JPH09236297A - 分散配置型空調装置 - Google Patents

分散配置型空調装置

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JPH09236297A
JPH09236297A JP8042844A JP4284496A JPH09236297A JP H09236297 A JPH09236297 A JP H09236297A JP 8042844 A JP8042844 A JP 8042844A JP 4284496 A JP4284496 A JP 4284496A JP H09236297 A JPH09236297 A JP H09236297A
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JP
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temperature
temperature detector
room
indoor
air
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JP8042844A
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English (en)
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Akimichi Nakanishi
了路 中西
Yoshihiro Nakamura
由浩 中村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • F24F11/54Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication using one central controller connected to several sub-controllers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調対象室の室内温度検出器の異常時にも代
替温度検出器によって冷暖房の制御を行い得る合理的な
分散配置型空調装置を提供する。 【解決手段】 室内機20の温度検出器D2と、操作器
30の温度検出器D1と、空調対象室85の環境監視用
の監視用測定器86の温度検出器D3とで検出した各室
内温度を中央監視制御盤50によって監視するととも
に、室内機20での冷暖房の制御に用いる温度検出器の
選択順序を決めている。選択順序により選択した温度検
出器に異常があるときには、その異常を中央監視制御盤
50で警報表示するとともに、次順の温度検出器を選択
して室内機20の冷暖房を制御させる制御処理する。温
度検出器の異常は、例えば、各温度検出器D1・D2・
D3の各温度値を比較して温度差が所定値以上あるもの
を異常として判別する。室内機20の温度検出器D2に
異常が生じた場合でも、冷暖房を迷走させて異常停止さ
せることがなく、合理的に冷暖房を制御し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は分散型配置空調装
置における温度制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の分散型配置空調装置の基本的な
構成は、図3のように、冷房または暖房を行うための熱
源を熱源機10から室内機20に与えて空調対象室85
の室内の空気を冷却または加温する系統と、空調対象室
85内に配置した操作器30から冷房または暖房の動作
条件室内機20を介して設定するとともに、中央監視制
御盤50によって全体動作のうちの所要のものに対する
監視と制御を行う系統と、空調対象室85に配置した室
内の温度・湿度などを測定する監視用測定器86の検出
値を中央監視制御盤50によって直接的に監視する系統
とを設けて構成してある。なお、この発明において、
「冷暖房」とは、冷房のみを行う構成の場合と、暖房の
みを行う構成の場合と、冷房と暖房とを選択的に行う場
合との3つ場合を含むものである。
【0003】そして、熱源には、圧縮冷凍サイクルによ
るものと、吸収冷凍サイクルによるものなどを用いてお
り、例えば、圧縮冷凍サイクルを用いるものでは、図3
のように、熱源機10で圧縮した熱操作流体によって熱
源を得るように構成されており、例えば、特開平6−1
46987号公報に開示されている。
【0004】図3において、二重線で示す回路部分は、
熱源を得るための熱操作流体、例えば、冷媒の管路であ
り、細線で示す回路部分は、電気的な検出信号・制御信
号などのための電路であって、熱源機10は、一般に、
室外に配置するため、室外機とも言っているが、室内に
