腰裏6の雌型面ファスナ9に対し着脱可能な一
対の雄型面ファスナ22が縫糸26にて同雌型面ファス
ナ9の周縁に沿って縫い付けられている。雄型面ファス
ナ22の反対側である滑止めバンド20の側壁には、波
状のシリコンゴム25が設けられている。なお、雄型面
ファスナ22は布地22aと係着部22bとから構成さ
れている。
【0016】滑止めバンド20の両端部における両ゴム
バンド21a,21bの間には、規制部材としてのクリ
ップ23が取着されている。図6に示すように、クリッ
プ23の両端部には互いに対向する方向に折曲された爪
部23a,23bを備えている。この爪部23a,23
bは前記芯材10の両端と腰裏地4との間の挿入部13
に係入されている。
【0017】なお、図7及び図9に示すように、腰裏6
及び腰表1の境界部には、一対のベルト通し具24が係
入されている。ベルト通し具24には滑止めバンド20
が挿通されている。そして、スラックスS内に収められ
た図示しないワイシャツ等は、滑止めバンド20のシリ
コンゴム25の摩擦抵抗により外にはみ出るのが防止さ
れる。
【0018】ここで、滑止めバンド20は腰裏地4に対
して伸長状態で取付けられる。すなわち、滑止めバンド
20を伸長状態でその雄型面ファスナ22を腰裏地4の
雌型面ファスナ9に係着するとともに、各クリップ23
の爪部23a,23bを挿入部13に係入する。この状
態において、スラックスSのウエスト回りは、滑止めバ
ンド20の各ゴムバンド21a,21bの弾性力により
引締められるため、スラックスSがずれ下がるのを防止
することができる。
【0019】また、滑止めバンド20の雄型面ファスナ
22が腰裏地4の雌型面ファスナ9に対し係着されてい
る状態において、クリップ23の爪部23a,23bが
挿入部13に係入されているので、滑止めバンド20は
任意方向へずれるのを規制される。このため、滑止めバ
ンド20は腰裏地4に対して外れ難くなる。従って、腰
裏地4に対する滑止めバンド20の剥離が確実に防止す
ることができる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよう
に適宜変更してもよい。 (1)上記第一実施例では服飾品本体の具体例として滑
止め片14を示したが、滑止め片14以外にも、図10
に示すように、サスペンダント30に応用してもよい。
具体的には、サスペンダント30の先端部に腰裏地4の
雌型面ファスナ9に対し係着可能な雄型面ファスナ31
を縫付けるとともに、鉤状の引掛爪32を設け挿入部1
3内に係入するようにしてもよい。
【0021】(2)また、前記サスペンダント30以外
にも、図11に示すように、小物等を収納するポシェッ
ト33に応用してもよい。すなわち、ポシェット33の
先端部に腰裏地4の雌型面ファスナ9に対し係着可能な
雄型面ファスナ34を縫付けるとともに、鉤状の引掛爪
35を設け挿入部13内に係入するようにしてもよい。
【0022】(3)上記第二実施例おいては、挿入部1
3にクリップ23を係入することにより滑止めバンド2
0は腰裏地4に対して外れ難くなるようにした。これ以
外にも、クリップ23の代わりに、一対の留め金具36
にて滑止めバンド20を腰裏地4に対して外れ難くなる
ようにしてもよい。すなわち、図13に示すように、留
め金具36は、挿入部13内に係入可能な鉤状をなす頭
部36aと、滑止めバンド20の両端における各コムバ
ンド21a,21bの間に挿入される挿入部36bと、
挿入部36bの先端からその中間部に亘って外曲げ形成
されるとともに反挿入方向に幅広となる係止部36cと
から構成する。そして、留め金具36の挿入部36bを
各コムバンド21a,21bの間に挿入することによ
り、係止部36cが縫糸26に係止されるにようにして
もよい。
【0023】(4)前記第一実施例では、芯材10と雌
型面ファスナ9とが一体となるようにしたが、図14に
示すように、雌型面ファスナ9の布地9aを省略し、芯
材10に直接雌型面ファスナ9の係着部9bを設けても
よい。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1及び請求項
2に記載の発明によれば、腰裏に対して服飾品本体がず
れるのを防止することにより、腰裏及び服飾品の剥離を
防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例におけるスラックスの断面図を示
し、図3におけるA−A断面図である。
【図2】同じく、滑り止め片を示す斜視図である。
【図3】同じく、腰裏地に対し滑り止め片を係着した状
態を示す正面図である。
【図4】同じく、スラックスの正面図である。
【図5】第二実施例におけるスラックスの断面図を示
し、図7におけるC−C断面図である。
【図6】同じく、滑止めバンドを示す斜視図である。
【図7】同じく、腰裏地に対し滑止めバンドを係着した
状態を示す正面図である。
【図8】同じく、スラックスの正面図である。
【図9】同じく、図7におけるB−B断面図である。
【図10】別例を示しスラックスの腰裏を示す断面図で
ある。
【図11】同じく、スラックスの腰裏を示す断面図であ
る。
【図12】第二実施例の別例を示すスラックスの断面図
である。
【図13】同じく、引掛爪の斜視図である。
【図14】第一実施例の別例を示すスラックスの断面図
である。
【符号の説明】
4…腰裏地、9…雌型面ファスナ(一方の面ファス
ナ)、10…芯材、14…滑止め片(服飾品本体)、1
5…雄型面ファスナ(他方の面ファスナ)、17…爪部
(規制部材)、20…滑止めバンド(服飾品本体)、2
3…クリップ(規制部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】腰裏地(4)に雌雄のうち一方の面ファス
    ナ(9)を設けた洋服の腰裏において、 腰裏地(4)と一方の面ファスナ(9)との間にはテー
    プ状の芯材(10)を介在したことを特徴とする洋服の
    腰裏。
  2. 【請求項2】服飾品本体(14,20)に雌雄のうち他
    方の面ファスナ(15)を設けた洋装用服飾品におい
    て、 前記他方の面ファスナ(15)には腰裏に対し移動規制
    するための規制部材(17,23)を設けたことを特徴
    とする洋装用服飾品。
JP12754493A 1993-05-28 1993-05-28 洋服の腰裏及び洋装用服飾品 Pending JPH06341002A (ja)

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JP12754493A JPH06341002A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 洋服の腰裏及び洋装用服飾品

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JP12754493A Pending JPH06341002A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 洋服の腰裏及び洋装用服飾品

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JP (1) JPH06341002A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016127A1 (fr) * 1996-10-14 1998-04-23 Skill Incorporated Dispositif servant a empecher une chemise ou une blouse de glisser vers le haut et vetements comportant ce dispositif
KR101511911B1 (ko) * 2014-08-13 2015-04-17 감순이 신축성 바지

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016127A1 (fr) * 1996-10-14 1998-04-23 Skill Incorporated Dispositif servant a empecher une chemise ou une blouse de glisser vers le haut et vetements comportant ce dispositif
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