JPH06146987A - エンジン駆動空調制御方法 - Google Patents

エンジン駆動空調制御方法

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JPH06146987A
JPH06146987A JP31617592A JP31617592A JPH06146987A JP H06146987 A JPH06146987 A JP H06146987A JP 31617592 A JP31617592 A JP 31617592A JP 31617592 A JP31617592 A JP 31617592A JP H06146987 A JPH06146987 A JP H06146987A
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JP
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engine
control
rotation speed
heat
temperature
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JP31617592A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Idei
伸浩 出射
Yutaka Suzuki
裕 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン駆動のヒートポンプによる空調装置
の燃料消費を節減し得る制御方法を提供する。 【構成】 熱源機10のエンジン1は、圧縮部2を駆動
して熱操作部3により熱操作流体を、熱交換器5と室内
機80の熱交換器81とに熱交換を行わせる。制御部7
は、各検出器S1〜S12の各検出信号と設定操作部6
・83の各設定信号にもとづいて算定した算定回転数に
より、エンジン1を運転制御する。通常の運転制御は、
室温変化に迅速に対応させてエンジン1を回転しながら
所要の冷暖房を熱交換器81で行う。節約モードの回転
数として、例えば、中位の比較的能率のよい回転数を、
また、節約モードで動作する期間として、例えば、中間
気温時期などの期間を設定しておく。算定回転数が節約
モードの回転数を超えたときは、節約モードの回転数に
抑えて運転する。中間気温時期では迅速な対応は、さほ
ど必要ないので、高速運転を抑えた分だけ、燃料消費を
節減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヒートポンプ装置な
どを内燃機関、つまり、エンジンで駆動する空調装置の
運転制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、エンジンを動力源
とするヒートポンプ装置により室内に配置した空調装置
により冷房または暖房を行うとともに、前記室内の温
度、冷房または暖房のための目標温度などにより、エン
ジン回転数を演算してエンジンの運転を制御するように
したエンジン駆動ヒートポンプ空調装置がある。
【0003】こうしたエンジン駆動ヒートポンプ空調装
置は、一般に、図5のように、エンジン1を動力源とし
て冷房または暖房のための熱源を得る熱源機10からの
熱源を室内に配置した空調用の室内機80に与えて冷房
または暖房を行うように連結した構成になっており、熱
源機10は、一般に、室外に配置するため、室外機とも
言っているが、室内に配置する場合もある。
【0004】こうした構成のエンジン駆動ヒートポンプ
空調装置100において、複数の室内機を連結構成する
ものでは、図6のように、1つの熱源機10から複数の
室内機80A・80B・80C……80Nに熱源を供給
するように構成してある。
【0005】図5・図6において、太線で示す回路部分
は、熱源を得るための熱操作流体、例えば、冷媒の管路
であり、細線で示す回路部分は、電気的な検出信号・制
御信号などのための電路である。
【0006】図5において、エンジン1は、圧縮部2、
例えば、電動コンプレッサを駆動して、熱源を得るため
の熱操作流体、例えば、フロンR22などの冷媒を加圧
して熱操作部3に与える。熱操作部3は、熱操作流体に
よって冷房または暖房に必要な所要の熱操作を行い、熱
操作を終えて低圧化した熱操作流体を再び圧縮部2に与
える。
【0007】熱操作部3は、加圧した熱操作流体を放熱
用熱交換器X(凝縮器)(図示せず)に送り、放熱して
凝縮し、その後、熱操作流体を吸熱用熱交換器Y(蒸発
器)(図示せず)に送り、吸熱して蒸発させた後に回収
するように熱操作流体の循環操作を行う部分である。
【0008】管路切換部4は、室内機80に冷房動作を
行わせる場合には、室内機80側の熱交換器81を上記
の吸熱用熱交換器Yとして動作するように接続するとと
もに、熱源機10側の熱交換器5を上記の放熱用熱交換