配置する場合もある。
【0005】そして、熱源機10の圧縮部11は、例え
ば、ロータリー型コンプレッサをエンジンや電動機など
の駆動源で駆動して、熱源を得るための熱操作流体、例
えば、フロンR22、フロンR137などの冷媒を加圧
する部分であり、加圧した熱操作流体を熱源機10の熱
交換器12と室内機20の熱交換器21とを通る管路に
与えることにより所要の熱操作を終えて低圧化した熱操
作流体を再び圧縮部11に戻して加圧するように循環し
ているものである。
【0006】熱源機10の流路切換部13は、室内機2
0に冷房動作を行わせる場合には、室内機20側の熱交
換器21を吸熱用熱交換器として動作するように接続す
るとともに、熱源機10側の熱交換器12を放熱用熱交
換器として動作するように各管路を接続し、また、室内
機20に暖房動作を行わせる場合には、熱源機10側の
熱交換器12を吸熱用熱交換器として動作するように接
続するとともに、室内機20側の熱交換器21を放熱用
熱交換器として動作するように各管路を接続する部分で
あり、例えば、四方弁などの切換弁を電動動作する流路
切換機構である。
【0007】操作器30の制御部70は、温度検出器D
1で検出した室内温度値D1Aのデータ、設定操作部7
6により設定入力した冷房または暖房の目標温度値TA
などの動作条件に関するデータ、運転開始/停止などの
データを記憶するとともに、これらのデータのうちの所
要のものを、通信路82を経て、室内機20の制御部7
0に与える。なお、操作器30は、室内機20を遠隔制
御する役割をしているため、一般に、リモートコントロ
ーラ、略して、リモコンとも呼ばれている。
【0008】室内機20の制御部70は、温度検出器D
2で検出した室内温度値D2A、その他の検出データ、
操作器30から与えられたデータなどを記憶するととも
に、室内温度値D2Aを操作器30の制御部70から与
えられた目標温度値TAに到達するように、熱交換器2
1に熱操作流体を流通する流量調整弁V2と熱交換器2
1に室内空気を通風する送風機(図示せず)の風量など
を制御するものであり、運転開始/停止・動作状態など
に関する所要のデータを通信路81を経て熱源機10の
制御部70と中央監視制御盤50の制御部70とに与え
る。
【0009】熱源機10の制御部70は、温度検出器D
4で検出した室外温度値D4A、その他の検出データ、
室内機10・中央監視制御盤50から与えられたデータ
と指令信号などデータを記憶するとともに、これらのデ
ータにもとづいて、流路切換部13の流路方向の切換
と、熱交換器12に熱操作流体を流通する流量調整弁V
1と熱交換器12に室外空気を通風する送風機(図示せ
ず)の風量などを制御するものであり、運転開始/停止
・動作状態などに関する所要のデータを通信路81を経
て中央監視制御盤50の制御部70に与える。
【0010】中央監視制御盤50の制御部70は、温度
検出器D5で検出した室外温度値D5A、その他の検出
データ、設定操作部76から設定入力した運転開始/停
止・動作条件などに関するデータ、室内機10と熱源機
20とから与えられたデータ、監視用測定器86の温度
検出器D3で検出した室内温度値D3Aなどのデータを
記憶し、これらのデータのうちの所要のものを表示部7
7に表示するとともに、運転開始/停止・動作状態など
に関する所要のデータを通信路81を経て室内機20の
制御部70と中央監視制御盤50の制御部70とに与え
る。
【0011】そして、熱源機10・室内機20・操作器
30・中央監視制御盤50に設けた各制御部70は、マ
イクロコンピュータによる制御処理機能(以下、CPU
という)を主体にして構成したものであって、例えば、
図4のように、制御部70に市販のCPUボード(CP
U/B)を用いて構成したものであり、各部の状態を検
出して得られる各検出信号と設定操作部76を操作して
入力される各操作信号によるデータと、後記の通信接続
端子78を介して他の制御部70から与えられるデータ
とを入力データとして入出力ポート71から取り込んで
作業メモリ73、例えば、RAMに記憶するとともに、
これらデータと、処理メモリ72、例えば、ROMに予
め記憶した処理フローのプログラムと、データ用メモリ
74、例えば、電気的に書換可能なPROM、つまり、
EEPROMに記憶した基準値などデータとにもとづい
て所要の制御処理を行って得られた各部を制御するため
の各制御信号と他の制御部70に与えるデータの信号と
を入出力ポート71から出力するように構成してある。
【0012】また、時計回路75によって制御処理に必
要な時間を計時するほか、各部の動作状態・制御状態や
各設定状態などのデータを表示部77に表示し、さら
に、各制御部70間の通信路81・82、例えば、バス
ラインの延長線、または、通信用ケーブルによって、制
