JP2009275307A - リュックサック兼用ジャンパーおよびジャンパーを転用したリュックサック - Google Patents

リュックサック兼用ジャンパーおよびジャンパーを転用したリュックサック Download PDF

Info

Publication number
JP2009275307A
JP2009275307A JP2008126389A JP2008126389A JP2009275307A JP 2009275307 A JP2009275307 A JP 2009275307A JP 2008126389 A JP2008126389 A JP 2008126389A JP 2008126389 A JP2008126389 A JP 2008126389A JP 2009275307 A JP2009275307 A JP 2009275307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoulder
sleeve
jumper
trunk
backpack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008126389A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Sano
謙太郎 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2008126389A priority Critical patent/JP2009275307A/ja
Publication of JP2009275307A publication Critical patent/JP2009275307A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】物入れ部位が多くても、簡単にかつ低価格にてリュックサックを得る。
【解決手段】両肩部に設けられる2つの一方の肩部連結部材5と、肩から裾側に渡って直線状に設けられる2つの胴部連結部材4を有する1つの胴本体部1と、一方の肩部連結部材5に接離可能とされる他方の肩部連結部材5と、他方の肩部連結部材5側から袖口側に伸びる袖部連結部材4aを有する2つの袖部2とを備え、胴本体部1と袖部2とは一方と他方の肩部連結部材5による結合・分離によって互いに取り付け、取り外しが可能とされ、胴本体部1は、表側と裏側が互いに合体・連結されて幅狭とすることが可能とされ、袖部2は幅方向の一部が内側に幅狭に折り畳まれるとき、袖部連結部材4aによってその幅狭を維持可能とされ、胴本体部1は裾側が閉じられて袋状に形成可能とされるとともに、折り畳まれた袖部2は胴本体部1に取り付け可能とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジャンパーを衣服としてのみならず、衣服として使用しないときには容易に転用してリュックサック等の収納袋に用いることが可能となるリュックサック兼用ジャンバーおよびジャンパーを転用したリュックサックに係る。
従来からジャンパーは、単に上着としての機能の他に防塵、防水、防寒という物理的・化学的機能などを持たせて多方面で利用されている。さらに、ジャンパーはスポーツなどの運動着として動きやすいなどの機能を付加することが容易にできるとともに、多様なファッション性なども取り込むことができ、年齢に関わりなく多くの人々に愛用されている。
通常、ジャンパーというジャンルはいくつかに分かれていて、ファッション性が少なく機能性が重視されたものはジャンパーと呼ばれており、ジャンパーよりファッション性が求められたものはブルゾンと呼ばれている。また、ジーンズ素材が用いられたり、テキサス風にデザインされたりしているものは、Gジャンと呼ばれることが多い。また機能的な面から防寒ジャケットと呼ばれているものがある。このように、外観や機能の若干の違いで呼び方が異なっているが、以後、これらをひとまとめにして、ジャンパーという用語に統一して用いることとする。
このように、ジャンパーは使い勝手が良いので、老若男女に幅広くまた長期にわたりあるいは折に触れて気軽に愛用されている。したがって、そのジャンパーに施された模様やロゴに愛着をことのほか持っている人も多い。
例えばスキーウエアーのような防寒ジャンパーには、見栄えを良くするために色々なイニシャルやロゴや絵や模様(以下ロゴと総称する)が入っているのが見受けられる。また、長年使用することにより愛着も湧いてきたり、それによって自分と他人とを識別したりするステータス的な役割なども果たされるようになることもある。
近年有限な資源を大切に活用するという観点からも、例えば色々な資源をリサイクルして再利用することが奨励されている。このためには、一つの製品を多目的に活用できるようにすれば、結果として省資源活動を担うことともなる。一つの例として成人用防寒ジャンバーを幼児用寝冷え防止寝袋に転化できる方法が提案されている(特許文献1)。
また、リュックサックを多目的に利用する方法として、リュックサック兼用寝袋が提案されている(特許文献2)。
特開2006−312800 特開2007−75500
従来は、ジャンパーやリュックサックを寝袋に転用できる方法が提案されているが、寝袋は夜に使用するため、ロゴに愛着を持ったり、ステータス的な意識を持ったりするものにとっては、それらの役割を殆ど果たさない。また、リュックサックは物を入れる部位が多数存在している方が使いやすいが、多数の物入れ部位を作るとなると、手間と費用がかかる物となる。
本発明は、ロゴなどへの愛着や、ロゴなどにステータス的な意識を持つ者の愛着や意識をそのまま継続させる一方、物入れ部位が多くても簡単にかつ低価格にてリュックサックを得ることができるようにすることを目的とする。
