JPH047135Y2 - - Google Patents

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JPH047135Y2
JPH047135Y2 JP1987172156U JP17215687U JPH047135Y2 JP H047135 Y2 JPH047135 Y2 JP H047135Y2 JP 1987172156 U JP1987172156 U JP 1987172156U JP 17215687 U JP17215687 U JP 17215687U JP H047135 Y2 JPH047135 Y2 JP H047135Y2
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slit
belt
pants
buckle
hanging
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JP1987172156U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ズボンと吊ベルトとの後部連結構
造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、漁労作業、水産物加工作業、食品加工作
業等においては胸当付防水ズボンが使用されてい
る。このズボンは合成樹脂による防水加工が施し
てあつて比較的重いため、通常肩掛式吊ベルトが
所要の構造によつて取付けてある。
第4図は、第1従来例のズボン1と肩掛式吊ベ
ルト2との連結構造を示している。この吊ベルト
2は経ゴム糸を織込んだ伸縮弾性ベルトであつて
2本のベルトが三角形状留め具3を介してX字状
に交差されており、前端の折返し部には、第5図
に示すように、逆止爪4を有する雄係止具5が取
付けられ、ズボン1の前面胸当6の上端に逆止爪
解除押え部7を備えた雌係止具8が取付けられ、
一挙動で着脱可能となつている。
吊ベルト2の後端は、ズボン1の背面の背当9
に鋲止め10で直接固着されている。雌係止具8
は鋲止め10で胸当6に固着されたテープ輪11
に挿通支持されている。
第6図は、第2従来例のズボン1と吊ベルト2
との連続構造を示し、吊ベルトの前端には第1従
来例と同じ雄係止具5が取付けられ、ズボンの胸
当6の上端に取付けた雌係止具8に着脱自在に連
結され、また吊ベルトの後端には、同じように、
雄係止具5が取付けられ、ズボンの背当9に取付
けた雌係止具8に着脱自在に連結されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、第1従来例においては、経ゴム糸が
伸び切つて伸縮弾性がなくなり吊ベルトを新品と
取替えようとしても取替えが不可能でありかつ吊
ベルト後端部分で長さ調節ができないという欠点
があつた。
また第2従来例においては、吊ベルトの前端と
後端には同じ係止具が取付けてあるため、前後の
方向を間違いやすく着用時逆向きに着て気が付い
て再び着直さなければならない欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記のような問題点を解決するた
めに、ズボンの背面上端に所要形状のバツクルを
テープ輪を介して取付け、吊ベルトの後端を前記
バツクルに取外し可能に係止してなり、前記バツ
クルには、下から第1段目スリツト、第2段目ス
リツト、第3段目スリツト、第4段目スリツトの
吊ベルトが挿通できる4条の横スリツトを並列に
設けると共に、前記バツクルの最上段横枠には中
央部を切欠いてベルト挿通口を設け、下から第1
段目スリツトにズボンに固着するテープ輪を挿通
し、第4段目スリツトに挿通した吊ベルトの後端
を第2段目スリツトに挿通反転させ第3段目スリ
ツトに通し第4段目スリツトを通してここから突
出させるようにしたものである。
〔作用〕
この考案によれば、バツクルに吊ベルトを挿通
するとき、吊ベルトの後端を第2段スリツトに挿
通反転して第3段スリツトにさらに挿通し、バツ
クルの一側に吊ベルトの二重に合わせた状態とす
る。ついで、バツクルの最上段横枠のベルト挿通
口に二重に合わせたベルトをその側縁部分から第
4段目スリツトに一挙に嵌め入れることができ
る。この際、吊ベルトの後端部は、バツクルの第
2段目スリツトで反転し、且つ第4段目スリツト
では重合しており(第3図参照)、引張るにつれ
てしつかりと締結抜止めされる。逆に吊ベルトを
取り外すには、第4段目スリツトから突出する二
重の吊ベルトをベルト挿通口から引き上げるよう
にして一挙に抜脱すればよく、同状態で長さ調節
も容易である。
また、ズボンの背面上端に固着されたテープ輪
は、バツクルの第1段目のスリツトに挿通して両
者は離れないように連結されるので、このバツク
ルが誤つてズボンの前面となるよう着用されるこ
とがない。
〔実施例〕
第1図から第3図は、この考案の実施例を示す
ものである。熱可塑性合成樹脂を塗布した防水加
工布からなる胸当付防水ズボン1と、2本のベル
トが留め具3を介してX字状に交差した肩掛式吊
ベルト2との係止構造に係るものであり、ズボン
の前面の台形状胸当6の上端部には、鋲止め10
で固着されたテープ輪11を介して対の雌係止具
8が取付けられ、ズボンの後面の台形状背当9の
上端部には、鋲止め10で固着されたテープ輪1
1を介して所要形状の対のバツクル12(第2図
及び第3図参照)が取付けられている。
吊ベルト2は、経ゴム糸を織込んだ伸縮弾性ベ