御データなどを送受するための通信接続端子78を設け
てあり、この通信接続端子78を、必要に応じて、例え
ば、RS485規格などの通信用ICを用いた通信接続
端子によって構成している。なお、操作器30の制御部
70と室内機20の制御部70との間の通信路82は、
赤外線などの光通信による無線伝送路で構成している場
合もあり、この場合には、通信接続端子78の部分に、
そうした無線伝送路に対応する送受波機能を設けてい
る。
【0013】図3の構成では、1基の熱源機10に対し
て1基の室内機20を接続した構成(以下、「1熱源機
/1室内機構成」という)になっているが、1基の熱源
機10に対して複数基の室内機20を接続した構成(以
下、「1熱源機/複数室内機構成」という)のものと、
複数基の熱源機10に対して複数基の室内機20を接続
した構成(以下、「複数熱源機/複数室内機構成」とい
う)のものとが周知であり、さらに、図3の構成では、
1基の室内機20に対して1つの操作器30を設けた構
成(以下、「1室内機/1操作器構成」という)になっ
ているが、複数の室内機20に対して1つの操作器30
を共用して設けた構成(以下、「複数室内機/1操作器
構成」という)も周知である。
【0014】また、上記のような分散配置型空調装置1
00の各構成、つまり、熱源機10と、室内機20・操
作器30と、中央監視制御盤50とを別個の建造物に配
置する構成と、これらを1つの建造物に配置する構成と
がある。
【0015】そして、1つの建造物に配置する構成であ
って、上記の「1熱源機/1室内機構成」と「複数熱源
機/複数室内機構成」と中央監視制御盤50に組み合わ
せた構成における具体的な配置は、例えば、図5のよう
になっており、屋上に各熱源機10を、各階の各空調対
象室85内に室内機20と操作器30を、最下階、例え
ば、地下室に中央監視制御盤50を配置している。な
お、図5では、熱操作流体を流通する各管路の部分は、
往復する管路を簡略して太い実線で画いているものであ
る。
【0016】また、熱源を吸収冷凍サイクルによって構
成する場合には、例えば、圧縮部11・熱交換器12・
流路切換部13の部分を、第1の熱操作流体、例えば、
アンモニアと水の混合液などによる吸収液を循環して熱
操作するための吸収器・再生器・凝縮器・蒸発器などに
変更して構成し、蒸発器の内部を通る管路に第2の熱操
作流体、例えば、水を循環させて冷水または温水を得る
とともに、この第2の熱操作流体を室内機20の熱交換
器21に与えるように構成することになるものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におけ
る分散配置型空調装置100では、一般の空調装置と同
様に、室内機20に設けた温度検出器D2で検出した室
内温度値D2Aを実質的な室内温度値として、目標温度
値TAに到達するように装置を空調制御を行っている。
【0018】しかしながら、室内機20に設けた温度検
出器D2は、熱交換器21に室内空気を流通する送風機
の振動や結露などの繰り返しによって、例えば、検出素
子の変質が生じるなど、検出の異常を起こしやすく、異
常になったときには、室内機20の運転が迷走してしま
うという不都合がある。
【0019】こうした迷走を防止するため、一般には、
装置の運転を停止するように構成されているので、当該
損傷部分を保守修理し終えるまで、その室内機20が配
置された空調対象室85、例えば、ホテルの客室の冷房
または暖房が行えず、慮外の損害を被るなどの不都合が
生ずる。このため、こうした不都合のない分散配置型空
調装置の提供が望まれているとう課題がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な操作器で設定した動作条件などにもとづいて熱源機か
ら熱操作流体を空調対象室に配置した室内機に与えるこ
とにより上記の空調対象室の室内空気を冷暖房するとと
もに、上記の室内機に設けられて上記の室内空気の温
度、つまり、室内温度を検出する第1の温度検出器と、
上記の操作器に設けられて上記の室内温度を検出する第
2の温度検出器と、中央監視制御盤で上記の室内温度を
監視するために空調対象室に設けられて前記室内温度を
検出する第3の温度検出器とを配置した分散配置型空調
装置において、上記の第2の温度検出器または上記の第
3の温度検出器で検出した上記の室内温度により上記の
冷暖房を制御する冷暖房制御手段を設ける第1の構成
と、
【0021】この第1の構成と同様の分散配置型空調装
置において、上記の第1の温度検出器と、上記の第2の
温度検出器と、上記の第3の温度検出器とのうちのいず
れか1つを選択する順序を予め設定する順序設定手段
と、上記の順序の先順の温度検出器に異常があるときに
上記の順序により選択した次順の温度検出器で検出した
上記の室内温度により上記の冷暖房を制御する選択制御