器Xとして動作するように各管路を接続し、また、室内
機80を暖房動作を行わせる場合には、熱源機10側の
熱交換器5を吸熱用熱交換器Yとして動作するように接
続するとともに、室内機80側の熱交換器81を放熱用
熱交換器Xとして動作するように各管路を接続する部分
であり、例えば、四方弁などの切換弁を電動動作する管
路切換機構である。
【0009】熱交換器5は、熱操作流体を流通する蛇行
管に冷却フィンを付設したものに、送風機構による外気
の送風を与えて、外気に放熱または吸熱を行うようにし
た熱交換器である。
【0010】熱交換器81は、熱交換器5と同様の構成
のものであって、送風機構により室内空気の還流を与え
て、冷房時には室内空気から吸熱し、暖房時には室内空
気に放熱するようにした熱交換器である。
【0011】冷房または暖房のための熱源能力は、エン
ジン1の回転数(往復行程によるエンジンの場合にはク
ランク軸の回転数を指す)、つまり、エンジン回転数に
よって定まる。
【0012】このため、熱源機10側では、熱源機10
側の熱操作流体の各部の温度・圧力の検出値と、設定操
作部6から設定した各設定値とを制御部7に与えるとと
もに、室内機80側からの室内温度と、設定操作部83
から制御部82に設定した冷房または暖房の制御目標と
する設定温度の設定値などを制御部7に送り、これらの
各値により制御部7の演算処理機能によって、所要のエ
ンジン回転数を演算し、この演算した回転数で運転する
ための制御信号を、制御部7からエンジン1の所要箇所
に与えて制御する。また、この制御に特定の条件を加え
るための設定信号を設定操作部6から制御部7に与え
て、所要の制限運転などを行っている。
【0013】また、室外機80側では、操作部からの冷
房または暖房の目的とする設定温度にもとづいて、制御
部82により、室内空気を還流する送風器(図示せず)
の運転制御や熱交換器81を通る熱操作流体の流量制御
弁(図示せず)などを制御するようになっている。
【0014】上記のようなエンジン駆動ヒートポンプ空
調装置100の室内機80を、図5のように、複数の室
内機80A・80B・80C……80Nにした構成のも
のにおいて、各室内機80A・80B・80C……80
Nの配置状況と各室容積に対応する必要熱容量など表に
して記憶しておき、この表と、各室の室温などにもとづ
いて所要のエンジン回転数を演算して制御する構成のも
のが特開平3−286945などにより開示されてい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなエンジン
駆動ヒートポンプ空調装置100において、燃料節減は
最大の関心事であり、何らかの面で少しでも無駄な燃料
消費を節減し得る装置の提供が期待されているという課
題がある。
【0016】また、例えば、空調を行っている事務所
で、空調装置の運転にかかる費用、つまり、冷熱費を計
画的に管理している場合には、燃料消費を節減して冷熱
費を少なく抑えたいという課題がある。
【0017】また、一般に、各季節の境目などの中間気
温時期に、暖房または冷房の行き過ぎを行いがちであ
り、こうした時期における節減を簡便におこない得る装
置の提供が期待されているというという課題がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
なエンジンを動力源とするヒートポンプ装置の熱源によ
って室内に配置した空調装置に冷房または暖房を行わせ
るとともに、室内の温度、冷房または暖房のための目標
温度などによって演算した回転数によりエンジンの運転
を定常制御するエンジン駆動空調装置の制御において、
エンジンの最高回転数よりも少ない所定の回転数を節約
回転数とする節約モードを設定し、節約モードによる運
転時は、演算による回転数が節約回転数を超えたとき
は、節約回転数によりエンジンを運転する節約運転を行
う第1の制御方法と、この第1の制御方法に加えて、節
約モードで運転する期間を予め設定しておき、この期間
のみ節約モードを選択して節約運転を行う第2の制御方
法とを提供することにより、上記の課題を解決し得るよ
うにしたものである。
【0019】
【作用】各室の人の出入りによって出入口のドアが開く
と、外気温度によって、室内の温度検出器の検出値が一
時的に急激に下がるため、演算上のエンジン回転数は、
一般に、エンジンは一時的に高回転数になってしまい、
燃料消費量は一時的ではあるが急激に大幅に増加するこ
とになる。
【0020】そこで、冷熱費を抑えたい場合などには、
第1の方法による節約モードに設定しておくと、演算が
最高回転数になった場合でも、中位の回転数に押えて、
燃料消費を中位に押えることになるので、燃料節減が行
えるように作用する。
【0021】また、第2の方法では、例えば、上記のよ
うな無駄な過冷却運転または過熱運転を行っていること
が多い中間気温期間を予め設定してあるので、当該期間
になると自動的に節約モードを選択して運転するので、