本発明のリュックサック兼用ジャンパーは、両肩部に設けられる2つの一方の肩部連結部材と肩から裾側に渡って直線状に設けられる2つの胴部連結部材を有する1つの胴本体部と、一方の肩部連結部材に接離可能とされる他方の肩部連結部材と、他方の肩部連結部材側から袖口側に伸びる袖部連結部材を有する2つの袖部とを備え、胴本体部と袖部とは一方と他方の肩部連結部材による結合・分離によって互いに取り付け、取り外しが可能とされ、胴本体部は、袖部から取り外された際、脇側が内側に折り畳まれて胴連結部材で表側と裏側が互いに合体・連結されて幅狭とすることが個可能とされ、袖部は幅方向の一部が内側に幅狭に折り畳まれるとき、袖部連結部材によってその幅狭を維持可能とされ、胴本体部は裾側が閉じられて袋状に形成可能とされるとともに折り畳まれた袖部は胴本体部に取り付け可能とされている。
これにより、簡単にジャンパーとリュックサック相互に変更利用することが可能となる。また、ロゴなどへの愛着や、ロゴなどにステータス的な意識を持つ者の愛着や意識をそのまま継続させる一方、物入れ部位が多くても簡単にかつ低価格にてリュックサックを得ることができる
また、他の発明のリュックサック兼用ジャンパーは、上記の発明に加えて、折り畳まれた際の袖部は、胴本体部の肩の部分に設けられている掛け具と胴本体部の袖部に設けられている角カンと連結して肩帯となるように構成されている。
これにより、袖部を肩帯代わりに使用するので、使用する部材を少なくすることができる。
さらに、本発明のリュックサック兼用ジャンパーは、上記の発明に加えて、角カンと肩紐とは、送りカンで長さ調節が可能とされている延長ベルトで連結されている。
これにより、肩紐の長さ調節が可能となる。
さらにまた、他の発明のリュックサック兼用ジャンパーは、上記の発明に加えて裾部は、巾着状に閉じられるように構成されている。
これにより、各種の連結部材を予め設けなくても、リュックサックの底が容易に形成される。
また、他の発明のリュックサック兼用ジャンパーは、上記の発明に加えて、ジャンパーとしてのフード部分は、巾着形状に閉じられてリュックサックの蓋となるように構成されている。
これにより、ジャンパーとしてのフード部分をリュックサックの蓋にするので、雨水等のリュックサックへの侵入を簡単に防ぐことができる。
さらに、本発明の転用したリュックサックは、ジャンパーの2つの袖部を切り離した1つの胴本体部に、2つの袖部から形成される2つの肩帯を接合したジャンパーを転用したリュックサックであって、胴本体部は脇側が内側に折り畳まれまたは脇の下方が切断され、縫い合わせにより表側と裏側が互いに合体・連結されて幅狭とされ、袖部は幅方向の一部が内側に幅狭に折り畳まれまたは幅狭となるように切断され、縫い合わせによりその幅狭が維持され、胴本体部は裾側が閉じられて袋状に形成されるとともに折り畳まれた袖部は胴本体部に取り付けられ肩帯とされている。
これにより、古くなったジャンパーであっても、リュックサックに転用して再利用することができる。
また、他の発明の転用したリュックサックは、 前記ジャンパーに付されていたロゴマークが外から見えるように構成されている。
これにより、ロゴなどへの愛着や、ロゴなどにステータス的な意識を持つ者の愛着や意識をそのまま継続させることができる。
また、他の発明の転用したリュックサックは、ジャンパーに付されていたフードを蓋としている。
これにより、フードを蓋にすることができるので、新たに蓋を取り付ける必要がない。
以上説明したように、本発明によれば、ロゴなどへの愛着や、ロゴなどにステータス的な意識を持つ者の愛着や意識をそのまま継続させる一方、物入れ部位が多くても簡単にかつ低価格にてリュックサックを得ることができる
以下、本発明の第1の実施の形態について図1〜7を用いて説明する。
図1は、本発明のリュックサック兼用ジャンパー100を図1に示す。図1(A)は、リュックサック兼用ジャンパー100の前側を示す底面図で、(B)は、リュックサック兼用ジャンパー100の背面側を示す底面図である。このリュックサック兼用ジャンパー100は、元は普通のジャンパーから形成されたもので、胴本体部1と、袖部2と、フード部3とで構成されている。なお、フード部3は省略することもできる。胴本体部1には、一方の肩部連結部材5a例えば肩部エレメント務歯が設けられ、袖部2には、他方の肩部連結部材5b、例えば肩部エレメント務歯が設けられている。以下では、両方の肩部連結部材5a、5bを纏めて指すときは、肩連結部材5と称することとする。胴本体部1および袖部2側のそれぞれの肩部エレメント務歯5は、それぞれに公知のファスナー用のスライダー(図示せず)によって形成されている。すなわち、リュックサック兼用ジャンパー100は、一つの用途として、胴本体部1と袖部2とを肩部連結部材5によって結合合体させて、ジャンパーとして用いる。リュックサック兼用ジャンパー100には、もう一つの用途として、胴本体部1と袖部2とを切り離して別々とし、その後、胴本体部1の肩部に袖部2を結合合体させてリュックサックとして用いる。肩部連結部材5aは、胴本体部1と袖部2とが切り離されて発生した胴本体部1の開口面を閉じるような機能も与えられている。
すなわち、胴本体部1と袖部2とが合体する連結面となる肩部連結部材5は、着衣するとき腕が通されるのでほぼ円形状とされており、それぞれの連結面端部にリング形状に肩部連結部材5すなわち肩部ファスナーのエレメント務歯が設けられている。なお、端部の連結部分の隙間をなくして、雨水や風の侵入を防ぐために、図2(A)に部分斜視図で示されている袖部2のように、肩部連結部材5bを覆い隠すこととなる、肩部連結部材カバー2aを設けるようにしても良い。すなわち、袖部2の胴本体部1と切り離された端部よりやや内側となる位置には、肩連結部材5bが設けられ、その肩部連結部材5b例えばエレメント務歯を覆うように肩部連結部材カバー2aが設けられている。この肩部連結部材カバー2aと対向するように、かつ肩部連結部材5bから片側にかけて肩挿入部2bが設けられている。