手段を設ける第2の構成と、
【0022】操作器で設定した動作条件などにもとづい
て熱源機から熱操作流体を空調対象室に配置した室内機
に与えることにより上記の空調対象室の室内空気を冷暖
房するとともに、上記の冷暖房を制御するために上記の
室内機に設けられて上記の室内空気の温度、つまり、室
内温度を検出する第1の温度検出器と、上記の操作器で
上記の室内温度を監視するために上記の操作器に設けら
れて上記の室内温度を検出する第2の温度検出器と、中
央監視制御盤で上記の室内温度を監視するために空調対
象室に設けられて上記の室内温度を検出する第3の温度
検出器とを配置した分散配置型空調装置において、
【0023】前記第1の温度検出器で検出した上記の室
内温度に代替して、上記の第2の温度検出器または上記
の第3の温度検出器で検出した上記の室内温度値により
上記の冷暖房を制御する検出温度代替手段と、上記の代
替を予め定めた順序により中央監視制御盤で制御する代
替制御手段とを設ける第3の構成と、
【0024】上記の第1の構成と同様の分散配置型空調
装置において、上記の第1の温度検出器で検出した上記
の室内温度と、上記の第2の温度検出器で検出した上記
の室内温度と、上記の第3の温度検出器で検出した上記
の室内温度との間の相互の各温度差が所定値以上になっ
た上記の室内温度を検出している温度検出器を、異常が
ある温度検出器として警報する警報手段と、
【0025】上記の第1の温度検出器と、上記の第2の
温度検出器と、上記の第3の温度検出器とのうちで上記
の異常がある温度検出器を除く他の温度検出器のうちの
1つの温度検出器によって検出した上記の室内温度によ
り上記の冷暖房を制御する冷暖房制御手段とを設ける第
4の構成とにより上記の課題を解決し得るようしたもの
である。
【0026】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、上
記の図3〜図5で説明したような分散配置型空調装置1
00に、この発明を実施した場合の実施例について説明
する。
【0027】
【実施例】以下、図1・図2により実施例を説明する。
図1・図2において、図3〜図5における符号と同一符
号で示す部分は、図3〜図5で説明した同一符号の部分
と同一の機能をもつ部分である。また、図1・図2にお
いて同一符号で示す部分は、図1・図2のいずれかにお
いて説明した同一符号の部分と同一の機能をもつ部分で
ある。さらに、図1では、熱操作流体を流通する各管路
の部分は、往復する管路を簡略して、図5の場合と同様
に、太い実線で画いているものである。
【0028】図1では、説明の都合上、〔構成(イ)〕
の部分は、2つの熱源機10から3つの室内機20に熱
操作流体を供給して冷暖房を行うように編成した構成、
つまり、上記の「複数熱源機/複数室内機構成」にして
あり、また、〔構成(ロ)〕と〔構成(ハ)〕との部分
は、1つの熱源機10から3つの室内機20に熱操作流
体を供給して冷暖房を行うように編成し構成、つまり、
上記の「1熱源機/複数室内機構成」にしてある。
【0029】さらに、〔構成(イ)〕と〔構成(ロ)〕
の部分の各空調対象室85、つまり、501号室・50
2号室・503号室・301号室・302号室・303
号室と、〔構成(ハ)〕の空調対象室85のうちの00
1号室では1つの室内機20に対して1つの操作器30
を配置した構成、つまり、上記の「1室内機/1操作器
構成」にしてあり、また、〔構成(ハ)〕の部分の空調
対象室85のうちの101号室では、複数の室内機20
に対して1つの操作器30を共用配置した構成、つま
り、「複数室内機/1操作器構成」にしてあり、全体の
構成が、複数の異なる構成を組み合わせた複雑な配置に
してある。
【0030】しかしながら、この発明は、こうした複雑
な構成のみを適用対象としているものではなく、「1熱
源機/1室内機構成」、「1熱源機/複数室内機構
成」、「複数熱源機/複数室内機構成」のうちの1つの
みを単一配置または複数配置した構成、また、「1室内
機/1操作器構成」または「複数室内機/1操作器構
成」のうちの1のみを用いた構成にしたものでも適用対
象とし得るものである。
【0031】図1において、中央監視制御盤50の制御
部70は、各空調対象室85の各温度検出器D1・D2
・D3で検出した室内空気の温度、つまり、室内温度値
D1A・D2A・D3Aのデータを、所要時に、作業メ
モリ73に取り込んで記憶し、また、各温度検出器D1
・D2・D3の異常を判別するために必要な基準値のデ
ータと、各温度検出器D1・D2・D3で検出した室内
温度値D1A・D2A・D3Aの選択順序のデータとな
どをデータ用メモリ74に記憶するとともに、処理メモ
リ72に記憶した図2の制御処理フローのプログラムに
よって、各空調対象室85ごとに、各温度検出器D1・