ルトであつて、前端には逆止爪4を有する雄係止
具5(第5図参照)が取付けられ、後端はバツク
ル12(詳細後述)に取外し可能に係止されてい
る。
バツクル12は、硬質プラスチツク成形品又は
金属成形品からなる方形板で、下から第1段目ス
リツト13、第2段目スリツト14、第3段目ス
リツト15、第4段目スリツト16と吊ベルト2
を挿通する大きさの4条の横スリツトが並列に設
けられている。
このバツクル12は、下から第1段目スリツト
13にテープ輪11を挿通してズボンに連結支持
されており、第2段目スリツト14、第3段目ス
リツト15、第4段目スリツト16に吊ベルトの
後端が挿通されて取外し可能に係止してある。即
ち、第3図に示すように、第4段目スリツト16
に挿通した吊ベルトの後端を第2段目スリツト1
4に挿通反転させ次の第3段目スリツト15に通
し最初の吊ベルトと重合させて第4段目スリツト
16を通してここから突出させ、吊ベルトを引張
ると重合部が締結し、しつかりとした抜止め状態
が得られる。
バツクル12には、最上段の枠部17の中央部
に切欠いたベルト挿通口18が設けられている。
このベルト挿通口18を利用すれば、バツクル1
2への吊ベルト2の着脱および長さ調節が極めて
容易である。すなわち、吊ベルト2の後端を第2
段目スリツト14に挿通し反転させ、第3段目ス
リツト15にさらに挿入して、バツクル12の一
側に吊ベルト2を二重に合わせた状態とする。こ
の状態で適宜に長さを調節し、ついでベルト挿通
口18を利用して、前記二重に合わせた吊ベルト
2をその側縁部分から第4段目スリツト16に一
挙に嵌め入れる。逆に、吊ベルト2を取り外すと
きも同様にして、二重の吊ベルト2をベルト挿通
口18から引き上げるようにして抜脱できる。吊
ベルト2が伸縮弾性を有する場合には上記操作が
一層容易であり、吊ベルト2は、一枚ずつ挿通口
18を介して第4段目スリツト16に嵌脱するこ
ともできる。
なお、この考案のズボンと吊ベルトとの後部連
結構造は、防水ズボンのほか、各種の吊ベルトに
適用できる。
〔効果〕
この考案に係るズボンと吊ベルトとの後部連結
構造は、4条の横スリツトを上下に並列に設けた
バツクルを用いるものであつて、ズボン本体には
下から第1段目スリツトに挿通したテープ輪を介
して固着しておき、これより上の第2段目、第3
段目及び第4段目のスリツトに吊ベルトを通し反
転重合させるため引張るとしつかりと締結されて
抜けず、吊ベルトが損傷して取り替える場合や長
さ調節が必要な場合には、ベルト挿通口を利用し
て吊ベルトを取り外すことができるので、非常に
便利である。また、テープ輪が連結されたバツク
ルは、誤つてズボンの前面に着用されることがな
いという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例のズボンと吊ベル
トとの前後部連結構造を示す斜視図、第2図及び
第3図は同上の後部連結構造を示す正面図及び縦
断面図、第4図は第1従来例のズボンと吊ベルト
との前後部連結構造を示す斜視図、第5図は同上
の前部係止具を示す正面図、第6図は第2従来例
の前後部連結構造を示す斜視図である。 1……ズボン、2……吊ベルト、5……雄係止
具、8……雌係止具、11……テープ輪、12…
…バツクル、13……第1段目スリツト、14…
…第2段目スリツト、15……第3段目スリツ
ト、16……第4段目スリツト、18……ベルト
挿通口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ズボンの背面上端に所要形状のバツクルをテー
    プ輪を介して取付け、吊ベルトの後端を前記バツ
    クルに取外し可能に係止してなり、前記バツクル
    には、下から第1段目スリツト、第2段目スリツ
    ト、第3段目スリツト、第4段目スリツトの吊ベ
    ルトが挿通できる4条の横スリツトを並列に設け
    ると共に、前記バツクルの最上段横枠には中央部
    を切欠いてベルト挿通口を設け、下から第1段目
    スリツトにズボンに固着するテープ輪を挿通し、
    第4段目スリツトに挿通した吊ベルトの後端を第
    2段スリツトに挿通反転させ第3段目スリツトに
    通し第4段目スリツトを通してここから突出させ
    るようにしたことを特徴とするズボンと吊ベルト
    との後部連結構造。
JP1987172156U 1987-11-11 1987-11-11 Expired JPH047135Y2 (ja)

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JP1987172156U JPH047135Y2 (ja) 1987-11-11 1987-11-11

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JP1987172156U JPH047135Y2 (ja) 1987-11-11 1987-11-11

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JPH0178123U JPH0178123U (ja) 1989-05-25
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JPS6234964U (ja) * 1985-08-22 1987-03-02

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