したがって、胴本体部1と袖部2とが合体連結されると、図2(B)の部分斜視図で示すように、肩連結部材カバー2aは胴本体部1の外側となり、肩挿入部2bは、胴本体部1の内側に挿入された三重構造となり、合体連結部分がカバーされる。また、胴本体部1側の肩部連結部材5aすなわち肩部エレメント務歯が端部に設けられていても、肩部連結部材カバー2aの長さを適宜設定することにより、肩部連結部材5すなわち肩部エレメント務歯の結合連結部分がカバーされる。また、胴本体部1側に挿入される部分を省略し、胴本体部1の外側となる肩部連結カバー2aのみとしても良い。これにより、合体連結部分の密閉度が確保され、雨水や風等の侵入が防止されることとなる。なお、この肩部連結部材カバー2aは、胴本体部1側に設けても良いし、また胴本体部1と袖部2の両方に設けるようにしても良い。
図1(A)、(B)に示されているように、胴本体部1には、袖部2との接合部分より内側の位置で、肩の部分より垂直下方に向けて裾側に至るまで胴本体部1の表側と裏側両面に胴連結部材4すなわち胴エレメント務歯が設けられている。胴連結部材4は、肩部連結部材5とは異なり、胴本体部1の中心側の部分と、胴本体部1の外側の部分とを切り離す構成とはされていない。胴側面1a、すなわち胴本体部1の外側が折り畳まれて、中心側にきたとき、その外側を閉じる働きを胴連結部材4は行う。
この胴連結部材4の表側と裏側の位置は、任意の位置に設けられていても差し支えないが、好ましくは胴本体部1の表と裏のほぼ対称の位置に設けられていると、リュックサック100a(図6参照)に変更するときに作業がやりやすく都合が良い。また、胴本体部1の表側には、収納部7例えばポケットが設けられているのが好ましい。このポケット7は、外付けでも良いし、またポケット7の入り口だけが表側から見えるように内付けとされていても良い。なお、このポケット7は、収納物がこぼれないようにチャックまたはボタンでポケットの入り口を塞ぐことができるようにしたり、雨蓋を設けたりしておくと良い。なお、胴本体部1の内側にポケット7を設けるようにして、表側のポケット7を省略しても良いし、表側、内側両方にポケットを設けるようにしても良い。
袖部2は、リュックサック兼用ジャンパー100が後述するリュックサック100aとされたとき、リュックサック100aの肩掛け機能を有する肩帯9(図5参照)とされるものである。通常、袖部2のままでは幅が広くて扱い難いこともあり、肩帯9として使用しやすくさせるために、袖部2の幅が狭められているのが好ましい。すなわち、図1(A)(B)に示されているように、袖部2の向かい合うような位置それぞれに肩口側から袖口側に向けて直線状に袖部連結部材4a例えば袖部エレメント務歯が設けられる。この袖部連結部材4aは、肩部連結部材5や胴連結部材4とは異なり、袖部2の上側半分と、下側半分半分とを切り離す構成とはされていない。袖部2の表側の袖部連結部材4aと、裏側の袖部連結部材4aを結合させる機能をこの袖部連結部材4aは有している。
なお、図1(A)(B)では、この袖部連結部材4aは、表側と裏側の概ね中央に設けられているように図示されているが、他の位置としても良い。すなわち、袖部連結部材4aの位置は、肩帯9としての幅が確保でき、肩部連結部材5のスライダー(図示せず)がスライドするときに妨げにならないように考慮されていて、袖部2の長さ方向に対して平行とされているならば、どのような配置にされていても良い。袖部2は、それぞれの位置に設けられている袖部連結部材4aとなる袖部エレメント務歯の中間部分を内側に折り曲げられることにより、両方のエレメント務歯がスライダー(図示せず)で合体可能とされ、袖部2より幅狭とされて肩帯9として用いられる寸法となる(詳細は図4参照)。なお、袖部2をそのまま肩帯9として用いられるようにしても良い。
胴本体部1の裾側の部分は、リュックサック兼用ジャンパー100が身につけられたとき、裾側が開いて雨水が侵入するのを防ぐための工夫がされているのが普通である。すなわち、折り返しの部分6aが設けられ、その折り返し部分6aに紐6が通される。この紐6を締めることにより、雨水等の侵入を防止することができるようになっている。この紐6は、リュックサック100aとして使用するときは、裾側の開口している部分がなくなるよう巾着状に絞り込みがされることにより、開口が閉じられてリュックサック100aの底部(図示せず)が形成される。
なお、紐6で絞り込む代わりにファスナーで閉じるようにしたり、ボタンやフックあるいは面ファスナー例えばマジックテープ(登録商標)を用いたり、さらには図示されていないが予め裾全域に複数の穴を設けておき、その穴に順次表、裏と交互に縫い糸を通すように紐6を通して巾着状に絞り込むようにしたり、裾の部分を折り曲げて、縫い合わせ、ピン留め、ボタンやフックあるいはファスナーなど公知の方法で開口を閉じるようにしたりしても良い。
フード3は、胴本体部1にボタンなどの連結部材で取り付け、取り外しが可能とされていたり、あるいは胴本体部1と一体化されたりして配設されている。このフード3には、フード3の開口部分を閉じることができるように、端部を折り返し、その折り返し部3aに紐3bが通されていて、その紐3bを絞りこむことにより開口を小さくしたり、開口をなくしたりすることができるようになっている。
また、図示しないが、紐3bで閉じられる代わりに、フード3が胴本体部1の胸側に折り曲げられ、フード3が面ファスナーやフックあるいはボタンなどによって胴本体部1の胸側に合体・係止され、胴本体部1の首の部分に相当する開口部分が蓋状に塞がれるようにしても良い。また、フード3がない場合は、胴本体部1の首回り部分に折り返し部(図示せず)を設けて紐3bが通されるように縫い合わされ、そこに通された紐3bが巾着状に締められて開口を閉じられることができるようにしておけば良い。また、フード3の取り付け取り外しが可能とされ、さらに首回りに上述の折り返し部も設けられるようにして、両方の機能が持たせられるようにしても良い。