D2・D3の異常の判別と、室内温度値D1A・D2A
・D3Aのうちのいずれの検出値によって冷暖房を制御
するかの選択と、温度検出器の異常警報との制御処理を
行い得るように構成したものである。
【0032】そして、選択順位は、変更または設定した
都度に、データ用メモリ74に記憶して保持されてい
る。選択順位の初期設定は、装置の製造時または設置時
に、設定操作部76の所定の操作キーを操作して、デー
タ用メモリ74に記憶しておくようにし、監視作業員が
設定操作部76の所定の操作キーを操作して選択順位を
変更したときは、その変更データを作業メモリ73に一
時記憶しておき、制御処理フローの所定の段階において
データ用メモリ74に記憶し直すようにしてある。
【0033】〔室内温度検出器の異常判別〕各温度検出
器D1・D2・D3が同時に異常になるということは、
殆ど無いと考えてよく、また、異常の場合には、検出し
た温度値が実際の温度値と大幅に異なるのが通常なの
で、同一の空調対象室85内にある各温度検出器D1・
D2・D3により検出した各室内温度D1A・D2A・
D3Aの間の各温度差をとり、その各温度差のうちで所
定値以上になっている室内温度を検出している温度検出
器を異常がある温度検出器として判別することができ
る。
【0034】つまり、各温度検出器D1による室内温度
値D1Aが23°C、温度検出器D2による室内温度値
D2Aが41°C、温度検出器D3による室内温度値D
3Aが24°Cであった場合、相互の各温度差は、「2
4°C−23°C=1°C」「41°C−24°C=1
7°C」「41°C−23°C=18°C」になるの
で、所定値TAを10°Cとしておけば、温度差が所定
値以上になっている室内温度差を検出している温度検出
器は、温度検出器D2であり、他の2つの室内温度D1
A・D3Aから見て、当然、異常になっているものと判
別してよいことになる。以下、この判別を「第1判別」
という。
【0035】異常がある温度検出器D2の選択順位を後
順にして、他の温度検出器D1またはD3による室内温
度により冷暖房を制御していれば、冷暖房の制御を迷走
させるようなことは生じないことになる。
【0036】残る2つの温度検出器D1・D3のうちい
ずれか1つが異常になったときは、前回に検出した室内
温度値を基準にして、上記の所定値10°C以上の値に
変化している温度検出器を異常があるものとして判別で
きることになる。以下、この判別を「第2判別」とい
う。
【0037】また、異常がある温度検出器D2について
異常警報を行っておくことにより、監視作業員が異常に
気付いて、異常のある温度検出器を保守修理するので、
長い時間にわたって異常が続くことなく、3つの温度検
出器D1・D2・D3が正常に戻されるので、上記の温
度差による判別が再び行えることになる。
【0038】したがって、上記の所定値TAを基準値と
してデータ用メモリ74に記憶しておき、上記の判別を
行えばよいわけである。なお、冷暖房の制御による温度
変化は多少変動があるので、上記の各判別は、所定の期
間、例えば、10秒間程度の期間にわたって得られる温
度値を平均した値によって判別する。
【0039】〔制御処理フローの説明〕以下、図2の制
御処理フローを説明する。この制御処理フローは、中央
監視制御盤50の制御部70が行う定常の制御処理フロ
ーをメイン制御処理フローとしたサブルーチンとして構
成されており、各室内機20の制御部70から送られて
くる運転中のデータにもとづいて、図2の制御処理フロ
ーに移行するように仕組まれているものである。
【0040】また、図2の制御処理フローでは、1つの
室内機20に対する制御処理のみを行うものであり、複
数の室内機20が配置されているものでは、当然、室内
機20ごとに、同様の制御処理を行うことになるもので
ある。そして、ここでは、例えば、501号室の室内機
20について制御処理を行っており、当初の「選択順
位」は、第1順位が温度検出器D2、第2順位が温度検
出器D1、第3順位が温度検出器D3に設定されている
ものとする。
【0041】◆ステップSP1では、データ用メモリ7
4に記憶してある「選択順位」のデータと、作業メモリ
73に記憶してある「選択順位」の変更データとを取り
込んで、次のステップSP2に移行する。
【0042】◆ステップSP2では、「選択順位」の変
更データがあるか否かを判別する。変更データがあると
きは、次のステップSP3に移行し、そうでないときは
ステップSP4に移行する。
【0043】◆ステップSP3では、データ用メモリ7
4に記憶しておる「選択順位」のデータを、作業メモリ
73に記憶してある「選択順位」の変更データに書き換
えて、つまり、記憶し直して次のステップSP4に移行
する。
【0044】◆ステップSP4では、「選択順位」のデ
ータにおける第1順位の温度検出器について、OKか否