運転操作者による節約モードの設定し忘れによる燃料損
失を節約し得るように作用する。
【0022】
【実施例】以下、図1〜図4により実施例を説明する。
図1〜図4において、図5における各符号と同一の符号
の箇所は、図5により説明した機能と同一の機能をもつ
部分である。
【0023】図1において、熱源機10側に設けた各検
出部のうち、温度検出器S1は室外の気温の温度値を検
出し、温度検出器S2は熱交換器5の所要部分の温度、
例えば、熱操作流体の入口と出口の各温度値を検出し、
温度検出器S3は圧縮部2の所要部分の温度、例えば、
熱操作流体の入口と出口の各温度値を検出し、圧力検出
器S4は圧縮部2の所要部分の圧力、例えば、熱操作流
体の入口と出口の各圧力値を検出し、温度検出器S5は
エンジン1の所要部分の温度、例えば、冷却用水の温度
値を検出し、回転検出S6はエンジン1の現在回転数
を、例えば、クランク軸回転数またはイグニッションパ
ルス数によって検出する。
【0024】室内機80に設けた各検出部のうち、温度
検出器S11は室内機80が設置してある室内の気温の
温度値を検出し、温度検出器S12は熱交換器81の所
要部分の温度、例えば、熱操作流体の入口と出口の各温
度値を検出して、制御部82に与える。
【0025】設定操作部83によって設定した室内温度
の制御目標値の信号は、制御部82を介して制御部7に
与え、また、「節約モード」による節約運転の設定など
は設定操作部6で設定して制御部7に与えて、作業メモ
リ74に記憶する。
【0026】制御部7は、図2のようなマイクロコンピ
ュータによる制御処理部(この発明において、CPUと
いう)70で構成してあり、入出力ポート71から取り
込んだ各検出信号・各設定信号などのデータを作業メモ
リ73に記憶するとともに、計時回路74、例えば、カ
レンダー用ICなどによって年・月・日・時間など計時
データを得るようにし、これらの各データにもとづい
て、処理メモリ72に記憶してある制御処理フローのプ
ログラムにより、所要の演算処理を行って得られる各制
御信号を入出力ポート71から出力し、また、各データ
の内容と動作状態などを表示部75に表示するように構
成してある。
【0027】定常運転におけるエンジン回転数Nは、室
内機80の熱交換器81の温度値、つまり、温度検出器
S12で検出した温度値T1と圧縮部2の熱操作流体の
出口側圧力値P1とが目標値になるように、温度検出器
S3による圧縮部2の熱操作流体の出口側温度値T2と
開弁度検出器S6による燃料弁の開度値V1と制御対象
とする回転制御信号C1を制御部7からエンジン1に与
えることを、例えば、ファジー制御により制御してい
る。
【0028】ファジー制御における制御値の決定は、前
件部1を圧縮部2の熱操作流体の出口側温度値T2、前
件部2を燃料弁の開度値V1、後件部を、例えば、−3
から+3までのステップ値で定義して、温度値T2と開
度値V1とを対応させたファジールール表にもとづいて
ファジー演算を行うことにより制御している。
【0029】図6のように、複数の室内機を連結構成す
る場合には、各室内機の温度検出器S12で検出した温
度値T1の総平均温度値を用いて演算処理し、約8秒ご
とに演算結果を出して、エンジン回転数を制御してい
る。
【0030】厳寒期や酷暑期における冷暖房効果を迅速
にするために、一般に、温度検出器S11は、なるべく
僅かな気温変化に敏感に動作する場所に設けるととも
に、ある程度以上の温度、例えば、温度検出器S11の
検出温度と設定温度との差が3°C以上の温度変化があ
ったときは、エンジン回転数Nを一時的に最高回転数N
mにして運転することにより、室温が迅速に復旧するよ
うに運転を制御している。
【0031】この発明は、上記のように、エンジン1を
動力源とするヒートポンプ装置の熱源、つまり、熱源機
10の熱操作流体による熱源によって、室内に配置した
室内機80、つまり、空調装置に冷房または暖房を行わ
せるとともに、温度検出器S11で検出した室内の温
度、温度検出器S1で検出した室外の気温、設定操作部
83で設定した冷房または暖房のための目標温度などに
よって演算した回転数によりエンジン1の運転を定常制
御するエンジン駆動空調装置100の制御において、こ
うした定常制御のための制御処理を行うとともに、図3
のような制御処理フローによって、エンジンの最高回転
数よりも少ない中位の一定した回転数を節約回転数とす
る節約モードを設定し、この節約モードによる運転時
は、演算による回転数が節約回転数を超えたときは、節
約回転数によりエンジンを運転する節約運転を行うよう
にした第1の制御方法と、さらに、図4のような制御処
理フローにより、上記の第1の制御方法に加えて、節約
モードで運転する時期を予め設定しておき、制御部7に
設けた計時回路74の日付など、つまり、月・日または
月・日・時間が、設定した時期に該当しているとき、ま