リュックサック兼用ジャンパー100をジャンパーとして着用するとき、前開きあるいはすっぽり頭から被るかのいずれかの形状が選択される。前開きの場合は、前開きができるようにするために前開き連結部材8例えばファスナーが設けられている。この前開き連結部材8は、図1(A)において向かって右側に配置される前開き連結部材8aと、向かって左側に配置される前開き連結部材8bとで構成されている。この前開きする部分は、後述するリュックサック100aの正面の開口として利用が可能とされる。このように前開きが可能とされると、上方の首の部分(上方部分)より収納物を出し入れするだけでなく、正面からも出し入れすることができるという利点がある。この前開き連結部材8は、ルックサック兼用ジャンパー100の元となるジャンパーのものがそのまま転換使用されるので、ファスナーだけでなく、元となるジャンパーに使用されていたボタンやフックあるいは面ファスナーなどであっても良い。
図3は、胴本体部1を示す図で、袖部2が取り外されている状態が示されている。図3(A)は、正面側すなわち人間が着用した場合、人体の腹部の側であり、図3(B)は、裏側すなわち人体の背中側である。袖部2が取り外されていることにより、その取り外された部分は穴が空いた開口状態とされている。一方、取り外された袖部2の端部となる肩部連結部材5bは、袖部2の肩部連結部材5bと連結していた肩部連結部材5aの片方が切り離されたそのままの状態で露出し、断面形状はリング状とされている。このリング形状の肩部連結部材5bが閉じられると、袖部2の断面は扁平形状にされ、リュックサック100aの肩帯9(後述図示)とされる。例えば肩部連結部材5bがエレメント務歯の場合は、リング形状が押しつけられて扁平にされたとき、押しつけられて向かい合うエレメント務歯同士がスライダー(図示せず)で合体されたり、あるいはボタンが設けられている場合は、ボタン掛け穴(図示せず)に相当する部材が設けられたりするなどして扁平状に閉じられる。
なお、上述の肩部連結部材5aの開口部分は閉じられるようにしても良いが、閉じられないようにしても良い。後述するように、リュックサック100aとする場合は、図4に示すように胴側面1aが内側に折り畳まれて幅が小さくされるので、その折りに同時に開口がなくなるようにされることもある。このため、肩連結部材5aで閉じないようにすることも可能である。
図4(A)、(B)は、図3に示されている胴本体部1の胴側面1aが折り畳まれたときの様子が示されている。図4(A)では表側が、(B)では裏側が示されている。表側には、ロゴ50(ここでは文字)が印刷や刺繍など公知の手段で表示されている。なお、このロゴ50は、裏側に表示されていても良いし、また表と裏側両方に表示されていても良い。なお、以後の図面においては、ロゴ50の図示を省略する。点線で示されている胴側面1aは、胴本体部1の内側に折り畳まれて表側と裏側のそれぞれの胴連結部材4で外側面が閉じられ、外部に露出しないように合体されている。この結果、当初は幅広であったリュックサック兼用ジャンパー100は、縮められて図6に示されているようなリュックサック100aに適した幅とされる。
なお、リュックサック100aを幅広として用いたい場合は、胴本体部1の胴側面1aが内側に折り畳まれることなく用いられる。また、幅広としたい場合は、袖部2が取り外されて開口とされている部分は、閉じられる必要があり、この場合袖部2と合体する胴本体部1側の肩連結部材5a、例えばファスナーの場合ではスライダー(図示せず)を設けたりしてリング形状とされている肩部エレメント務歯を閉じさせたり、あるいはボタンの場合はボタンとその掛け穴を適宜設けたりして合体させるようにして、開口が塞がれるようにすれば良い。
また、図6に示すようなリュックサック100aとして用いられる場合、型くずれがしなくて背負い易くするため、図4に示すように、背中当てパット1bが設けられるのが好ましい。すなわち、胴本体部1の背中側の内側に、例えばリュックサック兼用ジャンパー100となる前のジャンパーに裏地がある場合は、その裏地と表側の生地との間に背中当てパット1bが挿入、位置決めされる背中当てパット収納用ポケット1cが設けられる。この背中当て収納用ポケット1cは、表地と裏地を縫い合わせても良いし、また接着剤での接着や図示しないが連結部材例えばファスナーやボタンあるいはフック等で裏地が表地に固定されて、背中当て収納用ポケット1cが形成されるようにしても良い。なお、裏地がない場合は、背中当てパット1bが挿入可能となるように、別の生地を用いて背中当てパット収納用ポッケト1cを設ければよい。また、型くずれの防止を必要としないときに使用する場合は、この背中当てパット収納用ポケット1cを設けなくて、背中当てパット1bも用いなくても良い。
次に図5を用いて、次の図6で説明するリュックサック100aに用いられている胴本体部1と肩帯9との関係を説明する。
図5(A)で示されているように、胴本体部1の両方の肩の部分に肩章のように掛け具10がそれぞれ設けられている。この掛け具10は、図1から図4では図示を省略したもので、リュックサック兼用ジャンパー100に備えられたものである。しかし、この掛け具10は、リュックサック100aとする際に取り付けられるようにしても良い。図5では、掛け具10を片方の肩に2個設けられているように図示されているが、掛け具10の幅等を種々選択することにより1個とされていても良いし、袖部2に設けられている袖部角カン11a(図5(B)参照)の個数に対応した数となるように、例えば3個以上としても良い。このように複数個とすると、肩帯9を取り付けたときの安定性が向上する。
この掛け具10は、リュックサック兼用ジャンパー100が、ジャンパーとして用いられるときは外部から見えないように、掛け具収納ポケット13に収納されている。また、この掛け具10には、後述する袖部2が転用された肩帯9に設けられている袖部角カン11aが、掛けられるようになっている。掛け具収納ポケット13は、布状部材13aで掛け具10が上面側から覆われるようにされたものである。この布状部材13aは、四角形状とされており、一方の端部が、リュックサック兼用ジャンパー100の肩の部分に縫いつけられて固定されている。また、他方の端部は、掛け具10を覆うように広げられたとき、背中側下方に向けて垂れ下がるようにされている。その垂れ下がった先端側には、図示してないが、固定部材例えば面ファスナーやフックなどが設けられ、布状部材13aがひらひらしないように胴本体1に固定される。すなわち、布状部材13aの固定が解除されると、掛け具10は露出されることとなる。したがって、この掛け具10に袖部角カン11aを係止させることができるようになる。