か、つまり、正常か否かを判別する。正常であるときは
次のステップSP5に移行し、そうでないときはステッ
プSP11に移行する。ただし、第1順位に相当する温
度検出器が、前回までの判別によって、既に異常として
判別されているときは、そのままステップSP11に移
行する。ここでの判別は、上記の「第1判別」によって
行う。
【0045】◆ステップSP5では、第1順位の温度検
出器D2で検出した室内温度値D2Aにより冷暖房を制
御する旨の指令データを室内機20に送るためのデータ
を作り、メイン制御処理フローの所定のステップ箇所に
移行する。
【0046】◆ステップSP11では、表示部77、例
えば、液晶表示画面に、第1順位の温度検出器D2が異
常である旨の警報表示を行わせた状態にして、次のステ
ップSP12に移行する。この警報表示は目視表示と同
時に警音、例えば、ブザー音による警報を行わせること
ができる。ただし、第1順位に相当する温度検出器につ
いて既に異常警報を行っているときは、そのままステッ
プSP12に移行する。
【0047】◆ステップSP12では、「選択順位」の
データにおける第2順位の温度検出器D1について、O
Kか否か、つまり、正常か否かを判別する。正常である
ときは次のステップSP13に移行し、そうでないとき
は、ステップSP21に移行する。ただし、第2順位に
相当する温度検出器が、前回までの判別によって、既に
異常として判別されているときは、そのままステップS
P21に移行する。ここでの判別は、上記の「第2判
別」によって行う。
【0048】◆ステップSP13では、第2順位の温度
検出器D1で検出した室内温度値D1Aにより冷暖房を
制御する旨の指令データを室内機20に送るためのデー
タを作り、メイン制御処理フローの所定のステップ箇所
に移行する。
【0049】◆ステップSP21では、第2順位の温度
検出器D1について、上記のステップSP11と同様の
異常警報表示を行わせた状態にして、次のステップSP
22に移行する。ただし、第2順位に相当する温度検出
器について既に異常警報を行っているときは、そのまま
ステップSP22に移行する。
【0050】◆ステップSP22では、「選択順位」の
データにおける第3順位の温度検出器D3について、O
Kか否か、つまり、正常か否かを判別する。正常である
ときは次のステップSP23に移行し、そうでないとき
は、ステップSP24に移行する。ただし、第3順位に
相当する温度検出器が、前回までの判別によって、既に
異常として判別されているときは、そのままステップS
P24に移行する。ここでの判別は、上記の「第2判
別」によって行う。
【0051】◆ステップSP23では、第3順位の温度
検出器D3で検出した室内温度値D3Aにより冷暖房を
制御する旨の指令データを室内機20に送るためのデー
タを作り、メイン制御処理フローの所定のステップ箇所
に移行する。
【0052】◆ステップSP24では、全ての温度検出
器D1・D2・D3について、上記のステップSP11
と同様の異常警報表示を行わせた状態にして、次のステ
ップSP25に移行する。ただし、第3順位に相当する
温度検出器について既に異常警報を行っているときは、
そのままステップSP25に移行する。
【0053】◆ステップSP25では、監視作業員によ
って、設定操作部76の所要の操作キーにより、保守点
検作業のために、警報を解除する旨の操作が行われたデ
ータが入力されたか否かを判別する。解除する旨のデー
タが入力されたときは次のステップSP26に移行し、
そうでないときは、このステップSP25を繰り返す。
【0054】◆ステップSP26では、保守点検を行う
ように制御する旨の指令データを501号室の室内機2
0に送るためのデータを作り、メイン制御処理フローの
所定のステップ箇所に移行する。
【0055】〔実施例の構成の要約〕上記の実施例の構
成を要約すると、操作器30で設定した動作条件などに
もとづいて熱源機10から熱操作流体を空調対象室85
に配置した室内機20に与えることにより上記の空調対
象室85の室内空気を冷暖房するとともに、上記の室内
機20に設けられて上記の室内空気の温度、つまり、室
内温度を検出する第1の温度検出器D2と、上記の操作
器に設けられて上記の室内温度を検出する第2の温度検
出器D1と、中央監視制御盤50で上記の室内温度を監
視するために空調対象室85に設けられて前記室内温度
を検出する第3の温度検出器D3とを配置した分散配置
型空調装置100において、上記の第2の温度検出器D
1または上記の第3の温度検出器D3で検出した上記の
室内温度により上記の冷暖房を制御する冷暖房制御手段
を設ける第1の構成と、
【0056】この第1の構成と同様の分散配置型空調装
置100において、上記の第1の温度検出器D2と、上
記の第2の温度検出器D1と、上記の第3の温度検出器