たは、その月・日であって所定の時間、例えば、日中の
時間に該当しているとき(この発明において、期間と略
す)のみ節約モードを選択して節約運転を行う第2の制
御方法とを施して制御するようにしたものである。
【0032】ここで、上記の期間として設定する期間
は、例えば、3月15日から6月15日まで、および、
9月15日から11月15日までの中間気温時期に設定
しておくようにする。
【0033】そして、これらの方法による制御処理フロ
ーは、具体的に、上記の定常制御を行うための〔制御メ
インルーチン〕に付設した〔回転数制御サブルーチン〕
として構成したものである。
【0034】〔第1の方法による制御処理〕まず、第1
の方法による制御処理を行うための〔回転数制御サブル
ーチン〕、つまり、図3の制御処理フローについて説明
する。
【0035】◆ステップSP1では、各設定信号により
得られる設定データを取り込んで、次のステップSP2
に移行する。
【0036】◆ステップSP2では、各検出信号により
得られている検出値データを取込んで、次のステップS
P3に移行する。
【0037】◆ステップSP3では、取り込んだ各設定
データと各検出値データとにもとづいて、定常制御にお
いて必要とするエンジン回転数Nを、例えば、上記のフ
ァジー制御のための演算により算出した後、次のステッ
プ4に移行する。なお、「算定回転数」の算定値は、エ
ンジンの最高回転数を最高限度として算定するようにし
てある。
【0038】◆ステップSP4では、設定データが、
「節約モード」の運転指示になっているか否かを判別し
て、「節約モード」になっているときは、次のステップ
SP5に移行し、「節約モード」になっていないとき
は、ステップSP11に移行する。
【0039】◆ステップSP5では、「節約モード」時
の上限回転数として、予め処理メモリ72に記憶してあ
る「節約回転数」のデータを取り込んで、次のステップ
SP6に移行する。この「節約回転数」は、定常制御に
おける最高回転数よりも少ない中位の回転数で、負荷に
対して比較的燃料効率の良い回転数を選んで設定してあ
る。
【0040】◆ステップSP6では、ステップSP2で
算定した「算定回転数」と「節約回転数」とを比較し
て、算定回転数が節約回転数以下の値になっているか否
かを判別し、節約回転数以下であるときは、ステップS
P11に移行し、節約回転数以下になっていないとき、
つまり、「節約回転数」を超えているときは、次のステ
ップSP7に移行する。
【0041】◆ステップSP7では、「節約回転数」を
選択して、当該回転数によりエンジン1を運転するため
の〔制御メインルーチン〕の目的とするステップ部分に
移行する。
【0042】◆ステップSP11では、ステップSP3
で算定した「算定回転数」を選択して、当該回転数によ
りエンジン1を運転するための〔制御メインルーチン〕
の目的とするステップ部分に移行する。
【0043】〔第2の方法による制御処理〕次に、第2
の方法による制御処理を行うための〔回転数制御サブル
ーチン〕、つまり、図4の制御処理フローについて説明
する。この制御処理フローは、本来は、「節約モード」
の運転を行う期間を設定して制御することを対象とした
ものである。
【0044】◆ステップSP1・ステップSP2・ステ
ップSP3では、上記の第1の方法におけるステップS
P1・ステップSP2・ステップSP3と同様の処理を
行い、ステップSP4に移行する。
【0045】◆ステップSP4では、CPU70の計時
回路74で計時されている日付、つまり、「月日デー
タ」を取り込んで、次のステップSP5に移行する。
【0046】◆ステップSP5では、「月日データ」
が、予め処理メモリ72に記憶してある「節約期間」デ
ータ内の月日になっているか否かを判別し、「節約期
間」の月日になっているときは、次のステップSP6に
移行し、「節約期間」の月・日または月・日・時間にな
っていないときは、ステップSP11に移行する。
【0047】◆ステップSP6では、「算定回転数」が
「節約回転数」以下か否かを判別し、「節約回転数」以
下のときにはステップSP11に移行し、「節約回転
数」を超えているときには、次のステップSP7に移行
する。
【0048】◆ステップSP7では、第1の方法におけ
る「節約モード」の「節約回転数」を選択して、当該回
転数によりエンジン1を運転するための〔制御メインル
ーチン〕の目的とするステップ部分に移行する。
【0049】◆ステップSP11では、ステップSP3
で算定した「算定回転数」を選択して、当該回転数によ
りエンジンを運転するための〔制御メインルーチン〕の
目的とするステップ部分に移行する。
【0050】〔変形実施〕この発明は次のように変形し
て実施することができる。
【0051】(1)第1の方法の実施例における「節約
モード」の設定部分に代えて、第2の方法の実施例にお
ける「節約期間」を設定するように構成する。
【0052】(2)第2の方法の実施例における「節約