なお、布状部材13aは、四角形状で図示されているが、掛け具10が露出しないようにされれば、他の形状例えば5角形、6角形あるいは円形、楕円形などとされても良い。また、下方を向いている布状部材13aの両側面側を縫製固定し、底辺側を開放して、袋状ないしポケット状とし、その中に掛け具10が収納されるようにしても良い。なお、掛け具収納ポケット13の代わりに、掛け具10が上からカバーされるように単に襟状として設けたりしても良いし、掛け具収納ポッケト13を設けず、肩章のようなアクセサリーの働きを持たせて、外部から見えるようにしても良い。また、この布状部材13aの材質は、胴本体部1と同じ材質が好ましいが、他の材質例えば皮革やプラスチックス等を用いることも可能である。さらに、上述した布状部材13aが設けられていると、開口面がカバーされて雨水等の侵入の防止が可能となる。
また、裾側には、両肩の掛け具10のそれぞれに対応した位置に角カン11が設けられている。この裾側の角カン11は、袖部角カン11bと連結する延長ベルト12(図6(C)参照)のベルト12aが通過して肩帯9の一部を構成する。この裾側の角カン11は、リュックサック兼用ジャンパー100として使用するときは、図示されていないが、通常ポッケットなどを設けたり、他の公知の収納方法を用いたりして見えないよう収納しておいて、リュックサック兼用ジャンパー100として使用するときの邪魔にならないようにしておくのが好ましい。
図5(B)は、図6に示されているようなリュックサック100aに用いられる肩帯9、すなわち袖部2が帯状に変形された肩帯9が示されている。袖部2は、幅が概ね半分となるように折り畳み部4bのように内側に折り畳まれることにより、リュックサック100aの肩帯9としての適正な幅に縮められる。その後、上述した袖部2に設けられている一対の袖部連結部材4a例えば袖部エレメント務歯がスライダー(図示せず)で結合されて、袖部2は、帯状の形状とされる。なお、袖部2の肩部連結部材5bは、上述したように扁平状に閉じられているため、図5(B)に示すように開口していない。しかし、図5(B)に示すように、肩部連結部材5bが開口している場合は、スライダー4cを使用してその開口面を閉じるようにしても良い。すなわち、胴本体部1との接合面は、帯状とするために開口面がないように肩連結部材5例えば袖部2のエレメント務歯ときはスライダー4cで閉じられて帯状にされる。
なお、肩連結部材5bは、公知の連結部材を用いることが可能で、例えばピンでとめたり、他の部材例えばボタンやフックなどを用いたりする場合は、それらに対応して開口面が閉じられるような部材が設けられていればよい。なお、例えばリュックサック兼用ジャンパー100の材質が皮革のように充分な強度を有している場合には、袖部角カン11aが肩帯9に充分な強度で固定・支持されることから、開口面を閉じなくても良い。
さらに、袖部角カン11aは、三つ以上として、開口面を閉じないようにして良い。例えば、図5(C)に示すように、袖部角カン11aを三つとした場合について説明すると、開口面側に三個の袖部角カン11a、11a、11aが三角形状に配置される。この袖部角カン11a、11a、11aに対応して、掛け具10,10、10が胴本体部1の両方の肩にそれぞれ直線状に配置(図示せず)される。ついで、三つの角カン11a、11a、11aのうち、向かい側に配置されている1個の袖部角カン11aが中央で、手前側の2個の袖部角カン11a、11aがその両脇となるように、上述の直線状に配置されている掛け具10、10、10にそれぞれ順次掛けられる。これにより、袖部角カン11a、11a、11aは、直線状に配置(図示せず)されることとなる。これにより、開口面は、自動的に閉鎖されることとなる。なお、掛け具10と袖部角カン11aを四つ以上としても、同様なことが言える。
また、袖口側には、補強テープ12が設けられており、肩帯9として利用するときはこの補強テープ12がテープ止め部材12aで合体することにより、袖口が束ねられ、その結果、袖口側の開口が閉じられて帯状とされる。なお、この補強テープ12を袖口に巻き付け、袖口の開口しているのを閉じさせて帯状させるには、面ファスナーやフックあるいはボタン掛けなどの公知の手段を用いることが可能である。これにより、袖部全体にわたって帯形状が確実に維持される。なお、袖部2を帯状とせずに、図示しないが、丸めて棒状として用いることも可能である。
上述したように、肩帯9の根本側(幅広側)には、掛け具10に掛けられるように袖部角カン11aが設けられている。また袖口側にも袖口側角カン11bが設けられている。これらの角カン11a、11bは、いずれもリュックサック兼用ジャンパー100をジャンパーとして使用する場合は、ポケット状の収納部(図示せず)を設けて、着用時に邪魔にならないようにしておくのが好ましいが、リュックサック兼用ジャンパー100に予め取り付けておいても良い。また、袖口側に設けられている袖口側角カン11bは、胴本体部1の裾側に設けられている角カン11と、延長ベルト12(図6参照)を介して連結される。したがって、肩帯9の長さ調整は、この延長ベルト12で行われる。なお、掛け具10は、板状で示されているが、線材が用いられても良いし、代わりにボタンやピンなどが用いられても良い。
すなわち、図6には、完成したリュックサック100aが示されている。すなわち、図6には、胴本体部1に袖部2を変形させて肩帯9とされたものが、取り付けられている様子が示されている。図6(A)で示されているように、肩帯9は、胴本体部1の背面側に取り付けられる。肩帯9となる袖部2の袖口側に設けられている袖口側角カン11bと、胴本体部1の裾側に設けられている角カン11とは、送りカン14で長さ調節が可能とされている延長ベルト12で連結されている。また、図6(B)は、実際にリュックサック100aとして使用されるときの様子が斜視図で示されている。肩帯9の長さ調節は、延長ベルト12の送りカン14で調節されて長くしたり、短くしたりすることが可能とされている。