D3とのうちのいずれか1つを選択する順序、つまり、
「選択順位」を、例えば、中央監視制御盤50の設定操
作部56を操作して、予め設定する順序設定手段と、例
えば、図2の制御処理フローによって、上記の順序の先
順の温度検出器に異常があるときに上記の順序により選
択した次順の温度検出器で検出した上記の室内温度によ
り上記の冷暖房を制御する選択制御手段を設ける第2の
構成と、
【0057】操作器30で設定した動作条件などにもと
づいて熱源機10から熱操作流体を空調対象室85に配
置した室内機20に与えることにより上記の空調対象室
85の室内空気を冷暖房するとともに、上記の冷暖房を
制御するために上記の室内機20に設けられて上記の室
内空気の温度、つまり、室内温度を検出する第1の温度
検出器D2と、上記の操作器30で上記の室内温度を監
視するために上記の操作器30に設けられて上記の室内
温度を検出する第2の温度検出器D1と、中央監視制御
盤50で上記の室内温度を監視するために空調対象室8
5に設けられて上記の室内温度を検出する第3の温度検
出器D3とを配置した分散配置型空調装置100におい
て、
【0058】例えば、図2の制御処理フローによって、
前記第1の温度検出器D2で検出した上記の室内温度に
代替して、上記の第2の温度検出器D1または上記の第
3の温度検出器D3で検出した上記の室内温度値により
上記の冷暖房を制御する検出温度代替手段と、例えば、
中央監視制御盤50の制御部70に図2の制御処理フロ
ーによる制御を行わせて、上記の代替を予め定めた順序
により中央監視制御盤50で制御する代替制御手段とを
設ける第3の構成と、
【0059】上記の第1の構成と同様の分散配置型空調
装置100において、例えば、上記の「第1判別」によ
って、上記の第1の温度検出器D2で検出した上記の室
内温度と、上記の第2の温度検出器D1で検出した上記
の室内温度と、上記の第3の温度検出器D3で検出した
上記の室内温度との間の相互の各温度差が所定値以上に
なった上記の室内温度を検出している温度検出器を、異
常がある温度検出器として警報する警報手段と、
【0060】例えば、図2の制御処理フローによって、
上記の第1の温度検出器D2と、上記の第2の温度検出
器D1と、上記の第3の温度検出器D3とのうちで上記
の異常がある温度検出器を除く他の温度検出器のうちの
1つの温度検出器によって検出した上記の室内温度によ
り上記の冷暖房を制御する冷暖房制御手段とを設ける第
4の構成とを構成していることになるものである。
【0061】〔変形実施〕こり発明はつぎのように変形
して実施することを含むものである。 (1)図2の制御処理フローにおいて、ステップSP1
3の際に、第2順位の温度検出器を第1順位の温度検出
器に、第3順位の温度検出器を第2順位の温度検出器
に、また、第1順位の温度検出器を第3順位にするよう
に入れ換えたデータをデータ用メモリ74に記憶し直す
ことによって、自動的に、異常の無い温度検出器を優先
するように「選択順位」を設定する動作を行うように構
成する。 (2)図2の制御処理フローによる制御を、特定の熱源
機10の制御部70または特定の室内機20の制御部7
0に行わせるように構成する。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、室内機に設けた室内
温度の温度検出器に代えて、操作器の温度検出器または
監視用測定器の温度検出器による室内温度を選択して冷
暖房の制御に使用でき、また、いずれかの温度検出器が
異常のときは、中央監視制御盤の表示部に警報表示とと
もに、異常の温度検出器に代わる温度検出器を選択して
冷暖房を制御するように動作するので、冷暖房動作を迷
走させて装置全体の運転を停止させるような事態を招く
ことがなく、保守し易い分散配置型空調装置を提供し得
るなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1・図2はこの発明の実施例を、また、図3
〜図5は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりであ
る。
【図1】全体ブロック構成図
【図2】要部制御処理フロー図
【図3】全体ブロック構成図
【図4】要部ブロック構成図
【図5】全体構成斜視一部断面図
【符号の説明】
10 熱源機 11 圧縮部 12 熱交換器 13 流路切換部 20 室内機 21 熱交換器 30 操作器 50 中央監視制御盤 60 建造物 70 制御部 71 入出力ポート 72 処理メモリ 73 作業メモリ 74 データ用メモリ 75 時計回路 76 設定操作部 77 表示部 78 通信接続端子 81 通信路 82 通信路 83 管路 85 空調対象室 86 監視用測定器 D1 温度検出器 D2 温度検出器 D3 温度検出器 D4 温度検出器 D5 温度検出器 V1 流量調整弁 V2 流量調整弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作器で設定した動作条件などにもとづ