期間」を処理メモリに記憶するのに代えて、この記憶
を、設定操作部6から作業メモリ73に記憶するように
し、必要に応じて、「節約期間」を変更できるように構
成する。
【0053】(3)第1の方法における「節約モード」
の設定する操作を、設定操作部6に設けたエンジン1の
動作条件を設定するためのスイッチ群のうちの2つのス
イッチを同時に操作することにより、この操作によって
得られる信号をCPU70で判別して「節約モード」の
設定を行えるように構成する。この構成によれば、「節
約モード」設定用のスイッチを設ける必要がなくなり、
……操作面を小さくして構成できるほか、既設の装置
を、そのまま用いて、CPU70の処理メモリ72を、
第1の方法による制御処理フローのプログラムを記憶し
たメモリに差し替えるだけで、この発明を実施し得るこ
とになる。
【0054】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、厳寒
期や酷暑期に迅速な冷暖房効果をえるためには、各室の
人の出入りによる室内の温度検出器の検出値に迅速に対
応するエンジン回転数の制御を行う必要があり、この対
応時に、一時的に、エンジンを最高回転数にするように
構成してあるものでも、第1の方法による節約モードに
設定しておくと、常に、中位の回転数以上にならないよ
うに抑えて、運転されるので、相当量の燃料節減が行
え、冷熱費を抑えることができるという特長がある。
【0055】また、第2の方法では、「節約モード」運
転を行いたい期間を予め記憶して制御しているので、当
該期間になると自動的に節約モードで運転するので、運
転操作者が「節約モード」を設定し忘れても、燃料の無
駄な消費を未然に防止し得るなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
図1〜図4はこの発明の実施例を、また、図5・図6は
従来技術を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】全体ブロック構成図
【図2】要部ブロック構成図
【図3】制御処理フローチャート
【図4】制御処理フローチャート
【図5】全体ブロック構成図
【図6】総合ブロック構成略図
【符号の説明】
1 エンジン 2 圧縮部 3 熱操作部 4 管路切換部 5 熱交換器 6 設定操作部 7 制御部 10 熱源機 70 CPU 71 入出力ポート 72 処理メモリ 73 作業メモリ 74 計時回路 75 表示部 80 室内機 80A 室内機 80B 室内機 80C 室内機 80N 室内機 81 熱交換器 82 制御部 82A 制御部 82B 制御部 82C 制御部 82N 制御部 83 設定操作部 C1 回転制御信号 S1 温度検出器 S2 温度検出器 S3 温度検出器 S4 圧力検出器 S5 温度検出器 S6 回転検出器 S11 温度検出器 S12 温度検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを動力源とするヒートポンプ装
    置によって室内に配置した空調装置に冷房または暖房を
    行わせるとともに、前記室内の温度、冷房または暖房の
    ための目標温度などによって演算した回転数により前記
    エンジンの運転を定常制御するエンジン駆動空調装置の
    制御において、 前記エンジンの最高回転数よりも少ない所定の回転数を
    節約回転数とする節約モードを設定し、 前記節約モードによる運転時は、前記演算による回転数
    が前記節約回転数を超えたときは、前記節約回転数によ
    り前記エンジンを運転する節約運転を行うことを特徴と
    する制御方法。
  2. 【請求項2】 エンジンを動力源とするヒートポンプ装
    置によって室内に配置した空調装置に冷房または暖房を
    行わせるとともに、前記室内の温度、冷房または暖房の
    ための目標温度などによって演算した回転数により前記
    エンジンの運転を定常制御するエンジン駆動空調装置の
    制御において、 前記エンジンの最高回転数よりも少ない所定の回転数を
    節約回転数とする節約モードを設定し、 前記節約モードによる運転時は、前記演算による回転数
    が前記節約回転数を超えたときは、前記節約回転数を選
    択し、 前記節約モードで運転する期間を予め設定しておき、 前記期間のみ前記節約モードを選択して節約運転を行う
    ことを特徴とする制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008107000A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Sanyo Electric Co Ltd 空調・発電装置及びその制御方法
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