図7には、肩帯9が取り付けられる際の部材が例示されている。図7(A)には、胴本体部1の肩に取り付けられる掛け具10の一例が示されている。掛け具10は板状の部材が折り曲げられてバネ部10aとされている。このバネ部10aの先端側は反り返った波状にされていて、袖部角カン11aが挿入しやすく、また取り外し易くされている。また、掛け具10には、バネ部10aとは反対側に、四角形状をした穴が設けられ、この穴に例えば強度のある布製でベルト状の固定部材10bが、取り付けられている。掛け具10の固定部材10bが、胴本体部1の肩付近に縫着されることにより、掛け具10は胴本体部1に固定される。
図7(B)で示されているような角カン11は、肩帯9や胴本体部1の裾側にも用いられている。肩帯9の根本側すなわち胴本体部1との切り離し側に設けられている袖部角カン11aは、掛け具10に掛けられるような寸法とされている。また、肩帯z9の袖口側角カン11bは、延長ベルト12の先端に設けられる掛け具10と同種の形状の掛け具が掛けられる寸法とされている。さらに、胴本体部1の裾側に用いられている角カン11は、後述する延長ベルト12のベルト本体12aが通されるような寸法とされている。図7(C)には、延長ベルト12が例示されている。この延長ベルト12は、ベルト本体12aの一端側が、角カン11に巻き付けられ、他端側が袖口側角カン11bに固定され、送りカン14で長さ調節と同時に位置の固定がされる。なお、掛け具10および角カン11、11a、11bの代わりに、公知の挿入式で着脱ができる係止具(図示せず)を用いるようにしても良い。
本発明の第2の実施の形態として、古着のジャンパーからリュックサック兼用ジャンパー100としてではなく、リュックサックとしてのみ使用する場合のリュックサック100bの製造方法について、図8を用いて説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同一部材、同一部は同一の符号を使用することとし、その説明を省略または簡略化する。
第1の実施の形態では、リュックサック100aからリュックサック兼用ジャンパー100に戻すために、肩部連結部材5に胴本体部1と袖部2とを接離可能としている。しかし、この実施の形態では、ジャンパーとしての機能に用いられることがないので、肩部連結部材5は不要となる。同様に、袖部連結部材4aも不要とされる。
まず元となるジャンパーの胴本体部1と袖部2とが切断され、胴本体部1と袖部2とに別々にされる(ステップS10)。胴本体部1は、胴本体部幅調整工程(ステップS11)で両方の脇側が折り込まれるかあるいは切断されて、リュックサック100bとしての適正な幅とされ、背中側の切断面より背中当てパット1bが表地と裏地との間に装填される。なお、裏地がない場合は、別の生地を用いて背中当てパット収納用ポケット1cが設けられ、そこに背中当てパット1bが収納される。ついで、胴本体部両脇縫合わせ工程(ステップS12)で、両脇の折り畳みまたは切断された面が縫い合わされ、背中当てパット1bが背中側に固定される。このとき、縫い合わせなく、胴連結部材4を胴本体部1に取り付け、スライダーなどで表側と裏側とを結合させるようにしても良い。
次に、裾側長さ調整工程(ステップS13)で裾側は、リュックサック100bの適正な長さに折り畳まれるか切断されたのち、縫いつけられ袋状とされる。裾側の長さ調整が完了したら、掛け具と角カン取付工程(ステップS14)で、肩側に掛け具10と裾側に延長ベルト12と連結可能な角カン11とが固定部材を介して取り付けられる。なお、角カン11は、固定部材10bを介して縫い付けられても良いし、穴の空いている部分を利用し直接縫いつけるようにしても良い。
また、切り離された袖部2は、袖部幅調整工程(ステップS21)で円形状の切断面側からみて内側に折り畳まれるか、切断面垂直方向に袖部2の一部が切り取られ、肩帯9としての適正な幅とされ、その対応する折り畳み面または切断面は縫いつけられて一体化される。
ついで、袖部両端調整工程(ステップS22)で袖部2の両端の開口面は縫いつけられる。次に、袖側角カン取り付け工程(ステップS23)で根本側に袖部角カン11aが、袖部2の袖口側に袖口側角カン11bがそれぞれ取り付けられ、肩帯9が完成する。なお、角カン11は、固定部材10bを介して縫い付けられても良いし、直接縫いつけるようにしても良い。また、必要に応じて袖口に補強テープ12を取り付けても良い。次に、胴本体部袖部合体工程(ステップS31)で、胴本体部1の掛け具10に、肩帯9の袖部角カン11aを係合させて一体化する。なお、掛け具10と袖部角カン11aを設けず、肩帯9の根本側が胴本体部1の肩の部分に縫いつけられるようにしても良い。胴本体部1と肩帯9とが合体されると、延長ベルト付工程(ステップS32)で、肩帯9の袖口側角カン11bと胴本体部1側の角カン11とが送りカン14を有する延長ベルト12で連結される。これにより、リュックサック100bが完成される(ステップS33)。
各実施の形態の説明では、肩部連結部材5、胴連結部材4,袖部連連結部材4aなどの連結部材としてファスナーを例に説明したが、連結部材はファスナーに限定されるものではなく、面ファスナーやフックやボタンやカギ状の部材など適宜公知の連結手段に置き換えられて用いることが可能である。また、予め複数の紐通し穴を設けておき、その複数の穴に紐を表から裏、裏から表と縫い糸状に紐を通すことにより連結部材の代用としても良い。さらに、各角カン11、11a、11bの形状は四角形だけでなく多角形や円形であっても良い。さらに、肩帯9や延長ベルト12は、掛け具10や送り角カン14や角カン11,11a、11bが用いられるものが説明されているが、その代わりに、公知の例えば自動車のシートベルトの固定に用いられるような挿入着脱式の係止具などが用いられたものであっても良いし、さらには紐などで縛り付けるなどして用いることもできる。