    いて熱源機から熱操作流体を空調対象室に配置した室内
    機に与えることにより前記空調対象室の室内空気を冷暖
    房するとともに、前記室内機に設けられて前記室内空気
    の温度(以下、室内温度という)を検出する第1の温度
    検出器と、前記操作器に設けられて前記室内温度を検出
    する第2の温度検出器と、中央監視制御盤で前記室内温
    度を監視するために前記空調対象室に設けれて前記室内
    温度を検出する第3の温度検出器とを配置した分散配置
    型空調装置であって、 前記第2の温度検出器または前記第3の温度検出器で検
    出した前記室内温度により前記冷暖房を制御する冷暖房
    制御手段を具備することを特徴とする分散配置型空調装
    置。
  2. 【請求項2】 操作器で設定した動作条件などにもとづ
    いて熱源機から熱操作流体を空調対象室に配置した室内
    機に与えることにより前記空調対象室の室内空気を冷暖
    房するとともに、前記室内機に設けられて前記室内空気
    の温度(以下、室内温度という)を検出する第1の温度
    検出器と、前記操作器に設けられて前記室内温度を検出
    する第2の温度検出器と、中央監視制御盤で前記室内温
    度を監視するために前記空調対象室に設けられて前記室
    内温度を検出する第3の温度検出器とを配置した分散配
    置型空調装置であって、 前記第1の温度検出器と、前記第2の温度検出器と、前
    記第3の温度検出器とのうちのいずれか1つを選択する
    順序を予め設定する順序設定手段と、 前記順序の先順の温度検出器に異常があるときに前記順
    序により選択した次順の温度検出器で検出した前記室内
    温度により前記冷暖房を制御する選択制御手段とを具備
    することを特徴とする分散配置型空調装置。
  3. 【請求項3】 操作器で設定した動作条件などにもとづ
    いて熱源機から熱操作流体を空調対象室に配置した室内
    機に与えることにより前記空調対象室の室内空気を冷暖
    房するとともに、前記冷暖房を制御するために前記室内
    機に設けられて前記室内空気の温度(以下、室内温度と
    いう)を検出する第1の温度検出器と、前記操作器で前
    記室内温度を監視するために前記操作器に設けられて前
    記室内温度を検出する第2の温度検出器と、中央監視制
    御盤で前記室内温度を監視するために前記空調対象室に
    設けられて前記室内温度を検出する第3の温度検出器と
    を配置した分散配置型空調装置であって、 前記第1の温度検出器で検出した前記室内温度に代替し
    て、前記第2の温度検出器または前記第3の温度検出器
    で検出した前記室内温度値を前記冷暖房の制御に用いる
    検出温度代替手段と、 前記代替を予め定めた順序により中央監視制御盤で制御
    する代替制御手段とを具備する分散配置型空調装置。
  4. 【請求項4】 操作器で設定した動作条件などにもとづ
    いて熱源機から熱操作流体を空調対象室に配置した室内
    機に与えることにより前記空調対象室の室内空気を冷暖
    房するとともに、前記室内機に設けられて前記室内空気
    の温度(以下、室内温度という)を検出する第1の温度
    検出器と、前記操作器に設けられて前記室内温度を検出
    する第2の温度検出器と、中央監視制御盤で前記室内温
    度を監視するために前記空調対象室に設けられて前記室
    内温度を検出する第3の温度検出器とを配置した分散配
    置型空調装置であって、 前記第1の温度検出器で検出した前記室内温度と、前記
    第2の温度検出器で検出した前記室内温度と、前記第3
    の温度検出器で検出した前記室内温度との間の相互の各
    温度差が所定値以上になった前記温度検出器を、異常が
    ある温度検出器として警報する警報手段と、 前記第1の温度検出器と、前記第2の温度検出器と、前
    記第3の温度検出器とのうちで前記異常がある温度検出
    器を除く他の温度検出器のうちの1つの温度検出器によ
    って検出した前記室内温度により前記冷暖房を制御する
    冷暖房制御手段とを具備することを特徴とする分散配置
    型空調装置。
JP8042844A 1996-02-29 1996-02-29 分散配置型空調装置 Pending JPH09236297A (ja)

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