各実施の形態に用いられる各連結部材4,4a、5の各ファスナーのエレメント務歯や、掛け具10および角カン11、11a、11b、送りカン14などは、強度が担保されればよいので、金属だけでなく、強度を有するプラスチックス、例えば強化プラスチックスなどを用いることができる。また、リュックサック兼用ジャンパー100は、布製だけでなく、革製であってもまたプラスチックスのシート状のものが用いられていても差し支えない。また、リュックサック兼用ジャンパー100やリュックサック100bの元となるジャンパーは、裏地があっても、なくても良い。裏地がなくてもリュックサック100a、100bとするには差し支えない。
しかし、裏地があると折畳んだり巾着状に締めたりするときに、生地の枚数が増えた分強度が上がり、またリュックサック100a、100bに収納される物品の角が飛び出したりして生地が破れたりすることが少なくなるので、収容物の形状の制限が少なくなったり、また収納する重量を大きくすることが可能となる。なお、切断作業や縫製作業による加工は、ジャンパー以外の他の製品加工にも適用できる。すなわち、製品はリュックサック100aだけに限らず、ロゴ例えばイニシャルなどを残した鞄やポーチなどの物入れを作ることも可能である。
なお、本発明の実施の形態では、各構成要素を例示的に示したものであり、各実施の形態にのみ限定されるものではなく、各構成要素を適宜組み合わせて用いたり、変更して用いたりすることが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るリュックサック兼用ジャンパーで、(A)は、表側からみた平面図で、(B)は、裏側からみた底面図である。 本発明の実施の形態に係る肩部連結部材カバーを示す図で、(A)は、袖部に設けられている肩部連結部材カバーを示す部分斜視図で、(B)は、胴本体部に袖部が取り付けられたときの肩部連結部材カバーの様子を示す部分斜視図である。 図1に示すリュックサック兼用ジャンパーの部分平面図で、(A)は袖部が取り外されている胴本体部を表側から見た平面図で、(B)は裏側から見た底面図である。 図1に示すリュックサック兼用ジャンパーの部分平面図で、(A)は、胴本体部が胴連結部材で幅狭とされている様子を表側から見た平面図で、(B)は裏側から見た底面図である。 図1に示すリュックサック兼用ジャンパーの部分図で、(A)は、掛け具、角カンを取り付けた状態を示す図で、(B)は袖部の折り畳みを示す斜視図で、(C)は袖部の袖口側が補強テープで閉じられている様子を示す斜視図である。 図1に示すリュックサック兼用ジャンパーをリュックサックとしたときの様子を示す図で、(A)は肩帯側から見た平面図で、(B)は着用されたときの様子を示す斜視図である。 図1に示すリュックサック兼用ジャンパーの肩帯が取り付けられる際に用いられる各種部材を説明する図で、(A)は掛け具を示す斜視図で、(B)は角カンを示す図で、(C)は延長ベルトを示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るリュックサックの製造工程を示す図である。
符号の説明
1 胴本体部
2 袖部
4 胴連結部材(連結部材)
4a 袖部連結部材(連結部材)
5 肩部連結部材(連結部材)
9 肩帯
10 掛け具
11 角カン
12 延長ベルト
100 リュックサック兼用ジャンパー
100a リュックサック

Claims (8)

  1. 両肩部に設けられる2つの一方の肩部連結部材と肩から裾側に渡って直線状に設けられる2つの胴部連結部材を有する1つの胴本体部と、上記一方の肩部連結部材に接離可能とされる他方の肩部連結部材と、上記他方の肩部連結部材側から袖口側に伸びる袖部連結部材を有する2つの袖部とを備え、上記胴本体部と上記袖部とは上記一方と他方の肩部連結部材による結合・分離によって互いに取り付け、取り外しが可能とされ、上記胴本体部は、上記袖部から取り外された際、脇側が内側に折り畳まれて上記胴連結部材で表側と裏側が互いに合体・連結されて幅狭とすることが個可能とされ、上記袖部は幅方向の一部が内側に幅狭に折り畳まれるとき、上記袖部連結部材によってその幅狭を維持可能とされ、上記胴本体部は裾側が閉じられて袋状に形成可能とされるとともに上記折り畳まれた袖部は上記胴本体部に取り付け可能とされていることを特徴とするリュックサック兼用ジャンパー。
  2. 上記折り畳まれた際の前記袖部は、前記胴本体部の肩の部分に設けられている掛け具と前記胴本体部の袖部に設けられている角カンと連結して肩帯となるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のリュックサック兼用ジャンパー。
  3. 前記角カンと前記肩帯とは、送りカンで長さ調節が可能とされている延長ベルトで連結されていることを特徴とする請求項2記載のリュックサック兼用ジャンパー。
  4. 前記胴本体部の裾部は、巾着状に閉じられるように構成されていることを特徴とする請求項1,2または3記載のリュックサック兼用ジャンパー。
  5. 前記ジャンパーとしてのフード部分は、巾着形状に閉じられてリュックサックの蓋となるように構成されていることを特徴とする請求項1、2、3または4記載のリュックサック兼用ジャンパー。
  6. ジャンパーの2つの袖部を切り離した1つの胴本体部に、上記2つの袖部から形成される2つの肩帯を接合したジャンパーを転用したリュックサックであって、上記胴本体部は脇側が内側に折り畳まれまたは脇の下方が切断され、縫い合わせにより表側と裏側が互いに合体・連結されて幅狭とされ、上記袖部は幅方向の一部が内側に幅狭に折り畳まれまたは幅狭となるように切断され、縫い合わせによりその幅狭が維持され、上記胴本体部は裾側が閉じられて袋状に形成されるとともに上記折り畳まれた上記袖部は上記胴本体部に取り付けられ上記肩帯とされたことを特徴とするジャンパーを転用したリュックサック。
  7. 前記ジャンパーに付されていたロゴマークが外から見えるようにしたことを特徴とする請求項6記載のジャンパーを転用したリュックサック。
  8. 前記ジャンパーに付されていたフードを蓋としたことを特徴とする請求項6記載のジャンパーを転用したリュックサック。
JP2008126389A 2008-05-13 2008-05-13 リュックサック兼用ジャンパーおよびジャンパーを転用したリュックサック Pending JP2009275307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008126389A JP2009275307A (ja) 2008-05-13 2008-05-13 リュックサック兼用ジャンパーおよびジャンパーを転用したリュックサック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008126389A JP2009275307A (ja) 2008-05-13 2008-05-13 リュックサック兼用ジャンパーおよびジャンパーを転用したリュックサック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009275307A true JP2009275307A (ja) 2009-11-26

Family

ID=41441003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008126389A Pending JP2009275307A (ja) 2008-05-13 2008-05-13 リュックサック兼用ジャンパーおよびジャンパーを転用したリュックサック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009275307A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101889740A (zh) * 2010-06-02 2010-11-24 德州学院 一种可转换为提包的野营服
CN102742948A (zh) * 2012-07-31 2012-10-24 珠海威丝曼服饰股份有限公司 魔术背包毛衫
KR200474326Y1 (ko) 2014-04-15 2014-09-18 경희대학교 산학협력단 옷 겸용 가방
KR20210009253A (ko) * 2019-07-16 2021-01-26 김광영 가방 및 그 제작방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101889740A (zh) * 2010-06-02 2010-11-24 德州学院 一种可转换为提包的野营服
CN101889740B (zh) * 2010-06-02 2012-10-31 德州学院 一种可转换为提包的野营服的制作方法
CN102742948A (zh) * 2012-07-31 2012-10-24 珠海威丝曼服饰股份有限公司 魔术背包毛衫
KR200474326Y1 (ko) 2014-04-15 2014-09-18 경희대학교 산학협력단 옷 겸용 가방
KR20210009253A (ko) * 2019-07-16 2021-01-26 김광영 가방 및 그 제작방법
KR102230807B1 (ko) * 2019-07-16 2021-03-22 김광영 가방 제작 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9009866B2 (en) Convertible garment cuff
US9445634B2 (en) Reversible dresses
US20090158502A1 (en) Garment with removable panel for forming a pocket
US10327483B2 (en) Extender for an outerwear
CA2486749C (en) Shirts having neck size adjusting function
CA2510374C (en) Shirts having neck size adjusting function
CN109310168A (zh) 带有一体夹包的可转换服装
US6715155B2 (en) Pair of pants equipped with a tightening strap
US9289084B1 (en) Zipper assist device
US7302712B2 (en) Fastener mechanism for uniting articles of clothing
US5165112A (en) Necktie
JP6560041B2 (ja) 上衣
JP2009275307A (ja) リュックサック兼用ジャンパーおよびジャンパーを転用したリュックサック
US20170251843A1 (en) Combination napkin and bib
US20160374404A1 (en) Wearable Elastic Pairing Device for Socks
US6687914B2 (en) Tycon II reversible necktie
JP2000282309A (ja) 多機能ズボン及びスカート
JP3205055U (ja) バッグ
US8782855B2 (en) Theft-protection system and device, in particular for open pockets
JP2013044068A (ja) 上着用装飾体および上着セット
JP3126948B2 (ja) 和洋服
JP3064440U (ja) スラックスカバ―
JPS6011044Y2 (ja) 上着
JP6606857B2 (ja) ネクタイ
JP3199068U (ja) 首回りのサイズ調整が可能な上衣